JPH0545008Y2 - - Google Patents

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JPH0545008Y2
JPH0545008Y2 JP4792187U JP4792187U JPH0545008Y2 JP H0545008 Y2 JPH0545008 Y2 JP H0545008Y2 JP 4792187 U JP4792187 U JP 4792187U JP 4792187 U JP4792187 U JP 4792187U JP H0545008 Y2 JPH0545008 Y2 JP H0545008Y2
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JP
Japan
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magnet
rib
winding frame
protective ring
winding
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JP4792187U
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JPS63155247U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機等に用いられる偏
向ヨークに関するものである。
従来の技術 第3図及び第4図は従来の偏向ヨークを示す図
である。第3図及び第4図において、1は巻線が
施されるラツパ状の巻線枠である。1a及び1b
は巻線枠1の前端部に設けられた環状のリブで、
リブ1a,1b間には空間1cが形成されてい
る。2は空間1cの開口部を覆う様にリブ1a,
1bの周縁部に取り付けられている環状の保護リ
ングで、保護リング2はリブ1aの周縁部と係合
する係合爪2aを有するとともに電子銃から発射
された電子線の軌道を修正する直方体の磁石3を
収納する磁石収納部2bが相対向する位置に2つ
設けられている。2cは保護リング2の係合爪2
aが設けられている側の端部とは逆の側の端部に
全周に渡つて設けられているリブで、リブ2cは
係合爪2aとともにリブ1a,1bの周縁部に係
合し、保護リング2を巻線枠1の前端部に保持す
る。4は空間1cに収容された巻線、5は磁石3
が磁石収納部2bから脱落しないように固定する
接着剤である。
以上の様に構成された従来の偏向ヨークの組立
方について説明する。
磁石3を磁石収納部2bに挿入し接着剤で磁石
3を固定し、次にリブ2cをリブ1bの下部に当
て係合爪2bをリブ1aの上部に係合させる事に
よつて保護リング2を巻線枠1に取り付ける。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら前記従来の構成では、保護リング
2をポリプロピレンで構成した場合、接着剤5は
ポリプロピレンに付きにくく、しかも接着剤5の
使用量や接着位置の違い等によつて磁石3と磁石
収納部2bとの接着強度が著しく低下したり、又
巻線4に電流が流れる事によつて巻線4が発熱し
その熱が接着剤5に伝わりその熱で接着剤5が劣
化して接着剤5の接着力が低下する事があつたの
で磁石3が磁石収納部2bから脱落してしまう事
があつた。
本考案は前記従来の問題点を解決するもので、
部品を増さずかつ接着剤を使用せずに磁石を磁石
収納部に確実に固定できる偏向ヨークを提供する
ことを目的としている。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本考案の偏向ヨーク
は、巻線枠と保護リングが係合されたときに前記
磁石収納部の開口部を覆う様な突出板を巻線枠の
リブに一体に設けるという構成を有している。
作 用 この構成によつて磁石を保護リングに接着剤を
使用しなくても取り付ける事ができる。
実施例 第1図及び第2図は本考案の一実施例における
偏向ヨークを示す図である。第1図及び第2図に
おいて3は磁石、4は巻線でこれらは従来の構成
と同じである。6は巻線が施されるラツパ状の巻
線枠である。6a及び6bは巻線枠6の前端部に
設けられた環状のリブで、リブ6a,6b間には
空間6cが形成されている。又リブ6aにはリブ
6bよりも外側に突出している突出部6dが設け
られている。7は空間6cの開口部を覆う様にリ
ブ1a,1bの周縁部に取り付けられている環状
の保護リングで、保護リング7はリブ6aの周縁
部と係合する係合爪7a、磁石3が収納される磁
石収納部7b、保護リング7の係合爪7aが設け
られている側の端部とは逆の側の端部に保護リン
グ7の全周に渡つて設けられているリブ7cを有
している。リブ7cは係合爪7aとともにリブ6
a,6bの周縁部に係合し、保護リング7を巻線
枠6の前端部に保持する。又磁石収納部7bの中
にはリブ7dが設けられていてリブ7dと側板7
eの間に磁石3がはめこまれる。
以上の様に構成された本考案の一実施例におけ
る偏向ヨークについて以下その組立方について説
明する。
まず磁石3をリブ7dと側板7eの間に保持
し、突出部6dが磁石収納部7bの所に来る様に
保護リング7を巻線枠6の前端部に持つてくる。
次にリブ7cをリブ6bの下部に当て係合爪7a
をリブ6aの周縁部に係合させて巻線枠6に保護
リング7を取り付ける。このように構成すると突
出部6dが磁石収納部7bの開口部を覆う蓋とな
り、突出部6d及び磁石収納部7bによつて磁石
3が保持され磁石3が磁石収納部7bから脱落す
るのを防止できる。
以上の様に本実施例によれば、磁石収納部7b
にリブ7dを設けることにより側板7eとの間に
磁石を保持させ、突出部6dが磁石収納部7bの
所に来る様に保護リング7を巻線枠6の前端部に
持つてきて、保護リング7を巻線枠6に取り付け
る事により、突出部6dが磁石収納部7bの開口
部を覆う蓋となり、突出部6d及び磁石収納部7
bによつて磁石3が保持され磁石3が磁石収納部
7bから脱落するのを防止できる。
考案の効果 本考案は巻線枠と保護リングを係合させたとき
に磁石収納部の開口部を覆うような突出板をリブ
に一体に設けた事により、磁石を保護リングに接
着剤を使用しなくても取り付けられ、巻線枠と保
護リングによつて磁石が保持され磁石が磁石収納
部から脱落するのを防止する事ができ巻線に発生
した熱によつて磁石が保護リングから取れるのを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における偏向ヨーク
の巻線枠を示す斜視図、第2図は本考案の一実施
例における偏向ヨークの拡大断面図、第3図は従
来の偏向ヨークの巻線枠を示す斜視図、第4図は
従来の偏向ヨークの拡大断面図である。 3……磁石、6……巻線枠、6a……リブ、6
b……リブ、6c……空間、6d……突出部、7
……保護リング、7a……係合爪、7b……磁石
収納部、7c……リブ、7d……リブ、7e……
側板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻線が施され前端部にリブを設けた巻線枠と、
    電子線の軌道を修正する磁石が収納される磁石収
    納部を有し前記巻線枠の前端部に係合可能な保護
    リングを備え、前記巻線枠と保護リングが係合さ
    れたときに前記磁石収納部の開口部を覆うような
    突出板を前記リブに一体に設けた事を特徴とする
    偏向ヨーク。
JP4792187U 1987-03-31 1987-03-31 Expired - Lifetime JPH0545008Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4792187U JPH0545008Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JP4792187U JPH0545008Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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Publication Number Publication Date
JPS63155247U JPS63155247U (ja) 1988-10-12
JPH0545008Y2 true JPH0545008Y2 (ja) 1993-11-16

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JPS63155247U (ja) 1988-10-12

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