JPH0544321Y2 - - Google Patents

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JPH0544321Y2
JPH0544321Y2 JP1986101868U JP10186886U JPH0544321Y2 JP H0544321 Y2 JPH0544321 Y2 JP H0544321Y2 JP 1986101868 U JP1986101868 U JP 1986101868U JP 10186886 U JP10186886 U JP 10186886U JP H0544321 Y2 JPH0544321 Y2 JP H0544321Y2
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garbage
bag
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bags
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、多重ごみ袋に係り、より詳細には、
複数枚袋状に積層して形成した多重袋を各種のご
み容器、或いは本考案ごみ袋用に作成した支持枠
にセツトして、ごみ袋にごみが溜まつたら最内側
のごみ袋のみを取り出し、且つ取り出すと同時に
次のごみ袋によつてごみの受け入れ体制を取るこ
とが出来るようにした多重ごみ袋に関する。
〔従来の技術〕
ごみは、文化のバロメータ等と言われたりする
けれども、日々一般家庭等から生ずる生ごみを始
め種々のごみには悩まされるものである。
ところで、通常、家庭や病院の病室或いは職場
等において使用されるごみ容器には、ごみの廃棄
という点を考慮して該ごみ容器内にビニル袋等の
合成樹脂製袋体を内装し、該袋体にごみが溜まつ
た時に該袋体を取り出し、開口部を封じてそのま
まごみと共に捨てているのが現状である。この場
合ごみを捨てた後、次のごみを受け入れるために
は、その都度ごみ容器内にビニル袋等の合成樹脂
製袋体を内装しなければならず、煩わしかつた。
そこで、この煩わしさを解消するため、次のよ
うなごみ袋、或いはごみ容器が考案されている。
即ち、ごみ袋を幾枚も重ねて層状にしたもの(実
開昭58−123803号)や、ごみ袋引き継ぎセツト式
ごみ容器(実開昭58−187502号)および連続袋を
装着したごみ収納容器(実開昭59−74902号)等
が考案されており、これらはいずれもその都度ご
み袋をごみ容器に内装してセツトしなくてもごみ
の溜まつたごみ袋を取り出せば次のごみ袋が内装
セツトされた状態になつているので、煩わしさが
なく便利である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、実開昭58−123803号の層状ごみ袋は、
ただ単に複数枚袋状に重ねるだけの物であつて、
最内側のごみ袋にごみが溜まると貯溜ごみ圧によ
つて最内側のごみ袋は、その外側のごみ袋に圧接
されるため最内側のごみ袋を取り出す際外側のご
み袋も付いてくるという問題点があつた。
また、実開昭58−187502号のごみ袋引き継ぎセ
ツト式ごみ容器、或いは実開昭59−74902号の連
続袋を装着したごみ収納容器は、いずれもごみ袋
とごみ容器との組み合わせを必須のものとするの
で、既存のごみ容器にセツトすることが出来ない
という難点があつた。
そこで、本考案は、上述の問題点に対処して考
案したものであつて、その目的とするところは、
ごみの溜まつたごみ袋を一枚一枚確実に取り出す
ことができるようにすると共に取り出した時には
既に次のごみ袋が用意された状態になつているよ
うにし、且つ各種のごみ容器に内装セツトあるい
は固定使用出来るようにした多重ごみ袋を提供す
ることにある。
〔問題を解決するための手段〕
そして、上記の目的を達成するための手段とし
ての多重ごみ袋は、可撓性ごみ袋を内側方向に複
数枚積層し、該積層した可撓性ごみ袋の開口部同
士を、可撓性ごみ袋周縁に沿つて熱融着等によつ
て結合一体化し、また該可撓性ごみ袋の該結合一
体化した部位よりごみ袋底方向の未結合部に周方
向に沿うミシン目や切断用テープ等の切り離し部
を設けて、該切り離し部を境にして上記可撓性ご
み袋を一枚ずつ切り離し自在に配し、また外側に
位置する可撓性ごみ袋の開口部外面に可撓性回り
縁を設け、かつ該可撓性回り縁は上記切り離し部
の被覆部とし、また前記積層する各ごみ袋間に芳
香剤、脱臭剤等の除臭剤を配した構成よりなる。
〔作用〕
そして、上記構成の多重ごみ袋は、不使用時は
偏平状になつているので、この偏平状のままごみ
容器内に挿入し、上端開口部を開口して広げ、か
つ開口周縁部を外側に折り返し、該折り返した部
分をごみ容器の上端開口周縁に固定、或いは、別
途作成した支持枠等に同様の要領で引つ掛けてお
く。そうして、ごみが溜まつたらミシン目等の切
り離し部の所から可撓性ごみ袋を一枚ずつ切り離
して上方に取り出し、普通の要領で開口部を封じ
る。この取り出した時に次の該ごみ袋が最内側の
ごみ袋となつてごみの受け入れ体制が瞬時にして
完了するように作用する。
また、可撓性回り縁は、切り離し部が隠れる長
さとしてあるので、該切り離し部が、投入するゴ
ミで汚れるのを防止でき、該袋を切り離して廃棄
するとき、手が汚れるのを防止できる。また、積
層する各ごみ袋間に芳香剤、脱臭剤を配設してい
るので、ゴミの匂いを消すことができるように作
用する。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、本考案を具体化し
た実施例について説明する。
第1〜5図は、本考案の実施例を示し、第1図
は正面図、第2図は第1ずA−A線拡大縦断面
図、第3図は使用状態断面図、第4図は本考案多
重ごみ袋用に作成した支持枠の斜視図、第5図は
第4図の支持枠を用いた本考案多重ごみ袋の使用
状態断面図である。
本実施例の多重ごみ袋は、複数枚の可撓性ごみ
袋10,10……と、可撓性回り縁11とに大別
される。
可撓性ごみ袋10は、ビニル製の袋であつて、
開口周縁部分全周に亘つてミシン目、切断用テー
プ等の切り離し部12が設けてある。該可撓性ご
み袋10の同じ大きさのものを15枚用いて多重袋
13を形成する。即ち可撓性ごみ袋10を開口し
て該袋10の中に同じ大きさの可撓性ごみ袋10
を入れて全体を奇麗に重ね合わせる。これを順次
行つて15枚積層した後それぞれの上端縁同志を熱
融着14して結合一体となし、恰も厚手のビニル
による袋のような多重袋13が形成される。
可撓性回り縁11は、合成樹脂製のテープを三
折りして一端の片15が二折り片15′,15″内
に折り返された恰好になつている。そして該折り
返し片15に上記の多重袋13の上端縁が接着剤
によつて接着19されており、多重袋13のミシ
ン目等の切り離し部12は、可撓性回り縁11で
覆われる位置に形成されている。
続いて、以上の構成に基づき、本実施例の作用
について説明する。
不使用時には、偏平状態になつているが、この
偏平状態のまま可撓性回り縁11部を把持してご
み容器16内に入れた後、可撓性回り縁11を円
形状に開き、多重袋13を開いて該可撓性回り縁
11を第3図に示すように紙製等よりなるごみ容
器16の上端縁外側に折り返して固定する(予
め、多重袋13を容器16に固定・内装して使用
できることは自明である。)これによつて多重袋
13によるごみの受け入れ体制は整う。
そして、ごみが溜まつてごみ出しをする際に
は、最内側の可撓性ごみ袋10のミシン目等の切
り離し部12部分を摘んで引つ張ると該切り離し
部12を境に可撓性ごみ袋10は切り離されるの
でごみの溜まつたごみ袋10のみを取り出すこと
が出来る。そうして、該取り出しと同時に次の可
撓性ごみ袋10が最内側に現れ、瞬時にして次の
ごみの受け入れ体制ができるように作用する。
ところで、上述した実施例においては可撓性ご
み袋としてビニル袋を用い、また可撓性回り縁と
して合成樹脂製のものを用いたもので説明した
が、この他の材質よりなるものを用いてもよい
(袋として例えば、ポリ袋や紙袋等、可撓性回り
縁としてばふん紙のような厚紙)。
また、第4図に示すような本考案の多重ごみ袋
用の支持枠17(組み立て式、折り畳み式とする
ことが好ましい)を新たに作成して該支持枠17
に引つ掛け、支持枠17に取着したクリツプ18
で可撓性回り縁11を挟んで保持するようにして
もよい。本考案の多重ごみ袋を組立式、折り畳み
式のごみ容器(箱)や支持枠に装着、固着できる
ようにした構成の場合、ごみ箱としての容器構成
を持ち運びが簡単に行え、かつ、容器構成が嵩張
らないという利点を有する。また使い捨てごみ箱
としても有効である。
さらに、上述した実施例においては、可撓性回
り縁として、合成樹脂製のテープを三折りにした
構成のもので説明したが、この構成に限られるこ
となく、例えば、多重袋の内側上端縁にのみ配設
するようにした構成としてもよい。これは、使用
時には該上端縁を折り返して使用し、外側には上
記内側上端縁が現れることを考慮したためであ
る。また、該可撓性回り縁は、ミシン目、切断用
テープ等の切り離し部が隠れるように長めのもの
を用いるようにしてもよい(ただし、ミシン目等
の切り離し部を覆うだけで、接着はしない構成と
する。)。また、該可撓性回り縁に、使用時にミシ
ン目等の切り離し部を覆い体裁を奇麗にするため
等にフリル等の飾り縁を配設するようにした構成
としてもよい。
さらにまた、上述した実施例において、積層す
る各ごみ袋間に芳香剤、脱臭剤を配設したり、袋
に該脱臭剤を含浸させた構成としてもよい。
因みに、本考案は上述の実施例に限定されるこ
となく、本考案の要旨を変更しない範囲内で変形
実施できることは明らかである。
〔考案の効果〕
以上の記載より明らかなように、本考案の多重
ごみ袋によれば、可撓性回り縁は、切り離し部の
被覆部を形成するので、該切り離し部が、投入す
るゴミで汚れるのを防止でき、該袋を切り離して
廃棄するとき、手が汚れるのを防止できるという
効果を有する。また、積層する各ごみ袋間に芳香
剤、脱臭剤等の除臭剤を配設しているので、ゴミ
の匂いを消すことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は、本考案の実施例を示し、第1図
は正面図、第2図は第1図A−A線拡大縦断面
図、第3図は使用状態断面図、第4図は本考案多
重ごみ袋用に作成した支持枠の斜視図、第5図は
第4図の支持枠を用いた本考案多重ごみ袋の使用
状態断面図である。 10……可撓性ごみ袋、11……可撓性回り
縁、12……ミシン目、13……多重袋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性ごみ袋を内側方向に複数枚積層し、該積
    層した可撓性ごみ袋の開口部同士を、可撓性ごみ
    袋周縁に沿つて熱融着等によつて結合一体化し、
    また該可撓性ごみ袋の該結合一体化した部位より
    ごみ袋底方向の未結合部に周方向に沿うミシン目
    や切断用テープ等の切り離し部を設けて、該切り
    離し部を境にして上記可撓性ごみ袋を一枚ずつ切
    り離し自在に配し、また外側に位置する可撓性ご
    み袋の開口部外面に可撓性回り縁を設け、かつ該
    可撓性回り縁は上記切り離し部の被覆部とし、ま
    た前記積層する各ごみ袋間に芳香剤、脱臭剤等の
    除臭剤を配したことを特徴とする多重ごみ袋。
JP1986101868U 1986-07-01 1986-07-01 Expired - Lifetime JPH0544321Y2 (ja)

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JPS638202U JPS638202U (ja) 1988-01-20
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4910566A (ja) * 1972-05-31 1974-01-30
JPS5943406B2 (ja) * 1980-06-23 1984-10-22 戸田工業株式会社 黄色系顔料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943406U (ja) * 1982-09-14 1984-03-22 山田 喜代司 塵芥袋

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