JPH0544236B2 - - Google Patents

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JPH0544236B2
JPH0544236B2 JP2044299A JP4429990A JPH0544236B2 JP H0544236 B2 JPH0544236 B2 JP H0544236B2 JP 2044299 A JP2044299 A JP 2044299A JP 4429990 A JP4429990 A JP 4429990A JP H0544236 B2 JPH0544236 B2 JP H0544236B2
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JP
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signal
line
frequency
lines
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Nooman Haasuto Robaato
Harinton Pawaazu Kaanzu
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RCA Corp
Original Assignee
RCA Corp
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Publication date
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Application filed by RCA Corp filed Critical RCA Corp
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Publication of JPH0544236B2 publication Critical patent/JPH0544236B2/ja
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/12Systems in which the television signal is transmitted via one channel or a plurality of parallel channels, the bandwidth of each channel being less than the bandwidth of the television signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N11/00Colour television systems
    • H04N11/24High-definition television systems
    • H04N11/26High-definition television systems involving two-channel transmission
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    • H04N11/24High-definition television systems
    • H04N11/28High-definition television systems involving bandwidth reduction, e.g. subsampling
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N7/08Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
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  • Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の関連する技術分野〕 この発明はテレビジヨン方式に使用される画像
表示信号生成装置に関し、その発明の1実施例は
主要標準鮮明度のテレビジヨン標準に比して水平
垂直の解像度が同等またはそれ以上のテレビジヨ
ン方式に使用されるものであるが、ここではこの
発明をその実施例として高鮮明度テレビジヨン方
式に使用した場合について説明する。
〔従来技術〕
標準NTSC方式のテレビジヨンでは1フレーム
当り525本の走査が行われ、1フレームがそれぞ
れ262.5本ずつの順次2フイールドの形になつて
いる。各フイールドの各走査線は隣接フイールド
の各走査線とインターレースしており、このイン
ターレース走査線を眼で積分することにより60Hz
のフイールド周波数のフリツカが低減される。し
かし構造が場合によつてなお眼に見え、大型スク
リーンのテレビ画面を比較的近距離から見たとき
特によく見える。この問題は投影型テレビ表示装
置で形成される超大型画面の場合はさらに大きく
なる。走査線構造を積分するために視聴者が画面
から充分離れる必要があれば、視聴者を包囲する
ような錯覚を与えるこのような超大型画面の利点
が減じられてしまう。
兼用高鮮明度テレビジヨン方式の1実施例は特
願昭57−134629号明細書(特開昭58−27487号公
報対応)に記載されている。この実施例の方式で
は、各標準線ごとに2本(例えば1フレーム当り
525本でなく1050本)の線を発生するカメラを用
い、隣接するラスタ線上の画素の和と差に関係す
る各別の信号を形成し、その和信号を兼用信号と
して差信号と共に(これは別に送信しても合成色
信号中に掩蔽してもよい)送信することにより、
NTSC(またはPAL)型標準鮮明度テレビジヨン
と兼用の方法で線構造の可視度が低下される。こ
の方法では走査線の数を増すことにより垂直解像
度を向上し、これによつて線構造を認知すること
なく近距離から超大型画面を見得るようにする。
この方式を用いると、輝度帯域幅で設定された水
平解像度が約330テレビジヨン線のままで、垂直
輝度およびクロミナンス解像度が約1000本にな
る。このように線構造が見分けられなくなると、
水平解像度が視聴者と超大型画面との間の距離の
制限因子となる。
高解像度テレビジヨン方式が提案製作されたこ
ともあるが、この方式では水平解像度を適切にす
るため20MHzもの帯域幅を用いている。今まで
500テレビジヨン線程度の高水平解像度は通常の
NTSCまたはPAL方式に合わず、このような高
解像度は広い(NTSC方式では6MHz以上)帯域
幅を持つ伝送チヤンネルによつてのみ受像機に送
信し得ると思われていた。従つてこのような放送
の提案は直接衛星放送(DSB)または有線分配
方式に集中していた。
〔発明の開示〕
受像機の性能が著しく低下せず、同時に同じ帯
域幅の制限内で垂直水平の解像度が比較的向上し
た画像をその受像機に再生させ得るに足る情報を
その信号に含むように、特定の解像度の受像機に
合う合成フオーマツトでカラーテレビジヨン信号
を送信し得るようにすることが極めて望ましい。
以下この発明を添付図面を参照しつつ詳細に説
明する。以下の説明はNTSC方式について行う。
〔発明の実施例〕
第1図は高さ対幅が3対4の縦横比を持つラス
タを示す。このラスタは連発する水平線(図示せ
ず)により普通の様式で走査される。ラスタ上に
交互に明暗の垂直線が表示されているが、この明
暗の線は処理すべき信号の周波数に関係する。
NTSC方式の水平走査時間は63.5μ秒で、その中
約10μ秒が水平帰線と消去に使われ、残り約53μ
秒が有効線走査の時間となる。第1図のラスタ上
に形成された交互明暗線はテレビジヨン放送すべ
き被写体の線の数と物理的相対間隔で決まる周波
数の正負の信号の振れを要する。テレビジヨン信
号の輝帯域幅が各受像機に実施されているように
事実上約4MHzであれば、そのチヤンネルを通り
得る最高周波数の信号は1/4μ秒で1サイクル全
部(輝度信号の正負各1回の振れ)が通過するこ
とができる。53μ秒(1水平線の有効部分の時
間)で約220サイクルが完全に生ずるから、1水
平線中に黒線と白線がそれぞれ220本ずつ生ずる
ことができ、完全な1水平走査に合計440本のテ
レビジヨン線が生ずる。しかし標準テレビジヨン
慣行によれば、標準解像度(ラスタが方形で高さ
と幅が等しいときの解像度)を決めるため水平解
像度を3/4倍する必要がある。従つて水平解像度
は帯域幅4MHzで約330テレビジヨン線すなわち
1MHz当り約80テレビジヨン線となる。この規準
を用いると、帯域幅1.5MHzの色信号成分に対す
る水平方向の解像度は約120テレビジヨン線であ
るが、眼は色の変化より輝度変化に遥かに敏感で
あるから、水平解像度が色で120本、輝度で330本
を有する画像は、330本の総合解像度を有する画
像として認識される。
第2図に示すよう各フイールドは垂直方向に
250本以上の走査線を含んでいる。水平解像度が
上述のうにクロミナンスチヤンネルの帯域幅によ
り約120テレビジヨン線に限られるのに対し、垂
直色解像度はチヤンネル帯域幅で決らず、垂直方
向に画像をサンプリングする水平線の数で決まる
ため、垂直方向の色解像度は水平方向より遥かに
良い。水平方向の輝度解像度は不充分で、前述の
ように大型画面で線構造が見えるため垂直方向の
輝度解像度も不充分である。
第3図は高解像度カメラの光学部分を示す。図
において矢印301で示す被写体からの光はブロ
ツク302で示す光学系を通つて色分割プリズム
304に入る。公知のように緑の光Gはさらに他
の光学系306を通つてビデイコン10の感光素
子すなわちフエースプレート12上に集束され
る。被写体からの光の赤の成分Rはプリズム30
4で分離されて光学系319によりビデイコン3
10の感光素子上に集束され、同様に青の光Bは
プリズム304で分離されて光学系314により
ビデイコン320の感光素子上に集束される。ビ
デイコン10,310,320は水平垂直両方向
に1000本以上の解像度が可能なDIS(ダイオード
電子銃浸漬陰極)サチコン型等のもので、その生
成すR,G,Bのラスタの重畳に必要なように整
合されている。
第4図は高解像度ビデイコン10とその付属回
路の略図を示す。ビデイコン10はフエースプレ
ート12を有し、その背後にターゲツト電極14
に結合された感光ターゲツト素子を備え、水平偏
向発生器18により駆動される水平偏向巻線16
の磁界により電子ビーム(図示せず)が水平偏向
されてフエースプレート12を水平に走査し、水
平走査線20を形成する。この走査電子ビームは
垂直偏向発生器24により駆動される垂直偏向巻
線22の磁界によつて垂直方向に偏向される。補
助偏向巻線26は振動信号発生器28からの高周
波数信号で駆動される。この発生器28から発生
される高周波信号はまた水平偏向発生器18と垂
直偏向発生器24を同期するブロツク30として
綜合図示された同期信号、ブランキング信号およ
び副搬送波信号の各発生器にタイミング信号とし
て印加される。発生器28の発生する振動信号は
またビデイコン310,320に関連し、同期発
生器30に対応する同期信号発生器にも印加され
る。画像が集束されるフエースプレート12の電
子ビームによる走査により公知の通りターゲツト
電極14に信号が発生し、この信号がその画像を
表示する。このターゲツト14からの画像表示信
号は前置増幅器32とブロツク34で綜合表示さ
れた黒レベルクランプ回路、ガンマ補正回路等の
普通の信号処理回路に印加される。
第5図aは全体を500で表わしたテレビジヨ
ンラスタすなわちテレビ画面と、そのラスタを構
成する多くの走査線中から任意に選んだ3本の走
査線n−1,n,n+1を示す。各走査線は多数
の画素から成り、その画素の大きさはそのテレビ
ジヨン方式の解像度で決まる。標準鮮明度型
NTSCテレビジヨン方式では各走査線の画素の数
が約700である。線n−1の最初の画素を501
とし、最後の画素を502とする。NTSCテレビ
ジヨン方式では、n−1,n,n+1が順次1つ
のテレビジヨンフイールド中に走査されるため、
テレビジヨンフレームを形成する第2のフイール
ドの走査線がその間に入り得るように充分な間隔
を有する。第5図aでは線nの任意の画素504
付近の領域を判り易くするために拡大して示され
ている。図示の画素が正方形を成すことは単に例
示に過ぎないことは当業者に理解し得ることであ
る。第5図bは第5図aのように拡大されたDIG
高解像度サチコンのラスターパタンの一部を示
す。サチコンの解像度は高いため、画素が小さ
く、そのため標準鮮明度走査における1つの画素
の占めるスペースを4つの画素510〜516が
占めている。画素510,512はサブブラスタ
線Pの一部、画素514,516はサブラスタ線
P+1の画素と考えられることができる。DIS型
サチコンはそれぞれ約1400の画素を含む1050本の
水平線を持つラスタを生成するようにそのビーム
を偏向することができ、標準鮮明度のNTSC方式
に比して走査線の数と各走査線の画素の数がそれ
ぞれ2倍で空間解像度は4倍になる。第5図bの
ように走査された高解像度カメラから引出された
高解像度信号を送信し、全解像能力を利用して画
像を表示しようとすれば、またその画像を標準
NTSC方式のように毎秒30フレームの割合で送信
しようとすれば、所要の帯域幅はNTSC方式で必
要な帯域幅の4倍すなわち、 4.2MHz×4=16.8MHz になる。この1.6MHzの輝度信号を輝度に4.2MHz
しか割当てのない標準6MHzNTSCチヤンネルを
介して送信すること不可能なことで明らかであ
る。
第6a図は標準鮮明度受像機と共用し得るうに
構成した高鮮明度テレビジヨン方式の画像サンプ
リングラスタを示す。サブラススタ走査線P,P
+2,P+4,P+6…は奇数番フイールドに対
応する実線と偶数番フイールドに対応する破線で
表わした標準鮮明度ラスタに対応する。印で表
わした画素は各線に付き整数個(水平走査周波数
の1/2の偶整数倍のサンプル周波数で)生ずる標
準鮮明度方式のサンプルに対して直交パタンを形
成している。また×で表わされた画素は2倍の水
平垂直解像度を有する高鮮明度ラススタ上に生ず
る高鮮明度テレビジヨンサンプルを形成してい
る。
振動信号発生器28が線走査周波数の1/2の奇
数倍の周波数で補助垂直偏向巻線26を付勢し、
その振動の振幅を制御すると、525線方式の線n
の連続走査によりサブラスタ線P,P+1が第6
b図に示すようにジグザグに探査される。線nの
連続したそれぞれの走査では第6b図に示す1050
線高鮮明度方式の画素である副画素の異る2つの
組の一方が探査される。
第6b図の高鮮明度テレビジヨンラスタは水平
線走査周波数の1/2の奇数倍で振動する走査点に
より走査される。この振動走査は高鮮明度テレビ
ジヨンラスタを完全に走査する必要な4つのフイ
ールド順を表わすジグザグ斜線1,2,3,4で
示されている。時間順走査線P,P+4,P+
2,P+6上の振動パタンの位相反転が示されて
いる。この振動の周波数は例えば、 1067×fo/2=8.394229MHz で、foは線走査周波数であり、整数1067は得られ
た周波数が標準鮮明度NTSC方式の解像度の2倍
に相当する4.2MHzの2倍のすぐ下になるように
選ばれている。従つてサチコン10の525線ラス
タの第1フレームの第1フイールド1において第
n番目の線の間、(任意の始点を持つ)ジグザグ
線1で表される振動により副画素510,51
6,518,520,522…を順次含む副画素
の探査が行われる。第n番目の線を走査した後第
n+1番目の線の副画素524〜534がジグザ
グ径路で探査される。線走査周波数の1/2の奇数
倍で振動するラスタによつて描かれるジグザグ径
路により、例えば第n番目の線の副画素510,
516,518のパタンがその真下の第n+1番
目の線上の副画素528,530,532のパタ
ンに対して物理的に反転されているため、時間順
に形成される走査線上に離相状態が生じることが
判る。単色フイールドの終りに第2のインターレ
ース単色フイールド2が走査され、線nとn+1
の間に飛込んだ線qの副画素536〜548がや
がて探査される。第2フレームの第1フイールド
3では、線nの副画素610,612,514,
512,614,616,618が探査され、さ
らに線n+1の副画素(番号なし)が探査され
る。第2フレームの第2フイールド4では線4に
沿う副画素が走査される。この第2フレーム中に
探査される副画素の組は第1フレームで探査され
た組と全く異なる副画素の組を構成することが判
る。
各線の副画素例えば線nのPとP+1および線
qのP+2とP+3の走査のインターレースが連
続する垂直走査で行なわれるため、カメラの525
本の走査線パタンが各副画素を探査する前に2つ
のフレームを完全に通らねばならないことにな
る。この点で振動信号は線走査周波数の1/2の奇
数倍の周波数の色副搬送波と同じ時間位相特性を
有し、反復の1サイクルの完成に4フイールドの
時間を要する。このためカメラの出力信号は高鮮
明度画像の表示であるが、その高鮮明度画像は1
フレーム用の30Hzでなく2フレームに対応する15
Hzで発生する。高鮮明度画像は実際上標準画像の
周波数の1/2で発生するから、この画像を送信す
るに要する帯域幅は30Hzの高鮮明度画像に対する
16.8MHzでなくて8.4MHzに過ぎない。インター
レースする副画素は15Hzの周波数で反復するた
め、15Hzの副画素間フリツカの犠性の下に帯域幅
の2対1の低減ができる。このような小面積フリ
ツカは目障りと考えられない上、この副画素間フ
リツカ下述のフレーム記憶器を用いて減少または
消去することができる。
上述のように周波数30Hzで262.5線のインター
レースフイールド2つを含む525線のラスタを走
査する第4図の高鮮明度カメラは、従来の標準鮮
明度の525線モニタと兼用し得る完全な表示器で、
この兼用可能性は標準鮮明度モニタの帯域幅制限
4.2MHzから得られる。この帯域幅制限により、
モニタはジグザグのサブラスタにより発生される
副画素を解像することも、そのジグザグ振動を解
像することもできず、それを平均化してしまう。
走査周波数は基本的には標準52.5線走査であるか
ら、受像機またはモニタは高鮮明度情報が信号に
埋没するにも拘らず標準画像を表示する。標準鮮
明度の525線表示装置の15Hzフリツカは、各逐次
走査の副画素が異なることがあることから生ずる
ことがあり、表示された各フレームについて異つ
て平均されることがある。この小面積フリツカ
は、特その振幅が一般に小さく、これを起す隣接
副画素間の差が画像の高周波数変化または微細部
に関連する領域においてのみ生ずるため、許容す
ることができる。第7図は第4図の高鮮明度カメ
ラ400の生成する信号が標準鮮明度モニタ71
0の信号源となり、低域濾波器(LPF)712
により4.2MHzの帯域幅に制限されて標準鮮明度
の画像を生成し得ると同時に、帯域幅をそのうに
制限されず、信号を復号するように適正に構成さ
れた高鮮明度モニタ714が高鮮明度画像を生成
し得ることを象徴的に示している。第8図は高鮮
明度モニタ714の一般構造を簡略ブロツク図の
形で示す。この図で高鮮明度信号は広帯域映像増
幅器810で増幅されて映像管812の各電極に
印加される。増幅器810の出力端子には同期信
号分離器814が結合され、合成信号から垂直水
平の同期信号を分離してブロツク816で示す垂
直水平偏向回路に印加する。水平偏向信号は偏向
回路816から映像管812に付随する水平偏向
巻線818に印加され、垂直偏向信号は同様に垂
直偏向巻線820に印加される。映像増幅器81
0の出力端子にはバースト分離器822が結合さ
れてバーストに関係する副搬送波信号を発生し、
これをクロミナンス回路(図示せず)と約8.39M
Hzの振動信号を発生する振動信号発生器824に
印加する。発生した振動信号は垂直偏向信号と組
合されて垂直偏向巻線820に印加され、表示用
映像管812上に1フレーム付き525本のジグザ
グ線を持つラスタを30Hzの周波数で発生する。増
幅器810の帯域幅は充分広くて副画素の平均が
防止されるため、走査ラスタの副走査線上の適当
な点に副画素が再生されて高鮮明度画像を生ず
る。ブロツク826で示す位相制御回路を結合し
て振動信号の位相を制御し、微細集束調節と同じ
効果を与えることもできる。
第9図は第8図と同様であるが1050線のフレー
ム記憶装置910と付属の書込みアドレス発生器
912および読取りアドレス発生器914を含む
高鮮明度モニタを簡略ブロツク図の形で示す。こ
の構成はNTSCの4フイールドの高鮮明度情報に
対応する1050線の高鮮明度フレームを記憶するこ
とにより副画素フリツカをなくする。情報はバー
スト分離器822から引出された信号の助けによ
り書込みアドレス発生器912を制御することに
よつて入来信号の周波数で記憶される。読取り側
では局部同期発生器918が読取り周波数を決め
るが、この読取り周波数を入来信号周波数と無関
係にして、順次走査または非インターレース走査
の利益を得ることができる。走査線の可視度低減
の順次走査の利点は1981年9月8日付米国特許願
300227号明細書(特開昭58−501449号公報対応)
に詳細に記載されている。
上述のように、第4図ないし第9図の構成の高
鮮明度信号は8MHzまで拡がる有効周波数範囲を
有する高鮮明度信号を生成する。この(高鮮明度
信号を周波数15Hzでなく30Hzで発生したとき必要
な)16MHzからの有効低下に拘らず、8MHzの信
号帯域幅は標準鮮明度方式で得られる4.2MHzの
輝度帯域幅を超えるため、このような信号が標準
のNTSC放送信号と合わないことは明らかであ
る。
第10図は高鮮明度モニタが高鮮明度情報を表
わす信号を受けている間に標準鮮明度モニタが
4.2MHzの標準帯域幅を有する輝度信号を受ける
ことのできる回路構成を示す。この図で高鮮明度
カメラ400が8.4MHzまで拡がる有効周波数帯
域幅を有するベースバンド信号を生成し、この信
号が4.2MHzの低域濾波器1010を介して標準
鮮明度モード710に印加される。このようにし
てカメラ400の発生した情報の高周波部すなわ
ち高鮮明度部が標準鮮明度モニタに印加される前
に濾波器1010で除去される。この帯域幅制限
信号はまた高鮮明度モニタの第1入力にも印加さ
れる。減算回路1014は濾波器1010の出力
の帯域幅制限信号をその濾波器の入力の全帯域幅
信号から引いて4.2MHzから8.4MHzの帯域幅を持
つ差信号を生ずる。この差信号は信号の高鮮明度
部を表わし、濾波器1010と減算回路1014
の組合せはこのため高域濾波器として働らく。差
信号は高鮮明度モニタ1012の第2入力に印加
される。モニタ1012内では加算回路1018
が帯域幅制御信号(LBS)と差信号△を受けて
両者を加算し、高鮮明度信号を再生してこれをモ
ニタ714に印加し、高鮮明度信号を生成する。
第10図の回路では、高鮮明度信号が2つの成
分に分けられる。その第1の成分は帯域幅制限信
号で通常の4.2MHzの輝度チヤンネルを介して標
準鮮明度モニタと高鮮明度モニタに印加すること
ができ、高鮮明度垂直水平部を表わすデルタ信号
は導線1016で示される第2のチヤンネルを介
して高鮮明度モニタに送られる。
NTSCカラーテレビジヨンの開発において、人
間の眼の精神物理的性質が考えられ、カラーテレ
ビジヨン伝送を行うに要する帯域幅の著しい減少
が色の微細部を眼が知覚し得ない点を利用して得
られた。同様にして被写体の他の精神物理的性質
を用いて高鮮明度信号の伝送に必要な帯域幅が低
減される。高鮮明度テレビジヨンに対する帯域幅
の低減を許容する眼の同様の特性は移動する被写
体の細部を眼が見分けられないことである。
従つて原理的にはテレビジヨン方式は被写体が
動いているときはいつでも広い帯域幅を必要とし
ない。
第4図ないし第10図の回路構成は高鮮明度成
分が垂直水平の両方向に起因する部分を含む高鮮
明画像を発生する手段を説明している。
第11a図は高鮮明度輝度信号、クロミナンス
信号および同期信号を受けて、画像の静止部の高
鮮明度成分がブランキング期間内にかくされた兼
用信号を発生する信号理伝送回路1100を示
す。この図では第4図ないし第6図について説明
したジグザグ走査により発生された高鮮明度信号
が左上の入力端子1101に印加され、関連する
同期信号が入力端子1102に、変調クロミナン
ス信号が入力端子1104に印加される。高鮮明
度輝度信号は4.2MHz低域濾波器1106に印加
されてその出力端子に帯域幅制限信号を生成す
る。この方式の主な利点は1つの低域濾波器がジ
グザグ走査の±45゜方向により垂直水平の両方向
の帯域幅に影警することである。各水平線の有効
期間中、帯域幅制限信号がスイツチ1108を介
してブロツク1110で示すクロミナンス・バー
スト挿入回路に印加され、ここでクロミナンス信
号が周波数間挿形式で輝度信号に加えられる。こ
の合成クロミナンス輝度信号は他のブロツク11
12に印加され、ここで同期信号とブランキング
信号が加えられて標準合成NTSC信号が形成さ
れ、これが標準の放送機1114に印加されて放
送アンテナ1116に印加され、標準の受像機と
高鮮明度信号を処理するようになつた特殊受像機
に送られる。
各水平線の有効期間中帯域幅制限信号がスイツ
チ1118によりアナログデジタル変換器
(ADC)1120に供給される。スイツチ111
8はスイツチ1108と連動していて何れもスイ
ツチ制御回路1122により制御され、各走査線
の有効部分中はその上側位置にあり、各走査線の
ブランキング部分中および垂直ブランキング期間
の非同期部分中はその下側位置に来るようになつ
ている。ADC1120の出力端子のデジタル信
号はデジタル加算回路1124印加され、ここで
デジタル帯域幅制限信号の値がこれにその第2入
力に印加された信号を加えることにより改変され
て1050線フレーム記憶器1126の入力端子に印
加される。フレーム記憶器1126は端子110
2から同期信号を受けるクロツク・アドレス発生
器1128により制御される。第11a図の左下
のADC1130は入力を入力端子1101に結
合され、高鮮明度入来信号を受けてそれを表わす
デジタル信号を発生し、これを画素比較閾値回路
1132に印加する。比較器1132の第2入力
は記憶器1126から前の高鮮明度フレームから
の対応する画素を表わすデジタル信号を受ける。
比較器1132は高鮮明度フレームの各アドレス
について画素ごとの比較を行い、各画素値と前の
フレームの対応画素値の差が設定閾値を超えたと
きその差を表わすデジタル出力信号を生成する。
この差信号はスイツチ1134を介してデータ緩
衝器1136に印加され、同時にスイツチ113
8が対応するアドレスをアドレス緩衝器1140
に印加する。スイツチ1134,1138は連動
し、濾波器1106の出力の鮮明度制限信号を供
給される運動検知器1144からの信号と、比較
器1132の出力に画素差が存在することに応じ
てアンドゲート1142により制御される。運動
検知器自体は公知で、例えば1981年1月21日付米
国特許願第226712号(米国特許第4639772号)明
細書に記載されている。上述のよう記憶器112
6に記憶された前のフレームの鮮明度制限信号が
そのときのフレームの高鮮明度信号と画素ごとに
比較され、その間に差があればこれがデータの対
応アドレスと共に緩衝器に記憶される。上述の回
路はそれ自身がフレーム間の画像の一部の運動に
よつて比較器1132の出力を生ずる運動検知器
の形式を成していることが判るが、これは低鮮明
度信号に応ずる運動検知が運動のないことを示す
場合にのみ記憶される。従つて低鮮明度部分に検
知される運動を生じていない画像の高鮮明度部分
の運動はデータ緩衝器1136の情報記憶を生ず
る。これに対し運動検知器1144で検知し得る
画像の部分の全体の運動は緩衝器1136にデー
タが記憶されることを阻止する。
高周波数細部を少ししか含まない画像の広い平
坦部分では、前のフイールドから記憶された帯域
幅制限信号の画素が、比較される高鮮明度信号の
画素と同じ値を持つため、比較器1132の出力
はない。従つて緩衝器1136に記憶されるデー
タと緩衝器1140に記憶される対応するアドレ
スとは、連続する2つのフレーム間に静止画像が
あり、帯域幅低減信号の解像能力を超える高周波
細部の存在するアドレスについてのみ生ずる。緩
衝器1136へのデータ記憶と緩衝器1140へ
の対応アドレス記憶は各フレームの各水平線の有
効部分の間に行われる。ブランキング期間中は、
必要に応じて垂直ブランキング期間も水平ブラン
キング期間も含めて、スイツチ1108,111
8がスイツチ制御回路1122によりその反対位
置に倒され、緩衝器1136,1140がデータ
を並列フオーマツトで並直列変換器1124に供
給し、直列フオーマツトに変換する。この直列高
鮮明度情報は送信機1114とアンテナ1116
まで送られると共に、高鮮明度更新回路1119
の直並列変換器1146を介して対応するデータ
緩衝器1148,1150に供給される。次に、
スイツチ制御回路1122はスイツチ1108,
1118を図示位置に戻し、再び帯域制限情報が
送信機1114とアンテナ1116に送られると
同時にデジタル形式で加算器1124の入力に印
加されるようにする。入来帯域増幅制限信号が入
来情報のフレームを通して画素ごとにステツプ運
動をするため、アドレス発生器1128も記憶器
1126の対応アドレスを通してステツプ運動を
して加算器1124からの信号を記憶させる。発
生器1128により生成されたアドレスが緩衝器
1150に含まれる最初のアドレスに達すると、
排他的オアゲート1152は一致を検知してスイ
ツチ1154を閉じ、またゲート(図示せず)を
開いてクロツクパルスによりデータ緩衝器114
8とアドレス緩衝器1150を付勢して加算器1
124の第2の入力に鮮明度制限信号の画素と前
のフレームの高鮮明度画素との差を表わす信号を
供給する。加算器1124はこれらを合計したそ
のときのフレームの部分として記憶器1126の
対応アドレスに記憶される新しい画素を生成す
る。これと同時に緩衝器1150の出力に新しい
アドレスが現れるが、これはその最後の値がその
対応高鮮明度画素に対応しなかつた鮮明度低減画
素のアドレスである。その第2のアドレスに達す
ると排他的オアゲート1152が再びスイツチ1
154を閉じ、記憶されている鮮明度低減信号の
値を補正してこれを高鮮明度等価信号と対応させ
る。この過程がフレーム全体について反復され、
そのフレームの終りに、記憶器1126中の画素
が高鮮明度で画像の静止部を精確に表わすように
なる。
大量の高細部情報を含む静止場面の最初数フレ
ーム中に緩衝器1136がオーバーフローするこ
とがある。このオーバーフローはオーバーフロー
検知器1156が検知して閾値制御信号を生成
し、これを比較器1132に印加して顕著と考え
られる差の閾値レベルを上げる。これによつて緩
衝器のオーバーフローの量が減ずる。比較器11
32とその閾値動作の詳細を以下第11b図およ
び第11c図について説明する。
動作時には、空白フイールドから始まつて、帯
域幅制限情報の最初のフレームが記憶器1126
に4.2MHz帯域幅に対応する画像を供給する。す
なわち端子1101に印加された高鮮明度信号が
大量の細部を含むに拘らず、標準鮮明度画像を供
給する。第2のフレーム中は緩衝器1136,1
140に次にブランキング期間中に高解像度更新
回路1119に供給される差情報が供給される。
場面の変化に続く第3のフレーム中に記憶器11
26に記憶された情報が高解像度情報で更新され
始め、その更新が場面が静止している限り記憶信
号が画像をその全細部により表わすまで続く。フ
レーム記憶器1128の出力に映像モニタを結合
することができれば、その場面の標準鮮明度画像
が最初の2フレームの間現れた後、細部情報が現
われることになる。
第11b図は比較器1132の理解のため簡略
デジタル比較器1158の細部を示す。図におい
て8ビツトまたは8入力のオアゲート1160が
8つの個別排他的オアゲートの出力を受ける。各
排他的オアゲート1162〜1166は2つの入
力端子を有する。排他的オアゲート1162の第
1入力端子は比較すべき8ビツトデジタルワード
の一方の最高位ビツト(MSB)に結合され、第
2の入力端子は比較すべきデジタルワードの他方
のMSBに結合されている。各ゲート1164〜
1166の入力端子は比較すべきデジタルワード
の特定有効ビツトに結合され、ゲート1166は
最下位ビツト(LSB)に結合されている。各排
他的オアゲートはその2入力ビツトが一致しない
限り高レベルの出力信号を生ずる。入力ワードの
ビツトに一致するものがない限り少なくとも1つ
の排他的オアゲートの出力が高レベルになるか
ら、オアゲート1160の出力信号は高レベルに
なり、すべての対が同じ場合に限りオアゲート1
160の出力信号が低レベルになる。排他的オア
ゲートの数が比較すべきワードのビツト数に等し
いのは当然である。
第11c図はデジタル比較器1132をブロツ
ク形式で示す。図示のようにその全体の形は比較
器1158と同じであるが、比較器1132はそ
れぞれ第1ワードの1ビツトの排他的オアゲート
への径路内に結合された(比較すべきデジタルワ
ードのビツト数と同数の)3状態駆動器1168
〜1172と、第2ワードに対して同様に配置さ
れた反転3状態緩衝器1174〜1178を含ん
でいる。各3状態駆動器の出力端子には正の電圧
源に結合された引上げ抵抗が設けられている。各
緩衝器はその入力端子の高レベルまたは低レベル
入力をその出力端子に通すか、制御母線を低レベ
ル状態に付勢することによりその出力端子の高イ
ンピーダンス状態を生成することができる。駆動
器1168,1174の制御母線は1169で、、
駆動器1170,1176のそれは1175で、
LSB駆動器1172,1178のそれは117
3で表わされる。高インピーダンスモードでは各
駆動器の出力がその付属引上げ抵抗により高レベ
ルに引上げられて2進数1の形になる。制御母線
が低レベルに引上げられたときはその付属駆動器
対が高インピーダンスになり、その出力が高レベ
ルに引上げられて1対の人造1を生成し、このと
きその駆動器対の出力に結合された排他的オアゲ
ートがその2入力ビツトの一致を宣し、このため
その駆動器の入力に印加されたビツトの実際の状
態に関係なく排他的オアゲートの出力が低レベル
になる。このようにしてLSB用の制御母線11
73が低レベルに引下げられると、排他的オアゲ
ート1166は常に2つのワードのLSBの一致
を見出し、そのビツトの実際の値は比較を行うと
き無視される。人造1状態に強制されたビツト数
を制御することにより、比較されているビツトの
数と有効を変更して、これにより閾値を設定移動
することができる。第11c図においてMSB駆
動器に結合された母線ははデジタルワードの
MSBが常に比較されるように抵抗1171によ
り高レベルに引上げられている。他の制御母線は
一連の比較器1188〜1192により制御され
る。各比較器の第1入力は電池1196で表され
た基準電圧源に並列連続された抵抗分圧器上の1
点に結合され、第2入力は共にコンデンサ118
4に結合されている。このコンデンサ1184は
その充電用の抵抗1186と放電用のトランジス
タスイツチ1182が結合され、そのトランジス
タスイツチ1182は第11a図のデータ緩衝器
オーバーフロー検波器1156からの信号により
トリガされる可制御単発マルチバイブレータ11
80によつて制御される。
排他的オアゲート11100〜11108、オ
アゲート11120〜11128、アンドゲート
配列11130〜11138および11140〜
11148を含む第11c図の回路の残部は減算
回路を完成するように構成され、これによつて駆
動器1168〜1172に印加されたデジタルワ
ード(高鮮明度信号)から3状態駆動器1174
〜1178に印加されたデジタルワード(記憶映
像信号)が差引かれて排他的オアゲート1110
0〜11108からその差を表わすNビツト並列
出力信号が生成される。
動作時には場合変化中の緩衝器1136のオー
バーフローにより検知器1156から出力信号が
生じ、これが単発マルチバイブレータ1180を
トリガしてスイツチトランジスタ1182のベー
スにコンデンサ1184の放電に充分な持続時間
の駆動タイミングパルスを印加する。コンデンサ
1184が放電すると比較器1188〜1192
が応動してその各制御母線1173〜1175を
低電圧状態に駆動し、3状態駆動器をMSBを除
いて全部その高インピーダンス状態にする。駆動
器の出力の引上げ抵抗のため、MSB以外の全駆
動器出力は人造1の状態になり、高鮮明度信号と
記憶鮮明度制限信号との比較において無視され
る。このためデータ緩衝器1136には最大の高
鮮明度変化だけが記憶される。コンデンサ118
4が充電すると、第2MSBを制御する第1比較器
1192が母線1175に低レベル電圧を生成
し、駆動器1170,1176が比較されている
ワードの第2MSBを通して、MSBだけよりさら
に細部を記憶し、最終的にこれを送信し得るよう
ほする。時間の径過と共に、LSBが比較に含ま
れるまで比較器1188〜1190の残部が順次
その母線を低レベルに引下げる。
第12は第11図の構成によつて付号化された
放送高鮮明度信号を受信表示するようにされたテ
レビ受像機の簡略ブロツク図である。図において
左上のアンテナ1210は複数の放送信号を受信
して同調器1211に印加し、、この同調器はこ
れらの信号から1つの放送チヤンネルを選択し、
その所要信号を濾波して中間周波数(IF)に低
下変換する。このIF信号はIF増幅器1212に
印加され、ここでさらに増幅濾波されて映像検波
器1214に印加され、復調されて公知のように
インターキヤリア音声信号と共にベースバンド映
像信号を生成する。インターキヤリア音声信号は
インターキヤリア周波数増幅器1216で選択さ
れ、濾波増幅されて音声復調器1218に印加さ
れ、ベースバンド音声信号を生成する。このベー
スバンド音声信号はブロツク1220で示す増幅
器および制御器を介してスピーカ1222に印加
される。また検波器1214の出力の検波輝度信
号は自動利得制御(AGC)プログラマ1224
に印加されてAGC信号を生成し、これを同調器
1211と増幅器1212に印加して映像信号レ
ベルを相対的に一定に維持する。検波器1214
からのベーススバンド映像出力信号はまた同期分
離器1226に印加され、ここで受像機全体で使
用する種々の同期信号が分離される。検波器12
14と同期分離器1226の出力にはバーストゲ
ート1228が結合され、バースト信号をAFPC
ループの形をとり得る副搬送波(SC)再生器1
230に通す。検波器1214の出力の信号の周
波数インターリーブ輝度およびクロミナンス部分
は櫛型濾波器を含み得る輝度クロミナンス分離器
1232により分離される。クロミナンス部は再
生器1230から搬送波信号を受けるクロミナン
ス復調器1234に印加され、I,Q等の色差信
号を復調する。このI,Q信号はマトリツクス1
236に印加され、ここで再構成された高鮮明度
輝度信号Yと組合されてR,G,B信号を形成す
る。信号R,G,Bは映像駆動段1238を介し
て映像管1240に印加される。映像管1240
には水平偏向回路1244により駆動される水平
偏向巻線1242によつてラスタが走査される。
ラスタの垂直成分は通常の垂直偏向回路1248
により駆動される垂直偏向巻線1248によつて
発生される。垂直偏向中の振動は副搬送波の助け
で同期されている振動発生器1250により通常
の垂直鋸歯波に重畳された振動信号により導入さ
れる。
分離器1232の出力の分離された輝度信号は
符号器1100の更新回路1119と極めて似た
高鮮明度更新回路1252に印加される。更新回
路1252は輝度信号を有効信号とブランキング
位置の間を切換えるためのスイツチ制御器(図示
せず)により操作されるスイツチ1254を含ん
でいる。有効位置では分離された輝度信号が
ADC1256に印加され、ここで量子化、デジ
タル化され濾波されてデジタル加算器1258の
入力に印加され、スイツチ1260を介してその
第2の入力に印加された高鮮明度差信号と合計さ
れる。合計した信号は1050線フレーム記憶器12
62に記憶される。入来信号が記憶されるアドレ
スは分離器1226からの信号により同期された
アドレス発生器1264により設定される。記憶
された輝度信号はDAC1268を介して周期的
に読出され、高鮮明度アドレス輝度信号を生成し
てマトリツクス1236に印加する。
ブランキング期間中スイツチ1254は高鮮明
度更新情報を含むY信号をこの更新情報が加えら
れるアドレスと共に直並列変換器1270に供給
し、並列形式に変換してデータ緩衝器1272と
アドレス緩衝器1274に印加する。次に続く有
効映像期間中はスイツチ1254がその上側位置
に切換えられ、鮮明度制限映像信号がデジタル加
算器1258に印加され、一方アドレス発生器1
264が記憶器1262に記憶されている映像信
号のアドレスに相当するアドレスを生成する。排
他的オアゲート1276はそのときアドレス緩衝
器1274の出力に現れるアドレスをそのときの
発生器1264のアドレスと比較して、これが一
致したときスイツチ1260を閉じる。これはま
た各径路(図示せず)により緩衝器1272と1
274を付勢してその各緩衝器を介してそれぞれ
差データの1画素と1アドレスをクロツキングす
る。するとスイツチ1260が次に緩衝器127
4の出力のアドレスとそのときの発生器1264
のアドレスが一致するまで開く。ゲート1276
はフレーム全体を通じてデータ緩衝器1274に
記憶された高鮮明度更新差信号を適正なアドレス
で加算器1258に供給し続ける。従つて記憶器
1262に記憶された信号は符号器1100の記
記憶器1126に記憶された信号を追跡する。上
述のように符号器1100は空白のラスタから場
面が現れた後記憶器1126に第1フレームに対
する標準鮮明度信号を記憶させ、画像の静止部分
の微細部の解像度を次第に向上する。この結果、
受像機1200は高鮮明度信号を受信するとき空
白ラスタに続く第1フレームに標準鮮明度画像を
供給し、またその場面の高鮮明度部の解像度を次
第に向上する。主観的効果は静止部分が徐々にで
はあるが普通の視聴者に目障りなほど遅くはなく
集束されることである。運動を含むラスタ部分は
高鮮明度ジ細部を持たない。
この発明の他の実施例は当業者に自明である。
例えば、1台の高鮮明度DIS型サチコンを用いて
高鮮明度輝度信号を発生し、3台の各別の標準鮮
明度ビデイコンにより低鮮明度色信号を発生して
もよく、また1台の縁応動DIS型サチコンと赤応
動および青応動の標準鮮明度ビデイコンから引出
された信号を混成することにより色信号を形成す
ることもできる。また8.38MHz以外の振動周波
数、例えば色副搬送波周波数の3倍すなわち
10.738635MHzを用いることもできる。以上の実
施例の説明は主としてNTSC標準について行つた
が、この発明はPAL方式やSECAM方式のような
他の標準にも適用し得る。ジグザグ偏向は別の巻
線と発生器により発生してもよく、また振動周波
数信号を公称鋸歯波信号を重ねて垂直偏向巻線に
印加して発生することもできる。カメラの走査振
動は振動のない1フレーム1050本の走査を行い、
これをフレーム記憶器に書込み、隣接各線から順
次画素を選択するアドレス発生器で読取る等によ
り合成的に発生することができる。
またデジタル式で説明した機能と等価のアナロ
グ式のものを用いることもできる。特にフレーム
記憶器にデジタルランダムアクセス記憶装置
(RAM)でなく電荷結合装置を用いることもで
きる。順次走査またはインターレース走査を用
い、記憶器に質問する周波数を書込み周波数と異
ならすこともできる。アナログの実施例で説明し
た機能をデジタル式に行うこともできる。特にオ
ーバーフロー検波器1158の出力でトリガさ
れ、副搬送波サイクルを計数する計数器にその特
定計数の数に応じて第11図の3状態駆動器を制
御する論理回路を用いることもできる。
上述の実施例では輝度解像度だけが向上した
が、同じ方法で色差信号の鮮明度を向上すること
もできる。しかしこの実施例では標準鮮明度テレ
ビジヨン用に米国FCC標準が利用され、この
FCC標準では1.5MHzの帯域幅が可能であるが、
この場合は色差信号Iの帯域幅は僅か500KHzに
なる。色解像度を向上するため標準鮮明度色標準
を完全に利用するとこの発明を用いて色解像度を
比例的に向上する必要が少くなる。
以上説明した兼用高鮮明度テレビジヨン方式で
は、カメラ(第4図)の走査スポツトを振動させ
て高鮮明度の垂直水平両方向の解像度を2倍にす
る。送信されるさらに広い帯域幅の信号が標準鮮
明度のテレビ受像機にも兼用される。この受像機
の狭い帯域幅の効果は水平垂直両方向に隣接画素
の値を平均することである。高鮮明度の広帯域幅
のテレビ受像機では、カメラにより導入された振
動に従つて走査スポツトが振動に同期される。こ
のスポツトは水平走査周波数の1/2またはその奇
数倍の周波数で振動し、連続4フイールドに亘つ
て画素の完全な高鮮明度ラスタが形成されるよう
になつている。
水平線周波数の1/2の奇数倍のスポツト振動の
欠点は、テレビジヨン表示面にある種の走査図形
が視聴者に見えるようになり、目障りになること
があることである。水平周波数の1/2の奇数倍で
スポツトを振動させると、与えられたフイールド
の連続する走査線上の振動の位相が180゜だけ異な
る。従つて走査線構造が同じフイールドの隣接線
間のスペースに可視の高鮮明度変調を表示し、画
像に重なつた黒点の配列の様相を与える。一方の
フイールドの間隙を持つ走査線が前のフイールド
の黒いスペースの上に来ず、従つて黒点の配列が
垂直水平または4方向のいずれかに45゜の線に沿
つて移動して見える。
このような振動に付随するこの問題を第13図
について説する。第13図aは走査線構造の略図
である。与えられたフイールドの隣接走査線上の
振動位相は180゜だけ異なるから、走査線構造は黒
いダイヤモンド型図形720として示される各線
間の黒いスペースの可視高周波数変調となつて現
れる。この黒い図形は画面を斜めに動いて見え、
視聴者に目障りである。
スポツトの振動周波数を線周波数の1/2の偶数
倍に選ぶと、画面に線のヘリンボン模様が生じ
る。この場合は一方のフイールドの間〓を持つ走
査線が前のフイールドの黒線の上に来るが、高鮮
明度テレビジヨンラスタの画素の全部が走査され
ないため画面の完全な解像度が不足することにな
る。
第14a図の振動パタンは水水平線周波数の1/
2の偶数倍すなわち2nfH/2で振動してそれぞれ
4フイールド順位を表わす線1,2,3,4(線
1の始点は任意)のヘリンボンパタンを成してい
る。このパタンの1つのフイールドを第13図b
に略示する。このヘリンボンパタンの黒い部分は
次のフイールドで完全に埋められていて、第13
図aの黒点の配列の移動はないが、第14a図に
示すように完全な高鮮明度テレビジヨンラスタの
全画素をビームが走査することができない。
第14b図は第13図aの図形を消すと共に高
鮮明度ラスタの全画素を走査する振動パタンであ
る。第14b図では振動周波数が水平線周波数の
1/2の偶数倍(すなわち2nfH/2)のため、振動
パタンがフイールドの時間順走査線(フイールド
1のP,D+1;P+4,P+5)とフレームの
それ(フイールド2のP+2,P+3;P+6,
P+7)が同相である。高鮮明度テレビジヨンラ
スタのドツトインターレースと完全走査を行うた
め、振動位相がフレームごとに反転され、このよ
うな走査から2つのフレーム全体に亘つて完全に
満たされたヘリンボンパタンが得られる。
第14b図では第4図の高鮮明度カメラ(第1
5図のように改造されている)により画素が振動
周波数4fSCで探査されるため、画素のサンプリン
グ周波数はは8fSCすなわち1820fHになる。但しfH
は水平線走査周波数、整数1820はサンプリング周
波数が色副搬送波周波数の8倍になるように選ば
れたものである。サンプリングパタンの位相はフ
レーム1つおきに反転され、、第1フレームの第
1フイールド1の第n番目の線の走査中に、振動
により画素610,612,614,616,6
18…を順次含む画素の探査が行われる。線走査
周波数の1/2の偶数倍で振動するラスタで描かれ
るジグザグ径路により同相状態の走査線が順次形
成される。例えば第1フレームの第1フイールド
の第n番目の線の印画素610,612,61
4のパタンは次の第2+n番目の線の印画素6
20,622,624と物理的に同じである。第
1フイールドが終わると第2のインターレースフ
イールド2が走査され、第n番目と第n+1番目
の線の間に飛び込んだ線qの画素626,62
8,630が適時探査される。
次の(第2)フレームの第1フイールド3中に
第n番目の線の×印画素632,634,63
6,638…が探査された後、第n+1番目の線
の×印画素(無番号)が探査される。第2フレー
ムの第2フイールド4ではそのフレームの第n+
1番目の線の×印画素に対応する位置の線qの×
印画素(無番号)が探査される。この第2フレー
ム中に探査される第2の×印画素群は1050線高鮮
明度ラスタの完全に異る印画素群を構成するこ
とが判る。上述のようにこの発明によれば偶数倍
周波数で走査されるラスタの解像度を充分にする
ため振動信号の位相をフレーム1つおきに反転す
る。もし振動信号位相を反転しなければ、線nの
画素632,634,636,638はフレーム
1つおきに探査されず、代りに画素610,61
2,614,616が各フレームごとに探査され
ることになる。フレーム1つおきに振動信号位相
を反転することにより、線走査周波数の1/2の偶
数倍を用いたとき完全な解像度の画像が得られ
る。
第15図についてこの位相反転の説明をする。
振動走査の位相を反転するため第4図のカメラを
改造して振動信号発生器28と補助偏向巻線26
の間にスイツチ27とインバータ29を挿入して
ある。スイツチ27はフレーム周波数すなわち垂
直フイールド周波数の1/2すなわちfV/2で動作
し、このようにして発生器28から取出された信
号はインバータ29と導線31を交互に介して補
助偏向巻線26に供給される。従つて振動信号の
位相はフレーム周波数で反転する。例として第1
5図の振動信号発生器28は14.3MHz(4fSC)の
信号を発生する。
第13図ないし第15図は高鮮明度成分が垂直
水平の両端向に起因する部分を含む高鮮明度テレ
ビジヨン信号を発生する方式を示している。帯域
幅制限チヤンネルに亘つて高鮮明度テレビジヨン
信号を送受信するには、第10図ないし第12図
の説明を参照すればよい。この説明には高鮮明度
輝度信号とクロミナンス信号および同期信号を受
けて帯域幅制限チヤンネルに亘り送信する兼用信
号を発生する送信機が記載されている。画像の静
止部分の高鮮明度成分は垂直水平のブランキング
期間内に隠蔽されている。またこのようにして送
信された高鮮明度信号を受信するに適する高鮮明
度テレビ受像機も記載されている。
第16図は水平走査が1台の線記憶器を用いて
振動を行う直線式で行われる順次走査型カメラ信
号のデジタル処理により合成振動走査信号を供給
する高鮮明度カラーテレビジヨン発生方式の部分
ブロツク図である。第17図ないし第19図は第
16図の高鮮明度方式の動作の説明に用いる。第
17a図は高鮮明度テレビカメラ1202のラス
ターの一部を示し、サブラスタ列すなわち線Aに
は画素A1ないしA1820が、サブラスタ列B
には画素B1ないしB1820が(以下同様)あ
る。高鮮明度テレビカメラ1202は標準鮮明度
カメラの水平線周波数の4倍の周波数(すなわち
4fH)cm2動作して1フイールド当り1050本の走査
線を走査する動作をする。カメラ1202のR,
G,B信号出力は普通通りマトリツクス1204
で混成されて信号Y,I,Qを生ずる。これらの
信号はカメラ1202の水平走査周波数の1/2に
等しい周波数でクロツキングされて線を2本おき
に2本ずつ通す。すななわちフイールド1,3お
よび第17b図の連続4フイールドラスタの他の
奇数フイールド中は線1,2,5,6,9,10
等からの信号を通すゲート(交互線対ゲート)1
206を介して供給される。第17b図において
実線はゲート1206を介して伝送される線を示
し、破線は伝送を阻止された線を示す。フイール
ド2および以下の偶数フイルドの垂直走査中はゲ
ート1206が第17b図の連続4フイールドの
ラスタの線3,4,7,8,11,12等を通
す。信号I,Qはそれぞれ低域濾波器(LPF)
により信号Yの帯域幅例えば約32MHzの約1/4
(例えば8MHz)まで低域濾波される。信号R,
G,B並びににY,I,Qは高速走査のため50%
の時間しか存在しないが標準鮮明度信号
(NTSC)の8倍の帯域幅を有する。この8倍は
高鮮明度信号が標準鮮明度信号に対して水平走査
周波数で4倍、解像度(高周波数含有量)で2倍
という事実に基いている。従つて色副搬送波周波
数の4倍(すなわち4fSC)と等価の周波数でY,
I,Qをサンプリングするには、そのサンプリン
グ周波数は色副搬送波周波数の32倍(すななわち
32fSC)になる筈である。
信号Y,I,Qはアナログ・デジタル変換器
(A/D)1212,1214,1216でアナ
ログからデジタルに変換される。サンプリング周
波数が32fSCのため、アナログ・デジタル変換器
もこの周波数で動作する必要がある。このために
は各ブロツク1212,1214,1216に対
して複数個のアナログ・デジタル変換器を用い、
データを混成して高データ速度で動作させること
により高速アナログ・デジタル変換器を構成すれ
ばよい。
第18図は第16図の高鮮明度方式の信号の例
を示すタイミング図である。タイミング図18
a,18e,18iはアナログ・デジタル変換器
1212の出力を示し、線を2本組で交互に通す
ゲート1206により線2本の間〓が時間順に生
成される。
信号源の合成信号のデジタル手段による符号化
は色副搬送波周波数の整数倍例えば4fSCでサンプ
リングすることにより助けられる。再び17a図
において、各副画素に示された位相値は周波数
4fSCの振動と、8fSCの高鮮明度サンプリングに対
応する。この第17a図に示す高鮮明度テレビジ
ヨンの副画素の位相値は標準鮮明度帯域幅(すな
わち4.2MHz)以上の高周波数を濾波除去する標
準鮮明度受像機との兼用可能性を保証するように
割当てられねばならない値である。
正確な位相値をもたらすため、サンプリングさ
れた信号Y,I,Qを複合マトリツクス1218
で組合せて色副搬送波fSCの0゜,45゜,90゜,315゜の
各位相位置で生ずるサンプルをそれぞれ表わす信
号Y+Q,Y+1/√2(I+Q),Y+I,Y
+1/√2(I−Q),Y−Q,Y−1/√2
(I+Q),Y−1,Y−1/√2(I−Q)を形
成する。32fSCの周波数で生ずる混成出力信号が
32fSCの周波数で切換わる選択スイツチ1220
により順次選択され、副搬送波位相の180゜だけ異
なる導線1222と1224に2つの出力を生ず
る。これらの信号は、標準鮮明度線周波数の4倍
(すなわち4fH)の周波数で各線が生じ、2本ずつ
交互に抜けた線の間だけ時間間〓を有する交番線
対から取出されたサンプルから成る。スイツチ1
226は標準鮮明度の水平線周波数(すなわち
fH)で動作して標準鮮明度テレビジヨンの線1本
おきに相当する高鮮明度テレビジヨン線4本おき
に色副搬送波を反転する。例えば第17a図で線
B,C間とF,G間でサンプルの位相が反転され
る。
サンプルはゲート1228により1つおきに〓
導され、奇数サンプルすなわちA1,A3,A5
B1,B3,B5…C1,C3,C5…D1,D3,D5…が一
方(奇数)の出力から、偶数サンプルA2,A4
A6…B2,B4,B6…C2,C4,C6…D2,D4,D6
が他方(偶数)の出力から送出される。換言すれ
ばゲート1228を通過する信号は水平周波数の
4倍すなわちカメラの水平走査周波数に等しい周
波数で動作するスイツチ1230に供給される。
2極双投スイツチ1232は垂直周波数の1/2
(すなわちfV/2)で動作し、完全な解像度を得
るに要するフレーム1つおきの極性反転を行う。
遅延器1231の出力と導線1234はスイツ
チ1236(例えば32fSCで動作)により切換え
られ、これによつてサンプルが遅延線1231と
導線1234から交互に選択されてここで説明す
る振動に従つて第17a図のサブラスタ走査線の
画素を振動式に混合する。
ゲート1228、スイツチ1230,123
2、遅延器1231およびスイツチ1236の動
作を第17図ないし第19図について説明する。
第19図においてアンドゲート1502,150
4はそれぞれ一方の入力1506,1508を入
力導線1229に接続され、他方の入力151
0,1512をスイツチ1514を介して32fSC
の周波数で動作するクロツク1516に接続され
ている。スイツチ1514はクロツク1516の
周波数の1/2で動作してアンドゲート1502,
1504を交互に開く。動作時にはタイミング図
18aに示すスイツチ1226からのサンプルが
アンドゲート1502,1504の出力に交互に
取出され、奇数サンプルはアンドゲート1504
の出力からスイツチ1232の一方の入力に、偶
数サンプルはアンドゲート1502の出力からス
イツチ1232の他方の入力に印加されるように
なつている。従つてスイツチ1232が任意の走
査順位のフレーム1のフイールド1において(す
なわちスイツチ1232が左側に倒れていると
き)遅延器1231に奇数サンプルを供給する
と、奇数線例えばA1,A3等の奇数画素がスイツ
チ1230,1232を介して遅延線1231
に、偶数線例えばB2,B4等の偶数画素がスイツ
チ1230,1232を介して導線1234に印
加される。タイミング図18bは遅延器1231
が導線1234に向うサンプル列を示す。スイツ
チ1236はタイミング図18cに示すように奇
数サンプルの間に偶数サンプルが挾まるように遅
延器1231と導線1234からのサンプルを混
合する働らきをする。
次のフイールドすなわちフレーム1のフイール
ド2においては、線C,G等からの奇数サンプル
が遅延器1231に、線D,H等からの偶数サン
プルが導線1234に切換印加される(タイミン
グ図18f参照)。スイツチ1236は偶数サン
プルすなわちD2,D4…D1820等が奇数サンプルす
なわちC1,C3…C1819等の間に挾まつてタイミン
グ図18gに示すように振動走査効果を出すよう
に切換わる。
フレーム2の第1フイールドである次のフイー
ルドに対してはスイツチ1234が右側に倒さ
れ、偶数サンプルが遅延器1231に、奇数サン
プルが導線1234に印加されるようになる。従
つて線A,E等からの偶数サンプルが遅延器12
31に、線B,F等からの奇数サンプルが導線1
234に切換えられる(タイミング図18j参
照)。スイツチ1236は偶数サンプルすなわち
A2,A4,A6が奇数サンプルすなわちB1,B3
B5…B1819の間に挾まれてタイミング図18kに
示すような振動走査効果を生ずるように各サンプ
ルを切換える。この混成された隣接線からの交互
サンプルが先入れ先出し緩衝器(以後FIFO緩衝
器と呼ぶ)1238に印加される。この緩衝器1
238走査線1本のデータ(すなわち1820サンプ
ル)を記憶するスペースを持つ遅延線でよい。デ
ータは周波数32fSCで緩衝器1238に送り込ま
れ、入力周波数の1/4の周波数すなわち8fSCで取
出される。この緩衝器1238にデーータを出入
するときの周波数の変化により、フイールド1つ
おきの走査線2本組1つおきに通過させるゲート
1206により導入された間〓と遅延器1231
により導入された間〓が除去される。タイミング
図18d,18h,18lはFIFO緩衝器123
8から送り出された間〓のない低速サンプルを示
す。これらのサンプル(緩衝器1238の出力)
は合成振動信号を表わす。緩衝器1238からの
デジタル信号はデジタル・アナログ変換器124
2でアナログに変換され、sinx/xインパス応答
を有する濾波器1242で等化される。濾波され
た信号は第10図ないし第12図について上述し
た方法でアナログ高鮮明度テレビジヨン合成振動
走査信号として伝送することもでき、この振動信
号は標準鮮明度受像機と兼用し得る利点がある。
高解像度表示においてその品質がスポツト振動
で生ずる走査構造生成物に害されないことを保証
するため、第20図について線走査テレビモニタ
1602の説明をする。第20図のモニタでは各
表示フイールドごとに完全解像度で画像が表示さ
れる順次走査水平線ラスタ1606が与えられ
る。この方式では振動パタンで伝送された各画素
が、完全な高鮮明度テレビジヨンフレーム(すな
わちNTSCフレーム4つ)が順次表示の準備がで
きるまでランダムアクセスフレーム記憶器160
4の適正位置に蓄積される。フレーム記憶器16
04は1050線記憶器である。このフレーム記
憶器1604には書込アドレス発生器1608と
読取りアドレス発生器1610が付属している。
この構成は1050線の高鮮明度フレームを記憶する
ことにより副画素フリツカをなくする。情報はバ
ースト分離器1612と同期分離器1614から
取出された信号の助けにより書込みアドレス発生
器1608を制御することにより入来信号の周波
数で適正位置に記憶される。読取り側では局部同
期発生器1616が読取り速度を決めて偏向発生
器を制御する。この読取り速度は原理的に入来信
号の周波数に無関係で順次走査(すなわちインタ
ーレース走査でない)の利点を示すことができる
が、普通読取り速度が遅延器1618により書込
み速度と同期されている。例えばその遅延は少な
くとも3フイールドがフレーム記憶器1604が
書込れて第14b図の最初の2本の線が満たされ
るようになつている。また高鮮明度色成分を輝度
成分と別に伝送すると高鮮明度テレビジヨン画像
の最高品質が得られるが、NTSC受像機との完全
な色兼用性を得るには、標準鮮明度色信号を複合
伝送を意味する3.58MHz副搬送波に符号化する必
要がある。
フレーム記憶器の代りに線記憶器を用いる高解
像度テレビ受像機を第21図に示す。第21図の
高解像度受像機はNTSC方式で31.5MHzの標準鮮
明度水平周波数の2倍で走査するようになつてお
り、振動フオーマツトの高鮮明度信号が端子17
02に受信される。受信されたこの高鮮明度信号
は高鮮明度映像管1707に直線的に表示され
る。第21図のように表示面は垂直方向に標準鮮
明度の周波数で、水平方向にその標準鮮明度周波
数の2倍すなわち2fHで走査される。端子170
2の高鮮明度信号はアナログ・デジタル変換器1
706と同期分離器1708に同時に供給され、
同期分離器1708は端子1702に結合されて
垂直水平の同期信号を分離する。水平同期信号は
2fH位相固定ループ(PLL)1710に供給され、
標準鮮明度水平周波数の2倍すなわち2fHの駆動
信号を生成する。分離器1708(各線が2本ず
つ対になつて各対間に次のフイールドの線対を交
互に挾み得るように表示するような振動走査を行
う手段を含む)からの垂直駆動信号は映像管17
04に付随する垂直偏向巻線1712に印加され
る。水平偏向巻線1714には倍周波数の水平駆
動信号が31.5KHzで印加され、31.5KHzで映像管
1714の表示面の各走査線が1/2fHの時間生ず
る。
入力信号は第16図の送信機により送信された
形の1つの高鮮明度テレビジヨン線からの奇数サ
ンプルが隣接する高鮮明度テレビジヨン線からの
偶数サンプルと混成されたものである。FIFO緩
衝器1716〜1722は振動走査信号の1本の
線内に配置された交互時間順サンプルを高鮮明度
線走査の2本の線に分離するために用いられる。
この2本の線は映像管1704の表示面のような
高鮮明度表示面に線走査フオーマツトで表示する
ことができる。緩衝器1716〜1722は例え
ば910サンプルFIFOラバー緩衝器である。この系
の動作は次の通りである。アナログ・デジタル変
換器1706が第16図の送信機でサンプルを送
信する周波数である高鮮明度周波数すなわち8fSC
で入来信号をサンプリングし、スイツチ1724
が標準鮮明度の線周波数の1/2すなわちfH/2で
切換つて入来水平線を交互に緩衝器1716,1
718と1720,1722にそれぞれ印加す
る。スイツチ1726は副搬送周波数の4倍すな
わち4fSCで切換つて交互時間順サンプルを緩衝器
1716,1718にそれぞれ印加する。例えば
第17a図において、高鮮明度信号のフレーム1
のフイールド1の第1番目の線が受信されると、
線Aの奇数サンプル例えばA1,A3,A5等が緩衝
器1716に、線Bの偶数サンプル例えばB2
B4,B6等が緩衝器1718に切換印加される。
緩衝器1716,1718が一ばいになると、こ
の例では線Aの奇数サンプルの信号が緩衝器17
16から読取られる。緩衝器1716が空になる
と緩衝器1718から次の線すなわち線Bが読取
られる。緩衝器1716,1718が読取られて
いる間に次の線の信号がスイツチ1724,17
28を介してそれぞれ緩衝器1720,1722
に記憶される。この例で第17a図においてフレ
ーム1のフイールド1の第2番目の線が線Eから
の奇数サンプルと線Fからの偶数サンプルを含ん
でいる。スイツチ1728はスイツチ1726と
同様に副搬送波周波数の4倍すなわち4fSCで動作
して交互時間順サンプルをそれぞれ緩衝器172
0,1722に切換印加する。
読取り側では緩衝器1716,1718からの
信号が水平周波数fHで動作するスイツチ1730
と水平周波数の1/2すなわちfH/2で動作するス
イツチ1732を介して8fSCで動作するデジタ
ル・アナログ変換器1734に伝送され、映像管
1704で表示するためにアナログ形式に変換さ
れる。このデジタル・アナログ変換器1734か
らのアナログ信号は映像処理回路1736で処理
され、映像管駆動器1738を介して映像管17
04に印加されて標準鮮明度水平周波数の2倍で
表示される。スイツチ1740はスイツチ173
0と同様に動作して高明度信号の各線を交互に素
子1732,1734,1736,1738を介
して映像管1704に送り、これを表示する。ス
イツチ1732は一方の緩衝器対に線が書込まれ
ているとき他方の緩衝器対から信号を読出し得る
ようにスイツチ1724と離相している。例えば
前述の例のフレーム1のフイールド1に対して
は、線E,Fが緩衝器1720,1722に書込
まれている間、フレームのフイールド1の線A,
Bが読取られ、その次には緩衝器1720,17
22から信号が読取られ、その間に緩衝器171
6,1718が書込まれる。第21図は振動型で
伝送された高鮮明度映像信号を表示する線走査表
示方式を示す。この方式によるとそれぞれ910サ
ンプルの線緩衝器4台または1810サンプルの線緩
衝器2台で高鮮明度表示を行うことができる。第
21図の方式では完全な高鮮明度テレビジヨン画
像を表示するには4フイールドが必要なことに注
意すべきである。
当業者には種々の改変が自明である。デジタル
的に説明した機能をアナログ的に行うことも、こ
の逆もまた可能であり、順次走査もインターレー
ス走査も使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれラスタ上の垂直
および水平の線を示す図、第3図はカラーカメラ
の光学部分を示す図、第4図はカメラビデイコン
と回路構成を示す図、第5図a,bおよび第6a
図と第6b図は第4図のカメラまたは高解像度映
像管の走査パタンの細部を示す図、第7図は兼用
テレビジヨン方式のブロツク図、第8図および第
9図はテレビモニタの簡略ブロツク図、第10図
は兼用高鮮明度テレビジヨン方式の簡略ブロツク
図、第11a図、第11b図および第11c図は
高鮮明度映像符号器と放送装置の各部のブロツク
図、第12図は第11a図、第11b図および第
11c図の符号器により符号化されて放送された
兼用テレビジヨン信号用の高解像度受像機のブロ
ツク図、第13図a,bはこの発明の方式により
生成された走査パタンを示す略図、第14a図お
よび第14b図は走査パタンの細部を示す図、第
15図は第4図のカメラおよび回路構成から改変
されたカメラおよび回路構成を示す図、第16図
は高鮮明度映像符号器を示すブロツク図、第17
a図および第17b図は直線走査の高鮮明度ラス
タの細部を示す図、第18図は第16図の符号器
の動作の説明に用いるタイミング図、第19図は
第16図の交互サンプリングゲートの1実施例を
示す図、第20図は順次走査型テレビモニタを示
す簡略ブロツク図、第21図は線記憶器を用いた
高鮮明度テレビ受像機を示すブロツク図である。 400,1202…第1信号源、1010…第
2信号生成手段、1012…再生手段、1014
…差信号生成手段、1018…第1信号再生手
段、1206,1220,1226,1230,
1232,1231,1236…画素選択手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 画像のフイールド方向に分布した、画像全体
    にわたる走査線を表わす信号の信号源と; 同じフイールドの隣接した信号走査線の対を設
    定してこのフイールドの上記対をなす走査線から
    信号のサンプルを生成する手段と; 同じフイールドの各対をなす走査線中の第1の
    線および第2の線からの交互のサンプルを交互に
    選出して、伝送または記憶のために各線対を表わ
    す信号線を発生させる手段であつて、上記第1の
    線から選出された各サンプルが上記第2の線から
    選出された各サンプルに対し水平方向に偏位した
    形となる手段と; を具備して成る画像表示信号生成装置。 2 上記サンプルの選出する手段が、線走査周波
    数の2分の1の偶数倍である周波数で各線からサ
    ンプルを選出する手段と、フイールド繰返し周波
    数の2分の1の周波数で選出の位相を反転させる
    手段とより成る、特許請求の範囲1記載の画像表
    示信号生成装置。
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