JPH0546578U - 車輌用ヒ−タコントロ−ルパネルの照明装置 - Google Patents
車輌用ヒ−タコントロ−ルパネルの照明装置Info
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- JPH0546578U JPH0546578U JP10565791U JP10565791U JPH0546578U JP H0546578 U JPH0546578 U JP H0546578U JP 10565791 U JP10565791 U JP 10565791U JP 10565791 U JP10565791 U JP 10565791U JP H0546578 U JPH0546578 U JP H0546578U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 吹出位置の選択や温度設定の切換えなどに関
係なく、簡単な構成により各種表示マ−クを均一な明る
さとするようにしたヒ−タコントロ−ルパネルの照明装
置を開発することを目的とする。 【構成】 各種の表示マ−ク25〜28が付されたフイ
ルム24がパネル枠体10に設けられ、このパネル枠体
10の裏側には導光レンズ30を有し、電球22の光を
このレンズ30の裏側より投光させて各種の表示マ−ク
25〜28を照明する構成の車輌用ヒ−タコントロ−ル
パネルの照明装置において、電球22に対面するパネル
枠体10の一部に、電球22に向かって突出させた遮光
突状部10bを設けた構成としてある。
係なく、簡単な構成により各種表示マ−クを均一な明る
さとするようにしたヒ−タコントロ−ルパネルの照明装
置を開発することを目的とする。 【構成】 各種の表示マ−ク25〜28が付されたフイ
ルム24がパネル枠体10に設けられ、このパネル枠体
10の裏側には導光レンズ30を有し、電球22の光を
このレンズ30の裏側より投光させて各種の表示マ−ク
25〜28を照明する構成の車輌用ヒ−タコントロ−ル
パネルの照明装置において、電球22に対面するパネル
枠体10の一部に、電球22に向かって突出させた遮光
突状部10bを設けた構成としてある。
Description
【0001】
この考案は、自動車等の車輌に備えるヒ−タコントロ−ルパネルの照明装置に 関する。
【0002】
自動車に備えられたヒ−タコントロ−ルパネルは、夜間走行等の場合でも、ヒ −タのコントロ−ル位置(或いはコントロ−ル状態)が容易に視認できるように 照明機構が付加構成されたものが多い。
【0003】 このようなヒ−タコントロ−ルパネルは、吹出位置の選択位置、温度設定位置 などを表わした透光構造の各種の表示マ−クを設けたフイルムが非透明材のパネ ル枠体の前面に貼付けられて固着されており、また、パネル枠体は横長形をなし 、その裏側に細長い導光レンズを設け、このレンズの背面側のほぼ中央に一つの 光源が備えられている。
【0004】 光源を点灯させると、この光源の光が導光レンズを介して表示マ−ク位置にガ イドされ、各種の表示マ−クが一つの光源によって同時に照明され、これらマ− クが光学的に表示される。
【0005】
上記したような照明機構付のヒ−タコントロ−ルパネルは、吹出位置の選択や 温度設定の切換えなどに関係なく、表示マ−クの透光による明るさが均一である ことが好ましい。
【0006】 このため従来では、導光レンズを特殊の形状としたり、また、導光レンズの適 所にシボ加工を施して光調整することが行なわれ、さらには、表示マ−クが設け られたフイルムの裏面に徐々に濃度を変えてシルク印刷して調整するなどの手段 が採られていた。
【0007】 しかしながら、シボ加工で光調整する手段は、かなり減光するし、また、シボ 量の差やシボのない部所との差によってどうしても明るさにむらが生じ易い。 また、フイルムにシルク印刷して光調整する手段は、濃度の割合調整が難しく 、手数のかかる印刷となることからコスト高となるという問題がある。
【0008】
本考案は上記した課題を可能なるかぎり簡単な手段構成によって解決すること を目的とする。 しかして、本考案は、各種の表示マ−クが付されたフイルム状板が非透明材か らなる所定長のパネル枠体に設けられ、このパネル枠体の裏側には細長い導光レ ンズを有し、単体の光源の光をこのレンズの裏側より投光させて各種の表示マ− クを照明する構成の車輌用ヒ−タコントロ−ルパネルの照明装置において、光源 に対面するパネル枠体の一部に、光源に向かって突出させた遮光突状部を設けた ことを特徴とする照明装置を提案する。
【0009】
光源を点灯させると、この光源の光が導光レンズによってガイドされフイルム 状板の各種の表示マ−クに照射される。 この場合、光源の前方領域に投光する光が遮光突状部によって遮光されるため 、この前方を除く光源周囲からの光が表示マ−クに到達する。 このことから、光源の前方側に位置し、この光源の近くとなる各々の表示マ− クへの照射が抑制され、これら表示マ−クの明るさが他の表示マ−クと同等とな る。
【0010】 なお、光源の光は遠くに位置する表示マ−クに到達するほど減光するから、光 源に近い導光レンズ部分にシボ加工を施すことによって、一層均一な照明となる 。
【0011】
次に本考案の一実施例について図面に沿って説明する。 図1はヒ−タコントロ−ルパネルの正面図、図2は図1上のA−A線拡大断面 図、図3はパネル枠体の背面図である。
【0012】 これらの図面において、10は合成樹脂材からなる非透明なパネル枠体で、こ れは横に長いほぼ長方形の板状で、中段部が図示する如く、前方に突出した凸条 面部10aとなっている。 このパネル枠体10には、図3に示したように、凸条面部10aの前面に当る 部所に多数の窓孔11a〜11gを形成すると共に、この凸条面部10aの裏面 中央位置には後方に向かって突出させた遮光突状部10bが一体形成してある。
【0013】 また、パネル枠体10の上下段部の各々には、吹出位置選択レバ−12のガイ ド孔13、温度設定レバ−14のガイド孔15、風量切換レバ−16のガイド孔 17、内外気取入口選択レバ−18のガイド孔19、エアコンスイッチノブ20 を設ける孔部21が形成してある。 その他、このパネル枠体10には、光源としての電球22を取付けた背板23 の係止部10cや取付けフック10dなどが設けてある。
【0014】 上記したパネル枠体10の前面には各種の表示マ−クを設けたフイルム24を 接着剤によって接着してある。 このフイルム24は、凸条面部10aに沿うように横長形成し、吹出位置選択 表示マ−ク25、温度設定表示マ−ク26、風量切換表示マ−ク27、内外気取 入口選択マ−ク28の各々が透光構成として設けてある。 なお、このフイルム24は黒色地となっており、表示マ−ク25〜28のみが 透光部分となっている。
【0015】 導光レンズ30はパネル枠体10の凸条面部10a内に位置するように設け、 その前面部分が凸条面部10aの裏面に接している。 図4はこの導光レンズ30の正面図、図5は同導光レンズ30の平面図、図6 は同導光レンズ30の背面図である。
【0016】 これらの図面より分るように、導光レンズ30は光調整のために特殊形状とし た細長いレンズとし、その背面中央には半球面凹部30aを設けると共に、この 半球面凹部30aとレンズ正面とを連通させた長孔30bが設けてある。 なお、図2に示す如く、半球面凹部30aには電球22が突入し、長孔30b には遮光突状部10bが突入するようになっている。
【0017】 また、この導光レンズ30には、その正面の中程部分、左方上部分、右方下部 分にシボ加工31を施すと共に、背面にはカット32を設けて光調整するように してある。
【0018】 背板23は横長の板状のもので、その中央部には電球22のソケット33が取 外し自在に固着してある。 この背板23はそのフック23aを係止部10cに係止させてパネル枠体10 に取付ける。 背板23をこのように取付けることによって電球22が導光レンズ30の半球 面凹部30a内に位置すると共に、電球22の前方に遮光突状部10bが対向す るようになる。
【0019】 上記の如く構成したヒ−タコントロ−ルパネルは、電球22を点灯させること により、この電球22の光が導光レンズ30によりガイドされて各種の表示マ− ク25〜28に照射される。 この結果、光を透過する各種の表示マ−ク25〜28が光学的なマ−クとして 表示する。
【0020】 電球22が点灯した場合、光が半球面凹部30a内に向かって投光され、また 、その前方に投光する光が遮光突状部10bに当って遮光される。 このため、前側を除く電球22の光が各種の表示マ−ク25〜28に到達する から、電球22の近くの位置となる表示マ−ク25a、28aなどについても特 に明るくなることがなく他の表示マ−クと同等の明るさで表示させることができ る。
【0021】 また、本考案を実施するに際して、図4〜図6に示したように、導光レンズ3 0にシボ加工31やカット32を設けることにより、表示マ−ク25〜28に照 射させる電球22の光を一段と均一化することができ、各種の表示マ−ク25〜 28の均一照明にはより効果的となる。
【0022】 さらに、図2、図5より分かるように、導光レンズ30の正面中程に掘下部3 3を形成すれば、この堀下部33が導光レンズ30とフイルム24との間に空間 34を形成するので、電球22の光がこの空間34内で拡散されて表示マ−クを 照明する。 この結果、電球22に近い表示マ−クと他の表示マ−クとの明るさむらがこの 空間34によっても可成り解消されると共に、フイルム24に写る遮光突状部1 0bの影が光の拡散によって消滅する。
【0023】
上記した通り、本考案では、光源の前方領域に投光される光を遮光突状部によ って遮光し、前方に投光される光を除く光源の光を導光レンズを介して各種の表 示マ−クに導き照射する構成としたので、光源の近くとなる表示マ−クについて も他の表示マ−クと同等の光で照射することができる。 したがって、本考案によれば、極く簡単な構成により各種表示マ−クを同等の 明るさで表示させることができるヒ−タコントロ−ルパネルの照明装置となる。
【図1】ヒ−タコントロ−ルパネルの正面図である。
【図2】図1上のA−A線拡大断面図である。
【図3】パネル枠体の背面図である。
【図4】導光レンズの正面図である。
【図5】導光レンズの平面図である。
【図6】導光レンズの背面図である。
10 パネル枠体 10b 遮光突状部 11a〜11g 窓孔 22 電球 23 背板 24 フイルム 25〜28 表示マ−ク 30 導光レンズ 30a 半球面凹部 30b 長孔
Claims (1)
- 【請求項1】 各種の表示マ−クが付されたフイルム状
板が非透明材からなる所定長のパネル枠体に設けられ、
このパネル枠体の裏側には細長い導光レンズを有し、単
体の光源の光をこのレンズの裏側より投光させて各種の
表示マ−クを照明する構成の車輌用ヒ−タコントロ−ル
パネルの照明装置において、光源に対面するパネル枠体
の一部に、光源に向かって突出させた遮光突状部を設け
たことを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991105657U JP2571671Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 車輌用ヒ−タコントロ−ルパネルの照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991105657U JP2571671Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 車輌用ヒ−タコントロ−ルパネルの照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0546578U true JPH0546578U (ja) | 1993-06-22 |
JP2571671Y2 JP2571671Y2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=14413519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991105657U Expired - Lifetime JP2571671Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 車輌用ヒ−タコントロ−ルパネルの照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571671Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040036084A (ko) * | 2002-10-23 | 2004-04-30 | 씨멘스브이디오한라 주식회사 | 차량용 자동온도조절장치의 패널과 어퍼 케이스의 조립 구조 |
JP2007112196A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Marusan Kinzoku:Kk | 照明式パネル |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5715740U (ja) * | 1980-06-30 | 1982-01-27 | ||
JP3066106U (ja) * | 1999-07-27 | 2000-02-18 | ニチワ電機株式会社 | 煙浄化装置 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP1991105657U patent/JP2571671Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5715740U (ja) * | 1980-06-30 | 1982-01-27 | ||
JP3066106U (ja) * | 1999-07-27 | 2000-02-18 | ニチワ電機株式会社 | 煙浄化装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040036084A (ko) * | 2002-10-23 | 2004-04-30 | 씨멘스브이디오한라 주식회사 | 차량용 자동온도조절장치의 패널과 어퍼 케이스의 조립 구조 |
JP2007112196A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Marusan Kinzoku:Kk | 照明式パネル |
JP4628923B2 (ja) * | 2005-10-18 | 2011-02-09 | 株式会社丸三金属 | 照明式パネル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2571671Y2 (ja) | 1998-05-18 |
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Legal Events
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |