JPH0545853U - スイツチ装置 - Google Patents

スイツチ装置

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JPH0545853U
JPH0545853U JP10271691U JP10271691U JPH0545853U JP H0545853 U JPH0545853 U JP H0545853U JP 10271691 U JP10271691 U JP 10271691U JP 10271691 U JP10271691 U JP 10271691U JP H0545853 U JPH0545853 U JP H0545853U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を増加することなく、操作時の節度
感を得ること。 【構成】 固定接点5を有するインシュレータ2に節度
部6を一体に設け、可動接点部11を有する弾性材製の
接点部材10に、節度部6に圧接する節度用圧接部12
を一体に設ける。ノブ7を押圧操作する際に、その押圧
操作の初期には節度用圧接部12の先端部12aが節度
部6の斜面6aを摺動しながら上ることになるため、比
較的大きな操作荷重が必要であり、そして、節度用圧接
部12の先端部12aが節度部6の斜面6aを上り切っ
て平坦面6bに達すると、操作荷重としては小さくな
る。その操作荷重が変化することにより、節度感が得ら
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は節度感を得るための構造を改良したスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばプッシュ式のスイッチ装置においては、一般に操作時の節度感を得るた めの構造として、いわゆる節度機構が設けられている。
【0003】 その節度機構としては、例えば固定側であるスイッチボディに節度山を有する 節度部を設ける一方、可動側であるコンタクトホルダに、ばね部材によりその節 度部に圧接するようにボールを設け、押圧操作時において、コンタクトホルダの 移動に応じてボールが節度部の節度山を乗り越えることに伴う操作荷重の変化に よって節度感を得るようにした構成が一般的である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来構成では、節度感を得るためにボールやばね部材といった 部品を別部材として必要としており、このために、部品点数が多くなり、またそ の分組立て工数も増えるという欠点があった。
【0005】 そこで、本考案の目的は、部品点数を増やすことなく節度感を得ることができ るスイッチ装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の目的を達成するために、スイッチボディと、このスイッチボ ディに設けられた固定接点と、前記スイッチボディに往復移動可能に設けられた コンタクトホルダと、このコンタクトホルダに設けられ該コンタクトホルダの移 動に応じて前記固定接点に対して接離する可動接点部を有する弾性材製の接点部 材とを備えたスイッチ装置において、スイッチボディに節度部を一体に設け、前 記接点部材に、節度部に圧接しコンタクトホルダの移動に応じてその節度部を摺 動する節度用圧接部を一体に設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
接点部材に設けた節度用圧接部が節度部を摺動することに伴い節度感が得られ るようになる。
【0008】 この場合、節度部はスイッチボディに一体に設ける一方、節度用圧接部は可動 接点部を有する接点部材に一体に設けているのであるから、接点部材は節度用の 部材を兼用することになり、部品点数としては増えない。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を自動車のハザード用スイッチ装置に適用した一実施例につき図 面を参照して説明する。
【0010】 合成樹脂製のケース1は前面(図1中左側面)が開口しており、このケース1 の内部に合成樹脂製のインシュレータ2が固定状態に配設されている。これらケ ース1とインシュレータ2とによりスイッチボディ3を構成している。
【0011】 上記インシュレータ2は、ケース1内の後部から前方へ向けて突出していて、 背面に複数本のターミナル4が突設されている。このインシュレータ2には、図 1における上下の両側面にターミナル4に接続された複数の固定接点5が設けら れている。
【0012】 また、インシュレータ2の図1中下側の側面の所定部位には、図2にも示すよ うに、斜面6a及びこの斜面6aに連なる平坦面6bを有する節度部6が一体に 設けられている。
【0013】 操作用のノブ7を取着したノブホルダ8は、ケース1内に前後方向(図1中左 右方向)に往復移動可能に収容され、このノブホルダ8に、ケース1の内部側に おいてコンタクトホルダ9が取着されている。従って、コンタクトホルダ9は、 ノブホルダ8を介してケース1ひいてはスイッチボディ3に前後方向に往復移動 可能に設けられている。
【0014】 なお、図示はしないが、インシュレータ2とコンタクトホルダ9との間には、 コンタクトホルダ9を前方(図1中矢印A方向)へ付勢する復帰用ばねが配設さ れていると共に、コンタクトホルダ9の矢印A方向への抜け止めをするための抜 け止め手段が設けられており、また、インシュレータ2とノブホルダ8との間に は、コンタクトホルダ9を押込み位置に保持するためのロック機構が設けられて いる。
【0015】 ロック機構は、ハートカムとロックピンとから成る周知構成のもので、1回目 の押圧操作でコンタクトホルダ9を押込み位置に保持し、2回目の押圧操作でそ の保持を解除するようになっている。
【0016】 而して、上記コンタクトホルダ9には、弾性材製の接点部材10(図3参照) を取着している。
【0017】 この接点部材10は略コ字状をなしており、その一辺側には例えば3個の可動 接点部11を一体に形成し、また、その一辺と対向する他辺側には1個の可動接 点部11と、該可動接点部11よりも幅広に設定された節度用圧接部12とを一 体に形成している。
【0018】 これら各可動接点部11及び節度用圧接部12はそれぞれ弾性を有していて、 これらのうち各可動接点部11の先端部11aは上記インシュレータ2の側面に 摺動可能に圧接し、また、節度用圧接部12の先端部12aは上記節度部6に摺 動可能に圧接している。
【0019】 なお、コンタクトホルダ9には、図示はしないが、上記接点部材10の他に、 2個の可動接点部を有するもう1個の接点部材が設けられている。
【0020】 さて、上記構成において、コンタクトホルダ9が図1に示す原位置に位置され た状態では、ハザードスイッチとしてはオフ状態を呈している。また、この状態 では、節度用圧接部12の先端部12aは、節度部6のうちの斜面6aに圧接し ている。
【0021】 この状態で、ノブ7が矢印Aとは反対方向へ押圧操作されると、ノブホルダ8 と一体にコンタクトホルダ9が同方向へ移動し、これに伴い各可動接点部11の 先端部1aがインシュレータ2の側面を摺動して対応する固定接点5と接触状態 となり(図4参照)、もってハザードスイッチとしてはオン状態となる。
【0022】 コンタクトホルダ9及びノブホルダ8は、ロック機構により図4に示す押込み 位置に保持されるようになる。
【0023】 ここで、上記ノブ7を押圧操作する際に、その押圧操作の初期には節度用圧接 部12の先端部12aが節度部6の斜面6aを摺動しながら上ることになるため 、比較的大きな操作荷重が必要となる。
【0024】 そして、節度用圧接部12の先端部12aが節度部6の斜面6aを上り切って 平坦面6bに達すると、操作荷重としては小さくなる。
【0025】 従って、節度用圧接部12の先端部12aが節度部6の斜面6aを上るときと 上り切った後とで操作荷重が変化することにより、節度感が得られる。
【0026】 なお、コンタクトホルダ9が押込み位置に保持された状態で、ノブ7が再度矢 印Aとは反対方向へ押圧操作されると、ロック機構による保持が解除されてコン タクトホルダ9及びノブホルダ8は復帰用ばねの付勢力により原位置に復帰移動 される。
【0027】 この移動に伴い、各可動接点部11の先端部11aはインシュレータ2の側面 を摺動すると共に、節度用圧接部12の先端部12aは節度部6を摺動しながら 図1の元の状態に戻る。
【0028】 上記した実施例によれば、節度部6をインシュレータ2に一体に形成すると共 に、節度用圧接部12を、可動接点部11を一体に有する接点部材10に一体に 形成したから、部品点数を増加することなく、操作時の節度感を得ることができ るようになる。また、部品点数が増加しないのであるから、組立て工数も増加し ない。
【0029】 なお、上記実施例において、節度部6の平坦面6bに固定接点5を設け、節度 用圧接部12の先端部12aがその固定接点5に対して接離する構成とすること により、節度用圧接部12に可動接点部11を兼用させることもできる。
【0030】
【考案の効果】
以上の記述にて明らかなように、本考案によれば、スイッチボディに節度部を 一体に設け、可動接点部を有する弾性材製の接点部材に、節度部に圧接しコンタ クトホルダの移動に応じてその節度部を摺動する節度用圧接部を一体に設ける構 成とすることにより、部品点数を増やすことなく節度感を得ることができ、また 部品点数が増加しないのであるから、組立て工数も増加しない、という優れた効 果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図
【図2】節度部部分の平面図
【図3】接点部材の斜視図
【図4】コンタクトホルダが押込み位置に保持された状
態の要部の断面図
【符号の説明】
3はスイッチボディ、5は固定接点、6は節度部、6a
は斜面、9はコンタクトホルダ、10は接点部材、11
は可動接点部、12は節度用圧接部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチボディと、このスイッチボディ
    に設けられた固定接点と、前記スイッチボディに往復移
    動可能に設けられたコンタクトホルダと、このコンタク
    トホルダに設けられ該コンタクトホルダの移動に応じて
    前記固定接点に対して接離する可動接点部を有する弾性
    材製の接点部材とを備えたスイッチ装置において、前記
    スイッチボディに節度部を一体に設け、前記接点部材
    に、前記節度部に圧接し前記コンタクトホルダの移動に
    応じてその節度部を摺動する節度用圧接部を一体に設け
    たことを特徴とするスイッチ装置。
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