JPH0547514U - フロアマット取付用のクリップ - Google Patents

フロアマット取付用のクリップ

Info

Publication number
JPH0547514U
JPH0547514U JP9818991U JP9818991U JPH0547514U JP H0547514 U JPH0547514 U JP H0547514U JP 9818991 U JP9818991 U JP 9818991U JP 9818991 U JP9818991 U JP 9818991U JP H0547514 U JPH0547514 U JP H0547514U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
clip
floor mat
carpet
sandwiching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9818991U
Other languages
English (en)
Inventor
秀哉 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP9818991U priority Critical patent/JPH0547514U/ja
Publication of JPH0547514U publication Critical patent/JPH0547514U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の床面に敷かれたフロアカーペットの上
に更にフロアマットを取り付ける場合に、このフロアマ
ット取付け作業が極めて簡単に実施できるフロアマット
取付用のクリップをを得る。 【構成】 クリップ10は、フロアマット係止用のクリ
ップ部材12と、フロアカーペットを挟持して固定され
る表挟持部材14、裏挟持部材16とから構成されてい
る。したがって、予め表挟持部材14と裏挟持部材16
とをフロアカーペットに固定しておけば、車両販売店等
においてフロアマットを取り付ける際には、単にクリッ
プ部材12を表挟持部材14に係合させるのみでセット
でき、フロアマット取付け作業が極めて簡単に実施でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両の床面に敷かれたフロアカーペット上にフロアマットを取り付け るためのフロアマット取付用のクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の床面、すなわち金属製のフロアパネルにはフロアカーペットが敷き詰め られているが、所望によりこのフロアカーペットの上に更にフロアマットを取り 付ける場合がある。すなわち、このフロアマットは通常は任意装備品とされてお り、車両販売店において所望により装備される。
【0003】 ところで、このフロアマットは、車両の床面にセットされたフロアマット取付 用のクリップによって、フロアカーペットの上に固定されて装備されるようにな っている。
【0004】 この場合、前記従来のフロアマット取付用のクリップを車両の床面にセットす る際には、既にフロアパネルに敷かれたフロアカーペットの所定の位置に切込み を形成し、フロアマット取付用のクリップをこの切込みに対応させてセットし、 更にネジ等をクリップに挿通させてフロアパネルに螺合させることにより、前記 クリップをフロアカーペットと共にフロアパネルに固定していた。これにより、 クリップによってフロアマットをフロアカーペットの上に固定して装備すること ができる。
【0005】 しかしながらこの場合、従来のフロアマット取付用のクリップは、前述の如く 、車両販売店におけるフロアカーペットの切込み形成作業やこれに対応してクリ ップを手探りでセットしてネジ止めするという作業が必要で、極めて作業性が悪 いという欠点があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記事実を考慮し、車両の床面に敷かれたフロアカーペットの上に更 にフロアマットを取り付ける場合に、このフロアマット取付け作業が極めて簡単 に実施できるフロアマット取付用のクリップを得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るフロアマット取付用のクリップは、車両の床面に敷かれたフロア カーペット上に、フロアマットを取り付けるためのフロアマット取付用のクリッ プであって、前記フロアカーペットの表側及び裏側からフロアカーペットを挟持 した状態で互いに係合しフロアカーペットに固定される雌雄一対の挟持部材と、 前記フロアマットを取り付けるための係止突起が形成され、前記挟持部材のうち 前記フロアカーペットの表側に位置する挟持部材に係合可能で係合状態では前記 挟持部材に一体的に固定されるクリップ部材と、を備えたことを特徴としている 。
【0008】
【作用】
上記構成のフロアマット取付用のクリップでは、雌雄一対の挟持部材がフロア カーペットを挟持した状態で互いに係合してこれに固定される。さらにこの状態 で、クリップ部材がフロアカーペットの表側に位置する挟持部材に係合して固定 される。これにより、フロアマットをクリップ部材の係止突起に係合させて装備 することができる。
【0009】 したがって、例えば、カーペットメーカー等において予めフロアカーペットに 雌雄一対の挟持部材を固定しておけば、車両販売店においてフロアマットを任意 で装備する際には、単にクリップ部材を挟持部材に係合させて固定するのみでよ い。このため、フロアマット取付け作業が極めて簡単に実施できる。
【0010】
【実施例】
図1には本考案に係るフロアマット取付用のクリップ10の一部破断した分解 斜視図が示されている。また、図2にはこのクリップ10の使用状態(連結固定 状態)が断面図にて示されている。なお、各図における紙面上方側を部品の表側 とし、紙面下方側を部品の裏側として定義して説明する。
【0011】 クリップ10は、クリップ部材12と、雌雄一対の表挟持部材14、裏挟持部 材16によって構成されている。これらのクリップ部材12、表挟持部材14及 び裏挟持部材16は、何れも硬質の合成樹脂材料から成形されている。
【0012】 図3乃至図6に詳細に示す如く、クリップ部材12は、平面視において、長手 方向一端部が小径の円弧で他端部が大径の円弧の略楕円形に形成されている。ク リップ部材12の小径の円弧側の端部近傍には、係止突起18が表側へ向けて一 体的に突出形成されている。係止突起18の先端部には、略L字状に屈曲して頭 部20が形成されている。この係止突起18は、車両のフロアマット40(図2 参照)の係止孔42に嵌入してフロアマット40を固定する係止部分であり、頭 部20が抜け止めとなっている。
【0013】 クリップ部材12の大径の円弧側中央部分には、係止ピン22が裏側へ向けて 一体的に突出形成されている。係止ピン22の先端部近傍には、若干縮径されて (括れて)リング状に凹部24が形成されており、後述する表挟持部材14の係 止爪30に係合可能である。
【0014】 図7及び図8に詳細に示す如く、表挟持部材14は中央が開口する皿状に形成 されており、開口の周縁部には円筒形の連結筒26が裏側へ向けて一体的に形成 されている。この連結筒26の先端部近傍には爪部28が形成されており、後述 する裏挟持部材16との連結係合部分となっている。また、連結筒26の内側に は、複数の(本実施例では、4個の)係止爪30が裏側へ向けて傾斜して延出さ れている。この係止爪30の先端部対向間隙は、前記クリップ部材12の係止ピ ン22の外径よりも狭く形成されており、弾性変形することによって凹部24に 係合可能である。係止爪30が凹部24に係合した状態では、クリップ部材12 が表挟持部材14に一体的に連結固定される。
【0015】 一方、図9及び図10に詳細に示す如く、裏挟持部材16は、表挟持部材14 と同様に、皿状に形成されており、中央部には円筒形の連結筒32が表側(表挟 持部材14)へ向けて一体的に形成されている。この連結筒32の外径寸法は、 車両のフロアカーペット44(図2参照)の透孔46に対応しており、透孔46 内に挿入可能である。また、連結筒32の内径寸法は、前記表挟持部材14の連 結筒26の外径寸法と略同一に形成されており、連結筒26が嵌入可能である。
【0016】 連結筒32の先端部(表挟持部材14の側)には、前記爪部28に対応する複 数の(本実施例では、4個の)爪部34が形成されており、連結筒26が連結筒 32に嵌入した状態で互いに噛み合うように構成されている。爪部28と爪部3 4が互いに噛み合った状態では、裏挟持部材16が表挟持部材14に一体的に連 結固定される。
【0017】 なお、爪部28と爪部34が互いに噛み合い表挟持部材14と裏挟持部材16 とが連結固定された状態において、表挟持部材14と裏挟持部材16との対向間 隙が車両のフロアカーペット44の厚さ寸法に対応するように(換言すれば、表 挟持部材14と裏挟持部材16との間にフロアカーペット44が挟持され得るよ うに)各部の寸法が設定されている。さらに、表挟持部材14と裏挟持部材16 とが連結固定されかつ係止ピン22の凹部24が係止爪30に係合してクリップ 部材12が表挟持部材14に一体的に連結固定された状態において、係止ピン2 2の先端部が連結筒32、26の内側に位置するように(換言すれば、係止ピン 22の先端部が裏挟持部材16から裏側へ突出しないように)各部の寸法が設定 されている。
【0018】 次に本実施例の作用を説明する。 上記構成のフロアマット取付用のクリップ10では、雌雄一対の表挟持部材1 4と裏挟持部材16が、例えばカーペットメーカー等においてフロアカーペット 44を挟持してこれに固定される。
【0019】 すなわち、裏挟持部材16の連結筒32をフロアカーペット44の透孔46に フロアカーペット44の裏側から挿入し、さらに、フロアカーペット44の表側 から連結筒32の内部に表挟持部材14の連結筒26を嵌入させる。これにより 、爪部28と爪部34が互いに噛み合い、表挟持部材14と裏挟持部材16とが 、フロアカーペット44を挟持した状態で連結固定される。
【0020】 次いで、例えば車両販売店においてフロアマット40を任意で装備する際には 、クリップ部材12の係止ピン22を表挟持部材14の開口へ挿入することによ り、表挟持部材14の係止爪30が弾性変形した後に係止ピン22の凹部24に 嵌まり込み、これによってクリップ部材12が表挟持部材14に一体的に連結固 定される。
【0021】 これにより、クリップ部材12がフロアカーペット44の表側に固定セットさ れた状態となり、フロアマット40をクリップ部材12の係止突起18に係合さ せて装備することができる。
【0022】 このように、クリップ10では、例えばカーペットメーカー等において予めフ ロアカーペット44に雌雄一対の表挟持部材14と裏挟持部材16を固定してお けば、車両販売店においてフロアマット40を任意で装備する際には、単にクリ ップ部材12を表挟持部材14に係合させて固定するのみでよく、従来の如き車 両販売店におけるフロアカーペットの切込み形成作業やこれに対応してクリップ をセットしてネジ止めするという作業が不要となり、フロアマット取付け作業が 極めて簡単に実施できる。
【0023】
【考案の効果】
以上説明した如く本考案に係るフロアマット取付用のクリップは、車両の床面 に敷かれたフロアカーペットの上に更にフロアマットを取り付ける場合に、この フロアマット取付け作業が極めて簡単に実施できるという優れた効果を有してい る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るフロアマット取付用のクリップの
一部破断した分解斜視図である。
【図2】クリップの使用状態(連結固定状態)を示す断
面図である。
【図3】クリップを構成するクリップ部材の正面図であ
る。
【図4】クリップを構成するクリップ部材の平面図であ
る。
【図5】クリップを構成するクリップ部材の側面図であ
る。
【図6】クリップを構成するクリップ部材の図3の6−
6線に沿った断面図である。
【図7】クリップを構成する表挟持部材の一部破断した
正面図である。
【図8】クリップを構成する表挟持部材の平面図であ
る。
【図9】クリップを構成する裏挟持部材の図10の9−
9線に沿った断面図である。
【図10】クリップを構成する裏挟持部材の平面図であ
る。
【符号の説明】
10 クリップ 12 クリップ部材 14 表挟持部材 16 裏挟持部材 18 係止突起 22 係止ピン 26 連結筒 30 係止爪 32 連結筒

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の床面に敷かれたフロアカーペット
    上に、フロアマットを取り付けるためのフロアマット取
    付用のクリップであって、 前記フロアカーペットの表側及び裏側からフロアカーペ
    ットを挟持した状態で互いに係合しフロアカーペットに
    固定される雌雄一対の挟持部材と、 前記フロアマットを取り付けるための係止突起が形成さ
    れ、前記挟持部材のうち前記フロアカーペットの表側に
    位置する挟持部材に係合可能で係合状態では前記挟持部
    材に一体的に固定されるクリップ部材と、 を備えたことを特徴とするフロアマット取付用のクリッ
    プ。
JP9818991U 1991-11-28 1991-11-28 フロアマット取付用のクリップ Pending JPH0547514U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9818991U JPH0547514U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 フロアマット取付用のクリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9818991U JPH0547514U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 フロアマット取付用のクリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0547514U true JPH0547514U (ja) 1993-06-25

Family

ID=14213070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9818991U Pending JPH0547514U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 フロアマット取付用のクリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0547514U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012056646A1 (ja) * 2010-10-27 2012-05-03 株式会社ニフコ クリップ及び連結構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3108919B2 (ja) * 1998-05-09 2000-11-13 ダイムラークライスラー・アクチエンゲゼルシヤフト 窒素酸化物の放出を減少する排気ガス浄化装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3108919B2 (ja) * 1998-05-09 2000-11-13 ダイムラークライスラー・アクチエンゲゼルシヤフト 窒素酸化物の放出を減少する排気ガス浄化装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012056646A1 (ja) * 2010-10-27 2012-05-03 株式会社ニフコ クリップ及び連結構造
JP2012092899A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Nifco Inc クリップ及び連結構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010151224A (ja) スペーサクリップ
JPH0547514U (ja) フロアマット取付用のクリップ
JP2559515Y2 (ja) 取付クリップの固定構造
JPS6338731A (ja) 弾性支持マウント
JP2509930Y2 (ja) 樹脂製バンパのハ―ネス固定構造
JPH0626734Y2 (ja) 合成樹脂製クリツプ
JP2690417B2 (ja) バッフル装置
JPH07222333A (ja) 線管類固定用クリップ
JPH0649928Y2 (ja) クリップ
JP3209979B2 (ja) クリップ
JP2525891Y2 (ja) 細長材のクランプ装置
JPH0746605Y2 (ja) 自動車のフエンダーモール取付構造
JP4184473B2 (ja) クリップ
JPH0313081Y2 (ja)
JP2000079857A (ja) 車両用バンパーの取付け構造
JP2520491Y2 (ja) ハーネスクランプ
JPH0314422Y2 (ja)
JPH0228262Y2 (ja)
JP2514333Y2 (ja) 固定具
JPH0110805Y2 (ja)
JPS6330583Y2 (ja)
JPH0110806Y2 (ja)
JP2520959Y2 (ja) フロントグリルの取付構造
JPH0215710Y2 (ja)
JPH0141619Y2 (ja)