JPH0547930U - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH0547930U
JPH0547930U JP9993891U JP9993891U JPH0547930U JP H0547930 U JPH0547930 U JP H0547930U JP 9993891 U JP9993891 U JP 9993891U JP 9993891 U JP9993891 U JP 9993891U JP H0547930 U JPH0547930 U JP H0547930U
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純一 篠原
宏樹 福岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影画像をCRTで表示させる等の画像処理
の際に、撮影者の意図した画像が得られるようにする。 【構成】 表示枠板4に通常の撮影希望範囲(24mm×36m
m;画面比2:3)の表示枠と、HDTV対応の撮影希望
範囲(画面比9:16)の表示枠とを記しておき、例えば、
撮影者が表示切換釦9でHDTV対応の撮影希望範囲を
設定すると、カメラ全体制御演算部10が表示切換手段8
を駆動させてファインダ光軸Lに対応する表示枠をセッ
トする。撮影者は、HDTV対応の表示枠を見ることで
HDTVのCRT表示面の範囲を把握できるので、画像
表示時には撮影時に意図した画像と同一画像をHDTV
に表示できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スチール写真を撮影するカメラに係り、特にカメラにおける撮影範 囲を視認するファインダに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、銀塩写真フィルムに撮影された撮影画像をCRT(陰極線管)画面で 見ることができるようにした画像処理装置が提供されており、近年では、前記撮 影画像を画像データとして光ディスクに記録し、この光ディスクを用いて画像を CRT表示したり、プリントアウトする画像処理装置も提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の従来技術において問題となるのは、写真フィルムにおける撮影画像とC RT画面との画面比の違いである。例えば35mm写真フィルムの撮影駒は24mm×36 mm(画面比2:3)であるが、一般的なTV(テレビジョン)の画面比が3:4であ り、さらに高画質の高品位TV(HDTV;ハイビジョン)の画面比が9:16であ るため、何等かの工夫をしないと撮影画像を上記のTV方式のCRTに表示され た時に、撮影画像の一部が切られた状態になり、撮影者の意図から外れた状態の 表示画像しかCRT表示できないことがある。
【0004】 本考案の目的は、撮影画像をCRTで表示させる等の画像処理の際に、撮影者 の意図した画像が得られるようにしたカメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案は、撮影範囲を視認するためのファインダ と、このファインダに複数の異なる撮影希望範囲を表示させる表示切換手段とを 備えたことを特徴とする。
【0006】 また、前記撮影希望範囲の種類を検知する検知手段と、この検知手段からの検 知データに基づいて写真フィルムの撮影対象駒部分に撮影希望範囲の種類情報を 記録する記録手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】 また前記撮影希望範囲の少なくとも1種がテレビジョン画面の画面比と同じで あることを特徴とする。
【0008】 さらに前記画面比において縦と横の比を9:16にしたことを特徴する。
【0009】
【作用】
上記の手段によれば、撮影者は表示切換手段でファインダに撮影希望範囲を表 示させることで、自分がCRT表示させようとするHDTV等のCRT表示面の 画面比に対応した撮影範囲を把握できることになり、撮影時に意図した画像と同 一画像をCRTに表示させることができる。
【0010】 また撮影者が設定した撮影希望範囲の種類が、検知手段で検知されて、記録手 段で写真フィルムの該当撮影対象駒部分に記録されるので、この記録データを利 用することによって、後処理としての記録媒体への撮影画像の記録時に、撮影者 が必要としない撮影希望範囲外の画像データを除いて記録したり、あるいは撮影 者の意図にあった画面比での撮影画像のプリントが行えるようにできる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1は本考案の第1実施例のファインダ部分の構成を示す説明図であり、ファ インダ光軸L上には、第1〜第3レンズ1〜3と、撮影希望範囲を表示するため の表示枠板4と、第4レンズ5と、接眼レンズ6とが順次設置されている。前記 表示枠板4は、図2の正面図のように、複数(図では2個を示した)の表示枠 7a,7bが記されている。左方の表示枠7aは通常の撮影希望範囲(24mm×36mm; 画面比2:3)であり、右方の表示枠7bはHDTV対応の撮影希望範囲(画面比 9:16)である。
【0013】 また図1において、8は表示枠板4を移動させていずれかの表示枠7a,7bを ファインダ光軸L上にセットさせる表示切換手段、9はカメラ本体外部に設けら れた表示切換用釦、10はカメラ全体制御演算部である。
【0014】 上記の構成の第1実施例において、表示切換用釦9によって撮影者がいずれか の撮影希望範囲を設定すると、設定信号を受けてカメラ全体制御演算部10が表示 切換手段8を駆動させて対応する表示枠7a,7bをファインダ光軸L上にセット する。表示枠7a,7bは、第3レンズ3の後面の図示しないハーフミラーにより 反射され、接眼レンズ6を介して撮影者に「枠」として視認される。
【0015】 前記表示切換手段8としては、例えば、カメラ全体制御演算部10を介して電気 的制御信号を受けて表示枠板4を移動させる電磁ソレノイド装置が考えられるが 、撮影者がレバー等を操作することによって直接的に表示枠板4を移動させる機 械的手段も採用できる。
【0016】 さらに図3の本考案の第2実施例の説明図のように、通常の撮影希望範囲を表 示するための第1マスク体11aと、HDTV対応の撮影希望範囲を表示するため の第2マスク体11bとを第4レンズ5前に設け、前記第1マスク体11aを固定し、 第2マスク体11bを回転可能に設置し、第1実施例と同様の表示切換手段8′に よって第2マスク体11bを第4レンズ5の前に位置させたり、退避させることで 撮影希望範囲の表示切換えを行うことができる。
【0017】 また上記の第1実施例の表示枠7a,7bと、第2実施例のマスク体11a,11bと を適宜組合せて撮影希望範囲を表示させることも考えられる。
【0018】 尚、上記の撮影希望範囲の表示切換えがあっても、撮影される写真フィルム上 の実際の撮影範囲は、常に一定(24mm×36mm)であって、カメラ本体の露光用のア パーチャの画面比を換える必要はない。例えば、HDTV対応の撮影希望範囲と は、HDTVで撮影画像を表示する場合に、撮影画像が表示される範囲のことで ある。HDTVに表示する場合に余分な部分が露光されていても(余分な撮影画 像があっても)、その余分な部分はHDTV表示には何等支障を生じないからで ある。また撮影希望範囲として通常のCRT(画面比3:4)等に対応するものを 設けてもよい。
【0019】 図4(a)〜(d)はファインダ視野と形成画像の説明図であり、図4(a)は第1実 施例の表示枠7a,7bによるファインダ視野を示しており、図4(b)は第1実施 例の表示枠7a,7bの上に第2実施例のマスク体11a,11bによるマスキングをし たファインダ視野を示している。図4(a),(b)のように、撮影希望範囲の表示を 切換えても、図4(c)に示したように写真フィルムFには撮影画像が24mm×36mm のままで露光されるが、この撮影画像をHDTVに表示させると、図4(d)に示 したように、撮影者が意図した範囲の画像と同一の画像が画面表示されることに なる。
【0020】 図5は本考案の第3実施例の要部の構成を示す説明図であり、この第3実施例 は、上記の第1実施例の構成に、写真フィルムFに光学的あるいは磁気的等の適 宜の手段で撮影情報を記録するための情報記録手段20を設け、上述した撮影希望 範囲に係るデータを写真フィルムFの撮影対象駒に対応する部分に記録するもの である。前記写真フィルムFに磁気記録する場合、当然のことであるが写真フィ ルムFとして磁気記録部が形成されたものを用いる必要がある。
【0021】 図5において、21はフィルム位置検出手段、22はフィルム給送制御手段、23は フィルム給送手段、24は撮影レンズである。
【0022】 第3実施例において、表示切換用釦9によって撮影希望範囲が設定されると、 検知手段の機能を備えたカメラ全体制御演算部10′、あるいは表示切換手段8内 に備えられた光学的あるいは電気的な検知手段によって、設定された撮影希望範 囲が検知されて、検知データが情報記録手段20に出力される。そしてフィルム給 送手段23による写真フィルムFの給送中に、フィルム位置検出手段21によって検 出される該当する撮影対象駒に対して前記検知データを記録する。
【0023】 また、設定された撮影希望範囲を検知する検知手段としては、表示の切換えが 、例えばカメラ全体制御演算部10′を介さずに機械的手段で行われる構成であれ ば、フォトセンサや電気的検知手段で機械的手段の移動を検知する構成を設ける 必要がある。
【0024】 記録された前記検知データは、例えば、画像データ処理を施して光ディスクに 撮影画像を記録する際に写真フィルムから読み出され、その検知データに基づい て設定された撮影希望範囲の撮影画像のみを走査するようにし、光ディスクに無 駄な情報を記録させないようにできる(HDTV対応の撮影希望範囲では通常の 撮影画像の上下部分の情報は不必要である)。
【0025】 また写真フィルムの撮影画像のプリント時に、前記検知データを利用すること で、撮影時の撮影者の意図に合ったプリント形状(撮影時と画面比が同一)のプリ ントを自動的に行うことができる。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ファインダに異なる撮影希望範囲を表 示させることで、CRT表示面に対応した撮影範囲を把握できるので、撮影時に 意図した画像と同一画像をCRTに表示させることができ、また撮影希望範囲の 種類情報が該当撮影対象駒部分に記録することで、記録媒体への撮影画像の記録 やプリント等の後処理において、記録された前記種類情報を利用することによっ て、撮影意図に合った適正な処理が行えるため、撮影画像に対して画像処理を行 っても、撮影者の意図した画像が得られるカメラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のカメラの第1実施例の要部の構成を示
す説明図である。
【図2】図1の表示枠板の正面図である。
【図3】本考案の第2実施例の要部の構成を示す説明図
である。
【図4】ファインダ視野と形成画像の説明図である。
【図5】本考案の第3実施例の要部の構成を示す説明図
である。
【符号の説明】
4…表示枠板、 7a,7b…表示枠、 8,8′…表示
切換手段、 10,10′…カメラ全体制御演算部、 11
a,11b…マスク体、 20…情報記録手段、 21…フィル
ム位置検出手段、 L…ファインダ光軸。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影範囲を視認するためのファインダ
    と、このファインダに複数の異なる撮影希望範囲を表示
    させる表示切換手段とを備えたことを特徴とするカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記撮影希望範囲の種類を検知する検知
    手段と、この検知手段からの検知データに基づいて写真
    フィルムの撮影対象駒部分に撮影希望範囲の種類情報を
    記録する記録手段とを備えたことを特徴とする請求項1
    のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記撮影希望範囲の少なくとも1種がテ
    レビジョン画面の画面比と同じであることを特徴とする
    請求項1又は請求項2のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記画面比において縦と横の比を9:16
    にしたことを特徴する請求項3のカメラ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62272236A (ja) * 1986-05-20 1987-11-26 Victor Co Of Japan Ltd 光学フアインダの画枠表示方式
JPH02306229A (ja) * 1989-05-22 1990-12-19 Nikon Corp トリミングカメラ

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