JPH0545889B2 - - Google Patents

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JPH0545889B2
JPH0545889B2 JP3149781A JP14978191A JPH0545889B2 JP H0545889 B2 JPH0545889 B2 JP H0545889B2 JP 3149781 A JP3149781 A JP 3149781A JP 14978191 A JP14978191 A JP 14978191A JP H0545889 B2 JPH0545889 B2 JP H0545889B2
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JP
Japan
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weighing
hopper
hoppers
weighed
pool
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JP3149781A
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Inventor
Koichi Kataoka
Takashi Kabumoto
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Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ishida Scales Manufacturing Co Ltd filed Critical Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
Priority to JP14978191A priority Critical patent/JPH04270924A/ja
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【発明の請求な範囲】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、組合せ計量式
の自動計量装置における被計量物の供給方法及び
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 多数の計量機のそれぞれに具備
された計量ホツパに被計量物を供給し、各計量機
による計量値に基づいて組合せ演算を行つて、組
合せ加算値が目標重量に一致し又はこれに最も近
い値となる最適組合せを選択すると共に、その最
適組合せに該当する計量機の計量ホツパのみを開
くことにより、上記目標重量又はこれに近い重量
の被計量物を得るようにした組合せ計量式の自動
計量装置が実用されている。
【0003】 この自動計量装置においては、最適組
合せに該当して被計量物を排出した計量ホツパに
はその上方に配備されたプールホツパから直ちに
次回計量用の被計量物が供給され、また空になつ
た該プールホツパには貯留部から被計量物が分散
して供給されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 ところで、上
記のような構成によると、計量機ないし計量ホツ
パと同数のプールホツパ及び各プールホツパへの
被計量物供給装置(例えば加振式トラフ)が必要
となる。そのため、部品点数が多くなり、構成が
複雑化すると共に、コストが高く付くことにな
る。なお、計量機の台数は、所要の計量精度を確
保する上で必要台数が決定されるものである。
【0005】 本発明は、組合せ計量式の自動計量装
置における上記のような実情に対処するもので、
プールホツパないし該プールホツパへの被計量物
供給装置の個数を計量機ないし計量ホツパの個数
の半数とすることを可能にして、計量機の台数を
少なくすることなく、即ち所要の計量精度を保持
しながら部品点数を削減し、製造コストを低減さ
せることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 即ち、本願の請
求項1に記載の発明(以下、第1発明という)に
係る自動計量装置における被計量物供給方法は、
多数の計量ホツパを2個1組として組分けし、各
組における2個の計量ホツパが1計量動作におい
て同時に最適組合せに該当しないように組合せ演
算を行うと共に、各組における2個の計量ホツパ
の上方に1個のプールホツパを備えて、各組にお
いて一方の計量ホツパが最適組合せに該当して被
計量物を排出した時に、その組のプールホツパか
ら被計量物を排出した上記計量ホツパに被計量物
を供給するように制御することを特徴とする。
【0007】 また、本願の請求項2〜4に記載の発
明(以下、第2発明という)は、上記被計量物供
給方法に関する第1発明の実施に使用される被計
量物供給装置に関するもので、2個1組として組
分けされた計量ホツパの上方に各組毎に1個のプ
ールホツパが配備されていると共に、該計量ホツ
パとプールホツパとの間に、揺動することによつ
てプールホツパから排出される被計量物を2個の
計量ホツパに選択的に投入する振分けシユートが
備えられ、且つ組合せ演算とその結果に基づいて
計量ホツパの開閉制御とを行う制御装置が、上記
各組における2個の計量ホツパが1計量動作にお
いて同時に最適組合せに該当しないように組合せ
演算を行い、且つ各組においていずれか一方の計
量ホツパが最適組合せに該当して被計量物を排出
した時に、上記振分けシユートをその被計量物を
排出した計量ホツパに指向させると共に当該プー
ルホツパを開かせるように構成されていることを
特徴とする。
【0008】 さらに、本願の請求項5〜7に記載の
発明(以下、第3発明という)に係る被計量物供
給装置は、上記第2発明の被計量物供給装置にお
ける振分けシユートに代えて、プールホツパに2
個の計量ホツパのそれぞれに対応する2個のゲー
トが備えられ、且つ制御装置が、各組においてい
ずれか一方の計量ホツパが最適組合せに該当して
被計量物を排出した時に、プールホツパにおける
その被計量物を排出した計量ホツパに対応するゲ
ートを開かせるように構成されていることを特徴
とする。
【0009】
【作用】 上記のような構成によれば、第1発明
〜第3発明のいずれによつても、プールホツパ及
び該ホツパへの被計量物供給装置の個数が計量機
の台数の半数で足りることになり、多数の計量デ
ータに基づく組合せ演算によつて計量精度を高く
維持しながら、部品点数を削減することが可能と
なる。
【0010】
【実施例】 以下、発明の実施例について説明す
る。なお、以下の実施例は、被計量物供給装置に
関する第2、第3発明に係るものであるが、これ
らは同時に被計量物供給方法に関する第1発明を
実施するものである。
【0011】 図1〜図3は、第2発明に係る実施例
を示すもので、この実施例においては、図1に示
すように12個の計量機1…1が2個1組として6
組備えられ、各組a,b,c,d,e,fにおけ
る第1、第2計量機1i1′,1i2(添字iは組の番
号を示し、i=a〜fである。以下同様)が対向
した状態で、6組が直列状に配置されている。そ
して、各組a〜fにおける計量機1i1,1i2にそ
れぞれ具備された第1、第2計量ホツパ2i1,2
i2が近接して並べられていると共に、両計量ホツ
パ2i1,2i2の上方にはそれぞれ1個のプールホ
ツパ3iが合計6個直列状に配備されている。該
プールホツパ3iと被計量物貯留部(図示せず)
との間には、貯留部側から加振式の送り出しトラ
フ4、該トラフ4の終端部から下方に傾斜するシ
ユート5、及び該シユート5の下端部から上記各
プールホツパ3iの上方に至る該プールホツパ3
iと同数(6個)の加振式の被計量物供給トラフ
6iが配備されている。
【0012】 また、上記各組a〜fにおける2個の
計量ホツパ2i1,2i2とその上方に位置する1個
のプールホツパ3iとの間には、第1計量ホツパ
2i1を指向する位置と、第2計量ホツパ2i2を指
向する位置とに揺動可能とされた振分けシユート
7iが備えられ、その指向方向によつて、プール
ホツパ3iのゲート3i′が開いた時に該プールホ
ツパ3iから排出される被計量物を計量ホツパ2
i1,2i2のいずれか一方に選択的に供給するよう
になされている。また、各計量ホツパ2i1,2i2
には、それぞれゲート2i1′,2i2′が具備されてい
ると共に、該ゲート2i1,2i2の開時に計量ホツ
パから排出される被計量物を集合させた上で、当
該計量装置と組合せて使用される包装装置(図示
せず)に供給する集合シユート8が備えられてい
る。
【0013】 さらに、図2,図3に示すように、上
記第1、第2計量ホツパ2i1,2i2と、プールホ
ツパ3iと、振分けシユート7iとからなる組a
〜fには、それぞれ駆動装置10iが備えられて
いる。
【0014】 この駆動装置10iは、突出時に第1
計量ホツパ2i1のゲート2i1′をリンク機構2i1″を
介して開くロツド11i1と、後退時に第2計量ホ
ツパ2i2のゲート2i2′をリンク機構2i2″を介して
開くロツド11i2と、突出時にプールホツパ3i
のゲート3i′をリンク機構3i″を介して開くロツ
ド12iと、さらに後退時に振分けシユート7i
を第1計量ホツパ2i1側を指向させ且つ突出時に
該シユート7iを第2計量ホツパ2i2側を指向さ
せるロツド13iとを有する。
【0015】 ここで、該駆動装置10iにおけるロ
ツド13iを作動させる振分けシユート駆動部の
構成を説明する。
【0016】 図4に示すように、モータ(図示せ
ず)によつてスプロケツト14を介して常時回転
される駆動軸15上に、駆動歯車16iが遊嵌合
されていると共に、作動時に該駆動歯車16iを
駆動軸15に結合して一体回転させるクラツチ1
7iが備えられている。そして、該駆動歯車16
iに噛合する従動歯車18iにはカム19iが固
着されていると共に、該カム19i上にローラ2
0iを介して上記ロツド13iが当接され且つ該
ロツドがバネ21iにより上記カム19i上に押
し付けられていることにより、カム19iの回転
によつて該ロツド13iが実線で示す後退位置x
から鎖線で示す突出位置yの範囲で往復動され
る。その場合に、ロツド13iが後退位置xに位
置すれば振分けシユート7iが第1計量ホツパ2
i1を、突出位置yに位置すれば該シユートが第2
計量ホツパ2i2をそれぞれ指向するように設定さ
れている。
【0017】 また、該振分けシユート駆動部には、
作動時に従動歯車18iの回転を強制停止させる
ブレーキ22iが具備されていると共に、さら
に、該従動歯車18iには図5に示すように1箇
所にスリツト23i′を有する遮光円板23iが固
着され、該円板23iの両側に、例えば発光ダイ
オードとフオトトランジスタとからなる第1、第
2フオトセンサ24i1,24i2が設置されている。
そして、従動歯車18iないしカム19iの回転
によつてロツド13iが後退位置xに位置した時
に遮光円板23iのスリツト23i′が第1フオト
センサ24i1の位置に一致し、またロツド13i
が突出位置yに位置した時に該スリツト23i′が
第2フオトセンサ24i2の位置に一致するように
設定されている。
【0018】 次に、上記駆動装置10iを作動させ
て、各計量ホツパ2i1,2i2及びプールホツパ3
iのゲート開閉制御と、振分けシユート7iの方
向切換制御とを行う制御装置の構成を図6により
説明する。
【0019】 該制御装置30は、組合せ演算制御部
31と、排出制御部32と、各駆動装置10iを
作動させる駆動制御部33iとを有する。上記組
合せ演算制御部31には、各組における第1、第
2計量機1i1,1i2からそれぞれ重量信号Ai1
Ai2が入力されると共に、包装装置34から一定
の時間間隔で間欠的にタイミング信号Bが入力さ
れ、また、目標重量設定部35及び上限重量設定
部36からそれぞれ目標重量信号C及び上限重量
信号Dが入力される。そして、該組合せ演算制御
部31における演算結果が排出制御部32に送ら
れる。
【0020】 各駆動制御部33iは、上記の第1、
第2フオトセンサ24i1,24i2と、両センサ2
4i1,24i2からの出力信号Ei1,Ei2がOR回路3
7i及び微分回路38iを介してリセツト信号Fi
として入力されるフリツプフロツプ回路39iと
から構成されている。そして、上記第1、第2フ
オトセンサ24i1,24i2からの出力信号Ei1
Ei2が振分けシユート7iの位置を示すシユート
位置信号として上記排出制御部32に入力される
と共に、該排出制御部32から上記フリツプフフ
ロツプ回路39iに対してセツト信号Giが出力
され、且つ該フリツプフロツプ回路39iから対
応する駆動装置10iのシユート駆動部に、セツ
ト信号Giの入力後、リセツト信号Fiの入力時ま
での間シユート駆動信号Hiが出力される。また、
該駆動信号10iにおける第1、第2計量ホツパ
駆動部と、プールホツパ駆動部に対しては、上記
排出制御部32から第1、第2計量ホツパ開信号
1i1,1i2と、プールホツパ開信号Jiとがそれぞ
れ出力される。
【0021】 次に、上記制御装置30の作動を図7
のフローチヤート図に従つて説明する。
【0022】 先ず、電源の投入により、制御装置3
0における排出制御部32から各駆動制御部33
iのフリツプフロツプ回路39iに対してセツト
信号Giが出力されることにより、該フリツプフ
ロツプ回路39iから各駆動装置10iのシユー
ト駆動部に駆動信号Hiが出力される。そのため、
各駆動装置10iにおいては、クラツチ17iが
締結されてカム19iが回転することにより、ロ
ツド13iが突出又は後退すると共に、これに伴
つて振分けシユート7iが揺動される。そして、
該シユート7iが第1、第2計量ホツパ2i1,2
i2のいずれか一方を指向した時点で、上記カム1
9iと一体回転する遮光円板23iのスリツト2
3i′が第1、第2フオトセンサ24i1,24i2のい
ずれか一方の位置に一致して、当該フオトセンサ
からシユート位置信号Ei1又はEi2が出力されるこ
とにより、微分回路38iを介して上記フリツプ
フロツプ回路39iにリセツト信号Fiが入力され
る。これにより、上記駆動回路10iにおけるク
ラツチ17iが離反され且つブレーキ22iが作
動し、上記ロツド13iが振分けシユート7iを
第1、第2計量ホツパ2i1,2i2のいずれか一方
を指向させた状態で停止する(図7のステツプS
1)。
【0023】 次いで、包装装置34からタイミング
信号Bが制御装置30の組合せ演算制御部31に
入力されると、該制御部31は12個の計量機1
i1,1i2について図8に示す如き合計4095(=2の
12乗−1)個の組合せパターンを順次発生し、各
パターンのそれぞれについて、同一組における2
個の計量機1i1,1i2がそのパターンに同時に含
まれているか否か、即ちパターンのだぶりの有無
をチエツクして、だぶりがあれば次のパターンを
発生し、だぶりがなければそのパターンに該当す
る計量機1…1についての組合せ演算を行う(ス
テツプS2〜S5)。
【0024】 この組合せ演算においては、当該パタ
ーンに該当する計量機1…1からの重量信号A…
Aが示す計量値が加算されると共に、その加算値
と目標重量設定部35からの目標重量信号Cが示
す目標値との差が求められ、且つその差と次回の
組合せ演算によつて得られる差とが順次比較され
て、全てのパターンを発生した時点で最も差が小
さかつた組合せパターンが選択される(ステツプ
S6)。そして、その組合せの加算値が上限重量
設定部36からの上限重量信号Dが示す値と微し
て妥当であれば、その組合せが最適組合せとされ
る。(ステツプS7)。
【0025】 ここで、上記ステツプS3におけるパ
ターンの発生は1計量動作によつて、この実施例
の場合4095回行われるが、組合せ演算は、そのう
ちのパターンのだぶりがないものについてのみ行
われる(この場合、728回)から、演算時間は短
時間で済む。
【0026】 上記のようにして最適組合せパターン
が選択されると、各計量機1i1,1i2ないし計量
ホツパ2i1,2i2に対応して設けられた12個の排
出フラグXi1,Xi2の上記パターンに対応するフ
ラグX…Xが例えば図9に示すようにハイレベル
「H」とされ、このハイレベル「H」とされたフ
ラグX…Xに対応させて排出制御部32から駆動
装置10iの第1、第2計量ホツパ駆動部に第
1、第2計量ホツパ開信号I…Iが出力される
(ステツプS8,S9)。これにより上記最適組合
せに該当する計量ホツパ2…2が開き、該ホツパ
内の被計量物が集合シユート8に投入されて、目
標重量又はこれに近い重量の被計量物が包装装置
に供給される。
【0027】 そして、計量ホツパ2…2からの被計
量物排出中に、制御装置30は上記排出フラグ
Xi1′,Xi2を第1組Xa1′,Xa2から組毎に読み出
し、そのレベル「H」,「L」をチエツクする(ス
テツプS10,S11)。そして、第1組におい
ては、例えば図9に示すようにXa1′=「H」,Xa2
=「L」、即ち第1計量ホツパ2a1が最適組合せに
該当して被計量物を排出した場合には、駆動制御
部33aにおける第1フオトセンサ24a1の出力
信号(シユート位置信号)Ea1をチエツクし(ス
テツプS12)、該信号Ea1がローレベル「L」
の時、即ち振分けシユート7aが第1計量ホツパ
2a1を指向していない時には、排出制御部32か
らフリツプフロツプ回路39aにセツト信号Ga
が出力される(ステツプS13)。そのため、駆
動装置10aのシユート駆動部が該フリツプフロ
ツプ回路39aからの駆動信号Haにより作動し
て、上記振分けシユート7aが揺動されると共
に、第1計量ホツパ2a1を指向した時点で、上記
第1フオトセンサ24a1の出力信号Ea1がハイレ
ベル「H」となつて、フリツプフロツプ回路39
aにリセツト信号Faが入力されることにより、
該シユート7aの揺動が停止される。
【0028】 この場合において、振分けシユート7
aが始めから第1計量ホツパ2a1を指向している
時は、上記第1フオトセンサ24a1の出力信号
Ea1がハイレベル「H」であるから、該シユート
7aを揺動させるためのセツト信号Gaは出力さ
れない。また、第2組目については、例えば排出
フラグXb1,Xb2がXb1=「L」、Xb2=「H」、即
ち第2計量ホツパ2b2が最適組合せに該当して被
計量物を排出したものとすると、上記ステツプS
11からステツプS14を実行して、駆動制御部
33bにおける第2フオトセンサ24b2の出力信
号Eb2をチエツクする。そして、上記第1組の場
合と同様に、振分けシユート7bが第2計量ホツ
パ2b2を指向していない時は、セツト信号Gbが
出力されて該シユート7bの指向方向が切換えら
れる。
【0029】 なお、排出フラグXi1,Xi2がともに
ローレベル「L」である場合には、フオトセンサ
24i1′,24i2の出力信号Ei1′,Ei2のチエツクな
いし振分けシユート7iの切換えが行われない。
【0030】 このようにして、排出フラグXi1′,
Xi2のチエツクが完了し、各組a〜fにおける振
分けシユート7iが被計量物を排出した計量ホツ
パ2…2を指向すると、上記排出フラグXi1
Xi2のレベル「L」、「H」に従つて排出制御部3
2から各駆動装置10iにおけるプールホツパ駆
動部にプールホツパ開信号Jiが出力される(ステ
ツプS15,S16)。この場合、各組における
排出フラグXi1′,Xi2のいずれか一方がハイレベ
ル「H」であれば、その組の駆動装置10iに対
してプールホツパ開信号Jiが出力される。これに
より、対応するプールホツパ3iが開き、振分け
シユート7iを介して被計量物を排出した計量ホ
ツパ2…2に次回計量用の被計量物が供給され
る。ここで、各組における2個の計量ホツパ2
i1′,2i2が同時に被計量物を排出することはない
から、プールホツパ3iからの一回の供給動作
で、被計量物を排出した全ての計量ホツパ2…2
に次回計量用の被計量物が供給されることにな
る。
【0031】 なお、上記ステツプS7において、上
限重量等との関係で最適組合せが求められなかつ
た時は、次のように動作する。
【0032】 即ち、いずれの計量ホツパ2…2から
も被計量物を排出することなく、計量値が最小の
計量機1に対応する排出フラグXのみをハイレベ
ル「H」とする(ステツプS17)。そして、そ
の排出フラグXに対応する計量ホツパ2に振分け
シユート7を指向させ、或いは、指向しているこ
とを確認した上で対応するプールホツパ3を開く
(ステツプS10〜S16)。これにより、計量値
が最小の計量ホツパ2に被計量物が追加供給さ
れ、計量値のデータが変わつた状態で再度組合せ
演算が行われる。
【0033】 次に、本願の第3発明に係る被計量物
供給装置の実施例を説明する。
【0034】 図10〜図12に示すように、この実
施例においては、前記第2発明の実施例と同様に
2個1組として組分けされた6組12個の計量機5
1i1,51i2が備えられ、そのそれぞれに計量ホ
ツパ52i1′,52i2が具備されていると共に、各
組a〜fにおける2個の計量ホツパ52i1′,52
i2の上方には1個のプールホツパ53iが配備さ
れている。また、図示しない被計量物貯留部とプ
ールホツパ53iとの間に、加振式の被計量物送
り出しトラフ54、シユート55及びプールホツ
パ53iと同数の加振式の被計量物供給トラフ5
6iが配備され、且つ上記計量ホツパ52i1′,5
2i2の下方に集合シユート58が備えられてい
る。
【0035】 そして、この第3発明の実施例におい
ては、各組a〜fにおける1個のプールホツパ5
3iに、第1、第2計量ホツパ52i1′,52i2
対応させて、第1、第2ゲート53i1′,53i2′が
具備され、いずれか一方のゲートが開いた時に、
該プールホツパ53i内の被計量物がそのゲート
に対応する計量ホツパに供給されるようになされ
ている。また、これに伴つて、各組a〜fにおけ
る駆動装置60iには、突出時に第1計量ホツパ
52i1のゲート52i1′をリンク機構52i1″を介し
て開くロツド61i1と、後退時に第2計量ホツパ
52i2のゲート52i2′をリンク機構52i2″を介し
て開くロツド61i2と、突出時にプールホツパ5
3iの第1、第2ゲート53i1′,53i2′をそれぞ
れリンク機構53i1″,53i2″を介して開くロツ
ド62i1,62i2が具備されている。
【0036】 そして、該駆動装置60iを作動させ
る制御装置80は図13に示すように構成されて
いる。
【0037】 即ち、該制御装置80は、組合せ演算
制御部81と排出制御部82とを有し、組合せ演
算制御部81には各計量機51i1′,51i2からの
重量信号Ai1′,Ai2′と、包装装置84からのタイ
ミング信号B′と、目標重量設定部85からの目
標重量信号C′と、上限重量設定部86からの上限
重量信号D′とが入力される。また、排出制御部
82は、組合せ演算制御部81からの演算結果に
基づいて、各駆動装置60iにおける第1、第2
計量ホツパ駆動部に第1、第2計量ホツパ開信号
Ii1′,Ii2′を、プールホツパ53iの第1、第2ゲ
ート駆動部に第1、第2ゲート開信号Ji1′,Ji2′を
それぞれ出力する。
【0038】 次に、この実施例の作動を図14のフ
ローチヤート図に従つて説明する。
【0039】 この実施例においても、まず前記第2
発明の実施例と同様に、包装装置84からのタイ
ミング信号B′に基づいて、各計量機51i1′,5
1i2についての組合せパターンが発生されると共
に、パターンのだぶりのない組合せについて組合
せ演算が行われ、最適組合せが求められる(ステ
ツプS21〜S26)。そして、排出フラグXi1′,
Xi2′のうちの最適組合せパターンに該当するフラ
グX′…X′がハイレベル「H」とされて、その
「H」とされたフラグX′…X′に対応する計量ホツ
パ52…52を開くべく、駆動装置60iの第
1、第2計量ホツパ駆動部に計量ホツパ開信号
′…′が出力される(ステツプS27,S2
8)。これにより、最適組合せに該当する計量ホ
ツパ52…52が開き、目標重量またはこれに近
い重量の被計量物が得られる。
【0040】 そして、計量ホツパ52…52からの
被計量物排出中に、制御装置80は上記排出フラ
グXi1′,Xi2′を第1組Xa1′,Xa2′から組毎に読み
出し、そのレベル「H」、「L」をチエツクする
(ステツプS29,S30)。そして、例えば、第
1組においてXa1′=「H」、Xa2′=「L」であれ
ば、プールホツパ53aの第1ゲート53a1′を
開くべき第1ゲート開信号Ja1′が駆動装置60a
に出力され(ステツプS31)、また、第2組に
おいて、Xb1′=「L」、Xb2′=「H」であれば、プ
ールホツパ53bの第2ゲート53b2′を開くべ
き第2ゲート開信号Jb2′が駆動装置60bに出力
され、さらに両排出フラグXi1′,Xi2′がともに
「L」の場合はゲート開信号J′が出力されること
なく、次の組についてのチエツクが行われる(ス
テツプS30〜S33)。
【0041】 このようにして、被計量物を排出した
計量ホツパ52…52に対応するプールホツパ5
3…53から次回計量用の被計量物が供給され
る。この時、各組における2個の計量ホツパ52
i1′,52i2が同時に開くことがないから、2個の
計量ホツパ52i1′,52i2に対してプールホツパ
53iが1個であるにも拘わらず、1回の供給動
作で、被計量物を排出した全ての計量ホツパに被
計量物が供給される。
【0042】 ここで、上記ステツプS26で最適組
合せが求められなかつた場合は、前記第2発明の
実施例と同様に、ステツプS34において重量が
最小の計量機51に対応するフラグX′がハイレ
ベル「H」とされると共に、ステツプS29〜S
33に従つて、その計量機51の計量ホツパ52
に対応するプールホツパ53のゲート53′から
被計量物が追加補給される。
【0043】 なお、以上の第2、第3発明の実施例
では、2個の計量ホツパと、1個のプールホツパ
と、第2発明の場合は、さらに振分けシユートと
からなる組が6組直列状に配置されているが、こ
の組の数は必要に応じて増減すればよく、また、
この組数が多い場合には、これを円形に配置して
全体をコンパクト化してもよい。この場合、プー
ルホツパと同数の被計量物供給トラフ6i,56
iは、放射状に配置されることになる。
【0044】
【発明の効果】 以上のように、本発明によれ
ば、組合せ計量式の自動計量装置において、従
来、計量機の台数と同数個必要であつたプールホ
ツパ及びホツパへの被計量物供給装置(加振式ト
ラフ)が、計量機の台数の半数で足りることにな
る。これにより計量精度の低下を来たすことな
く、部品点数を大幅に削減することが可能とな
り、もつて、この種の自動計量装置のコストの低
減とコンパクト化が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第2発明の実施例に係る被計量物供給装
置の要部斜視図である。
【図2】同供給装置の左側面図である。
【図3】同供給装置の右側面図である。
【図4】同供給装置における駆動装置の要部拡大
断面図である。
【図5】図4のイ−イ線による横断面図である。
【図6】同供給装置における制御装置のブロツク
図である。
【図7】制御装置の作動を示すフローチヤート図
である。
【図8】同制御装置で発生されるパターンの説明
図である。
【図9】同じく排出フラグの説明図である。
【図10】第3発明の実施例に係る被計量物供給
装置の要部斜視図である。
【図11】同供給装置の左側面図である。
【図12】同供給装置の右側面図である。
【図13】同供給装置における制御装置のブロツ
ク図である。
【図14】同制御装置の作動を示すフローチヤー
ト図である。
【符号の説明】
2,52 計量ホツパ 3,53 ブールホツパ 7 振分けシユート 30,80 制御装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の計量ホツパを有し、各計量
    ホツパについての計量値に基づく組合せ演算によ
    つて、最適組合せを選択すると共に、その最適組
    合せに該当する計量ホツパから被計量物を排出す
    るようにした自動計量装置における上記各計量ホ
    ツパへの被計量物供給方法であつて、各計量ホツ
    パを2個1組として組分けし、各組における2個
    の計量ホツパが同時に最適組合せに該当しないよ
    うに組合せ演算を行うと共に、各組における2個
    の計量ホツパの上方に1個のプールホツパを備
    え、各組において一方の計量ホツパが最適組合せ
    に該当して被計量物を排出した時に、その組のプ
    ールホツパから被計量物を排出した上記計量ホツ
    パに被計量物を供給するように制御することを特
    徴とする自動計量装置における被計量物供給方
    法。
  2. 【請求項2】 多数の計量ホツパと、各計量ホツ
    パについての計量値に基づく組合せ演算によつて
    最適組合せを選択し、その最適組合せに該当する
    計量ホツパから被計量物を排出させる制御装置と
    を有する自動計量装置における上記各計量ホツパ
    への被計量物供給装置であつて、各計量ホツパが
    2個1組として組分けされ、各組における並置さ
    れた2個の計量ホツパの上方に1個のプールホツ
    パが配備されていると共に、各組の2個の計量ホ
    ツパとプールホツパとの間に、揺動することによ
    つてプールホツパから排出される被計量物を2個
    の計量ホツパに選択的に投入する振分けシユート
    が備えられており、且つ上記制御装置が、各組に
    おける2個の計量ホツパが同時に最適組合せに該
    当しないように組合せ演算を行うと共に、各組に
    おいて一方の計量ホツパが最適組合せに該当して
    被計量物を排出した時に、上記振分けシユートを
    その計量ホツパ側に指向させると共にプールホツ
    パを開かせるように構成されていることを特徴と
    する自動計量装置における被計量物供給装置。
  3. 【請求項3】 2個の計量ホツパと、その上方に
    位置する1個のプールホツパと、これらの間に位
    置する振分けシユートとからなる組が直列状に配
    置されている請求項2に記載の自動計量装置にお
    ける被計量物供給装置。
  4. 【請求項4】 2個の計量ホツパと、その上方に
    位置する1個のプールホツパと、これらの間に位
    置する振分けシユートとからなる組が円形に配置
    されている請求項2に記載の自動計量装置におけ
    る被計量物供給装置。
  5. 【請求項5】 多数の計量ホツパと、各計量ホツ
    パについての計量値に基づく組合せ演算によつて
    最適組合せを選択し、その最適組合せに該当する
    計量ホツパから被計量物を排出させる制御装置と
    を有する自動計量装置における上記各計量ホツパ
    への被計量物供給装置であつて、各計量ホツパが
    2個1組として組分けされ、各組における並置さ
    れた2個の計量ホツパの上方に1個のプールホツ
    パが配備されていると共に、該プールホツパに被
    計量物を2個の計量ホツパに選択的に投下すべく
    2個のゲートが設けられており、且つ上記制御装
    置が、各組における2個の計量ホツパが同時に最
    適組合せに該当しないように組合せ演算を行うと
    共に、各組において一方の計量ホツパが最適組合
    せに該当して被計量物を排出した時に、その計量
    ホツパに次回計量用の被計量物を供給すべくプー
    ルホツパにおける対応するゲートを開かせるよう
    に構成されていることを特徴とする自動計量装置
    における被計量物供給装置。
  6. 【請求項6】 2個の計量ホツパと、その上方に
    位置する1個のプールホツパとからなる組が直列
    状に配置されている請求項5に記載の自動計量装
    置における被計量物供給装置。
  7. 【請求項7】 2個の計量ホツパと、その上方に
    位置する1個のプールホツパとからなる組が円形
    に配置されている請求項5に記載の自動計量装置
    における被計量物供給装置。
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