JP2003157135A - タッチパネルを併設した情報表示装置、ナビゲーション装置及び記録媒体 - Google Patents

タッチパネルを併設した情報表示装置、ナビゲーション装置及び記録媒体

Info

Publication number
JP2003157135A
JP2003157135A JP2002245084A JP2002245084A JP2003157135A JP 2003157135 A JP2003157135 A JP 2003157135A JP 2002245084 A JP2002245084 A JP 2002245084A JP 2002245084 A JP2002245084 A JP 2002245084A JP 2003157135 A JP2003157135 A JP 2003157135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
displayed
selection
touch
touch panel
landmark
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002245084A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuteru Maekawa
和輝 前川
Yukiyoshi Suzuki
幸善 鈴木
Takeshi Yanagikubo
柳久保  武志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP2002245084A priority Critical patent/JP2003157135A/ja
Publication of JP2003157135A publication Critical patent/JP2003157135A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に最適な選択項目を設定することを可能
にする。 【解決手段】 タッチパネルを併設し、表示された複数
の選択項目からタッチ操作により所定の項目を選択可能
な情報表示装置において、表示画面上に表示された複数
の選択項目の座標とタッチ位置座標から選択項目を選択
する選択手段と、前記選択手段により選択された選択項
目を表示画面中心に表示する制御手段と、を備えるよう
にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明はタッチパネルを併設
した情報表示装置、ナビゲーション装置及び記録媒体に
関するものである。
【従来の技術】従来のタッチパネルを有する情報表示装
置においては、表示部に表示された各種情報の項目をタ
ッチパネルに指でタッチすることにより、その情報を選
択入力するようにしている。指によるタッチが検出され
ると、画面におけるタッチ位置座標を判定してその座標
により、現在画面に表示されている項目のうち、どの項
目が選択されているのかを判定し、その項目に対応する
処理を実行する。また、従来から車両用ナビゲーション
装置においては、表示装置にタッチパネルを併設し、走
行中における各種設定、および情報提示等の操作性を良
くしている。このナビゲーション装置では、画面上で、
例えばコンビニエンスストア、ガソリンスタンド、ファ
ーストフード等のジャンルを項目選択すると、その選択
されたジャンルのランドマークが地図に重畳して画面表
示され、例えば現在位置周辺で使用者が所望としている
ジャンルの店がどこにあるのかを一目で知らしめるよう
にしている。
【発明が解決しようとする課題】上記従来のナビゲーシ
ョン装置において、表示されているランドマークの一つ
を選択し、例えば通過点や目的地等の地点として設定す
る場合、表示画面上の所望のランドマークの位置をタッ
チすることにより選択する。表示されているランドマー
クをタッチスイッチにより選択する方法においては、特
にランドマークが密集した状態では誤選択することがあ
る。本発明は上記課題を解決するもので、容易に最適な
選択項目を設定することができるタッチパネルを併設し
た情報表示装置、ナビゲーション装置及び記録媒体を提
供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明の情報表示装置
は、タッチパネルを併設し、表示された複数の選択項目
からタッチ操作により所定の項目を選択可能な情報表示
装置において、表示画面上に表示された複数の選択項目
の座標とタッチ位置座標から選択項目を選択する選択手
段と、前記選択手段により選択された選択項目を表示画
面中心に表示する制御手段とを備えたことを特徴とす
る。また、本発明は、タッチパネルを併設し、地図上に
表示された複数の施設マークからタッチ操作により所定
の施設マークを選択可能なナビゲーション装置におい
て、地図上に表示された複数の施設マークの座標とタッ
チ位置座標から施設マークを選択する選択手段と、前記
選択手段により選択された施設マークを表示画面中心に
表示する制御手段とを備えたことを特徴とする。また、
本発明の記憶媒体は、表示画面上に表示された複数の選
択項目の座標とタッチ位置座標から選択項目を選択し、
該選択された選択項目を表示画面中心に表示するプログ
ラムを記憶したことを特徴とする。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本実施形態の車両用ナビゲーション
装置の例を示す図である。本実施形態に係る車両用ナビ
ゲーション装置は、図1に示すように経路案内に関する
情報を入出力する入出力装置1、自車両の現在位置に関
する情報を検出する現在位置検出装置2、経路の算出に
必要なナビゲーション用データや経路案内に必要な表示
/音声の案内データとプログラム(アプリケーション及
び/又はOS)等が記録されている情報記憶装置3、経
路探索処理や経路案内に必要な表示/音声案内処理を行
うと共に、システム全体の制御を行う中央処理装置4か
ら構成されている。まず、それぞれの構成について説明
する。入出力装置1は、目的地を入力したり、運転者が
必要な時に案内情報を音声および/または画面により出
力できるように、運転者の意志によりナビゲーション処
理を中央処理装置4に指示すると共に、処理後のデータ
などをプリント出力する機能を備えている。その機能を
実現するための手段として、入力部には、目的地を電話
番号や地図上の座標などにて入力したり、経路案内をリ
クエストしたりするタッチスイッチ11や操作スイッチ
を有する。勿論、リモートコントローラ等の入力装置で
もよい。また、出力部には、入力データを画面表示した
り、運転者のリクエストに応じ自動的に経路案内を画面
で表示するディスプレイ12、中央処理装置4で処理し
たデータや情報記憶装置3に格納されたデータをプリン
ト出力するプリンタ13および経路案内を音声で出力す
るスピーカ16などを備えている。ここで、音声入力を
可能にするための音声認識装置やICカードや磁気カー
ドに記録されたデータを読み取るための記録カード読み
取り装置を付加することもできる。また、ナビゲーショ
ンに必要なデータを蓄積し、運転者の要求により通信回
線を介して情報提供する情報センターや、予め地図デー
タや目的地データなどの運転者固有のデータが記憶され
ている電子手帳などの情報源との間でデータのやりとり
を行うためのデータ通信装置を付加することもできる。
ディスプレイ12は、カラーCRTやカラー液晶表示器
により構成されており、中央処理装置4が処理する地図
データや案内データに基づく経路設定画面、区間図画
面、交差点図画面などナビゲーションに必要なすべての
画面をカラー表示出力すると共に、本画面に経路案内の
設定および経路誘導中の案内や画面の切り換え操作を行
うためのボタンが表示される。特に、通過交差点名など
の通過交差点情報は、随時、区間図画面にポップアップ
でカラー表示される。このディスプレイ12は、運転席
近傍のインストルメントパネル内に設けられており、運
転者は区間図を見ることにより自車両の現在地を確認
し、またこれからの経路についての情報を得ることがで
きる。また、ディスプレイ12には機能ボタンの表示に
対応してタッチスイッチ11が設けられており、ボタン
をタッチすることにより入力される信号に基づいて上記
の操作が実行されるように構成されている。このボタン
とタッチスイッチなどから構成される入力信号発生手段
は入力部を構成するものであるが、ここではその詳細な
説明を省略する。現在位置検出装置2は、車両の現在位
置に関する情報を検出、あるいは受信する装置であり、
地磁気センサ等で構成される絶対方位センサ24、ステ
アリングセンサ、ジャイロ等で構成される相対方位セン
サ25、車輪の回転数から走行距離を検出する距離セン
サ26、衛生航法システム(GPS)を利用したGPS
受信装置21および交通情報取得手段であるVICS受
信装置22あるいはデータ送受信装置23から構成され
ており、VICS受信装置22は道路交通情報をFM多
重、電波ビーコン、光ビーコンによって受信するもの
で、データ送受信装置23は、例えば携帯電話やパソコ
ンであり、使用者の要求により交通情報センター(例え
ばATIS)との間でナビゲーションに必要な情報のや
りとりを行うものである。情報記憶装置3は、ナビゲー
ション用のプログラム及びデータを記憶した外部記憶装
置で、例えばCD−ROMからなっている。プログラム
は、経路探索などの処理を行うためのプログラム、本実
施形態記載のフローチャートに示される処理プログラム
や経路案内に必要な表示出力制御、音声案内に必要な音
声出力制御を行うためのプログラム及びそれに必要なデ
ータ、さらには経路案内及び地図表示に必要な表示情報
データが格納されている。また、データは、地図デー
タ、探索データ、案内データ、マップマッチングデー
タ、目的地データ、登録地点データ等のファイルからな
りナビゲーション装置に必要なすべてのデータが記憶さ
れている。なお、本実施形態は、CD−ROMにはデー
タのみ格納し、プログラムは中央処理装置に格納するタ
イプのものにも適用可能である。中央処理装置4は、種
々の演算処理を実行するCPU40、情報記憶装置3の
CD−ROMからプログラムを読み込んで格納するフラ
ッシュメモリ41、フラッシュメモリ41のプログラム
チェック、更新処理を行うプログラム(プログラム読み
込み手段)を格納したROM42、設定された目的地の
地点座標、道路名コードNo.等の探索された経路案内
情報や演算処理中のデータを一時的に格納するRAM4
3、ディスプレイへの画面表示に使用する画像データが
記憶された画像メモリ44、CPU40からの表示出力
制御信号に基づいて画像メモリ44から画像データを取
り出し、画像処理を施してディスプレイに出力する画像
プロセッサ45、CPUからの音声出力制御信号に基づ
いて情報記憶装置3から読み出した音声、フレーズ、1
つにまとまった文章、音等を合成してアナログ信号に変
換してスピーカ16に出力する音声プロセッサ46、通
信による入出力データのやり取りを行う通信インタフェ
ース47および現在位置検出装置2のセンサ信号を取り
込むためのセンサ入力インタフェース48、内部ダイア
グ情報に日付や時間を記入するための時計49などを備
えている。ここで、経路案内は画面表示と音声出力で行
い、音声出力の有無は、運転者が選択できるように構成
されている。なお、前記した更新処理を行うプログラム
を外部記憶装置に格納しておいてもよい。本実施形態に
係るプログラム、その他ナビゲーションを実行するため
のプログラムは全て外部記憶媒体であるCD−ROMに
格納されてもよいし、それらプログラムの一部または全
てが本体側のROM42に格納されていてもよい。この
外部記憶媒体に記憶されたデータやプログラムが外部信
号としてナビゲーション装置本体の中央処理装置に入力
されて演算処理されることにより、種々のナビゲーショ
ン機能が実現される。本実施形態に係るナビゲーション
装置は、上記のように外部記憶装置のCD−ROMから
プログラムを読み込むための比較的大容量のフラッシュ
メモリ41、CDの立ち上げ処理を行うプログラム(プ
ログラム読み込み手段)を格納した小容量のROM42
を内蔵する。フラッシュメモリ41は、電源が切断して
も記憶情報が保持される、つまり不揮発性の記憶手段で
ある。そして、CDの立ち上げ処理として、プログラム
読み込み手段であるROM42のプログラムを起動して
フラッシュメモリ41に格納したプログラムチェックを
行い、情報記憶装置3のCD−ROMのディスク管理情
報等を読み込む。プログラムのローディング処理(更新
処理)は、この情報とフラッシュメモリ41の状態から
判断して行われる。図2は、図1に示したCD−ROM
3に格納された主要なデータファイルの構成例を示して
いる。図2(A)は経路算出手段により経路を算出し経
路案内を行うために必要なデータが格納された案内道路
データファイルを示し、道路数nのそれぞれに対して、
道路番号、長さ、道路属性データ、形状データのアドレ
ス、サイズおよび案内データのアドレス、サイズの各デ
ータからなってる。前記道路番号は、分岐点間の道路毎
に方向(往路、復路)別に設定されている。前記形状デ
ータは、図2(B)に示すように、各道路を複数のノー
ド(節)で分割したとき、ノード数mのそれぞれに対し
て東経、北緯からなる座標データを有している。前記案
内データは、図2(C)に示すように、交差点(または
分岐点)名称、注意点データ、道路名称データ、道路名
称データのアドレス、サイズおよび行き先データのアド
レス、サイズの各データからなる。前記行き先データ
は、図2(D)に示すように行き先道路番号、行き先名
称、行き先名称音声データのアドレス、サイズおよび行
き先方向データ、走行案内データからなる。前記行き先
名称は、方面名称も含んでいる。また、行き先方向デー
タは、無効(行き先方向データを使用しない)、不要
(案内をしない)、直進、右方向、斜め右方向、右に戻
る方向、左方向、斜め左方向、左に戻る方向の情報を示
すデータである。図3は、図1に示したCD−ROM3
に格納された交差点データ、ランドマークデータのデー
タ構造を示している。図3(a)に示すように、交差点
データは、交差点数nのそれぞれに対して、交差点番
号、交差点座標(東経、北緯)、交差点に接続している
道路情報、交差点に面した、或いは交差点近傍の施設を
表すランドマークの表示地図上のアドレス、サイズから
なっている。図3(b)に示すように、ランドマークデ
ータは、ランドマーク数mのそれぞれに対してランドマ
ーク座標(ランドマークで表される施設の東経、北
緯)、マークパターン番号、ランドマークで表される施
設が面している道路、ランドマーク名称からなってい
る。図3(c)に示すように、ランドマーク描画データ
は、ランドマークパターンNo.0,1,2……に対応
してマーク描画データからなっている。次に、本実施形
態のナビゲーション処理について説明する。図4は本実
施形態に係るナビゲーション装置のシステム全体の流れ
を説明するための図である。中央処理装置4のCPU4
0に情報記憶装置3からプログラムが読み込まれて経路
案内のプログラムが起動される。地名や施設名称等の目
標名、電話番号や住所、登録地点、道路名等を用いて目
的地を設定し(ステップS1)、次に、現在位置検出装
置2により現在位置を検出して現在位置を中心としてそ
の周辺地図を表示すると共に、現在位置の名称等を表示
し(ステップS2)、現在位置から目的地までの経路探
索を行う(ステップS3)。経路が決まると、現在位置
検出装置2による現在位置追跡を行いながら、目的地に
到着するまで経路案内・表示を繰り返し行う(ステップ
S4)。目的地に到着する前に寄り道設定の入力があっ
た場合には、探索エリアを設定してその探索エリアでの
再探索を行い、同様に目的地に到着するまで経路案内を
繰り返し行う。次に、本実施形態のタッチパネルにおけ
る項目選択方法を説明する。図5はタッチパネルを併設
した表示装置において、現在地を中心にした道路地図表
示画面を示している。画面には方位指示マーク、縮尺単
位距離が表示されるとともに、いくつかのタッチスイッ
チが表示されている。周辺検索タッチスイッチは、現在
地周辺にある施設を検索するためのスイッチ、詳細タッ
チスイッチは、詳細な地図表示を行うためのスイッチ、
全ルートタッチスイッチは、目的地までの新たな経路を
再探索させるためのスイッチ、再探索タッチスイッチ
は、周辺検索により再探索する場合のスイッチ、広域タ
ッチスイッチは広域地図を表示させるためのスイッチ、
戻るタッチスイッチは、表示をルート案内初期画面に戻
すためのスイッチである。ここで、周辺検索スイッチを
操作すると、画面下方にはコンビニエンスストア、駐車
場、ガソリンスタンド、ファミリーレストラン、銀行、
その他のように施設選択スイッチが表示される。例え
ば、コンビニエンスストアを選択すると、図6に示すよ
うに、現在地周辺にあるコンビニエンスストアのランド
マークがその位置に表示される。このランドマークの表
示方法は、例えば、現在位置を中心として、現在表示さ
れている地図画面より大きな所定領域内にあるランドマ
ークを図3に示すデータを探索して取得する。そして取
得された各ランドマークの座標を中心としてランドマー
ク描画データを基に地図に重畳してマークを描画する。
ここでランドマークFを操作すると、図7に示すように
ランドマークFで表される施設がFマートであることが
表示されるととも、マークFを画面中心とした道路地図
表示画面となり、ここで、通過点または目的地設定スイ
ッチを操作すると、ランドマークFの施設が通過点また
は目的地として設定される。ランドマークFに重なって
表示されている十字マークはカーソルであり、このカー
ソルの中心が地点設定できる位置であることを示す。ま
た、登録のスイッチを操作すると、ランドマークFで表
される施設が地点登録される。なお、図6の画面におい
て、再度周辺検索スイッチを操作すると、図5の下段側
の施設選択スイッチが表示された画面となる。また、画
面を元に戻したい場合は、図示は省略されているが、解
除スイッチを操作すればよい。また、上記説明では、選
択したランドマークFを画面中心に表示するようにした
が、必ずしも画面中心に表示するようにしなくてもよ
く、また、図7において、ランドマークFの施設の営業
時間、営業内容、電話番号等を表示するようにしてもよ
い。次に、図8〜図10により、ランドマークが密集表
示されている場合のタッチスイッチによる選択について
説明する。図8は、図5の施設選択項目が表示された状
態で、所定の項目選択スイッチを操作した場合の表示画
面である。この画面の右上部分には、ランドマークY、
K、M、Pが密集して表示されており、いまここでラン
ドマークKを操作しようとして指を触れたところ、誤っ
てランドマークYが選択されてしまったとすると、ラン
ドマークYを中心にした画面になり、ランドマークYが
選択されたことを示すカーソルがランドマークYに重ね
て表示される。この状態で、図9に示すように、再度ス
イッチ操作をし直すと、前回選択されたランドマークY
を選択する確率が低くなり、ランドマークKが選択され
て、カーソルがランドマークKに重ねて表示される。誤
タッチ時に前回選択されたランドマーク7の選択確率を
低くする処理について以下に詳述する。図10はランド
マーク座標(ランドマークで表される施設の東経、北
緯)と、タッチパネルの反応点を説明する図である。図
10において、小さい黒点はタッチパネルの反応点を示
し、斜線を付した○印はランドマーク座標位置Y、K、
M、Pを示し、●はタッチ反応点Oを示している。図の
ように指で操作したとき、反応点Oが検出されると、表
示されているランドマークの座標位置との座標差(距
離)が算出される。なお、座標差を算出する対象となる
ランドマークは、例えば、O点を中心とする所定矩形領
域内のものとする。初回の選択時にはO点にもっとも近
いYが選択され、この後、再度前回タッチされたO点付
近がタッチされた場合、例えば、前回タッチされたO点
を中心とする矩形領域を格納しておき、その領域内でタ
ッチがあった場合、今回の反応点と前回選択されたY点
までの距離は所定係数をかけたり、加えたりして変える
ことにより選択されにくくする。その結果、目的とする
K点が選択される。なお、図ではタッチパネル反応点を
指の大きさに対して細かく設けており、誤操作の確率は
少ないが、タッチパネル反応点の目が粗い場合には誤操
作の確率が高くなるので、このような場合には特に有効
となる。次に、図11、図12を参照して本実施形態に
おける周辺検索処理フローを説明する。図11におい
て、図5に示すような画面に表示された周辺検索キーを
操作すると、画面には施設選択項目が表示され、この選
択項目から所定のジャンルのものを選択すると(ステッ
プ11、12)、選択されたジャンルに該当するランド
マークが検索されて地図上に表示される(ステップ1
3、14)。タッチスイッチが操作されたことが検出さ
れると、タッチ位置(反応点)座標(Xo ,Yo )が取
得され、タッチ位置座標を中心とする矩形領域(Xo ±
a,Yo ±b)を設定する(ステップ15〜17)。こ
こでランドマーク座標を緯度、経度座標系で格納してい
る場合、タッチ位置座標を地図における緯度、経度座標
系に変換しておくようにする。次いで、矩形領域内のラ
ンドマークを取得し、矩形領域内にランドマークがある
場合は、取得された各ランドマーク座標とタッチ位置座
標との座標差(Xn ,Yn )を算出し、座標差が最小と
なるランドマークを選択し、選択されたランドマークを
画面中心に表示するとともに、選択されたランドマーク
の名称を画面に表示する(ステップ18〜23)。ステ
ップ19において、矩形領域内にランドマークがなかっ
た場合には、タッチ位置を画面中心に表示して処理を終
了する。図12において、選択されたランドマークを画
面中心に表示し、選択されたランドマークの名称を画面
に表示したとき、他のキー入力がなければ、タッチ検出
待ちとなり、他のキー入力があった場合には、そのキー
操作に対する処理が実行されて処理は終了する(ステッ
プ25〜27)。タッチ検出があると、タッチ位置座標
(Xo ′,Yo ′)が取得され、前回タッチから所定時
間経過したか否か判断し、所定時間内であれば前回のタ
ッチ位置座標と今回のタッチ位置座標との座標差を算出
し、座標差が所定範囲内であれば、取得された各ランド
マーク座標とタッチ位置座標との座標差(Xn ,Yn
を算出し、前回までに取得されたランドマークについて
ランドマーク座標とタッチ位置座標との座標差に所定値
をかける(ステップ28〜33)。こうして、座標差が
最小となるランドマークを選択し(ステップ34)、選
択されたランドマークを画面中心に表示し(ステップ3
5)、選択されたランドマークの名称を表示して(ステ
ップ36)、他のキー入力待ちとなり、他のキー入力
が、例えば目的地設定であれば、選択されたランドマー
クの施設が目的地に設定される。なお、ステップ29で
前回タッチから所定時間経過している場合は別のスイッ
チ操作として再度ランドマークの取得、選択、表示処理
に移行し、また、ステップ31で前回のタッチ位置座標
と今回のタッチ位置座標との座標差が所定範囲内になけ
れば、同様に別のスイッチ操作として再度ランドマーク
の取得、選択、表示処理に移行する。図11、図12に
おけるフローにおいて、ステップ29、またはステップ
30、ステップ31の処理が本実施形態における誤タッ
チのために選択し直したか否かの判断処理である。そし
てステップ33の処理が本実施形態における誤タッチに
よる選択し直し後前回までに選択されたランドマークの
選択確率を下げる処理である。また、ステップ33の処
理においては選択し直しの場合、今回のタッチ位置と前
回までに選択されたランドマークの座標との座標差に所
定値をかけて距離を変えるようにしたが、所定値を加え
て選択確率を下げるようにしてもよい。図13は選択し
たランドマークを画面中心に表示するとともに、詳細情
報を表示するようにした例を示す図である。図13にお
いて、密集して表示されたランドマークの1つであるY
にタッチすると、ランドマークYが画面中心に表示され
るとともに、ランドマークにカーソルが重ね表示され、
同時に選択されたランドマークの施設の名称と、営業時
間、電話番号、駐車場ありの表示がなされる。この場合
も、目的とするマーク以外のマークをタッチした場合に
は、所定時間内に押しなおせば反応点に次に近いマーク
が順次選択される。図14は規制マークが密集表示され
ている場合の選択例を示す図である。図14の画面は、
図5においてその他の中の規制を選択した場合の画面で
あり、工事マークと車線規制マークとが一部重ねて表示
されている。車線規制マークを選択すると、車線規制マ
ークが画面中心に表示されるとともに、車線規制マーク
上にカーソルが重ね表示され、同時に車線規制情報とし
て、車線規制の日時、規制内容が表示される。上記実施
形態においては、タッチパネルを表示画面に併設したナ
ビゲーション装置において、地図に重畳して各種情報が
表示され、その表示された情報を選択項目としたが、こ
れに特に限定されるものではなく、タッチパネルを併設
した表示装置に各種情報を表示し、その表示された情報
をタッチ選択項目とするもの全てに適用できる。但し、
車両用表示装置のように表示画面が小さい場合に好適で
ある。図15は周辺検索における項目選択の他の例を示
す図である。この例においては、次候補キーを用意して
おき、密集表示されたランドマークを選択したときに、
目的とするマークが選択されなかった場合には、再度ラ
ンドマークスイッチを押さずに、次候補スイッチを操作
すると、順次、座標差の小さい順に他のランドマークが
選択されて目的とするランドマークを設定するものであ
る。具体的には、タッチ反応点座標を取得後(図10に
おけるO点)、反応点を中心として所定領域を設定し、
その所定領域に含まれるランドマークを取得し、複数あ
る場合には、予め取得された各ランドマーク座標とタッ
チ反応点座標との座標差を算出し、座標差の小さい順に
テーブルとして格納しておけばよい。上記の例において
は、次候補スイッチを操作することにより、順次格納さ
れたランドマークを選択するようにしたが、初回タッチ
時に設定された所定領域内が再度タッチさた場合には、
上記テーブルを参照して次候補を順次選択するようにし
てもよい。
【発明の効果】本発明は、表示画面上に表示された複数
の選択項目の座標とタッチ位置座標から選択項目を選択
し、該選択された選択項目を表示画面中心に表示するこ
とにより、容易に最適な選択項目を設定することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車両用ナビゲーション装置の実施形態の例を
示す図である。
【図2】 道路データファイルを示す図である。
【図3】 交差点データ構造を示す図である。
【図4】 本実施形態のナビゲーション装置のシステム
全体の流れを説明するための図である。
【図5】 現在地中心ルート案内地図から周辺検索画面
への遷移を示す図である。
【図6】 周辺検索画面の遷移図である。
【図7】 選択したランドマークを中心にした表示画面
を示す図である。
【図8】 ランドマークが密集表示されている場合のラ
ンドマークの選択画面を示す図である。
【図9】 ランドマークが密集表示されている場合のラ
ンドマークの選択画面を示す図である。
【図10】 ランドマークが密集表示されている場合の
ランドマークの選択を説明するためのタッチパネル反応
点を説明する図である。
【図11】 周辺検索処理フローを示す図である。
【図12】 周辺検索処理フローを示す図である。
【図13】 ランドマークが密集表示されている場合の
ランドマークの選択画面を示す図である。
【図14】 ランドマークが密集表示されている場合の
ランドマークの選択画面を示す図である。
【図15】 ランドマークが密集表示されている場合の
ランドマークの選択画面を示す図である。
【符号の説明】
1…入出力装置、2…現在位置検出装置、3…情報記憶
装置、4…中央処理装置、11…タッチスイッチ、12
…ディスプレイ、13…プリンタ、16…スピーカ、2
1…GPS受信装置、22…ビーコン受信装置、23…
データ送受信装置、40…CPU、41…フラッシュメ
モリ、42…ROM、43…RAM、44…画像メモ
リ、45…画像プロセッサ、46…音声プロセッサ、4
7…通信インタフェイス、48…センサ入力インタフェ
イス、49…時計。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/033 360 G06F 3/033 360C G08G 1/0969 G08G 1/0969 G09B 29/00 G09B 29/00 A 29/10 29/10 A (72)発明者 柳久保 武志 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 Fターム(参考) 2C032 HB03 HB06 HB08 HB22 HB23 HB24 HB25 HC14 HC15 HC16 HC22 HC27 HC31 HD03 HD21 HD30 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC09 AC14 AC18 AC19 AD01 5B087 AA09 AB04 CC26 DE03 DE07 5E501 AA23 BA05 CB05 EA13 FA14 FA23 FA43 FB22 FB43 5H180 AA01 BB13 FF04 FF05 FF12 FF13 FF22 FF25 FF27 FF33 FF35 FF38 FF39

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッチパネルを併設し、表示された複数
    の選択項目からタッチ操作により所定の項目を選択可能
    な情報表示装置において、表示画面上に表示された複数
    の選択項目の座標とタッチ位置座標から選択項目を選択
    する選択手段と、前記選択手段により選択された選択項
    目を表示画面中心に表示する制御手段と、を備えたこと
    を特徴とするタッチパネルを併設した情報表示装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段により選択された選択項目
    の情報を表示することを特徴とする請求項1記載のタッ
    チパネルを併設した情報表示装置。
  3. 【請求項3】 前記選択項目の情報は、選択された選択
    項目の名称であることを特徴とする請求項2記載のタッ
    チパネルを併設した情報表示装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、選択された選択項目を
    表示画面中心に表示すると共に、該選択された選択項目
    の位置にカーソルマークを表示することを特徴とする請
    求項1記載のタッチパネルを併設した情報表示装置。
  5. 【請求項5】 前記選択手段により選択された選択項目
    を目的地として設定可能であることを特徴とする請求項
    1記載のタッチパネルを併設した情報表示装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、タッチ位置座標を中心
    とする所定領域内に選択項目がないとき、タッチ位置を
    表示画面中心に表示することを特徴とする請求項1記載
    のタッチパネルを併設した情報表示装置。
  7. 【請求項7】 タッチパネルを併設し、地図上に表示さ
    れた複数の施設マークからタッチ操作により所定の施設
    マークを選択可能なナビゲーション装置において、地図
    上に表示された複数の施設マークの座標とタッチ位置座
    標から施設マークを選択する選択手段と、前記選択手段
    により選択された施設マークを表示画面中心に表示する
    制御手段とを備えたことを特徴とするタッチパネルを併
    設したナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 前記選択手段は、タッチ位置座標から所
    定範囲内にある施設マークについて、タッチ位置座標と
    の座標差が最も小さい施設マークを選択することを特徴
    とする請求項7記載のナビゲーション装置。
  9. 【請求項9】 表示画面上に表示された複数の選択項目
    の座標とタッチ位置座標から選択項目を選択し、該選択
    された選択項目を表示画面中心に表示するプログラムを
    記憶した記録媒体。
JP2002245084A 1996-07-31 2002-08-26 タッチパネルを併設した情報表示装置、ナビゲーション装置及び記録媒体 Pending JP2003157135A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002245084A JP2003157135A (ja) 1996-07-31 2002-08-26 タッチパネルを併設した情報表示装置、ナビゲーション装置及び記録媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-201982 1996-07-31
JP20198296 1996-07-31
JP2002245084A JP2003157135A (ja) 1996-07-31 2002-08-26 タッチパネルを併設した情報表示装置、ナビゲーション装置及び記録媒体

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000266646A Division JP2001141504A (ja) 1996-07-31 2000-09-04 情報表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003157135A true JP2003157135A (ja) 2003-05-30

Family

ID=26513118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002245084A Pending JP2003157135A (ja) 1996-07-31 2002-08-26 タッチパネルを併設した情報表示装置、ナビゲーション装置及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003157135A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005121706A1 (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 地図表示装置及び地図表示方法
JP2006266757A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Denso Corp ナビゲーション装置
JP2006284342A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Clarion Co Ltd ナビゲーション装置及びその方法並びにプログラム
JP2007012481A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 High Frequency Heattreat Co Ltd 報知制御装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、誘導加熱装置
JP2007265059A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Hitachi Ltd データ表示方法
JP2009115584A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Honda Motor Co Ltd ナビゲーション装置
JP2009128123A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Honda Motor Co Ltd ナビゲーション装置
US8442757B2 (en) 2008-04-17 2013-05-14 Sanyo Electric Co., Ltd. Navigation device
JP5713180B2 (ja) * 2008-10-24 2015-05-07 日本電気株式会社 検知領域がディスプレイの表示領域よりも小さくても同等時のように動作するタッチパネル装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005121706A1 (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 地図表示装置及び地図表示方法
US7412326B2 (en) 2004-06-11 2008-08-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Map display device and map display method
JP2006266757A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Denso Corp ナビゲーション装置
JP4508912B2 (ja) * 2005-03-22 2010-07-21 株式会社デンソー ナビゲーション装置
JP2006284342A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Clarion Co Ltd ナビゲーション装置及びその方法並びにプログラム
JP2007012481A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 High Frequency Heattreat Co Ltd 報知制御装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、誘導加熱装置
JP2007265059A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Hitachi Ltd データ表示方法
JP2009115584A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Honda Motor Co Ltd ナビゲーション装置
JP2009128123A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Honda Motor Co Ltd ナビゲーション装置
US8442757B2 (en) 2008-04-17 2013-05-14 Sanyo Electric Co., Ltd. Navigation device
JP5713180B2 (ja) * 2008-10-24 2015-05-07 日本電気株式会社 検知領域がディスプレイの表示領域よりも小さくても同等時のように動作するタッチパネル装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3171145B2 (ja) タッチパネルを併設した情報表示装置及び記憶媒体
KR100260760B1 (ko) 터치패널을 병설한 정보표시장치
JP3475123B2 (ja) ナビゲーション装置および記憶媒体
JP3944671B2 (ja) ナビゲーション装置
JPH07270171A (ja) 地図上の位置検索装置
JP3797405B2 (ja) 車両用ナビゲーション装置及び記憶媒体
JP3267202B2 (ja) 車両用ナビゲーション装置
JP2993826B2 (ja) ナビゲーション装置
JP4534209B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2003157135A (ja) タッチパネルを併設した情報表示装置、ナビゲーション装置及び記録媒体
JPH10332404A (ja) ナビゲーション装置
JP3186655B2 (ja) 車両用ナビゲーション装置及び記憶媒体
EP0827124A2 (en) Vehicle navigation system with city name selection accelerator and medium for storage of programs thereof
JP2003114747A (ja) タッチパネルを併設した情報表示装置及び記録媒体
JPH07271824A (ja) ナビゲーション装置におけるメニュー表示方法
JP2000337899A (ja) ナビゲーション装置および記憶媒体
JP2007226149A (ja) 地図表示装置及びプログラム
JP2001141504A (ja) 情報表示装置
JP3760958B2 (ja) ナビゲーション装置
JP3755583B2 (ja) ナビゲーション装置
JPH0894378A (ja) ナビゲーション装置
JP3339460B2 (ja) ナビゲーション装置
JP3580272B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2004184168A (ja) ナビゲーション装置
JP2000171265A (ja) 情報表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060426