JPH0545007Y2 - - Google Patents

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JPH0545007Y2
JPH0545007Y2 JP1985189997U JP18999785U JPH0545007Y2 JP H0545007 Y2 JPH0545007 Y2 JP H0545007Y2 JP 1985189997 U JP1985189997 U JP 1985189997U JP 18999785 U JP18999785 U JP 18999785U JP H0545007 Y2 JPH0545007 Y2 JP H0545007Y2
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JP
Japan
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piece
deflection yoke
claw pieces
coil bobbin
plate piece
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JP1985189997U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はテレビジヨン受像機等の陰極線管上に
装着される偏向ヨーク装置に関する。
〈従来の技術〉 一般に、テレビジヨン受像機等の陰極線管上に
装着される偏向ヨーク装置においては、偏向コイ
ルと外部回路との接続をなすための端子等の外部
回路接続手段を有する端子板、プリント基板等の
板片を偏向ヨークを構成するコイルボビンに固定
してなるものが知られており、この場合、板片を
コイルボビンに対して確実・強固に固定すること
が、完全な接続関係を得る上で強く望まれるもの
である。
従来の偏向ヨーク装置においては、第4図に示
すように、偏向ヨーク20を構成するコイルボビ
ン21の後部拡大部21aの上部および下部外面
にそれぞれ2組の鉤状爪片22,23を互いに対
向させて立設し、端子板或はプリント基板からな
る板片24を鉤状爪片22,23を介してコイル
ボビン21の後部拡大部21aの上部若しくは下
部外面に固定してなるものであつた。そして、こ
の場合、板片24には、第5図に示すように、鉤
状爪片22,23に係合する孔25が鉤状爪片2
2,23に対応して設けられるものであつた。
尚、第4図中、26はコア、27はコイルボビン
21を介してコア26の内面に装着されたくら型
の水平偏向コイル、28はコア26にトロイダル
に巻回された垂直偏向コイル、29は締付手段、
30は偏向ヨーク20が装着される陰極線管をそ
れぞれ示すものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような従来の構成において
は、板片24の固定を2組の鉤状爪方22,23
を用いて行なうもので、第4図中、矢印K方向の
力に対して、鉤状爪片23に形状的にストツパー
が存在せず、このため、係合(固定)状態が非常
に弱くなり、板片24が鉤状爪片22,23から
外れる虞れがあつたり、或は、板片24が外れた
り動いたりした際に板片24に接続されたリード
線、引出し線(図示せず)等が断線する虞れがあ
る、という問題点があつた。また、例えば、板片
24に補助磁界発生用のコイル手段に付随するボ
リウム(図示せず)を設けた場合、ボリウムを調
整する際に加わる外部からの力に対して板片24
のコイルボビン21に対する保持・固定が維持で
きない虞れがあり、適用性、応用性に欠ける、と
いう問題点もあつた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案の偏向ヨーク装置は上記問題点を解決す
るため、偏向ヨークを構成するコイルボビンの後
部拡大部外面に係合手段を介して外部回路接続手
段を有する板片を固定してなる偏向ヨーク装置に
おいて、コイルボビンに設けた係合手段を2組の
爪片で構成し、爪片の一方の組の形状を他方の組
の爪片と向い合う鉤状とし、他方の組の形状を一
方の組の爪片と向い合う方向に突出した内片とこ
の内片と反対方向に突出した外片とから構成し、
上記の板片には2組の孔を設け、この2組の孔と
2組の爪片を係合することにより板片をコイルボ
ビンに固定してなるものである。
〈実施例〉 以下、本考案偏向ヨーク装置の一実施例を図面
を用いて詳細に説明する。ここで、従来と同一部
分については同一番号を付し、その説明を省略す
る。本考案の偏向ヨク装置においては、第1図、
第2図に示すように、偏向ヨーク20を構成する
コイルボビン21に後部拡大部21aの上部およ
び下部外面にそれぞれ係合手段10として2組4
個の爪方11,12を設け、爪方11,12のう
ち、一方の組(前部拡大部21b側)の爪片11
の形状を鉤状とし、他方の組(締付手段29側)
の爪片12の形状を断面略T字状に形成してなる
もので、上部外面に設けた爪片11,12を介し
て板片24をコイルボビン21の後部拡大部21
aの上部外面に固定するものである。
斯かる構成の偏向ヨーク装置において、端子板
或はプリント基板からなる板片24を、第3図A
に示すように、板片24に設けた孔25のうち下
部(外側)に位置する孔25aを断面略T字状の
爪片12の外片12aに係止した状態で爪片12
のの係止点12Kを支点として矢印R方向に移動
し、第3図Bに示すように、板片24に設けた孔
25のうち上部(内側)に位置する孔25bを鉤
状の爪片11の先端と位置的に一致させて係合可
能な状態とする。然る後、矢印S方向に更に力を
加えて板片24を移動し、第3図Cに示すよう
に、爪片11を孔25bに、爪片12を孔25a
に係合して(ここで、爪片12を軸方向に若干移
動させて)、板片24の係合手段10(コイルボ
ビン21の後部拡大部21a)に対する固定を行
なうものである。この際、板片24は、爪片11
の鉤部および爪片12の外片12a、内片12b
によりその上面が係止されるもので(特に爪片1
2の外片12a、内片12bがストツパーの役割
をして)、矢印T1,T2およびT3方向の力に対し
て外れたり移動したりすることなく、完全な固定
がなされるものである。
尚、本考案偏向ヨーク装置の一実施0において
は、コイルボビンの後部拡大部の上部外面にのみ
板片を設けるものについて述べたが、板片を下部
外面にのみ設けても、或は、必要に応じて上部、
下部外面双方に設けても良いものでる。また、偏
向ヨークを構成するコイルの巻回形状は実施例に
限定されるものではなく、適宜に変形、変更がで
きるものである。
〈考案の効果〉 本考案の偏向ヨーク装置は以上詳細に述べたと
おりであり、以下に示す効果を生じるものであ
る。つまり、本考案の偏向ヨーク装置によれば、
端子板、プリント基板等からなる板片のコイルボ
ビンの後部拡大部外面に対する固定が2組の爪片
により確実・強固になされるもので、板片が係合
手段から外れたり動いたりする虞れはなく、板片
に接続されるリード線、引出し線の断線が生じる
ことはないものである。また、板片に補助磁界発
生用のコイル手段に付随するボリウムを設けた場
合に、ボリウムを調整する際に加わる外部からの
力に対して板片の固定が維持できるもので、外部
要因で外れることのない係合手段を得ることがで
き、適用性、応用性が増すものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における偏向ヨーク
装置の側面図、第2図は同じく要部斜視図、第3
図は同じく板片の係合手段に対する係合状態を示
す説明図、第4図は従来の偏向ヨーク装置の一部
断面側面図、第5図は偏向ヨーク装置に用いられ
る一般的な板片の斜視図である。 10……係合手段、11……鉤状爪片、12…
…断面略T字状爪片、20……偏向ヨーク、21
……コイルボビン、21a……後部拡大部、24
……板片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 偏向ヨークを構成するコイルボビンの後部拡大
    部外面に係合手段を介して外部回路接続手段を有
    する板片を固定してなる偏向ヨーク装置におい
    て、前記コイルボビンに設けた係合手段を2組の
    爪片で構成し、該爪片の一方の組の形状を他方の
    組の爪片と向い合う鉤状とし、他方の組の形状を
    一方の組の爪片と向い合う方向に突出した内片と
    該内片と反対方向に突出した外片とから構成し、
    前記板片には2組の孔を設け、該2組の孔と前記
    2組の爪片を係合することにより前記板片を前記
    コイルボビンに固定したことを特徴とする偏向ヨ
    ーク装置。
JP1985189997U 1985-12-10 1985-12-10 Expired - Lifetime JPH0545007Y2 (ja)

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JPS6298146U JPS6298146U (ja) 1987-06-23
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JPS5831302Y2 (ja) * 1977-12-27 1983-07-11 株式会社東芝 偏向ヨ−クの端子板固定装置

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JPS6298146U (ja) 1987-06-23

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