JPH0544681Y2 - - Google Patents

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JPH0544681Y2
JPH0544681Y2 JP1988092873U JP9287388U JPH0544681Y2 JP H0544681 Y2 JPH0544681 Y2 JP H0544681Y2 JP 1988092873 U JP1988092873 U JP 1988092873U JP 9287388 U JP9287388 U JP 9287388U JP H0544681 Y2 JPH0544681 Y2 JP H0544681Y2
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outlet pipe
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control wall
path control
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JP1988092873U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、圧縮機の吸入側に接続されるアキユ
ムレータに関する。
(従来の技術) 従来、この種アキユムレータは、例えば実開昭
61−13271号公報に記載され、かつ第3図に示し
たごとく、密閉構造としたアキユムレータ本体1
の内部上方に、入口管2の冷媒流出口2aを開口
させると共に、上向きに開口する出口管3の流入
口3aを配設して、前記入口管2から前記本体1
内に流出された冷媒を、前記出口管3を介して圧
縮機の吸入側に供給するようにしている。
(考案が解決しようとする課題) ところで以上のアキユムレータでは、圧縮機吸
入時の吸入脈動により振動が発生して、この振動
音と前記圧縮機側で発生する振動音とが相俟つ
て、運転音が大きくなる問題があつた。
本考案は以上のような問題に鑑みてなしたもの
であり、その目的は、簡単な構成で、吸入脈動に
よる振動音を抑制でき、全体としての運転音を軽
減できるアキユムレータを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案では、密閉
形のアキユムレータ本体1の上部に入口管2を、
下部に前記本体1の内部上方に向けて延びる出口
管3をそれぞれ接続すると共に、前記本体1の内
部上方に、前記入口管2の流出口2aと前記出口
管3の流入口3aとを開口し、前記本体1の内部
で、前記出口管3の外側に、前記出口管3の外周
を包囲する筒形流路制御壁6を設けて、この流路
制御壁6の外側が前記流出口2aに連通し、内側
が前記流入口3aに連通する反転流通路1Aを形
成したのである。
また、前記筒形流路制御壁6及び出口管3の上
下方向中間部に、該中間部をアキユムレータ本体
1に支持する支持板7を介装して、該支持板7に
冷媒の反転流通路1Aを絞る連通孔7a,7bを
開設するようにしてもよい。
(作用) しかして前記入口管2の流出口2aから前記本
体1内に導入された冷媒は、前記筒形流路制御壁
6の外側を通過した後に該流路制御壁6の内側を
通過させる反転流通路1Aにより、軸方向に反転
されて、前記出口管3の流入口3aへと導かれる
のであり、換言すれば前記流路制御壁6により形
成された前記反転流通路1Aを介して前記入口管
2からの冷媒が前記出口管3側に反転誘導され、
この冷媒の反転誘導で吸入脈動に伴う振動が吸収
緩和されて、前記本体1側での振動音が抑制され
るのであり、しかも前記流路制御壁6は、前記出
口管3の外周を包囲する筒形に形成しているの
で、この筒形の流路制御壁6により前記反転流通
路1Aを簡単に形成でき、全体の構成を簡素化で
きる。
また、前記筒形流路制御壁6及び出口管3の上
下方向中間部に、該中間部をアキユムレータ本体
1に支持する支持板7を介装して、該支持板7に
冷媒の反転流通路1Aを絞る連通孔7a,7bを
開設するときには、これら各連通孔7a,7bの
冷媒に対する絞り効果と、前記流路制御壁6によ
り形成する前記反転流通路1Aによる吸入脈動に
伴う振動の吸収効果とが相俟つて、振動音の発生
を一層効果的に抑制できるのである。
(実施例) 実施例について、図面を参照して説明する。
第1図は、圧縮機Cの側部に一体状に並設され
たアキユムレータを示しており、密閉構造とした
アキユムレータ本体1の上部側に入口管2を、下
部側に前記本体1の内部上方に向けて延びる出口
管3をそれぞれ接続すると共に、前記入口管2の
冷媒流出口2aと前記出口管3の冷媒流入口3a
とを、それぞれ前記本体1の内部上方でガス域に
おいて開放させる一方、前記出口管3の延出先端
側を前記圧縮機Cの冷媒吸入側に接続させてい
る。
また、前記アキユムレータ本体1の内方上部
で、前記流出口2aと流入口3aとの間には、フ
イルタ4とバツフル板5とを配設している。
しかして以上の構成において、前記アキユムレ
ータ本体1の内部で、前記出口管3の外側に、前
記出口管3の外周を包囲する筒形流路制御壁6を
設け、この流路制御壁6の外側を前記流出口2a
に連通させ、内側を前記流入口3aに連通させる
ことにより、前記本体1の内部に、同図の矢印で
示したように、上下方向に反転される冷媒の反転
流通路1Aを形成して、該反転流通路1Aを介し
て、前記入口管2の流出口2aから流出される冷
媒を、前記出口管3の流入口3aへと上下方向に
反転誘導させることにより、前記圧縮機Cの吸入
脈動に伴う振動を吸収緩和して、前記本体1側で
の脈動音を抑制するのである。
しかも、前記流路制御壁6は、筒形に形成する
だけなので、前記反転流通路1Aを簡単に形成で
きるものである。
前記流路制御壁6としては、例えば筒形状とさ
れたパンチングプレート6aを使用し、該パンチ
ングプレート6aを前記本体1と出口管3との径
方向中間部に上下方向に向けて配設し、更に詳し
くは、前記パンチングプレート6aの下部側と前
記本体1の底壁との間に所定の隙間をあけ、かつ
前記パンチングプレート6aの上部側を前記バツ
フル板5の下面一部に当接させて、前記パンチン
グプレート6aにより前記本体1の内部に、前記
反転流通路1Aを形成する。
以上のように、前記流路制御壁6として前記パ
ンチングプレート6aを使用するときには、前記
本体1の内方底部側に潤滑油や液冷媒が貯溜さ
れ、前記パンチングプレート6aの下部側が、例
え閉塞された場合にあつても、該パンチングプレ
ート6aに形成された多数の小孔6bを介して前
記流出口2aからの冷媒を前記流入口3a側に導
入させ得るのである。
また、前記アキユムレータ本体1の内部には、
第2図にも示したように、前記出口管3と流路制
御壁6との上下方向中間部位を支持する支持板7
を設けて、該支持板7における流路制御壁6と本
体1との間、及び流路制御壁6と出口管3との間
に、それぞれ前記反転流通路1Aを通る冷媒を絞
る複数の連通孔7a,7bを開設するようにして
もよく、斯くするときには、前記出口管3と流路
制御壁6との前記本体1に対する支持構造が簡単
となるだけではなく、前記反転流通路1Aを通る
冷媒が前記各連通孔7a,7bを通過するとき、
この各連通孔7a,7bで冷媒に絞り作用が与え
られるのであり、従つて前記流路制御壁6による
吸入脈動に伴う振動の吸収効果と相俟つて、前記
本体1側での振動音の発生が一層効果的に抑制さ
れるのである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のアキユムレータ
では、密閉形のアキユムレータ本体1の上部に入
口管2を、下部に前記本体1の内部上方に向けて
延びる出口管3をそれぞれ接続すると共に、前記
本体1の内部上方に、前記入口管2の流出口2a
と前記出口管3の流入口3aとを開口し、前記本
体1の内部で、前記出口管3の外側に、前記出口
管3の外周を包囲する筒形流路制御壁6を設け
て、この流路制御壁6の外側が前記流出口2aに
連通し、内側が前記流入口3aに連通する反転流
通路1Aを形成したから、この反転流通路1Aに
より冷媒を反転誘導でき、この冷媒の反転誘導で
吸入脈動に伴う振動を吸収緩和して、前記本体1
側での振動音を抑制でき、全体としての運転音を
低減できると共に、前記流路制御壁6を、前記出
口管3の外周を包囲する筒形に形成しているの
で、この筒形の流路制御壁6により前記反転流通
路1Aを簡単に形成でき、全体の構成を簡素化で
きるのである。
また、前記筒形流路制御壁6及び出口管3の上
下方向中間部に、該中間部をアキユムレータ本体
1に支持する支持板7を介装して、該支持板7に
冷媒の反転流通路1Aを絞る連通孔7a,7bを
開設することにより、これら各連通孔7a,7b
の冷媒に対する絞り効果と、前記流路制御壁6に
より形成した前記反転流通路1Aによる吸入脈動
に伴う振動の吸収効果とが相俟つて、振動音の発
生を一層効果的に抑制できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるアキユムレータの縦断
面図、第2図は同要部の平断面図、第3図は従来
を示す断面図である。 1……アキユムレータ本体、1A……流通路、
2……入口管、2a……流出口、3……出口管、
3a……流入口、6……流路制御壁、7……支持
板、7a,7b……連通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 密閉形のアキユムレータ本体1の上部に入口
    管2を、下部に前記本体1の内部上方に向けて
    延びる出口管3をそれぞれ接続すると共に、前
    記本体1の内部上方に、前記入口管2の流出口
    2aと前記出口管3の流入口3aとを開口し、
    前記本体1の内部で、前記出口管3の外側に、
    前記出口管3の外周を包囲する筒形流路制御壁
    6を設けて、この流路制御壁6の外側が前記流
    出口2aに連通し、内側が前記流入口3aに連
    通する反転流通路1Aを形成していることを特
    徴とするアキユムレータ。 (2) 筒形流路制御壁6及び出口管3の上下方向中
    間部に、該中間部をアキユムレータ本体1に支
    持する支持板7を介装して、該支持板7に冷媒
    の反転流通路1Aを絞る連通孔7a,7bを開
    設している請求項1記載のアキユムレータ。
JP1988092873U 1988-07-12 1988-07-12 Expired - Lifetime JPH0544681Y2 (ja)

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JP1988092873U JPH0544681Y2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12

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JPH0213956U JPH0213956U (ja) 1990-01-29
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS472601U (ja) * 1971-01-22 1972-08-30

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