JPH0544688U - ミラー制御装置 - Google Patents

ミラー制御装置

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JPH0544688U
JPH0544688U JP9841391U JP9841391U JPH0544688U JP H0544688 U JPH0544688 U JP H0544688U JP 9841391 U JP9841391 U JP 9841391U JP 9841391 U JP9841391 U JP 9841391U JP H0544688 U JPH0544688 U JP H0544688U
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敏弘 望月
直人 岩邊
英法 佐藤
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Murakami Corp
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Murakami Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の電動格納ミラーのモータ回路の遮断な
いし切換をする位置検出部による電気的信頼性向上と、
ドアミラーの機械的停止位置と電気的停止位置の精度ア
ップしたミラー制御装置を提供する。 【構成】 ベース張出し部2に立てたシャフト3にミラ
ーボデー5を回動自在に取付け、正逆反転回路20によ
り内蔵するモータ6を正逆転させてミラーボデーを回動
させ、シャフトまわりに設けた機械的停止手段14によ
り起立または格納位置でミラーボデー5を停止させると
同時に、モータ回路を遮断するようにしたドアミラーに
おいて、前記モータ回路は、第1のPTCサーミスタ1
6とダイオード18を直列接続した正転回路と、第2の
PTCサーミスタ17と前記ダイオードと逆方向に直列
接続した第2のダイオード19とによる逆転回路とを有
し、前記正逆転回路を並列に接続した回路にモータ6を
直列に接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用のドアミラーにかかるもので、ミラーボデーを起立位置と格納 位置において自動的に停止するようにした電動ミラー制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電動ミラーは、例えば実開平1−72431号公報に開示されたように モータ回路と、減速歯車列と、回動部と、位置検出部とより構成され、車両のド アパネルまたは三角窓に固着したベースの張出し部に立てたシャフトに、ミラー 取り付け用フレーム側の回動部を介してミラーボデーを回動自在に取付け、車室 内の操作スイッチにより駆動電圧の極性をかえてモータ回路を正逆転運転をさせ ることによりミラーボデーを起立または格納回動をさせている。前記ミラーボデ ーが起立位置または格納位置に到達すると、回動部の回動範囲に設けたストッパ ーのごとき機械的停止手段によりミラーボデーの位置規制をするとともに、位置 検出部によりモータ回路を遮断するようにしてある。
【0003】 前記公開公報におけるモータ回路は、モータとポジスターとを直列に接続し、 それにダイオードを正方向と逆方向に並列に接続し位置検出部の接点回路により 正転回路と逆転回路を構成している。位置検出部は電気的にはスライドタイプの 切換スイッチで、ミラーボデーの起立位置または格納位置で接点が切り換えられ て正逆回路のいずれか一方の作動中の回路を遮断するとともに他方の回路を導通 状態にする。しかし、正逆回路内のダイオードが互いに逆方向のため、操作スイ ッチの操作により駆動電圧の極性が切換えられない限り、該回路は作動しない。 また、位置検出部は、シャフト上部のミラーボデー回動面とモータ回路の取付用 上部枠の下面との一方に、スライド電極をプリントしたPC基板を取付け、他方 に摺動接点を設けて位置検出接点を形成させ、ミラーボデーの回動につれ摺動接 点によりスライド電極をONまたはOFFしてモータ回路の遮断および反転回路 への切換えを行なうようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように位置検出部をスライド接点形式とすると、車両特有の振動、埃等 による接触不良や湿気による絶縁不良をおこすおそれがあり、また前記機械的停 止手段の作動時期との完全な同期化をはかることは困難で停止位置のズレをおこ しやすい。しかも、上記事項を勘案しての組付作業は困難でユニット化も容易で ない。本考案は、上記欠陥を解決するとともに、組付性も良好で、機械的停止手 段の作動時期と同期化して確実に作動することのできる電動格納ミラーの制御装 置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、ベース張出し部に立てたシャフトにミラー ボデーを回動自在に取付け、操作スイッチにより内蔵するモータを正逆転させて ミラーボデーを回動させ、シャフトまわりに設けた機械的停止手段により起立ま たは格納位置においてミラーボデーを停止させると同時に、モータ回路を遮断す るようにしたドアミラーにおいて、前記モータ回路は、第1のPTCサーミスタ とダイオードを直列接続した正転回路と、第2のPTCサーミスタと前記ダイオ ードと逆方向に直列接続した第2のダイオードとによる逆転回路とを有し、前記 正逆転回路を並列に接続した回路にモータを直列に接続したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
ドアミラーが回動して起立または格納位置に到達し回動部の機械的停止手段に より位置規制されると、モータの駆動はロックされる。そのとき、モータには過 電流が流れ、順方向のダイオードに接続されたPTCサーミスタは発熱し、モー タ電流は100〜150mAにおさえられ回路は遮断に近い状態におかれる。つい で、操作スイッチにより駆動電圧の極性を切換えれば、今迄の回路電流に対し逆 方向で電流を阻止していたダイオードは回路電流に対し順方向になり、且つそれ に接続されているPTCサーミスタも過熱されていないため、今迄電流が阻止さ れていた回路に反転電流が流れ、モータは逆転しドアミラーも逆方向に回動しは じめる。
【0007】
【実施例】
以下図面に基づいて本考案を具体的に説明する。図1は本考案の一実施例を示 す正面図で、1はベース、2はベース張出し部、3はベース張出し部2に立てた シャフト、4はミラー(鏡)取付け用のフレーム、5はミラーボデー、6はモー タ、7はシャフトまわりに設けたスプリング、8はモータ出力軸に設けたウオー ム、9はウオームホイール、10はモータ制御部、11は減速歯車列を内蔵した ギヤボックス、12は減速歯車列のエンドギヤ、13はエンドギヤ12とかみ合 うクラッチギヤ、14はベース張出し部2の上面に設けたストッパである。 なお、クラッチギヤ13の上面または下面には、複数個のスチールボール(図 示省略)を有している。
【0008】 モータ制御部10は図2に拡大して示すように、モータに固着したPC基板1 5と、PC基板15に取付けたPTCサーミスタ16、17とダイオード18、 19とからなる。また、図3に示すように、第1のPTCサーミスタ16とダイ オード18を直列接続した正転回路23と、第2のPTCサーミスタ17と前記 ダイオード18と逆方向に直列接続した第2のダイオード19とによる逆転回路 24と、前記正逆転回路を並列に接続した回路にモータ6を直列に接続してモー タ回路を構成させている。なお、図3中、20は正逆反転回路、21はコネクタ である。
【0009】 本考案装置の作用を説明する。図3において駆動電流を矢印Nの方向に流しミ ラーボデー5を起立させると、ダイオード19は逆方向となるため回路a−b− cが形成され第1のPTCサーミスタ16、ダイオード18に電流は流される。 ミラーボデーが起立位置に到達すると、機械的停止手段が作動して回動を停止す ると同時に、モータ6は駆動をロックされるため過大電流がモータ回路に流され る。その結果、第1のPTCサーミスタ16は発熱し、回路電流を100〜15 0m Aにおさえられ回路は遮断に近い状態におかれる。
【0010】 また、ミラーボデー5を格納するため正逆反転回路20により駆動電圧の極性 を切換えれば、前記回路電流は点線矢印Bの方向に切換えられるため,モータ回 路c−d−aが形成され、電流は第2のPTCサーミスタ17を流れることにな る。ミラーボデーが格納位置に到達すると、機械的停止手段によりミラーボデー は位置規制されるため、モータ6の駆動はロックされ、回路には前述と同様に過 大電流が流れる。ついで、第2のPTCサーミスタ17は発熱し、モータ電流は 100〜150m Aにおさえられ該回路は遮断に近き状態におかれる。なお、起 立、または格納位置にミラーボデーが停止を続けているときは、ミラーボデーに 前記機械的停止手段がモータをロック状態にしているため、ミラーボデーは機械 的にも停止位置にロックされることになる。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、従来のモータ回路の遮断ないし切換え用のスライドコンタクトを主 構成とする位置検出部の代りに、遮断用としてPTCサーミスタを使用し切換え 用に正方向と逆方向に接続したダイオードを使用し、PTCサーミスタによる回 路遮断は機械的停止手段に起因するモーターロックにより起るようにしたため、 ミラーの停止位置は機械的停止手段により一義的に決定され、従来の如く位置検 出部による電気的停止位置と機械的停止手段による停止位置とのズレは解消され 組付作業も簡単になる。また位置検出部により惹起された絶縁不良、接触不良に よる事故も取り除くことができ、モータが停止位置でロックされてるため停止位 置のホールド性も高くまた位置精度の向上もはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電動格納ミラーの一実施例の概略の構
成を示す正面図である。
【図2】図1のモータ制御部の部品配設図である。
【図3】図1の電気的ブロック図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 張出し部 3 シャフト 4 フレーム 5 ミラーボデー 6 モータ 7 コイルスプリング 8 ウオーム 9 ウオームホイール 10 モータ制御部 11 ギヤボックス 12 エンドギヤ 13 クラッチギヤ 14 ストッパ 15 PC基板 16 PTCサーミスタ 17 PTCサーミスタ 18 ダイオード 19 ダイオード 20 正逆反転回路 21 コネクタ
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 ミラー制御装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース張出し部に立てたシャフトにミラ
    ーボデーを回動自在に取付け、操作スイッチにより内蔵
    するモータを正逆転させてミラーボデーを回動させ、シ
    ャフトまわりに設けた機械的停止手段により起立または
    格納位置においてミラーボデーを停止させると同時に、
    モータ回路を遮断するようにしたドアミラーにおいて、
    前記モータ回路は、第1のPTCサーミスタとダイオー
    ドを直列接続した正転回路と、第2のPTCサーミスタ
    と前記ダイオードと逆方向に直列接続した第2のダイオ
    ードとによる逆転回路とを有し、前記正逆転回路を並列
    に接続した回路にモータを直列に接続したことを特徴と
    するミラー制御装置。
JP1991098413U 1991-11-05 1991-11-05 ミラー制御装置 Expired - Lifetime JP2590562Y2 (ja)

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JPH0544688U true JPH0544688U (ja) 1993-06-15
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6170155U (ja) * 1984-10-16 1986-05-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6170155U (ja) * 1984-10-16 1986-05-13

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