JPH0544332A - 伸縮目地交差部の施工法 - Google Patents

伸縮目地交差部の施工法

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JPH0544332A
JPH0544332A JP22526691A JP22526691A JPH0544332A JP H0544332 A JPH0544332 A JP H0544332A JP 22526691 A JP22526691 A JP 22526691A JP 22526691 A JP22526691 A JP 22526691A JP H0544332 A JPH0544332 A JP H0544332A
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JP
Japan
Prior art keywords
mold
expansion joint
joint material
receiving groove
joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP22526691A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Obata
政雄 小畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
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Publication of JPH0544332A publication Critical patent/JPH0544332A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】交差部においての手間の要するモルタル固定を
行わずに、目地が設けられるようにして、目地の施工作
業を簡易にする。 【構成】伸縮目地を交差させる部分に、該伸縮目地の交
差パターンに対応した受け溝部2を有する型1を配置固
定する。そしてこの型1に伸縮目地材aを取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の屋上などのア
スファルト防水部に用いる伸縮目地の施工法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、屋上などでのアスファルト防水部
の水伸縮目地の施工は、左官工が、図15と図16に示
すように、既製品の伸縮目地材aを固定用のモルタルb
で防水層c上の定位置に固定して目地を通す方法で行わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように伸縮目地の
施工は伸縮目地材をモルタルによって固定する方法によ
りなされているが、目地の交差部(十字交差やT字交
差、L字交差などの部分)では、伸縮目地材aを切断し
て配置し交差する両伸縮目地材aをモルタルbでしっか
りと固定しなければならない。このため作業能率が上が
らず、平均的な施工歩掛かりとして、熟練した左官工で
も一人・日当たり30メートル前後が限界と言われてお
り、昨今の労務不足の折り、現場の施工管理上の問題と
なっている。また、モルタルの硬化時間を考えた場合、
伸縮目地材取付後の養生作業にも注意を要するという問
題がある。
【0004】そこで本発明は、目地の施工において、特
に交差部においての手間の要するモルタル固定を行わず
に、目地が設けられるようにすることを課題とし、目地
の施工作業の簡易化を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
考慮してなされたもので、伸縮目地を交差させる部分
に、該伸縮目地の交差パターンに対応した受け溝部を有
する型を配置固定し、この型に伸縮目地材を取り付ける
ことにより、上記課題を解消するものである。
【0006】
【作用】本発明においては、交差部の伸縮目地材が型に
支持され、交差部のモルタル固定を不要にする。
【0007】
【実施例】つぎに本発明を図1から図14に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。図中1は伸縮目地を交差さ
せる部分に配置する型で、該型1はこの目地の交差パタ
ーンに対応して用意されるものであり、図1から図3は
十字交差部において利用されるものを示す。型1は合成
樹脂材や金属材などの素材から構成されていて、前述し
たように、十字状に交差する受け溝部2を形成するよう
に対向する溝側板3を、十字状の底板4上に設け、所要
箇所にて前記溝側板3の外面から底板4の上面に亘って
三角状の補強板5を設けている。
【0008】また図4から図6はT字交差部において利
用される型10を示すもので、T状に交差する受け溝部
2を形成するように対向する溝側板3を、T字状の底板
4上に設け、所要箇所にて前記溝側板3の外面から底板
4の上面に亘って三角状の補強板5を設けている。さら
に図7から図9はL字交差部において利用される型11
を示すもので、上述と同様にして、L状に交差する受け
溝部2を形成するように対向する溝側板3を、L字状の
底板4上に設け、所要箇所にて前記溝側板3の外面から
底板4の上面に亘って三角状の補強板5を設けているも
のである。
【0009】目地を施工するに当たっては、予め想定さ
れる目地の交差パターンに対応する受け溝部を有する型
それぞれを、図10に示すように、対応する目地の交差
部に配置する。この型1,10,11の配置は底板4を
接着剤sを介して防水層c上に接着固定するものであ
り、接着剤を底板裏面に、また防水層の交差部上に塗布
したり、或は底板4の裏面に予め接着剤を設けておくよ
うにしてもよい。
【0010】こののち上記型それぞれの受け溝部2に伸
縮目地材aを嵌め込み、高さと通りを調整しながら交点
部分で伸縮目地材相互を繋げるようにする。また交差部
分間は、従来通りに伸縮目地材のモルタル固定(適宜の
間隔をとって行われる)を行ったり、伸縮目地材を接着
剤にて接着固定するようにしてもよい。このように交差
点部分ではモルタルによる固定が行われず、型の使用に
より目地の施工作業が極めて容易なものとなる。そして
この型により押さえコンクリートとの絶縁が完全に行
え、伸縮目地としての機能を損なわないようにさせるこ
とができるようになる。
【0011】受け溝部に取り付ける伸縮目地材の幅が均
一でない場合には、図11に示すように、溝側板3に幅
調整補助部品6を掛けて伸縮目地材aが確実に支持させ
ればよく、受け溝部の幅以下のものであれば各種の伸縮
目地材を用いて目地を設けることができる。なお7は高
さ調整補助部材である。型は上述した板材の合成体であ
るものに限定されず、例えば図12から図14に示すよ
うに、目地の交差パターンに対応した形状の受け溝部2
を有する合成樹脂成型品、例えば発泡プラスチック樹脂
により得られるものであってもよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
伸縮目地を交差させる部分に、該伸縮目地の交差パター
ンに対応した受け溝部を有する型を配置固定し、この型
に伸縮目地材を取り付けるので、従来手間を要していた
伸縮目地交差部分でのモルタル固定作業が、接着固定し
た型へ伸縮目地材を取り付けるという簡易な作業とな
り、そして乾式方法であるため交差部分の養生を要する
ことなく工期を短縮し、工費も削減させることができ
る。また上述したように交差部分での伸縮目地材の取付
作業が容易で、未熟練工でも作業させることができる。
さらに交差部分間の直線状部分においても伸縮目地材を
接着剤を用いた乾式工法にて施工すれば、モルタルを使
用しないことになり、このモルタルによる汚損を無くす
ことができるなど、実用性に優れた効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る伸縮目地交差部の施工法において
十字交差部に用いられる型を上面から示す平面図であ
る。
【図2】同じく十字交差部に用いられる型の一つの側面
を示す立面図である。
【図3】同じく十字交差部に用いられる型の他の側面を
示す立面図である。
【図4】T字交差部に用いられる型の平面図である。
【図5】同じくT字交差部に用いられる型の一つの側面
を示す立面図である。
【図6】同じくT字交差部に用いられる型の他の側面を
示す立面図である。
【図7】L字交差部に用いられる型の平面図である。
【図8】同じくL字交差部に用いられる型の一つの側面
を示す立面図である。
【図9】同じくL字交差部に用いられる型の他の側面を
示す立面図である。
【図10】型それぞれの配置を示す説明図である。
【図11】伸縮目地材の取付状態を示す断面図である。
【図12】型の他例を示す平面図である。
【図13】同じく型の一つの側面を示す立面図である。
【図14】同じく型の他の側面を示す立面図である。
【図15】従来例を示す断面図である。
【図16】同じく従来例を上面から示す平面図である。
【符号の説明】
1,10,11…型 2…受け溝部 3…溝側板 4…底板 5…補強板 6…幅調整補助部品 7…高さ調整補助部品 a…伸縮目地材 b…モルタル c…防水層 s…接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸縮目地を交差させる部分に、該伸縮目地
    の交差パターンに対応した受け溝部を有する型を配置固
    定し、この型に伸縮目地材を取り付けることを特徴とす
    る伸縮目地交差部の施工法。
JP22526691A 1991-08-12 1991-08-12 伸縮目地交差部の施工法 Pending JPH0544332A (ja)

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JP22526691A JPH0544332A (ja) 1991-08-12 1991-08-12 伸縮目地交差部の施工法

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