JPH05462B2 - - Google Patents
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- JPH05462B2 JPH05462B2 JP61040508A JP4050886A JPH05462B2 JP H05462 B2 JPH05462 B2 JP H05462B2 JP 61040508 A JP61040508 A JP 61040508A JP 4050886 A JP4050886 A JP 4050886A JP H05462 B2 JPH05462 B2 JP H05462B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22F—CHANGING THE PHYSICAL STRUCTURE OF NON-FERROUS METALS AND NON-FERROUS ALLOYS
- C22F1/00—Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working
- C22F1/04—Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of aluminium or alloys based thereon
- C22F1/047—Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of aluminium or alloys based thereon of alloys with magnesium as the next major constituent
-
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- B41N—PRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
- B41N1/00—Printing plates or foils; Materials therefor
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- B41N1/083—Printing plates or foils; Materials therefor metallic for lithographic printing made of aluminium or aluminium alloys or having such surface layers
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- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主として球状晶子に再結晶しそして続
いて冷間変形した組織を有するアルミニウム製オ
フセツト用ベルトに関する。
いて冷間変形した組織を有するアルミニウム製オ
フセツト用ベルトに関する。
オフセツト印刷用版を製造する為には、0.1〜
0.5mmの範囲の厚さのアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金製圧延ベルトおよびシートが用いられ
る。他の方法においては、アルミニウム製ベルト
は、用いられるデベロツパーに対して不溶性であ
るように光の作用によつて転化される光高感性層
を備えている。照射されていない領域には、現像
の後に、親水性を有する未被覆のアルミニウム表
面が存在する。
0.5mmの範囲の厚さのアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金製圧延ベルトおよびシートが用いられ
る。他の方法においては、アルミニウム製ベルト
は、用いられるデベロツパーに対して不溶性であ
るように光の作用によつて転化される光高感性層
を備えている。照射されていない領域には、現像
の後に、親水性を有する未被覆のアルミニウム表
面が存在する。
現像された印刷版は印刷工程の為に版胴に留め
られる。オフセツト印刷版への重要な要求は、該
版が十分な強度を有しているべきであることおよ
びこの機械的応力の負荷下に亀裂を生じないこと
である。
られる。オフセツト印刷版への重要な要求は、該
版が十分な強度を有しているべきであることおよ
びこの機械的応力の負荷下に亀裂を生じないこと
である。
一つの版でできるだけ多い印刷総部数を得る為
に、圧延面は光高感性層をより良好に据え付ける
為に機械的にまたは電気化学的にまたは化学的に
粗面化しなければならない。品質上の理由で、こ
の粗面化はできるだけ均一でそしてできるだけ細
かい窪みを得る様にするべきである。
に、圧延面は光高感性層をより良好に据え付ける
為に機械的にまたは電気化学的にまたは化学的に
粗面化しなければならない。品質上の理由で、こ
の粗面化はできるだけ均一でそしてできるだけ細
かい窪みを得る様にするべきである。
更に、一つの版でのカラー印刷総部数を増やす
為に、支持物として働く現像された層を熱プロセ
スに曝しそしてそうした時に残留する層部分(イ
メージカラー)を追加的に硬化させることは公知
である。この熱的後処理は一般にアルミニウムの
強度の局所的減少を所々にもたらす温度のもとで
実施される。
為に、支持物として働く現像された層を熱プロセ
スに曝しそしてそうした時に残留する層部分(イ
メージカラー)を追加的に硬化させることは公知
である。この熱的後処理は一般にアルミニウムの
強度の局所的減少を所々にもたらす温度のもとで
実施される。
オフセツト用ベルトへの上記の要求には、従来
には費用の掛かる技術を用いてのみ対応すること
ができた。従つて、ドイツ特許出願公開第
1929146号明細書には、高い抗張力の可鍛性アル
ミニウム−マグネシウム−マンガン合金の心の両
側に2〜16%の薄い純粋アルミニウム層を電気メ
ツキで設けることが提案されている。これは同時
に優れた粗面性と良好な強度特性とを組合せるこ
とを可能としている。
には費用の掛かる技術を用いてのみ対応すること
ができた。従つて、ドイツ特許出願公開第
1929146号明細書には、高い抗張力の可鍛性アル
ミニウム−マグネシウム−マンガン合金の心の両
側に2〜16%の薄い純粋アルミニウム層を電気メ
ツキで設けることが提案されている。これは同時
に優れた粗面性と良好な強度特性とを組合せるこ
とを可能としている。
本発明の課題は、最初に記した種類のオフセツ
ト用ベルトにおいて強度および伸び率、特に熱安
定性および硬度を更に改善し、他方、続く電気化
学的粗面化への表面の適合性を保持し、そして
かゝるオフセツト用ベルトの合理的な製法を開発
することである。それ故に本発明は、主として球
状晶子に再結晶しそして次いで冷間変形した、明
らかに微細な粒子構造を有し且つ同時に非常に緊
密な心領域を有する組織を持つアルミニウム製オ
フセツト用ベルトを目的としている。
ト用ベルトにおいて強度および伸び率、特に熱安
定性および硬度を更に改善し、他方、続く電気化
学的粗面化への表面の適合性を保持し、そして
かゝるオフセツト用ベルトの合理的な製法を開発
することである。それ故に本発明は、主として球
状晶子に再結晶しそして次いで冷間変形した、明
らかに微細な粒子構造を有し且つ同時に非常に緊
密な心領域を有する組織を持つアルミニウム製オ
フセツト用ベルトを目的としている。
この課題は、本発明に従つて、特許請求の範囲
に記載の特徴事項によつて解決される。選択され
た組織構成によつて、オフセツト用ベルトへの要
求に電気メツキせずに最適な方法で適合させるこ
とができる。表面層の明らかにあまり調整されて
ないこの圧延構造の為に、均一で且つ微細粒子構
造を覆う表面を与える、印刷版の機械的および電
気化学的粗面化が可能である。心部に存在するス
トライプ状圧延構造は、あるいは加えられる熱的
後処理の後に必要とされる強度ももたらす。
に記載の特徴事項によつて解決される。選択され
た組織構成によつて、オフセツト用ベルトへの要
求に電気メツキせずに最適な方法で適合させるこ
とができる。表面層の明らかにあまり調整されて
ないこの圧延構造の為に、均一で且つ微細粒子構
造を覆う表面を与える、印刷版の機械的および電
気化学的粗面化が可能である。心部に存在するス
トライプ状圧延構造は、あるいは加えられる熱的
後処理の後に必要とされる強度ももたらす。
本発明に従うオフセツト用ベルトの製造方法に
おいては、次の段階が重要である: 1 ベルトの熱間圧延機出口温度(=最後の圧延
機を熱いベルトが離れる時点での圧延機の後の
熱いベルトの温度)が320℃より高いこと、 2 熱間圧延において、600mmから3.5mmより少な
い値まで著しく減少させること、 3 直接的に焼き鈍すことなしに、最終的厚さに
冷間圧延すること、 4 ベルトの熱間圧延機離脱厚(=最後の圧延機
を離れる熱いベルトの厚さ)を基準として80〜
90%に冷間圧延すること。
おいては、次の段階が重要である: 1 ベルトの熱間圧延機出口温度(=最後の圧延
機を熱いベルトが離れる時点での圧延機の後の
熱いベルトの温度)が320℃より高いこと、 2 熱間圧延において、600mmから3.5mmより少な
い値まで著しく減少させること、 3 直接的に焼き鈍すことなしに、最終的厚さに
冷間圧延すること、 4 ベルトの熱間圧延機離脱厚(=最後の圧延機
を離れる熱いベルトの厚さ)を基準として80〜
90%に冷間圧延すること。
これらの特徴を考慮したとき、ベルト外側層が
100〜36μm2の粒度−−1mm2当たり5000〜1000個の
粒子に相当する−−を有する球状晶子組織の構造
で再結晶するようにアルミニウム製ベルトをほと
んど熱的に制御することが可能である。この組織
は特に均一であり且つ細かい粒子と言える。
100〜36μm2の粒度−−1mm2当たり5000〜1000個の
粒子に相当する−−を有する球状晶子組織の構造
で再結晶するようにアルミニウム製ベルトをほと
んど熱的に制御することが可能である。この組織
は特に均一であり且つ細かい粒子と言える。
熱間圧延法は本発明に従つて、再結晶がオフセ
ツト用ベルトの全横断面にわたつて生じることが
できず、縁部域においてのみ生じるように制御さ
れる。このことが、機械的性質を向上させるのに
重要なストライプ状圧延組織を有する再結晶して
ない心領域をもたらす。沢山の試験は、電気化学
的に粗面化する為に表面領域の10〜30%、殊に15
%に球状晶子組織を有することで十分であること
を示した。続いての冷間圧延によつて熱いベルト
の球状晶子組織が延伸されるが、心部に比較して
縁領域の伸び率は明らかに小さい。
ツト用ベルトの全横断面にわたつて生じることが
できず、縁部域においてのみ生じるように制御さ
れる。このことが、機械的性質を向上させるのに
重要なストライプ状圧延組織を有する再結晶して
ない心領域をもたらす。沢山の試験は、電気化学
的に粗面化する為に表面領域の10〜30%、殊に15
%に球状晶子組織を有することで十分であること
を示した。続いての冷間圧延によつて熱いベルト
の球状晶子組織が延伸されるが、心部に比較して
縁領域の伸び率は明らかに小さい。
圧延方向に伸びた粒子は表面において<8の伸
び率Sを示し、心領域は≧16の伸び率Sを示す。
伸び率Sの測定は、組織学的技術において主とし
て使用される迅速な粒子断面測定法であるR.デ
ダリツヒツ(Dederichs)およびH.コストロン
(Kostron)の測定法を使用した〔R.Dederichs、
H.Kostron;Zwei Neue Schnellver faren zur
Kornquerschnittbestimmung、CHEMIE・
GMBH出版社、ワインハイム/Bergstr、1950、
第30および31頁参照〕。この場合、粒度比は組織
粒子の長さと組織粒子の幅とから算出され、簡単
にする為に写真撮影したものについて行なわれ
る。
び率Sを示し、心領域は≧16の伸び率Sを示す。
伸び率Sの測定は、組織学的技術において主とし
て使用される迅速な粒子断面測定法であるR.デ
ダリツヒツ(Dederichs)およびH.コストロン
(Kostron)の測定法を使用した〔R.Dederichs、
H.Kostron;Zwei Neue Schnellver faren zur
Kornquerschnittbestimmung、CHEMIE・
GMBH出版社、ワインハイム/Bergstr、1950、
第30および31頁参照〕。この場合、粒度比は組織
粒子の長さと組織粒子の幅とから算出され、簡単
にする為に写真撮影したものについて行なわれ
る。
次に本発明の実施例および比較例によつて、本
発明を更に詳細に説明する。
発明を更に詳細に説明する。
例 1(実施例)
本発明に従う生成物(特許請求の範囲第2項に
従つて製造されたベルト) 材 料 純アルミニウム(Al99.5) 熱間圧延温度 550〜480℃ ベルトの熱間圧延機離脱温度 425℃ ビレツト厚 600mm ベルトの熱間圧延機離脱厚 2.8mm 中間焼き鈍し温度 − ベルトの熱間圧延機離脱厚 0.28mm 最終的抗張力Rm 181N/mm2 降伏点Rp0.2 163N/mm2 伸び率A50 2.9% 例 2(比較例) 標準的製造方法 材 料 純アルミニウム(Al99.5) 熱間圧延温度 550〜480℃ ベルトの熱間圧延機離脱温度 290℃ ビレツト厚 600mm ベルトの熱間圧延機離脱厚 4.2mm ベルトの冷間圧延機離脱厚 2.8mm 中間焼き鈍し温度 350℃ ベルトの最終的冷間圧延機離脱厚 0.28mm 最終的抗張力Rm 163N/mm2 降伏点Rp0.2 149N/mm2 伸び率A50 1.8% 例1および2に従つて製造されるオフセツト用
ベルトを、240℃の温度で15分熱後処理に委ねる。
次の強度値が得られる。
従つて製造されたベルト) 材 料 純アルミニウム(Al99.5) 熱間圧延温度 550〜480℃ ベルトの熱間圧延機離脱温度 425℃ ビレツト厚 600mm ベルトの熱間圧延機離脱厚 2.8mm 中間焼き鈍し温度 − ベルトの熱間圧延機離脱厚 0.28mm 最終的抗張力Rm 181N/mm2 降伏点Rp0.2 163N/mm2 伸び率A50 2.9% 例 2(比較例) 標準的製造方法 材 料 純アルミニウム(Al99.5) 熱間圧延温度 550〜480℃ ベルトの熱間圧延機離脱温度 290℃ ビレツト厚 600mm ベルトの熱間圧延機離脱厚 4.2mm ベルトの冷間圧延機離脱厚 2.8mm 中間焼き鈍し温度 350℃ ベルトの最終的冷間圧延機離脱厚 0.28mm 最終的抗張力Rm 163N/mm2 降伏点Rp0.2 149N/mm2 伸び率A50 1.8% 例1および2に従つて製造されるオフセツト用
ベルトを、240℃の温度で15分熱後処理に委ねる。
次の強度値が得られる。
例 1(実施例)について:
抗張力Rm 106N/mm2
降伏点Rp0.2 89N/mm2
降伏点比Rp0.2:Rm 84%
例 2(比較例)について:
抗張力Rm 89N/mm2
降伏点Rp0.2 50N/mm2
降伏点比Rp0.2:Rm 56%
この比較試験は、本発明の方法が非常に優れた
機械的性質を持つたまま電気化学的に粗面化する
のに適した表面を有するオフセツト用ベルトをも
たらすことを示している。マグネシウム、ベリリ
ユウムおよび/または銅を加えることで、200℃
以上での熱処理の後に他の方法では予想される強
度低下が後でしかも非常に僅かな程度でしか生じ
ない程に機械的性質を改善することができる。降
伏点比はベルトの剛性の目安である。容易に取り
扱う為に−−特に薄いベルトを容易に取り扱う為
に−−剛性は十分に高くなければならない。これ
が、焼付温度がオフセツト目的でしばしば用いら
れた後に十分な剛性を有していない(この目的で
使用される)従来の材料より、本発明に従つて製
造されるオフセツト用ベルトがなぜ優れているか
の理由である。
機械的性質を持つたまま電気化学的に粗面化する
のに適した表面を有するオフセツト用ベルトをも
たらすことを示している。マグネシウム、ベリリ
ユウムおよび/または銅を加えることで、200℃
以上での熱処理の後に他の方法では予想される強
度低下が後でしかも非常に僅かな程度でしか生じ
ない程に機械的性質を改善することができる。降
伏点比はベルトの剛性の目安である。容易に取り
扱う為に−−特に薄いベルトを容易に取り扱う為
に−−剛性は十分に高くなければならない。これ
が、焼付温度がオフセツト目的でしばしば用いら
れた後に十分な剛性を有していない(この目的で
使用される)従来の材料より、本発明に従つて製
造されるオフセツト用ベルトがなぜ優れているか
の理由である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 球状晶子に再結晶しそして次いで冷間変形し
た組織のアルミニウム製オフセツト用ベルトにお
いて、圧延方向に延ばされた粒子構造のストライ
プ状圧延組織の心領域および伸び率S<8を有す
る主として球状晶子に再結晶した組織の、圧延方
向に平行に形成された両表面領域を特徴とする、
上記アルミニウム製オフセツト用ベルト。 2 心領域における伸び率Sが≧16である特許請
求の範囲第1項記載のアルミニウム製オフセツト
用ベルト。 3 0.03〜0.4%の量のマグネシウムおよび0.05〜
0.25%の量のベリリユウムまたは銅が存在してい
る特許請求の範囲第1項記載のアルミニウム製オ
フセツト用ベルト。 4 全体としての表面領域が全横断面の10〜30%
を占める特許請求の範囲第1〜3項の何れか一つ
に記載のアルミニウム製オフセツト用ベルト。 5 球状晶子に再結晶しそして次いで冷間変形し
た組織のアルミニウム製オフセツト用ベルトにお
いて、圧延方向に延ばされた粒子構造のストライ
プ状圧延組織の心領域および伸び率S<8を有す
る主として球状晶子に再結晶した組織の、圧延方
向に平衡に形成された両表面領域を有する、上記
アルミニウム製オフセツト用ベルトを製造するに
当たつて、400〜600mmの厚さのビレツトを550〜
480℃の温度のもとで熱い状態で圧延させ、ベル
トの熱間圧延機出口温度が320℃以上であり、生
ずるベルトの熱間圧延機離脱厚が3.5mmより薄く、
室温に冷却されたアルミニウム製ベルトを、ベル
トの熱間圧延機離脱厚を基準として80〜90%の減
少率で、直接的に焼きなますことなしに、最終的
厚さに冷間圧延することを特徴とする、上記方
法。 6 ベルトの熱間圧延機離脱厚が2.5〜3.5mmであ
る特許請求の範囲第5項記載の方法。 7 球状晶子に再結晶しそして次いで冷間変形し
た組織のアルミニウム製オフセツト用ベルトにお
いて、圧延方向に延ばされた粒子構造のストライ
プ状圧延組織の心領域および伸び率S<8を有す
る主として球状晶子に再結晶した組織の、圧延方
向に平衡に形成された両表面領域を有し、0.03〜
0.4%のMg、0.05〜0.25%のCuまたは0.03〜0.4%
のBe含有量の上記アルミニウム製オフセツト用
ベルトを製造するに当たつて、400〜600mmの厚さ
のビレツトを550〜480℃の温度のもとで熱い状態
で圧延させ、ベルトの熱間圧延機出口温度が320
℃以上であり、生ずるベルトの熱間圧延機離脱厚
が3.5mmより薄く、室温に冷却されたアルミニウ
ム製ベルトが、ベルトの熱間圧延機離脱厚を基準
として80〜90%の減少率で、直接的に焼きなます
ことなしに、最終的厚さに冷間圧延し、後続の熱
処理を200〜240℃で10〜15分実施することを特徴
とする、上記方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19853507402 DE3507402A1 (de) | 1985-03-02 | 1985-03-02 | Aluminiumoffsetband und verfahren zu seiner herstellung |
DE3507402.7 | 1985-03-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61201747A JPS61201747A (ja) | 1986-09-06 |
JPH05462B2 true JPH05462B2 (ja) | 1993-01-06 |
Family
ID=6264006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61040508A Granted JPS61201747A (ja) | 1985-03-02 | 1986-02-27 | アルミニウム製オフセツト用ベルトおよびその製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4715903A (ja) |
EP (1) | EP0193710B1 (ja) |
JP (1) | JPS61201747A (ja) |
AT (1) | ATE65214T1 (ja) |
DE (1) | DE3507402A1 (ja) |
ES (1) | ES8705928A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7037635B2 (en) | 2001-02-09 | 2006-05-02 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Presensitized plate |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3714059C3 (de) * | 1987-04-28 | 1995-12-07 | Vaw Ver Aluminium Werke Ag | Material in Band- oder Plattenform und Verfahren zu seiner Herstellung sowie dessen Verwendung als Träger für Flachdruckformen |
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