JP2710167B2 - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
- Publication number
- JP2710167B2 JP2710167B2 JP2134980A JP13498090A JP2710167B2 JP 2710167 B2 JP2710167 B2 JP 2710167B2 JP 2134980 A JP2134980 A JP 2134980A JP 13498090 A JP13498090 A JP 13498090A JP 2710167 B2 JP2710167 B2 JP 2710167B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- sheet
- pressing
- main body
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、カセット内のシートを摩擦力を利用して1
枚ずつ分離して画像形成装置の装置本体内に送り込む給
紙装置に関する。
枚ずつ分離して画像形成装置の装置本体内に送り込む給
紙装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来のこの種の給紙装置の一例を第4図〜第7図に示
す。
す。
第4図及び第5図において、カセット101はシートが
積載される中板103を有していて基部を支軸105により枢
着されており、このカセット101の後部には積載される
シートの積載量を制限する上限部材102が設けられてい
る。また、カセット101の側板の外壁面には積載される
シートのサイズを給紙装置及び画像形成装置に伝達する
サイズ表示部材104が設けられている。カセット101の前
部角隅部には1対の分離爪106が上下動自在に設けられ
ていてその基部はカシメ軸116により枢着されており、
この分離爪106は中板103に積載されているシートの角隅
部を押圧して分離作用を行なう。
積載される中板103を有していて基部を支軸105により枢
着されており、このカセット101の後部には積載される
シートの積載量を制限する上限部材102が設けられてい
る。また、カセット101の側板の外壁面には積載される
シートのサイズを給紙装置及び画像形成装置に伝達する
サイズ表示部材104が設けられている。カセット101の前
部角隅部には1対の分離爪106が上下動自在に設けられ
ていてその基部はカシメ軸116により枢着されており、
この分離爪106は中板103に積載されているシートの角隅
部を押圧して分離作用を行なう。
カセット101の一側板の近傍には支持板110が配設され
ていて、その内面側には加圧ばね107がねじ109により装
着されている。この加圧ばね107の対向側にはシートの
搬送方向と平行をなすシートの側部のカセット101内の
位置を規制する端面規制部材(図示略)が配設されてい
る。カセット101の前部にはカセット101から出るシート
をガイドするシートガイド112が設けられている。また
中板103にはシートの有無を検知するセンサを逃がす長
孔113と、最終紙のシートの重送を防ぐための分離シー
ト115が貼設されている。
ていて、その内面側には加圧ばね107がねじ109により装
着されている。この加圧ばね107の対向側にはシートの
搬送方向と平行をなすシートの側部のカセット101内の
位置を規制する端面規制部材(図示略)が配設されてい
る。カセット101の前部にはカセット101から出るシート
をガイドするシートガイド112が設けられている。また
中板103にはシートの有無を検知するセンサを逃がす長
孔113と、最終紙のシートの重送を防ぐための分離シー
ト115が貼設されている。
第6図は、カセット101が装着される画像形成装置の
装置本体117の斜視図を示している。装置本体117は、ス
リット119がそれぞれ形成されている1対のカセットガ
イド120,121とその上部にねじ123により結合されたステ
ー122等を有している。カセットガイド121に設けられた
軸受125には給紙ローラ軸126が回転自在に設けられてお
り、この内端には半月状の給紙ローラ126が、そして外
端には給紙ギヤ129がそれぞれ固着されている。給紙ギ
ヤ129には、不図示の駆動源に接続されているギヤ列に
含まれるギヤ130が噛合している。
装置本体117の斜視図を示している。装置本体117は、ス
リット119がそれぞれ形成されている1対のカセットガ
イド120,121とその上部にねじ123により結合されたステ
ー122等を有している。カセットガイド121に設けられた
軸受125には給紙ローラ軸126が回転自在に設けられてお
り、この内端には半月状の給紙ローラ126が、そして外
端には給紙ギヤ129がそれぞれ固着されている。給紙ギ
ヤ129には、不図示の駆動源に接続されているギヤ列に
含まれるギヤ130が噛合している。
さらにカセットガイド121に設けられた1対の軸受131
にはセンサフラグ133が固着されていてカセットガイド1
21に穿設された穴135を貫通しており、このセンサフラ
グ133は不図示のフォトインタラプタをON・OFFして電気
的にシートの有無を検知するものである。また、センサ
軸132の他端にはセンサアーム136が固着されていて、カ
セット101内のシートの有無を検出する。
にはセンサフラグ133が固着されていてカセットガイド1
21に穿設された穴135を貫通しており、このセンサフラ
グ133は不図示のフォトインタラプタをON・OFFして電気
的にシートの有無を検知するものである。また、センサ
軸132の他端にはセンサアーム136が固着されていて、カ
セット101内のシートの有無を検出する。
第7図は画像形成装置の概略構成図を示している。
同図において、画像形成装置の装置本体117の下部に
はシートS1が積載されているカセット101及び給紙ロー
ラ127等が設けられており、さらに装置本体117には少量
のシートS2が積載されるマルチトレイ140が設けられて
いる。シートS2は給紙ローラ141及び分離パッド142によ
り1枚ずつ分離されてレジストローラ対143へ送られ
る。プロセスカートリッジ145は、感光ドラム146及び不
図示の現像装置、クリーナ等を含んでいる。レーザース
キャナ149内には不図示のレーザー光源及びポリゴンミ
ラー150等を有していてレーザー光をミラー151を介して
感光ドラム146に照射して画像を形成し、これを現像し
てトナー像を形成する。
はシートS1が積載されているカセット101及び給紙ロー
ラ127等が設けられており、さらに装置本体117には少量
のシートS2が積載されるマルチトレイ140が設けられて
いる。シートS2は給紙ローラ141及び分離パッド142によ
り1枚ずつ分離されてレジストローラ対143へ送られ
る。プロセスカートリッジ145は、感光ドラム146及び不
図示の現像装置、クリーナ等を含んでいる。レーザース
キャナ149内には不図示のレーザー光源及びポリゴンミ
ラー150等を有していてレーザー光をミラー151を介して
感光ドラム146に照射して画像を形成し、これを現像し
てトナー像を形成する。
感光ドラム146に形成されたトナー像は転写ローラ147
によりシートS1(又はS2)に転写された後、定着ローラ
及び加圧ローラからなる定着部で定着され、定着後のシ
ートS1(S2)は排紙ローラ155を介して排紙トレイ156上
に排出される。
によりシートS1(又はS2)に転写された後、定着ローラ
及び加圧ローラからなる定着部で定着され、定着後のシ
ートS1(S2)は排紙ローラ155を介して排紙トレイ156上
に排出される。
上記構成により、カセット101内のシートS1に画像を
形成して排出する迄の過程は以下に記すようにして行な
われる。まずシートS1を第6図に示す上限部材102の範
囲内で後端を入れた後、分離爪106に先端部を押しつけ
るようにしてシートS1がカセット101内に積載される。
カセット101内に挿入されたシートS1は、その一側面を
加圧ばね107により不図示の端面規制部材に押しつけら
れる。このカセット101の両レール部111を第6図に示す
装置本体117のスリット119に挿入してカセット101が装
置本体117に挿着される。この時、カセット101の内のシ
ートS1のサイズは、第4図に示すサイズ表示部材104に
より装置本体117には知らされる。第6図に示すセンサ
アーム136はシートS1により動かされて不図示のフォト
インタラプタをOFFにしてカセット101にシートS1がある
ことを装置本体117に伝える。
形成して排出する迄の過程は以下に記すようにして行な
われる。まずシートS1を第6図に示す上限部材102の範
囲内で後端を入れた後、分離爪106に先端部を押しつけ
るようにしてシートS1がカセット101内に積載される。
カセット101内に挿入されたシートS1は、その一側面を
加圧ばね107により不図示の端面規制部材に押しつけら
れる。このカセット101の両レール部111を第6図に示す
装置本体117のスリット119に挿入してカセット101が装
置本体117に挿着される。この時、カセット101の内のシ
ートS1のサイズは、第4図に示すサイズ表示部材104に
より装置本体117には知らされる。第6図に示すセンサ
アーム136はシートS1により動かされて不図示のフォト
インタラプタをOFFにしてカセット101にシートS1がある
ことを装置本体117に伝える。
画像形成開始が要求されると、駆動系のギヤ130によ
り給紙ギヤ129が回転し、これと一体の給紙ローラ127も
回転する。給紙ローラ127の回転と分離爪106の分離作用
により最上位の1枚のシートS1のみがピックアップされ
て第9図に示すレジストローラ対143へ給送される。感
光ドラム146においてトナー像を転写されたシートS1は
定着ローラ152、加圧ローラ153によりトナー像を定着さ
れた後排紙ローラ155により排紙トレイ156上へ排出され
る。
り給紙ギヤ129が回転し、これと一体の給紙ローラ127も
回転する。給紙ローラ127の回転と分離爪106の分離作用
により最上位の1枚のシートS1のみがピックアップされ
て第9図に示すレジストローラ対143へ給送される。感
光ドラム146においてトナー像を転写されたシートS1は
定着ローラ152、加圧ローラ153によりトナー像を定着さ
れた後排紙ローラ155により排紙トレイ156上へ排出され
る。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来の給紙装置においては、
シートS1の側部の端面を揃えるために加圧ばね107を用
いているので、以下に記すような欠点があった。
シートS1の側部の端面を揃えるために加圧ばね107を用
いているので、以下に記すような欠点があった。
(1)ユーザのカセット101へのシートS1の入れ方によ
り、シートS1の束全体が斜めに置かれて(以下斜載とい
う)しまうと、給送されるシートS1の斜行が不可避とな
る。
り、シートS1の束全体が斜めに置かれて(以下斜載とい
う)しまうと、給送されるシートS1の斜行が不可避とな
る。
(2)上記の(1)の弊害を避けるために加圧ばね107
の付勢力を大きくすると、カセット101の少量の薄いシ
ートが長期に亙り積載されると、シート端部が変形して
しまってシート折れの発生やトナー像の転写不良を生じ
る。
の付勢力を大きくすると、カセット101の少量の薄いシ
ートが長期に亙り積載されると、シート端部が変形して
しまってシート折れの発生やトナー像の転写不良を生じ
る。
そこで、本発明は、カセットを装置本体に装着する動
作時のみにシートの側部に大きな付勢力を作用させてカ
セット内での斜載を矯正するようにした給紙装置を提供
することを目的とするものである。
作時のみにシートの側部に大きな付勢力を作用させてカ
セット内での斜載を矯正するようにした給紙装置を提供
することを目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みてなされたものであって、
シートを積載し装置本体に着脱自在のカセットと、前記
シートの搬送方向と平行の一側部の前記カセット内にお
ける位置を決める端面規制部材と、前記カセット内のシ
ートの他側部を押圧してシートの一側部を前記端面規制
部材に押し付ける板ばねからなる加圧板を有する加圧ニ
ユットと、前記加圧板の外面側に配置され、前記カセッ
ト側面から外方に突出された出入り自在な斜載矯正部材
を有する付勢機構とをとを備え、前記斜載矯正部材は、
前記装置本体に対する前記カセットの装置動作中に、前
記装置本体側に設けられているカムによって内方に押し
込まれ、前記加圧板の外面を押圧し該加圧板によって前
記カセット内のシートを前記端面規制部材に一時的に強
く押し付けることを特徴とする。
シートを積載し装置本体に着脱自在のカセットと、前記
シートの搬送方向と平行の一側部の前記カセット内にお
ける位置を決める端面規制部材と、前記カセット内のシ
ートの他側部を押圧してシートの一側部を前記端面規制
部材に押し付ける板ばねからなる加圧板を有する加圧ニ
ユットと、前記加圧板の外面側に配置され、前記カセッ
ト側面から外方に突出された出入り自在な斜載矯正部材
を有する付勢機構とをとを備え、前記斜載矯正部材は、
前記装置本体に対する前記カセットの装置動作中に、前
記装置本体側に設けられているカムによって内方に押し
込まれ、前記加圧板の外面を押圧し該加圧板によって前
記カセット内のシートを前記端面規制部材に一時的に強
く押し付けることを特徴とする。
(ホ)作用 上述構成に基づき、カセット内のシートは、他側部が
加圧ニユットの加圧板によって押圧され、これにより一
側部が端面記載部材に押し付けられて位置決めがなされ
る。また、カセットの装置本体に対する装置時に、付勢
機構の斜載矯正部材が装置本体側のカムによって内方に
押し込まれ、この斜載矯正部材によって上述の加圧板が
カセット内のシートを端面規制部材に一時的に強く押し
付ける。したがって、端面規制部材を基準としてシート
の斜載を矯正することができる。
加圧ニユットの加圧板によって押圧され、これにより一
側部が端面記載部材に押し付けられて位置決めがなされ
る。また、カセットの装置本体に対する装置時に、付勢
機構の斜載矯正部材が装置本体側のカムによって内方に
押し込まれ、この斜載矯正部材によって上述の加圧板が
カセット内のシートを端面規制部材に一時的に強く押し
付ける。したがって、端面規制部材を基準としてシート
の斜載を矯正することができる。
(ヘ)実施例 以下、本発明の第1の実施例を第1図及び第2図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第1図及び第2図に基づいて本発明の第1の実施例を
説明する。
説明する。
同図において、カセット1内の一側板1a近傍には支持
板2が固定されている。この支持板2とこれに設けられ
た1対の保持板2bとにより適宜の間隙が形成されてい
て、この間隙には板ばねからなる加圧板3が挿入されて
保持されており、この加圧板3に両端に形成された凸状
の加圧部3aは加圧板3に穿設された穴2aからカセット1
の内側に突出している。カセット1内に設けられた中板
5は基部(図において右側の端部)は不図示の支軸によ
り回動自在に支持されており、またシートSが積載され
る中板5の前端部には最終紙のシートの分離を行なう分
離シート6が貼設されている。
板2が固定されている。この支持板2とこれに設けられ
た1対の保持板2bとにより適宜の間隙が形成されてい
て、この間隙には板ばねからなる加圧板3が挿入されて
保持されており、この加圧板3に両端に形成された凸状
の加圧部3aは加圧板3に穿設された穴2aからカセット1
の内側に突出している。カセット1内に設けられた中板
5は基部(図において右側の端部)は不図示の支軸によ
り回動自在に支持されており、またシートSが積載され
る中板5の前端部には最終紙のシートの分離を行なう分
離シート6が貼設されている。
加圧板3の外面側には斜載矯正部材7の押圧板7aが離
間して支持されており、この斜載矯正部材7の自由端7b
は側板1aに穿設された穴を貫通して一部が側板1aから突
出している。また斜載矯正部材7の回りの設けられた斜
載矯正ばね9の一端9aは側板1aに穿設された係止穴1bに
係止し、他端は斜載矯正部材7に係止されており、上記
斜載矯正ばね9は第1図の状態で自由長となっている。
側板1aと対向する他方の不図示の側板の近傍にはシート
Sのカセット1内における位置を規制する端面記規制部
材4が配設されている。上記カセット1の両側板の外面
部には、カセット1を後述する装置本体に装着するため
のレール部16がそれぞれ設けられている。
間して支持されており、この斜載矯正部材7の自由端7b
は側板1aに穿設された穴を貫通して一部が側板1aから突
出している。また斜載矯正部材7の回りの設けられた斜
載矯正ばね9の一端9aは側板1aに穿設された係止穴1bに
係止し、他端は斜載矯正部材7に係止されており、上記
斜載矯正ばね9は第1図の状態で自由長となっている。
側板1aと対向する他方の不図示の側板の近傍にはシート
Sのカセット1内における位置を規制する端面記規制部
材4が配設されている。上記カセット1の両側板の外面
部には、カセット1を後述する装置本体に装着するため
のレール部16がそれぞれ設けられている。
上記の支持板2及び保持板2b等により加圧ユニット19
が構成されている。また、斜載矯正部材7及び斜載矯正
ばね9等により、上記加圧ユニット19を後述するように
して付勢する付勢機構17が構成されている。
が構成されている。また、斜載矯正部材7及び斜載矯正
ばね9等により、上記加圧ユニット19を後述するように
して付勢する付勢機構17が構成されている。
第2図はカセット1とこのカセット1が装着される装
置本体10の斜視図を示しており、同図においては解りや
すくするために構成部品を省略した概略図を示してい
る。同図において、装置本体10はカセット1が装着され
る1対のカセットガイド11(他方は図示略)を有してい
る。このカセットガイド11の内面11aには、上ガイド12a
と下ガイオ12bかからなるガイド溝12がそれぞれ設けら
れており、このガイド溝12の前端部にはカセット1のレ
ール部16が差し込まれる挿入口13が形成されている。ま
た、カセットガイド11の内面11aの前部には半月状のカ
ム15が固設されている。
置本体10の斜視図を示しており、同図においては解りや
すくするために構成部品を省略した概略図を示してい
る。同図において、装置本体10はカセット1が装着され
る1対のカセットガイド11(他方は図示略)を有してい
る。このカセットガイド11の内面11aには、上ガイド12a
と下ガイオ12bかからなるガイド溝12がそれぞれ設けら
れており、このガイド溝12の前端部にはカセット1のレ
ール部16が差し込まれる挿入口13が形成されている。ま
た、カセットガイド11の内面11aの前部には半月状のカ
ム15が固設されている。
以上の構成により、カセット1に積載されるシートS
の斜載の矯正は以下に説明するようにして行なわれる。
の斜載の矯正は以下に説明するようにして行なわれる。
まず、シートSが斜載されているカセット1をカセッ
トガイド11のガイド溝12に挿入すると、カセット1の斜
載矯正部材7の自由端7bがカセットガイド11のカム15に
当接して斜載矯正部材7がカセット1内に引っ込んで行
く。斜載矯正部材7の引っ込みにより斜載矯正部材7の
押圧板7aが加圧板3を押圧する。これにより、中板5上
に積載されているシートSは、付勢機構17によりさらに
付勢されたより強い加圧力で端面記規制部材4へ押しつ
けらえるので、積載されている大量のシートSは斜載は
矯正される。さらに、完全に装着されるまでカセット1
を挿入すると、斜載矯正部材7がカム15から離れていっ
て、シートSには通常の加圧力が加圧板3から加えられ
ることになる。
トガイド11のガイド溝12に挿入すると、カセット1の斜
載矯正部材7の自由端7bがカセットガイド11のカム15に
当接して斜載矯正部材7がカセット1内に引っ込んで行
く。斜載矯正部材7の引っ込みにより斜載矯正部材7の
押圧板7aが加圧板3を押圧する。これにより、中板5上
に積載されているシートSは、付勢機構17によりさらに
付勢されたより強い加圧力で端面記規制部材4へ押しつ
けらえるので、積載されている大量のシートSは斜載は
矯正される。さらに、完全に装着されるまでカセット1
を挿入すると、斜載矯正部材7がカム15から離れていっ
て、シートSには通常の加圧力が加圧板3から加えられ
ることになる。
本実施例が以上の構成からなることにより、以下に記
すような効果がある。
すような効果がある。
(1)カセットに大量のシートが斜載されていても、カ
セットを装置本体に装着するのみで斜載を矯正すること
ができる。
セットを装置本体に装着するのみで斜載を矯正すること
ができる。
(2)少量の薄いシートをカセットに積載した場合、シ
ートは一時的にループを作るのみであって、加圧板がシ
ートに接する幅が充分であるならば、シートのしわ、折
れ及び転写不良等を生じることがない。
ートは一時的にループを作るのみであって、加圧板がシ
ートに接する幅が充分であるならば、シートのしわ、折
れ及び転写不良等を生じることがない。
(3)シートを加圧する従来の加圧板は、シートの斜載
を矯正するためにやや強い力をシートに加える必要があ
ったが、本構成を用いることにより、最上位紙の斜載防
止に必要な力のみを加えることが、加圧板の通常の必要
とされる加圧力となっているので、カセットに対するシ
ートの積み込みや取り出しが容易となる。
を矯正するためにやや強い力をシートに加える必要があ
ったが、本構成を用いることにより、最上位紙の斜載防
止に必要な力のみを加えることが、加圧板の通常の必要
とされる加圧力となっているので、カセットに対するシ
ートの積み込みや取り出しが容易となる。
次に、本発明の第2の実施例を第3図を用いて説明す
る。本実施例は加圧板を含む加圧ユニットと、シートの
斜載矯正の際の加圧力増加の付勢機構の構成が第1の実
施例と異なっていて他の構成は第1の実施例と同様にな
っている。
る。本実施例は加圧板を含む加圧ユニットと、シートの
斜載矯正の際の加圧力増加の付勢機構の構成が第1の実
施例と異なっていて他の構成は第1の実施例と同様にな
っている。
同図において、側板1aの内面には加圧板21がねじ22に
より固着されており、この両端に穿設された長孔には斜
載矯正部材20が装着されている。この斜載矯正部材20は
側板1aに穿設された穴23から延出していて、斜載矯正部
材20に設けられたフランジ部は記加圧板21の弾力により
側板1aに圧接されている。上記斜載矯正部材20及び加圧
板21等により付勢部材25が構成されている。
より固着されており、この両端に穿設された長孔には斜
載矯正部材20が装着されている。この斜載矯正部材20は
側板1aに穿設された穴23から延出していて、斜載矯正部
材20に設けられたフランジ部は記加圧板21の弾力により
側板1aに圧接されている。上記斜載矯正部材20及び加圧
板21等により付勢部材25が構成されている。
支持板2の外面には1対の加圧板26の基部がフック27
により係止されると共に固定部材29により支持板2に固
定されている。加圧板26は支持板2に穿設された穴2bか
ら内側に延出していて、その自由端には加圧コマ30の軸
30aが装着されている。軸30aの基部は支持板2に遊合し
ていてプッシュナット31により抜け止めされている。上
記の加圧板26及び加圧コマ30等により加圧ユニット32が
構成されている。
により係止されると共に固定部材29により支持板2に固
定されている。加圧板26は支持板2に穿設された穴2bか
ら内側に延出していて、その自由端には加圧コマ30の軸
30aが装着されている。軸30aの基部は支持板2に遊合し
ていてプッシュナット31により抜け止めされている。上
記の加圧板26及び加圧コマ30等により加圧ユニット32が
構成されている。
また、本実施例においても、カセット1は第1の実施
例と同様の装置本体10に装着され、この装置本体10はカ
ム15を有している。
例と同様の装置本体10に装着され、この装置本体10はカ
ム15を有している。
本実施例において、カセット1に斜載されたイートS
の矯正は次のようにして行なわれる。シートSが斜載さ
れたカセット1を装置本体10に挿入すると、カセット1
の斜載矯正部材20がカセットガイド11のカム15に圧接し
て斜載矯正部材20はカセット1内に押し込まれる。この
斜載矯正部材20の引っ込みにより、斜載矯正部材20が加
圧板26を押圧付勢して、加圧板26のたわみ率が上昇して
加圧コマ30に加わる力が増大する。これにより、斜載さ
れているシートSは加圧コマ30の大きな加圧力により端
面記規制部材4(第1図参照)に押圧されてシートSの
斜載が矯正される。また、カセット1の装着完了後は付
勢機構25による加圧ユニット32への付勢は解除されるの
で、加圧ユニット32は通常の加圧力によりシートSを加
圧する。
の矯正は次のようにして行なわれる。シートSが斜載さ
れたカセット1を装置本体10に挿入すると、カセット1
の斜載矯正部材20がカセットガイド11のカム15に圧接し
て斜載矯正部材20はカセット1内に押し込まれる。この
斜載矯正部材20の引っ込みにより、斜載矯正部材20が加
圧板26を押圧付勢して、加圧板26のたわみ率が上昇して
加圧コマ30に加わる力が増大する。これにより、斜載さ
れているシートSは加圧コマ30の大きな加圧力により端
面記規制部材4(第1図参照)に押圧されてシートSの
斜載が矯正される。また、カセット1の装着完了後は付
勢機構25による加圧ユニット32への付勢は解除されるの
で、加圧ユニット32は通常の加圧力によりシートSを加
圧する。
以上の構成からなる本実施例によれば以下のような効
果が得られる。
果が得られる。
(1)斜載状態のシートSに1度に大きな力が加わるこ
とが避けられるので、シートSのによけいな力を加える
ことなくシートSの斜載を矯正することができる。
とが避けられるので、シートSのによけいな力を加える
ことなくシートSの斜載を矯正することができる。
(2)シートSの2か所を異なる時点で加圧するので、
シートSの斜載がより確実に矯正できる。
シートSの斜載がより確実に矯正できる。
(3)シートSを加圧する加圧コマ30を複数個に分ける
ことにより、斜載で最も困難な底部近くのシートSのみ
押圧するとも可能となる。
ことにより、斜載で最も困難な底部近くのシートSのみ
押圧するとも可能となる。
なお、シートの斜載矯正を行なう加圧ユニット及び付
勢機構等は、カセットの左右側板の何れの側に設けても
同様の効果を得ることができることは勿論である。
勢機構等は、カセットの左右側板の何れの側に設けても
同様の効果を得ることができることは勿論である。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、装置本体へカ
セットを装着する動作の一時のみカセットに斜載された
シートの側部を一時的に強く加圧する付勢機構を設ける
ことにより、カセットに斜載されたシートの矯正を安定
した状態で行なうことができ、ユーザのシートの扱い方
にかかわらず安定した画像形成精度が得られる。
セットを装着する動作の一時のみカセットに斜載された
シートの側部を一時的に強く加圧する付勢機構を設ける
ことにより、カセットに斜載されたシートの矯正を安定
した状態で行なうことができ、ユーザのシートの扱い方
にかかわらず安定した画像形成精度が得られる。
また、シートの側部を常時加圧する加圧ユニットは、
カセットの給紙時に必要とされる左右方向の動きを規制
する機能のみに限定できるので、加圧ユニットの加圧板
の弾性をより弱くすることが可能となる。また、加圧板
の弾性を弱くできることにより、カセットに対するシー
トの出し入れを容易に行なうことができる。
カセットの給紙時に必要とされる左右方向の動きを規制
する機能のみに限定できるので、加圧ユニットの加圧板
の弾性をより弱くすることが可能となる。また、加圧板
の弾性を弱くできることにより、カセットに対するシー
トの出し入れを容易に行なうことができる。
第1図は本発明の第1の実施例を示す給紙装置の平面
図、第2図は同じく要部のみを示す概略斜視図、第3図
は本発明の第2の実施例を示す給紙装置の平面図、第4
図は従来の給紙装置の一例を示す斜視図、第5図は同じ
く平面図、第6図は同じく装置本体の斜視図、第7図は
給紙装置が用いられる画像形成装置の全体を示す縦断側
面図である。 S……シート、1……カセット、4……端面記規制部
材、10……装置本体、17……付勢機構、19……加圧ユニ
ット、25……付勢機構、32……加圧ユニット、
図、第2図は同じく要部のみを示す概略斜視図、第3図
は本発明の第2の実施例を示す給紙装置の平面図、第4
図は従来の給紙装置の一例を示す斜視図、第5図は同じ
く平面図、第6図は同じく装置本体の斜視図、第7図は
給紙装置が用いられる画像形成装置の全体を示す縦断側
面図である。 S……シート、1……カセット、4……端面記規制部
材、10……装置本体、17……付勢機構、19……加圧ユニ
ット、25……付勢機構、32……加圧ユニット、
Claims (1)
- 【請求項1】シートを積載し装置本体に着脱自在のカセ
ットと、 前記シートの搬送方向と平行の一側部の前記カセット内
における位置を決める端面規制部材と、 前記カセット内のシートの他側部を押圧してシートの一
側部を前記端面規制部材に押し付ける板ばねからなる加
圧板を有する加圧ニユットと、 前記加圧板の外面側に配置され、前記カセット側面から
外方に突出された出入り自在な斜載矯正部材を有する付
勢機構とを備え、 前記斜載矯正部材は、前記装置本体に対する前記カセッ
トの装置動作中に、前記装置本体側に設けられているカ
ムによって内方に押し込まれ、前記加圧板の外面を押圧
し該加圧板によって前記カセット内のシートを前記端面
規制部材に一時的に強く押し付ける、 ことを特徴とする給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2134980A JP2710167B2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2134980A JP2710167B2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0428630A JPH0428630A (ja) | 1992-01-31 |
JP2710167B2 true JP2710167B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=15141107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2134980A Expired - Fee Related JP2710167B2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2710167B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0213037U (ja) * | 1988-07-07 | 1990-01-26 |
-
1990
- 1990-05-23 JP JP2134980A patent/JP2710167B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0428630A (ja) | 1992-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5292116A (en) | Sheet feeding apparatus | |
JP5773725B2 (ja) | 画像形成装置 | |
EP0555885A2 (en) | A cassette | |
US11339013B2 (en) | Medium feeding apparatus | |
JP2710167B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP3416363B2 (ja) | シート材積載トレイおよび画像形成装置 | |
JP2929735B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3808770B2 (ja) | シート体搬送装置 | |
JP3356193B2 (ja) | 給紙トレイ | |
JPH1191959A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0444509Y2 (ja) | ||
JPS61295945A (ja) | 記録装置用給紙装置 | |
JP4184642B2 (ja) | ロール紙保持装置 | |
JPS6333868Y2 (ja) | ||
JP3378123B2 (ja) | 原稿分離搬送装置 | |
JP3834981B2 (ja) | 用紙供給装置 | |
JP2004168498A (ja) | 給紙装置 | |
JP3337806B2 (ja) | シート給送装置及び画像形成装置 | |
JPH063477Y2 (ja) | 記録媒体搬送装置 | |
JP2905624B2 (ja) | 給紙装置 | |
JPH0547645Y2 (ja) | ||
JPH07215485A (ja) | シート給送装置及び画像形成装置 | |
KR900000140Y1 (ko) | 레이저빔 프린터의 급지장치 | |
JP2007112550A (ja) | シートカセット及びシート給送装置及び画像形成装置 | |
JPS60171939A (ja) | 画像形成装置における給紙装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |