JPH04151351A - 広範囲払拭ワイパ装置 - Google Patents

広範囲払拭ワイパ装置

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Publication number
JPH04151351A
JPH04151351A JP2076713A JP7671390A JPH04151351A JP H04151351 A JPH04151351 A JP H04151351A JP 2076713 A JP2076713 A JP 2076713A JP 7671390 A JP7671390 A JP 7671390A JP H04151351 A JPH04151351 A JP H04151351A
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JP
Japan
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wiper
motor
wiper motor
drive means
gear
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Application number
JP2076713A
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English (en)
Inventor
Mikihiro Kondou
近藤 幹宏
Yasushi Osone
大曽根 靖
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Asmo Co Ltd
Denso Corp
Original Assignee
Asmo Co Ltd
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両用ワイパ装置に係り、特に横長の払拭面、
例えば横長のヘッドランプ等に好適なワイパ装置に関す
る。
[従来の技術] 従来の払拭面、例えばヘッドランプの形状は、第5図(
a)で示すように、縦横比率が、縦を1とすると、横が
1.5程度であり、1本のワイパアームからなる通常の
払拭範囲を有するワイパ装置で十分対応することが可能
であった。
しかし、第5図(b)で示すように、払拭面が横長とな
ったヘッドランプ等の形状の縦横比率が、縦を1とする
と、横が2以上の横に長い長方形になると、1本のワイ
パアームからなるワイパ装置では、払拭範囲が少なくな
るために、2本のワイパアームを備えたワイパ装置を用
いていた。
[発明か解決しようとする課題] しかし、上述のように2本のワイパアームを必要とする
ために、部品点数が増加して、組立に要する時間が多く
なる結果、作業効率の低下、価格の上昇等の諸問題を引
き起こすこととなる。
そこで、本発明は複数のワイパを設けることに起因する
上記従来例の問題点を解決し、1本のワイパアームを備
えたワイパ装!で、縦横比率の大きな横長の払拭面を払
拭することのできるワイパ装置を提供することを課題と
するものである。
[課題を解決するための手段] しかして、本発明に係る広範囲払拭ワイパ装置は、ワイ
パモータと、前記ワイパモータの正転、逆転、停止の各
制御信号を発生する制御信号発生手段と、前記制御信号
発生手段の出力信号に基づいて前記ワイパモータを駆動
するモータ駆動手段と、前記ワイパモータの出力を受け
て前記ワイパを回動駆動する回動駆動手段と、少なくと
も前記ワイパモータ及び前記回動駆動手段を収納すると
共に、車両のフレームに対して回動自在に設けられる連
結保持手段と、前記回動駆動手段が前記ワイパを所定角
度回動駆動する間は作動を休止し、この休止状懸以外に
おいては前記ワイパモータの出力を受けて前記連結保持
手段を回動駆動する間欠駆動手段と、を具備したもので
ある。
[作用コ したがって、ワイパは回動駆動手段によって、所定角度
回動されるばかりでなく、この所定角度の回動に引き続
いて間欠駆動手段によって、ワイパモータと上述の回動
駆動手段全体か一緒にしかも回動駆動手段の出力と同一
速度で回動されることとなるものである。したがって、
ワイパは従来より更に広い範囲を回動することがてき、
一つのワイパて広範囲な払拭面をカバーすることができ
る広範囲払拭ワイパ装置を提供するという本発明の課題
を達成できるものである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。な
お、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するも
のでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することが
できるものである。
本装置Sは、主に運動変換機構部1と、制御部2とから
構成されるものであり、運動変換機構部lは、ワイパブ
レード3bと共にワイパ3を構成するワイパアーム3a
の回動を行なうもので、制御部2は前述の運動変換機構
部1に組込まれるワイパモータ4の作動を制御するもの
である。
先ず、本実施例における運動変換機構部1について、第
1図及び第2図を参照しつつ、以下に説明する。
運動変換機構部1は、車両に対して後述するように回動
自在に設けられた連結保持手段としてのケーシング5内
にワイパモータ4.変速機構6等を組込んで構成された
ものである。
第1図に示すように、ケーシング5内にはワイパモータ
4が設けられており、その出力はこのワイパモータ4の
出力軸4aに連結される変速機構6によって所定の回動
速度に変換され、その後、回動駆動手段としてのてこク
ランク機構7を介して第1の回動軸8の回動運動に変換
されるようになっている。そlノてこの第1の回動軸8
にワイパアーム3aの基端部が取付けられるようになっ
ているものである。
また、ワイパモータ4の出力は、上述のようにてこクラ
ンク機構7により第1の回動軸8の回動運動に変換され
ると共に、ワイパモータ4の出力軸4aに連結された間
欠駆動手段としてのゼネバ機構9によりて、ケーシング
5の回動運動に変換される様な構成(詳細については後
述する。)となっている。
変速機構6は、ワイパモータ4の出力軸4aに止着され
たつオーム歯車10と、このつオーム歯車10に噛合う
ホイール歯車11とから構成されている。ホイール歯車
11は、軸12に回動自在に取付けられており、この軸
12はケーシング5に固定されている。さらに、ホイー
ル歯車11には一体にカム歯車13が取付けられている
なお、本実施例では、軸12をケーシング5に固定する
ようにしたが、ホイール歯車11とカム歯車13とを軸
12に固着する一方、この軸12をケーシング5に対し
て回動自在に設けても良く、斯かる場合にも全く本実施
例と同一の機能を得ることかできる。
回動駆動手段としてのてこクランク機構7は、ヘリカル
歯車14.連結棒15.レバー16等から構成されてお
り、ヘリカル歯車14が前述した変速機構6のホイール
歯車11に噛合って回動されるようになっているもので
ある。
このヘリカル歯車14も、前述したホイール歯車11と
同様に、ケーシング5に固定された軸17に、回動自在
に取付けられている。
また、ヘリカル歯車14の半径方向の適宜な位置には、
連結ビン18が固着されており、この連結ビン18を介
して連接棒15の一端がヘリカル歯車14に連結されて
いる。そして、上述の連結ビン18が垂設されていると
反対側のヘリカル歯車14の面には後述するブラシ27
が固着されている。
さらに、連接棒15の他端は、連結ビン19を介してレ
バー16の一端に連結され、このレバー16の他端には
第1の回動軸8が止着されている。そして、第1の回動
軸8はケーシング5より一部突出してその先端部にワイ
パアーム3aが連結されるようになっている。
一方、間欠駆動手段としてのゼネバ機構9は、前述した
如くホイール歯車11に一体に設けられたカム歯車13
と、このカム歯車13に対応するゼネバ歯車20とから
構成されているものである。
カム歯車13は、所定数の歯が設けられた有歯部13a
と、円弧状の欠歯部13bとからなるものである。一方
、ゼネバ歯車20は、有歯部20aと円弧周面20bを
有するもので、この内有歯部20aは、回動の中心とな
る第2の回動軸21を中心とする円弧上に、前述したカ
ム歯車13の歯数と同数の歯が、設けられた部分である
また、円弧周面20bは、前述の有歯部20aと同一の
円弧上て且つ、有歯部20aに隣接して設けられている
部分で、この円弧周面20bと前述したカム歯車13の
欠歯部13bとは互いに摺接するようになっているもの
である。
そして、ゼネバ歯車20は、第二の回動軸21に固着さ
れており、さらに、この第二の回動軸21は、ケーシン
グ5を貫通して、車両のフレームの適宜な位置に固定さ
れている(図示せず)。
しかして、上記構成における運動変換機構部1の動きを
第2図を参照しつつ説明すれば、先ず、運動変換機構部
1か第1図(a)の状態において、第1の回動軸8に取
付けられたワイパ3は、第2図左側に符号a□で示され
る停止位置に位置しているとする。この状態からワイパ
モータ4が始動すると、ヘリカル歯車14は変速機構6
を介して、同図(b)に実線矢印で示す方向に回動され
る。このヘリカル歯車14の回動に伴い、レバー16が
同図(b)に示されるように角θ1だけ揺動すると、第
1の回動軸8も角θまたけ回動することとなる。この結
果、第1の回動軸8に取付けられたワイパ3は、ヘッド
ランプ22の払拭面22aの下反転位置(第2図符号a
2て示される位置)に移動することとなる。
そして、ワイパモータ4の回動がさらに続くに従いレバ
ー16もさらに揺動する。このレバー16の揺動に伴い
ワイパ3は、ヘッドランプ22の払拭面22aを第1の
回動軸8を中心に第2図右方向へ摺動してゆくこととな
る。
一方、この間、ゼネバ機構9のカム歯車13は、ホイー
ル歯車11と共に回動するが、カム歯車13の欠歯部1
3bとゼネバ歯車20の円弧周面20bとか摺接してい
る状態にあるために、てこリンク機構7の作動に何ら影
響を与えることはない。
ヘリカル歯車14の回動が進み、連接棒15が第1図(
C)に示される略死点近傍に位置したところで、ワイパ
3は、下反転位置から角θ2回動した状態となる。
連接棒15が死点位置に達すると、カム歯車13の有歯
部13aとゼネバ歯車20の有歯部20aとは接触を始
めることとなる。
ここで、ゼネバ歯車20は、前述したように車両に固定
されているために、カム歯車13の回動に伴い、第2の
回動軸21を中心にケーシング5が第1図で言えば時計
方向に徐々に回動することとなり、カム歯車13の有歯
部13aとゼネバ20の有歯部20aとの噛合いが終了
した時点では、これらが噛合いを開始してから角θ3だ
け回動じたことになる。
一方、第1の回動軸(8)も、このケーシング5の回動
と同一の速度で角θ3たけ回動するために、ワイパ3の
ヘッドランプ22上での動きは、第2図に示されるよう
にa3の位置からbの位置へ移動することとなる。また
、第1の回動軸8(第2図中C1,C1’で表示)は、
第2の回動軸21(第2図中02で表示)を中心として
、第2図中符号C1で示される位置からC1’で示され
る位置に移動することとなる。
なお、本実施例においては、第1の回動軸8へのワイパ
アーム3aの取付については特に具体的には示さないが
、この種のワイパ装置で通常用いられている取付方法(
例えば、ワイパアーム。
3aの基部に第1の回動軸8の先端部と嵌合する嵌合孔
を設け、第1の回転軸8とワイパアーム3aとをその嵌
合孔によって連結させる等)であれば良く、特に本装置
用に特別の取付手段を要するものではない。
次に、上述した運動変換機構部1に用いられるワイパモ
ータ4の作動を制御する制御部2について第3図乃至第
5図を参照しつつ、以下に説明する。
先ず、制御部2は、制御信号発生手段としてのメカニカ
ルスイッチ回路23及び切替信号発生回路24と、モー
タ駆動手段としてのモータ駆動回路25とに大別される
ものである。
メカニカルスイッチ回路23は、ワイパアーム3aの払
拭位置を検出するもので、スイッチパターン26とブラ
シ27とから構成され、ケーシング5に収納されている
スイッチパターン26は、第3図(a)に示されるよう
にエボシキ系樹脂笠からなる基板28上に、周知のプリ
ント配線技術により、導電性パターン29a、29b、
29cが設けられたものである。同図において符号3o
は、基板28上に穿設された軸挿入穴であり、この穴3
0の中心部分に、前述した軸17が挿入され、ヘリカル
歯車14に固着されたブラシ27とスイッチパターン2
6とが対向するように、この軸17にヘリカル歯車14
か取付けられる。
また、導電性パターン29a〜29cは、上述の軸挿入
穴30の周囲でこの穴30の中心と同心の円弧上に位置
するように設けられている。同図において、導電性パタ
ーン29a〜29c上にΔ印で示される位置は、ワイパ
3が停止位置にある時に後述するブラシ27の第1、第
2及び第3の接触子33a、33b、33cが導電性パ
ターン29a〜29cと接触する位置であり、これらの
接触位置はブラシ27の回動と共に、時計回転方向に移
動(第3図(a)で二点鎖線で表示された円弧に沿った
方向)してゆく、そして、ワイパ3が下反転位置(第2
図中、符号すの位置)にるくと、第1乃至第3の接触子
33a〜33cは第3図(a)中x印で示される箇所に
位置することとなる。
さらに、導電性パターン29a、29bは抵抗を介して
、所定の直流電圧Vに接続されると共に、各導電性パタ
ーン29a、29bの一端は、端子T t 、 T 2
として後述する切替信号発生回路24の入力端子を兼ね
るようになっている。−方、残りの導電性パターン29
cは常に接地状態とされている。
ブラシ27は、第3[] (b)に示されるように絶縁
材からなるヘリカル歯車14上に、導電性部材から成る
短絡板32と、同じく導電性部材から成る第1.第2及
び第3の接触子33a。
33b、33cをもって構成されるもので、短絡板32
はヘリカル歯車14に、ネジ等で固定されている。また
、第1乃至第3の接触子33a〜33cは、本実施にお
いては短絡板32と一体に形成されており、各接触子3
3a〜33cは、短絡板32と接続する部分で折り曲げ
られ、第3図(b)に示されるように、ヘリカル歯車1
4上に適宜な傾斜をもって立設される状態となっている
。従って、短絡板32と第1乃至第3の接触子33a〜
33cとは、常に電気的導通状態にあることとなる。
なお、符号31aは軸17に止着するため、ブラシ27
の中心に穿設された貫通孔である。
このブラシ27を、短絡板32が取付けられた側の面と
、前述した導電性パターン29a〜29cが設けられた
側の基板28の面とが相対するようにして、軸挿入穴3
0から突出する−17をブラシ27の貫通孔31aに挿
入して止着する。しかして、ワイパ3の停止位置におい
て、第1の接触子33aは導電性パターン29aのΔ印
て示される箇所に、第2の接触子33bは導電性パター
ン29bのΔ印で示される箇所に、第3の接触子33c
は導電性パターン29cのΔ印で示される箇所にそれぞ
れ位置することとなる。
従って、この時、導電性パターン29a。
29bは、ブラシ27を介して導電性パターン29cと
電気的に導通状態となるために、端子T = 、 T 
aは共に接地状態、即ち、14L”信号状態となる。
また、ブラシ27が停止位置から回動し、第1の接触子
33aが導電性パターン29aから外れて、基板28と
直接接触する一方、第2の接触子33bがいまだ導電性
パターン29bと接触している位置(第3図(a)にお
いて「下反転」と示された位置)においては、導電性パ
ターン29aは、直流電圧Vが印加された状態となり、
導電性パターン29bはブラシ27を、介して接地状態
となるために、端子T0は“H”信号に、端子T2は“
L”信号状態となる。
さらに、第3図(a)で「下反転」と示された位置から
「下反転」と示された位置に至る間においては、第1及
び第2の接触子33a、33bは共に、導電性パターン
29a、29cと非接触状態にあるために、端子T 1
 、 T 2は共に“H”信号状態となる。
そして、下反転位置においては、第1の接触子33aと
導電性パターン29aとだけか接触するので、端子T1
は“L H信号状態に、端子T2はH”信号状態になる
次に、切替信号発生回路24について第4図を参照しつ
つ、以下に説明する。
切替信号発生回路24は、モータ駆動手段としてのモー
タ駆動回路25を制御するための、ロジック制御信号を
発生するもので、周知のロジックICを用いて構成され
ているものである。第4図において、符号34は車両の
インストルメントパネルの適宜な場所に取付けられるワ
イパスイッチである。また、端子T工、T2は、入力端
子て、前述したようにメカニカルスイッチ回路23に接
続されて、メカニカルスイッチ回路23の作動に応して
“H”又は“L”信号が印加されるようになっている。
このワイパスイッチ34のオンオフ、端子T、、T、の
信号レベルに応じた本回路24の出力QA、Qaの変化
を示せば、下記に示す表1のようになる。
ここで、出力QA、Q、のロジック信号は、後述するモ
ータ駆動回路25として用いられる集積回路の特性によ
って定まるものである。また、同表において、「ワイパ
モータ作動状態」と記載された欄には、同表に示すQA
、QBの信号がモータ駆動回路25に入力された場合の
ワイパモータ4の作動状態が記されている。
[以下余白] 表1 同表中の主要なケースについて、本回路24の入力信号
と出力信号との関係を示せば、先ず、同表のケース■は
前述したブラシ27が停止位置にある場合、即ち、ワイ
パ3が停止位置にある場合であり、この場合端子Tユ、
T2には、“L”信号が印加されている。そして、ワイ
パスイッチ34をオンとすると、このワイパスイッチ3
4の一端は接地されているのて、OR回路35のワイパ
スイッチ34に接続されている側の入力端子は、“L”
信号入力状態となる。この結果、出力QAは、“L”信
号状態に、出力Qaは“H”信号状態になる。そして、
QA=“L”l Qa =“H”の場合には、予め設定
された制御特性に従って、ワイパモータ4を正転方向(
ワイパ3が第2図において第1又は第2の回動軸8,2
1を中心に時計回り方向へ回動するような回転方向)へ
駆動することとなる。
ブラシ27が、下反転位置から上反転位置へ至る間では
、端子T I、 T 2は、前述したメカニカルスイッ
チ回路23の作用によって、同表のケース■に示される
如く変化するか、出力QA、Qaは上述したケース■の
場合と同じくQA=“L”、Qa”“H”であるから、
モータ駆動回路25としては同し作動状態を維持するこ
ととなる。
一方、ブラシ27が上反転位置に来るとT s =“L
”、T2=“H”となるために、出力QA=゛H”+ 
Qs =“L”となる。モータ駆動回路25は、このよ
うな入力信号の時には、ワイパモータ4をこれまてとは
逆の回転方向へ駆動するように予め制御特性か定められ
ていることから、ワイパモータ4は逆転することとなる
。この場合と同様に、ワイパモータ4が逆転される場合
としては、他に、同表中ケース■、■が該当する。
ワイパモータ4の逆転によりブラシ27が下反転位置に
戻ってくると、出力QA、QBは再びケース■の状態と
なるので、再びワイパモニタ4は正回転方向へ駆動され
ることとなる。
また、ワイパスイッチ34をオフとした状態でブラシ2
7が逆転してきて、ブラシ27の第1乃至第3の接触子
33a〜33cが第3図(a)において、Δ印で示され
る箇所に位置すると、出力QA、Qaは共に“H”信号
状態となり、この信号に応じてモータ駆動回路25によ
りワイパモータ4は駆動停止状態となる(表1のケース
■の状B)。
なお、表1中ケース■、■の状態は、ブラシ27が下反
転及び上反転位置並びに停止位置を除く位置にあって、
ワイパスイッチ34をオンからオフとした場合には、出
力QA、Q−は共に直ちにQA=’“Q A−1’”、
Q8=“Q a−t ”の状態を維持する。これは、切
替信号発生回路24の最終段はSRフリップフロップか
形成されており。このSRフリップフロップにおいては
、よく知られているように出力信号が共に°°H”状態
は禁止状態だからである。
また、第4図に示された切替信号発生回路24を構成す
るロジックの接続は、あくまで、例であり、表1の入力
信号に対して、同表に示される出力信号QA、Q、が得
られるものであれば、他のロジックICの接続であって
も良くこのような接続の変更は当業者であれば、当然な
し得るところである。
次に、モータ駆動手段としてのモータ駆動回路25につ
いては第4図を参照しつつ、説明する。
モータ駆動回路25は、上述の切替信号発生回路24か
らの入力信号に基づいて、ワイパモータ4に駆動電流を
通電するもので、基本的には、ワイパモータ4へ二方向
の電流を通電することができるトランジスタ駆動部36
と、前述した切替信号発生回路24からの入力信号に基
づいて上述のトランジスタ駆動部36に必要な制御信号
を発生るする制御ロジック部37とを有して構成される
ものである。本実施においては、集積回路化されたモー
タ駆動用の素子を用いており、具体例には例えば、東芝
製集積回路TA8050Pである。
このモータ駆動回路25の第1及び第2の端子38a、
38bには、前述した切替信号発生回路24の出力が接
続されており、この端子38a。
38bを介して制御ロジック部37に切替信号発生回路
24の出力信号Q^、QBが入力されるようになってい
る。また、第3及び第4の端子38c、38dには、ワ
イパモータ4が接続され、この端子38c、38dを介
してワイパモータ4は、トランジスタ駆動部36に接続
されるようになっている。
さらに、第5の端子38eは接地されると共に、第6及
び第7端子38f、38gには直流電源39が接続され
るようになっている。
なお、サーマルシャットダウン過電圧検出部40及び短
絡保護部41は共に付加的なもので、本回路25に要求
される基本的作動に不可欠なものではなく、以下にその
機能のみを述べ、詳細は省略することとする。先ず、サ
ーマルシャ・ントダウン過電圧検出部40は、二つの機
能を有しており、その一つは、本回路が何らかの原因て
、所定温度以上の状態となった時に、回路が熱的に破壊
されるのを防止するためにトランジスタ駆動部36の出
力を強制的にオフ状態とするものである。また、他の一
つは、本回路25への供給電圧が所定の値以上になった
場合に、回路保護のために回路を強制的に不作動状態と
するものである。
短絡保護部41は、トランジスタ駆動部36の出力が何
らかの原因で短絡状態となった場合に、回路保護のため
回路を強制的に不作動状態とする機能を有するものであ
る。
しかして、上記構成における本装置Sの作用について以
下に説明する。
先ず、前提としてワイパ3が、第2図に符号a1をもっ
て示される停止位置にある場合に、運動変換機構部1は
、第1図(a)に示される状態に、また、ブラシ27は
第1乃至第3の接触子33a〜33cか第3図(a)に
Δ印で示される位置で導電性パターン29a〜29cと
接触するように設定されているものとする。この状態に
おいて、ワイパスイッチ34をオンにすると、制御部2
のモータ駆動回路25の第1及び第2の端子38a、3
8bへは、切替信号発生回路24からそれぞれL”  
atH”信号が入力されている(表1のケース■参照)
。このため、ワイパモータ4か正回転方向ヘモータ駆動
回路25により駆動されて、運動変換機構部1のレバー
16が揺動を開始する。そして、これによりワイパ3は
第1の回動軸8を中心として回動してヘッドランプ22
の払拭面22a上の下反転位置(第2図符号a2で示さ
れる位置)にくる。ここで、ワイパスイッチ34がオン
である限りにおいては、切替信号発生回路24の出力は
変化しない(表1のケース■及び■参照)ので、ワイパ
モータ4は引き続き駆動され、これに伴いワイパ3は、
ヘッドランプ22の払拭面22aを第1の回転軸8を中
心に正回転方向に回動を続けることとなる。
次に、ワイパ3が第2図中、符号a3をもって示される
位置にくると、運動変換機構部1において、カム歯車1
3とゼネバ歯車20とが双方の有歯部13a、20aに
おいて噛合いを開始する。
このカム歯車13とゼネバ歯車20との噛合いの開始と
共に、ワイパ3の回動中心は、第1の回動軸8から第2
の回動軸21へ移り、これ以後ワイパ3は、この第2の
回動軸21を中心として回動をし続けることとなる。
そして、ワイパ3が第2図中符号すで示される下反転位
置にくると、切替信号発生回路24は、出力QAに“H
I+信号を、出力Qaに“L”信号を発生する(表1の
ケース■参照)結果、ワイパモータ4はモータ駆動回路
25により、これまでとは逆方向に通電されることとな
るために、ワイパ3は上述したと全く逆方向に移動する
こととなる。
ワイパ3か逆方向に回動し、下反転位置に到達しても、
ワイパスイッチ34が、オフとされない限り再び正回転
方向へ回動してゆき、上述した動作が繰り返されること
となる。
一方、ワイパ3の作動中にワイパスイッチ34がオフさ
れるとワイパ3は、停止位置に向かって回動してゆき、
停止位置に到達したところで、ワイパモータ4は駆動停
止状態となる。
以下のように本発明の一実施例として特にヘッドランプ
用ワイパに用いた場合には、ヘッドランプか横長であっ
ても1本のワイパで済むので、ヘッドランプの面を覆う
面積が少なくて済、それ故ヘッドランプの照度を低下さ
せることがない。
また、上記実施例ではブラシ27をヘリカル歯車14に
固着したが、ホイール歯車11に固着しても良い。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、特
に横長の払拭面において、簡易な構成で1本のワイパの
みて広範囲の払拭面を得ることがてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(b)は、本発明に係る装置の一実施例
に用いられる運動変換機構部の断面図、第2図は本発明
に係る装置の動きを示す説明図、第3図(a)は、上言
己−実施例に使用するメカニカルスイッチ回路のプリン
ト基板の正面図、第3図(b)は上記一実施例のメニカ
ルスイッチ回路に用いられるブラシの一実施例を示す全
体斜視図、第4図は本発明に係る装置に用いられる制御
部の一実施例を示す回路図、第5図■(a)は、従来の
ランプワイパの払拭パターンを示す説明図、第5図(b
)は、横長の払拭面における従来のワイパ装置の構成と
その払拭パターンを示す説明図である。 3・・・ワイパ、       4・・・ワイパモータ
、5・・・連結保持手段(ケーシング)、7・・・回動
駆動手段(てこクランク機構)、9・・・間欠駆動手段
(ゼネバ機構)、23・・・制御信号発生手段 (メニカルスイッチ回路)、 24・・・制御信号発生手段 (切替信号発生回路)、 S・・・広範囲払拭ワイパ装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ワイパモータと、 前記ワイパモータの正転、逆転、停止の各制御信号を発
    生する制御信号発生手段と、 前記制御信号発生手段の出力信号に基づいて前記ワイパ
    モータを駆動するモータ駆動手段と、 前記ワイパモータの出力を受けて前記ワイパを回動駆動
    する回動駆動手段と、 少なくとも前記ワイパモータ及び前記回動駆動手段を収
    納すると共に車両のフレームに対して回動自在に設けら
    れる連結保持手段と、 前記回動駆動手段が前記ワイパを所定角度回動駆動する
    間は作動を休止し、この休止状態以外においては前記ワ
    イパモータの出力を受けて前記連結保持手段を回動駆動
    する間欠駆動手段と、を具備したことを特徴とする広範
    囲払拭ワイパ装置。
JP2076713A 1990-03-28 1990-03-28 広範囲払拭ワイパ装置 Pending JPH04151351A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0841230A1 (en) * 1995-04-28 1998-05-13 United Technologies Motor Systems, Inc. Multi-functional apparatus employing an intermittent motion mechanism
US5979254A (en) * 1994-06-06 1999-11-09 Valeo Systems D'essuyage Motorized reduction gear unit comprising a hollow casing having a cover plate, especially for a screen wiping apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5979254A (en) * 1994-06-06 1999-11-09 Valeo Systems D'essuyage Motorized reduction gear unit comprising a hollow casing having a cover plate, especially for a screen wiping apparatus
EP0841230A1 (en) * 1995-04-28 1998-05-13 United Technologies Motor Systems, Inc. Multi-functional apparatus employing an intermittent motion mechanism

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