JPH0547645Y2 - - Google Patents

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JPH0547645Y2
JPH0547645Y2 JP1987137535U JP13753587U JPH0547645Y2 JP H0547645 Y2 JPH0547645 Y2 JP H0547645Y2 JP 1987137535 U JP1987137535 U JP 1987137535U JP 13753587 U JP13753587 U JP 13753587U JP H0547645 Y2 JPH0547645 Y2 JP H0547645Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、レーザやCRTを用いて写植機、各
種の光プロツタ等で使用される未感光の感光材料
をロール状に巻いて収容した未感光マガジンを、
機械本体上で支持する未感光マガジン支持装置に
関するものである。
[従来技術] 第2図1及び2は一般的なレーザ写植機の概略
を示す側面図と平面図である。
同図のレーザ写植機において、未感光マガジン
1から引き出された感光材料2は、図示してない
送り装置によつて順次印字位置Eに送られる。そ
して印字位置Eでレーザビーム3の走査を受け、
文字・画像が記録される。その後感光材料は既感
光マガジン4内に収容されていく。図中矢印は感
光材料2の移動方向を示したもので、Rは送りロ
ーラと従動ローラである。
このようなレーザ写植機等に使用されている未
感光マガジン1には、第3図に例示するように、
後述する支持部材を挿入するための凹部6が両側
に設けられており、また前面には感光材料2を引
き出すためのスリツト状の引き出し口12が設け
られている。この引き出し口より感光材料2が露
光走査に応じて順次引き出されて、既感光マガジ
ン4方向へ移動していく。
この未感光マガジン1の内部には、第4図に示
すように、側端部を揃えてロール状に巻いた感光
材料2が、その両側端部が未感光マガジン1の内
側部1aと軽く接するようにして収容されてい
る。このような未感光マガジンを写植機本体7に
設けた四角柱又は円柱状の支持部材8で、その凹
部6に挿入してこれを掛止するようにしていた。
図中15は位置規定板で支持部材8に固定され
ており、両規定板で未感光マガジンの左右方向の
位置を規定するようにしている。未感光マガジン
1を機械に着脱するには、機械本体の一方、例え
ば7a側を開閉して行なう。16はクリツク機構
などによる位置決め手段である。
[考案が解決しようとする問題点] 前述したように、従来の未感光マガジン1は、
比較的簡単な構造となつており、取り扱い性(軽
量化)や経済性などの点から、ダンボール紙や合
成樹脂の薄板で形成したものが大部分となつてい
る。
このため、高い寸法精度で未感光マガジン1を
作成することは不可能であり、内部の感光材料2
の側端部と未感光マガジン1の内側部との間に隙
間が生じることがある。
また、感光材料2の製造時の幅方向の寸法にも
多少の誤差があり(幅400mmのフイルムで+0,−
0.5mm、印画紙で+0,−1.6mmがISO規格による許
容値)、これが前記の隙間となる場合もある。
このように感光材料2の側端部と未感光マガジ
ン1の内側面との間に隙間があると、輸送中の振
動等により感光材料2の巻きに乱れが生じ、その
両側端部がフイルムで約0.3〜0.8mm程度不揃いに
なつてしまう事故が発生する。
乱れが生じた感光材料2を未感光マガジン1か
ら引き出し印字位置E方向へ移動させていくと、
感光材料1は一定の位置を保つことができず、左
右の幅方向にズレながら引き出されていく。その
ため感光材料2を引き出した時に、感光材料2の
巻きの乱れによる左右方向のズレにより、0.3〜
0.8mm程度の幅で蛇行しながら印字位置Eへ向う
ことになる。
このように感光材料2が蛇行すると、露光され
る文字・画像の品質にそれが現れてしまう場合が
多い。特に罫線や網点、地紋などを記録している
ときは、蛇行した分だけ曲りやモアレが発生し、
それらが濃度ムラとなつて印字品質を損なう原因
となつてしまう。
[問題点を解決するための手段] 本考案の目的は、感光材料の巻きが不揃いであ
つても感光材料が蛇行することなく引き出される
ように改良した未感光マガジン支持装置を提供す
ることである。
さらに詳しくは、従来、未感光マガジン自身の
位置を規定することによつて内部に収容した感光
材料の乱れを規定しようとしていた考え方を改
め、感光材料自身を基準として感光材料の巻きに
乱れがあつたとしても、巻きの乱れによるズレ分
だけ未感光マガジンを移動させ、それによつてズ
レを吸収して蛇行を防止しようとするものであ
る。そのため未感光マガジンを支持装置上で左右
方向に円滑に移動自在となし、しかも未感光マガ
ジンが左右方向へ移動しても常に感光材料は一定
の基準位置を維持できるようにしようとするもの
である。
上記問題点を解決し、目的を達成するため、本
考案の未感光マガジン支持装置は、ロール状の感
光材料を収容した未感光マガジンを、マガジンの
両側面に設けた凹部に、凹部に対応して機械本体
に取り付けた支持手段を両側から挿入して、支持
する未感光マガジン支持装置において、凹部に挿
入される支持手段の先端には、未感光マガジンの
重量を転動自在に支持する支持ローラが設けら
れ、未感光マガジンから引き出された感光材料の
一方の側部の位置を規定するガイドが機械本体に
設けられ、未感光マガジンを両側から挟んで押圧
するように支持手段を中心として配置され、ガイ
ドの設置されている側が他方側より弱い圧力で未
感光マガジンを押圧する押圧手段とを具備するこ
とを特徴とする。
[実施例] 以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図1及び2は本考案の実施例に係る未感光
マガジン支持装置を示す部分切断正面図と部分切
断平面図である。
本実施例における支持装置は、未感光マガジン
1の凹部6に挿入され機械本体7に設けた先端に
ローラ10を有するアーム9と、機械本体7と未
感光マガジン1の側端部の夫々の間に配置されて
未感光マガジン1をそれぞれ左右方向に押圧する
押圧手段としてのスプリング11A,11Bと、
引き出された感光材料2の少なくとも一方の側部
の位置を規定するガイド5とから構成されてい
る。
第1図において、未感光マガジン1には凹部6
が左右方向に設けられ、この凹部による未感光マ
ガジン内に形成された凸部6aが巻芯となつて感
光材料2を収容する。先端にローラ10を回転で
きるように取付けたアーム9は機械本体7に固定
されている。従つて未感光マガジンはその凹部6
内に挿入されたローラ10によりその重量が支持
される。
一方、本体7の一側、例えば7a側を開閉して
未感光マガジンの着脱を行なうが、開閉のための
手段や、その位置を規定するための手段は図では
省略してあるが、任意公知のものを使用すること
によつて容易に実施することができる。
こうして写真植字機等本体7にセツトされた未
感光マガジン1は、一定範囲内で左右に自由に移
動可能な状態で支持されることになる。11はス
プリングで未感光マガジンと機械本体間にアーム
9を中心として配置され、その押圧力の強さは、
第1図2で右側のスプリング11A、つまり感光
物規定ガイド5の設置されている側と反対方向の
側の方が他方のスプリング11Bよりわずかに強
く未感光マガジン1を押圧するように設定されて
いる。17はスプリングの受け板である。
感光物規定ガイド5は機械本体上に固定され、
未感光マガジンから引き出された感光材料の位置
を規定する。図では1つのガイド5だけが示され
ているが、両側に設けることも可能である。しか
し前記のようにスプリング11の一方が他方より
強い圧力を持つよう構成されているので、実質的
には同じことになる。また図では省略されている
が、未感光マガジンから引き出された感光材料は
その平面を保持するため台上を移動するよう構成
されている。
以上のようにして未感光マガジンをセツトし、
感光材料を第1図2矢印方向に引き出して印字を
開始しようとしたとき、感光材料2の巻きに乱れ
があり、その両側端部が不揃いになつている場
合、感光材料はガイド5を基準として感光材料と
未感光マガジンの間に発生する、互いに左右方向
へ移動しようとするわずかな力により、未感光マ
ガジンを左右方向へ移動し、感光材料2の巻きの
乱れを吸収するよう動作する。このため、感光材
料2は蛇行せず、常に規定された位置から引き出
されていく。
尚、このスプリング11A,11Bの強さの差
は、感光材料2の巻きの乱れにより生じる未感光
マガジン1の左右方向への移動を妨げることのな
いように設定されていることは勿論である。
又、上記実施例はレーザを利用した写真植字機
のものとなつているが、前記のように各種の光プ
ロツタで利用できることは明らかである。
[考案の効果] 以上のように本考案は、未感光マガジンを機械
本体に対していわば浮動の状態として支持するよ
うにし、そしてスプリング11A,11Bの強さ
のわずかな差を利用して、引き出された感光材料
2をガイド5に押し当てて位置を規定するように
したから、感光材料の巻きの乱れに起因する感光
材料の蛇行を防止することができ、高精度で高品
質の印字物を得ることができる。また上記実施例
におけるスプリング11A,11Bは、機械本体
を設置した床に傾斜があるとき、その影響を受け
て未感光マガジン1がローラ10の作用により、
左右に片寄つた状態となることを防止するのにも
役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図1及び2は本考案の一実施例に係る未感
光マガジン支持装置の部分切断正面図及び部分切
断平面図、第2図1及び2はレーザ写植機の概略
を示す側面図と平面図、第3図は未感光マガジン
を示す図、第4図は従来の未感光マガジンとその
支持装置を示す部分切断平面図である。 1……未感光マガジン、2……感光材料、5…
…ガイド、6……凹部、7……機械本体、9……
アーム、10……ベアリング、11A,11B…
…スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ロール状の感光材料を収容した未感光マガジン
    を、マガジンの両側面に設けた凹部に、凹部に対
    応して機械本体に取り付けた支持手段を両側から
    挿入して、支持する未感光マガジン支持装置にお
    いて、 凹部に挿入される支持手段の先端には、未感光
    マガジンの重量を転動自在に支持する支持ローラ
    が設けられ、 未感光マガジンから引き出された感光材料の一
    方の側部の位置を規定するガイドが機械本体に設
    けられ、 未感光マガジンを両側から挟んで押圧するよう
    に支持手段を中心として配置され、ガイドの設置
    されている側が他方側より弱い圧力で未感光マガ
    ジンを押圧する押圧手段と、を具備することを特
    徴とする未感光マガジン支持装置。
JP1987137535U 1987-09-10 1987-09-10 Expired - Lifetime JPH0547645Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987137535U JPH0547645Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

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JP1987137535U JPH0547645Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

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JPH0197939U JPH0197939U (ja) 1989-06-29
JPH0547645Y2 true JPH0547645Y2 (ja) 1993-12-15

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ID=31399046

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850937B2 (ja) * 1976-04-16 1983-11-14 株式会社日立製作所 光フアイバ製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850937U (ja) * 1981-10-02 1983-04-06 株式会社 写研 写真植字機における感材搬送装置
JPS5889337U (ja) * 1981-12-14 1983-06-17 株式会社モリサワ 写真植字機のマガジン固定装置

Patent Citations (1)

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JPS5850937B2 (ja) * 1976-04-16 1983-11-14 株式会社日立製作所 光フアイバ製造方法

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JPH0197939U (ja) 1989-06-29

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