JPH0545438A - Gps測位装置 - Google Patents

Gps測位装置

Info

Publication number
JPH0545438A
JPH0545438A JP20432191A JP20432191A JPH0545438A JP H0545438 A JPH0545438 A JP H0545438A JP 20432191 A JP20432191 A JP 20432191A JP 20432191 A JP20432191 A JP 20432191A JP H0545438 A JPH0545438 A JP H0545438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
map
latitude
longitude
gps
liquid crystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20432191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2673755B2 (ja
Inventor
Yasushi Kodama
裕史 児玉
Toshio Nishimura
敏夫 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3204321A priority Critical patent/JP2673755B2/ja
Publication of JPH0545438A publication Critical patent/JPH0545438A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2673755B2 publication Critical patent/JP2673755B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】自位置照合に際しての使い勝手を改善しながら
も、装置の小型化とコストダウンとを達成する。 【構成】透過型液晶表示パネル15を有する測位装置本
体Aと印刷された地図Bの組み合わせである。地図Bは
透過型液晶表示パネル15のサイズに合わせて縦横に罫
線31a,31bが引かれ横座標33a,縦座標33b
が割り当てられて区画32化されている。GPS衛星よ
り得た経度,緯度に基づいて表示された横座標,縦座標
に合うように透過型液晶表示パネル15を該当する区画
32に位置合わせする。その透過型液晶表示パネル15
では自位置に対応して自位置マークmが点滅表示され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、GPS(Global Pos
itioning System :全地球位置把握システム)を利用
した測位装置に関する。
【0002】
【従来の技術】GPSは、地上2万200kmの準同期
軌道に18基の航法衛星を配し、12時間で地球を1周
するようにしたもので、地球上のどこからでも3基の衛
星が見え、各衛星が発する信号を受信して自分の位置を
三次元方向に16m以内の精度で知ることができ、三次
元方向での移動速度も秒速9cmの精度で知ることがで
きるようにしたシステムである。GPS測位装置は、例
えば、自動車に搭載してディスプレイに地図と自位置と
を表示し、その地図上での自位置を知るために利用され
る(ナビゲーションシステム)。
【0003】従来、GPSによって自位置を知る方法と
して、大きく分けて次の二つがあった。
【0004】一つは、図9に示すようなシンプルな構成
をもつ。1はGPS衛星よりスペクトラム拡散で送信さ
れる1.5ギガヘルツ帯の電波を受信するためのGPS
アンテナ、2は受信した信号に対して各種の処理を施す
GPSエンジン、3はCPU,ROM,RAMからなる
マイクロコンピュータ、4はキーボード、5は液晶表示
パネルである。液晶表示パネル5には、図10に示すよ
うに、経度および緯度が数値で表示される。
【0005】もう一つは、図11に示すような構成をも
つ。1はGPSアンテナ、2はGPSエンジン、3はマ
イクロコンピュータ、4はキーボード、5aはCRTま
たはLCDで構成された地図表示装置、6は多数の地域
の地図情報を格納している地図データ記憶装置である。
地図データ記憶装置6には、CD−ROMまたはフロッ
ピーディスクが利用される。地図表示装置5aには、選
択された地図と、その地図上における自位置とが表示さ
れる。
【0006】図12は、図11のGPS測位装置の電気
的構成をより詳しく表したブロック線図である。
【0007】図において、1はGPS衛星よりスペクト
ラム拡散で送信される1.5ギガヘルツ帯の電波を受信
するためのGPSアンテナ、2aは周波数変換部を兼
ね、スペクトラム拡散の衛星電波を逆拡散しディジタル
コード列を取り出す信号復調部、2bは周波数変換・信
号復調部2aで得られたディジタルコード列から測位計
算に必要なパラメータを検出する衛星情報検出部であ
る。ここでのパラメータとは、具体的には、受信した衛
星の位置情報や、電離層による影響を補正するための係
数や、衛星の内部時計についての補正係数などである。
三次元の測位を行うときは、4基の衛星を捕捉し、各衛
星のそれぞれから前記のパラメータを検出する。2cは
測定点(自位置)と各衛星との距離を計算し、4つの距
離をそれぞれ半径とする球の交点から三次元方向での自
位置を算出するとともに、4つの衛星の幾何学的相互位
置関係から測位精度であるGDOP(Geometrical D
ilution of Precision)を算出する測位計算部であ
る。測位計算部2cからは、その計算結果として、経
度,緯度,高度および測位精度(GDOP)が出力され
る。
【0008】GPSエンジン2は、上記の周波数変換・
信号復調部2aと衛星情報検出部2bと測位計算部2c
とから構成されている。
【0009】3は全体の制御を司るマイクロコンピュー
タであり、コントロール部としてのCPU3aと、シス
テムソフトウエアやキャラクタジェネレータなどを格納
しているROM3bと、ワーキングメモリとしてのRA
M3cから構成されている。
【0010】4は電源のオン・オフや、測位のスタート
・ストップなど各種の指令をキー入力するためのキーボ
ード、5aは自位置が属する地域の地図データを表示す
るとともに自位置をマーキング表示する液晶表示パネル
(LCD)やCRTなどの地図表示装置、6は多数の地
域の地図情報を格納しているCD−ROMやフロッピー
ディスク(FD)などの地図データ記憶装置である。
【0011】図13は、地図表示装置5aの画面に表示
された状態を例示する。背景としての地図M上に、自位
置マークmが表示されている。自位置マークmは、例え
ば図示のように丸印の点滅で表示される。
【0012】GPS測位装置の全体的な概略動作は、図
14に示すフローチャートのとおりである。すなわち、
GPSアンテナ1によって衛星電波を受信し(S1)、
周波数変換・信号復調部2aによって送信データの復調
を行ってディジタルコード列を抽出し(S2)、測位計
算部2cにおいて経度,緯度,高度および測位精度(G
DOP)を算出する(S3)。そして、測位精度(GD
OP)を所定値と比較し(S4)、所定値よりも小さい
ときは地図表示装置5aにおける地図M上に自位置マー
クmを表示するが(S5)、所定値以上であるときは正
確な測位が不可能であるので、地図表示装置5aに測位
不可能の旨をメッセージ表示する(S6)。測位精度
(GDOP)は、分解能に該当し、おおよそ2〜12の
値をもち、小さいほど精度が良く、大きいほど精度が悪
い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図9,図10の従来例
の場合は、自位置の表示として経度および緯度の数値表
示のみであり、自位置が実際にどこにあるかは、紙に印
刷された地図を用いて、与えられた経度と緯度とに基づ
いて、地図上の経度と緯度とを読みながら位置を確認し
なければならないというわずらわしさがある。
【0014】これに比べると、図11の従来例の場合
は、地図データそのものも表示され、その地図データ上
で自位置を表示するので、印刷された地図を用いての照
合は不要となり、使い勝手が良い。しかし、反面、地図
データ記憶装置6が必要であり、GPS測位装置全体が
大型化するとともにコストアップを招来する。
【0015】そこで、本発明の第1の目的は、装置全体
の小型化とコストダウンを図りながら自位置の照合を簡
単に行えるようにすることにある。
【0016】図12の従来例の場合は、測位精度(GD
OP)が所定値以上であるときに、測位不可能のメッセ
ージ表示を行うことができても、地図表示装置5aにお
ける地図M上に自位置マークmを表示することができな
いため、ユーザーは自位置を確認することが全くできな
い。
【0017】そこで、本発明の第2の目的は、測位精度
(GDOP)がある程度以上に大きくても、それなりの
自位置の確認ができるようにすることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1のGP
S測位装置は、透過型液晶表示パネルを有する測位装置
本体と、印刷された地図との組み合わせからなり、前記
印刷された地図は、前記透過型液晶表示パネルの大きさ
を単位区画とする状態で縦横に罫線が描かれて二次元的
に区画化され、かつ、個々の区画を特定するための横座
標および縦座標が描かれたものである一方、測位装置本
体は、経度および緯度のそれぞれを横座標および縦座標
に対応付けたテーブルを有し、かつ、GPS衛星より得
られた自位置についての経度および緯度に基づいて前記
テーブルを検索し対応する横座標および縦座標を読み出
して前記透過型液晶表示パネルに表示する手段と、その
透過型液晶表示パネル上において自位置マークを表示す
る手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0019】また、本発明に係る第2のGPS測位装置
は、複数地域の地図データを格納している地図データ記
憶装置と、地図表示装置と、GPS衛星より得た自位置
についての経度,緯度および測位精度(GDOP)のデ
ータのうち経度および緯度のデータに基づいて前記地図
データ記憶装置からその経度および緯度を含む地域の地
図データを読み出して前記地図表示装置に表示する手段
と、前記経度および緯度のデータに基づいて自位置マー
ク表示位置を割り出す手段と、前記測位精度(GDO
P)のデータに基づいてこのGDOP値の大きさに応じ
て自位置マークの表示サイズを可変させる手段と、その
表示サイズの自位置マークを前記自位置マーク表示位置
において前記地図データに重ね合わせて表示する手段と
を備えたことを特徴とするものである。
【0020】
【作用】本発明に係る第1のGPS測位装置によれば、
GPS衛星より得られた自位置の経度,緯度によってテ
ーブルを検索し対応する横座標,縦座標を読み出して表
示する。ユーザーは、その横座標,縦座標を見て、測位
装置本体の透過型液晶表示パネルを印刷された地図上の
対応する横座標,縦座標の区画に位置合わせする。液晶
表示パネルは透過型であるから、印刷された地図の対応
する区画部分が透けて見える。その透過型液晶表示パネ
ルに自位置マークが表示されるから、対応する区画部分
上で自位置を目視確認できる。この場合において、地図
データ記憶装置の代わりに印刷された地図であって縦横
の罫線で二次元的に区画化されたものを用いるだけでよ
い。
【0021】また、本発明に係る第2のGPS測位装置
によれば、測位精度(GDOP)が良くてGDOP値が
小さいときには、小さい表示サイズで該当する地図デー
タ上に重ね合わせ表示でき、測位精度(GDOP)が悪
くてGDOP値が大きいときは、従来例のように測位不
可能のメッセージ表示を行うのではなく、測位精度が悪
いなりに表示サイズを大きくして該当する地図データ上
に重ね合わせ表示できるのであり、不明確ながら自位置
のおおよその位置を確認することが可能となる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0023】第1実施例 図1は本発明の第1実施例に係るGPS測位装置の使用
状態の説明図、図2はGPS測位装置の本体を示す平面
図、図3は縦断面図、図4は電気的構成を示すブロック
線図である。第1実施例は第1のGPS測位装置に係る
ものである。
【0024】この実施例のGPS測位装置は、図1に示
すように、透過型液晶表示パネル15を有する測位装置
本体Aと、印刷された地図Bとの組み合わせからなる。
【0025】測位装置本体Aは、図2,図3に示すよう
に、蝶番21によって開閉される第1,第2のパネル部
22a,22bを有し、第1のパネル部22aにはGP
Sアンテナ11とキーボード14の一部とが設けられ、
第2のパネル部22bにはキーボード14の残りの部分
と透過型液晶表示パネル15とが設けられている。
【0026】測位装置本体Aを電気的構成から見ると、
図4に示すように、GPS衛星よりスペクトラム拡散で
送信される1.5ギガヘルツ帯の電波を受信するための
GPSアンテナ11と、受信した信号に対して各種の処
理を施すGPSエンジン12と、CPU,ROM,RA
Mからなるマイクロコンピュータ13と、各種の指令を
行ったり置数したりするキーボード14と、前記の透過
型液晶表示パネル15とから構成されている。
【0027】図1に示すように、印刷された地図Bは、
縦横に罫線31a,31bが描かれて二次元的に正方形
状に区画化されている。各区画32は、透過型液晶表示
パネル15の大きさを単位区画とするように罫線31
a,31bが描かれている。例えば透過型液晶表示パネ
ル15の有効表示範囲を5cm×5cmとすると、縦の
罫線31aも横の罫線31bもともに5cmの間隔で描
かれており、各区画32のサイズは5cm×5cmとな
っている。
【0028】個々の区画32には、それを特定するため
に1,2,3……のように横座標33aが描かれている
とともに、A,B,C……のように縦座標33bが描か
れている。印刷された地図Bは製本化され、各紙葉には
ページ数34が印刷されている。
【0029】マイクロコンピュータ13におけるROM
は、経度および緯度のそれぞれを横座標33aおよび縦
座標33bならびにページ数34に対応付けたテーブル
を有している。マイクロコンピュータ13は、GPSア
ンテナ11およびGPSエンジン12を介して得られた
自位置についての経度および緯度に基づいて、ROMの
テーブルを検索し、その経度および緯度に対応するペー
ジ数34と横座標33a,縦座標33bを読み出し、そ
れらを透過型液晶表示パネル15の所定の位置に表示す
る機能を有しているとともに(図2においては上辺部分
に表示している)、その経度および緯度に対応する自位
置を透過型液晶表示パネル15上において自位置マーク
mとして表示する機能を有している。この自位置マーク
mの表示の形態としては、通常はドット単位での点滅と
なる。透過型液晶表示パネル15の画面上における自位
置マークmの位置は、ユーザーすなわちGPS測位装置
の移動に伴って変化することとなる。
【0030】複数のGPS衛星から送信された電波をG
PSアンテナ11が受信し、その受信信号に基づいてG
PSエンジン12が当該のGPS測位装置の自位置の経
度および緯度を算出する。マイクロコンピュータ13
は、GPSエンジン12から経度および緯度のデータを
入力し、上記のようにROMのテーブルを検索して自位
置に対応したページ数34と横座標33a,縦座標33
bを読み出し、透過型液晶表示パネル15に表示する。
その表示を見たユーザーは、透過型液晶表示パネル15
を印刷された地図Bの対応する区画32に位置合わせす
る。
【0031】例えば、ページ数34が「19ページ」で
あり、横座標33aが「3」、縦座標33bが「H」の
ときには、印刷された地図Bの19ページ目をめくり、
横座標,縦座標が「3,H」の区画32-3H に対して透
過型液晶表示パネル15を位置合わせする。
【0032】各区画32のサイズと透過型液晶表示パネ
ル15のサイズとは同一であり、かつ、液晶表示パネル
15が透過型であることから、区画32-3H の部分を透
過型液晶表示パネル15を透かして見ることができる。
このときの様子を表したのが図1である。図3はその縦
断面を示す。透過型液晶表示パネル15には、現在のG
PS測位装置の自位置を示す自位置マークmが表示さ
れ、これが透かして見える区画32-3H の地図と重ね合
わさって目視確認されることになる。
【0033】この実施例の場合、図11の従来例の場合
のような大容量の地図データ記憶装置6を必要とせず、
それの代わりに印刷された地図Bを利用するので、小型
化とコストダウンとを図ることができる。透過型液晶表
示パネル15は、細かい地図を表示する必要のないもの
であり、ページ数34や横座標33a,縦座標33bや
自位置マークmを表示する程度のものでよいので、ドッ
トが比較的粗く画素数の少ないものでよい。このことも
コストダウンに貢献する。また、図10の数値表示の従
来例に比べて自位置の照合を簡便に行うことができる。
なお、キーボード14でのキー操作によるモード切り換
えにより図10と同様の経度および緯度を表示するよう
に構成することも可能である。
【0034】第2実施例 図5は、本発明の第2実施例に係るGPS測位装置の電
気的構成を示すブロック線図である。この実施例は第2
のGPS測位装置に係るものである。
【0035】図において、11はGPSアンテナ、12
はGPSエンジン、12aは周波数変換・信号復調部、
12bは衛星情報検出部、12cは測位計算部、13は
マイクロコンピュータ、13aはCPU、13bはRO
M、13cはRAM、14はキーボード、15aはLC
DまたはCRTで構成される地図表示装置、16は地図
データ記憶装置である。この実施例におけるハードウエ
ア構成は、図12に示す従来例と同じである。
【0036】地図データ記憶装置16は多数の地域の地
図データを格納しており、マイクロコンピュータ13
は、GPSアンテナ11およびGPSエンジン12を介
してGPS衛星より得た自位置についての経度および緯
度のデータに基づいて地図データ記憶装置16を検索
し、その経度および緯度を含む地域の地図データを読み
出して地図表示装置15aに表示するようになってい
る。また、その都度の自位置マークmの表示位置を割り
出して、その割り出した位置において地図表示装置15
a上に地図データと重ね合わせて表示するようになって
いる。
【0037】この実施例が図12の従来例と異なってい
る点は、図6のフローチャートのステップS14,S1
5である。これはつまり、マイクロコンピュータ13に
おけるROM13bに格納されているプログラムの相違
による。マイクロコンピュータ13は、まず、GPSア
ンテナ11によって衛星電波を受信し(S11)、周波
数変換・信号復調部12aによって送信データの復調を
行ってディジタルコード列を抽出し(S12)、測位計
算部12cにおいて経度,緯度および測位精度(GDO
P)を算出する(S13)。ここまでは従来例と同様で
ある。
【0038】ステップS14においては、測位精度(G
DOP)のデータに基づいてGDOP値の大きさに応じ
て自位置マークmの表示サイズを算出する。測位精度
(GDOP)が良いときはGDOP値が小さく、この場
合には自位置マークmの表示サイズを相対的に小さくす
る。測位精度(GDOP)が悪いときはGDOP値が大
きく、この場合は自位置マークmの表示サイズを相対的
に大きくする。自位置マークmの形状は表示サイズの大
小に関係なく円形とし、点滅させるものとする。
【0039】なお、表示サイズの算出に当たっては、表
示されている地図の縮尺も考慮するものとする。
【0040】ステップS15では、上記のようにして決
定された表示サイズの自位置マークmを経度および緯度
に対応した表示位置において地図表示装置15aに地図
データに重ね合わせて表示する。
【0041】図7は、測位精度(GDOP)が比較的に
良いときの自位置マークmの表示状態を示し、自位置マ
ークmの径は小さなものとなっている。したがって、ユ
ーザーは自位置を正確に把握することができる。
【0042】図8は、測位精度(GDOP)が相対的に
悪いときの表示状態を示し、自位置マークmの径はかな
り大きなものとなっている。従来例であれば、自位置マ
ークmの表示自体を行わず、表示不可能のメッセージ表
示を行っていたのであるが、そのことに代えて、自位置
マークmの径を大きくしてとにかく表示するのである。
ユーザーは、自位置がどこであるかを正確に知ることは
できないが、自位置マークmの内部に位置しているとい
うことだけは判るのでおおよその見当はつく。
【0043】そして、その表示サイズが大きいことから
測位精度が悪い状態での表示であることが判る。ユーザ
ーとしては、実際の周辺の景色との対比によって確認す
ればよいのである。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る第1のGP
S測位装置によれば、印刷された地図において表示され
た横座標,縦座標に対応する区画上に透過型液晶表示パ
ネルを位置合わせすれば、自位置が含まれる区画におい
て自位置に対応して自位置マークを表示させることがで
き、自位置の照合を簡便に行うことができるとともに、
地図データ記憶装置の代わりに印刷された地図であって
縦横の罫線で二次元的に区画化されたものを用いるだけ
でよいので、装置全体の小型化とコストダウンを図るこ
とができる。
【0045】また、本発明に係る第2のGPS測位装置
によれば、測位精度(GDOP)が悪くてGDOP値が
ある程度以上に大きい場合であっても、表示サイズを大
きくして自位置マークを該当地図上に重ね合わせ表示で
き、不明確ながらおおよその自位置を確認できるととも
に、その表示サイズが大きいことから測位精度が悪い状
態での表示であることも判るようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るGPS測位装置の使
用状態の説明図である。
【図2】第1実施例のGPS測位装置の測位装置本体を
示す平面図である。
【図3】第1実施例の使用状態での縦断面図である。
【図4】第1実施例の電気的構成を示すブロック線図で
ある。
【図5】本発明の第2実施例に係るGPS測位装置の電
気的構成を示すブロック線図である。
【図6】第2実施例の動作説明に供するフローチャート
である。
【図7】第2実施例での地図表示装置での表示状態の一
例を示す例示図である。
【図8】第2実施例での別の表示状態の例示図である。
【図9】従来のGPS測位装置の一例を示すブロック線
図である。
【図10】従来のGPS測位装置の表示状態の例示図で
ある。
【図11】従来のGPS測位装置の別の例を示すブロッ
ク線図である。
【図12】図11の従来例を詳しく示したブロック線図
である。
【図13】従来例において地図表示装置に地図とともに
自位置マークが表示された状態を示す図である。
【図14】従来例の制御動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
A 測位装置本体 14 キーボ
ード B 印刷された地図 15 透過型
液晶表示パネル 11 GPSアンテナ 15a 地図
表示装置 12 GPSエンジン 16 地図
データ記憶装置 12a 周波数変換・信号復調部 31a 縦罫
線 12b 衛星情報検出部 31b 横罫
線 12c 測位計算部 32 区画 13 マイクロコンピュータ 32-3H 透過
型液晶表示パネルを 13a CPU 重ね
合わせた区画 13b ROM 33a 横座
標 13c RAM 33b 縦座
標 m 自位置マーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過型液晶表示パネルを有する測位装置
    本体と、印刷された地図との組み合わせからなり、前記
    印刷された地図は、前記透過型液晶表示パネルの大きさ
    を単位区画とする状態で縦横に罫線が描かれて二次元的
    に区画化され、かつ、個々の区画を特定するための横座
    標および縦座標が描かれたものである一方、測位装置本
    体は、経度および緯度のそれぞれを横座標および縦座標
    に対応付けたテーブルを有し、かつ、GPS衛星より得
    られた自位置についての経度および緯度に基づいて前記
    テーブルを検索し対応する横座標および縦座標を読み出
    して前記透過型液晶表示パネルに表示する手段と、その
    透過型液晶表示パネル上において自位置マークを表示す
    る手段とを備えたことを特徴とするGPS測位装置。
  2. 【請求項2】 複数地域の地図データを格納している地
    図データ記憶装置と、地図表示装置と、GPS衛星より
    得た自位置についての経度,緯度および測位精度(GD
    OP)のデータのうち経度および緯度のデータに基づい
    て前記地図データ記憶装置からその経度および緯度を含
    む地域の地図データを読み出して前記地図表示装置に表
    示する手段と、前記経度および緯度のデータに基づいて
    自位置マーク表示位置を割り出す手段と、前記測位精度
    (GDOP)のデータに基づいてこのGDOP値の大き
    さに応じて自位置マークの表示サイズを可変させる手段
    と、その表示サイズの自位置マークを前記自位置マーク
    表示位置において前記地図データに重ね合わせて表示す
    る手段とを備えたことを特徴とするGPS測位装置。
JP3204321A 1991-08-14 1991-08-14 Gps測位システム Expired - Fee Related JP2673755B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3204321A JP2673755B2 (ja) 1991-08-14 1991-08-14 Gps測位システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3204321A JP2673755B2 (ja) 1991-08-14 1991-08-14 Gps測位システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0545438A true JPH0545438A (ja) 1993-02-23
JP2673755B2 JP2673755B2 (ja) 1997-11-05

Family

ID=16488555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3204321A Expired - Fee Related JP2673755B2 (ja) 1991-08-14 1991-08-14 Gps測位システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2673755B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100686287B1 (ko) * 2005-03-16 2007-02-22 윤홍식 공간정보/위치정보의 정밀 위치정보 변환을 위한 변동량모델링 방법

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61110190A (ja) * 1984-11-05 1986-05-28 日産自動車株式会社 移動位置情報表示装置
JPS62142215A (ja) * 1985-12-17 1987-06-25 Mazda Motor Corp 車両用走行誘導装置
JPS6426177A (en) * 1987-07-22 1989-01-27 Furuno Electric Co Measured position display device

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61110190A (ja) * 1984-11-05 1986-05-28 日産自動車株式会社 移動位置情報表示装置
JPS62142215A (ja) * 1985-12-17 1987-06-25 Mazda Motor Corp 車両用走行誘導装置
JPS6426177A (en) * 1987-07-22 1989-01-27 Furuno Electric Co Measured position display device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100686287B1 (ko) * 2005-03-16 2007-02-22 윤홍식 공간정보/위치정보의 정밀 위치정보 변환을 위한 변동량모델링 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2673755B2 (ja) 1997-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5774362A (en) Input device for navigation systems
US6304819B1 (en) Locating positions on maps
JP3171145B2 (ja) タッチパネルを併設した情報表示装置及び記憶媒体
US4862374A (en) Navigational plotting system
EP1148459A2 (en) Positional information display system
US6694254B2 (en) Map display
JPH04174890A (ja) 位置認識システム及び位置座標変換装置
US6346893B1 (en) Automotive navigation system
KR100208804B1 (ko) 이동체용 네비게이션장치 및 그 처리방법
JP2783924B2 (ja) 車両位置検出装置
JP3362976B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2673755B2 (ja) Gps測位システム
JP2656051B2 (ja) 移動体用ナビゲーシヨン装置
JP2003157135A (ja) タッチパネルを併設した情報表示装置、ナビゲーション装置及び記録媒体
JP2007226149A (ja) 地図表示装置及びプログラム
JP3435257B2 (ja) マップマッチング方法
JP2670014B2 (ja) ナビゲーション装置における地図表示方法
JP2910413B2 (ja) ナビゲーション装置
EP0920602A1 (en) Navigation aid
JP3057291B2 (ja) ナビゲーション装置
JPH06337217A (ja) 車両位置修正方式
JP2919735B2 (ja) 航空機用地図表示装置
JPH08189838A (ja) ナビゲーション装置
JPH0527680A (ja) 現在位置表示装置
JP2003315041A (ja) 携帯通信端末

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees