JPH0545504Y2 - - Google Patents

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JPH0545504Y2
JPH0545504Y2 JP12017887U JP12017887U JPH0545504Y2 JP H0545504 Y2 JPH0545504 Y2 JP H0545504Y2 JP 12017887 U JP12017887 U JP 12017887U JP 12017887 U JP12017887 U JP 12017887U JP H0545504 Y2 JPH0545504 Y2 JP H0545504Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は綴り具、詳しくは表表紙、裏表紙及び
背表紙から成るカバーの内面に取付けて紙葉を綴
り込む如くした綴り具に関する。
(従来の技術) 従来、この種綴り具としては、第12図に示す
如く2つの取付片A,Bを蝶番Cにより互いに回
動可能に連結すると共に、一方の取付片Aをカバ
ーの背表紙Eに固定し、この固定側取付片Aに係
合孔Fをもつ直立杆Gを突設し、他方取付片Bに
前記係合孔Fに係合する係合部Hをもつた湾曲杆
Iをカバーの表表紙J側へ回動退避可能に設け
て、前記直立杆G及び湾曲杆Iにより紙葉を綴り
込む如く成している。
ところで、前記した従来の綴り具にあつては、
前記湾曲杆Iの回動退避位置が表表紙Jの内面で
あるため、前記直立杆Gに紙葉を綴り込んだり、
取外したりするときに前記湾曲杆Iの先端部が手
や紙葉に当つたり引掛かつたりして邪魔になり、
作業し難い問題があり、しかも、前記作業時に前
記表表紙Jを裏表紙Kに対し大きく開くことので
きる作業スペースがなければ、前記直立杆Gへの
紙葉の綴り込みが行なえない問題を有していた。
そこで、本出願人は先に表表紙、裏表紙及び背
表紙を備えたカバーの内面に固定する基板と、該
基板に前記カバーの幅方向に延びる第1ヒンジ部
を介して枢着する揺動板と、この揺動板に起立保
持される綴り杆と該綴り杆に抜差自在に嵌挿する
押え体とを備え、前記揺動板に、前記押え体と係
合し、該押え体を前記綴り杆に係止する係合体を
前記第1ヒンジ部と直交する第2ヒンジ部を介し
て枢着して、綴り杆への紙葉の綴り込み時に、手
や紙葉に当つたり引掛かつたりするのをなくして
作業性を良くすると共に、表表紙を裏表紙に対し
て充分に開くことができない状態のもとであつて
も、紙葉を綴り杆に綴り込むことができる綴り具
を提案したのである。(実願昭62−74788号) (考案が解決しようとする問題点) ところが、先に提案した綴り具にあつては、前
記揺動板と係合体との幅がほゞ同一で、かつ、こ
れら揺動板と係合体との間に該揺動体の幅と同一
幅の第2ヒンジ部を設けているため、前記係合体
の外方への開放状態のもとで、該係合体に前記第
2ヒンジ部の長さ方向への外力が作用して、該ヒ
ンジ部を引き裂く方向の応力がかゝつた場合、外
力が作用する係合体の側面位置と引き裂きが始ま
る第2ヒンジ部の端部とが一致することから、該
ヒンジ部に作用する応力は、第2ヒンジ部におけ
る外力の作用側端部に集中して作用することにな
り、これによつて、前記第2ヒンジ部の外力によ
る引き裂きが生じ易い問題があつたのである。
本考案の目的は、綴り杆への紙葉の綴り込み取
外し作業を行なうに際し、手や紙葉に当つたり掛
かつたりするものをなくして作業性を良くすると
共に、表表紙を裏表紙に対して充分に開くことが
できない状態のもとであつても、紙葉を綴り杆に
綴り込んだり取外したりすることができながら、
しかも、前記係合体に前記第2ヒンジ部の長さ方
向への外力が作用しても、この外力による第2ヒ
ンジ部の引き裂きを少なくできる綴り具を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、表表紙2a、裏表紙2b及び背表紙
2cを備えたカバー2の内面に固定する基板31
と、該基板31に前記カバー2の幅方向に延びる
第1ヒンジ部32を介して枢着する揺動板33
と、この揺動板33に起立保持される綴り杆4と
該綴り杆4に抜差自在に嵌挿する押え体6とを備
え、前記揺動板33に、前記押え体6と係合し、
該押え体6を前記綴り杆4に係止する係合体7を
前記第1ヒンジ部32と直交する第2ヒンジ部3
4を介して枢着する一方、前記第2ヒンジ部34
の少なくとも一側に、前記揺動板33の幅よりも
外方に延長した延長ヒンジ部34aを設けたこと
を特徴とするものである。
(作用) 上記構成により、前記綴り杆4に紙葉を綴り込
んだりし、取外したりする場合には、前記係合体
7を前記第2ヒンジ部34を介してカバー2の幅
方向外方に回動退避させて前記押え体6との係合
を解除し、かつ、押え体6を綴り杆4から取外し
て行なうのであり、これにより前記係合体7が表
表紙側に位置して邪魔になることなく前記綴り杆
4への綴り込み或いは取外しが容易に行なえ、ま
た、前記作業を行なうに際し、作業スペースが少
ししかなく、前記表表紙2aを裏表紙2bに対し
て充分に開くことができなくとも前記係合体7の
前記押え体6との係合を解除させて、該係合体7
をカバー2の幅方向外方に回動退避させられるの
で、斯かる場合にも、前記綴り杆4に紙葉を前記
係合体7に何ら邪魔されることなく容易に綴り込
めるのである。
さらに、前記係合体7の外方への開放状態のも
とで、該係合体7に前記第2ヒンジ部34の長さ
方向への外力が作用して、該第2ヒンジ34を引
き裂く方向の応力がかゝることがあつても、外力
が作用する係合体7の側面位置と引き裂きが始ま
る前記ヒンジ部34の端部とがずれているため、
前記ヒンジ部34に作用する応力を前記第2ヒン
ジ部34の延長ヒンジ部34aに分散させられる
と共に、該延長ヒンジ部34aの延長側端部に作
用する応力の方向を該ヒンジ部34の引き裂き方
向から引張り方向に変向させられ、これにより前
記ヒンジ部34の前記外力による引き裂きの発生
を少なくできるのである。
(実施例) 第3図は本考案に係る綴り具を用いて両側に多
数のスプロケツトホイール1aをもつた連続伝票
用紙1を、前記スプロケツトホイールaで綴り込
む如くした連続伝票用紙のフアイルを示し、該フ
アイルは表表紙2a、裏表紙2b及び背表紙2c
をもつ厚紙などから成るカバー2に、該カバー2
の背表紙2c内面に固定する基板31と、該基板
31の一側部に前記カバー2の幅方向に伸びる第
1ヒンジ部32を介して枢着される揺動板33と
から成る1対の合成樹脂製綴り具3,3を取付け
たものであり、前記揺動板33には綴り杆4が揺
動可能に起立保持されると共に、該綴り杆4には
押え体6が抜差自在に嵌挿されている。
前記綴り具3,3は、前記背表紙2cの内面に
おける上下2箇所に独立して取付けるのであつ
て、これら各綴り具3,3の揺動板33,33に
は、断面コ字形とした金属製の杆状上板5が結合
され、この上板5を介して前記揺動板33,33
を連結している。
この上板5は第8図の如く、その長さ方向両端
部に前記綴り杆4の基部側と係合して綴り杆4の
カバー2の幅方向両側への傾動のみを許す長孔か
ら成る規制孔5aを形成すると共に、前記上板5
の長さ方向両端部一側壁に前記揺動板33を側方
から嵌挿する切欠部5bをそれぞれ形成して成
り、該上板5の両端部を前記各揺動板33に、そ
の上面側から嵌込み鳩目金具などの結合手段によ
り結合している。
また、前記綴り具3,3の各綴り杆4,4に
は、前記上板5に対向する押え体6を抜差自在に
挿嵌するのである。この押え体6は、第9図及び
第10図の如く、断面コ字形の杆状部材60とこ
の杆状部材60の長さ方向両端部に取付ける合成
樹脂から成る保持体61とから成るもので、前記
保持体61は、一端が開口し、後記する係合突起
61cの弾性変位を助ける切割溝61aと、この
切割溝61aの基部側に設けられ、前記綴り杆
4,4より大径で、これら綴り杆を挿通する保持
孔61bとを備え、前記切割溝61aが前記杆状
部材60の端部から外方に開口するように前記杆
状部材60に突出状に取付けるのであつて、前記
杆状部材60の両端部には、前記保持孔61bを
露出するための切欠部6aを設けており、また保
持体61の突出側先端部両側には係止部61cを
設けると共に、先端には係止片61dを設けてい
る。
又一方、前記綴り具3,3における前記揺動板
33の一側部には、前記第1ヒンジ部32と直交
する方向の第2ヒンジ部34を介して係合体7
を、前記基板31と揺動板33と共に合成樹脂に
より一体成形するのである。
この係合体7は、前記保持体61と係合して前
記押え体6を綴り杆4に係止するもので、第1,
2図及び第4,5,6図に示した通り、前記保持
体61に設ける係止片61dと係合して前記押え
体6を前記綴り杆4に係止する、換言すれば、前
記押え体6の移動を規制する複数の係合段部7a
を、例えば4mmピツチで形成し、前記ヒンジ部3
4を中心とする揺動で、前記係止片61dが係合
して位置規制する規制位置と、のこの規制を解除
する非規制位置とに変位するように設ける一方、
前記係合体7に、第4図の如く前記保持体61の
係止部61cと着脱可能に係合し、前記係合体7
を前記規制位置に保持し、不用意に、非規制位置
に変位しないようにするための係合凹部7bを、
前記係合体7の長さ方向全長に設けるのである。
又、前記係合凹部7bの第2ヒンジ部34側内
壁面7cを、前記上板5の外側方位置に主として
垂直壁面により形成し、かつ、その先端にガイド
用の円弧部7dを形成している。
また、前記係合体7には、天壁71と側壁72
とを備え、前記押え体6の保持体61に係合させ
たとき、前記綴り杆4をカバーできるようにして
いる。
しかして、前記第2ヒンジ部34の引き裂き防
止手段として、該第2ヒンジ部34の主として両
側に、第1図及び第4,5図に示す如く前記揺動
板33の幅よりも外方に延長した延長ヒンジ部3
4aを補強片34b,34bを介して設けると共
に、前記第2ヒンジ部34の係合体7側背面部分
に、該ヒンジ方向と同方向に延びる主としてV溝
34cを形成している。
尚、前記第2ヒンジ部34に補強片34aを介
して設ける延長部は、該ヒンジ部34の何れか一
側のみであつてもよい。
又、図に示す実施例では、前記揺動板33に結
合する前記上板5の両端部に、第8図に示す如く
外方に突出する阻止体10を一体形成して、前記
係合体7による前記押え体6の係止時、前記阻止
体10を前記円弧部7dを介して係合凹部7b内
に嵌合させ、該阻止体10と前記係合凹部7bの
第2ヒンジ部34側内壁面7cとの係合により前
記係合体7の前記綴り杆遊端側への移動を阻止
し、前記第2ヒンジ部34に伸びや変形が生じる
のを阻止して、前記押え体6と係合体7とのロツ
クが外れるのを防止すべく成している。
次に以上の如く構成する綴り具に連続伝票用紙
1を綴り込む場合には、先ず前記係合体7を第1
図の如く第2ヒンジ部34を介して外方、つまり
非規制位置に回動させて、該係合体7の係合凹部
7aと前記保持体61の係止部61cとの係合を
解除すると共に前記係止片61dの係合段部7a
への係合も解除する。これらの解除により前記押
え体6を両綴り杆4から簡単容易に、かつ、軽く
抜取ることができるのである。
次いで、前記両綴り杆4に連結伝票用紙1にお
ける両側二箇所のスプロケツトホール1aを挿通
させる。このとき、前記係合体7はカバー2の幅
方向外方位置に退避しているので、該係合体6に
手や連結伝票用紙1が当つたり引掛かつたりして
邪魔になることがない。また、前記両綴り杆4が
上板5の規制孔5aを介してカバー2の幅方向両
側への傾動が可能であるため、一方のスプロケツ
トホール1aを一方の綴り杆4に挿通させた後、
他方のスプロケツトホール1aを他方の綴り杆4
に挿通するに際して、他方側綴り杆4を内方側に
傾動させることにより連続伝票用紙1を無理に緊
張させなくとも、該綴り杆4を他方クレームスプ
ロケツトホール1aの位置に符号させて簡単容易
に挿通させられるのである。
この後、前記押え体6における各保持体61の
保持孔61bを両綴り杆4に容易に挿通して、該
押え体6により連続伝票用紙1を前記上板5に押
付ける。この場合、前記保持孔61bの径が前記
綴り杆4の径よりも大径であるため、容易に挿通
できるのである。
然かる後、前記係合体7を内方側に揺動させる
ことにより、前記係合凹部7bに前記保持体61
の係止部61cを係合させると共に、前記係止片
61dを係合段部7aに係合させるのである。こ
の係合により前記係合体7の外方(非規制位置)
への変位が阻止され、前記係止片61dの係合段
部7aへの係合が保持されるのであり、前記係止
片61dの係合により前記押え体6の綴り杆4に
対する移動が規制され、前記押え体6の紙葉押え
込み位置からの移動が阻止されて紙葉の浮上りを
防止できると共に、綴り杆4から抜出るのを確実
に防止できるのである。
また、以上の如く前記フアイルに連続伝票用紙
1を綴り込む場合に、作業スペースが少ししかな
く、前記表表紙2aを裏表紙2bに対し例えば
90°程度しか開くことができなくとも、前記係合
体7は前記表表紙2aの裏表紙2bに対する開き
度合いに関係なく前記押え体6との係合を解除し
てカバー2の軸方向外方に回動退避させられるの
で、斯かる場合にも、押え体6を綴り杆4から取
外して、該綴り杆4に連続伝票用紙1を前記係合
体7に何ら邪魔されることなく容易に綴り込んだ
り、取外したりすることができるのである。
以上の綴り込みは、連続伝票用紙1の両側に形
成された両側二箇所のスプロケツトホール1aを
綴り杆4に差込むことによつてのみ綴り込まれる
のであるが、前記用紙1は前記した如く押え体6
と上板5とでその綴じ込み側一側端が全長に亘つ
て挟持されて綴り込み状態を保持できることか
ら、連続伝票用紙1に外方への引張り力がかゝつ
たりしても、その引張力が前記スプロケツトホー
ル1a部分に集中してかゝることがなく、これに
より前記スプロケツトホール1a部分が容易に破
れることはないのである。
また、本考案の綴り具によれば、前記第2ヒン
ジ部の両側に、前記揺動板33の幅よりも外方に
延長した延長ヒンジ部34aを設けたので、前記
係合体7の外方への開放状態のもとで、該係合体
7に第4図及び第5図において左右方向の外力が
作用して、前記第2ヒンジ部34を引き裂く方向
の応力がかゝつても、外力が作用する係合体7の
側面位置と引き裂ぎが始まる前記ヒンジ部34の
端部とがずれているため、前記ヒンジ部34に作
用する応力は前記第2ヒンジ部34の延長ヒンジ
部34aに分散させることができると共に、該延
長ヒンジ部34aの延長側端部に作用する応力の
方向を該ヒンジ部34の引き裂き方向から引張方
向に変向させることができ、これによつて、前記
ヒンジ部34の前記外力による引き裂きを少なく
できるのである。
また、前記ヒンジ部34と同方向に形成する前
記V溝34bにより、前記した如く係合体7に外
力が加わつたときには、まず前記V溝34bと前
記ヒンジ部34との間の部分が撓んで初期応力を
吸収させ、それ以上の応力が作用して始めて前記
ヒンジ部34に作用させるようにできるので。こ
れによつて前記応力が第2ヒンジ部34に直接作
用して引き裂きにより破損が生じ易くなるのを防
止できるのである。
(考案の効果) 以上の如く本考案によれば、綴り杆4に紙葉を
綴り込んだり、取外したりるする場合には、前記
係合体7を前記第2ヒンジ部34を介してカバー
2の軸方向外方に回動退避させるので、該係合体
7が従来の如く表表紙側に位置し、作業時に手や
紙葉に当つたり引掛かつたりして邪魔になること
がなく、これにより前記綴り杆4への紙葉の綴り
込み或いは取外しを容易に行なうことができ、ま
た、前記綴り込み作業に際し、作業スペースが余
りなく、前記表表紙2aを裏表紙2bに対して充
分に開くことができなくとも、前記係合体7の前
記押え体6との係合を解除して該係合体7をカバ
ー2の幅方向外方に回動退避させられるので、斯
かる場合にも、前記綴り杆4に紙葉を前記係合体
7に何ら邪魔されることなく容易に綴り込んだり
取外したりすることができ、しかも、前記揺動板
33に係合体7を枢着する第2ヒンジ部34の少
なくとも一側に、前記揺動板33の幅よりも外方
に延長した延長ヒンジ部34aを設けたことによ
り、前記係合体7に前記ヒンジ部34の長さ方向
への外力が作用して、該ヒンジ部34を引き裂く
方向の応力がかゝつても、前記ヒンジ部34に作
用する応力を、前記第2ヒンジ部34の延長ヒン
ジ部34aに分散させることができると共に、該
ヒンジ部34の延長ヒンジ部34a側端部に作用
する応力の方向を該ヒンジ部34の引き裂き方向
から引張方向に変向させることができ、これによ
り前記ヒンジ部34の前記外力による引き裂きを
少なくできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る綴り具を備えたフアイル
の要部を示す正面図、第2図は同じく係合体を押
え体に係合した状態を示す要部の縦断面図、第3
図はフアイル全体の展開正面図、第4図は綴り具
の正面図、第5図は同じく背面図、第6図は第4
図−線断面図、第7図は綴り具における要部
の拡大側面図、第8図は上板の斜視図、第9図は
押え体の平面図、第10図は同縦断面図、第11
図は綴り具の係合体と阻止体との係合及び解除状
態を示す説明図、第12図は従来例の説明図であ
る。 2a……表表紙、2b……裏表紙、2c……背
表紙、31……基板、32……第1ヒンジ部、3
3……揺動板、34……第2ヒンジ部、34a…
…延長ヒンジ部、6……押え体、7……係合体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表表紙2a、裏表紙2b及び背表紙2cを備え
    たカバー2の内面に固定する基板31と、該基板
    31に前記カバー2の幅方向に延びる第1ヒンジ
    部32を介して枢着する揺動板33と、この揺動
    板33に起立保持される綴り杆4と該綴り杆4に
    抜差自在に嵌挿する押え体6とを備え、前記揺動
    板33に、前記押え体6と係合し、該押え体6を
    前記綴り杆4に係止する係合体7を前記第1ヒン
    ジ部32と直交する第2ヒンジ部34を介して枢
    着する一方、前記第2ヒンジ部34の少なくとも
    一側に、前記揺動板33の幅よりも外方に延長し
    た延長ヒンジ部34aを設けたことを特徴とする
    綴り具。
JP12017887U 1987-08-04 1987-08-04 Expired - Lifetime JPH0545504Y2 (ja)

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