JPH054428A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

Info

Publication number
JPH054428A
JPH054428A JP3146117A JP14611791A JPH054428A JP H054428 A JPH054428 A JP H054428A JP 3146117 A JP3146117 A JP 3146117A JP 14611791 A JP14611791 A JP 14611791A JP H054428 A JPH054428 A JP H054428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
battery
printing
print
battery voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3146117A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2859755B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Katano
清 片野
Masahiro Rachi
正浩 良知
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3146117A priority Critical patent/JP2859755B2/ja
Publication of JPH054428A publication Critical patent/JPH054428A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2859755B2 publication Critical patent/JP2859755B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録途中における電池電圧の低下により記録
不能状態になることを阻止する。 【構成】 電池電圧の低下を電圧監視手段1300によ
り監視し、電圧低下を検出した場合は第1記録制御手段
1400により記録動作を停止状態に自動設定する。ま
た電圧の復旧を電圧監視手段1300により検出した場
合は、その検出又は指示手段2000の指示に応じて第
2記録制御手段1500により記録動作停止状態を解除
し、記録の再開を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池駆動の記録装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタなどの負荷変動の大きい機器に
おいて電池駆動を行なうとピーク負荷で電池の供給能力
を超えて電池電圧が降下しやすく、更にピーク負荷が短
時間に重なると降下した電圧がすぐには復帰しなくなっ
てしまう。特に電池容量の末期においては電池電圧が下
がって動作範囲からはずれてしまい動作不能になる。
【0003】このため、従来、電池駆動の印字装置にお
いては、電池電圧があるレベル以下になるとオペレータ
に警告を発し、電池交換を促していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、誤って印字途中で印字不能になった場合には
電源を切って電池交換を行うので、電池交換の後に始め
から再度印字し直さなければならず、印字不能になるま
で印字したものが無駄になる欠点があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、電池を交換後、記録を最初からやり直す必要のない
記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明第1形態は、記録関連情報に基き記録
を行う記録手段と、バックアップ電源を有し、前記記録
関連情報を保存記憶するための記憶手段と、主電源の電
圧を計測し、計測値が許容値以下となった場合に、その
検出信号を発生する電圧監視手段と、前記検出信号が発
生されている間前記記録手段を動作停止状態に設定する
第1記録制御手段と、前記検出信号の発生後、当該検出
信号が消滅したことを条件に、前記記録手段の記録停止
状態を解除する第2記録制御手段と、を具えたことを特
徴とする。
【0007】また、第2形態の発明は、第1形態の発明
に加えて、前記記録手段の記録停止状態の解除を指示す
る指示手段をさらに有し、前記第2記録制御手段は、前
記指示手段の指示を受け、かつ、発生した前記検出信号
が消滅していることを条件に前記記録手段の記録停止状
態を解除することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の第1形態では記録に用いる情報はバッ
クアップされた記憶手段に記憶し、電池の交換により消
滅しないようにする。また、主電源としての電池の交換
時に電圧降下を電圧監視手段により検出して記録手段を
動作停止状態に設定し、電圧の復旧を電圧監視手段の検
出信号の消滅により検知する。上記動作停止状態を解除
することにより記録手段の記録動作を自動的に再開す
る。本発明の第2形態は記録動作の再開を指示手段を介
してオペレータにより指示できるようにしたもので、こ
のために、記録停止状態を解除するための第2記録制御
手段の実行条件を指示手段の指示を受けること、かつ、
電圧が許容値以上あること(検出信号の消滅)としてい
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明実施例を詳細に
説明する。
【0010】図1は本発明第1形態の基本構成を示す。
【0011】図1において、1000は記録関連情報に
基き記録を行う記録手段である。
【0012】1100はバックアップ電源1050を有
し、前記記録関連情報を保存記憶するための記憶手段で
ある。
【0013】1300は主電源1200の電圧を計測
し、計測値が許容値以下となった場合に、その検出信号
発生する電圧監視手段である。
【0014】1400は前記検出信号が発生されている
間前記記録手段を動作停止状態に設定する第1記録制御
手段である。
【0015】1500は前記検出信号の発生後、当該検
出信号が消滅したことを条件に、前記記録手段の記録停
止状態を解除する第2記録制御手段である。
【0016】本発明の第2形態は上記第1形態に加え、
前記記録手段の記録停止状態の解除を指示する指示手段
2000をさらに有し、前記第2記録制御手段は、前記
指示手段の指示を受け、かつ、発生した前記検出信号が
消滅していることを条件に前記記録手段の記録停止状態
を解除するようにしている。
【0017】本発明を適用した電子タイプライタの外観
を図2に示す。
【0018】図中20はキーボード、21は表示器であ
る。
【0019】電池交換後印字動作を再開する際に、印字
の途中で停止していたことを示すメッセージを表示器2
1に表示し、キーボード20からの入力に応じて印字を
再開するか否かを選択する。使用者がキーボードから印
字データを入力すると、プリンタ部のキャリッジ102
がプラテン103方向(左右)に移動し、サーマルへッ
ド5をプラテン103に押圧して断続的にサーマルヘッ
ド5の発熱素子(図示せず)に電力印加することでリボ
ンカセット105のインクを記録用紙106に転写して
印字動作が実行される。
【0020】(第1実施例)図3は第1実施例の回路構
成を示す。
【0021】図1において、1は電池(主電源)、2〜
4はDC/DCコンバータ、5はプリンタのサーマルヘ
ッドである。6はモーター、7は中央演算処理装置(C
PU)、P1は電池電圧レベルを検出するA/Dポート
である。8は制御プログラムを記憶するリードオンリメ
モリ(ROM)であり、9はプログラムの変数を記憶す
る記憶手段としてのランダムアクセスメモリ(RAM)
である。10はダイオード、11はコンデンサ(バック
アップ電源)、12はスイッチである。
【0022】電池1の供給電圧はDC/DCコンバータ
2,3及び4により適正電圧に変換されて、それぞれサ
ーマルヘッド5、モーター6及びCPU7・ROM8・
RAM9に電源として供給される。CPU7・ROM8
・RAM9・サーマルヘッド5・モーター6はシステム
バス(図示せず)を介して接続され、CPU7はROM
8に記憶されたプログラムに従ってサーマルヘッド5及
びモーター6を制御して印字を行なっている。
【0023】RAM9はスイッチ12が切られ電池1か
らの供給が絶たれるとコンデンサ11からの電源供給に
よりその記憶内容を保持する。
【0024】図4は、図3のCPU7の実行する印字の
中断の制御処理手順を示す。
【0025】先ずステップS100においてCPU7は
A/DポートP1により電池電圧レベルを読み取る。つ
いでステップS110においてROM8に記憶した印字
禁止レベル情報とS100で読み取った電池電圧レベル
情報とを比較する。このときのCPU7が本発明の電圧
監視手段として動作する。電池電圧レベルが印字禁止レ
ベル以下でなければこの制御処理を終了する。電池電圧
が印字禁止レベル以下であれば、ステップS115へ進
み、プリンタを停止する処理を行なう。この処理を実行
するときのCPU7が本発明の第1記録制御手段として
動作する。続いてステップS120において、印字の途
中で停止したことを示すフラグをセットし、オペレータ
によりスイッチ12が切られるまで待機する。
【0026】以上の処理を印字処理プログラムの中の中
断可能な各ステップに入れることにより、印字の中断の
制御をする。
【0027】図5は印字再開の制御処理手順を示す。
【0028】図5において、オペレータによりスイッチ
12が入れられて電源が投入されると先ずステップS1
30において装置の初期設定処理を行なう。ついでステ
ップS140において上記フラグがセットされているか
どうかを判定する。セットされていなければ印字の途中
中断無しと判断し、この制御処理を終了する。フラグが
セットされていればステップS150において、コンデ
ンサー11によりバックアップされたRAM9の記憶内
容に従って印字復帰の処理を行ないS160において印
字を再開する。このときのCPU7が本発明の第2記録
制御手段として動作する。なお、このとき、電池1の電
圧が許容値以下の場合、上述の制御で記録停止が行なわ
れることは言うまでもない。
【0029】(第2実施例)図6は第2実施例の回路構
成を示す。第2実施例はCPU7に出力ポートP2を加
えている点が第1実施例と異なる。
【0030】ポートP2はDC/DCコンバータ2,3
及び4に接続して、P2の出力によってDC/DCコン
バータ2,3及び4を切断する。
【0031】第2実施例におけるCPU7の印字中断処
理手順を図7に示す。
【0032】先ずステップS200においてA/Dポー
トP1により電池電圧レベルを読み取る。ついでステッ
プS210においてROM8に記憶した印字禁止レベル
情報とS200で読み取った電池電圧レベルとを比較
し、電池電圧レベルが印字禁止レベル以下でなければこ
の制御処理を終了する。電池電圧レベルが印字禁止レベ
ル以下であればステップS215へ進み、プリンタを停
止する処理を行なう。ステップS220において、印字
の途中で停止したことを示すフラグをセットしポートP
2によりDC/DCコンバータ2,3及び4を切断す
る。
【0033】以上の処理を印字処理プログラムの中の中
断可能な各ステップに入れることにより、印字の中断の
制御をする。
【0034】電源再投入後の印字の再開のための制御処
理手順は図5の第1実施例の処理手順と同様である。
【0035】(第3実施例)先に説明した第1,第2実
施例においては、印字処理の中の中断可能な各ステップ
で電池電圧レベルの検出を行なっているが、更にきめ細
かく電池電圧を監視するために、CPU7をタイマーを
設け(図示せず)一定時間ごとに電池電圧レベルを検出
するようにした第3実施例について説明する。
【0036】図8は上記タイマーにより一定時間を計時
し、その計時終了信号により割込み的に実行する電池電
圧レベルの監視ルーチンを示す。
【0037】先ずステップS300においてA/Dポー
トP1により電池電圧レベルを読み取る。ついでステッ
プS310において、ROM8に記憶した印字許可レベ
ル情報とS300で読み取った電池電圧レベルとを比較
する。電池電圧レベルが印字禁止レベル以下でなければ
本制御処理を終了し、電池電圧レベルが印字禁止レベル
以下であればステップS320において電池電圧レベル
が印字禁止レベル以下になったことを示すフラグをセッ
トし本制御処理を終了する。
【0038】印字中断の制御においてはCPU7は電池
電圧を読むかわりに上記フラグの内容を判定して印字の
中断の要否を判定する。
【0039】(第4実施例)以上、述べてきた実施例は
電池電圧レベルが一度でも印字禁止レベル範囲に到達す
ると印字停止状態に設定し、印字停止状態が解除される
までは印字を再開できないようにした例である。
【0040】電池電圧は環境温度により変化する。この
ため印字停止後、電池電圧が印字禁止レベルよりも高く
なった場合は印字を自動的に再開できるようにした第4
実施例について説明する。
【0041】図9は本発明第4実施例において図6のC
PU7が実行する印字制御手順を示す。
【0042】図9において、CPU7は、先ずステップ
S400においてA/DポートP1により電池電圧レベ
ルを読み取る。ついでステップS410においてROM
8に記憶した印字禁止レベルとS400で読み取った電
池電圧レベルとを比較し、電池電圧レベルが印字禁止レ
ベル以下でなければ本制御処理を終了し、印字禁止レベ
ル以下であればステップS415へ進み、プリンタを停
止する処理を行なう。プリンタ停止後もステップS42
0において、A/DポートP1により電池電圧レベルを
読み取る。ステップS430においてROM8に記憶し
た印字許可レベルとS420で読み取った電池電圧レベ
ルとを比較し、電池電圧レベルが印字許可レベルに満た
なければS420に戻り電池交換等により電池電圧レベ
ルが印字許可レベル以上に復帰するまでこれを繰り返
す。
【0043】印字許可レベル以上に復帰したら、ステッ
プS435においてプリンタ動作を再開する処理を行な
い終了する。以上の処理を印字処理の中の中断可能な各
ステップに入れることにより、印字の中断・再開を制御
する。
【0044】(第5実施例)先に説明した第4実施例に
おいては、印字処理の中の中断可能な各ステップで電池
電圧レベルの検出を行なっているが、更にきめ細かく電
池電圧を監視するために、CPU7にタイマーを設け
(図示せず)一定時間ごとに電池電圧レベルを検出する
例を示す。
【0045】タイマーにより一定時間を計時し、この一
定時間毎にCPU7は図10の電池電圧レベルの監視ル
ーチンを実行する。この監視ルーチンでは、先ずステッ
プS500において、A/DポートP1により電池電圧
レベルを読み取る。ついでステップS510において、
ROM8に記憶した印字許可レベルとS500で読み取
った電池電圧レベルとを比較し、電池電圧レベルが印字
禁止レベル以下でなければこの処理を終了し、印字禁止
レベル以下であればステップS520において電池電圧
レベルが印字禁止レベル以下になったことを示すフラグ
をセットし処理を終了する。
【0046】印字処理の中の中断可能な各ステップで実
行する印字の中断・再開の制御ルーチンを図10に示
す。
【0047】先ずステップS550において上記フラグ
の内容を判定し、フラグがセットされていなければ処理
を終了し、フラグがセットされていればステップS55
5でプリンタの停止処理を行なう。
【0048】ついでステップS560でA/DポートP
1により電池電圧レベルを読み取る。ステップS565
では、予めROM8に記憶した印字許可レベルとS56
0で読み取った電池電圧レベルとを比較し、電池電圧レ
ベルが印字許可レベルに満たなければS560に戻り電
池交換により電池電圧レベルが印字許可レベル以上に復
帰するまでこれを繰り返す。電池電圧が印字許可レベル
以上に復帰したら、ステップS590においてプリンタ
動作を再開する処理を行ない、ステップS580で上記
フラグをリセットし、すなわち、印字停止状態を解除し
て、印字可能な状態にして本手順を終了する。
【0049】(第6実施例)次に電池電圧の低下に伴う
印字処理の停止に関連させて警告表示を行う例を説明す
る。図12は本実施例の回路構成を示す。
【0050】図において主電源として第1の電池BT1
を使用し、電源の安定化回路であるDC−DCコンバー
タDDを通して電圧の安定化を行ない各ユニットに電力
を供給している。
【0051】電池容量の低下時や電源スイッチをオフし
たときに書換え可能メモリRAMのデータを保持するた
めに第2の電池を使用したバックアップ回路BT2があ
り、第1の電池BT1またはバックアップ回路BT2か
らダイオードD1またはD2を経由して電源のオン、オ
フに関係なく常時、メモリRAMをバックアップしてデ
ータを保持している。
【0052】第1の電池BT1およびバックアップ回路
BT2の電池容量の変化を電圧検出回路VD1およびV
D2で電圧測定することで検知する。A/Dコンバータ
を使用した電圧検出回路VD1,VD2の測定結果はデ
ジタル変換されて制御部CNに入力される。印字データ
は入力がキーボードKYから行なわれ制御部CNでコー
ド信号に変換されて書換え可能メモリRAMに格納され
る。
【0053】読み出し専用メモリROMには制御部CN
で演算処理を行なうためのプログラム命令や印字や表示
を行なうためのデータおよび時間制御を行なうための固
定データテーブルなどが記憶されていて逐次制御部CN
に読出される。
【0054】本実施例ではタイマ回路TMを持ち、キー
ボードKY入力の定期的走査、電池電圧の検出タイミン
グ、プリンタ機構PRの制御タイミング、表示DSの出
力タイミングなどを制御部CNと連動して時間的制御を
行なっている。
【0055】プリンタ機構PRへの印字は印字命令が外
部入力されたときにメモリRAMに格納された印字デー
タを制御部CNからプリンタ駆動回路DR1を介して順
次出力することで実行される。このときにプリンタから
センサー(図示せず)などの制御情報が受信回路RX1
を介して制御部CNに入力される。
【0056】表示部DSには文書作成に必要な文書デー
タ、設定状態を確認するモード表示、各種メッセージの
ための表示データなどが制御部CNから駆動回路DR2
を介して出力される。
【0057】次に図13の動作フローに従って印字動作
を説明する。
【0058】装置の電源が立上がると(ステップ:S
1)、ステップ2において第1の電池BT1の電圧測定
を行ない電池容量を検出する。プリンタが動作するため
の最小電池電圧をVmin とすると測定した現電池電圧V
B と比較して、VB ≧Vmin であれば装置は動作可能と
判断して、初期化動作を行なう(S3)。
【0059】VB <Vmin であればプリンタ動作不能と
判断して、電池の交換または二次電池の充電を促す警告
表示を表示部DSに出力して、ブザーBZに警告音を発
生させる(S21)。次に装置の動作をロックして(S
22)、本手順を終了する。
【0060】S3において初期化動作を終えた後は、制
御部CNは待機状態に入り(S4)、一定時間タイマー
を動作させた後(S5)、S2と同様に電池電圧VB
測定、判定を行なう(S6)。この後、キーボードKB
からの入力の有無を検出する(S7)。キー入力がない
場合は待機状態S4に戻ってループを繰り返し、キー入
力があった場合は、まず、電源投入前に未印字データを
残したままの状態からの印字再開命令か否かを判定する
(S8)。
【0061】キー入力が印字再開命令でない場合は、次
にキー入力が通常の印字命令であるか否かを判定し(S
9)、もし、印字命令でない場合には、(例えば文書デ
ータのメモリRAMへの入力、表示制御信号などの場
合)、キー入力により指示されたそれぞれの処理を実行
して(S91)、S4の待機状態に戻る。
【0062】S9において、通常の印字命令であると判
定された場合には、プリンタに固有の印字動作(例え
ば、1行単位、1ページ単位の印字)を1サイクル実行
する(S10)。次にS2と同様に電池電圧VB の測
定、判定を行なった後(S11)、メモリRAMに記憶
されている印字データを順次読み出す。以下、印字デー
タが無くなるまで上述のS10〜S12の印字サイクル
を繰返す(S12)。印字データが無くなったときは、
印字終了となりプリンタを待機状態に戻す終了動作を実
行して(S13)、S4の待機状態に戻る。
【0063】S11において、電池電圧VB <Vmin
なった場合には、印字の続行が不可能になったと判断し
て、制御部CNは印字サイクルの切れ目で動作を中断し
(S111)未印字データをメモリRAMに退避させて
データを保持する(S112)。このデータはバックア
ップ回路(第2の電池BT2)で電源オフ後も保持され
る。そして、未印字データが残っていることを示す印字
再開要求フラグflg=“1”にセットする(S11
3)。次に一時電池の交換または二次電池の充電を促す
警告を出力表示して(S21)、装置の動作をロックす
る(S22)。
【0064】また、S8においてのキーボードKY(本
発明の指示手段)からのキー入力が印字再開命令である
場合には、現在の電源投入前に未印字データを残して動
作が中断してしまったか否かを印字再開要求フラグfl
gの値で確認する(S81)。
【0065】flg=“0”であれば未印字データは存
在せず待機状態に戻り、flg=“1”であればメモリ
RAM上にバックアップされていた未印字データの先頭
から印字を再開し(S82)、前述の1印字サイクルを
行なう(S83)。
【0066】そして、S2と同様に電池電圧VB の測
定、判定を行なった後(S84)、未印字データを順次
読み出し、データが無くなるまで印字サイクルを繰返す
(S85)。
【0067】未印字データの印字を終了したならばプリ
ンタを待機状態に戻す終了動作を実行して(S86)、
印字再開フラグをflg=“0”にクリアして(S8
7)、待機状態S4に戻る。
【0068】なお、本実施例では印字途中で電池容量低
下のために印字を中断した後、電池交換または二次電池
の充電を行ない、電源再投入後、印字再開命令をキー入
力しているが、未印字データの印字再開は、電源再投入
後ただちに自動的にスタートしても良い。また、書換え
可能なメモリRAMのバックアップ回路は主電源の第1
の電池とは別の第2の電池を設けても良いし、コンデン
サを使用して装置が動作中に充電しておいて電源オフ
後、使用者が電池交換に要する時間程度を限定してバッ
クアップしても良い。
【0069】さらに、電池の容量低下による警告出力は
表示装置に限らず、ブザーなどの音声出力手段によって
も効果的に使用者に知らせることができる。未印字デー
タを残して電源を再投入したときにも表示または音声出
力手段によって印字の再開を使用者に知らせることも有
効である。
【0070】実施例で説明した最小動作単位となる行単
位、またはページ単位の印字サイクルは、装置のプリン
タの性能およびメモリRAMのサイズに依存しているの
で、印字サイクルの単位は1行とか1ページという本実
施例に限定されるものではなく、1文字、単語とか文節
を単位にすることも任意である。
【0071】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、印字途中で電池電圧があるレベル以下になった場合
に印字を自動的に一時中断し、電池交換後印字を自動又
は手動の指示で再開することにより、印字途中で印字不
能に陥らず印字の無駄を防ぐ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明第1実施例の外観を示す正面図である。
【図3】本発明第1実施例の回路構成を示すブロック図
である。
【図4】第1実施例において、図3のCPU7が実行す
る制御手順を示すフローチャートである。
【図5】第1実施例において、図3のCPU7が実行す
る制御手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明第2実施例の回路構成を示すブロック図
である。
【図7】第2実施例において図6のCPU7が実行する
制御手順を示すフローチャートである。
【図8】第3実施例において図6のCPU7が実行する
制御手順を示すフローチャートである。
【図9】第4実施例において図6のCPU7が実行する
制御手順を示すフローチャートである。
【図10】第5実施例において図6のCPU7が実行す
る制御手順を示すフローチャートである。
【図11】第5実施例において図6のCPU7が実行す
る制御手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明第6実施例の回路構成を示すブロック
図である。
【図13】図12の制御部CNの実行する処理手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電池(主電源) 2,3,4 DC/DCコンバータ 5 サーマルヘッド 6 モータ 7 CPU 8 リードオンリメモリ(ROM) 9 ランダムアクセスメモリ(RAM) 10 ダイオード 11 コンデンサ 12 (電源)スイッチ 20 キーボード 21 表示器 102 キャリッジ 103 プラテン 105 サーマルヘッド 106 記録用紙 KY キーボード CN 制御部 BT1 電池主電源 BT2 バックアップ回路 VD1,VD2 電圧検出回路 DD DC/DCコンバータ RAM データRAMとして用いる書き換え可能メモリ ROM プログラム,データROMとして用いる読出し
専用メモリ TM タイマ PR プリンタ DR1,DR2 ドライブ回路 RX1 受信回路 DS 表示器 BZ ブザー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録関連情報に基き記録を行う記録手段
    と、バックアップ電源を有し、前記記録関連情報を保存
    記憶するための記憶手段と、主電源の電圧を計測し、計
    測値が許容値以下となった場合に、その検出信号を発生
    する電圧監視手段と、前記検出信号が発生されている間
    前記記録手段を動作停止状態に設定する第1記録制御手
    段と、前記検出信号の発生後、当該検出信号が消滅した
    ことを条件に、前記記録手段の記録停止状態を解除する
    第2記録制御手段と、を具えたことを特徴とする記録装
    置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段の記録停止状態の解除を指
    示する指示手段をさらに有し、前記第2記録制御手段
    は、前記指示手段の指示を受け、かつ、発生した前記検
    出信号が消滅していることを条件に前記記録手段の記録
    停止状態を解除することを特徴とする請求項1に記載の
    記録装置。
JP3146117A 1991-06-18 1991-06-18 記録装置 Expired - Fee Related JP2859755B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3146117A JP2859755B2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3146117A JP2859755B2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH054428A true JPH054428A (ja) 1993-01-14
JP2859755B2 JP2859755B2 (ja) 1999-02-24

Family

ID=15400545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3146117A Expired - Fee Related JP2859755B2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2859755B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009075934A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Seiko Epson Corp データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム
JP2010505186A (ja) * 2006-09-28 2010-02-18 ナイキ インターナショナル リミテッド 持続性低電力ビーコンを備えるセンサー装置
JP2010100064A (ja) * 2009-12-28 2010-05-06 Ai Solutions Corp 携帯型プリンタ
JP2010178183A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Buffalo Inc ルータ装置
JP2020040271A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 サトーホールディングス株式会社 プリンタ及びプリンタの制御方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010505186A (ja) * 2006-09-28 2010-02-18 ナイキ インターナショナル リミテッド 持続性低電力ビーコンを備えるセンサー装置
JP4955064B2 (ja) * 2006-09-28 2012-06-20 ナイキ インターナショナル リミテッド 持続性低電力ビーコンを備えるセンサー装置
US8264328B2 (en) 2006-09-28 2012-09-11 Nike, Inc. Sensor device with persistent low power beacon
US8749348B2 (en) 2006-09-28 2014-06-10 Nike, Inc. Sensor device with persistent low power beacon
JP2009075934A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Seiko Epson Corp データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム
JP2010178183A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Buffalo Inc ルータ装置
JP4576462B2 (ja) * 2009-01-30 2010-11-10 株式会社バッファロー ルータ装置
JP2010100064A (ja) * 2009-12-28 2010-05-06 Ai Solutions Corp 携帯型プリンタ
JP2020040271A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 サトーホールディングス株式会社 プリンタ及びプリンタの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2859755B2 (ja) 1999-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2859755B2 (ja) 記録装置
KR100780128B1 (ko) 인쇄기 유닛을 구비한 장치
US20100064068A1 (en) Apparatus, method and program
JP3228637B2 (ja) 印刷装置およびその制御方法
JP2730735B2 (ja) 電子機器
JP4759869B2 (ja) 印刷装置、電圧管理装置及び電圧管理方法
JP2839779B2 (ja) 印刷制御装置
JP2006159888A (ja) 印刷装置
JPS5848135Y2 (ja) テイデンニヨルゴドウサテイセイソウチ
JPH09251063A (ja) 電池電源を備えた電子機器
JPH0726751Y2 (ja) ローバッテリ検出機能付き電子機器
JPH05119879A (ja) 文書処理装置
JPH0833188A (ja) Acアダプタを用いて作動する電気機器
JPH0732703A (ja) 印字装置
CN111683186A (zh) 电子设备及其控制方法
JPS5857985A (ja) 印字装置
KR100386108B1 (ko) 인쇄장치의 정품 현상 카트리지 재사용 방지 방법
JP2001058449A (ja) プリンタ
JP2006150889A (ja) 通信装置
JP2001310530A (ja) 携帯型プリンタ
KR100509456B1 (ko) 프린터의자동전원복귀방법
JPH04173350A (ja) 記録装置
JPH04144773A (ja) プリンタ装置
JP2003266889A (ja) プリンタおよびプリンタの制御方法
JPS6334034B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees