JPH0546798B2 - - Google Patents

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JPH0546798B2
JPH0546798B2 JP60184777A JP18477785A JPH0546798B2 JP H0546798 B2 JPH0546798 B2 JP H0546798B2 JP 60184777 A JP60184777 A JP 60184777A JP 18477785 A JP18477785 A JP 18477785A JP H0546798 B2 JPH0546798 B2 JP H0546798B2
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JP
Japan
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magnitude
control signal
sine wave
correction
signal
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Application number
JP60184777A
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English (en)
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JPS6264293A (ja
Inventor
Yutaka Ono
Hajime Kuwabara
Mitsuhiro Nikaido
Hitoshi Morimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/12Control or stabilisation of current

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数個の電機子コイルにそれぞれ位
相の異なる正弦波状の励磁電流を供給してトルク
むらをなくすとともに、これらの励磁電流の振幅
を制御信号に応じて変化させ、出力トルクの大き
さを任意に制御するように構成したモータ駆動回
路に関するものである。
〔従来の技術〕
上記の如く、トルクむらがないとともに、出力
トルクの大きさを任意に制御することのできるモ
ータ駆動回路の一例としては、本願出願人がすで
に実願昭59−191030号として出願したモータ駆動
回路がある。
第3図はこのようなモータ駆動回路の一例を示
す構成図である。図において、1は2相励磁形の
パルスモータ、2はこのパルスモータ1に接続さ
れ、パルスモータ1の回転角θに応じた出力信号
Sfを発生する高分解能のエンコーダ、3はこのエ
ンコーダ2の出力Sfからパルスモータ1の磁極に
対する回転角θmを算出する角度演算回路、4は
この回転角θmに応じて互いに90゜の位相差を有す
る正弦波信号Ss,Scを発生する関数発生回路、
5,6は制御信号Siの大きさに応じて正弦波信号
Ss,Sc振幅を変化させる掛算器、7,8は電力
増幅器である。電力増幅器7,8の出力IA,IB
はそれぞれパルスモータ1の電機子コイルに供給
されている。すなわち、パルスモータ1における
回転子の位置は、エンコーダ2および角度演算回
路3によつて検出され、その位置(回転角θm)
に応じた励磁電流IA,IBがそれぞれの電機子コ
イルに供給されている。
ここで、関数発生回路4の出力Ss,Scの大き
さは、 Ss=sin(θm+π/2) Sc=cos(θm+π/2) であり、制御信号Siの大きさをIoとした時の、パ
ルスモータ1の電機子コイルに供給される励磁電
流IA,IBの大きさは、 IA=Io・sin(θm+π/2) IB=Io・cos(θm+π/2) となつている。
上式から明らかなように、それぞれの電機子コ
イルに供給される励磁電流IA,IBは90゜の位相差
を有しており、その和(ベクトル合成)は常に一
定であるので、回転子にはトルクむらのない、一
定なトルクが発生することになる。また、その大
きさは制御信号Siの大きさIoに比例したものとな
つている。このため、負荷を零とした場合には、
制御信号Siの大きさI0が零であれば、パルスモー
タ1は停止しており、制御信号Siの大きさIoが増
加すれば、それに応じた速度で回転するようにな
る。
さらに、第3図の例では、パルスモータ1を直
流モータ的に駆動する場合を示しているので、励
磁電流IA,IBの合成電流における電気角は、回
転子の機械角(回転角θm)に対して常に90゜の位
相差を有しており、この状態において最大のトル
クを発生している。
このように、第3図の如きモータ駆動回路にお
いては、複数個の電機子コイルにそれぞれ位相の
異なる正弦波状の励磁電流IA,IBを供給するこ
とにより、トルクむらをなくすことができるとと
もに、制御信号Siの大きさI0を変化させることに
より、パルスモータ1における出力トルクの大き
さを任意に制御することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、一般のモータにおいては、磁路
における励磁電流と磁束密度との関係が直線的で
はなく、第4図に示す如き非直線性を有してい
る。このため、上記のように構成されたモータ駆
動回路においては、出力トルクを大きくするため
に、励磁電流IA,IBの振幅を大きくすると、磁
路中の磁束密度が飽和してしまい、出力トルクに
リツプルが生じてしまうことになる。特に、パル
スモータのように、磁路中の磁束密度が高いモー
タでは、このような現象が著しい。
本発明は、上記のような従来装置の欠点をなく
し、出力トルクを大きくした場合にも、トルクリ
ツプルの発生を防止することのできるモータ駆動
回路を簡単な構成により実現することを目的とし
たものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のモータ駆動回路は、複数個の電機子コ
イルにそれぞれ位相の異なる正弦波状の励磁電流
を供給してトルクむらをなくすとともに、これら
の励磁電流の振幅を制御信号に応じて変化させ、
出力トルクの大きさを任意に制御するように構成
したモータ駆動回路において、前記制御信号に周
波数が前記励磁電流の4倍で、しかもその大きさ
が前記制御信号の二乗または三乗に比例した補正
信号を加算するようにしたものである。
〔作用〕
このように、励磁電流の大きさを決定する制御
信号に、周波数が励磁電流の4倍で、しかもその
大きさが制御信号の二乗または三乗に比例した補
正信号を加算すると、励磁電流の値が大きくなつ
た時に、最も大きく現れる4次のトルクリツプル
分を打ち消すように、制御信号すなわち励磁電流
の大きさを補正することができ、リツプルの少な
い一定な出力トルクを得ることができる。
〔実施例〕
第1図は本発明のモータ駆動回路の一実施例を
示し構成図である。図において、前記第3図と同
様のものは同一符号を付して示す。9は補正回路
であり、角度演算回路3から発生される回転子の
回転角θmをもとにして、周波数が励磁電流IA,
IB(正弦波信号Ss,Sc)の4倍で、しかもその大
きさが制御信号Siの三乗に比例した補正信号を発
生し、この補正信号を制御信号Siに加算してい
る。なお、この時の補正信号の大きさは、実際の
駆動状態に応じて設定されるもので、出力トルク
の状態を測定しながら、可変抵抗などによつて最
適な大きさに設定されている。
さて、前記したように、励磁電流IA,IBとこ
れにより発生される磁束との間には、前記第4図
の如き飽和特性が存在するために、励磁電流IA,
IBの振幅を大きくした場合には、磁束の波形が
歪み、出力トルクにリツプル(高調波成分)が生
じてしまう。
そこで、前記第4図の飽和特性を2次の曲線で
近似し、出力トルクに含まれるリツプル分の大き
さを求めてみると、このリツプル分は振幅が励磁
電流IA,IBの振幅の3乗に比例し、励磁電流
IA,IBの4倍の周波数(4次の高調波成分)を
有することがわかる。
したがつて、励磁電流IA,IBの振幅が大きく
なつた時には、励磁電流IA,IBの周波数に対し
て4次の高調波成分を有するトルクリツプルが最
も大きく現われるので、励磁電流IA,IBすなわ
ち正弦波信号Ss,Scの4倍の周波数を有する信
号を補正信号として制御信号Siに加算すると、上
記のような4次のトルクリツプルを打ち消すこと
ができ、リツプルの少ない出力トルクを得ること
ができる。また、補正信号の大きさは、励磁電流
IA,IBすなわち制御信号Siの大きさの三乗に比
例した大きさが適当であり、励磁電流IA,IB(制
御信号Si)の大きさが増すにつれて、補正信号の
大きさも増加させる。なお、補正信号の大きさ
は、制御信号Siの二乗に比例させるようにしても
有効である。
上記の関係から、補正信号の大きさを式で示せ
ば、第1図の図中に示すように、 −KIo0cos4θm K:比例定数 となる。また、その大きさを制御信号Siの二乗に
比例させる時には、Io2はその絶対値を使用する
ことになる。
第2図は本発明のモータ駆動回路による補正効
果を示す図である。図から明らかなように、励磁
電流IA,IBの値を大きくした場合、トルクリツ
プルの大きさは励磁電流IA,IBの二乗または三
乗に比例して増加するが、制御信号Siの大きさを
補正した場合には、トルクリツプルの大きさを約
1/5程度に抑えることができる。ここで、制御信
号Siの大きさを補正した場合に、トルクリツプル
が完全に零とならないのは、トルクリツプルに4
次以外の高調波成分が多少含まれているためであ
る。
なお、上記の説明においては、本発明のモータ
駆動回路により、2相励磁形のパルスモータを駆
動する場合を例示したが、本発明の効果が最も良
く現れるのが2相励磁形のパルスモータであり、
駆動するモータの形式はこれらに限られるもので
はない。また、上記の説明においては、励磁電流
IA,IB(正弦波信号Ss,Sc)の4倍の周波数を
有する補正信号を補正回路9により形成する場合
を例示したが、補正信号を作り出す手段はこれに
限られるものではなく、例えば、関数発生回路4
において、回転角θmに対応した正弦波信号Ss,
Scともにその4倍の周波数信号を作り出し、補
正回路9に供給するように構成しても、同様の動
作を行なわせることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のモータ駆動回路
では、複数個の電機子コイルにそれぞれ位相の異
なる正弦波状の励磁電流を供給してトルクむらを
なくすとともに、これらの励磁電流の振幅を制御
信号に応じて変化させ、出力トルクの大きさを任
意に制御するように構成したモータ駆動回路にお
いて、前記制御信号に周波数が前記励磁電流の4
倍で、しかもその大きさが前記制御信号の二乗ま
たは三乗に比例した補正信号を加算するようにし
ているので、励磁電流の値が大きくなつた時に、
最も大きく現れる4次のトルクリツプル分を打ち
消すように、制御信号すなわち励磁電流の大きさ
を補正することができ、出力トルクを大きくした
場合にも、トルクリツプルの発生を防止すること
のできるモータ駆動回路を簡単な構成により実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明のモータ駆動回路
の一実施例を示す構成図、第3図および第4図は
従来のモータ駆動回路の一例を示す構成図であ
る。 1……パルスモータ、2……エンコーダ、3…
…角度演算回路、4……関数発生回路、5,6…
…掛算器、7,8……電力増幅器、9……補正回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2相の電機子コイルにそれぞれ位相の異なる
    正弦波状の励磁電流を供給してトルクむらをなく
    すように構成したモータ駆動回路において、90゜
    の位相関係を有ししかもその合成電流の位相が回
    転子の機械角に対して常に一定の位相差を有する
    ような2つの正弦波信号を発生する関係発生回路
    と、出力トルクの値を指令する制御信号に周波数
    が前記正弦波信号の4倍でしかもその大きさがこ
    の制御信号の二乗または三乗に比例した補正信号
    を加算する補正回路と、この補正回路により補正
    された制御信号の大きさに応じて前記2つの正弦
    波信号の振幅をそれぞれ変化させる2つの掛算器
    と、これらの掛算器の出力を受けこれに比例した
    励磁電流を前記2つの電機子コイルにそれぞれ供
    給する2つの電力増幅器とを具備してなるモータ
    駆動回路。
JP60184777A 1985-08-22 1985-08-22 モ−タ駆動回路 Granted JPS6264293A (ja)

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JP60184777A JPS6264293A (ja) 1985-08-22 1985-08-22 モ−タ駆動回路

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JPS6264293A JPS6264293A (ja) 1987-03-23
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JP2540169B2 (ja) * 1987-10-19 1996-10-02 富士写真フイルム株式会社 ステツピングモ―タの駆動制御方法及びその駆動制御装置
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