JPH0544531A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
内燃機関の制御装置Info
- Publication number
- JPH0544531A JPH0544531A JP20163691A JP20163691A JPH0544531A JP H0544531 A JPH0544531 A JP H0544531A JP 20163691 A JP20163691 A JP 20163691A JP 20163691 A JP20163691 A JP 20163691A JP H0544531 A JPH0544531 A JP H0544531A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- idle
- engine
- flow rate
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アイドルアップ流量不足に起因して機関回転
数にハンチングの生ずることを未然に防止する。 【構成】 エアコンを構成するコンプレッサ17はエン
ジン1のクランク軸に駆動連結されるよう設けられてい
る。また、バイパス通路10にはISCV11が設けら
れている。このISCV11の開度に応じてアイドルア
ップ流量が増量され、エンストが防止されるようになっ
ている。エンジン回転数NEが500rpm以下となっ
たときには、ECU31によりエアコンをオフさせ、バ
イパス通路10に設けられたISCV11の開度を調整
制御させることにより、アイドルアップ流量が増量補正
される。これにより、バイパス通路10に異物がつまっ
たり、著しい気温上昇等エアコンに大きな負荷がかかっ
たとしても、アイドルアップ流量の不足を起こすことは
なく、エンジン回転数NEが安定的に上昇される。
数にハンチングの生ずることを未然に防止する。 【構成】 エアコンを構成するコンプレッサ17はエン
ジン1のクランク軸に駆動連結されるよう設けられてい
る。また、バイパス通路10にはISCV11が設けら
れている。このISCV11の開度に応じてアイドルア
ップ流量が増量され、エンストが防止されるようになっ
ている。エンジン回転数NEが500rpm以下となっ
たときには、ECU31によりエアコンをオフさせ、バ
イパス通路10に設けられたISCV11の開度を調整
制御させることにより、アイドルアップ流量が増量補正
される。これにより、バイパス通路10に異物がつまっ
たり、著しい気温上昇等エアコンに大きな負荷がかかっ
たとしても、アイドルアップ流量の不足を起こすことは
なく、エンジン回転数NEが安定的に上昇される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関の制御装置
に係り、詳しくはその機関により駆動されるエアコンデ
ィショナ(エアコン)を備え、エアコンの駆動と停止に
応じてアイドルアップを行うようにした内燃機関の制御
装置に関するものである。
に係り、詳しくはその機関により駆動されるエアコンデ
ィショナ(エアコン)を備え、エアコンの駆動と停止に
応じてアイドルアップを行うようにした内燃機関の制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の制御装置として、その
機関に連動して駆動させるエアコンを備えたものにおい
ては、機関回転数が予め定められたカット回転数(例え
ば500rpm)まで低下したときに、機関とエアコン
との連動を遮断するエアコンカットを行い、エンジンス
トールを防止するようにした技術が知られている。この
ような技術では、エアコンの駆動を再開するための復帰
回転数が、前述したカット回転数よりも所定量だけ高い
値(例えば750rpm)に設定されてエアコンの駆動
と停止が繰り返される現象を防止している。しかしなが
ら、このような技術では、エアコン負荷が高くて内燃機
関の負荷が高い状態において、機関回転数を低下させる
ような操作を行った場合、機関回転数がカット回転数と
復帰回転数との間で変動してハンチングを生じるという
問題があった。
機関に連動して駆動させるエアコンを備えたものにおい
ては、機関回転数が予め定められたカット回転数(例え
ば500rpm)まで低下したときに、機関とエアコン
との連動を遮断するエアコンカットを行い、エンジンス
トールを防止するようにした技術が知られている。この
ような技術では、エアコンの駆動を再開するための復帰
回転数が、前述したカット回転数よりも所定量だけ高い
値(例えば750rpm)に設定されてエアコンの駆動
と停止が繰り返される現象を防止している。しかしなが
ら、このような技術では、エアコン負荷が高くて内燃機
関の負荷が高い状態において、機関回転数を低下させる
ような操作を行った場合、機関回転数がカット回転数と
復帰回転数との間で変動してハンチングを生じるという
問題があった。
【0003】そこで、この問題に対処するための技術が
実願平1−86835号に提案されている。この技術で
は、吸気管内に配置されたスロットル弁を迂回してサー
ジタンクと吸気管とを連結するアイドルアップ用のバイ
パス通路が設けられており、そのバイパス通路の途中に
は、開閉用の電磁弁が設けられている。この技術におい
ても、機関回転数が所定のカット回転数を下回ったとき
にエアコンカットを行い、その後、機関回転数が所定の
復帰回転数を上回ったときにエアコンの駆動を再開させ
るようにしている。そして、機関回転数が所定のカット
回転数を下回ったときにエアコンカットと同時に電磁弁
を閉じ、かつ、点火時期を遅角させることにより、エア
コンカット後の所定時間の間だけ機関トルクを低下させ
ていた。これにより、エアコンカット後における機関回
転の急上昇を抑え、カット回転数と復帰回転数との間で
機関回転数にハンチングの発生することを防止するよう
にしていた。
実願平1−86835号に提案されている。この技術で
は、吸気管内に配置されたスロットル弁を迂回してサー
ジタンクと吸気管とを連結するアイドルアップ用のバイ
パス通路が設けられており、そのバイパス通路の途中に
は、開閉用の電磁弁が設けられている。この技術におい
ても、機関回転数が所定のカット回転数を下回ったとき
にエアコンカットを行い、その後、機関回転数が所定の
復帰回転数を上回ったときにエアコンの駆動を再開させ
るようにしている。そして、機関回転数が所定のカット
回転数を下回ったときにエアコンカットと同時に電磁弁
を閉じ、かつ、点火時期を遅角させることにより、エア
コンカット後の所定時間の間だけ機関トルクを低下させ
ていた。これにより、エアコンカット後における機関回
転の急上昇を抑え、カット回転数と復帰回転数との間で
機関回転数にハンチングの発生することを防止するよう
にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術においては、アイドルアップ用バイパス通路のつまり
や、著しい気温上昇によるエアコン負荷の急増等に起因
して、アイドルアップのための吸入空気流量(アイドル
アップ流量)の不足するおそれがあった。そして、その
アイドルアップ流量が不足するような場合には、電磁弁
を開いてアイドルアップを行っているにもかかわらず、
機関に絶対的なトルク不足が生じることがあった。その
ため、機関回転数が再び低下し、その機関回転数がカッ
ト回転数を下回ったときには、再びエアコンカットが行
われて、エアコンの駆動と停止が繰り返されることにな
り、機関回転数にハンチングの生じるおそれがあった。
術においては、アイドルアップ用バイパス通路のつまり
や、著しい気温上昇によるエアコン負荷の急増等に起因
して、アイドルアップのための吸入空気流量(アイドル
アップ流量)の不足するおそれがあった。そして、その
アイドルアップ流量が不足するような場合には、電磁弁
を開いてアイドルアップを行っているにもかかわらず、
機関に絶対的なトルク不足が生じることがあった。その
ため、機関回転数が再び低下し、その機関回転数がカッ
ト回転数を下回ったときには、再びエアコンカットが行
われて、エアコンの駆動と停止が繰り返されることにな
り、機関回転数にハンチングの生じるおそれがあった。
【0005】この発明は前記した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的はアイドルアップ流量不足に起
因して機関回転数にハンチングの生ずることを未然に防
止し得る内燃機関の制御装置を提供することにある。
ものであって、その目的はアイドルアップ流量不足に起
因して機関回転数にハンチングの生ずることを未然に防
止し得る内燃機関の制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明においては、図1に示すように、内燃機関
M1に連動して駆動されるエアコンディショナM2と、
内燃機関M1の回転数を検出する回転数検出手段M3
と、回転数検出手段M3の検出結果が所定の回転数より
も大きいときにエアコンディショナM2を駆動させ、所
定の回転数以下のときにエアコンディショナM2を停止
させるエアコン制御手段M4と、内燃機関M1の吸気系
M5に設けられ、その内燃機関M1に供給される吸入空
気量を調整する吸気量調整手段M6と、アイドル時にお
けるエアコンディショナM2の駆動と停止に応じて、吸
入空気量を増量させるように吸気量調整手段M6を作動
させることにより内燃機関M1をアイドルアップさせる
アイドルアップ制御手段M7とを備えた内燃機関M1の
制御装置において、エアコン制御手段M4によってエア
コンディショナM2が停止された後に、アイドルアップ
制御手段M7におけるアイドルアップ用の吸入空気量増
量値を増量補正する吸気量増量補正手段M8を設けるよ
うにしている。
め、この発明においては、図1に示すように、内燃機関
M1に連動して駆動されるエアコンディショナM2と、
内燃機関M1の回転数を検出する回転数検出手段M3
と、回転数検出手段M3の検出結果が所定の回転数より
も大きいときにエアコンディショナM2を駆動させ、所
定の回転数以下のときにエアコンディショナM2を停止
させるエアコン制御手段M4と、内燃機関M1の吸気系
M5に設けられ、その内燃機関M1に供給される吸入空
気量を調整する吸気量調整手段M6と、アイドル時にお
けるエアコンディショナM2の駆動と停止に応じて、吸
入空気量を増量させるように吸気量調整手段M6を作動
させることにより内燃機関M1をアイドルアップさせる
アイドルアップ制御手段M7とを備えた内燃機関M1の
制御装置において、エアコン制御手段M4によってエア
コンディショナM2が停止された後に、アイドルアップ
制御手段M7におけるアイドルアップ用の吸入空気量増
量値を増量補正する吸気量増量補正手段M8を設けるよ
うにしている。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、図1に示すように、エア
コン制御手段M4によってエアコンディショナM2が停
止された後に、吸気量増量補正手段M8はアイドルアッ
プ用吸入空気量増量値を増量補正する。従って、吸気系
M5あるいは吸気量調整手段M6にアイドルアップ用の
吸入空気量を不足させる不具合が起こった場合には、ア
イドルアップのための吸気量調整手段M6における吸入
空気量がさらに増量補正されるので、アイドルアップに
おける内燃機関M1の絶対的なトルク不足が回避され、
内燃機関M1の回転数が安定的に上昇される。
コン制御手段M4によってエアコンディショナM2が停
止された後に、吸気量増量補正手段M8はアイドルアッ
プ用吸入空気量増量値を増量補正する。従って、吸気系
M5あるいは吸気量調整手段M6にアイドルアップ用の
吸入空気量を不足させる不具合が起こった場合には、ア
イドルアップのための吸気量調整手段M6における吸入
空気量がさらに増量補正されるので、アイドルアップに
おける内燃機関M1の絶対的なトルク不足が回避され、
内燃機関M1の回転数が安定的に上昇される。
【0008】
【実施例】以下、この発明における内燃機関の制御装置
を自動車に具体化した一実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
を自動車に具体化した一実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
【0009】図2はこの実施例における内燃機関の制御
装置を適用したガソリンエンジンシステムの概略構成を
示す図である。内燃機関としてのエンジン1は吸気系を
構成する吸気通路2を介してエアクリーナ3から外気を
取り込むようになっている。また、エンジン1はその外
気の取り込みと同時に、その吸気ポート2aの近傍にて
各気筒毎に設けられたインジェクタ4から噴射される燃
料を取り込むようになっている。そして、取り込んだ燃
料と外気との混合気を各気筒毎に設けられた吸気バルブ
5を介して燃焼室1aへ導入し、同燃焼室1a内にて爆
発・燃焼させて駆動力を得た後、その排気ガスを排気バ
ルブ6を介して各気筒毎の排気マニホールドが集合する
排気通路7へ導出して外部へ排出する。
装置を適用したガソリンエンジンシステムの概略構成を
示す図である。内燃機関としてのエンジン1は吸気系を
構成する吸気通路2を介してエアクリーナ3から外気を
取り込むようになっている。また、エンジン1はその外
気の取り込みと同時に、その吸気ポート2aの近傍にて
各気筒毎に設けられたインジェクタ4から噴射される燃
料を取り込むようになっている。そして、取り込んだ燃
料と外気との混合気を各気筒毎に設けられた吸気バルブ
5を介して燃焼室1aへ導入し、同燃焼室1a内にて爆
発・燃焼させて駆動力を得た後、その排気ガスを排気バ
ルブ6を介して各気筒毎の排気マニホールドが集合する
排気通路7へ導出して外部へ排出する。
【0010】吸気通路2の途中には、図示しないアクセ
ルペダルの操作に連動して開閉されるスロットルバルブ
8が設けられている。そして、このスロットルバルブ8
が開閉されることにより、吸気通路2への吸入空気量が
調節される。また、スロットルバルブ8の下流側には、
吸入空気の脈動を平滑化させるサージタンク9が設けら
れている。
ルペダルの操作に連動して開閉されるスロットルバルブ
8が設けられている。そして、このスロットルバルブ8
が開閉されることにより、吸気通路2への吸入空気量が
調節される。また、スロットルバルブ8の下流側には、
吸入空気の脈動を平滑化させるサージタンク9が設けら
れている。
【0011】吸気通路2の途中には、スロットルバルブ
8の上流側と下流側との間を連通させるバイパス通路1
0が設けられている。そして、このバイパス通路10の
途中には、同通路10を流れる空気吸入量を調節する吸
気量調整手段としてのリニアソレノイド式のアイドル・
スピード・コントロール・バルブ(ISCV)11が設
けられている。このISCV11はスロットルバルブ8
が閉じられてエンジン1がアイドル状態のときに、デュ
ーティー制御によってフィードバック制御されて開閉
し、バイパス通路10の空気流量を調節する。これによ
ってエンジン1のアイドル回転数が制御されるようにな
っている。
8の上流側と下流側との間を連通させるバイパス通路1
0が設けられている。そして、このバイパス通路10の
途中には、同通路10を流れる空気吸入量を調節する吸
気量調整手段としてのリニアソレノイド式のアイドル・
スピード・コントロール・バルブ(ISCV)11が設
けられている。このISCV11はスロットルバルブ8
が閉じられてエンジン1がアイドル状態のときに、デュ
ーティー制御によってフィードバック制御されて開閉
し、バイパス通路10の空気流量を調節する。これによ
ってエンジン1のアイドル回転数が制御されるようにな
っている。
【0012】また、車両にはエアコンを構成するコンプ
レッサ15が設けられており、このコンプレッサ15は
マグネットクラッチ16がオンされることにより、エン
ジン1の機関クランク軸に駆動連結されるようになって
いる。マグネットクラッチ16にはマグネットクラッチ
リレー17が電気的に接続され、そのマグネットクラッ
チリレー17のオン・オフ制御によりマグネットクラッ
チ16がオン・オフされ、エアコンが駆動・停止(オン
・オフ)される。但し、この実施例においては、エアコ
ンの起動を操作するための図示しないエアコンスイッチ
が設けられており、マグネットクラッチ16はそのエア
コンスイッチがオン操作されてから「600ms」だけ
経過後に起動されるようになっている。
レッサ15が設けられており、このコンプレッサ15は
マグネットクラッチ16がオンされることにより、エン
ジン1の機関クランク軸に駆動連結されるようになって
いる。マグネットクラッチ16にはマグネットクラッチ
リレー17が電気的に接続され、そのマグネットクラッ
チリレー17のオン・オフ制御によりマグネットクラッ
チ16がオン・オフされ、エアコンが駆動・停止(オン
・オフ)される。但し、この実施例においては、エアコ
ンの起動を操作するための図示しないエアコンスイッチ
が設けられており、マグネットクラッチ16はそのエア
コンスイッチがオン操作されてから「600ms」だけ
経過後に起動されるようになっている。
【0013】吸気通路2においてエアクリーナ3の近傍
には、吸気温度を検出する吸気温センサ21が設けられ
ている。また、スロットルバルブ8の近傍には、その開
度を検出するスロットルセンサ22が設けられている。
さらに、サージタンク9には、同タンク9に連通して吸
入空気圧力(吸気圧)を検出する吸気圧センサ23が設
けられている。
には、吸気温度を検出する吸気温センサ21が設けられ
ている。また、スロットルバルブ8の近傍には、その開
度を検出するスロットルセンサ22が設けられている。
さらに、サージタンク9には、同タンク9に連通して吸
入空気圧力(吸気圧)を検出する吸気圧センサ23が設
けられている。
【0014】一方、排気通路7の途中には、排気中の酸
素濃度を検出する酸素センサ24が設けられている。ま
た、エンジン1には、その冷却水の温度を検出する水温
センサ25が設けられている。
素濃度を検出する酸素センサ24が設けられている。ま
た、エンジン1には、その冷却水の温度を検出する水温
センサ25が設けられている。
【0015】エンジン1の各気筒毎に設けられた点火プ
ラグ12には、ディストリビュータ13にて分配される
点火信号が印加される。ディストリビュータ13はイグ
ナイタ14から出力される高電圧をエンジン1のクラン
ク角に同期して各点火プラグ12に分配するためのもの
であり、各点火プラグ12の点火タイミングはイグナイ
タ14からの高電圧出力タイミングにより決定される。
ラグ12には、ディストリビュータ13にて分配される
点火信号が印加される。ディストリビュータ13はイグ
ナイタ14から出力される高電圧をエンジン1のクラン
ク角に同期して各点火プラグ12に分配するためのもの
であり、各点火プラグ12の点火タイミングはイグナイ
タ14からの高電圧出力タイミングにより決定される。
【0016】ディストリビュータ13には、同ディスト
リビュータ13に内蔵された図示しないロータの回転か
ら、エンジン1の回転数(エンジン回転数)NEを検出
する回転数検出手段としての回転数センサ26、同じく
ロータの回転に応じてエンジン1のクランク角の変化を
所定の割合で検出するクランク角センサ27がそれぞれ
取付けられている。さらに、この実施例では、図示しな
いトランスミッションに取付けられて車速を検出する車
速センサ28が設けられている。そして、前記各センサ
21〜28により、エンジン1の運転状態が適宜検出さ
れるようになっている。
リビュータ13に内蔵された図示しないロータの回転か
ら、エンジン1の回転数(エンジン回転数)NEを検出
する回転数検出手段としての回転数センサ26、同じく
ロータの回転に応じてエンジン1のクランク角の変化を
所定の割合で検出するクランク角センサ27がそれぞれ
取付けられている。さらに、この実施例では、図示しな
いトランスミッションに取付けられて車速を検出する車
速センサ28が設けられている。そして、前記各センサ
21〜28により、エンジン1の運転状態が適宜検出さ
れるようになっている。
【0017】また、各インジェクタ4、ISCV11、
イグナイタ14及びマグネットクラッチリレー17はエ
アコン制御手段、アイドルアップ制御手段、吸気量増量
補正手段を構成する電子制御装置(以下、単に「EC
U」という)31に電気的に接続され、同ECU31の
作動によってそれらの駆動タイミングが制御される。
イグナイタ14及びマグネットクラッチリレー17はエ
アコン制御手段、アイドルアップ制御手段、吸気量増量
補正手段を構成する電子制御装置(以下、単に「EC
U」という)31に電気的に接続され、同ECU31の
作動によってそれらの駆動タイミングが制御される。
【0018】このECU31には、前述した吸気温セン
サ21、スロットルセンサ22、吸気圧センサ23、酸
素センサ24、水温センサ25、回転数センサ26、ク
ランク角センサ27及び車速センサ28がそれぞれ接続
されている。従って、ECU31はこれら各センサ21
〜28からの出力信号に基づき、インジェクタ4、IS
CV11、イグナイタ14及びマグネットクラッチリレ
ー17を好適に制御する。
サ21、スロットルセンサ22、吸気圧センサ23、酸
素センサ24、水温センサ25、回転数センサ26、ク
ランク角センサ27及び車速センサ28がそれぞれ接続
されている。従って、ECU31はこれら各センサ21
〜28からの出力信号に基づき、インジェクタ4、IS
CV11、イグナイタ14及びマグネットクラッチリレ
ー17を好適に制御する。
【0019】次に、ECU31の構成について図3のブ
ロック図に従って説明する。ECU31は中央処理装置
(CPU)32、所定の制御プログラムやマップ等を予
め記憶した読出専用メモリ(ROM)33、CPU32
の演算結果等を一時記憶するランダムアクセスメモリ
(RAM)34、予め記憶されたデータを保存するバッ
クアップRAM35等と、これら各部と外部入力回路3
6、外部出力回路37等とをバス38によって接続した
論理演算回路として構成されている。
ロック図に従って説明する。ECU31は中央処理装置
(CPU)32、所定の制御プログラムやマップ等を予
め記憶した読出専用メモリ(ROM)33、CPU32
の演算結果等を一時記憶するランダムアクセスメモリ
(RAM)34、予め記憶されたデータを保存するバッ
クアップRAM35等と、これら各部と外部入力回路3
6、外部出力回路37等とをバス38によって接続した
論理演算回路として構成されている。
【0020】外部入力回路36には、前述した吸気温セ
ンサ21、スロットルセンサ22、吸気圧センサ23、
酸素センサ24、水温センサ25、回転数センサ26、
クランク角センサ27及び車速センサ28等がそれぞれ
接続されている。そして、CPU32は外部入力回路3
6を介して各センサ21〜28からの出力信号を入力値
として読み込む。そして、CPU32はこれら入力値に
基いて、外部出力回路37に接続されたインジェクタ
4、ISCV11、イグナイタ14及びマグネットクラ
ッチリレー17を好適に制御する。
ンサ21、スロットルセンサ22、吸気圧センサ23、
酸素センサ24、水温センサ25、回転数センサ26、
クランク角センサ27及び車速センサ28等がそれぞれ
接続されている。そして、CPU32は外部入力回路3
6を介して各センサ21〜28からの出力信号を入力値
として読み込む。そして、CPU32はこれら入力値に
基いて、外部出力回路37に接続されたインジェクタ
4、ISCV11、イグナイタ14及びマグネットクラ
ッチリレー17を好適に制御する。
【0021】この実施例において、CPU32は吸気温
センサ21、スロットルセンサ22、水温センサ25、
回転数センサ26、クランク角センサ27等の検出値に
基づき、エンジン1がアイドル状態であると判断した時
に、そのエンジン回転数NEが目標アイドル回転数NT
に収束するために必要なアイドルアップ流量を算出し、
その算出結果に基づきISCV11をフィードバック制
御する。
センサ21、スロットルセンサ22、水温センサ25、
回転数センサ26、クランク角センサ27等の検出値に
基づき、エンジン1がアイドル状態であると判断した時
に、そのエンジン回転数NEが目標アイドル回転数NT
に収束するために必要なアイドルアップ流量を算出し、
その算出結果に基づきISCV11をフィードバック制
御する。
【0022】そのために、この実施例では、以下に示す
ような計算式がROM33に予め記憶されている。 GAISC=GAC+GG+GTHW+GDNS+ΔG ここで、GAISCはトータルアイドルアップ流量であ
って、ISCV11の制御のための最終的な指令値を示
す。GACはエアコンアイドルアップ補正項であって、
エアコンがオンされた時に目標アイドル回転数NTにフ
ィードバック制御するための補正量を示し、エアコンの
オフ時には固定値となる。GGは学習補正項であって、
エアコンがオフされた時に目標アイドル回転数NTにフ
ィードバック制御するための補正量を示す。GTHWは
水温補正項であって、冷間時のファーストアイドルアッ
プ補正量を示す。GDNSは流量低下時補正項であっ
て、エアコンがオンされた時においてエンジン回転数N
Eが低いときに補正する量を示す。また、ΔGはその他
の補正項を示す(但し、この実施例においてはΔG=
0)。
ような計算式がROM33に予め記憶されている。 GAISC=GAC+GG+GTHW+GDNS+ΔG ここで、GAISCはトータルアイドルアップ流量であ
って、ISCV11の制御のための最終的な指令値を示
す。GACはエアコンアイドルアップ補正項であって、
エアコンがオンされた時に目標アイドル回転数NTにフ
ィードバック制御するための補正量を示し、エアコンの
オフ時には固定値となる。GGは学習補正項であって、
エアコンがオフされた時に目標アイドル回転数NTにフ
ィードバック制御するための補正量を示す。GTHWは
水温補正項であって、冷間時のファーストアイドルアッ
プ補正量を示す。GDNSは流量低下時補正項であっ
て、エアコンがオンされた時においてエンジン回転数N
Eが低いときに補正する量を示す。また、ΔGはその他
の補正項を示す(但し、この実施例においてはΔG=
0)。
【0023】又、この実施例においては、エンジン1の
アイドル状態における目標アイドル回転数NTが「80
0rpm」、エアコンがオフされる基準となる所定回転
数が「500rpm」というように設定されており、こ
れらの設定値は、ROM33に予め記憶されている。
アイドル状態における目標アイドル回転数NTが「80
0rpm」、エアコンがオフされる基準となる所定回転
数が「500rpm」というように設定されており、こ
れらの設定値は、ROM33に予め記憶されている。
【0024】次に、前述したECU31により実行され
る各種処理のうち、前述したトータルアイドルアップ流
量GAISCにおける流量低下時補正項GDNSを算出
するための処理について、図4,5の各フローチャート
に従って説明する。
る各種処理のうち、前述したトータルアイドルアップ流
量GAISCにおける流量低下時補正項GDNSを算出
するための処理について、図4,5の各フローチャート
に従って説明する。
【0025】図4は低回転時、すなわちアイドル時にお
けるエアコンのオン・オフ制御のための処理ルーチンを
示し、180°CA毎の定時割込みで実行される。処理
がこのルーチンへ移行すると、先ずステップ101にお
いて、回転数センサ26の検出値に基づき、エンジン回
転数NEが所定の回転数としての「500rpm」以下
であるか否かを判断する。そして、エンジン回転数NE
が「500rpm」以下の場合には、次のステップ10
2において、カウンタのカウント値CNT1をゼロにク
リアし、次のステップ103に移る。但し、このカウン
タは別のルーチンにて単位時間毎にインクリメントされ
るものとする。
けるエアコンのオン・オフ制御のための処理ルーチンを
示し、180°CA毎の定時割込みで実行される。処理
がこのルーチンへ移行すると、先ずステップ101にお
いて、回転数センサ26の検出値に基づき、エンジン回
転数NEが所定の回転数としての「500rpm」以下
であるか否かを判断する。そして、エンジン回転数NE
が「500rpm」以下の場合には、次のステップ10
2において、カウンタのカウント値CNT1をゼロにク
リアし、次のステップ103に移る。但し、このカウン
タは別のルーチンにて単位時間毎にインクリメントされ
るものとする。
【0026】一方、ステップ101において、エンジン
回転数NEが「500rpm」よりも大きい場合には、
そのままステップ103へ移行する。ステップ101又
はステップ102から移行してステップ103において
は、カウント値CNT1が「600ms」以内であるか
否かを判断する。ここで、そのカウント値CNT1が
「600ms」以内のときには、ステップ104におい
て低回転エアコンオフフラグFLAG1を「1」にセッ
トする。また、ステップ105において、コンプレッサ
15をオフさせるべくマグネットクラッチ16をオフす
るための信号をマグネットクラッチリレー17へ出力す
る。つまり、エアコンをオフさせる。そして、その後の
処理を一旦終了する。
回転数NEが「500rpm」よりも大きい場合には、
そのままステップ103へ移行する。ステップ101又
はステップ102から移行してステップ103において
は、カウント値CNT1が「600ms」以内であるか
否かを判断する。ここで、そのカウント値CNT1が
「600ms」以内のときには、ステップ104におい
て低回転エアコンオフフラグFLAG1を「1」にセッ
トする。また、ステップ105において、コンプレッサ
15をオフさせるべくマグネットクラッチ16をオフす
るための信号をマグネットクラッチリレー17へ出力す
る。つまり、エアコンをオフさせる。そして、その後の
処理を一旦終了する。
【0027】一方、ステップ103において、カウント
値CNT1が「600ms」よりも大きい場合には、エ
ンジン回転数NEが「500rpm」よりも大きく、当
面は「500rpm」以下にはならないものとして、ス
テップ106に移行する。そして、同ステップ106に
おいて低回転エアコンオフフラグFLAG1を「0」に
リセットする。また、ステップ107において、コンプ
レッサ15をオンさせるべくマグネットクラッチ16を
オンするための信号をマグネットクラッチリレー17に
出力する。つまり、エアコンをオンさせる。そして、そ
の後の処理を一旦終了する。
値CNT1が「600ms」よりも大きい場合には、エ
ンジン回転数NEが「500rpm」よりも大きく、当
面は「500rpm」以下にはならないものとして、ス
テップ106に移行する。そして、同ステップ106に
おいて低回転エアコンオフフラグFLAG1を「0」に
リセットする。また、ステップ107において、コンプ
レッサ15をオンさせるべくマグネットクラッチ16を
オンするための信号をマグネットクラッチリレー17に
出力する。つまり、エアコンをオンさせる。そして、そ
の後の処理を一旦終了する。
【0028】このように、エアコンのオン・オフ制御が
行われる。また、カウンタ値CNT1が「600ms」
よりも大きくなった場合にマグネットクラッチ16をオ
ンするようにすることにより、マグネットクラッチ16
が頻繁にオン・オフされるのを防止するようにしてい
る。
行われる。また、カウンタ値CNT1が「600ms」
よりも大きくなった場合にマグネットクラッチ16をオ
ンするようにすることにより、マグネットクラッチ16
が頻繁にオン・オフされるのを防止するようにしてい
る。
【0029】図5は前述したエアコンのオン・オフ制御
の際に流量低下時補正項GDNSを算出するための処理
ルーチンを説明するフローチャートであって、180°
CA毎の定時割込みで実行される。
の際に流量低下時補正項GDNSを算出するための処理
ルーチンを説明するフローチャートであって、180°
CA毎の定時割込みで実行される。
【0030】処理がこのルーチンへ移行すると、先ずス
テップ201において、前述した低回転エアコンオフフ
ラグFLAG1が「1」であるか否かを判断する。ここ
で低回転エアコンオフフラグFLAG1が「1」でない
場合、即ちエアコンがオン状態の場合には、ステップ2
05において、重加算防止フラグFLAG2を「0」に
リセットし、次のステップ206へ移行する。
テップ201において、前述した低回転エアコンオフフ
ラグFLAG1が「1」であるか否かを判断する。ここ
で低回転エアコンオフフラグFLAG1が「1」でない
場合、即ちエアコンがオン状態の場合には、ステップ2
05において、重加算防止フラグFLAG2を「0」に
リセットし、次のステップ206へ移行する。
【0031】一方、ステップ201において、低回転エ
アコンオフフラグFLAG1が「1」である場合、即ち
エアコンがオフ状態の場合には、ステップ202におい
て、重加算防止フラグFLAG2が「0」であるか否
か、すなわち、前回の制御周期においてエアコンがオン
状態であったか否かを判断する。ここで、重加算防止フ
ラグFLAG2が「0」の場合には、エアコンがオンか
らオフに切り替わったものとして、次のステップ203
において、流量低下時補正項GDNSに10リットル/
minの増加分を加算した結果を新たな流量低下時補正
項GDNSとして設定する。
アコンオフフラグFLAG1が「1」である場合、即ち
エアコンがオフ状態の場合には、ステップ202におい
て、重加算防止フラグFLAG2が「0」であるか否
か、すなわち、前回の制御周期においてエアコンがオン
状態であったか否かを判断する。ここで、重加算防止フ
ラグFLAG2が「0」の場合には、エアコンがオンか
らオフに切り替わったものとして、次のステップ203
において、流量低下時補正項GDNSに10リットル/
minの増加分を加算した結果を新たな流量低下時補正
項GDNSとして設定する。
【0032】その後、ステップ204において重加算防
止フラグFLAG2を「1」にセットした後、ステップ
206へ移行する。一方、ステップ202において、重
加算防止フラグFLAG2が「0」でない場合には、エ
アコンがオフ状態のままで既に10リットル/minの
増加分が流量低下時補正項GDNSに加算されたものと
して、そのままステップ206に移行する。
止フラグFLAG2を「1」にセットした後、ステップ
206へ移行する。一方、ステップ202において、重
加算防止フラグFLAG2が「0」でない場合には、エ
アコンがオフ状態のままで既に10リットル/minの
増加分が流量低下時補正項GDNSに加算されたものと
して、そのままステップ206に移行する。
【0033】ステップ205、ステップ202又はステ
ップ204から移行して、ステップ206においては、
エンジン回転数NEが目標アイドル回転数NT(この実
施例においては「800rpm」)よりも大きいか否か
を判断する。ここでエンジン回転数NEが目標アイドル
回転数NTよりも大きい場合には、次のステップ207
において、流量低下時補正項GDNSから1/8リット
ル/minを減算した結果を新たな流量低下時補正項G
DNSとして設定し、その後の処理を一旦終了する。但
し、この流量低下時補正項GDNSは常に正又はゼロの
値しかとらず、従って、流量低下時補正項GDNSが
「0」になったならばそれ以上の減算は行わない。一
方、ステップ206において、エンジン回転数NEが目
標アイドル回転数NT以下の場合には、そのままその後
の処理を一旦終了する。
ップ204から移行して、ステップ206においては、
エンジン回転数NEが目標アイドル回転数NT(この実
施例においては「800rpm」)よりも大きいか否か
を判断する。ここでエンジン回転数NEが目標アイドル
回転数NTよりも大きい場合には、次のステップ207
において、流量低下時補正項GDNSから1/8リット
ル/minを減算した結果を新たな流量低下時補正項G
DNSとして設定し、その後の処理を一旦終了する。但
し、この流量低下時補正項GDNSは常に正又はゼロの
値しかとらず、従って、流量低下時補正項GDNSが
「0」になったならばそれ以上の減算は行わない。一
方、ステップ206において、エンジン回転数NEが目
標アイドル回転数NT以下の場合には、そのままその後
の処理を一旦終了する。
【0034】以上のようにして、エアコンのオン・オフ
制御中において流量低下時補正項GDNSが求められ
る。次に、トータルアイドルアップ流量GAISCにお
けるエアコンアイドルアップ補正項GACを算出するた
めの処理について、図6のフローチャートに従って説明
する。
制御中において流量低下時補正項GDNSが求められ
る。次に、トータルアイドルアップ流量GAISCにお
けるエアコンアイドルアップ補正項GACを算出するた
めの処理について、図6のフローチャートに従って説明
する。
【0035】図6はアイドル時におけるエアコンアイド
ルアップ補正項GACを算出するための処理ルーチンを
説明するフローチャートであって、180°CA毎の定
時割り込みで実行される。
ルアップ補正項GACを算出するための処理ルーチンを
説明するフローチャートであって、180°CA毎の定
時割り込みで実行される。
【0036】処理がこのルーチンへ移行すると、先ずス
テップ301において、エアコンがオンであるか否かを
判断する。ここで、エアコンがオンでない、即ちオフ状
態の場合には、ステップ302において、先に図4で説
明したカウンタとは別のカウンタ(但し、このカウンタ
も別のルーチンにて単位時間毎にインクリメントされる
ものとする)によるカウント値CNT2をゼロにクリア
する。
テップ301において、エアコンがオンであるか否かを
判断する。ここで、エアコンがオンでない、即ちオフ状
態の場合には、ステップ302において、先に図4で説
明したカウンタとは別のカウンタ(但し、このカウンタ
も別のルーチンにて単位時間毎にインクリメントされる
ものとする)によるカウント値CNT2をゼロにクリア
する。
【0037】次に、ステップ303において、予め定め
られた指示量αをエアコンアイドルアップ補正項GAC
として設定して、そのままその後の処理を一旦終了す
る。一方、ステップ301において、エアコンがオンで
あった場合には、ステップ304において、カウント値
CNT2が2秒を上回ったか否かを判断する。ここで、
カウント値CNT2が2秒以下の場合、即ち、エアコン
がオンに切換えられてから未だ2秒経過していない場合
には、エアコンアイドルアップ補正項GACを指示量α
に保持したまま、その後の処理を一旦終了する。また、
ステップ304において、カウント値CNT2が2秒を
上回った場合には、ステップ305へ移行する。
られた指示量αをエアコンアイドルアップ補正項GAC
として設定して、そのままその後の処理を一旦終了す
る。一方、ステップ301において、エアコンがオンで
あった場合には、ステップ304において、カウント値
CNT2が2秒を上回ったか否かを判断する。ここで、
カウント値CNT2が2秒以下の場合、即ち、エアコン
がオンに切換えられてから未だ2秒経過していない場合
には、エアコンアイドルアップ補正項GACを指示量α
に保持したまま、その後の処理を一旦終了する。また、
ステップ304において、カウント値CNT2が2秒を
上回った場合には、ステップ305へ移行する。
【0038】そして、ステップ305においては、エン
ジン回転数NEと目標アイドル回転数NTとを比較す
る。ここで、エンジン回転数NEが目標アイドル回転数
NTよりも低い場合には、ステップ306において、前
回の制御周期におけるエアコンアイドルアップ補正項G
ACに所定量a(この実施例においては1/8リットル
/min)を加算した結果を新たなエアコンアイドルア
ップ補正項GACとして設定する。また、エンジン回転
数NEと目標アイドル回転数NTとが等しい場合、ステ
ップ307に移行し、前回の制御周期におけるエアコン
アイドルアップ補正項GACをそのままエアコンアイド
ルアップ補正項GACとして設定する。また、エンジン
回転数NEが目標アイドル回転数NTよりも高い場合に
は、ステップ308において、前回の制御周期における
エアコンアイドルアップ補正項GACから所定量aを減
算した結果を新たなエアコンアイドルアップ補正項GA
Cとして設定する。そして、ステップ306、ステップ
307又はステップ308において、新たなエアコンア
イドルアップ補正項GACが設定されると、その後の処
理を一旦終了する。
ジン回転数NEと目標アイドル回転数NTとを比較す
る。ここで、エンジン回転数NEが目標アイドル回転数
NTよりも低い場合には、ステップ306において、前
回の制御周期におけるエアコンアイドルアップ補正項G
ACに所定量a(この実施例においては1/8リットル
/min)を加算した結果を新たなエアコンアイドルア
ップ補正項GACとして設定する。また、エンジン回転
数NEと目標アイドル回転数NTとが等しい場合、ステ
ップ307に移行し、前回の制御周期におけるエアコン
アイドルアップ補正項GACをそのままエアコンアイド
ルアップ補正項GACとして設定する。また、エンジン
回転数NEが目標アイドル回転数NTよりも高い場合に
は、ステップ308において、前回の制御周期における
エアコンアイドルアップ補正項GACから所定量aを減
算した結果を新たなエアコンアイドルアップ補正項GA
Cとして設定する。そして、ステップ306、ステップ
307又はステップ308において、新たなエアコンア
イドルアップ補正項GACが設定されると、その後の処
理を一旦終了する。
【0039】以上のようにして、エアコンのオン・オフ
制御中においてエアコンアイドルアップ補正項GACが
設定される。次に、上記のような処理動作に基づいて行
われるこの実施例における内燃機関の制御装置の作用に
ついて、図7のタイムチャートに従って説明する。
制御中においてエアコンアイドルアップ補正項GACが
設定される。次に、上記のような処理動作に基づいて行
われるこの実施例における内燃機関の制御装置の作用に
ついて、図7のタイムチャートに従って説明する。
【0040】先ず、エンジン回転数が「500rpm」
よりも低い状態での時間t0において、エアコンスイッ
チがオンされる。すると、エアコンアイドルアップ補正
項GACが増量され、その後エンジン回転数NEが「5
00rpm」を超えて上昇を始める。なお、それ以降、
エアコンアイドルアップ補正項GACは180°CA毎
に所定量a、即ち1/8リットル/minずつ増量され
る。
よりも低い状態での時間t0において、エアコンスイッ
チがオンされる。すると、エアコンアイドルアップ補正
項GACが増量され、その後エンジン回転数NEが「5
00rpm」を超えて上昇を始める。なお、それ以降、
エアコンアイドルアップ補正項GACは180°CA毎
に所定量a、即ち1/8リットル/minずつ増量され
る。
【0041】そして、エアコンスイッチがオンされた時
間t0から「600ms」経過だけ経過して時間t1に
なると、マグネットクラッチ16がオンされ、コンプレ
ッサ15がオンされる。つまり、エアコンがオンされ
る。このため、エンジン1にはコンプレッサ15の負荷
が加わることから、エンジン回転数NEが徐々に減少し
始める。
間t0から「600ms」経過だけ経過して時間t1に
なると、マグネットクラッチ16がオンされ、コンプレ
ッサ15がオンされる。つまり、エアコンがオンされ
る。このため、エンジン1にはコンプレッサ15の負荷
が加わることから、エンジン回転数NEが徐々に減少し
始める。
【0042】そして、時間t2においてエンジン回転数
NEが「500rpm」になると、エアコン負荷に起因
したエンジンストールを防止するためにマグネットクラ
ッチ16がオフされる。これと同時に、流量低下時補正
項GDNSが10リットル/minだけ増量補正され、
それによってトータルアイドルアップ流量GAISCが
さらに増量補正されて、アイドルアップ流量が増量され
る。
NEが「500rpm」になると、エアコン負荷に起因
したエンジンストールを防止するためにマグネットクラ
ッチ16がオフされる。これと同時に、流量低下時補正
項GDNSが10リットル/minだけ増量補正され、
それによってトータルアイドルアップ流量GAISCが
さらに増量補正されて、アイドルアップ流量が増量され
る。
【0043】これに伴い、その後エンジン回転数NEが
上昇を始め、やがて時間t3において、エンジン回転数
NEが「500rpm」を超える。そして、この時間t
3から「600ms」だけ経過した時間t4になると、
再びマグネットクラッチ16がオンされ、コンプレッサ
15がオンされる。これに伴い、前述と同様に、エンジ
ン回転数NEが減少し始めるが、時間t2において流量
低下時補正項GDNSが10リットル/minだけ増量
補正されているため、エンジン回転数NEの「500r
pm」よりも低くなる低下度合いは先程よりも小さくな
る。
上昇を始め、やがて時間t3において、エンジン回転数
NEが「500rpm」を超える。そして、この時間t
3から「600ms」だけ経過した時間t4になると、
再びマグネットクラッチ16がオンされ、コンプレッサ
15がオンされる。これに伴い、前述と同様に、エンジ
ン回転数NEが減少し始めるが、時間t2において流量
低下時補正項GDNSが10リットル/minだけ増量
補正されているため、エンジン回転数NEの「500r
pm」よりも低くなる低下度合いは先程よりも小さくな
る。
【0044】その後、時間t5において、エンジン回転
数NEが再び「500rpm」になると、マグネットク
ラッチ16がオフされ、流量低下時補正項GDNSが再
び10リットル/minだけ増量補正され、アイドルア
ップ流量がさらに増量される。これに伴い、その後エン
ジン回転数NEがさらに上昇し、時間t6において「5
00rpm」を超える。そして、この時間t6から「6
00ms」を経過すると、時間t7において、再びマグ
ネットクラッチ16がオンされる。その後、エンジン回
転数NEは一旦低下するものの、「500rpm」より
も小さくなることはない。
数NEが再び「500rpm」になると、マグネットク
ラッチ16がオフされ、流量低下時補正項GDNSが再
び10リットル/minだけ増量補正され、アイドルア
ップ流量がさらに増量される。これに伴い、その後エン
ジン回転数NEがさらに上昇し、時間t6において「5
00rpm」を超える。そして、この時間t6から「6
00ms」を経過すると、時間t7において、再びマグ
ネットクラッチ16がオンされる。その後、エンジン回
転数NEは一旦低下するものの、「500rpm」より
も小さくなることはない。
【0045】そして、エアコンアイドルアップ補正項G
ACが増量されることにより、エンジン回転数NEは上
昇し始める。従って、マグネットクラッチ16がオフさ
れることはなく、それ以降でエアコンのオン・オフが繰
り返されることはない。
ACが増量されることにより、エンジン回転数NEは上
昇し始める。従って、マグネットクラッチ16がオフさ
れることはなく、それ以降でエアコンのオン・オフが繰
り返されることはない。
【0046】その後、エンジン回転数NEは上昇を続
け、時間t8において目標アイドル回転数NTとしての
「800rpm」を超えると、流量低下時補正項GDN
Sが1/8リットル/min減量補正されるとともに、
エアコンアイドルアップ補正項GACも1/8リットル
/min減量補正される。そして、それ以降で流量低下
時補正項GDNSは、エンジン回転数NEが「800r
pm」以下であれば、そのままの値に保持され、「80
0rpm」よりも高ければ1/8リットル/minずつ
減量補正される。また、エアコンアイドルアップ補正項
GACはエンジン回転数NEが「800rpm」以下で
あれば1/8リットル/minずつ増量補正され、「8
00rpm」よりも高ければ1/8リットル/minず
つ減量補正される。そして、以後のエンジン回転数NE
は目標アイドル回転数NTに近い値となるように保持さ
れる。
け、時間t8において目標アイドル回転数NTとしての
「800rpm」を超えると、流量低下時補正項GDN
Sが1/8リットル/min減量補正されるとともに、
エアコンアイドルアップ補正項GACも1/8リットル
/min減量補正される。そして、それ以降で流量低下
時補正項GDNSは、エンジン回転数NEが「800r
pm」以下であれば、そのままの値に保持され、「80
0rpm」よりも高ければ1/8リットル/minずつ
減量補正される。また、エアコンアイドルアップ補正項
GACはエンジン回転数NEが「800rpm」以下で
あれば1/8リットル/minずつ増量補正され、「8
00rpm」よりも高ければ1/8リットル/minず
つ減量補正される。そして、以後のエンジン回転数NE
は目標アイドル回転数NTに近い値となるように保持さ
れる。
【0047】以上詳述したように、この実施例において
は、エアコンをオフさせるためにマグネットクラッチ1
6がオフされるとトータルアイドルアップ流量GAIS
Cにおける流量低下時補正項GDNSが10リットル/
min増量補正されるので、アイドルアップ流量が低下
するようなバイパス通路10のつまりや、著しい気温上
昇等によるエアコン負荷の急増等が起こったとしても、
実際のアイドルアップ流量が低下するおそれはなく、当
初の狙いとするアイドルアップ流量を得ることができ
る。従って、アイドルアップ流量不足に起因してエアコ
ンのオン・オフが繰り返されることはなく、エンジン回
転数NEのハンチングの発生を防止することできる。
は、エアコンをオフさせるためにマグネットクラッチ1
6がオフされるとトータルアイドルアップ流量GAIS
Cにおける流量低下時補正項GDNSが10リットル/
min増量補正されるので、アイドルアップ流量が低下
するようなバイパス通路10のつまりや、著しい気温上
昇等によるエアコン負荷の急増等が起こったとしても、
実際のアイドルアップ流量が低下するおそれはなく、当
初の狙いとするアイドルアップ流量を得ることができ
る。従って、アイドルアップ流量不足に起因してエアコ
ンのオン・オフが繰り返されることはなく、エンジン回
転数NEのハンチングの発生を防止することできる。
【0048】ここで、図8は、ISCV11の開度につ
いての指示量に対するアイドルアップ流量の関係をグラ
フに示したものである。このグラフからも明らかなよう
に、通常時には指示量αによって、それにみあったアイ
ドルアップ流量βが得られるのであるが、バイパス通路
10につまり等が発生した場合には、指示量αでは、実
際にそれにみあったアイドルアップ流量βは得られな
い。そこで、補正量α1を増やしてこの実施例における
制御を施すことにより、通常時と同じアイドルアップ流
量βが得られる。
いての指示量に対するアイドルアップ流量の関係をグラ
フに示したものである。このグラフからも明らかなよう
に、通常時には指示量αによって、それにみあったアイ
ドルアップ流量βが得られるのであるが、バイパス通路
10につまり等が発生した場合には、指示量αでは、実
際にそれにみあったアイドルアップ流量βは得られな
い。そこで、補正量α1を増やしてこの実施例における
制御を施すことにより、通常時と同じアイドルアップ流
量βが得られる。
【0049】さらに、この実施例では、前記流量低下時
補正項GDNSの増量補正はマグネットクラッチ16が
一度オフされたら、再度オンされない限り加算されるこ
とがないので、アイドルアップ流量が大きくなりすぎる
こともない。
補正項GDNSの増量補正はマグネットクラッチ16が
一度オフされたら、再度オンされない限り加算されるこ
とがないので、アイドルアップ流量が大きくなりすぎる
こともない。
【0050】なお、本発明は前記各実施例に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例においては、エンジン回転数NEが
「500rpm」以下となったときにマグネットクラッ
チ16をオフし、エンジン回転数NEが「500rp
m」を超えてから「600ms」経過してからマグネッ
トクラッチ16をオンするように制御したが、その他の
制御方法として、エンジン回転数NEが「500rp
m」以下となったときにマグネットクラッチ16をオフ
し、「600rpm」以上となったときにマグネットク
ラッチ16をオンするようにヒステリシスを設けてもよ
い。
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例においては、エンジン回転数NEが
「500rpm」以下となったときにマグネットクラッ
チ16をオフし、エンジン回転数NEが「500rp
m」を超えてから「600ms」経過してからマグネッ
トクラッチ16をオンするように制御したが、その他の
制御方法として、エンジン回転数NEが「500rp
m」以下となったときにマグネットクラッチ16をオフ
し、「600rpm」以上となったときにマグネットク
ラッチ16をオンするようにヒステリシスを設けてもよ
い。
【0051】(2)前記実施例において制御が実行され
る所定の回転数は「500rpm」であったが、例えば
「600rpm」、「700rpm」であってもよく、
その数値は適宜変更し得る。
る所定の回転数は「500rpm」であったが、例えば
「600rpm」、「700rpm」であってもよく、
その数値は適宜変更し得る。
【0052】(3)前記実施例においては、バイパス通
路10を1つとしたが、バイパス通路を2つ以上設けて
もよい。 (4)前記実施例では吸気量調整手段としてスロットル
バルブ8とは別に設けられたリニアソレノイド式のIS
CV11を設けたが、ステップモータ式やロータリソレ
ノイド式、更にはスロットルバルブ直動方式のアクチュ
エータを設けてもよい。
路10を1つとしたが、バイパス通路を2つ以上設けて
もよい。 (4)前記実施例では吸気量調整手段としてスロットル
バルブ8とは別に設けられたリニアソレノイド式のIS
CV11を設けたが、ステップモータ式やロータリソレ
ノイド式、更にはスロットルバルブ直動方式のアクチュ
エータを設けてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、エアコンがオフされた後にアイドルアップ用吸入空
気量増量値をさらに増量補正するようにしたので、バイ
パス通路のつまり等のアイドルアップ流量を減少させる
ような原因が発生したとしても、アイドルアップ流量が
増量補正され、機関回転数におけるハンチングの発生を
未然に防止することができるという優れた効果を奏す
る。
ば、エアコンがオフされた後にアイドルアップ用吸入空
気量増量値をさらに増量補正するようにしたので、バイ
パス通路のつまり等のアイドルアップ流量を減少させる
ような原因が発生したとしても、アイドルアップ流量が
増量補正され、機関回転数におけるハンチングの発生を
未然に防止することができるという優れた効果を奏す
る。
【図1】この発明の基本的な概念構成を説明する概念構
成図である。
成図である。
【図2】この発明を具体化した一実施例において内燃機
関の制御装置を適用したガソリンエンジンシステムの概
略構成を示す図である。
関の制御装置を適用したガソリンエンジンシステムの概
略構成を示す図である。
【図3】一実施例において、電子制御装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】一実施例において、電子制御装置により実行さ
れるアイドル時のエアコンのオン・オフ制御のための処
理ルーチンを説明するフローチャートである。
れるアイドル時のエアコンのオン・オフ制御のための処
理ルーチンを説明するフローチャートである。
【図5】一実施例において、電子制御装置により実行さ
れる流量低下時補正項の算出のための処理ルーチンを説
明するフローチャートである。
れる流量低下時補正項の算出のための処理ルーチンを説
明するフローチャートである。
【図6】一実施例において、電子制御装置により実行さ
れるエアコンアイドルアップ補正項の算出のための処理
ルーチンを説明するフローチャートである。
れるエアコンアイドルアップ補正項の算出のための処理
ルーチンを説明するフローチャートである。
【図7】一実施例において、アイドル時におけるエンジ
ン回転数とエアコンアイドルアップ補正項と流量低下時
補正項とマグネットクラッチのオン・オフとの関係を説
明するタイムチャートである。
ン回転数とエアコンアイドルアップ補正項と流量低下時
補正項とマグネットクラッチのオン・オフとの関係を説
明するタイムチャートである。
【図8】一実施例において、通常時とバイパス通路つま
り時の指示量に対するアイドルアップ流量の違いを説明
するグラフである。
り時の指示量に対するアイドルアップ流量の違いを説明
するグラフである。
1…内燃機関としてのエンジン、11…吸気量調整手段
としてのISCV、26…回転数検出手段としての回転
数センサ、31…エアコン制御手段、アイドルアップ制
御手段、吸気量増量補正手段を構成するECU。
としてのISCV、26…回転数検出手段としての回転
数センサ、31…エアコン制御手段、アイドルアップ制
御手段、吸気量増量補正手段を構成するECU。
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関に連動して駆動されるエアコン
ディショナと、 前記内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段と、 前記回転数検出手段の検出結果が所定の回転数よりも大
きいときに前記エアコンディショナを駆動させ、所定の
回転数以下のときに前記エアコンディショナを停止させ
るエアコン制御手段と、 前記内燃機関の吸気系に設けられ、その内燃機関に供給
される吸入空気量を調整する吸気量調整手段と、 アイドル時における前記エアコンディショナの駆動と停
止に応じて、前記吸入空気量を増量させるように前記吸
気量調整手段を作動させることにより前記内燃機関をア
イドルアップさせるアイドルアップ制御手段とを備えた
内燃機関の制御装置において、 前記エアコン制御手段によって前記エアコンディショナ
が停止された後に、前記アイドルアップ制御手段におけ
るアイドルアップ用の吸入空気量増量値を増量補正する
吸気量増量補正手段を設けたことを特徴とする内燃機関
の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20163691A JPH0544531A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20163691A JPH0544531A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 内燃機関の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0544531A true JPH0544531A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16444367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20163691A Pending JPH0544531A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 内燃機関の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0544531A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5983650A (en) * | 1997-09-12 | 1999-11-16 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for controlling vehicular air-conditioning system |
CN109812344A (zh) * | 2019-01-30 | 2019-05-28 | 陕西建设机械股份有限公司 | 一种摊铺机smart节能控制方法 |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP20163691A patent/JPH0544531A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5983650A (en) * | 1997-09-12 | 1999-11-16 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for controlling vehicular air-conditioning system |
CN109812344A (zh) * | 2019-01-30 | 2019-05-28 | 陕西建设机械股份有限公司 | 一种摊铺机smart节能控制方法 |
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