JPH0548365B2 - - Google Patents
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- JPH0548365B2 JPH0548365B2 JP58066505A JP6650583A JPH0548365B2 JP H0548365 B2 JPH0548365 B2 JP H0548365B2 JP 58066505 A JP58066505 A JP 58066505A JP 6650583 A JP6650583 A JP 6650583A JP H0548365 B2 JPH0548365 B2 JP H0548365B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power transmission
- endless
- endless carrier
- block
- endless belt
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 69
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 5
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G5/00—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
- F16G5/16—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、動力伝達用無端ベルトに係り、特に
Ｖ字形断面の周溝を有する複数個のプーリ間に掛
け渡されてこれらプーリ間に動力伝達を行う動力
伝達用無端ベルトに係る。
Ｖ字形断面の周溝を有する複数個のプーリ間に掛
け渡されてこれらプーリ間に動力伝達を行う動力
伝達用無端ベルトに係る。
ベルト式無断変速機等に於て、Ｖ字形断面の周
溝を有する複数個のプーリ間に掛け渡されてこれ
らプーリ間に動力伝達を行う動力伝達用無端ベル
トの一つとして、複数個のプーリ間に掛け渡され
る無端キヤリアと、無端キヤリアに沿つて自由に
移動し得るよう無端キヤリアにより数珠繋ぎに互
いに隣接して支持され両端面にて周溝の壁面に摩
擦係合し無端キヤリア係合面にて無端キヤリアに
摩擦係合する複数個の動力伝達ブロツクとを有す
る無端ベルトが知られている。この種の無端ベル
トに於ては、各動力伝達ブロツクが入力プーリ
（駆動プーリ）より動力を伝達された動力伝達ブ
ロツクによりこれらと摩擦係合する無端キヤリア
と共に互いに当接した状態にて出力プーリ（従動
プーリ）へ向けて順次押し進められ、出力プーリ
に於てこれに動力を伝達することにより入力プー
リより出力プーリへ動力が伝達される。
溝を有する複数個のプーリ間に掛け渡されてこれ
らプーリ間に動力伝達を行う動力伝達用無端ベル
トの一つとして、複数個のプーリ間に掛け渡され
る無端キヤリアと、無端キヤリアに沿つて自由に
移動し得るよう無端キヤリアにより数珠繋ぎに互
いに隣接して支持され両端面にて周溝の壁面に摩
擦係合し無端キヤリア係合面にて無端キヤリアに
摩擦係合する複数個の動力伝達ブロツクとを有す
る無端ベルトが知られている。この種の無端ベル
トに於ては、各動力伝達ブロツクが入力プーリ
（駆動プーリ）より動力を伝達された動力伝達ブ
ロツクによりこれらと摩擦係合する無端キヤリア
と共に互いに当接した状態にて出力プーリ（従動
プーリ）へ向けて順次押し進められ、出力プーリ
に於てこれに動力を伝達することにより入力プー
リより出力プーリへ動力が伝達される。
従来の動力伝達用無端ベルトに於ては、各動力
伝達ブロツクは無端ベルトがプーリに円弧状に巻
き掛けられた領域に於ては無端キヤリア係合面よ
り半径方向内方の位置にて互いに当接するように
なつており、従つて動力伝達ブロツクの回転半
径、即ち各動力伝達ブロツクの互いに他に対する
当接部を連ねた円弧の半径よりも無端キヤリアの
回転半径が大きいので、無端キヤリアと動力伝達
ブロツクの無端キヤリア係合面との間に於て滑り
が発生し、それらの間に於ける摩擦によつて入力
プーリに入力された動力の一部が消費されること
により動力伝達用無端ベルトの動力伝達効率が悪
化され、無端キヤリア及び動力伝達ブロツクの無
端キヤリア係合面が比較的早期に摩損するという
問題がある。
伝達ブロツクは無端ベルトがプーリに円弧状に巻
き掛けられた領域に於ては無端キヤリア係合面よ
り半径方向内方の位置にて互いに当接するように
なつており、従つて動力伝達ブロツクの回転半
径、即ち各動力伝達ブロツクの互いに他に対する
当接部を連ねた円弧の半径よりも無端キヤリアの
回転半径が大きいので、無端キヤリアと動力伝達
ブロツクの無端キヤリア係合面との間に於て滑り
が発生し、それらの間に於ける摩擦によつて入力
プーリに入力された動力の一部が消費されること
により動力伝達用無端ベルトの動力伝達効率が悪
化され、無端キヤリア及び動力伝達ブロツクの無
端キヤリア係合面が比較的早期に摩損するという
問題がある。
即ち各動力伝達ブロツクは動力伝達用無端ベル
トが実質的に直線をなすプーリ間の領域に於て
は、互いに当接し且互いに平行な状態にて移動
し、プーリに円弧状に巻き掛けられた領域に於て
は互いに他に対する当接点（線）を中心に互いに
他に対し相対的に枢動することによりプーリの回
転軸線を中心とする放射状に配向された状態にて
移動する。従来の動力伝達用無端ベルトに於ては
各動力伝達ブロツクはプーリに円弧状に巻き掛け
られた領域に於ては無端キヤリア係合面より半径
方向内方の位置にて互いに当接するようになつて
いるため、各動力伝達ブロツクの無端キヤリア係
合面を有する部分は、動力伝達用無端ベルトが実
質的に直線をなすプーリ間の領域に於ては実質的
に互いに当接した状態にあるのに対し、動力伝達
用無端ベルトがプーリに円弧状に巻き掛けられた
領域に於ては互いに隔置されるため、動力伝達用
無端ベルトの直線状移動領域と円弧状移動領域と
の間の遷移領域に於て、各動力伝達ブロツクは無
端キヤリアに対し相対的に変位し、これにより無
端キヤリアと動力伝達ブロツクの無端キヤリア係
合面との間に滑りが発生し、この滑りに起因して
上述の如き問題が生じる。
トが実質的に直線をなすプーリ間の領域に於て
は、互いに当接し且互いに平行な状態にて移動
し、プーリに円弧状に巻き掛けられた領域に於て
は互いに他に対する当接点（線）を中心に互いに
他に対し相対的に枢動することによりプーリの回
転軸線を中心とする放射状に配向された状態にて
移動する。従来の動力伝達用無端ベルトに於ては
各動力伝達ブロツクはプーリに円弧状に巻き掛け
られた領域に於ては無端キヤリア係合面より半径
方向内方の位置にて互いに当接するようになつて
いるため、各動力伝達ブロツクの無端キヤリア係
合面を有する部分は、動力伝達用無端ベルトが実
質的に直線をなすプーリ間の領域に於ては実質的
に互いに当接した状態にあるのに対し、動力伝達
用無端ベルトがプーリに円弧状に巻き掛けられた
領域に於ては互いに隔置されるため、動力伝達用
無端ベルトの直線状移動領域と円弧状移動領域と
の間の遷移領域に於て、各動力伝達ブロツクは無
端キヤリアに対し相対的に変位し、これにより無
端キヤリアと動力伝達ブロツクの無端キヤリア係
合面との間に滑りが発生し、この滑りに起因して
上述の如き問題が生じる。
本発明は、従来の動力伝達用無端ベルトに於け
る上述の如き問題に鑑み、無端キヤリアと動力伝
達ブロツクの無端キヤリア係合面との間に於ける
滑りが低減され、これにより動力伝達効率及び耐
久性が向上されるよう改良された動力伝達用無端
ベルトを提供することを目的としている。
る上述の如き問題に鑑み、無端キヤリアと動力伝
達ブロツクの無端キヤリア係合面との間に於ける
滑りが低減され、これにより動力伝達効率及び耐
久性が向上されるよう改良された動力伝達用無端
ベルトを提供することを目的としている。
かかる目的は、本発明によれば、Ｖ字形断面の
周溝を有する複数個のプーリ間に掛け渡される無
端キヤリアと、前記無端キヤリアに沿つて自由に
移動し得るよう前記無端キヤリアにより数珠繋ぎ
に互いに隣接して支持され両端面にて前記周溝の
壁面に摩擦係合し無端キヤリア係合面にて前記無
端キヤリアに摩擦係合する実質的に板状の複数個
の動力伝達ブロツクとを有し、各動力伝達ブロツ
クはそれに隣接する他の動力伝達ブロツクに対向
する一方の側面に窪みを有し他方の側面にそれに
隣接する他の動力伝達ブロツクの窪みに嵌入する
突起を有する動力伝達用無端ベルトに於て、前記
突起はその突出方向へ膨出する曲面状の先端面を
有し、前記突起の先端面及び前記窪みの底面は前
記無端キヤリア係合面と前記無端キヤリアの外周
面との間の径方向位置に位置する接触部にて互い
に当接し、前記接触部は前記動力伝達ブロツクが
円弧状移動領域にあるときにも前記無端キヤリア
係合面よりも径方向内方に位置することがないよ
う構成されていることを特徴とする動力伝達用無
端ベルトによつて達成される。
周溝を有する複数個のプーリ間に掛け渡される無
端キヤリアと、前記無端キヤリアに沿つて自由に
移動し得るよう前記無端キヤリアにより数珠繋ぎ
に互いに隣接して支持され両端面にて前記周溝の
壁面に摩擦係合し無端キヤリア係合面にて前記無
端キヤリアに摩擦係合する実質的に板状の複数個
の動力伝達ブロツクとを有し、各動力伝達ブロツ
クはそれに隣接する他の動力伝達ブロツクに対向
する一方の側面に窪みを有し他方の側面にそれに
隣接する他の動力伝達ブロツクの窪みに嵌入する
突起を有する動力伝達用無端ベルトに於て、前記
突起はその突出方向へ膨出する曲面状の先端面を
有し、前記突起の先端面及び前記窪みの底面は前
記無端キヤリア係合面と前記無端キヤリアの外周
面との間の径方向位置に位置する接触部にて互い
に当接し、前記接触部は前記動力伝達ブロツクが
円弧状移動領域にあるときにも前記無端キヤリア
係合面よりも径方向内方に位置することがないよ
う構成されていることを特徴とする動力伝達用無
端ベルトによつて達成される。
本発明によれば、突起はその突出方向へ膨出す
る曲面状の先端面を有し、突起の先端面及び窪み
の底面は無端キヤリア係合面と無端キヤリアの外
周面との間の径方向位置に位置する接触部にて互
いに当接し、接触部は動力伝達ブロツクが円弧状
移動領域にあるときにも無端キヤリア係合面より
も径方向内方に位置することがないので、動力伝
達無端ベルトノ直線状移動領域と円弧状移動領域
との間の遷移領域に於ては、各ブロツクは互いに
他に対する接触部の周りに相対的に枢動すること
により実質的に互いに平行な状態よりプーリの回
転軸線に対し実質的に放射状をなす状態へ円滑に
移行すると共に、接触部は無端キヤリア係合面と
同一の径方向位置へ漸次近づき、各ブロツクの無
端キヤリア係合面が設けられた部分の周速度は無
端ベルトのブロツクに対する係合面の周速度と実
質的に同一になり、各ブロツクの無端キヤリア係
合面が設けられた部分の間の間隔が大きく変化す
ることはない。従つて無端キヤリアとブロツクの
無端キヤリア係合面との間に於ける滑りの発生を
防止することができるので、従来の動力伝達用無
端ベルトの場合に比して動力伝達効率を向上させ
ることができ、またブロツクの無端キヤリア係合
面及び無端キヤリアのブロツクとの当接面の摩耗
量を低減することができるので、従来の動力伝達
用無端ベルトの場合に比してその耐久性を向上さ
せることができる。
る曲面状の先端面を有し、突起の先端面及び窪み
の底面は無端キヤリア係合面と無端キヤリアの外
周面との間の径方向位置に位置する接触部にて互
いに当接し、接触部は動力伝達ブロツクが円弧状
移動領域にあるときにも無端キヤリア係合面より
も径方向内方に位置することがないので、動力伝
達無端ベルトノ直線状移動領域と円弧状移動領域
との間の遷移領域に於ては、各ブロツクは互いに
他に対する接触部の周りに相対的に枢動すること
により実質的に互いに平行な状態よりプーリの回
転軸線に対し実質的に放射状をなす状態へ円滑に
移行すると共に、接触部は無端キヤリア係合面と
同一の径方向位置へ漸次近づき、各ブロツクの無
端キヤリア係合面が設けられた部分の周速度は無
端ベルトのブロツクに対する係合面の周速度と実
質的に同一になり、各ブロツクの無端キヤリア係
合面が設けられた部分の間の間隔が大きく変化す
ることはない。従つて無端キヤリアとブロツクの
無端キヤリア係合面との間に於ける滑りの発生を
防止することができるので、従来の動力伝達用無
端ベルトの場合に比して動力伝達効率を向上させ
ることができ、またブロツクの無端キヤリア係合
面及び無端キヤリアのブロツクとの当接面の摩耗
量を低減することができるので、従来の動力伝達
用無端ベルトの場合に比してその耐久性を向上さ
せることができる。
また動力伝達用無端ベルトの直線状移動領域に
於ても突起及び窪みは互いに噛合つた状態を維持
するので、従来の一般的な構造の動力伝達用無端
ベルトの場合と同様、各ブロツクが無端ベルトの
移動方向に対し横方向に相対的に回転変位するこ
とを確実に防止することができる。
於ても突起及び窪みは互いに噛合つた状態を維持
するので、従来の一般的な構造の動力伝達用無端
ベルトの場合と同様、各ブロツクが無端ベルトの
移動方向に対し横方向に相対的に回転変位するこ
とを確実に防止することができる。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
第１図は本発明による動力伝達用無端ベルトが
一つのプーリに掛け渡されている部分を示す縦断
面図、第２図は第１図の線−に沿う拡大断面
図、第３図は第１図に示された動力伝達用無端ベ
ルトの一つの動力伝達ブロツクを示す斜視図であ
る。これらの図に於て、１は一つのプーリを示し
ており、該プーリ１はＶ字形断面の周溝２を有
し、軸３を中心として回転するようになつてい
る。プーリ１の周溝２には本発明による無端ベル
ト１０が掛け渡されている。無端ベルト１０は複
数個の金属ストリツプが重ね合されて環帯状に形
成された無端キヤリア１１と、無端キヤリア１１
により該無端キヤリアに沿つて自由に移動し得る
よう数珠繋ぎに互いに隣接して支持された複数個
の金属製の動力伝達ブロツク１２とを有してい
る。
一つのプーリに掛け渡されている部分を示す縦断
面図、第２図は第１図の線−に沿う拡大断面
図、第３図は第１図に示された動力伝達用無端ベ
ルトの一つの動力伝達ブロツクを示す斜視図であ
る。これらの図に於て、１は一つのプーリを示し
ており、該プーリ１はＶ字形断面の周溝２を有
し、軸３を中心として回転するようになつてい
る。プーリ１の周溝２には本発明による無端ベル
ト１０が掛け渡されている。無端ベルト１０は複
数個の金属ストリツプが重ね合されて環帯状に形
成された無端キヤリア１１と、無端キヤリア１１
により該無端キヤリアに沿つて自由に移動し得る
よう数珠繋ぎに互いに隣接して支持された複数個
の金属製の動力伝達ブロツク１２とを有してい
る。
動力伝達ブロツク１２は、第２図及び第３図に
詳細に示されている如く、上下を逆転された等脚
台形の形態をなす板状部１３と該板状部と一体に
形成され軸線１４に沿つて板状部の両端１５，１
６より突出する一対の柱状部１７，１８とよりな
るブロツク本体１９と、軸線１４に垂直な軸線２
０の周りに回転可能に柱状部１７，１８間に架設
されたガイドローラ２１とよりなつている。
詳細に示されている如く、上下を逆転された等脚
台形の形態をなす板状部１３と該板状部と一体に
形成され軸線１４に沿つて板状部の両端１５，１
６より突出する一対の柱状部１７，１８とよりな
るブロツク本体１９と、軸線１４に垂直な軸線２
０の周りに回転可能に柱状部１７，１８間に架設
されたガイドローラ２１とよりなつている。
ブロツク本体１９は軸線１４に対し実質的に等
しい角度にて傾斜した両端面２２，２３にてプー
リ１の周溝２の壁面に摩擦係合し、軸線１４に垂
直に延在しガイドローラ２１に対向する無端キヤ
リア係合面２４にて無端キヤリア１１の内周面２
５に摩擦係合している。ブロツク本体１９の一方
の側面（無端ベルト１０の進行方向後方側の側
面）２６には柱状部１７，１８の板状部１３との
接続端に近接した位置にて軸線２０に沿つて延在
し無端ベルト１０の進行方向前方へ向けて凹状を
なす一対の窪み２７，２８が設けられている。ま
たブロツク本体１９の他方の側面（無端ベルト１
０の進行方向前方側の側面）２９には、軸線２０
に沿つて延在し無端ベルト１０の進行方向前方へ
向けて突出し隣接するブロツク１０の窪み２７，
２８にそれぞれ嵌入する一対の突起３０，３１が
設けられている。
しい角度にて傾斜した両端面２２，２３にてプー
リ１の周溝２の壁面に摩擦係合し、軸線１４に垂
直に延在しガイドローラ２１に対向する無端キヤ
リア係合面２４にて無端キヤリア１１の内周面２
５に摩擦係合している。ブロツク本体１９の一方
の側面（無端ベルト１０の進行方向後方側の側
面）２６には柱状部１７，１８の板状部１３との
接続端に近接した位置にて軸線２０に沿つて延在
し無端ベルト１０の進行方向前方へ向けて凹状を
なす一対の窪み２７，２８が設けられている。ま
たブロツク本体１９の他方の側面（無端ベルト１
０の進行方向前方側の側面）２９には、軸線２０
に沿つて延在し無端ベルト１０の進行方向前方へ
向けて突出し隣接するブロツク１０の窪み２７，
２８にそれぞれ嵌入する一対の突起３０，３１が
設けられている。
ガイドローラ２１は本願出願人と同一の出願人
の出願に係る実願昭57−012346号に於て提案され
ているガイドローラと同一に構成されており、一
端にて柱状部１７に設けられた貫通孔３２に回転
可能に挿通されたピン３３と、一端にてピン３３
の他端を軸線２０に沿つて往復動可能に受ける円
筒体３４と、中央部にフランジ３５を有し一端に
て柱状部１８に設けられた貫通孔３６に回転可能
に挿通され他端にて円筒体３４の他端に圧入によ
り固定されたピン３７と、円筒体３４内にてピン
３３の他端とピン３７の他端との間に弾装された
圧縮コイルばね３８とよりなつている。ガイドロ
ーラ２１の円筒体３４はブロツク本体１９の無端
キヤリア係合面２４より所定距離にて隔置されて
おり、それらの間に無端キヤリア１１が挿通され
ている。尚第２図に示されている如く、各ガイド
ローラ２１はそのフランジ３５の軸線１４に対す
る位置が隣接するブロツク毎に第２図で見て左右
反対になるよう交互に向きを逆転してブロツクに
取付けられている。
の出願に係る実願昭57−012346号に於て提案され
ているガイドローラと同一に構成されており、一
端にて柱状部１７に設けられた貫通孔３２に回転
可能に挿通されたピン３３と、一端にてピン３３
の他端を軸線２０に沿つて往復動可能に受ける円
筒体３４と、中央部にフランジ３５を有し一端に
て柱状部１８に設けられた貫通孔３６に回転可能
に挿通され他端にて円筒体３４の他端に圧入によ
り固定されたピン３７と、円筒体３４内にてピン
３３の他端とピン３７の他端との間に弾装された
圧縮コイルばね３８とよりなつている。ガイドロ
ーラ２１の円筒体３４はブロツク本体１９の無端
キヤリア係合面２４より所定距離にて隔置されて
おり、それらの間に無端キヤリア１１が挿通され
ている。尚第２図に示されている如く、各ガイド
ローラ２１はそのフランジ３５の軸線１４に対す
る位置が隣接するブロツク毎に第２図で見て左右
反対になるよう交互に向きを逆転してブロツクに
取付けられている。
第２図の線−に沿う断面、即ち無端ベルト
１０の直線状に延在する部分の軸線１４に沿う中
央断面を拡大して示す第４図、及び無端ベルト１
０のプーリ１に円弧状に巻き掛けられた部分の軸
線１４に沿う中央断面を拡大して示す第５図に示
されている如く、各ブロツク１２の窪み２７，２
８は側面２９と平行に延在する平面をなす底面３
９と、底面３９の図にて上下方向両側に位置する
傾斜面４０及び４１とにより郭定されている。ま
た各ブロツク１２の突起３０及び３１は無端ベル
ト１０の進行方向前方へ向けて突出し軸線２０に
沿つて延在する円筒面をなす先端面４２と、先端
面４２の図にて上下方向両側に位置する傾斜面４
３及び４４とにより郭定されている。窪み２７，
２８の傾斜面４０及び４１が互いに他に対しなす
角度は突起３０，３１の傾斜面４３及び４４が互
いに他に対しなす角度よりも僅かに大きく設定さ
れている。各ブロツク１２の窪み２７及び２８の
底面３９と傾斜面４１との交差隅部４５、及び突
起３０及び３１の先端面４２と傾斜面４４とによ
り郭定される稜線部４６は無端キヤリア係合面２
４を通る平面内に位置している。
１０の直線状に延在する部分の軸線１４に沿う中
央断面を拡大して示す第４図、及び無端ベルト１
０のプーリ１に円弧状に巻き掛けられた部分の軸
線１４に沿う中央断面を拡大して示す第５図に示
されている如く、各ブロツク１２の窪み２７，２
８は側面２９と平行に延在する平面をなす底面３
９と、底面３９の図にて上下方向両側に位置する
傾斜面４０及び４１とにより郭定されている。ま
た各ブロツク１２の突起３０及び３１は無端ベル
ト１０の進行方向前方へ向けて突出し軸線２０に
沿つて延在する円筒面をなす先端面４２と、先端
面４２の図にて上下方向両側に位置する傾斜面４
３及び４４とにより郭定されている。窪み２７，
２８の傾斜面４０及び４１が互いに他に対しなす
角度は突起３０，３１の傾斜面４３及び４４が互
いに他に対しなす角度よりも僅かに大きく設定さ
れている。各ブロツク１２の窪み２７及び２８の
底面３９と傾斜面４１との交差隅部４５、及び突
起３０及び３１の先端面４２と傾斜面４４とによ
り郭定される稜線部４６は無端キヤリア係合面２
４を通る平面内に位置している。
かくして各ブロツク１２の窪み２７及び２８の
底面３９と突起３０及び３１の先端面４２とは、
第４図に示されている如く、無端ベルト１０が直
線状に延在する領域に於てはそれらの図にて上下
方向中央の接触線Ｐ（第４図の紙面に垂直に延在
している）に沿つて互いに当接し、第５図に示さ
れている如く、無端ベルト１０のプーリ１に円弧
状に巻き掛けられた領域に於ては、窪み２７及び
２８の交差隅部４５と接触線Ｐとの間の部分と、
突起３０及び３１の稜線部４６と接触線Ｐとの間
の部分とが接触線P′（第５図の紙面に垂直に延在
している）に沿つて互いに係合する状態にて互い
に当接するようになつている。
底面３９と突起３０及び３１の先端面４２とは、
第４図に示されている如く、無端ベルト１０が直
線状に延在する領域に於てはそれらの図にて上下
方向中央の接触線Ｐ（第４図の紙面に垂直に延在
している）に沿つて互いに当接し、第５図に示さ
れている如く、無端ベルト１０のプーリ１に円弧
状に巻き掛けられた領域に於ては、窪み２７及び
２８の交差隅部４５と接触線Ｐとの間の部分と、
突起３０及び３１の稜線部４６と接触線Ｐとの間
の部分とが接触線P′（第５図の紙面に垂直に延在
している）に沿つて互いに係合する状態にて互い
に当接するようになつている。
従つて動力伝達用無端ベルトの直線状移動領域
と円弧状移動領域との間の遷移領域に於ては、各
ブロツクの間の接触線は接触線Ｐの径方向位置よ
り接触線P′の径方向位置へ漸次径方向内方へ移動
するが、第５図に示されている如く無端キヤリア
係合面２４と同一の径方向位置よりも径方向内方
へ移動することはない。
と円弧状移動領域との間の遷移領域に於ては、各
ブロツクの間の接触線は接触線Ｐの径方向位置よ
り接触線P′の径方向位置へ漸次径方向内方へ移動
するが、第５図に示されている如く無端キヤリア
係合面２４と同一の径方向位置よりも径方向内方
へ移動することはない。
尚図示の実施例に於ては、第４図に示されてい
る如く、無端ベルト１０が直線状に延在する領域
に於ては、各ブロツク１２は柱状部１７及び１８
の側面２６及び２９に於ても互いに当接するよう
になつている。
る如く、無端ベルト１０が直線状に延在する領域
に於ては、各ブロツク１２は柱状部１７及び１８
の側面２６及び２９に於ても互いに当接するよう
になつている。
また各ブロツク１２の側面２９には窪み２７及
び２８の傾斜面４１と同一の角度にて傾斜する傾
斜面４７を有し無端ベルト１０の進行方向前方へ
向けて突出し軸線２０に沿つて延在するオーバハ
ング部４８が設けられており、これに対応して各
ブロツク１２の側面２６にはオーバハング部４８
を受ける傾斜面４９が設けられている。また各ブ
ロツク１２の板状部１３の厚さは柱状部１７，１
８の厚さより小さく、これにより板状部１３の側
面２６ａは第４図に示されている如く無端ベルト
１０の直線状に延在する部分に於ては隣接するブ
ロツクの側面２９より距離Ｓにて隔置されるよう
になつており、また無端ベルト１０のプーリ１に
円弧状に巻き掛けられた領域に於ても側面２６ａ
と側面２９とが互いに干渉することがないように
なつている。
び２８の傾斜面４１と同一の角度にて傾斜する傾
斜面４７を有し無端ベルト１０の進行方向前方へ
向けて突出し軸線２０に沿つて延在するオーバハ
ング部４８が設けられており、これに対応して各
ブロツク１２の側面２６にはオーバハング部４８
を受ける傾斜面４９が設けられている。また各ブ
ロツク１２の板状部１３の厚さは柱状部１７，１
８の厚さより小さく、これにより板状部１３の側
面２６ａは第４図に示されている如く無端ベルト
１０の直線状に延在する部分に於ては隣接するブ
ロツクの側面２９より距離Ｓにて隔置されるよう
になつており、また無端ベルト１０のプーリ１に
円弧状に巻き掛けられた領域に於ても側面２６ａ
と側面２９とが互いに干渉することがないように
なつている。
かくして図示の実施例によれば、無端ベルト１
０のプーリ１に円弧状に巻き掛けられた領域に於
ては各ブロツク１２の突起３０及び３１の先端面
４２及び窪み２７，２８の底面３９は無端キヤリ
ア係合面２４に近接した半径方向位置にて互いに
当接しブロツクのピツチ円の半径Ｒと無端キヤリ
ア１１の内周面２５の回転半径ｒとが実質的に一
致するので、各ブロツクの無端キヤリア係合面２
４及び無端キヤリア１１の内周面２５の周速度は
実質的に互いに同一であり、これらの間には実質
的に相対滑りが生じない。即ち無端ベルト１０の
直線状移動領域と円弧状移動領域との間の遷移領
域に於ては、各ブロツクはそれらの間の接触線の
周りに互いに他に対し相対的に円滑に枢動し、接
触線は接触線Ｐの位置より接触線P′の位置へ径方
向内方へ漸次移動して無端キヤリア係合面２４の
位置へ近づき、各ブロツクの無端キヤリア係合面
が設けられた部分が互いに離れる方向へ変位する
ことが回避されるので、各ブロツクの無端キヤリ
ア係合面２４と無端キヤリア１１の内周面２５と
の間に相対滑りが生じることが確実に回避され
る。
０のプーリ１に円弧状に巻き掛けられた領域に於
ては各ブロツク１２の突起３０及び３１の先端面
４２及び窪み２７，２８の底面３９は無端キヤリ
ア係合面２４に近接した半径方向位置にて互いに
当接しブロツクのピツチ円の半径Ｒと無端キヤリ
ア１１の内周面２５の回転半径ｒとが実質的に一
致するので、各ブロツクの無端キヤリア係合面２
４及び無端キヤリア１１の内周面２５の周速度は
実質的に互いに同一であり、これらの間には実質
的に相対滑りが生じない。即ち無端ベルト１０の
直線状移動領域と円弧状移動領域との間の遷移領
域に於ては、各ブロツクはそれらの間の接触線の
周りに互いに他に対し相対的に円滑に枢動し、接
触線は接触線Ｐの位置より接触線P′の位置へ径方
向内方へ漸次移動して無端キヤリア係合面２４の
位置へ近づき、各ブロツクの無端キヤリア係合面
が設けられた部分が互いに離れる方向へ変位する
ことが回避されるので、各ブロツクの無端キヤリ
ア係合面２４と無端キヤリア１１の内周面２５と
の間に相対滑りが生じることが確実に回避され
る。
第６図は入力プーリ（駆動プーリ）の回転数
Ninに対する出力プーリ（従動プーリ）の回転数
Noutの比ｅと出力プーリに或る一定の負荷を与
えた状態にて入力プーリを回転駆動するに必要な
必要駆動トルクとの関係を示すグラフである。尚
この第６図に於てδは無端ベルト１０の直線状移
行領域に於ける突起３０，３１の先端面４２と溝
２７，２８の底面３９との接触線Ｐを連ねたブロ
ツク接触線Ｌと各ブロツクの無端キヤリア係合面
２４との間の距離を示しており、δ＞０はブロツ
ク接触線Ｌが無端キヤリア係合面２４より第４図
及び第５図で見て上方にある場合を意味してお
り、δ＜０は従来の無端ベルトの場合の如くブロ
ツク接触線Ｌが無端キヤリア係合面２４より第４
図及び第５図で見て下方にある場合を示してい
る。
Ninに対する出力プーリ（従動プーリ）の回転数
Noutの比ｅと出力プーリに或る一定の負荷を与
えた状態にて入力プーリを回転駆動するに必要な
必要駆動トルクとの関係を示すグラフである。尚
この第６図に於てδは無端ベルト１０の直線状移
行領域に於ける突起３０，３１の先端面４２と溝
２７，２８の底面３９との接触線Ｐを連ねたブロ
ツク接触線Ｌと各ブロツクの無端キヤリア係合面
２４との間の距離を示しており、δ＞０はブロツ
ク接触線Ｌが無端キヤリア係合面２４より第４図
及び第５図で見て上方にある場合を意味してお
り、δ＜０は従来の無端ベルトの場合の如くブロ
ツク接触線Ｌが無端キヤリア係合面２４より第４
図及び第５図で見て下方にある場合を示してい
る。
この第６図より、従来の無端ベルトに於てはブ
ロツクと無端キヤリアとの間の滑りに起因して入
力プーリ回転数を出力プーリ回転数との差が大き
くなればなるほど入力プーリの必要駆動トルクが
増大するのに対し、本発明による動力伝達用無端
ベルトによれば距離δは必ずδ≧０に維持される
ので、第６図に於て実線にて示されている如く、
入力プーリ回転数と出力プーリ回転数との差が増
大しても必要駆動トルクが比較的低い値に維持さ
れることが解る。
ロツクと無端キヤリアとの間の滑りに起因して入
力プーリ回転数を出力プーリ回転数との差が大き
くなればなるほど入力プーリの必要駆動トルクが
増大するのに対し、本発明による動力伝達用無端
ベルトによれば距離δは必ずδ≧０に維持される
ので、第６図に於て実線にて示されている如く、
入力プーリ回転数と出力プーリ回転数との差が増
大しても必要駆動トルクが比較的低い値に維持さ
れることが解る。
以上の説明より、本発明によれば、無端キヤリ
アとブロツクの無端キヤリア係合面との間に於け
る滑りの発生を防止し、これにより従来の動力伝
達用無端ベルトの場合に比して動力伝達効率を向
上させることができ、またブロツクの無端キヤリ
ア係合面及び無端キヤリアの内周面の摩耗量を低
減し、これにより従来の動力伝達用無端ベルトの
場合に比してその耐久性を向上させることができ
ることが理解されよう。
アとブロツクの無端キヤリア係合面との間に於け
る滑りの発生を防止し、これにより従来の動力伝
達用無端ベルトの場合に比して動力伝達効率を向
上させることができ、またブロツクの無端キヤリ
ア係合面及び無端キヤリアの内周面の摩耗量を低
減し、これにより従来の動力伝達用無端ベルトの
場合に比してその耐久性を向上させることができ
ることが理解されよう。
尚本発明による動力伝達用無端ベルトに於て
は、各ブロツクの突起３０及び３１の先端面４２
及び窪み２７，２８の底面３９がそれぞれ稜線部
４５及び隅部４６とが互いに係合する状態にて互
いに当接するよう、突起３０及び３１が第４図に
於て仮想線５０にて示されている如き断面形状に
形成されてもよく、また突起３０，３１の傾斜面
４４及びオーバハング部４８の傾斜面４７は傾斜
面４９との干渉が確実に回避されるよう、第４図
に於て仮想線５１にて示されている如き外形に形
成されてもよい。
は、各ブロツクの突起３０及び３１の先端面４２
及び窪み２７，２８の底面３９がそれぞれ稜線部
４５及び隅部４６とが互いに係合する状態にて互
いに当接するよう、突起３０及び３１が第４図に
於て仮想線５０にて示されている如き断面形状に
形成されてもよく、また突起３０，３１の傾斜面
４４及びオーバハング部４８の傾斜面４７は傾斜
面４９との干渉が確実に回避されるよう、第４図
に於て仮想線５１にて示されている如き外形に形
成されてもよい。
以上に於ては本発明を特定の実施例について詳
細に説明したが、本発明はかかる実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内にて種々の実
施例が可能であることは当業者にとつて明らかで
あろう。
細に説明したが、本発明はかかる実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内にて種々の実
施例が可能であることは当業者にとつて明らかで
あろう。
第１図は本発明による動力伝達用無端ベルトが
一つのプーリに掛け渡されている部分を示す縦断
面図、第２図は第１図の線−に沿う拡大断面
図、第３図は本発明による動力伝達用無端ベルト
の一つの動力伝達ブロツクを示す斜視図、第４図
は動力伝達用無端ベルトの直線状に延在する部分
の中央断面を拡大して示す部分断面図、第５図は
動力伝達用無端ベルトのプーリに円弧状に巻き掛
けられた部分に於ける中央断面を拡大して示す部
分断面図、第６図は入力プーリの回転数に対する
出力プーリの回転数の比ｅと必要駆動トルクとの
関係を示すグラフである。 １……プーリ、２……周溝、３……軸、１０…
…動力伝達用無端ベルト、１１……無端キヤリ
ア、１２……動力伝達ブロツク、１３……板状
部、１４……軸線、１５，１６……側端部、１
７，１８……柱状部、１９……ブロツク本体、２
０……軸線、２１……ガイドローラ、２２，２３
……側端面、２４……係合面、２５……内周面、
２６……側面、２７，２８……窪み、２９……側
面、３０，３１……突起、３２……貫通孔、３３
……ピン、３４……円筒体、３５……フランジ、
３６……貫通孔、３７……ピン、３８……圧縮コ
イルばね、３９……底面、４０，４１……傾斜
面、４２……先端面、４３，４４……傾斜面、４
５……隅部、４６……稜線部、４７……傾斜面、
４８……オーバハング部、４９……傾斜面。
一つのプーリに掛け渡されている部分を示す縦断
面図、第２図は第１図の線−に沿う拡大断面
図、第３図は本発明による動力伝達用無端ベルト
の一つの動力伝達ブロツクを示す斜視図、第４図
は動力伝達用無端ベルトの直線状に延在する部分
の中央断面を拡大して示す部分断面図、第５図は
動力伝達用無端ベルトのプーリに円弧状に巻き掛
けられた部分に於ける中央断面を拡大して示す部
分断面図、第６図は入力プーリの回転数に対する
出力プーリの回転数の比ｅと必要駆動トルクとの
関係を示すグラフである。 １……プーリ、２……周溝、３……軸、１０…
…動力伝達用無端ベルト、１１……無端キヤリ
ア、１２……動力伝達ブロツク、１３……板状
部、１４……軸線、１５，１６……側端部、１
７，１８……柱状部、１９……ブロツク本体、２
０……軸線、２１……ガイドローラ、２２，２３
……側端面、２４……係合面、２５……内周面、
２６……側面、２７，２８……窪み、２９……側
面、３０，３１……突起、３２……貫通孔、３３
……ピン、３４……円筒体、３５……フランジ、
３６……貫通孔、３７……ピン、３８……圧縮コ
イルばね、３９……底面、４０，４１……傾斜
面、４２……先端面、４３，４４……傾斜面、４
５……隅部、４６……稜線部、４７……傾斜面、
４８……オーバハング部、４９……傾斜面。
Claims (1)
- １ Ｖ字形断面の周溝を有する複数個のプーリ間
に掛け渡される無端キヤリアと、前記無端キヤリ
アに沿つて自由に移動し得るよう前記無端キヤリ
アにより数珠繋ぎに互いに隣接して支持され両端
面にて前記周溝の壁面に摩擦係合し無端キヤリア
係合面にて前記無端キヤリアに摩擦係合する実質
的に板状の複数個の動力伝達ブロツクとを有し、
各動力伝達ブロツクはそれに隣接する他の動力伝
達ブロツクに対向する一方の側面に窪みを有し他
方の側面にそれに隣接する他の動力伝達ブロツク
の窪みに嵌入する突起を有する動力伝達用無端ベ
ルトに於て、前記突起はその突出方向へ膨出する
曲面状の先端面を有し、前記突起の先端面及び前
記窪みの底面は前記無端キヤリア係合面と前記無
端キヤリアの外周面との間の径方向位置に位置す
る接触部にて互いに当接し、前記接触部は前記動
力伝達ブロツクが円弧状移動領域にあるときにも
前記無端キヤリア係合面よりも径方向内方に位置
することがないよう構成されていることを特徴と
する動力伝達用無端ベルト。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58066505A JPS59190540A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 動力伝達用無端ベルト |
| US06/579,968 US4525160A (en) | 1983-04-14 | 1984-02-14 | Endless belt member for a continuously variable transmission |
| DE8484301706T DE3469313D1 (en) | 1983-04-14 | 1984-03-13 | Endless belt member for a continuously variable transmission |
| EP84301706A EP0122064B1 (en) | 1983-04-14 | 1984-03-13 | Endless belt member for a continuously variable transmission |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58066505A JPS59190540A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 動力伝達用無端ベルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59190540A JPS59190540A (ja) | 1984-10-29 |
| JPH0548365B2 true JPH0548365B2 (ja) | 1993-07-21 |
Family
ID=13317751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58066505A Granted JPS59190540A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 動力伝達用無端ベルト |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4525160A (ja) |
| EP (1) | EP0122064B1 (ja) |
| JP (1) | JPS59190540A (ja) |
| DE (1) | DE3469313D1 (ja) |
Families Citing this family (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4618337A (en) * | 1983-10-26 | 1986-10-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | V-belt assembly for transmitting power |
| US4595386A (en) * | 1984-01-25 | 1986-06-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | V-belt assembly for transmitting power |
| US4643703A (en) * | 1984-06-22 | 1987-02-17 | Tsubakimoto Chain Co. | Frictional transmission chain |
| JPS6179044A (ja) * | 1984-09-26 | 1986-04-22 | Aisin Warner Ltd | 伝動用無端ベルト |
| US4595387A (en) * | 1984-10-19 | 1986-06-17 | The Gates Rubber Company | V-belt |
| US4718881A (en) * | 1985-02-12 | 1988-01-12 | Tsubakimoto Chain Co. | Frictional transmission chain |
| EP0298258A1 (en) * | 1987-06-05 | 1989-01-11 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Power transmitting V-belt |
| WO2002053937A1 (en) | 2000-12-28 | 2002-07-11 | Van Doorne's Transmissie B.V. | Belt |
| DE60043940D1 (de) * | 2000-12-28 | 2010-04-15 | Bosch Transmission Technology | Treibriemen |
| US7108624B2 (en) | 2000-12-28 | 2006-09-19 | Van Doorne's Transmissie B.V. | Belt |
| US7832297B2 (en) | 2005-04-19 | 2010-11-16 | Hewatt Chris B | Method and apparatus for gyroscopic propulsion |
| NL1041121B1 (en) * | 2014-12-23 | 2016-10-11 | Bosch Gmbh Robert | A pushbelt for a continuously variable transmission and a transmission provided therewith. |
| EP3408550B1 (en) * | 2016-01-29 | 2021-03-10 | SRI International | Compact infinitely variable transmission |
| JP6540832B2 (ja) * | 2016-02-12 | 2019-07-10 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 伝達ベルト |
| WO2017200057A1 (ja) * | 2016-05-18 | 2017-11-23 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 伝達ベルト |
| CN110337552B (zh) * | 2017-03-03 | 2021-01-15 | 爱信艾达株式会社 | 传动带的单体的设计方法以及传动带 |
| JP6809368B2 (ja) * | 2017-05-16 | 2021-01-06 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 無段変速機および伝動ベルト |
| CN110651138B (zh) * | 2017-06-02 | 2021-06-15 | 爱信艾达株式会社 | 传动带用单体及传动带 |
| CN107448569B (zh) * | 2017-09-22 | 2019-08-27 | 陈学琴 | 自适应活齿无级变速器 |
| JP6621495B2 (ja) * | 2018-04-03 | 2019-12-18 | 本田技研工業株式会社 | 無段変速機用金属エレメントおよび無段変速機用金属エレメントの製造方法 |
| NL1043108B1 (en) | 2018-12-24 | 2020-07-21 | Bosch Gmbh Robert | Method for manufacturing a drive belt for a continuously variable transmission and a drive belt thus manufactured |
Citations (2)
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|---|---|---|---|---|
| JPS54119193A (en) * | 1978-01-31 | 1979-09-14 | Volvo Car Bv | Method of producing curved supporting surface to continuous traverse direction element row disposed on driving belt |
| JPS5824640A (ja) * | 1981-08-06 | 1983-02-14 | Nissan Motor Co Ltd | 伝動ｖベルト |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE252848C (ja) * | ||||
| DE1960350A1 (de) * | 1969-12-02 | 1971-06-09 | Volkswagenwerk Ag | Keilriemen fuer Getriebe mit stufenlos veraenderbarem UEbersetzungsverhaeltnis |
| NL152969C (nl) * | 1973-08-31 | 1983-04-18 | Volvo Car Bv | Drijfband met een trapeziumvormig profiel, bestaande uit een metalen trekband en verschuifbaar daarop aangebrachte metalen dwarselementen. |
| NL155927B (nl) * | 1975-10-09 | 1978-02-15 | Doornes Transmissie Bv | Metalen drijfriem, alsmede duwelement daarvoor. |
| JPS5582455A (en) * | 1978-12-18 | 1980-06-21 | Toshiba Corp | Resin sealing type semiconductor device |
| JPS5596997A (en) * | 1979-01-18 | 1980-07-23 | Roland Kk | Playing tone element generator for electronic musical instrument |
| NL7900923A (nl) * | 1979-02-06 | 1980-08-08 | Doornes Transmissie Bv | Samengestelde drijfriem voorzien van dwarselementen met koppelingsmiddelen, en dwarselement voor een drijfriem. |
-
1983
- 1983-04-14 JP JP58066505A patent/JPS59190540A/ja active Granted
-
1984
- 1984-02-14 US US06/579,968 patent/US4525160A/en not_active Expired - Fee Related
- 1984-03-13 EP EP84301706A patent/EP0122064B1/en not_active Expired
- 1984-03-13 DE DE8484301706T patent/DE3469313D1/de not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54119193A (en) * | 1978-01-31 | 1979-09-14 | Volvo Car Bv | Method of producing curved supporting surface to continuous traverse direction element row disposed on driving belt |
| JPS5824640A (ja) * | 1981-08-06 | 1983-02-14 | Nissan Motor Co Ltd | 伝動ｖベルト |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0122064B1 (en) | 1988-02-10 |
| EP0122064A1 (en) | 1984-10-17 |
| DE3469313D1 (en) | 1988-03-17 |
| JPS59190540A (ja) | 1984-10-29 |
| US4525160A (en) | 1985-06-25 |
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