JPH054735A - 軟質部材の吸着取出し装置 - Google Patents

軟質部材の吸着取出し装置

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Publication number
JPH054735A
JPH054735A JP14850491A JP14850491A JPH054735A JP H054735 A JPH054735 A JP H054735A JP 14850491 A JP14850491 A JP 14850491A JP 14850491 A JP14850491 A JP 14850491A JP H054735 A JPH054735 A JP H054735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soft member
soft
rotary head
head
fixed head
Prior art date
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Pending
Application number
JP14850491A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaname Fujiwara
要 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14850491A priority Critical patent/JPH054735A/ja
Publication of JPH054735A publication Critical patent/JPH054735A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 段積みされた厚さ寸法の不均一なゴム等の軟
質部材を、水平に保持して一個づつ取り出すことのでき
る装置を提供する。 【構成】 アクチエータ22により固定ヘッド1と回転
ヘッド4が共に下降すると、段積みされた厚さ寸法の不
均一な軟質部材3に対して、先ず固定ヘッド1が軟質部
材3の厚さ寸法の高い部分に当接し、その後回転ヘッド
4がピン5を中心に回転して軟質部材3の傾斜面に当接
する。これをプローブ8を介してセンサー7により検出
すると、固定ヘッド1と回転ヘッド4が軟質部材3を吸
着する。さらに、アクチエータ22により固定ヘッド1
と回転ヘッド4が上昇すると、軟質部材3を水平に保持
して取り出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、段積みされた厚さ寸法
の不均一なゴム等の軟質部材を一個づつ取出す際に使用
する軟質部材の吸着取出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の軟質部材の吸着取出し装置
の構成を示している。101、102はスライドシャフ
ト103、104を介して共にプレート105に上下移
動可能に支持された吸着パットであり、これらの先端部
は首振り運動が可能な構造となっている。106はバネ
であり、スライドシャフト103、104に支持されて
吸着パット101、102をそれぞれ下方に付勢してい
る。107はアクチエータであり、プレート105を上
下に駆動する。108は一部が厚さ寸法の違う軟質部材
である。
【0003】次に上記従来例の動作について説明する。
図5において、プレート105が下降すると、先ず吸着
パット101が軟質部材108の高い部分に当接する。
さらにプレート105が下降すると、吸着パット101
は固定された状態で、吸着パット102が下降して軟質
部材108の低い部分に当接する。このとき、軟質部材
108の傾斜面に沿って吸着パット102の先端部が首
振り運動することにより、軟質部材108を吸着する。
この後に、アクチエータ107によりプレート105が
上昇すると、段積みされた軟質部材108より軟質部材
108を一個だけ取り出すことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の軟質部材の吸着取出し装置では、吸着パット102
の先端部の首振り運動による軟質部材108の吸着は、
軟質部材108の傾斜角度が大きくなると不安定になる
ため、軟質部材108の段積み高さを高くできないとい
う問題があった。また、吸着パット101、102の吸
着面積が小さいために取り出し後に軟質部材108を水
平に保持できないという問題があった。
【0005】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、軟質部材の傾斜面の角度に合わせて広い面
積にて吸着することにより、軟質部材の段積み高さを高
くすることができ、かつ、取り出し後は軟質部材を水平
に保持することができる優れた軟質部材の吸着取出し装
置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、軟質部材の一端を吸着する固定ヘッドと、
一端を回転可能に支持されて前記軟質部材の他端を吸着
する回転ヘッドと、この回転ヘッドに軟質部材が吸着さ
れたことを検出する手段と、前記固定ヘッドと前記回転
ヘッドとを上下方向に駆動する手段と、前記軟質部材を
吸着するための真空発生手段とを設け、軟質部材の段積
み高さを高くすることができ、かつ、取り出し後は軟質
部材を水平に保持することができるようにしたものであ
る。
【0007】
【作用】したがって、本発明によれば、固定ヘッドと回
転ヘッドが共に下降すると、先ず固定ヘッドが軟質部材
の厚み寸法の大きい部分に当接し、その後に、回転ヘッ
ドがその一端を中心に回転し軟質部材の傾斜面に当接す
る。これを検出すると、固定ヘッドと回転ヘッドとが軟
質部材を吸着し上昇して、段積みされた軟質部材より一
個の軟質部材を水平に保持して取り出すことができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示すもので
ある。図1において、1はプレート2に取付けられた固
定ヘッドであり、真空発生手段(図示せず)に接続され
て軟質部材3を吸着する吸着口(図示せず)を有してい
る。4はプレート2に固定されたピン5を中心に回転可
能に支持された回転ヘッドであり、真空発生手段(図示
せず)に接続されて軟質部材3を吸着する吸着口(図示
せず)を有している。回転ヘッド4の遊端にはブラケッ
ト6を介してセンサー7とプローブ8が取りつけられて
いる。9は圧縮バネであり、プローブ8を常時下方に付
勢している。10はプレート2に固定されたストッパで
あり、その先端には回転ヘッド4が当接している。回転
ヘッド4の中央部には連結ピン11が設けられており、
この連結ピン11は連結レバー12に設けられた長穴1
3に係合している。14はスライドベアリング15によ
り上下移動可能に支持された連結シャフトであり、その
一端には連結レバー12が固定され他端にはストッパ1
6が固定されている。また、連結シャフト14は引張バ
ネ17により常時下方に付勢されて、スライドベアリン
グ15のハウジング18にストッパ16が当接してい
る。19はプレート2に植設されたスライドシャフトで
あり、スライドベアリング15により上下移動可能に支
持され、その先端にはストッパ20が固定されている。
21はスライドシャフト19に支持された圧縮バネであ
り、プレート2を常時下方に付勢している。22は装置
本体23に支持されたアクチエータであり、ベースプレ
ート24を上下に駆動する。
【0009】次に上記実施例の動作について説明する。
図2において、軟質部材3を段積みすると、厚み寸法の
小さい部分は自重により傾斜面をなして段積みされる。
ベースプレート24がアクチエータ22により下降する
と圧縮バネ21及び引張バネ17の弾性力により固定ヘ
ッド1及び回転ヘッド4が下降する。すると図3に示す
ように、先ず、固定ヘッド1が軟質部材3の厚み寸法の
大きい部分に当接し、さらにベースプレート24が下降
すると、引張バネ17の弾性力により連結シャフト14
が下降し、連結ピン11を介して回転ヘッド4がピン5
を中心にして回転して図4に示す状態となる。回転ヘッ
ド4が軟質部材3の傾斜面に密着すると、プローブ8が
上昇してセンサー7が動作する。これにより、ベースプ
レート24の下降動作が停止して、真空発生手段により
軟質部材3が固定ヘッド1及び回転ヘッド4に吸着さ
れ、アクチエータ22によりベースプレート24が上昇
して、図1に示す状態に軟質部材3を水平に保持して取
り出す。
【0010】このように、上記実施例によれば、一部厚
さ寸法の違う段積みされた軟質部材3に対して、段積み
高さが高くなり傾斜面の角度が大きく変化しても、段積
み高さの高い部分に固定ヘッド1を当接させ、傾斜面の
角度に合わせて回転ヘッド4を回転させて、軟質部材3
を吸着したことを検出することにより、段積み高さを高
くしても、確実に軟質部材3を一個だけ取り出すことが
できるという利点を有する。また、固定ヘッド1及び回
転ヘッド4の吸着部の面積を大きくすることにより、取
り出し後に軟質部材3を水平に保持することができると
いう効果を有する。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、一部厚さ寸法の違う段積みされた軟質部材に対し
て、段積み高さが高くなり傾斜面の角度が大きく変化し
ても、段積み高さの高い部分に固定ヘッドを当接させ、
傾斜面の角度に合わせて回転ヘッドを回転させて、軟質
部材を吸着したことを検出することにより、段積み高さ
を高くしても、確実に軟質部材を一個だけ取り出すこと
ができるという利点を有する。また、固定ヘッド及び回
転ヘッドの吸着部の面積を大きくすることにより、取り
出し後に軟質部材を水平に保持することができるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における軟質部材の吸着取出
し装置の側面図
【図2】同実施例の動作説明図
【図3】同実施例の動作説明図
【図4】同実施例の動作説明図
【図5】従来の軟質部材の吸着取出し装置の側面図
【符号の説明】
1 固定ヘッド 2 プレート 3 軟質部材 4 回転ヘッド 7 センサー 8 プローブ 22 アクチエータ 24 ベースプレート

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 軟質部材の一端を吸着する固定ヘッド
    と、一端を回転可能に支持されて前記軟質部材の他端を
    吸着する回転ヘッドと、この回転ヘッドに軟質部材が吸
    着されたことを検出する手段と、前記固定ヘッドと前記
    回転ヘッドとを上下方向に駆動する手段と、前記軟質部
    材を吸着するための真空発生手段とを備えた軟質部材の
    吸着取出し装置。
JP14850491A 1991-06-20 1991-06-20 軟質部材の吸着取出し装置 Pending JPH054735A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14850491A JPH054735A (ja) 1991-06-20 1991-06-20 軟質部材の吸着取出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14850491A JPH054735A (ja) 1991-06-20 1991-06-20 軟質部材の吸着取出し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH054735A true JPH054735A (ja) 1993-01-14

Family

ID=15454243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14850491A Pending JPH054735A (ja) 1991-06-20 1991-06-20 軟質部材の吸着取出し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH054735A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0649257A3 (en) * 1993-10-13 1995-08-23 Philips Electronics Nv Transmission system minimizing interference in a digital transmission.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0649257A3 (en) * 1993-10-13 1995-08-23 Philips Electronics Nv Transmission system minimizing interference in a digital transmission.

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