JPH0545495Y2 - - Google Patents

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JPH0545495Y2
JPH0545495Y2 JP1987174753U JP17475387U JPH0545495Y2 JP H0545495 Y2 JPH0545495 Y2 JP H0545495Y2 JP 1987174753 U JP1987174753 U JP 1987174753U JP 17475387 U JP17475387 U JP 17475387U JP H0545495 Y2 JPH0545495 Y2 JP H0545495Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ロール状記録紙に画情報を印字する
印字装置に関するものであり、特に、前記ロール
状記録紙に設けられた着色部分を検出し、所定位
置で印字を停止するようにした、記録紙残量検知
機能付印字装置に関する。
(従来の技術) ロール状記録紙(以下、単に記録紙という)に
画情報を印字する印字装置では、前記記録紙の残
量が少なくなつたことを検知して、印字を停止さ
せるか、少なくとも残量が少なくなつたことをオ
ペレータに知らせる機能が必要とされている。
上記機能を有していないと、前記記録紙が無く
なつてしまつたときには、情報が記録できないば
かりか、印字ヘツドと対向するローラに直接印字
されて、該ローラを傷めるようなこともある。
そこで、一般的には、前記記録紙に、該記録紙
の終端部から、幅数cm、長さ数10cmにわたつて設
けられた黒色着色部分(以下、黒帯という)を光
センサで検知し、印字を停止させるようにしてい
る。
しかし、上記一般的な手段では、前記黒帯の長
さが、記録紙の終端部から数10cmと短すぎるた
め、オペレータが該黒帯を見逃してしまい、記録
紙の残量が少なくなつていることに気付かないお
それがある。
そこで、前記記録紙の終端部に設けられた、前
記印字停止のための黒帯とは別個に、前記黒帯の
延長上に、黒帯と色の異なる長さ数mの着色部分
を設けるとか、記録紙の終端部から長さ数mの範
囲に、前記印字停止のための黒帯とは別個に、も
う1本の黒帯を設けるなどして、オペレータが視
覚的に、記録紙の残量がわかるようなした対策が
講じられている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来の技術は、次のような問題点を有
していた。
上記、従来の技術では、記録紙の残量が少なく
なつてきたときに、印字を停止することと、記録
紙の残量が少なくなつてきたことをオペレータが
視覚でとらえることができるようにすることの2
つの目的を達成するため、記録紙終端部近傍に複
数色の帯状着色を施すとか、複数本の帯状着色を
施す等、記録紙に複雑な終端告知模様を形成する
ことが必要である。
また、黒帯を検知した時点で印字を停止させる
と、ページの途中で印字が停止することも有り得
るので、印字し終わつた文書の体裁が整わないと
いう問題点もあつた。
本考案は前述の問題点を解決するためになされ
たものである。
(問題点を解決するための手段および作用) 前記の問題点を解決するために、本考案は、記
録紙の終端部の着色部分を検出するための光セン
サと、該光センサの検出時点で、記録紙送給用ス
テツプモータのステツプに同期した信号の計数を
開始するカウンタと、該カウンタのカウンタ値
が、予め設定された設定値に達した後に入力され
る印字終了信号によりセツトされるフラグと、該
フラグのセツト信号により、新たな印字要求を受
付けないようにする印字要求禁止手段とを具備
し、該印字要求禁止手段は、前記光センサが着色
部分を検出しなくなつて、前記フラグがリセツト
されると、該フラグのリセツト信号により、印字
要求禁止を解除するようにした点に特徴がある。
上記構成を有する本考案においては、オペレー
タが、容易に記録紙残量を知ることができるよう
に、記録紙終端部の着色部分を数m程度に長くし
ても、且つ、記録紙の終端近傍まで有効に印字で
き、ページ途中での印字の停止を避けることもで
きる。
(実施例) 以下に図面を参照して、本考案を詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図で
ある。
なお、13はマイクロコンピユータ等からなる
制御回路であり、その機能は機能ブロツク図で表
わされている。
第1図において、記録紙1は、サーマルヘツド
21と、ステツプモータ22によつて駆動される
ローラ23とで構成された、印字部2に供給さ
れ、原稿情報が印字され、矢印12の方向に排出
される。
記録紙1の終端部近傍には黒帯4が設けられて
おり、光センサ5により該黒帯4の有無が検出さ
れる。
カウンタ3は、前記ステツプモータ22のステ
ツプと同期したパルス信号を計数して、記録紙1
の供給長さを計測するためのものである。
光センサ5により黒帯が検出されると、黒帯検
出判断手段11の肯定信号がカウンタ3に出力さ
れ、該カウンタ3がリセツトされて、前記パルス
信号の計数が開始される。
前記カウンタ3での計数値が、カウンタ値設定
手段6に予め設定された設定値に達した後、印字
終了信号が入力されると、該印字終了信号は、
ANDゲート10を通りフラグ9をセツトさせる。
該フラグ9がセツトされると、印字要求禁止手
段7が作動し、ステツプモータ22の駆動部8
と、印字部2の機能が停止される。
黒帯が光センサ5で検出されなくなり、黒帯検
出判断手段11の否定信号でフラグ9がリセツト
されると、前記印字要求禁止手段7の作動は解除
され、前記ステツプモータ2の駆動部8と印字部
の機能は作動する。
なお、前記印字終了信号は、フアクシミリ装置
における印字の場合は、プロトコルで出力される
ページ終了信号から得られるし、複写の場合で
は、原稿端部の検出信号から得られる。
また、前記カウンタ3での計数値が、カウンタ
値設定手段6に予め設定されたカウンタ値に達し
た時点から、ステツプモータ22のステツプ数の
計数を開始する、第2のカウンタを設けておき、
該第2カウンタの計数終了信号を、前記印字終了
信号とすることもできる。
以上の構成を有する本考案の一実施例の動作
を、第2図に示すフローチヤートを参照して説明
する。
同図において、フラグとカウンタ値は、動作開
始時は“0”(リセツト状態)にしてある。
まず、ステツプS1において、フラグの判別が
される。ここでは動作開始時のリセツト状態のま
まなので、判別は“0”で、ステツプS2に移行
する。
ステツプS2においては、1ライン分の印字動
作が行われる。
ステツプS3においては、カウンタ値が“0”
か否かが判断される。ここでも前記ステツプS1
と同様に、カウンタ値は動作開始時のまま“0”
なので、判断は肯定であり、ステツプS4に移行
する。ステツプS4においては、記録紙1の黒帯
4を検出したか否かが判断され、判断結果が否定
ならばステツプS2に戻つて、ステツプS2〜ステ
ツプS4の処理が繰返される。
光センサ5が黒帯4を検出し、ステツプS4の
判断が肯定であると、ステツプS5でカウンタが
初期化される。
次に、ステツプS6で再び黒帯が検出されたか
否かが判断される。該ステツプS6は、黒帯4の
検出信号が継続しているか否かを判断する処理で
ある。該ステツプS6の判断が否定ならば、再び
プログラムのスタートに戻りステツプS1〜ステ
ツプS6の処理が繰返される。
ステツプS6の判断が肯定、つまり、黒帯4の
検出が継続しているという判断ならば、ステツプ
S7に移行して、カウンタ3が、ステツプモータ
22のステツプ信号と同期して、インクリメント
され、ステツプ数の計数が開始される。
次に、ステツプS8で1ライン分の印字が行わ
れ、ステツプS9に進む。
ステツプS9でカウンタ値が、カウンタ値設定
手段6の設定値に達したか、否かが判断される。
設定値に達していなくて、該ステツプS9の判断
が否定ならば、ステツプS6に戻り、黒帯4の検
出の継続を前提に、カウンタ3による、ステツプ
モータ22のステツプ数の計数が継続される。
カウンタ値が、カウンタ値設定手段6の設定値
に達したら、ステツプS9の判断は肯定となり、
ステツプS10に移行し、1ラインの印字が行われ
る。
ステツプS11においては、印字終了信号の検出
の有無が判断され、印字終了信号が検出されるま
ではステツプS10における印字動作が継続され
る。
ステツプS11において、印字終了信号が検出さ
れたと判断されると、ステツプS12に進み、印字
動作が停止される。
ステツプS12において、印字動作が停止する
と、ステツプS13において、記録紙1が無くなつ
たことを表示するLEDを点灯させる。
そして、ステツプS14において、フラグがセツ
トされることにより印字要求禁止手段7が動作
し、新たな印字要求を受付けなくなる。
ステツプS14の処理が済むと、スタートに戻
り、ステツプS1において、フラグの判別が行わ
れる。ステツプS14でフラグはセツトされている
ので、該ステツプS1での判別は“1”で、ステ
ツプS15に移行する。
ステツプS15においては、黒帯4が検出されて
いるか否かが判断される。印字動作が停止された
後、終端部近傍まで使用した記録紙1を、印字装
置から取外し、新しい記録紙に入替えするまで
は、黒帯4は検出されたままなので、該ステツプ
S15の判断は肯定である。
該ステツプS15の判断が肯定の場合は、その他
のステツプはスキツプされ、プログラムの処理は
終了する。
新しい記録紙が印字装置にセツトされると、黒
帯4は検出されないので、前記ステツプS15の判
断は否定となり、ステツプS16に移行し、該ステ
ツプS16でフラグがリセツトされる。
フラグがリセツトされると、ステツプS1の判
別結果は“0”となりステツプS2に移行して印
字が再開される。
なお、前記カウンタ3の設定値は、黒帯4の長
さと、前記カウンタ3でのカウントが終了した後
における印字継続の長さに関連して設定される。
例えば、黒帯4の長さがLcmで、カウント終了後
における印字継続長さが1cmならば、カウンタ3
の設定値は、L−(1+α)cmだけ記録紙を供給
させるに必要な、ステツプモータ22のステツプ
数に相当する値にすれば良い。αは誤差を見込ん
だ若干の許容量である。
印字終了信号を、ページ終了信号から得る場合
の長さlは、原稿がA4サイズならば、A4サイズ
の原稿1ページ分、約30cmが適当である。印字終
了信号を、第2カウンタの計数終了信号から得る
場合の、前記長さlは該第2カウンタの設定値に
相当する長さとなる。
また、黒帯4の長さLは、オペレータが少しの
間、印字装置から離れていても、記録紙の残量が
少なくなつてきたことを認識できるという観点か
ら、200〜300cmが適当である。
なお、制御電源が切れた場合も、カウンタ値お
よびフラグの内容が変らないように、バツテリで
バツクアツプしておくのが望ましい。
本実施例によれば、上述の説明から明らかなよ
うに、黒帯を検出して、モータの回転量をカウン
トし、予め設定されたカウント値の計数終了後、
印字終了信号により印字動作を停止するようにし
たので、記録紙に設けられた黒帯が数m程度に長
くても、記録紙の終端部近傍まで有効に印字でき
る。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば次のような効果が達成できる。
(1) 記録紙に設けられた、同一着色帯部分のみ
で、記録紙の残量を、オペレータへ視覚的に知
らせることができ、印字動作も停止できる。
(2) 記録紙残量が記録原稿と同じ長さになつた後
に印字終了信号が入力されて始めて印字が停止
されるので、記録紙残量が少なくても印字中の
ページ途中で記録紙がなくなるのを回避でき、
体裁の良い文書ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のブロツク図、第2
図は本考案の一実施例の動作を示すフローチヤー
トである。 1……記録紙、2……印字部、3……カウン
タ、4……黒色着色部分、5……光センサ、6…
…カウンタ値設定手段、7……印字要求禁止手
段、8……モータ駆動部、9……フラグ、10…
…ANDゲート、11……黒帯検出判断手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 記録紙の略終端部から該記録紙の長手方向に
    延伸して設けられ、少なくとも予定の記録原稿
    の長さに設定された一条の着色部分を検出する
    光センサと、 前記着色部分の検出の有無を判断する着色部
    分判断手段と、 該着色部分判断手段の肯定信号によりリセツ
    トされ、前記記録紙の供給駆動用ステツプモー
    タのステツプ数の計数を開始するカウンタと、 該カウンタのカウント数として、前記着色部
    分の長さと前記記録原稿の長さとの差に相当す
    る距離だけ記録紙を搬送させるのに必要な前記
    ステツプモータのステツプ数の関数を設定する
    カウンタ値設定手段と、 前記カウンタ値の計数終了信号後、印字終了
    信号が入力されてセツトされるフラグと、 該フラグがセツトされると、作動する印字要
    求禁止手段と、 前記印字要求禁止手段の作動により、前記ス
    テツプモータの駆動部、および前記記録紙に画
    情報を印字する印字部の動作を停止させるよう
    にしたことを特徴とする記録紙残量検知機能付
    印字装置。 (2) 前記印字終了信号が、フアクシミリ装置のプ
    ロトコルにおける、1ページ送信終了信号であ
    ることを特徴とする前記実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の記録紙残量検知機能付印字装
    置。 (3) 前記印字終了信号が、複写機における、原稿
    端部検出信号であることを特徴とする前記実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の記録紙残量検
    知機能付印字装置。
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JPH0180363U JPH0180363U (ja) 1989-05-30
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6072780A (ja) * 1983-09-30 1985-04-24 Fujitsu Ltd 記録紙識別方式
JPS6179691A (ja) * 1984-09-28 1986-04-23 Toshiba Corp ロ−ル状記録紙の残量検知方法

Patent Citations (2)

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JPS6072780A (ja) * 1983-09-30 1985-04-24 Fujitsu Ltd 記録紙識別方式
JPS6179691A (ja) * 1984-09-28 1986-04-23 Toshiba Corp ロ−ル状記録紙の残量検知方法

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