JPH0544759A - 回転式シヨツクアブソーバ - Google Patents
回転式シヨツクアブソーバInfo
- Publication number
- JPH0544759A JPH0544759A JP22369591A JP22369591A JPH0544759A JP H0544759 A JPH0544759 A JP H0544759A JP 22369591 A JP22369591 A JP 22369591A JP 22369591 A JP22369591 A JP 22369591A JP H0544759 A JPH0544759 A JP H0544759A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- housing
- damping force
- rotary shaft
- turning shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、回転式ショックアブソーバにおい
て、コンパクトな形態で大きな減衰力を発生させ、応答
性を迅速とし、減衰力調節機構を用いることなく相対回
転角度及び速度に感応し、これに応じた減衰力の制御と
正逆回転方向で減衰力差の発生を可能としたことであ
る。 【構成】円筒状のハウジング１内に、回転軸２を回転可
能に軸承し、この回転軸２と同心円の円筒状でありハウ
ジング１と回転軸２との間で軸方向並びに径方向に隙間
を５、６を形成して前記回転軸と一体回転するロータ３
を設け、前記隙間５、６に粘性油を充填した構成、及び
前記ロータ３と軸方向に並列して回転軸２にワンウエイ
クラッチ８を介してロータ３ａを軸承した構成を特徴と
する。
て、コンパクトな形態で大きな減衰力を発生させ、応答
性を迅速とし、減衰力調節機構を用いることなく相対回
転角度及び速度に感応し、これに応じた減衰力の制御と
正逆回転方向で減衰力差の発生を可能としたことであ
る。 【構成】円筒状のハウジング１内に、回転軸２を回転可
能に軸承し、この回転軸２と同心円の円筒状でありハウ
ジング１と回転軸２との間で軸方向並びに径方向に隙間
を５、６を形成して前記回転軸と一体回転するロータ３
を設け、前記隙間５、６に粘性油を充填した構成、及び
前記ロータ３と軸方向に並列して回転軸２にワンウエイ
クラッチ８を介してロータ３ａを軸承した構成を特徴と
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、回転運動で回転揺動力
を減衰する回転式ショックアブソーバに関し、自動車の
サスペンション等に適応するものである。
を減衰する回転式ショックアブソーバに関し、自動車の
サスペンション等に適応するものである。
【０００２】
【従来の技術】回転運動で回転揺動力を減衰する回転式
ショックアブソーバとして、例えば、実開昭６０−３３
３６号で開示されているものがある。これは、図４で示
すように、作動油を封入した円筒のハウジング５３の内
周面に半径方向に突設した隔壁５５と、前記ハウジング
５３の中心を貫通する回転軸５７と、前記ハウジング５
３内で、前記回転軸５７より半径方向に延在するベーン
５９とから構成され、ハウジング５３の室を前記隔壁５
５とベーン５９によって２つの室に仕切られている。ま
た、隔壁５５には、これら２つの室間を連通させる流量
調整バルブ付のオリフィス６３が設けられている。
ショックアブソーバとして、例えば、実開昭６０−３３
３６号で開示されているものがある。これは、図４で示
すように、作動油を封入した円筒のハウジング５３の内
周面に半径方向に突設した隔壁５５と、前記ハウジング
５３の中心を貫通する回転軸５７と、前記ハウジング５
３内で、前記回転軸５７より半径方向に延在するベーン
５９とから構成され、ハウジング５３の室を前記隔壁５
５とベーン５９によって２つの室に仕切られている。ま
た、隔壁５５には、これら２つの室間を連通させる流量
調整バルブ付のオリフィス６３が設けられている。
【０００３】前記の回転式ショックアブソーバは、回転
軸５７が回転すると、それに伴ってベーン５９が回転軸
５７と同一方向に回転する。これにより、容積を縮小す
る側の室の作動油がベーン５９で押され、その作動油が
オリフイス６３を通って容積が拡大される側の室に流
れ、その時の抵抗により回転軸５７に減衰力が発生す
る。この減衰力の調節は、流量調整バルブ５１によって
オリフィス６３の開度を変化させ、オリフィス６３を流
れる作動油の流路の変化で抵抗を変えることによって行
われる。
軸５７が回転すると、それに伴ってベーン５９が回転軸
５７と同一方向に回転する。これにより、容積を縮小す
る側の室の作動油がベーン５９で押され、その作動油が
オリフイス６３を通って容積が拡大される側の室に流
れ、その時の抵抗により回転軸５７に減衰力が発生す
る。この減衰力の調節は、流量調整バルブ５１によって
オリフィス６３の開度を変化させ、オリフィス６３を流
れる作動油の流路の変化で抵抗を変えることによって行
われる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記の回転式ショック
アブソーバにおいては、回転軸５７の減衰力を、作動油
がオリフイスを通る時の抵抗による発生圧力によって決
定しているため、大きな減衰力を発生させるには、発生
圧力が不足し、また、迅速な応答性に難点がある。大き
な減衰力を発生させるためには、ハウジング５３の径を
大きくして作動油の容量を増やす必要があり、大型化す
ることになる。
アブソーバにおいては、回転軸５７の減衰力を、作動油
がオリフイスを通る時の抵抗による発生圧力によって決
定しているため、大きな減衰力を発生させるには、発生
圧力が不足し、また、迅速な応答性に難点がある。大き
な減衰力を発生させるためには、ハウジング５３の径を
大きくして作動油の容量を増やす必要があり、大型化す
ることになる。
【０００５】さらに、伸び側となる回転軸の正転側揺動
（リバウンド側）での減衰力と、縮み側となる回転軸の
逆転側（バウンド側）での減衰力が回転軸の回転スピー
ドに応じて、図３で示すように、リバウンド側では点線
ハのように大きな減衰力を、またバウンド側では点線ニ
のように小さな減衰力の減衰力差となるような減衰力特
性が要求されるが、上記従来の回転式ショックアブソー
バでは、図３の実線イ、ロで示すように、正逆回転共に
同じ減衰力特性である。
（リバウンド側）での減衰力と、縮み側となる回転軸の
逆転側（バウンド側）での減衰力が回転軸の回転スピー
ドに応じて、図３で示すように、リバウンド側では点線
ハのように大きな減衰力を、またバウンド側では点線ニ
のように小さな減衰力の減衰力差となるような減衰力特
性が要求されるが、上記従来の回転式ショックアブソー
バでは、図３の実線イ、ロで示すように、正逆回転共に
同じ減衰力特性である。
【０００６】本発明の目的は、小型で大きな減衰力を発
生させ、かつ正逆回転で減衰力差の発生を可能とした回
転式ショックアブソーバを提供することである。
生させ、かつ正逆回転で減衰力差の発生を可能とした回
転式ショックアブソーバを提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の特徴とする構成は、円筒状のハウジング
と、このハウジング内に、その軸線に沿って挿通し回転
可能に軸承された回転軸と、前記回転軸と同心円の円筒
状であり前記ハウジングと回転軸との間で軸方向並びに
径方向に隙間を形成して前記回転軸と一体回転するロー
タとを備え、前記隙間に粘性油を充填したものである。
めの本発明の特徴とする構成は、円筒状のハウジング
と、このハウジング内に、その軸線に沿って挿通し回転
可能に軸承された回転軸と、前記回転軸と同心円の円筒
状であり前記ハウジングと回転軸との間で軸方向並びに
径方向に隙間を形成して前記回転軸と一体回転するロー
タとを備え、前記隙間に粘性油を充填したものである。
【０００８】また、円筒状のハウジングと、このハウジ
ング内に、その軸線に沿って挿通し回転可能に軸承され
た回転軸と、前記回転軸と同心円の円筒状であり前記ハ
ウジングと回転軸との間で軸方向並びに径方向に隙間を
形成して前記回転軸と一体回転する第１ロータと、この
第１ロータと軸方向に並列して回転軸にワンウエイクラ
ッチを介して軸承した第２ロータとを備え、前記隙間に
粘性油を充填したものである。
ング内に、その軸線に沿って挿通し回転可能に軸承され
た回転軸と、前記回転軸と同心円の円筒状であり前記ハ
ウジングと回転軸との間で軸方向並びに径方向に隙間を
形成して前記回転軸と一体回転する第１ロータと、この
第１ロータと軸方向に並列して回転軸にワンウエイクラ
ッチを介して軸承した第２ロータとを備え、前記隙間に
粘性油を充填したものである。
【０００９】
【作用】上記の構成により、ハウジングと回転軸間の相
対回転に基づき、ハウジングとロータとの隙間に充填さ
れている粘性油が前記隙間を相対回転速度差に応じた流
速で強制移動して粘性摩擦力を発生し、この粘性摩擦力
による粘性抵抗が減衰力として作用する。また、回転軸
と一体回転する第１ロータと、この第１ロータと軸方向
に並列して回転軸にワンウエイクラッチを介して軸承し
た第２ロータとを備えたものにあっては、前記正逆の相
対回転方向で減衰力差を生起する。
対回転に基づき、ハウジングとロータとの隙間に充填さ
れている粘性油が前記隙間を相対回転速度差に応じた流
速で強制移動して粘性摩擦力を発生し、この粘性摩擦力
による粘性抵抗が減衰力として作用する。また、回転軸
と一体回転する第１ロータと、この第１ロータと軸方向
に並列して回転軸にワンウエイクラッチを介して軸承し
た第２ロータとを備えたものにあっては、前記正逆の相
対回転方向で減衰力差を生起する。
【００１０】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図１において、１は円筒状のハウジングであり、こ
のハウジング１内には、その軸線に沿って回転軸２がハ
ウジング１と相対回転可能に軸承されている。
る。図１において、１は円筒状のハウジングであり、こ
のハウジング１内には、その軸線に沿って回転軸２がハ
ウジング１と相対回転可能に軸承されている。
【００１１】前記ハウジング１と回転軸２との間には、
前記回転軸２と一体回転するロータ３が配置されてい
る。このロータ３は回転軸２と同心円の円筒状であり、
漸次径の異なる複数のロータ３が一定の間隔で径方向に
多段で配列されている。このロータ３の前記一定の間隔
内にはハウジング１から突設したリング状の突片４が嵌
装され、ロータ３と突片４とが交互に配置された形態と
なっている。
前記回転軸２と一体回転するロータ３が配置されてい
る。このロータ３は回転軸２と同心円の円筒状であり、
漸次径の異なる複数のロータ３が一定の間隔で径方向に
多段で配列されている。このロータ３の前記一定の間隔
内にはハウジング１から突設したリング状の突片４が嵌
装され、ロータ３と突片４とが交互に配置された形態と
なっている。
【００１２】前記ハウジング１及び突片４とロータ３と
の間には、軸方向の隙間５並びに径方向の隙間６が形成
され、これら隙間５、６内にシリコンオイル等の粘性油
が充填封入されている。７は各ロータ３間に開設された
穴であり、粘性油を前記隙間５、６内全体に万遍無く流
動させるものである。
の間には、軸方向の隙間５並びに径方向の隙間６が形成
され、これら隙間５、６内にシリコンオイル等の粘性油
が充填封入されている。７は各ロータ３間に開設された
穴であり、粘性油を前記隙間５、６内全体に万遍無く流
動させるものである。
【００１３】上記の構成において、ハウジング１が固定
であり、回転軸２が可動であっても、また、逆にハウジ
ング１が可動で回転軸２が固定であってもよいが、説明
上でハウジング１が固定側で回転軸２が可動側として作
用を説明する。
であり、回転軸２が可動であっても、また、逆にハウジ
ング１が可動で回転軸２が固定であってもよいが、説明
上でハウジング１が固定側で回転軸２が可動側として作
用を説明する。
【００１４】回転軸２に回転力が入力することによりロ
ータ３が回転軸２と一体回転し、ハウジング１及びその
突片４との間で相対回転する。この相対回転により前記
隙間５、６内に充填されている粘性油が隙間５、６を相
対回転速度差に応じた流速で強制移動して粘性摩擦力を
発生する。この粘性摩擦力による粘性抵抗が減衰力とな
り、回転軸２のダンピング作用をするものである。
ータ３が回転軸２と一体回転し、ハウジング１及びその
突片４との間で相対回転する。この相対回転により前記
隙間５、６内に充填されている粘性油が隙間５、６を相
対回転速度差に応じた流速で強制移動して粘性摩擦力を
発生する。この粘性摩擦力による粘性抵抗が減衰力とな
り、回転軸２のダンピング作用をするものである。
【００１５】前記粘性油による粘性摩擦力は接近した２
面間の対向面積によって最大粘性摩擦力が決定される。
そこで、上記の構成では、径方向に多段で構成したロー
タ３の表面積をトータルした有効面積は大きな面積であ
り、従って、形態をコンパクトにして大きな減衰力を発
生する。
面間の対向面積によって最大粘性摩擦力が決定される。
そこで、上記の構成では、径方向に多段で構成したロー
タ３の表面積をトータルした有効面積は大きな面積であ
り、従って、形態をコンパクトにして大きな減衰力を発
生する。
【００１６】上記の構成による回転式ショックアブソー
バでは、回転軸２の正逆何れの回転方向でも減衰力は同
等である。図２は回転軸２の正逆回転により減衰力差を
持たせることを可能としたものである。
バでは、回転軸２の正逆何れの回転方向でも減衰力は同
等である。図２は回転軸２の正逆回転により減衰力差を
持たせることを可能としたものである。
【００１７】すなわち、前記図１におけるロータ３を第
１ロータとし、この第１ロータ３に並列して第２ロータ
３ａを回転軸２にワンウエイクラッチ８を介して軸承し
た構成である。
１ロータとし、この第１ロータ３に並列して第２ロータ
３ａを回転軸２にワンウエイクラッチ８を介して軸承し
た構成である。
【００１８】この場合、回転軸２の正転方向（リバウン
ド）でワンウエイクラッチ８により第２ロータ３ａが回
転軸２と一体回転し、逆転方向（バウンド）では第２ロ
ータ３ａが回転軸２と相対回転するように設定する。
ド）でワンウエイクラッチ８により第２ロータ３ａが回
転軸２と一体回転し、逆転方向（バウンド）では第２ロ
ータ３ａが回転軸２と相対回転するように設定する。
【００１９】従って、回転軸２の正転方向（リバウン
ド）では、第１ロータ３と第２ロータ３ａとの両方が回
転して２組のロータによる減衰力が発生し、逆転方向
（バウンド）では第１ロータ３のみによる減衰力を発生
する。
ド）では、第１ロータ３と第２ロータ３ａとの両方が回
転して２組のロータによる減衰力が発生し、逆転方向
（バウンド）では第１ロータ３のみによる減衰力を発生
する。
【００２０】これにより、図３で示すように、リバウン
ド側では点線ハのように大きな減衰力を、またバウンド
側では点線ニのように小さな減衰力の減衰力差となるよ
うな減衰力特性が得られる。
ド側では点線ハのように大きな減衰力を、またバウンド
側では点線ニのように小さな減衰力の減衰力差となるよ
うな減衰力特性が得られる。
【００２１】前記の実施例では、ロータ３、３ａを径方
向の多段構成としたが、単一のロータ構成とすることも
可能であり、この場合、ロータの有効面積を拡大するた
めに軸方向の長さを大きくすることにより単一のロータ
であっても大きな減衰力を発生させることができる。
只、ハウジング１は軸方向の形態が長くなるが、車両搭
載の場合、ハウジング１の径を大きくすると車体床下に
配置下場合、車体の低床化の目的を達成することに困難
性があり、軸方向に長くなるのは、さほど問題にはなら
ない。
向の多段構成としたが、単一のロータ構成とすることも
可能であり、この場合、ロータの有効面積を拡大するた
めに軸方向の長さを大きくすることにより単一のロータ
であっても大きな減衰力を発生させることができる。
只、ハウジング１は軸方向の形態が長くなるが、車両搭
載の場合、ハウジング１の径を大きくすると車体床下に
配置下場合、車体の低床化の目的を達成することに困難
性があり、軸方向に長くなるのは、さほど問題にはなら
ない。
【００２２】そこで、このような減衰力特性を持った本
発明による回転式ショックアブソーバは、相対変位を行
う各種機器に適用されるが、前記のように車両搭載の場
合では、ハウジング１をサスペンションメンバに固定
し、回転軸３にサスペンションのアッパアームを結合す
ることにより、低床化達成のためのサスペンションのシ
ョックアブソーバとして最適である。
発明による回転式ショックアブソーバは、相対変位を行
う各種機器に適用されるが、前記のように車両搭載の場
合では、ハウジング１をサスペンションメンバに固定
し、回転軸３にサスペンションのアッパアームを結合す
ることにより、低床化達成のためのサスペンションのシ
ョックアブソーバとして最適である。
【００２３】
【発明の効果】以上のように本発明によると、請求項１
では、ハウジングと回転軸との相対回転により、前記回
転軸と一体回転する回転軸と同心円の円筒状ロータとハ
ウジングとの隙間に充填した粘性油による粘性抵抗で減
衰力を発生するようにした構成であるから、コンパクト
な形態で大きな減衰力を発生させることができ、応答性
も迅速に得られる。また、回転軸相対回転角度及び速度
に感応し、これに応じた減衰力が得られる。従って、減
衰力を調節するための減衰力調節機構を不要とする。
では、ハウジングと回転軸との相対回転により、前記回
転軸と一体回転する回転軸と同心円の円筒状ロータとハ
ウジングとの隙間に充填した粘性油による粘性抵抗で減
衰力を発生するようにした構成であるから、コンパクト
な形態で大きな減衰力を発生させることができ、応答性
も迅速に得られる。また、回転軸相対回転角度及び速度
に感応し、これに応じた減衰力が得られる。従って、減
衰力を調節するための減衰力調節機構を不要とする。
【００２４】請求項２では、２組のロータを軸方向に並
列して１組のロータを回転軸にワンウエイクラッチを介
して軸承した構成であるから、上記の効果に加えて、伸
び側となる回転軸の正転側揺動（リバウンド側）での減
衰力と、縮み側となる回転軸の逆転側（バウンド側）で
の減衰力が回転軸の回転スピードに応じて減衰力差を持
った減衰力特性が得られる。
列して１組のロータを回転軸にワンウエイクラッチを介
して軸承した構成であるから、上記の効果に加えて、伸
び側となる回転軸の正転側揺動（リバウンド側）での減
衰力と、縮み側となる回転軸の逆転側（バウンド側）で
の減衰力が回転軸の回転スピードに応じて減衰力差を持
った減衰力特性が得られる。
【図１】本発明の一実施例を示す断面図
【図２】本発明の他の実施例を示す断面図
【図３】減衰力特性線図
【図４】従来の回転式ショックアブソーバの断面図
１ ハウジング ２ 回転軸 ３、３ａ ロータ ４ 突片 ５ 軸方向の隙間 ６ 径方向の隙間 ８ ワンウエイクラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大庭 正晴 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 柘植 定 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 円筒状のハウジングと、このハウジング
内に、その軸線に沿って挿通し回転可能に軸承された回
転軸と、前記回転軸と同心円の円筒状であり前記ハウジ
ングと回転軸との間で軸方向並びに径方向に隙間を形成
して前記回転軸と一体回転するロータとを備え、前記隙
間に粘性油を充填したことを特徴とする回転式ショック
アブソーバ。 - 【請求項２】 円筒状のハウジングと、このハウジング
内に、その軸線に沿って挿通し回転可能に軸承された回
転軸と、前記回転軸と同心円の円筒状であり前記ハウジ
ングと回転軸との間で軸方向並びに径方向に隙間を形成
して前記回転軸と一体回転する第１ロータと、この第１
ロータと軸方向に並列して回転軸にワンウエイクラッチ
を介して軸承した第２ロータとを備え、前記隙間に粘性
油を充填したことを特徴とする回転式ショックアブソー
バ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22369591A JPH0544759A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 回転式シヨツクアブソーバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22369591A JPH0544759A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 回転式シヨツクアブソーバ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0544759A true JPH0544759A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16802204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22369591A Pending JPH0544759A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 回転式シヨツクアブソーバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544759A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010261474A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Thk Co Ltd | 減衰装置 |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP22369591A patent/JPH0544759A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010261474A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Thk Co Ltd | 減衰装置 |
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