JPH0548015Y2 - - Google Patents

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JPH0548015Y2
JPH0548015Y2 JP1986098367U JP9836786U JPH0548015Y2 JP H0548015 Y2 JPH0548015 Y2 JP H0548015Y2 JP 1986098367 U JP1986098367 U JP 1986098367U JP 9836786 U JP9836786 U JP 9836786U JP H0548015 Y2 JPH0548015 Y2 JP H0548015Y2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、アルミニウムシートや合成樹脂シー
トからなる使い捨てタイプの換気扇用フイルター
カバーの取付装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、この種の換気扇用フイルターカバーは
換気扇外枠の吸排気口を覆つて、油気、水蒸気或
いは煙等による換気扇の汚損を防止する用に供さ
れるものであるが、このフイルターカバーを換気
扇外枠に取り付ける装置の先行技術として、例え
ば実開昭56−153728号公報の明細書及び図面の第
3,4図に開示されているように、後面が全面的
に開口しているフイルター枠組の両側板部に形成
された係止溝孔とこれら係止溝孔に挿通、係止さ
せる固定ピンとからなり、前記フイルター枠組を
換気扇外枠に嵌め込んで該フイルター枠組の前面
部内面を換気扇外枠の前面に当接させた上で、両
側係止溝孔にそれぞれ固定ピンを挿通、係止し
て、フイルター枠組の内側に突出した固定ピンの
端部を換気扇外枠の後端辺縁部に当接させること
により、この固定ピン端部とフイルター枠組の前
面部内面とで換気扇外枠の前後を挟み込むように
して、フイルター枠組を換気扇外枠に固定するよ
うにしたものが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記先行技術の取付装置では、
換気扇外枠の前面に当接させるフイルター枠組の
前面部内面と、係止溝孔の固定ピン係止部位間の
寸法が換気扇外枠の前後幅と略一致していない
と、フイルター枠組を外枠に取付けることができ
ない。従つて、奥行寸法が異なる種々の換気扇に
広く対応し得る融通性に欠ける等の問題点があつ
た。
本考案は、上記のような問題点を解決すること
を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案の換気扇用フ
イルターカバーの取付装置は実施例に対応する図
面に示すように、フイルターカバー3の上端辺縁
部に折目線lを介してフラツプ35を一体に形成
し、このフラツプ35の中央部に穿設された横長
長方形状の引掛孔36と、1枚の金属製帯状板を
U字形状に屈曲して換気扇外枠15の上壁エツジ
に弾性的に挟着可能なクリツプ部21を形成する
と共に該クリツプ部21の一端から延びる帯状板
の一端部をクリツプ部21に対して直角方向に立
ち上がり状に屈曲して上記ラツプ35の引掛孔3
6に挿通状態で係合可能な掛止部22を形成して
なる取付金具2とからなることを特徴とするもの
である。
〔作用〕
上記構成によると、フイルターカバー3の包装
時や保管時にはフラツプ35を展開状態として嵩
低く、コンパクトな形態としておき、使用時に該
フラツプ35を折目線lに沿つて後方側に屈曲さ
せる。
一方、取付金具2はクリツプ部21を換気扇外
枠15の上壁エツジに差し込み弾性的に挟着させ
る。これにより取付金具2の掛止部22が外枠1
5の上壁上方に起立姿勢で保持され、この掛止部
22にフラツプ35の引掛孔36を上方から挿
入、係合させることにより、フイルターカバー3
を換気扇外枠15に支持させる。この場合、クリ
ツプ部21は換気扇外枠15の上壁エツジに対し
て前後方向、つまり該外枠15の奥行方向にスラ
イドさせて任意位置で挟持させることができるの
で、該クリツプ部21の外枠15への差し込み量
を適宜調整することにより、フイルターカバー3
の後面周縁部を換気扇外枠15の前壁面に適正に
添接させることができる。更に、フイルターカバ
ー3はその重心が換気扇1側寄りに位置すること
になるため、回転モーメントが作用して、フイル
ターカバー3の下端部裏面側が換気扇外枠15の
前壁面に添接すると共に、フラツプ35が外枠1
5上壁に当接することになる。そして、フイルタ
ーカバー3は軽量であり、かつフアン12による
吸引力が付加されるから、前記掛止部22と引掛
孔36との係合による止着力でもつて取付位置を
充分保持することができる。
また、フイルターカバー3を換気扇1の前面に
沿つて上下させるだけでフラツプ35の引掛孔3
6が取付金具2の掛止部22に係脱するものであ
るので、高所に設置された換気扇1へのフイルタ
ーカバー3の取り付け取り外しの操作が極めて容
易に行える。
〔実施例〕
以下、本考案に係る換気扇用フイルターカバー
の取付装置の実施例を図面に基づき説明する。第
1図〜第3図において、1は周知構造の換気扇で
あつて、モータ11の出力軸にフアン12を取り
付けると共に、該モータ11を支持枠13に支持
させ、また、支持枠13の前面に吸排気口14を
有する外枠15を着脱可能に挿嵌支持してなり、
建物壁4の高所に設けられた室外に開放する窓の
窓枠41に支持枠13を嵌め込んで固定されてい
る。
2は取付金具であつて、1枚の金属製帯状板を
U字形状に屈曲して換気扇外枠15の上壁エツジ
に弾性的に挟着可能でかつ挟着状態においてスラ
イド可能なクリツプ部21を形成すると共に該ク
リツプ部21の一端から延びる帯状板の一端部を
立ち上がり状に屈曲して上記フラツプ35の引掛
孔36が係合可能な掛止部22を形成してなるも
のである。
3はフイルターカバーであつて、40〜90μ程度
の厚みを有するアルミニウムシートを押圧成形し
て、中央部断面を略角錐台形枠状に突出させたフ
イルターカバー本体30の突出中央部に開口部3
2を設け、この開口部32にフイルター31を張
設したものである。また、この開口部32にはX
字状に横切る補強細条3a,3aが形成され、更
に開口部32回りの周壁部33の下端縁を折曲延
長して換気扇外枠15の前面周囲に沿接する耳縁
部34が設けられている。そして、このフイルタ
ーカバー本体30の上端辺縁部、つまり耳縁部3
4の上端辺縁部に沿つてフイルターカバー本体3
0の両角部を除く部分にフラツプ35が折目線l
を介して一体に形成されている。このフラツプ3
5は換気扇外枠15の奥行とほぼ同じ幅寸法を有
する横長矩形状に形成されており、長さ方向中央
で幅方向端部寄り位置には前記取付金具2の掛止
部22に係合される横長スリツト状の引掛孔36
が形成されている。
このような構成の換気扇用フイルターカバー3
は換気扇1の外枠15を利用して取付けられるも
のであつて、第1図想像線で示すように、フラツ
プ35を予め折目線lに沿つて後方側に略直角に
折り曲げておく。一方、前記取付金具2を換気扇
1の中央に位置させてクリツプ部21を前記外枠
15の上壁エツジに差し込み弾性的に挟着させ
る。これにより掛止部22は外枠15の上壁外側
に起立姿勢で保持され、該掛止部22にフイルタ
ーカバー3の引掛孔36を係合させることによ
り、フイルターカバー3の全体を掛止部22に支
持できるものである。また、クリツプ部21は換
気扇外枠15の上壁エツジに対して前後方向、つ
まり該外枠15の奥行方向にスライドさせて任意
位置で挟持させることができるので、該クリツプ
部21の外枠15への差し込み量を適宜調整する
ことにより、フイルターカバー3の後面周縁部を
換気扇外枠15の前壁面に適正に添接させること
ができ、機種間における換気扇外枠15の奥行寸
法の多少の相違は該クリツプ部21のスライド操
作によつて簡単、確実に吸収できる。また、フイ
ルターカバー3はその重心が換気扇1側寄りに位
置することになるため、第2図において反時計回
り方向の回転モーメントが作用して、耳縁部34
が外枠15の前壁面に当接すると共に、フラツプ
35が外枠15上壁に当接し、しかも、該フイル
ターカバー3は軽量であり、かつフアン12によ
る吸引力が付加されるから前記掛止部22と引掛
孔36との係合による止着力でもつて取付位置を
充分保持することができる。
尚、この実施例のようにフイルターカバー3を
上部の1箇所のみで止着する場合は、第2図に示
すように、必要に応じて耳縁部34の下方で対向
する部位を粘着テープ5でもつて外枠15に止着
することもできる。
また、第4図に示すように、外枠15の奥行き
が大きい換気扇1に前記実施例に示したフイルタ
ーカバー3を装着しようとする場合は、例えば前
記取付金具2のクリツプ部21を外枠15の奥行
きに見合う長さ寸法に形成して、掛止部22が相
対的に外枠15の全部に位置するようにすると共
に第5図に示すようにフラツプ35の幅方向に適
当数(図では3本)の折目線l1,l2,l3を設け、
かつ、各折目線l1,l2,l3間のフラツプ部分351
352,353に引掛孔361,362,363を透設
して、換気扇外枠15の奥行き寸法に対応する折
目線l1…に沿つてフラツプ35を折り込むように
すると外枠15の幅に適宜対応できて便利であ
る。尚、フラツプ35は第5図のもののようにフ
イルターカバー本体30の耳縁部34と同幅に延
長して設けてもよい。
第6図は本考案の更に他の実施例を示しており
この実施例のフイルターカバー103aは、1枚
のアルミニウムシートによつてフイルター31a
を張設した開放前面部32aを有するフイルター
カバー本体30aと、換気扇外枠15の周側面に
当接する4面の側面部(フラツプ)35aとを展
開状態で成形すると共に、該前面部32aと各側
面部35aとの境界線上に折目線laを形成してあ
り、使用時には各折目線laに沿つて折り曲げると
共に、隣合う側面部35a,35aの角部間に連
接された1対の扇形部分37,37を折り込むこ
とにより、各側面部35aで換気扇外枠15を包
み込むようにして該換気扇1に装着するものであ
るが、この場合、前面部32a各側面部35aの
内、1または対向する1対の側面部35aに引掛
孔36aを設け、装着時に該引掛孔36aを掛止
部22に係合させるようになしたものである。
尚、上記構成のフイルターカバー103aは、
フイルターカバー本体とフラツプ、つまり前面部
32aと側面部35aとを予め箱形に保形した状
態で形成したものであつてもよい。
更に前記各実施例では、フイルターカバーをア
ルミニウムシートで成形するものとしたが、本考
案はこの外、合成樹脂シートで成形されるものに
も適用できる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案の換気扇用フイルターカバ
ーの取付装置は、フイルターカバー3の上端辺縁
部に折目線lを介してフラツプ35を一体に形成
し、このフラツプ35の中央部に穿設された横長
長方形状の引掛孔36と、1枚の金属製帯状板を
U字形状に屈曲して換気扇外枠15の上壁エツジ
に弾性的に挟着可能なクリツプ部21を形成する
と共に該クリツプ部21の一端から延びる帯状板
の一端部をクリツプ部21に対して直角方向に立
ち上がり状に屈曲して上記フラツプ35の引掛孔
36に挿通状態で係合可能な掛止部22を形成し
てなる取付金具2とからなることを特徴とするも
のであるから、取付金具2のクリツプ部21を換
気扇外枠15の上壁エツジに差し込み弾性的に挟
着させるだけで、取付金具2の掛止部22が外枠
15の上壁上方に起立姿勢で保持された状態で手
間なく装着することができる。しかも、クリツプ
部21は換気扇外枠15の上壁エツジに対して前
後方向、つまり該外枠15の奥行方向にスライド
させて任意位置で挟持させることができるので、
該クリツプ部21の外枠15への差し込み量を適
宜調整することにより、フイルターカバー3の後
面周縁部を換気扇外枠15の前壁面に適正に添接
させることができる。
そして、この掛止部22に予め折目線lに沿つ
てフイルターカバー3の後方側に略直角に屈曲さ
せたフラツプ35の引掛孔36を上方から挿入、
係合させるだけで、該掛止部22と引掛孔36と
の係合によつて、フイルターカバー3を換気扇外
枠15に確実に取り付けることができ、また、フ
ラツプ35の引掛孔36を取り付け金具2の掛止
部22に係脱させることができることから、高所
に設置された換気扇1へのフイルターカバー3の
取付け、取外しの操作が極めて簡単に行え、フラ
ツプ3の取替えも容易に行える。
しかも、接着剤の付着等による換気扇1の汚損
も全く生じないなど、実用上、多大な効果を発揮
するものとなつた。
【図面の簡単な説明】
図1ないし第3図は本考案の実施例を示してお
り、第1図は斜視図、第2図は使用状態を示す縦
断側面図、第3図は取付金具の斜視図、第4図は
第2図に示した換気扇とは態様が異なる換気扇に
適用した状態を示す要部縦断側面図、第5図は本
考案の他の実施例を示す斜視図、第6図は本考案
の更に他の実施例を示す斜視図である。 1……換気扇、15……外枠、2……取付金
具、21……クリツプ部、22……掛止部、3,
103a……フイルターカバー、30,30a…
…フイルターカバー本体、31……フイルター、
32……開口部、35,35a……フラツプ、3
6,36a……引掛孔、l……折目線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フイルターカバー3の上端辺縁部に折目線lを
    介してフラツプ35を一体に形成し、このフラツ
    プ35の中央部に穿設された横長長方形状の引掛
    孔36と、1枚の金属製帯状板をU字形状に屈曲
    して換気扇外枠15の上壁エツジに弾性的に挟着
    可能なクリツプ部21を形成すると共に該クリツ
    プ部21の一端から延びる帯状板の一端部をクリ
    ツプ部21に対して直角方向に立ち上がり状に屈
    曲して上記フラツプ35の引掛孔36に挿通状態
    で係合可能な掛止部22を形成してなる取付金具
    2とからなることを特徴とする換気扇用フイルタ
    ーカバーの取付装置。
JP1986098367U 1986-06-25 1986-06-25 Expired - Lifetime JPH0548015Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835730B2 (ja) * 1980-05-17 1983-08-04 アタカ工業株式会社 懸濁液用固液分離装置

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JPS5835730U (ja) * 1981-08-31 1983-03-08 株式会社 オスカ− 換気扇用フィルタ−カバ−の取付装置

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