JPH0548349Y2 - - Google Patents

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JPH0548349Y2
JPH0548349Y2 JP1984106816U JP10681684U JPH0548349Y2 JP H0548349 Y2 JPH0548349 Y2 JP H0548349Y2 JP 1984106816 U JP1984106816 U JP 1984106816U JP 10681684 U JP10681684 U JP 10681684U JP H0548349 Y2 JPH0548349 Y2 JP H0548349Y2
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heat sensitive
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JP1984106816U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は鍋の温度を検知せる感熱素子と、感熱
体ケースの上下動に連動して開閉せるスイツチと
を感熱体ケース内に一体的に組み込み、所謂空炊
き防止を計つた感熱装置に関する。
(ロ) 従来技術 従来、特開昭57−78734号公報に示されている
感熱装置は鍋の底面に弾接せる感熱体ケースと、
該感熱体ケース内に配設され前記鍋の温度を検知
せる感熱素子と、前記感熱体ケースの底部を挿通
した状態で立設され前記感熱体ケースを上下摺動
可能とせる案内筒と、該案内筒に配設する固定接
点と、前記感熱体ケースの上下動に連動して前記
固定接点と接離する可動接点とを具備している。
しかしながら、この感熱素子の案内筒は摺動孔
に挿通されているだけであり、少許の力で回動或
いは傾くものであつた。従つて、少許の外力で案
内筒に加わると固定接点が所定位置からずれ可動
接点と確実に接離することができなかつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は上記の欠点を考慮して固定接点と可動
接点の接離を確実に行うことを目的とする。
(ニ) 考案の構成 本考案は鍋の底面に弾接せる感熱体ケースと、
該感熱体ケース内に配設され前記鍋の温度を検知
せる感熱素子と、前記感熱体ケースを上下摺動可
能とせる固定軸と、該固定軸に配設する固定接点
と、前記感熱体ケースの上下動に連動して前記固
定接点と接離する可動接点と、前記固定軸の上部
両端に形成するスプリング受部と、前記感熱体ケ
ース内の上部と前記スプリング受部との間に介装
され前記感熱体ケースを常時上方へ附勢する内部
スプリングと、前記感熱体ケースの内周の相対向
する位置に上下方向に亘つて形成され前記スプリ
ング受部の側端部と接する案内筒とから構成する
ものである。
(ホ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
1は所謂ジヤー炊飯器等の電気調理器本体で、
上面を開口した有底筒状の外鍋2と、該外鍋と前
記本体1間の周側部に巻設せる断熱材3と、外鍋
2内に挿脱自在に吊下される如く配設される内鍋
4と、ヒンジ部5を介して前記本体1に回動自在
に取り付けられ、且つ外鍋2上面を開閉自在に閉
塞せる蓋体6と、前記外鍋2内底部に配設された
環状のシーズヒータ等の炊飯用発熱体7と、前記
外鍋2の上部外周に巻装せる保温用発熱体8とか
ら構成されている。前記外鍋2の内底面はその略
中央部分に上方へ膨出する膨出部9を一体形成
し、且つその中央に透孔10を穿設している。
又、前記膨出部9と間隔を存して取付板11を前
記外鍋2の内底部裏面に固定している。この取付
板11の略中央で且つ前記透孔10と対向する位
置には平坦なる当接部12を設け、そしてこの当
接部12の両側には挿入孔13,13を穿設し、
更にこの挿入孔13から幾分の距離を存して貫通
孔14を穿設している。
15は後述する感熱素子の感知温度に応じて前
記発熱体7,8への通電を制御せる電子制御回路
を有した電装ボツクスである。
次に感熱装置について説明すると、16は前記
透孔10を介して前記内鍋4の外底面に当接する
感熱体ケースで、熱伝導性の良好な例えばアルミ
ニウム等の金属で成形した受熱盤17と、該受熱
盤の下部に位置した筒形状の外枠18と、該外枠
内に収納され、底面略中央に摺動筒19を形成し
た有底筒状の電気絶縁性の支持体20とで外殻を
構成している。前記受熱盤17は外周を下方に折
曲してフランジ部17aを形成し、且つ前記外枠
18は上部周縁にツバ部18aを形成している。
そしてこのツバ部18aはフランジ部17aの内
側にカシメ固定されている。21は前記フランジ
部17aと前記取付板11との間に介装される外
部スプリングで、前記感熱体ケース16を常時上
方へ附勢して前記透孔10から出没自在としてい
る。尚、前記外枠18の下端適所に、前記貫通孔
14を貫通して抜け止め用の係止部22を有した
垂下片23を形成し、前記感熱体ケース16が前
記外部スプリング21により一定寸法以上飛び出
さないように規制している。24は前記受熱盤1
7を介して内鍋4の温度を感知するサーミスタ等
の感熱素子で、その外周を熱絶縁性の耐熱チユー
ブ25で保護されている。26は前記感熱素子2
4を上面に載置する板状のマイカ板等の絶縁板
で、前記支持体20の内径よりわずかに小さい径
で形成されている。27は前記絶縁板26の下方
に位置する断面〓状の板バネで、その両端を前記
支持体20の上部内周の相対向する位置に形成し
た板バネ受座28,28の上面に載置して絶縁板
26を上方に押圧し前記感熱素子24を受熱盤1
7に圧接する如く附勢している。29は前記感熱
体ケース16内に立設せる棒状の電気絶縁性の固
定軸で、上下方向に亘つて平坦なる絶縁面30,
30を相対向する位置に形成し、上端には水平方
向に亘つて延びる接点固定部31を形成し、そし
て下端は支持体20の摺動筒19を介して前記取
付板11の当接部12に当接し、前記感熱体ケー
ス16を上下動自在としている。32,32は、
前記接点固定部31の両端下部に形成したスプリ
ング受部で、その側端部を支持体20の内周の相
対向する位置に上下方向に亘つて形成した案内溝
33,33の内壁に接する如く配設されており、
固定軸29の回り止めを行なうと共に感熱体ケー
ス16の上下摺動時に固定軸29が傾くことを防
止しているものである。34は前記接点固定部3
1の上面から両側面に亘つて形成した固定段部3
5に金属板を巻装して設けた固定接点で、その両
側面を前記絶縁面30,30と連続且つ、同一面
となるように設けられている。36,36は前記
支持体20の内底面に位置し前記摺動筒19を介
在して相対向するように配設した一対の可動接点
板、37,37は該可動接点板に設けた可動接点
で、前記感熱体ケース16の上下動に連動して固
定接点34の両側面及び絶縁面30,30を上下
摺動できるものである。38,38は前記可動接
点板36,36に電気的に取り付けられた端子
板、39は前記スプリング受部32,32と板バ
ネ27との間に介装される内部スプリングで、感
熱体ケース16を常に上方に附勢するように働い
ており、固定軸29が傾いた時に元の位置へ戻そ
うとする力を有している。又、この内部スプリン
グ39は内鍋4の収納時に圧縮されるので、この
圧縮分の附勢力を前記板バネ27に印加すること
ができ、従つて前記受熱盤17と感熱素子24と
の密着性を高めることができる。
次に斯る構成による動作を説明すると、第3図
に示すように、外鍋2内に内鍋4が収納されてい
ない時には感熱体ケース16は外部スプリング2
1にて一定寸法飛び出すようになるために、可動
接点37,37と固定接点34は接触し、可動接
点37,37間は導通することになる。そして、
この状態を図示しない構造でもつて検出し炊飯用
発熱体7への給電を遮断すると所謂内鍋4の非収
納時における空炊き防止ができる。
又、第2図に示すように内鍋4を外鍋2内に収
納したときには、この内鍋4の底面で感熱体ケー
ス16が前記外部スプリング21に抗して下方へ
押圧され、この時感熱体ケース16は固定軸29
を中心軸にして下方へ摺動されるもので、可動接
点37,37は固定接点34の両側面を摺動して
固定軸29の絶縁面30,30に当接し、可動接
点37,37間は不導通となる。そして、この状
態を図示しない構造でもつて検出し炊飯用発熱体
7及び保温用発熱体8に通電可能とならしめるも
のである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は調理器本体内に挿脱自在に配設される
鍋の底面に弾接せる感熱体ケースと、該感熱体ケ
ース内に配設され前記鍋の温度を検知せる感熱素
子と、前記感熱体ケースの底部を挿通した状態で
立設され前記感熱体ケースを上下摺動可能とせる
固定軸と、該固定軸に配設する固定接点と、前記
感熱体ケースの上下動に連動して前記固定接点と
接離する可動接点と、前記固定軸の上部両端に形
成するスプリング受部と、前記感熱体ケース内の
上部と前記スプリング受部との間に介装され前記
感熱体ケースを常時上方へ附勢する内部スプリン
グと、前記感熱体ケースの内周の相対向する位置
に上下方向に亘つて形成され前記スプリング受部
の側端部と接する案内溝とから構成するものであ
るから、前記スプリング受部と案内溝により、前
記固定軸の回り止めを行うことができると共に感
熱体ケースの上下摺動時に固定軸が傾くことを防
止できるので、固定接点が所定位置からずれるこ
とがなく確実に可動接点と接離することができ
る。しかも仮に固定軸が傾くようなことがつても
内部スプリングにより元の位置に戻すことができ
るものである。
又、スプリング受部は固定軸の回り止め及び傾
き防止を行う部材と内部スプリングを載置する部
材とを兼備するものであるから、部品点数を削減
することができ、感熱装置を小型化することがで
きる物である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の感熱装置を具備せるジヤー炊
飯器の部分破断側面図、第2図は同じく第1図の
要部拡大図、第3図は同じく鍋を取り外した時の
同断面図、第4図は同じく受熱盤と支持体と該支
持体に収納せる各種部材の斜視図である。 1……調理器本体、4……鍋、16……感熱体
ケース、24……感熱素子、29……固定軸、3
2,32……スプリング受部、33,33……案
内溝、34……固定接点、37,37……可動接
点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 調理器本体内に挿脱自在に配設される鍋の底面
    に弾接せる感熱体ケースと、該感熱体ケース内に
    配設され前記鍋の温度を検知せる感熱素子と、前
    記感熱体ケースの底部を挿通した状態で立設され
    前記感熱体ケースを上下摺動可能とせる固定軸
    と、該固定軸に配設する固定接点と、前記感熱体
    ケースの上下動に連動して前記固定接点と接離す
    る可動接点と、前記固定軸の上部両端に形成する
    スプリング受部と、前記感熱体ケース内の上部と
    前記スプリング受部との間に介装され前記感熱体
    ケースを常時上方へ附勢する内部スプリングと、
    前記感熱体ケースの内周の相対向する位置に上下
    方向に亘つて形成され前記スプリング受部の側端
    部と接する案内溝とから構成することを特徴とす
    る感熱装置。
JP10681684U 1984-07-13 1984-07-13 感熱装置 Granted JPS6123161U (ja)

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JP10681684U JPS6123161U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 感熱装置

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JP10681684U JPS6123161U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 感熱装置

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Publication Number Publication Date
JPS6123161U JPS6123161U (ja) 1986-02-10
JPH0548349Y2 true JPH0548349Y2 (ja) 1993-12-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5778734A (en) * 1980-11-04 1982-05-17 Sanyo Electric Co Thermosensor

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58187920U (ja) * 1982-06-08 1983-12-14 三菱電機株式会社 押釦スイツチ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5778734A (en) * 1980-11-04 1982-05-17 Sanyo Electric Co Thermosensor

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JPS6123161U (ja) 1986-02-10

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