JPH0546483B2 - - Google Patents

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JPH0546483B2
JPH0546483B2 JP20580784A JP20580784A JPH0546483B2 JP H0546483 B2 JPH0546483 B2 JP H0546483B2 JP 20580784 A JP20580784 A JP 20580784A JP 20580784 A JP20580784 A JP 20580784A JP H0546483 B2 JPH0546483 B2 JP H0546483B2
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thin film
ferromagnetic thin
film resistance
electrically connected
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JP20580784A
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JPS6183910A (ja
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Hiromi Onodera
Noriaki Wakabayashi
Taiji Sugizaki
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP20580784A priority Critical patent/JPS6183910A/ja
Priority to DE8585300512T priority patent/DE3583870D1/de
Priority to US06/695,049 priority patent/US4725776A/en
Priority to EP85300512A priority patent/EP0151002B1/en
Publication of JPS6183910A publication Critical patent/JPS6183910A/ja
Publication of JPH0546483B2 publication Critical patent/JPH0546483B2/ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気的異方性効果を有する強磁性薄
膜抵抗素子(以下MR素子と呼ぶ。)を使用し、
直線運動する物体の移動距離および回転運動する
物体の回転角度の検出等に使用される検出装置に
関するものである。
従来例の構成とその問題点 第1図及び第2図は、上記出願に係るMR素子
について、その概略を説明する為の図面である。
第1図は、MR素子の外観を示す斜視図であ
り、第2図は、MR素子の磁界−抵抗値特性を示
す特性図である。
第1図においてMR素子1は、図中±X方向の
磁界強度の変化に応じて、抵抗値が変化し、他の
方向の磁界強度の変化に対しては、抵抗値がほと
んど変化しない、いわゆる磁気的異方性効果を有
している。
第2図は、前記MR素子1の前記±X方向の磁
界強度の変化に対する抵抗値の変化を示す特性図
で、図中a,b,cは、磁界強度に対する抵抗値
変化が、非直線な領域であり、図中b,dは比較
的直線性の良い領域である。
従来のMR素子を使用した検出装置は、第2図
で示すMR素子の特性の内、抵抗値変化が非直線
な領域cを含んで使用していた為、その出力信号
の歪が大きく、精度の高い検出ができないという
欠点を有していた。これに対して本出願人は、特
願昭59−12302号の先願において、上記従来の検
出装置の欠点を除去する方法を提案している。
第3図は、前記本出願人による先願特許の一実
施例におけるMR素子を使用した検出装置の要部
断面図を示し、Aは平面図、BはAのG−G線断
面図である。
この検出装置は、可動部21が固定部20に沿
つて直線的に移動する際の両者の相対位置を検出
するものであり、可動部21は、表面にMR素子
13、及び端子部14,15を形成した基板12
と、バイアス磁界を供給する為の永久磁石16と
で構成され、一方、固定部20は、可動部21と
対向する面に一定のきざみ周期の磁極歯が形成さ
れている。さらに、可動部21と固定部20と
は、第3図の様に配置され、特に基板12は、固
定部20に対して角度α゜傾いており、永久磁石1
6は、固定部20に対して平行に配置されてい
る。またMR素子13は第3図Aに示す様に、端
子部14,15を通して定電流源18、固定抵抗
器17、接地22、出力端子19に接続されてい
るものとする。
以上の様に構成された本出願人による先願特許
の検出装置についてその動作を説明する。今、可
動部21が固定部20に沿つて±X′方向に移動
して、MR素子13が固定部20上に形成された
磁極歯の凸部の中央にある時を考える。第4図
は、この時の要部拡大図である。第4図におい
て、永久磁石16より発生した磁力線は、磁極歯
の凸部に対して垂直に流れる。この時、永久磁石
16と磁極歯との間に配置されたMR素子13
は、磁極歯に対して角度α゜傾いている為、磁力線
はMR素子に対して垂直角よりα゜傾いて通過する
事になる。その結果MR素子13には、その感磁
方向(+X方向)の磁界成分(以後オフセツト磁
界と呼ぶ)が与えられる事になり、永久磁界の発
生する磁界の強さを|Ho→|とすると、オフセツ
ト磁界|Hx→|は次式で表わされる。
|Hx→|=|Ho→|sinα゜ …(1) 第5図は、MR素子の特性図であり、第2図と
同一の特性を示す。第5図において、前記オフセ
ツト磁界|Hx→|がMR素子13に与えられると、
|Hx→|の大きさに応じてMR素子13の抵抗値
が変化し、Roの抵抗値を示す。この時の特性グ
ラフ上のAを動作点と呼ぶ。
次に可動部21が第4図の状態から±X′方向
へ固定部20に沿つて移動した場合を考えると、
永久磁石16から固定部20に向かう磁力線は、
固定部20に形成された磁極歯の凹凸な形状に影
響を受け、周期的にその方向が曲げられる。磁力
線は、方向が曲げられた事により、MR素子13
に対して、その感磁方向(±X方向)の成分を発
生するようになる。この磁極歯とMR素子13の
相対位置に応じて変化する磁力線のMR素子13
の感磁方向成分を、信号磁界と呼ぶと、MR素子
13には、前記オフセツト磁界に信号磁界の重畳
された磁界が与えられることになる。第5図にお
いて、今、信号磁界の振れ幅を±d/2とする
と、オフセツト磁界|Hx→|により決まる動作点
Aを中心に、MR素子の特性の内、比較的直線性
の良い領域dだけで信号磁界を扱えるようにな
る。この時、信号磁界に対してMR素子の抵抗値
は比例的に変化し、定電流源18より供給される
電流により、MR素子の両端にはMR素子の抵抗
値変化に比例する電圧変化が得られ、その結果、
出力端子19より歪の少ない出力信号を得ること
ができる。
しかしながら、上記の様な構成においては、出
力信号が温度ドリフトするという問題点を含んで
いた。これは、MR素子の抵抗値が温度係数を有
している為である。
また、第5図において、オフセツト磁界|Hx→
|はMR素子の特性の内、比較的直線性の良い領
域dの中心に設定されているが、オフセツト磁界
|Hx→|の大きさは、前記(1)式に示すように、傾
き角度α゜が変化すると変わるものである。オフセ
ツト磁界|Hx→|の大きさが変わると、第5図中
の動作点Aがずれて、非直線な領域cまたはeを
含んで信号磁界が振れるようになり、出力信号に
歪を発生する。その為、傾き角度α゜を精度良く実
現するのに調整工程を必要としていた。
発明の目的 本発明は、上記問題点を除去するものであり、
具体的には、温度ドリフトが少なく、安定して歪
の少ない出力信号の得られるMR素子を使用した
検出装置を提供することを目的とするものであ
る。
発明の構成 本発明の検出装置は、一定の間隙を維持しなが
ら相対運動を行う第1の手段と第2の手段とを含
んで構成され、前記第1の手段は、磁性材よりな
る一定ピツチの磁極歯を複数含み、前記第2の手
段には、磁気的異方性効果を有する複数の強磁性
薄膜抵抗素子と、これに磁界を与える永久磁石と
を含み、前記複数の強磁性薄膜抵抗素子は、前記
磁極歯と前記永久磁石との間の磁界中に配置され
ると共に、前記磁極歯に対して一定の傾斜角度を
もつて配置され、さらに、前記複数の強磁性薄膜
抵抗素子は、前記磁極歯のピツチをPとして(n
+1/2)・P(n:整数)の間隔を隔てて配置され た一対の強磁性薄膜抵抗素子を含んでおり、その
一対の強磁性薄膜抵抗素子の一端は相互に電気的
に接続され、それぞれの他端は、定電圧E1、定
電圧E2に電気的に接続されるよう構成したもの
であり、これにより環境の温度変化等に影響され
ることなく、安定して高品位な変位検出の可能な
検出装置を実現できる。
実施例の説明 以下、本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
第6図は本発明の検出装置に使用されるMR素
子の外観を示し、第6図Aは平面図であり、第6
図は正面図である。
第6図においてMR素子3,4および外部接続
用端子5,6,7は基板2の表面に形成されてお
り、MR素子3,4は±X方向の磁界強度の変化
に応じて抵抗値が変化し、他の方向の磁界強度の
変化に対しては抵抗値がほとんど変化しない、い
わゆる磁気的異方性効果を有している。また、
MR素子3及び4は、被検出物(ここでは磁極
歯)の凹凸のピツチをPとすると、P/2の距離
をおいて平行に配置されている。
第7図は本発明の検出装置の一実施例を示し、
第7図Aは平面図、BはAのF−F線断面図であ
る。なお、第6図で示したMR素子を使用する。
この検出装置は、可動部33が固定部9に沿つ
て直線的に移動する際の、両者の相対位置を検出
するものであり、可動部33は、第6図で説明し
たMR素子3,4および外部接続用端子5,6,
7を形成した基板2と、MR素子3,4にバイア
ス磁界を供給する為の永久磁石8とで構成され、
一方固定部9は、可動部33と対向する面に、凹
凸のピツチがPの磁極歯が形成されている。さら
に可動部33と固定部9とは、第7図に示す様に
配置され、特に基板2は固定部9に対して角度α゜
傾いており、永久磁石8は固定部9に対して平行
に配置されている。また、前記MR素子3,4は
第7図Aに示すように外部接続用端子5,6,7
を通して定電圧源10,11、出力端子22にい
わゆるハーフ・ブリツジの形で接続されているも
のとし、定電圧源10と定電圧源11は、この実
施例の場合、各々+Eボルト、−Eボルトとする。
なお、図面が乱雑になるので、可動部33を固定
部9に沿つて移動可能に保持する為の走行保持系
は省略する。
以上のように構成された本実施例の検出装置に
ついて以下その動作を説明する。第6図及び第7
図において、MR素子3とMR素子4は、磁極歯
に対して角度α゜傾けることにより、各々、先願の
特願昭59−12302号の一実施例と同様に、互いに
ほぼ等しいオフセツト磁界|Hx→|が与えられ、
かつ、前記第5図で説明した磁界−抵抗値特性と
同一の特性を有し、動作点Aを中心に外部磁界に
応じて抵抗値が変化する。しかしながら第7図A
で示すように、MR素子3とMR素子4とでは、
固定部の磁極歯のピツチPに対して、P/2位相
をずらせて配置されているので、各々の素子に
は、180゜位相のずれた信号磁界が与えられること
になる。
第8図は、第7図Aの実施例の電気的な接続関
係を明確にする為の回路図であり、第7図Aと対
応する各構成要素には、第7図Aと同一の番号を
付し、説明を省略する。
第8図において、出力端子22に生じる出力信
号Esは、MR素子3の抵抗値をQ、MR素子4の
抵抗値をRとすると、次式で表現される。
Es=E・(Q−R)/(R+Q) …(2) 前記Q及びRは各々、オフセツト磁界|Hx→|
の大きさにより決まる動作点の抵抗値Q1及びR
1と、信号磁界に応じて変化する抵抗値の変化分
Q(Hs)及びR(Hs)に分解される。今、MR素
子3とMR素子4の各々には、等しいオフセツト
磁界|Hx→|が与えられているので、Q1とR1
は等しい。また、MR素子3とMR素子4には、
互いに180゜位相のずれた信号磁界が与えられる
為、変化分Q(Hs)とR(Hs)の関係は次式をほ
ぼ満足するものとなる。
Q(Hs)=−R(Hs) …(3) これらの内容を(2)式に代入すると次の様にな
る。
Es=E・2Q(Hs)/2Q1 …(4) E及びQ1が定数であるから、前記(4)式は出力
信号EsがMR素子3の抵抗値の変化分Q(Hs)に
比例する事を意味する。よつて第7図に示すよう
に、MR素子3,4を固定部9の磁極歯に対して
角度α゜傾けることにより、比較的直線性の良い領
域で使用すれば、与えられた信号磁界に比例して
歪の少ない良好な出力信号が得られる事になる。
また、MR素子3とMR素子4は、同一基板上で
近い距離に並べて配置されているので、周囲の環
境が等しく、さらに、良く揃つた抵抗値の温度係
数を有している。その為、第8図の様に接続され
た場合、周囲の温度が上がりMR素子3の抵抗値
が変化すると、MR素子4の抵抗値も同程度変化
し、結果として、出力端子22の出力信号はほと
んど温度ドリフトする事がない。
第9図A,B,Cは、MR素子3とMR素子4
の関係を表現した概念図である。MR素子3と
MR素子4は、良く揃つた磁界−抵抗値特性を有
しており、その各々には、位相が180゜ずれ、振幅
の等しい信号磁界が与えられる。この関係を表わ
したのが第9図Aであり、正確ではないが、直感
的に理解し易いように表現している。なお、前記
(4)式より明らかなように、出力信号Esは抵抗値
の変化分に比例するので、これ以後、MR素子の
磁界−抵抗値特性は、動作点まわりで考える事に
する。
第9図Aにおいて、磁界に応じて変化するMR
素子3とMR素子4の抵抗値を第8図の説明に合
わせて、それぞれQ,Rとする。ここでは便宜
上、MR素子3,4には同一の信号磁界が与えら
れ、かつ、MR素子4の抵抗値Rを、動作点Aを
通る縦軸を対称軸にして左右に反転している。横
軸は信号磁界の強さを表わし、縦軸は動作点Aを
原点にしてMR素子3,4の抵抗値の変化分を表
わす。この縦軸、横軸の関係は、第9図B,Cに
ついても同一とする。さて、前記(2)式より出力信
号Esは、(Q−R)に比例する事がわかるが、そ
れを図で表わしたのが、第9図B,Cである。前
記(Q−R)は{Q+(−R)}と書き換える事が
できるので、第9図Bでは、第9図AのMR素子
4の抵抗値Rを動作点を通る横軸を対称軸とし
て、上下に反転し、−Rとしている。よつて第9
図Bにおいて、MR素子3の抵抗値Qと、MR素
子4の抵抗値−Rを加算すれば前記(Q−R)と
なる。第9図Cは、第9図BにおけるQと−Rを
加算した結果を示している。図中dの範囲で信号
磁界が与えられると、それに対する抵抗値の変化
は、図に示すように直線性の良い良好なものとな
る。
さて、ここまでは、MR素子に対して適当なオ
フセツト磁界|Hx→|が与えられ、MR素子の磁
界−抵抗値特性の内、比較的直線性の良い領域で
使用した場合について説明してきたが、現実に
MR素子に適当な大きさのオフセツト磁界を与え
るにはいくつかの問題があつた。まず、MR素子
に磁界を与える永久磁石の着磁むらがある。永久
磁石より発生する磁界の強さが変わると、前記オ
フセツト磁界|Hx→|の大きさが変化してしまう。
さらに、MR素子を固定部の磁極歯に対して角度
α゜傾けることによりオフセツト磁界を得ている
が、角度α゜を正確に出すのは非常に困難であり、
その為に、オフセツト磁界|Hx→|の適当な大き
さを安定して得ることができなかつた。その結
果、オフセツト磁界|Hx→|を中心に振れる信号
磁界が、MR素子の磁界−抵抗値特性の内、非直
線な領域を含むようになる。これを表わしたのが
第10図である。
第10図は、オフセツト磁界|Hx→|が前記の
理由で変化し、動作点が、第9図中A(比較的直
線性の良い領域の中心)からずれて、Bになつた
時のMR素子3とMR素子4の関係を表わす概念
図である。
第10図において、出力信号Esは第9図と同
様{Q+(−R)}に比例する為、{Q+(−R)}
の直線性が必要とされるが、MR素子3を1素子
で使用している場合と比較して、MR素子3の非
直線な領域はMR素子4の直線性の良い領域で補
正され、MR素子4の非直線な領域は、MR素子
3の直線性の良い領域で補正される為、図に示す
ように比較的直線性の良い領域が、広がる事にな
る。これにより、与えるオフセツト磁界|Hx→|
の大きさが、多少ずれても出力信号の歪はMR素
子を1素子で使用した場合より小さく押える事が
できるようになつた。
次に、本発明の他の実施例について図面を参照
しながら説明する。
第11図は、本発明の検出装置の他の実施例を
示し、第11図Aは平面図、BはAのC−C線断
面図である。なお、第6図で示したMR素子を使
用する。
この検出装置において、第7図に示す第1の実
施例と同一の部品については、同一番号を付す。
この検出装置は、可動部34が固定部9に沿つて
直線的に移動する際の両者の相対位置を検出する
ものであり、第7図に示す第1の実施例と異なる
のは、MR素子3,4にバイアス磁界を供給する
為の永久磁石8を、基板2と固着して両者を一体
とし、固定部9の磁極歯に対して角度α゜傾けたと
いう点である。以上の様に構成された本実施例の
検出装置においても、第7図に示す第1の実施例
と同様の効果を有する。つまり、抵抗値の温度係
数の揃つた2本のMR素子3,4をハーフ・ブリ
ツジで使用することにより、出力端子22からは
温度ドリフトの少ない出力信号を得られるように
なる。また、オフセツト磁界|Hx→|の強さが理
想状態からずれた場合にも、MR素子3とMR素
子4は、相互に磁界−抵抗値特性を補償し、直線
性の良い領域を広げることにより、与えられる信
号磁界に対して、歪の少ない出力信号を得ること
ができる。
次にまた本発明の別の実施例について図面を参
照しながら説明する。
第12図は本発明の検出装置の別の実施例を示
し、第12図Aは平面図、BはAのD−D線断面
図であり、第6図に示すMR素子を使用してい
る。なお、第7図に示す実施例と同一の部品に
は、同一の番号を付すことにする。
この検出装置は、回転する歯車35の回転角度
を検出するものであり、MR素子3,4を含むセ
ンサブロツク36を、図に示す様に歯車35の外
周の接線E−Eに対して角度α゜傾斜させて配置し
ている。
以上のように構成した本実施例の検出装置にお
いても、第7図の実施例と同様の効果が得られ
る。
さて、ここまで本発明の検出装置の各実施例に
ついて各々図面を用いて説明してきたが、MR素
子については、第6図に示す一実施例に限定して
説明を行なつてきた。しかし本発明の検出装置に
使用されるMR素子は、これに限定されるもので
はなく、以下に示す様な様々な実施例においても
適応される事は言うまでもない。
第13図から第18図までは、本発明の検出装
置に使用され得るMR素子の各実施例を示す平面
図である。各々図面を用いて説明を行う。
第13図は、本発明の検出装置に使用される
MR素子の一実施例を示し、基板37の表面に
は、MR素子38,39,40,41と、外部接
続用端子42,43,44,45,46,47,
48,49とが形成されており、各MR素子及び
各外部接続用端子は第13図のように電気的に接
続されており、特に外部接続用端子46,47,
48,49は、定電圧10、定電圧11と接続さ
れている。なお、各MR素子は、被検出物である
磁極歯のピツチをPとして、一対となるMR素子
38と40(又は39と41)とで3/2・Pの間 隔を隔て、MR素子38と39(又は40と4
1)とで1/4・Pの間隔を隔てて配置されている。
以上のように構成されたMR素子の動作原理に
ついては、基本的には第6図に示す実施例と同じ
であるので詳しい説明は省くが、第6図中のMR
素子3と対応するのが第13図中のMR素子40
(又は41)、第6図中のMR素子4に対応するの
が、第13図中のMR素子46(又は47)であ
り、第6図のMR素子と第13図のMR素子の異
なる点は、第6図のMR素子が1相の出力信号し
か得られないのに対し、第13図のMR素子は
90゜位相のずれた2相の出力信号が出力端子50,
51より得られる点である。これにより、第13
図の実施例においては、可動部と固定部の相対運
動の方向を知る事が可能となるという利点を有す
る。
第14図は、本発明の検出装置に使用される
MR素子の一実施例を示し、基板52の表面に
は、MR素子53,54,55,56,57,5
8と、外部接続用端子59,60,61,62,
63,64,65,66,67,68,69,7
0とが形成されており、各MR素子及び各外部接
続用端子は第14図に示すように電気的に接続さ
れており、特に外部接続用端子65,66,6
7,68,69,70は、定電圧10、定電圧1
1と接続されている。なお、各MR素子は、被検
出物である磁極歯のピツチをPとして、一対とな
るMR素子53と56(又は54と57、又は5
5と58)とで1/2・Pの間隔を隔てて配置され、 MR素子53と55及び55と57(又は56と
58及び54と56)とで1/3・Pの間隔を隔て て配置されている。
以上のように構成されたMR素子の動作原理に
ついても、基本的には第6図に示す実施例と同じ
であるので詳しい説明は省くが、第6図中の一対
のMR素子3,4と同じ働きをする対が、ここで
は3対(53と56,55と58,57と54)
あり、それぞれの対がP/3(=120゜)の位相差を 持つて配置されているので、出力端子71,7
2,73からは、それぞれ120゜位相の異なる3相
の出力信号を得る事ができるものである。各々の
対において、第6図の実施例と同様の効果が得ら
れることは言うまでもない。
第15図は、本発明の検出装置に使用される
MR素子の一実施例を示し、基板74の表面に
は、MR素子75,76と外部接続用端子77,
78,79とが形成されており、特に外部接続用
端子77,79は、定電圧10、定電圧11と接
続され出力端子80より出力信号を得る。なお、
MR素子75とMR素子76とは、磁極歯のピツ
チをPとして3/2・Pの間隔を隔てて配置されて おり、各々の一端は、外部接続用端子78で電気
的に接続されている。さらに、MR素子75,7
6のそれぞれは、第15図に示すように、同一平
面内(ここでは基板74の表面上)で、一定の間
隔Wを隔てて折り返した形状を有しており、前記
一定の間隔Wは磁極歯のピツチPに対して十分小
さい事が望ましい。
以上のように構成されたMR素子の動作原理
は、基本的に第6図に示す実施例と同様であるの
で、詳しい説明は省くが、第15図に示す本実施
例の場合、MR素子を一定の間隔Wで折り返して
使用している点で異なる。しかし、一定の間隔W
は前述の様に極めて小さいので、実際には、折り
返しの中心線(図中一点鎖線)の位置に、折り返
しのないMR素子を配置した第6図の例とほぼ同
様の結果が得られるのは、明白である。また、本
実施例は、折り返し形状により、MR素子の抵抗
値を倍にして、検出感度を高める事ができるとい
う利点も合わせ持つている。
第16図は、本発明の検出装置に使用される
MR素子の一実施例を示し、基板81の表面に
は、MR素子82,83,84,85,86,8
7と、外部接続用端子92,93,94と、各
MR素子を電気的に接続する接続部88,89,
90,91とが形成され、図のように電気的に接
続されている。特に、外部接続用端子92,93
は定電圧10、定電圧11と接続され、外部接続
用端子94は出力端子95と接続されている。な
お、MR素子82,83,84は、各々Pの間隔
を隔てて配置され、第1の素子群を構成し、MR
素子85,86,87は、やはり各々Pの間隔を
隔てて配置され、第2の素子群を構成している。
この第1の素子群の各々の素子と、第2の素子群
の各々の素子とは、各々(n+1/2)・P(nは整 数)を満足する間隔を隔てている。
以上のように構成されたMR素子において、第
1の素子群、第2の素子群は、各々、第6図に示
す実施例のMR素子3、MR素子4と対応する。
なぜならば、間隔をPとすると言う事は、位相角
で360゜ずらすと言う事になり、言い換えれば、全
くずらさないのと同様となるからである。その
為、本実施例においても第6図と同様の効果が得
られる。また、本実実施例では、同一位相のMR
素子82,83,84(又は85,86,87)
を3本直列で使う事により、感度を3倍にできる
という利点を有すると共に、3本直列で接続され
たMR素子の各々が、異なる磁極歯を同時に検出
し、それを平均化するので、被検出物である磁極
歯にカケ等がある場合に、その影響は一素子の
MR素子で検出した場合より小さくすることがで
きるという利点を持つ。
第17図は本発明の検出装置に使用されるMR
素子の一実施例を示し、基板96の表面には、
MR素子97,98,99,100,101,1
02,103,104と、外部接続用端子10
5,106,107,108,109,110,
111,112,113,114,115,11
6,117,118,119,120とが形成さ
れており、図の様に電気的に接続されており、外
部接続用端子105,106と111,112に
は、それぞれ定電圧10、定電圧11が接続さ
れ、外部接続用端子107,109と108,1
10にはそれぞれ出力端子121、出力端子12
2が接続されている。なお、MR素子97と10
1(又は98と102、99と103、100と
104)とは、被検出物である磁極歯のピツチを
Pとして、Pの間隔を隔てて同一位相で配置さ
れ、直列に接続されている。また、MR素子9
7,101よりなる第1の素子群と、MR素子9
9,103、よりなる第2の素子群とは、各々の
素子において1/2・P間隔を隔てて置され、同様 にMR素子98,102よりなる第3の素子群
と、MR素子100,104、よりなる第4の素
子群とは、各々の素子において1/2・P間隔を隔 てて配置されている。また、第1の素子群と第3
の素子群とは、各々の素子において1/4・P(= 90゜)の位相差を設けて配置されている。
以上のように構成された本実施例は、第16図
の実施例と比較して、各素子群中における素子数
が3本と2本の違いがあるが、基本的な原理につ
いては同一である。第16図の実施例が、1相の
出力信号しか得られないのに対して、第17図の
実施例では、2相の出力信号が得られるようにな
つており、これにより、運動の方向を知ることが
できるようになる。
第18図は、本発明の検出装置に使用される
MR素子の一実例を示し、基板123の表面に
は、MR素子124,125,126,127,
128,129,130,131,132,13
3,134,135と、外部接続用端子136,
137,138,139,140,141,14
2,143,144,145,146,147,
148,149,150,151,152,15
3,154,155,156,157,158,
159とが形成されており、図の様に電気的に接
続されており、外部接続用端子136,138,
140と137,145,147にはそれぞれ定
電圧10と定電圧11が接続され、外部接続用端
子139,142と141,144と143,1
46にはそれぞれ出力端子160,161,16
2が接続されている。なお、MR素子124と1
30(又は125と131、126と132、1
27と133、128と134、129と13
5)とは、被検出物である磁極歯のピツチをPと
して、それぞれPの間隔を隔てて(=同一位相
で)配置され、直列に接続されている。また、
MR素子124とMR126とは1/3・P(=120゜) 位相をずらして配置され、同様にMR素子126
とMR素子128とは1/3・P(=120゜)位相をず らして配置され、かつ、MR素子124と127
及び126と129及び128と131はそれぞ
れ1/2・P(=180゜)位相をずらして配置されてい る。
以上のように構成された本実施例は、第17図
の実施例が、90゜位相のずれた2相の出力信号を
出力するのに対して、120゜位相のずれた3相の出
力信号を出力するように、素子数、素子の配置を
変えたものであり、基本的な動作は、第16図の
実施例で説明した内容と同一である。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は1本
のMR素子に対して、それと同一の特性を有する
もう1本の180゜位相のずれたMR素子を使つて、
MR素子の有する検出装置として不都合な特性に
補償をかけるものである。具体的には、MR素子
の抵抗値の温度ドリフトと、磁界−抵抗値特性の
非線形性の改善し、以下のような効果が得られ
る。
(1) 出力信号の温度ドリフトが小さいので、周囲
の温度に関係なく、常に安定した高精度の検出
装置が実啓できる。
(2) MR素子の磁界−抵抗値特性の内、直線性の
良い領域が広がる為に、オフセツト磁界|Hx→
|の強さを精度良く合わせる必要がなくなるの
で、高精度部品が不要になり、コスト面で有利
であると共に、角度α゜の調整工程も不用となる
為、製造面でも有利であり、さらに永久磁石の
着磁むらも許容できる。
また、通常、MR素子は基板上に蒸着等の方
法を使つて作られる為、各MR素子間の寸法精
度は、容易に実現できると共に、素子数とコス
トとは直接関係がないので、この改良により、
コスト高になる心配はない。
さらにまた、2本のMR素子には、各々同時
に同一のオフセツト磁界|Hx→|を与える必要
があるが、これについても、本発明の実施例の
ように、MR素子を傾けてオフセツト磁界を与
える方法が、非常に容易で、安定した方法であ
ると言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の検出装置に係わるMR素子を
説明する為の外観図、第2図は第1図のMR素子
の特性を示す特性図、第3図は、本発明の一実施
例における検出装置を示し、第3図Aは平面図、
第3図BはAのG−G線断面図、第4図は第3図
Bの要部拡大図、第5図は本発明の検出装置の各
実施例で使用されるMR素子の特性図、第6図は
MR素子の一実施例を示し、第6図Aは平面図、
Bは正面図、第7図は本発明の検出装置の一実施
例を示し、第7図Aは平面図、BはAのF−F線
断面図、第8図は第7図の実施例の電気回路図、
第9図は第1、第2のMR素子の関係を表現する
概念図、第10図は動作点が変化した場合の第
1、第2のMR素子の関係を表現する概念図、第
11図は本発明の検出装置の他の実施例を示し、
第11図Aは平面図、BはAのC−C線断面図、
第12図は本発明の検出装置の別の実施例を示
し、第12図Aは平面図、BはAのD−D線断面
図、第13図から第18図までは、本発明の検出
装置に使用され得るMR素子の各実施例を示す平
面図である。 2,37,52,74,81,96,123…
…基板、1,3,4,38〜41,53〜58,
75,76,82〜87,97〜104,124
〜135……MR素子、5,6,7,42〜4
9,59〜70,77,78,79,92,9
3,94,105〜120,136〜159……
外部接続用端子、a,c,e……非線形な領域、
b,d……比較的直線性の良い領域、A,B……
動作点、|Hx→|……オフセツト磁界、8……永久
磁石、9……固定部、10,11……定電圧、2
2,50,51,71,72,73,80,9
5,121,122,160,161,162…
…出力端子、P……磁極歯のピツチ、Q,R……
第1、第2のMR素子の抵抗値、33,34……
可動部、35……歯車、36……センサブロツ
ク、α゜……角度。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一定の間隙を維持しながら相対運動を行う第
    1の手段と第2の手段とを含んで構成され、前記
    第1の手段は、磁性材よりなる一定ピツチの磁極
    歯を複数含み、前記第2の手段には、磁気的異方
    性効果を有する複数の強磁性薄膜抵抗素子と、こ
    れに磁界を与える永久磁石とを含み、前記複数の
    強磁性薄膜抵抗素子は、前記磁極歯と前記永久磁
    石との間の磁界中に配置されると共に、前記磁極
    歯に対して一定の傾斜角度をもつて配置され、さ
    らに、前記複数の強磁性薄膜抵抗素子は、前記磁
    極歯ピツチをPとして(n+1/2)・P(n:整数) の間隔を隔てて配置された一対の強磁性薄膜抵抗
    素子を含んでおり、その一対の強磁性薄膜抵抗素
    子の一端は相互に電気的に接続され、それぞれの
    他端は定電圧E1、定電圧E2に電気的に接続さ
    れた検出装置。 2 複数の強磁性薄膜抵抗素子は、それぞれが、
    k/m・P(m:相数を表わしm≧3を満足する整 数、P:磁極歯のピツチ、k:整数)の間隔を隔
    てて配配された強磁性薄膜抵抗素子と、それらの
    各々の素子に対してそれぞれ(n+1/2)・P (n:整数)の間隔を隔てて配置された一対とな
    る強磁性薄膜抵抗素子とを含み、かつ、それら一
    対となつている強磁性薄膜抵抗素子のそれぞれの
    一端は相互に電気的に接続され、それぞれの他端
    は電圧E1、定電圧E2に電気的に接続された特
    許請求の範囲第1項記載の検出装置。 3 複数の強磁性薄膜抵抗素子のそれぞれの素子
    は、同一平面上で多重に折り返した構造を有する
    特許請求の範囲第1項記載の検出装置。 4 複数の強磁性薄膜抵抗素子は、(S+1/4)・ P(S:整数、P:磁極歯のピツチ)の間隔を隔
    てて配置された第1、第2の強磁性薄膜抵抗素子
    と、前記第1の強磁性薄膜抵抗素子と一対をなし
    (n+1/2)・P(n:整数)の間隔を隔てて配置さ れた第3の強磁性薄膜抵抗素子と、前記第2の強
    磁性薄膜抵抗素子と一対をなし(C+1/2)・P (C:整数)の間隔を隔てて配置された第4の強
    磁性抵抗素子とを含み、前記第1の強磁性薄膜抵
    抗素子の一端は、前記第3の強磁性薄膜抵抗素子
    の一端と電気的に接続され、それぞれの他端は、
    定電圧E1、定電圧E2に電気的に接続され、前
    記第2の強磁性薄膜抵抗素子の一端は、前記第4
    の強磁性薄膜抵抗素子の一端と電気的に接続さ
    れ、それぞれの他端は、前記定電圧E1、定電圧
    E2に電気的に接続された特許請求の範囲第1項
    記載の検出装置。 5 一定の間隙を維持しながら相対運動を行う第
    1の手段と第2の手段とを含んで構成され、前記
    第1の手段は、磁性材よりなる一定ピツチの磁極
    歯を複数含み、前記第2の手段には、磁気的異方
    性効果を有する複数の強磁性薄膜抵抗素子と、こ
    れに磁界を与える永久磁石とを含み、前記複数の
    強磁性薄膜抵抗素子は、前記磁極歯と前記永久磁
    石との間の磁界中に配置されると共に、前記磁極
    歯に対して一定の傾斜角度をもつて配置され、さ
    らに、前記複数の強磁性薄膜抵抗素子は、それぞ
    れの素子が、l・P(l:整数、P:磁極歯のピ
    ツチ)の間隔を隔てて配置された第1の素子群
    と、前記第1の素子群の各々の素子に対してそれ
    ぞれ(n+1/2)・P(n:整数)の間隔を隔てて 配置された強磁性薄膜抵抗素子よりなる第2の素
    子群とを含み、前記第1及び第2の素子群のそれ
    ぞれの素子群中において、各強磁性薄膜抵抗素子
    は、電気的に直列接続され、前記第1の素子群と
    第2の素子群とは互いの一端で電気的に接続さ
    れ、他端はそれぞれ定電圧E1,E2に電気的に
    接続された検出装置。 6 複数の強磁性薄膜抵抗素子は、それぞれが、
    k/m・P(m:相数を表わしm≧3を満足する整 数、P:磁極歯のピツチ、k:整数)の間隔を隔
    てて配置された強磁性薄膜抵抗素子と、その各々
    の素子に対してl・P(l:整数)の間隔を隔て
    て配置された強磁性薄膜抵抗素子よりなる複数の
    第1の素子群と、前記複数の第1の素子群の各々
    の素子に対してそれぞれ(n+1/2)・P(n:自 然数)の間隔を隔てて配置された強磁性薄膜抵抗
    素子よりなる複数の第2の素子群とを含む特許請
    求の範囲第5項記載の検出装置。 7 複数の強磁性薄膜抵抗素子の各々の素子は、
    同一平面上で多重に折り返した構造を有する特許
    請求の範囲第5項記載の検出装置。 8 複数の強磁性薄膜抵抗素子は、それぞれの強
    磁性薄膜抵抗素子がl・P(l:整数、P:磁極
    歯のピツチ)の間隔を隔てて配置された第1の素
    子群と、前記第1の素子群の各々の強磁性薄膜抵
    抗素子に対してそれぞれ(n+1/2)・P(n:自 然数)の間隔を隔てて配置された強磁性薄膜抵抗
    素子よりなる第2の素子群と、前記第1の素子群
    の各々の強磁性薄膜抵抗素子に対してそれぞれ
    (S+1/4)・P(S:整数)の間隔を隔てて配置さ れた強磁性薄膜抵抗素子よりなる第3の素子群
    と、前記第3の素子群の各々の強磁性薄膜抵抗素
    子に対してそれぞれ(n+1/2)・Pの間隔を隔て て配置された強磁性薄膜抵抗素子よりなる第4の
    素子群とを含み、前記第1及び第2、第3及び第
    4の素子群のそれぞれの素子群中において、各強
    磁性薄膜抵抗素子は電気的に直列接続され、前記
    第1の素子群と第2の素子群とは、互いの一端で
    電気的に接続され、他端はそれぞれ、定電圧E
    1、定電圧E2に電気的に接続され、前記第3の
    素子群と第4の素子群とは、互いの一端で電気的
    に接続され、他端はそれぞれ、前記定電圧E1、
    定電圧E2に電気的に接続された特許請求の範囲
    第5項記載の検出装置。
JP20580784A 1984-01-25 1984-10-01 検出装置 Granted JPS6183910A (ja)

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JP2503481B2 (ja) * 1987-02-20 1996-06-05 日本電装株式会社 回転検出装置
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