JPH0548191Y2 - - Google Patents
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- JPH0548191Y2 JPH0548191Y2 JP3293489U JP3293489U JPH0548191Y2 JP H0548191 Y2 JPH0548191 Y2 JP H0548191Y2 JP 3293489 U JP3293489 U JP 3293489U JP 3293489 U JP3293489 U JP 3293489U JP H0548191 Y2 JPH0548191 Y2 JP H0548191Y2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 206010047571 Visual impairment Diseases 0.000 description 1
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Description
本考案はカメラ用セルフタイマ回路に関し、よ
り詳細には、外付け回路であるセルフタイマ用ス
イツチと同じく外付け回路であるセルフタイマ撮
影モードを表示するための表示手段とを、単一の
入・出力接点を介して、IC化されたセルフタイ
マ用内部回路と接続できる様にしたカメラ用セル
フタイマ回路に関する。
り詳細には、外付け回路であるセルフタイマ用ス
イツチと同じく外付け回路であるセルフタイマ撮
影モードを表示するための表示手段とを、単一の
入・出力接点を介して、IC化されたセルフタイ
マ用内部回路と接続できる様にしたカメラ用セル
フタイマ回路に関する。
先ず、第6図は従来より知られている解除可能
なカメラ用セルフタイマ回路の一例を示すもので
あり、第7図及び第8図はそのタイムチヤートを
示す。 図中1はIC化されたセルフタイマ用内部回路
であり、セルフタイマ用スイツチ2(メーク接点
動作)及びセルフタイマ撮影モードであることを
示すLED表示器3は各々接続端子4,5に例え
ば半田付け等の方法で接続されて、セルフタイマ
用内部回路1と導通している。 第7図を参照すると、スイツチ2がメークして
入力回路を構成するスイツチング用のトランジス
タ6が導通すると、インバータ7の出力はHレベ
ルに立ち上がり、そのアツプエツジでフリツプフ
ロツプ8がセツトされ、その出力によつてオア
ゲート9の出力がLレベルになり、バイパス用の
トランジスタ10が遮断される。 トランジスタ10のコレクタは定電流源11と
トランジスタ12のコレクタの相互接続点に対し
て接続されている。このトランジスタ12はベー
ス−コレクタ間が短絡されて実質的にダイオード
として作用し、トランジスタ12のベースレベル
がLED表示器3に対して駆動電流を供給するた
めのスイツチング用のトランジスタ13のベース
に接続されている。 従つて、上述の様にしてトランジスタ10が遮
断されると、定電流源11から供給される電流は
トランジスタ12に流れ、そのベース−エミツタ
間電圧によつてトランジスタ13が導通して
LED表示器3が点灯し、セルフタイマ撮影モー
ドがスタートしたことを知らしめる。 また、フリツプフロツプ8のQ出力は発振器1
4及び分周器15の動作許可端子とカウンタ16
のローアクテイブのクリア端子とアンドゲート1
7の一方の入力に接続されており、発振器14は
フリツプフロツプ8のQ出力がHレベルになると
パルスを発生し、分周器15はフリツプフロツプ
8のQ出力がHレベルになると発振器14が発生
するパルスのアツプエツジで倍周期のパルスを発
生する。この分周器15が発生したパルスはアン
ドゲート17の他方の入力を通過してカウンタ1
6を歩進する。 このカウンタ16は分周器15が作動を開始し
てから例えば7秒後に立ち上がるQ1出力と、例
えば10秒後に立ち上がるQ2出力とを有しており、
カウンタ16のQ1出力はアンドゲート18に加
えられている。 このアンドゲート18の他方の入力にはアンド
ゲート17の出力が接続されており、カウンタ1
6のQ1出力がHレベルになると、アンドゲート
17を通過したパルスはアンドゲート18及びア
ンドゲート9を順次通過して、バイパス用のトラ
ンジスタ10をオンオフさせるので、LED表示
器3は点滅し、セルフタイマモードにおけるシヤ
ツタレリーズが近づいたことを知らしめる。 その後カウンタ16のQ2出力がHレベルにな
るとオアゲート9の出力がHレベルになつて
LED表示器3を消灯せしめるとともに、シヤツ
タ制御回路にレリーズ信号が加えられ、セルフタ
イマモードにおけるシヤツタレリーズがなされ
る。 尚、シヤツタ制御回路自体は公知である。 又、カウンタ16のQ2出力をトリガとしてワ
ンシヨト回路19は負パルスを発生し、この負パ
ルスのアツプエツジでワンシヨト回路20が発生
する正パルスによつてフリツプフロツプ8はクリ
アされ、上記のセルフタイマ回路は初期化され
る。 更に、フリツプフロツプ8は自身の出力がD
入力に接続されて、トリガパルスのアツプエツジ
毎に反転する様に構成されているので、第8図に
示す様に、セルフタイマが起動した後でシヤツタ
レリーズ信号が発生する以前のタイミングで、ス
イツチ2が再度メークするとフリツプフロツプ8
は論理状態が反転してリセツトされ、回路全体が
初期化されてセルフタイマ撮影モードが解除され
る。
なカメラ用セルフタイマ回路の一例を示すもので
あり、第7図及び第8図はそのタイムチヤートを
示す。 図中1はIC化されたセルフタイマ用内部回路
であり、セルフタイマ用スイツチ2(メーク接点
動作)及びセルフタイマ撮影モードであることを
示すLED表示器3は各々接続端子4,5に例え
ば半田付け等の方法で接続されて、セルフタイマ
用内部回路1と導通している。 第7図を参照すると、スイツチ2がメークして
入力回路を構成するスイツチング用のトランジス
タ6が導通すると、インバータ7の出力はHレベ
ルに立ち上がり、そのアツプエツジでフリツプフ
ロツプ8がセツトされ、その出力によつてオア
ゲート9の出力がLレベルになり、バイパス用の
トランジスタ10が遮断される。 トランジスタ10のコレクタは定電流源11と
トランジスタ12のコレクタの相互接続点に対し
て接続されている。このトランジスタ12はベー
ス−コレクタ間が短絡されて実質的にダイオード
として作用し、トランジスタ12のベースレベル
がLED表示器3に対して駆動電流を供給するた
めのスイツチング用のトランジスタ13のベース
に接続されている。 従つて、上述の様にしてトランジスタ10が遮
断されると、定電流源11から供給される電流は
トランジスタ12に流れ、そのベース−エミツタ
間電圧によつてトランジスタ13が導通して
LED表示器3が点灯し、セルフタイマ撮影モー
ドがスタートしたことを知らしめる。 また、フリツプフロツプ8のQ出力は発振器1
4及び分周器15の動作許可端子とカウンタ16
のローアクテイブのクリア端子とアンドゲート1
7の一方の入力に接続されており、発振器14は
フリツプフロツプ8のQ出力がHレベルになると
パルスを発生し、分周器15はフリツプフロツプ
8のQ出力がHレベルになると発振器14が発生
するパルスのアツプエツジで倍周期のパルスを発
生する。この分周器15が発生したパルスはアン
ドゲート17の他方の入力を通過してカウンタ1
6を歩進する。 このカウンタ16は分周器15が作動を開始し
てから例えば7秒後に立ち上がるQ1出力と、例
えば10秒後に立ち上がるQ2出力とを有しており、
カウンタ16のQ1出力はアンドゲート18に加
えられている。 このアンドゲート18の他方の入力にはアンド
ゲート17の出力が接続されており、カウンタ1
6のQ1出力がHレベルになると、アンドゲート
17を通過したパルスはアンドゲート18及びア
ンドゲート9を順次通過して、バイパス用のトラ
ンジスタ10をオンオフさせるので、LED表示
器3は点滅し、セルフタイマモードにおけるシヤ
ツタレリーズが近づいたことを知らしめる。 その後カウンタ16のQ2出力がHレベルにな
るとオアゲート9の出力がHレベルになつて
LED表示器3を消灯せしめるとともに、シヤツ
タ制御回路にレリーズ信号が加えられ、セルフタ
イマモードにおけるシヤツタレリーズがなされ
る。 尚、シヤツタ制御回路自体は公知である。 又、カウンタ16のQ2出力をトリガとしてワ
ンシヨト回路19は負パルスを発生し、この負パ
ルスのアツプエツジでワンシヨト回路20が発生
する正パルスによつてフリツプフロツプ8はクリ
アされ、上記のセルフタイマ回路は初期化され
る。 更に、フリツプフロツプ8は自身の出力がD
入力に接続されて、トリガパルスのアツプエツジ
毎に反転する様に構成されているので、第8図に
示す様に、セルフタイマが起動した後でシヤツタ
レリーズ信号が発生する以前のタイミングで、ス
イツチ2が再度メークするとフリツプフロツプ8
は論理状態が反転してリセツトされ、回路全体が
初期化されてセルフタイマ撮影モードが解除され
る。
さて、近年のカメラは動作の大半がIC化され
た電子回路によつて制御されており、制御動作の
中心となるICチツプの入・出力ピンの数には物
理的に制約があるため、個々の単位回路毎に必要
な外部入・出力端子の数をできる限り低減するこ
とが望ましいが、上述の従来のセルフタイマ回路
の場合には、スイツチ2から入力信号を受け付け
るための入力端子4とLED表示器3を駆動する
ための出力端子5とを独立して設ける必要から、
セルフタイマ回路のために2個の入・出力端子を
使用しなければならないという問題があつた。
た電子回路によつて制御されており、制御動作の
中心となるICチツプの入・出力ピンの数には物
理的に制約があるため、個々の単位回路毎に必要
な外部入・出力端子の数をできる限り低減するこ
とが望ましいが、上述の従来のセルフタイマ回路
の場合には、スイツチ2から入力信号を受け付け
るための入力端子4とLED表示器3を駆動する
ための出力端子5とを独立して設ける必要から、
セルフタイマ回路のために2個の入・出力端子を
使用しなければならないという問題があつた。
本考案はこの様な問題点に鑑みてなされたもの
であり、単一の外部接続用の入・出力端子をスイ
ツチからの入力用の入力端子及び表示器の駆動用
の出力端子として兼用できる様にしたカメラ用セ
ルフタイマ回路を提供することを目的とする。 要約すれば、本考案のカメラ用セルフタイマ回
路は:電源とグランド間に発光手段と分圧抵抗と
メーク接点とを直列接続し:該直列接続における
前記メーク接点の作動により変動する接続点を
IC化された内部回路の入出力端子と接続すると
ともに:前記入出力端子を電源ラインに接続する
プルアツプ抵抗と:前記入出力端子をグランドラ
インと導通させる初期状態では遮断状態に置かれ
たスイツチング手段と:前記スイツチング手段の
遮断状態における前記メーク接点の作動により前
記入出力端子のレベル変動を検出する検出手段
と:該検出手段の検出出力を記憶する記憶手段
と:該記憶手段が前記検出手段の検出出力を記憶
したことによつて起動され、予設定の時間が経過
したタイミングでレリーズ信号を発生するタイマ
手段とを各々備え:少なくとも、前記記憶手段が
前記検出手段の検出出力を記憶してから前記タイ
マ手段がレリーズ信号を発生するまでの期間にお
いて、前記スイツチング手段を導通させて、前記
発光部を点灯させる様になされたものである。
であり、単一の外部接続用の入・出力端子をスイ
ツチからの入力用の入力端子及び表示器の駆動用
の出力端子として兼用できる様にしたカメラ用セ
ルフタイマ回路を提供することを目的とする。 要約すれば、本考案のカメラ用セルフタイマ回
路は:電源とグランド間に発光手段と分圧抵抗と
メーク接点とを直列接続し:該直列接続における
前記メーク接点の作動により変動する接続点を
IC化された内部回路の入出力端子と接続すると
ともに:前記入出力端子を電源ラインに接続する
プルアツプ抵抗と:前記入出力端子をグランドラ
インと導通させる初期状態では遮断状態に置かれ
たスイツチング手段と:前記スイツチング手段の
遮断状態における前記メーク接点の作動により前
記入出力端子のレベル変動を検出する検出手段
と:該検出手段の検出出力を記憶する記憶手段
と:該記憶手段が前記検出手段の検出出力を記憶
したことによつて起動され、予設定の時間が経過
したタイミングでレリーズ信号を発生するタイマ
手段とを各々備え:少なくとも、前記記憶手段が
前記検出手段の検出出力を記憶してから前記タイ
マ手段がレリーズ信号を発生するまでの期間にお
いて、前記スイツチング手段を導通させて、前記
発光部を点灯させる様になされたものである。
スイツチング手段の遮断状態においては、入出
力端子は電源レベルにプルアツプされているが、
この入出力端子はメーク接点がメークすると分圧
レベルまで低下し、又、メーク接点がブレークす
ると再度電源レベルにプルアツプされる。検出手
段はメーク接点のメークからブレークへの変化時
における入出力端子のレベル変化を検出し、記憶
手段はこれを記憶する。この記憶手段の記憶がセ
ツトされることによつてレリーズ信号を発生する
ためのタイマ手段が起動されるとともに、スイツ
チング手段が導通状態になり、入出力点をグラン
ドラインに導通させるので、表示手段には入出力
端子からスイツチング手段を経由してドライブ電
流が流れ、表示手段は点灯する。従つて、単一の
端子を入力端子及び出力端子として兼用すること
ができる。
力端子は電源レベルにプルアツプされているが、
この入出力端子はメーク接点がメークすると分圧
レベルまで低下し、又、メーク接点がブレークす
ると再度電源レベルにプルアツプされる。検出手
段はメーク接点のメークからブレークへの変化時
における入出力端子のレベル変化を検出し、記憶
手段はこれを記憶する。この記憶手段の記憶がセ
ツトされることによつてレリーズ信号を発生する
ためのタイマ手段が起動されるとともに、スイツ
チング手段が導通状態になり、入出力点をグラン
ドラインに導通させるので、表示手段には入出力
端子からスイツチング手段を経由してドライブ電
流が流れ、表示手段は点灯する。従つて、単一の
端子を入力端子及び出力端子として兼用すること
ができる。
以下図面を参照して本考案の1実施例を詳細に
説明する。 本考案の実施例回路を示す第1図において、2
1はIC化された内部回路であり、入・出力端子
22を有する。 LED表示器23と分圧抵抗24と操作用のメ
ーク接点25とは電源−グランド間に直列接続さ
れており、LED表示器23と分圧抵抗24との
相互接続点が単一の入・出力端子22と接続され
ている。 入・出力端子22はプルアツプ抵抗26によつ
て電源ラインに接続されるとともに、スイツチン
グ回路27によつてグランドラインと接続されて
いる。 スイツチング回路27は定電流源27aと、定
電流源27aから電流を供給されるとともにベー
ス−コレクタ間が短絡されて実質的にダイオード
として作用するトランジスタ27bと、トランジ
スタ27bのベース−エミツタ間電圧によつてス
イツチング動作をするトランジスタ27cと、定
電流源27aから供給される電流をグランドにバ
イパスするためのスイツチングトランジスタ27
dとを有しており、トランジスタ27dの動作制
御をすることによつてトランジスタ27cの動作
制御がなされる様に構成されている。 更に、入・出力端子22にはレベル検出用のト
ランジスタ28のベースが接続されており、この
トランジスタ28のコレクタはインバータ29−
アンドゲート30を介してフリツプフロツプ31
のトリガ入力と接続されている。このフリツプフ
ロツプ31のD入力は電源レベルにプルアツプさ
れているので、アンドゲート30の出力が立ち上
がると、そのアツプエツジでセツトされる。 次に、3にはデユーテイ比の極めて少ないパル
ス信号を発生する発振器(例えば周期が0.5秒)
であり、発振器32はフリツプフロツプ31のQ
出力がHレベルになることにより発振動作を開始
する。又、33は発振器32が発生するパルスの
アツプエツジ毎に出力極性が判定する分周器であ
り、分周器33もフリツプフロツプ31のQ出力
がHレベルになることにより分周動作を開始し、
分周器33の出力パルスはアンドゲート34の一
方の入力に加えられる。このアンドゲート34の
他方の入力にはフリツプフロツプ31のQ出力が
加えられており、従つて、フリツプフロツプ31
がセツトされると分周器33が発生したパルスが
アンドゲート34を通過し、アンドゲート34を
通過したパルスはカウンタ35のカウントアツプ
入力及びアンドゲート36の一方の入力に加えら
れる。 カウンタ35は計数開始から例えば7秒後に立
ち上がるQ1出力と、例えば10秒後に立ち上がる
Q2出力を有しており、カウンタ35のQ1出力は
アンドゲート36の多能の入力に加えられ、又、
カウンタ35のQ2出力はシヤツタレリーズ信号
として使用される。 フリツプフロツプ31の出力と、発振器32
が発生するデユーテイ比の極めて少ないパルス
と、アンドゲート36の出力と、カウンタ35の
Q2出力はオアゲート37を介してバイパス用の
トランジスタ27dのベースに接続され、オアゲ
ート37の出力がHレベルになつた時にバイパス
用のトランジスタ27dが導通して定電流源27
aに流れる電流をグランドにバイパスしてスイツ
チング用のトランジスタ27cを遮断する様にな
されている。 又、38はカウンタ35のQ2出力のアツプエ
ツジで負パルスを発生するワンシヨト回路、39
はワンシヨト回路38が発生する負パルスのアツ
プエツジで正パルスを発生するワンシヨト回路で
あり、ワンシヨト回路39の出力パルスはオアゲ
ート40を介してフリツプフロツプ31のクリア
入力に加えられる。 次に、フリツプフロツプ41はセルフタイマの
作動中にメーク接点25がメークしたことを記憶
するための回路であり、フリツプフロツプ41が
セツトされると、セルフタイマ撮影モードが解除
される。フリツプフロツプ41のD入力は検出用
のトランジスタ28のコレクタが接続され、フリ
ツプフロツプ41のトリガ入力には発振器32が
発生するパルスがアンドゲート42を介して加え
られており、フリツプフロツプ41は発振器32
が発振動作を開始した後にメーク接点25がメー
クしてトランジスタ28が導通すると、発振器3
2が発生するパルスのアツプエツジのタイミング
でセツトされる。フリツプフロツプ41のQ出力
はオアゲート40を介してフリツプフロツプ31
のクリア入力に加えられる。 又、フリツプフロツプ41のQ出力はカウンタ
35のQ2出力とともにオアゲート43に加えら
れ、インバータ44を介してアンドゲート30の
一方の入力に加えられている。 次に、第2図及び第3図に示すタイムチヤート
を参照して本実施例の動作を説明する。 先ず、第2図は通常のセルフタイマ撮影のタイ
ムチヤートであり、初期状態において、カウンタ
35のQ2出力はLレベルであるので、インバー
タ44の出力がHレベルになつて、アンドゲート
30を信号が通過し得る状態になつている。 又、フリツプフロツプ31はクリアされている
ので、オアゲート31の出力がHレベルになつて
バイパス用のトランジスタ27dは導通してお
り、定電流源27aを流れる電流はトランジスタ
27dを介してグランドに流れ、トランジスタ2
7cは遮断されている。従つて、入・出力端子2
2は抵抗26によつて電源レベルまでプルアツプ
されている。 さて、図外のセルフタイマ用手動操作ボタンの
押下によつてメーク接点25がメークすると、
入・出力端子22のレベルはLED表示器23及
び抵抗26の並列回路と抵抗14との分圧レベル
まで低下し、トランジスタ28が導通するので、
インバータ29の出力はLレベルになり、アンド
ゲート30の出力もLレベルになる。 さて、この状態で撮影者が図外のセルフタイマ
用手動操作ボタンから手を離すと、入・出力端子
22は再度電源レベルまでプルアツプされ、トラ
ンジスタ28が遮断されてアンドゲート30の出
力は立ち上がり、このアツプエツジでフリツプフ
ロツプ31はセツトされる。 フリツプフロツプ31がセツトされると、発振
器32及び分周器33はパルスを発振し、カウン
タ35はアンドゲート34を介して加えられる分
周器33の出力パルスを計数する。 又、フリツプフロツプ31がセツトされてその
Q出力がLレベルになるとオアゲート37の出力
もLレベルになるので、バイパス用のトランジス
タ27dは遮断され、従つて、定電流源27aか
ら供給される電流はトランジスタ27bに流れる
ので、トランジスタ27bのベース−エミツタ間
電圧によつてトランジスタ27cは導通し入・出
力端子22はLレベルになつてLED表示器23
は点灯し、セルフタイマ撮影モードがスタートし
たことを知らしめる。 尚、本実施例では発振器32が発生したパルス
がオアゲート37を通過する時にトランジスタ2
7dが導通するので、そのタイミングで入・出力
端子22がHレベルになつてLED表示器23が
瞬間的に消灯するが、発振器32が発生するパル
スはデユーテイ比が極めて少ないため、視覚的に
は残像の影響でLED表示器23が連続点灯して
いる様に認識される。 さて、フリツプフロツプ31がセツトされた後
に7秒が経過すると、カウンタ35のQ1出力が
Hレベルになるので、分周器33の出力パルスは
アンドゲート34,36を通過してオアゲート3
7を通過する。尚、発振器32が発生したパルス
もオアゲート37を通過するので、オアゲート3
7の出力は発振器32が発生するパルスの時間幅
と分周器33が発生するパルスの時間幅を加算し
た時間幅のパルス信号になる。 そしてオアゲート37を通過したパルスによつ
てトランジスタ27dがスイツチング動作を繰り
返すので、LED表示器23は点滅してシヤツタ
レリーズタイミングが近いことを知らしめる。 カウンタ35は更に計数動作を続行して、フリ
ツプフロツプ31がセツトされてから10秒が経過
したタイミングでカウンタ35のQ2出力がHレ
ベルになり、このQ2出力が図外のシヤツタ制御
回路にレリーズ信号として加えられて、撮影がな
される。 又、カウンタ35のQ2出力がHレベルになる
と、オアゲート37の出力もHレベルになるの
で、トランジスタ27dが導通し、入・出力端子
22は電源レベルまでプルアツプされるので、
LED表示器23は消灯する。又、カウンタ35
のQ2出力のアツプエツジでワンシヨト回路38
は負パルスを発生し、この負パルスのアツプエツ
ジでワンシヨト回路39が発生する正パルスでフ
リツプフロツプ31がクリアされる。そしてフリ
ツプフロツプ31がクリアされて、そのQ出力が
Lレベルになると、カウンタ35もクリアされて
回路全体が初期化される。 次に、第3図はカウンタ35が計数動作を行つ
ている最中にセルフタイマ撮影モードの解除動作
を行つた場合のタイムチヤートである。 先ず、上記と同様にしてフリツプフロツプ31
がセツトされた後は、発振器32が発生するパル
スのアツプエツジ毎にアンドゲート42を介して
フリツプフロツプ41がトリガされる。 そして、フリツプフロツプ31がセツトされて
いる期間において、撮影者が図外のセルフタイマ
用手動操作ボタンを押下してメーク接点25をメ
ークさせると、入・出力端子22のレベルは
LED表示器23のダイオード電圧相当低下する
ので、トランジスタ28が導通してフリツプフロ
ツプ41のD入力はHレベルになる。従つて、ア
ンドゲート42を通過したパルスのアツプエツジ
のタイミングでフリツプフロツプ41はセツトさ
れ、そのQ出力がオアゲート40を介してフリツ
プフロツプ31のクリア入力に加えられてフリツ
プフロツプ31をクリアし、セルフタイマ撮影モ
ードが解除される。 尚、本実施例ではセルフタイマ撮影モードの解
除のためにメーク接点25を再度メークしなくて
もLED表示器23が点灯する毎にトランジスタ
28が導通してフリツプフロツプ41のD入力が
Hレベルになるが、本実施例ではLED表示器2
3は発振器32が発生するパルスに同期して点滅
しており、アンドゲート42を通過するパルスの
アツプエツジのタイミングに同期してフリツプフ
ロツプ41のD入力はLレベルに低下するので、
LED表示器23の発光動作によつてフリツプフ
ロツプ41がセツトされてしまうことはない。 次に、第4図は本考案の他の実施例を示す回路
図である。第4図に示す実施例は、第1図に示す
実施例からセルフタイマ撮影モードを解除するた
めの回路要素を除去したものであり、第1図に示
した実施例に含まれる回路要素のみによつて構成
されるので、第1図と同様の符号を付すことによ
り、構成要素の重複した説明は省略する。 尚、第4図の実施例は、セルフタイマ撮影モー
ドを解除するための信号をラツチする必要がない
ため、カウンタ35のQ1出力がHレベルになる
までの期間はLED表示器23を連続点灯しても
差支えなく、従つて、発振器32aの出力はオア
ゲート37には加えられていない。又、発振器3
2aのデユーテイも特に小さくする必要はなく50
パーセントのデユーテイ比のもので差し支えな
く、又発振器32aの出力パルスを分周する必要
性もないので、発振器32aの出力をアンドゲー
ト34に対して直接的に加えている。 又、その動作も第5図のタイムチヤートから明
らかな様に第2図のタイムチヤートと基本的に同
様であるが、撮影者が図外のセルフタイマ用手動
操作ボタンを押下した後に上記セルフタイマ用手
動操作ボタンから手を離したタイミングにおける
インバータ29の出力のアツプエツジでフリツプ
フロツプ31がセツトされると、オアゲート37
の出力がLレベルになつて第1図の実施例と同様
にしてLED表示器23が連続点灯する。又、フ
リツプフロツプ31のセツトによつて、発振器3
2aは例えば1秒周期のパルスを発生し、アンド
ゲート34を介してカウンタ35を歩進する。 フリツプフロツプ31のセツトから例えば7秒
が経過してカウンタ35のQ1出力がHレベルに
なると、発振器32aが発生するパルスはアンド
ゲート34−アンドゲート36−オアゲート37
を介してトランジスタ27dに加えられ、LED
表示器23を点滅させてシヤツタレリーズが近い
ことを知らしめる。そして、フリツプフロツプ3
1のセツトから例えば10秒経過したタイミングで
カウンタ35のQ2出力がHレベルになるとカウ
ンタのQ2出力がシヤツタレリーズ信号として使
用されるとともに、このQ2出力がオアゲート3
7を介してトランジスタ27dに伝達されて
LED表示器23を点灯させる。又、ワンシヨト
回路39による回路要素の初期化に関しては第1
図の例と全く同様である。 尚、上記ではLED表示器を数秒間は少なくと
も視覚的には連続点灯させるとともに、シヤツタ
レリーズの直前になつた後にLED表示器を点滅
させる様にした例を示したが、アンドゲート34
の出力を直接的にオアゲート37に入力すること
により、LED表示器を始めから点滅させても良
い。 又、上記では表示手段としてLED表示器を使
用した例を示したが、検出用のトランジスタ28
をスイツチングさせるための安定した電圧降下が
得られる限り他の発光手段を採用しても良い。
説明する。 本考案の実施例回路を示す第1図において、2
1はIC化された内部回路であり、入・出力端子
22を有する。 LED表示器23と分圧抵抗24と操作用のメ
ーク接点25とは電源−グランド間に直列接続さ
れており、LED表示器23と分圧抵抗24との
相互接続点が単一の入・出力端子22と接続され
ている。 入・出力端子22はプルアツプ抵抗26によつ
て電源ラインに接続されるとともに、スイツチン
グ回路27によつてグランドラインと接続されて
いる。 スイツチング回路27は定電流源27aと、定
電流源27aから電流を供給されるとともにベー
ス−コレクタ間が短絡されて実質的にダイオード
として作用するトランジスタ27bと、トランジ
スタ27bのベース−エミツタ間電圧によつてス
イツチング動作をするトランジスタ27cと、定
電流源27aから供給される電流をグランドにバ
イパスするためのスイツチングトランジスタ27
dとを有しており、トランジスタ27dの動作制
御をすることによつてトランジスタ27cの動作
制御がなされる様に構成されている。 更に、入・出力端子22にはレベル検出用のト
ランジスタ28のベースが接続されており、この
トランジスタ28のコレクタはインバータ29−
アンドゲート30を介してフリツプフロツプ31
のトリガ入力と接続されている。このフリツプフ
ロツプ31のD入力は電源レベルにプルアツプさ
れているので、アンドゲート30の出力が立ち上
がると、そのアツプエツジでセツトされる。 次に、3にはデユーテイ比の極めて少ないパル
ス信号を発生する発振器(例えば周期が0.5秒)
であり、発振器32はフリツプフロツプ31のQ
出力がHレベルになることにより発振動作を開始
する。又、33は発振器32が発生するパルスの
アツプエツジ毎に出力極性が判定する分周器であ
り、分周器33もフリツプフロツプ31のQ出力
がHレベルになることにより分周動作を開始し、
分周器33の出力パルスはアンドゲート34の一
方の入力に加えられる。このアンドゲート34の
他方の入力にはフリツプフロツプ31のQ出力が
加えられており、従つて、フリツプフロツプ31
がセツトされると分周器33が発生したパルスが
アンドゲート34を通過し、アンドゲート34を
通過したパルスはカウンタ35のカウントアツプ
入力及びアンドゲート36の一方の入力に加えら
れる。 カウンタ35は計数開始から例えば7秒後に立
ち上がるQ1出力と、例えば10秒後に立ち上がる
Q2出力を有しており、カウンタ35のQ1出力は
アンドゲート36の多能の入力に加えられ、又、
カウンタ35のQ2出力はシヤツタレリーズ信号
として使用される。 フリツプフロツプ31の出力と、発振器32
が発生するデユーテイ比の極めて少ないパルス
と、アンドゲート36の出力と、カウンタ35の
Q2出力はオアゲート37を介してバイパス用の
トランジスタ27dのベースに接続され、オアゲ
ート37の出力がHレベルになつた時にバイパス
用のトランジスタ27dが導通して定電流源27
aに流れる電流をグランドにバイパスしてスイツ
チング用のトランジスタ27cを遮断する様にな
されている。 又、38はカウンタ35のQ2出力のアツプエ
ツジで負パルスを発生するワンシヨト回路、39
はワンシヨト回路38が発生する負パルスのアツ
プエツジで正パルスを発生するワンシヨト回路で
あり、ワンシヨト回路39の出力パルスはオアゲ
ート40を介してフリツプフロツプ31のクリア
入力に加えられる。 次に、フリツプフロツプ41はセルフタイマの
作動中にメーク接点25がメークしたことを記憶
するための回路であり、フリツプフロツプ41が
セツトされると、セルフタイマ撮影モードが解除
される。フリツプフロツプ41のD入力は検出用
のトランジスタ28のコレクタが接続され、フリ
ツプフロツプ41のトリガ入力には発振器32が
発生するパルスがアンドゲート42を介して加え
られており、フリツプフロツプ41は発振器32
が発振動作を開始した後にメーク接点25がメー
クしてトランジスタ28が導通すると、発振器3
2が発生するパルスのアツプエツジのタイミング
でセツトされる。フリツプフロツプ41のQ出力
はオアゲート40を介してフリツプフロツプ31
のクリア入力に加えられる。 又、フリツプフロツプ41のQ出力はカウンタ
35のQ2出力とともにオアゲート43に加えら
れ、インバータ44を介してアンドゲート30の
一方の入力に加えられている。 次に、第2図及び第3図に示すタイムチヤート
を参照して本実施例の動作を説明する。 先ず、第2図は通常のセルフタイマ撮影のタイ
ムチヤートであり、初期状態において、カウンタ
35のQ2出力はLレベルであるので、インバー
タ44の出力がHレベルになつて、アンドゲート
30を信号が通過し得る状態になつている。 又、フリツプフロツプ31はクリアされている
ので、オアゲート31の出力がHレベルになつて
バイパス用のトランジスタ27dは導通してお
り、定電流源27aを流れる電流はトランジスタ
27dを介してグランドに流れ、トランジスタ2
7cは遮断されている。従つて、入・出力端子2
2は抵抗26によつて電源レベルまでプルアツプ
されている。 さて、図外のセルフタイマ用手動操作ボタンの
押下によつてメーク接点25がメークすると、
入・出力端子22のレベルはLED表示器23及
び抵抗26の並列回路と抵抗14との分圧レベル
まで低下し、トランジスタ28が導通するので、
インバータ29の出力はLレベルになり、アンド
ゲート30の出力もLレベルになる。 さて、この状態で撮影者が図外のセルフタイマ
用手動操作ボタンから手を離すと、入・出力端子
22は再度電源レベルまでプルアツプされ、トラ
ンジスタ28が遮断されてアンドゲート30の出
力は立ち上がり、このアツプエツジでフリツプフ
ロツプ31はセツトされる。 フリツプフロツプ31がセツトされると、発振
器32及び分周器33はパルスを発振し、カウン
タ35はアンドゲート34を介して加えられる分
周器33の出力パルスを計数する。 又、フリツプフロツプ31がセツトされてその
Q出力がLレベルになるとオアゲート37の出力
もLレベルになるので、バイパス用のトランジス
タ27dは遮断され、従つて、定電流源27aか
ら供給される電流はトランジスタ27bに流れる
ので、トランジスタ27bのベース−エミツタ間
電圧によつてトランジスタ27cは導通し入・出
力端子22はLレベルになつてLED表示器23
は点灯し、セルフタイマ撮影モードがスタートし
たことを知らしめる。 尚、本実施例では発振器32が発生したパルス
がオアゲート37を通過する時にトランジスタ2
7dが導通するので、そのタイミングで入・出力
端子22がHレベルになつてLED表示器23が
瞬間的に消灯するが、発振器32が発生するパル
スはデユーテイ比が極めて少ないため、視覚的に
は残像の影響でLED表示器23が連続点灯して
いる様に認識される。 さて、フリツプフロツプ31がセツトされた後
に7秒が経過すると、カウンタ35のQ1出力が
Hレベルになるので、分周器33の出力パルスは
アンドゲート34,36を通過してオアゲート3
7を通過する。尚、発振器32が発生したパルス
もオアゲート37を通過するので、オアゲート3
7の出力は発振器32が発生するパルスの時間幅
と分周器33が発生するパルスの時間幅を加算し
た時間幅のパルス信号になる。 そしてオアゲート37を通過したパルスによつ
てトランジスタ27dがスイツチング動作を繰り
返すので、LED表示器23は点滅してシヤツタ
レリーズタイミングが近いことを知らしめる。 カウンタ35は更に計数動作を続行して、フリ
ツプフロツプ31がセツトされてから10秒が経過
したタイミングでカウンタ35のQ2出力がHレ
ベルになり、このQ2出力が図外のシヤツタ制御
回路にレリーズ信号として加えられて、撮影がな
される。 又、カウンタ35のQ2出力がHレベルになる
と、オアゲート37の出力もHレベルになるの
で、トランジスタ27dが導通し、入・出力端子
22は電源レベルまでプルアツプされるので、
LED表示器23は消灯する。又、カウンタ35
のQ2出力のアツプエツジでワンシヨト回路38
は負パルスを発生し、この負パルスのアツプエツ
ジでワンシヨト回路39が発生する正パルスでフ
リツプフロツプ31がクリアされる。そしてフリ
ツプフロツプ31がクリアされて、そのQ出力が
Lレベルになると、カウンタ35もクリアされて
回路全体が初期化される。 次に、第3図はカウンタ35が計数動作を行つ
ている最中にセルフタイマ撮影モードの解除動作
を行つた場合のタイムチヤートである。 先ず、上記と同様にしてフリツプフロツプ31
がセツトされた後は、発振器32が発生するパル
スのアツプエツジ毎にアンドゲート42を介して
フリツプフロツプ41がトリガされる。 そして、フリツプフロツプ31がセツトされて
いる期間において、撮影者が図外のセルフタイマ
用手動操作ボタンを押下してメーク接点25をメ
ークさせると、入・出力端子22のレベルは
LED表示器23のダイオード電圧相当低下する
ので、トランジスタ28が導通してフリツプフロ
ツプ41のD入力はHレベルになる。従つて、ア
ンドゲート42を通過したパルスのアツプエツジ
のタイミングでフリツプフロツプ41はセツトさ
れ、そのQ出力がオアゲート40を介してフリツ
プフロツプ31のクリア入力に加えられてフリツ
プフロツプ31をクリアし、セルフタイマ撮影モ
ードが解除される。 尚、本実施例ではセルフタイマ撮影モードの解
除のためにメーク接点25を再度メークしなくて
もLED表示器23が点灯する毎にトランジスタ
28が導通してフリツプフロツプ41のD入力が
Hレベルになるが、本実施例ではLED表示器2
3は発振器32が発生するパルスに同期して点滅
しており、アンドゲート42を通過するパルスの
アツプエツジのタイミングに同期してフリツプフ
ロツプ41のD入力はLレベルに低下するので、
LED表示器23の発光動作によつてフリツプフ
ロツプ41がセツトされてしまうことはない。 次に、第4図は本考案の他の実施例を示す回路
図である。第4図に示す実施例は、第1図に示す
実施例からセルフタイマ撮影モードを解除するた
めの回路要素を除去したものであり、第1図に示
した実施例に含まれる回路要素のみによつて構成
されるので、第1図と同様の符号を付すことによ
り、構成要素の重複した説明は省略する。 尚、第4図の実施例は、セルフタイマ撮影モー
ドを解除するための信号をラツチする必要がない
ため、カウンタ35のQ1出力がHレベルになる
までの期間はLED表示器23を連続点灯しても
差支えなく、従つて、発振器32aの出力はオア
ゲート37には加えられていない。又、発振器3
2aのデユーテイも特に小さくする必要はなく50
パーセントのデユーテイ比のもので差し支えな
く、又発振器32aの出力パルスを分周する必要
性もないので、発振器32aの出力をアンドゲー
ト34に対して直接的に加えている。 又、その動作も第5図のタイムチヤートから明
らかな様に第2図のタイムチヤートと基本的に同
様であるが、撮影者が図外のセルフタイマ用手動
操作ボタンを押下した後に上記セルフタイマ用手
動操作ボタンから手を離したタイミングにおける
インバータ29の出力のアツプエツジでフリツプ
フロツプ31がセツトされると、オアゲート37
の出力がLレベルになつて第1図の実施例と同様
にしてLED表示器23が連続点灯する。又、フ
リツプフロツプ31のセツトによつて、発振器3
2aは例えば1秒周期のパルスを発生し、アンド
ゲート34を介してカウンタ35を歩進する。 フリツプフロツプ31のセツトから例えば7秒
が経過してカウンタ35のQ1出力がHレベルに
なると、発振器32aが発生するパルスはアンド
ゲート34−アンドゲート36−オアゲート37
を介してトランジスタ27dに加えられ、LED
表示器23を点滅させてシヤツタレリーズが近い
ことを知らしめる。そして、フリツプフロツプ3
1のセツトから例えば10秒経過したタイミングで
カウンタ35のQ2出力がHレベルになるとカウ
ンタのQ2出力がシヤツタレリーズ信号として使
用されるとともに、このQ2出力がオアゲート3
7を介してトランジスタ27dに伝達されて
LED表示器23を点灯させる。又、ワンシヨト
回路39による回路要素の初期化に関しては第1
図の例と全く同様である。 尚、上記ではLED表示器を数秒間は少なくと
も視覚的には連続点灯させるとともに、シヤツタ
レリーズの直前になつた後にLED表示器を点滅
させる様にした例を示したが、アンドゲート34
の出力を直接的にオアゲート37に入力すること
により、LED表示器を始めから点滅させても良
い。 又、上記では表示手段としてLED表示器を使
用した例を示したが、検出用のトランジスタ28
をスイツチングさせるための安定した電圧降下が
得られる限り他の発光手段を採用しても良い。
以上説明した様に、本考案によれば、単一の外
部接続用端子を入力端子及び出力端子として兼用
することができるので、特に制御回路がIC化さ
れたカメラにおいて、外付け用の入・出力端子の
数を節約することができる。
部接続用端子を入力端子及び出力端子として兼用
することができるので、特に制御回路がIC化さ
れたカメラにおいて、外付け用の入・出力端子の
数を節約することができる。
第1図は本考案の1実施例を示す回路図、第2
図及び第3図は第1図に示す実施例のタイムチヤ
ート、第4図は本考案の他の実施例を示す回路
図、第5図は第4図に示す実施例のタイムチヤー
ト、第6図は従来の回路例を示す回路図、第7図
及び第8図は第6図に示す回路のタイムチヤー
ト。 21……内部回路、22……入出力端子、23
……LED表示器、24……抵抗、25……メー
ク接点、26……抵抗、27……スイツチング手
段、28……トランジスタ、31……フリツプフ
ロツプ、35……カウンタ。
図及び第3図は第1図に示す実施例のタイムチヤ
ート、第4図は本考案の他の実施例を示す回路
図、第5図は第4図に示す実施例のタイムチヤー
ト、第6図は従来の回路例を示す回路図、第7図
及び第8図は第6図に示す回路のタイムチヤー
ト。 21……内部回路、22……入出力端子、23
……LED表示器、24……抵抗、25……メー
ク接点、26……抵抗、27……スイツチング手
段、28……トランジスタ、31……フリツプフ
ロツプ、35……カウンタ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電源とグランド間に発光手段と分圧抵抗とメー
ク接点とを直列接続し、 該直列接続における前記メーク接点の作動によ
り変動する接続点をIC化された内部回路の入出
力端子と接続するとともに、前記入出力端子を電
源ラインに接続するプルアツプ抵抗と、 前記入出力端子をグランドラインと導通させる
初期状態では遮断状態に置かれたスイツチング手
段と、 前記スイツチング手段の遮断状態における前記
メーク接点の作動による前記入出力端子のレベル
変動を検出する検出手段と、 該検出手段の検出出力を記憶する記憶手段と、 該記憶手段が前記検出手段の検出出力を記憶し
たことによつて起動され、予設定の時間が経過し
たタイミングでレリーズ信号を発生するタイマ手
段とを各々備え、 少なくとも、前記記憶手段が前記検出手段の検
出出力を記憶してから前記タイマ手段がレリーズ
信号を発生するまでの期間において、前記スイツ
チング手段を導通させて、前記発光部を点灯させ
る様にしたことを特徴とするカメラ用セルフタイ
マ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3293489U JPH0548191Y2 (ja) | 1989-03-23 | 1989-03-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3293489U JPH0548191Y2 (ja) | 1989-03-23 | 1989-03-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02123925U JPH02123925U (ja) | 1990-10-12 |
JPH0548191Y2 true JPH0548191Y2 (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=31536217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3293489U Expired - Lifetime JPH0548191Y2 (ja) | 1989-03-23 | 1989-03-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0548191Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2568462Y2 (ja) * | 1991-06-13 | 1998-04-15 | 旭光学工業株式会社 | カメラの情報表示部照明装置 |
-
1989
- 1989-03-23 JP JP3293489U patent/JPH0548191Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02123925U (ja) | 1990-10-12 |
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