JPH0544234A - ア−ム閉操作時におけるブ−ム上２速合流カツト回路 - Google Patents
ア−ム閉操作時におけるブ−ム上２速合流カツト回路Info
- Publication number
- JPH0544234A JPH0544234A JP3223601A JP22360191A JPH0544234A JP H0544234 A JPH0544234 A JP H0544234A JP 3223601 A JP3223601 A JP 3223601A JP 22360191 A JP22360191 A JP 22360191A JP H0544234 A JPH0544234 A JP H0544234A
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- Japan
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- speed
- arm
- circuit
- spool
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- Pending
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 単独ブ−ム上を主にしてブ−ム２速スプ−ル
の開口を決めると、水平引き時にブ−ム２速スプ−ルが
ア−ムスプ−ルと干渉し、ブ−ムが浮き上り水平に掘削
出来ない。又水平引きを主にブ−ム２速スプ−ルの開口
を決めると、ア−ムスプ−ルとの干渉をさける為、ブ−
ム２速合流ポイントがスプ−ルストロ−クエンド付近と
なる為、単独ブ−ム上のスピ−ド変化は階段状となる。
そこで、ア−ム閉操作時にブ−ム２速をカットしてブ−
ム２速スプ−ル２を単独ブ−ム上性能のみで決定できる
ようにし、水平引き性能及び単独ブ−ム上性能を向上さ
せることを目的とする。 【構成】 ２速合流回路を有する油圧回路において、ブ
−ム２速スプ−ル２と並列にタンクＴと接続可能なバイ
パス通路ｄを設け、該バイパス通路ｄにア−ム閉操作信
号により開閉自在のパイロットチェック弁６を配した。
の開口を決めると、水平引き時にブ−ム２速スプ−ルが
ア−ムスプ−ルと干渉し、ブ−ムが浮き上り水平に掘削
出来ない。又水平引きを主にブ−ム２速スプ−ルの開口
を決めると、ア−ムスプ−ルとの干渉をさける為、ブ−
ム２速合流ポイントがスプ−ルストロ−クエンド付近と
なる為、単独ブ−ム上のスピ−ド変化は階段状となる。
そこで、ア−ム閉操作時にブ−ム２速をカットしてブ−
ム２速スプ−ル２を単独ブ−ム上性能のみで決定できる
ようにし、水平引き性能及び単独ブ−ム上性能を向上さ
せることを目的とする。 【構成】 ２速合流回路を有する油圧回路において、ブ
−ム２速スプ−ル２と並列にタンクＴと接続可能なバイ
パス通路ｄを設け、該バイパス通路ｄにア−ム閉操作信
号により開閉自在のパイロットチェック弁６を配した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はア−ム閉操作時における
ブ−ム上２速合流カット回路に関するものである。
ブ−ム上２速合流カット回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２に示す油圧回路において、ブ−ム上
２速合流はブ−ム上操作を行うと、パイロット圧が作用
してブ−ム１速スプ−ル１が切換る。同時にポンプＰ2
のタンク通路ｂの最下流にあるブ−ム２速スプ−ル２も
切換ってポンプＰ2 のタンク通路ｂをブロックする。又
ロジック弁４を作動させるスプ−ル５も切換り、ロジッ
ク弁４が作動してブ−ム２速通路ａによりポンプＰ2 は
ブ−ム１速スプ−ル１と連通する。
２速合流はブ−ム上操作を行うと、パイロット圧が作用
してブ−ム１速スプ−ル１が切換る。同時にポンプＰ2
のタンク通路ｂの最下流にあるブ−ム２速スプ−ル２も
切換ってポンプＰ2 のタンク通路ｂをブロックする。又
ロジック弁４を作動させるスプ−ル５も切換り、ロジッ
ク弁４が作動してブ−ム２速通路ａによりポンプＰ2 は
ブ−ム１速スプ−ル１と連通する。
【０００３】次に水平引き操作はア−ム閉とブ−ム上の
同時操作に依り行われるが、従来の技術では上に述べた
通り、ブ−ム上操作時にはブ−ム２速スプ−ル２も切り
換わる為、ア−ムスプ−ル３の開口はブ−ム２速スプ−
ル２の開口の干渉を受けていた。その為、水平引きの性
能向上の目的でブ−ム２速合流のタイミングを極力遅ら
せていたので、ブ−ム上単独性能は図４の２速合流ポイ
ントで示す通り階段状となり、ブ−ム上単独操作性を悪
化させていた。
同時操作に依り行われるが、従来の技術では上に述べた
通り、ブ−ム上操作時にはブ−ム２速スプ−ル２も切り
換わる為、ア−ムスプ−ル３の開口はブ−ム２速スプ−
ル２の開口の干渉を受けていた。その為、水平引きの性
能向上の目的でブ−ム２速合流のタイミングを極力遅ら
せていたので、ブ−ム上単独性能は図４の２速合流ポイ
ントで示す通り階段状となり、ブ−ム上単独操作性を悪
化させていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】単独ブ−ム上を主にし
てブ−ム２速スプ−ル２の開口を決めると、水平引き時
にブ−ム２速スプ−ル２がア−ムスプ−ル３と干渉し、
ブ−ムが浮き上り水平に掘削出来ない。又水平引きを主
にブ−ム２速スプ−ル２の開口を決めると、ア−ムスプ
−ル３との干渉をさける為、ブ−ム２速合流ポイントが
スプ−ルストロ−クエンド付近となる（図４）為、単独
ブ−ム上のスピ−ド変化は階段状となる。そこで、ア−
ム閉操作時にブ−ム２速をカットして、ブ−ム２速スプ
−ル２を単独ブ−ム上性能のみで決定できるようにし、
水平引き性能及び単独ブ−ム上性能を向上させることを
目的とする。
てブ−ム２速スプ−ル２の開口を決めると、水平引き時
にブ−ム２速スプ−ル２がア−ムスプ−ル３と干渉し、
ブ−ムが浮き上り水平に掘削出来ない。又水平引きを主
にブ−ム２速スプ−ル２の開口を決めると、ア−ムスプ
−ル３との干渉をさける為、ブ−ム２速合流ポイントが
スプ−ルストロ−クエンド付近となる（図４）為、単独
ブ−ム上のスピ−ド変化は階段状となる。そこで、ア−
ム閉操作時にブ−ム２速をカットして、ブ−ム２速スプ
−ル２を単独ブ−ム上性能のみで決定できるようにし、
水平引き性能及び単独ブ−ム上性能を向上させることを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】２速合流回路を有する油
圧回路において、ブ−ム２速スプ−ル２と並列にタンク
Ｔと接続可能なバイパス通路ｄを設け、該バイパス通路
ｄに信号により開閉自在のパイロットチェック弁６を配
した。又、２速合流をロジック弁で行う回路において、
ロジックと並列にタンクＴと接続可能なバイパス通路を
配した。
圧回路において、ブ−ム２速スプ−ル２と並列にタンク
Ｔと接続可能なバイパス通路ｄを設け、該バイパス通路
ｄに信号により開閉自在のパイロットチェック弁６を配
した。又、２速合流をロジック弁で行う回路において、
ロジックと並列にタンクＴと接続可能なバイパス通路を
配した。
【０００６】
【実施例】図１に本発明の回路を示す。本発明の回路は
従来の図２に示す回路にさらにパイロットチェック弁
６、切換弁７及びパイロットチェック弁作動用の信号通
路ｃを追加したものである。パイロットチェック弁６は
ブ−ム２速スプ−ル２に並列に接続し、又切換弁７はア
−ム閉操作時にパイロット圧が作用して切換る様に接続
し、パイロットチェック弁６と切換弁７は信号通路ｃで
接続し、切換弁７は油圧源８と接続されている。
従来の図２に示す回路にさらにパイロットチェック弁
６、切換弁７及びパイロットチェック弁作動用の信号通
路ｃを追加したものである。パイロットチェック弁６は
ブ−ム２速スプ−ル２に並列に接続し、又切換弁７はア
−ム閉操作時にパイロット圧が作用して切換る様に接続
し、パイロットチェック弁６と切換弁７は信号通路ｃで
接続し、切換弁７は油圧源８と接続されている。
【０００７】この回路により、ア−ム閉操作時には切換
弁７が切換えられ、油圧源８からの油圧によりパイロッ
トチェック弁６が作動し、ア−ムスプ−ル３の下流はタ
ンクＴと連通するので、水平引き操作時にブ−ム２速ス
プ−ル２の干渉を受けることがない。
弁７が切換えられ、油圧源８からの油圧によりパイロッ
トチェック弁６が作動し、ア−ムスプ−ル３の下流はタ
ンクＴと連通するので、水平引き操作時にブ−ム２速ス
プ−ル２の干渉を受けることがない。
【０００８】
【作動】水平引き操作時に、ブ−ム上操作に依り、従来
の回路ではブ−ム２速スプ−ル２に依りタンク通路ｂが
ブロックされるが、本回路によるとア−ム閉操作が行わ
れると切換弁７が切換り、油圧源８と信号通路ｃが連結
され、圧油は信号通路ｃを経てパイロットチェック弁６
を開側に作動させる。するとア−ムスプ−ル３の下流は
パイロットチェック弁６によりブ−ム２速スプ−ル２を
バイパスしてタンクＴと連通するので、従来回路の様に
ア−ムスプ−ル３の開口がブ−ム２速スプ−ル２の干渉
を受けることがなくなった。
の回路ではブ−ム２速スプ−ル２に依りタンク通路ｂが
ブロックされるが、本回路によるとア−ム閉操作が行わ
れると切換弁７が切換り、油圧源８と信号通路ｃが連結
され、圧油は信号通路ｃを経てパイロットチェック弁６
を開側に作動させる。するとア−ムスプ−ル３の下流は
パイロットチェック弁６によりブ−ム２速スプ−ル２を
バイパスしてタンクＴと連通するので、従来回路の様に
ア−ムスプ−ル３の開口がブ−ム２速スプ−ル２の干渉
を受けることがなくなった。
【０００９】図３は２速合流をロジック弁９で行う回路
を示し、ロジック弁９と並列に、タンクＴと接続可能な
バイパス通路ｅを備えている。ア−ム閉が行われると、
圧油がパイロットチェック弁６を開側に作動させ、スプ
−ル３の下流をタンクＴに連通する。
を示し、ロジック弁９と並列に、タンクＴと接続可能な
バイパス通路ｅを備えている。ア−ム閉が行われると、
圧油がパイロットチェック弁６を開側に作動させ、スプ
−ル３の下流をタンクＴに連通する。
【００１０】なお以上は２速合流カット回路について説
明したが、２速スプ−ルを有する回路で、目的により１
速で使用が望まれる装置、例えばア−ム２速合流回路で
ア−ム動作を１速で使用する場合に本発明を適用するこ
とができる。
明したが、２速スプ−ルを有する回路で、目的により１
速で使用が望まれる装置、例えばア−ム２速合流回路で
ア−ム動作を１速で使用する場合に本発明を適用するこ
とができる。
【００１１】
【効果】このような構成にしたので、水平引き操作時、
ア−ムスプ−ル３の開口がブ−ム２速スプ−ル２の干渉
を受けなくなり、水平引き操作性が一段と向上するよう
になった。又、水平引き操作時のア−ムスプ−ル３の開
口へのブ−ム２速スプ−ル２の干渉を考慮しなくともす
むので、ブ−ム上単独操作性をより向上させることがで
きる。
ア−ムスプ−ル３の開口がブ−ム２速スプ−ル２の干渉
を受けなくなり、水平引き操作性が一段と向上するよう
になった。又、水平引き操作時のア−ムスプ−ル３の開
口へのブ−ム２速スプ−ル２の干渉を考慮しなくともす
むので、ブ−ム上単独操作性をより向上させることがで
きる。
【図１】本考案に関る回路図。
【図２】従来型回路図。
【図３】２速合流をロジック弁で行う場合の回路図。
【図４】図２の公知回路におけるブ−ム上レバ−ストロ
−クとブ−ム上シリンダスピ−ドの関係グラフ。
−クとブ−ム上シリンダスピ−ドの関係グラフ。
Ｔ タンク ａ ブ−ム２速通路 ｂ タンク通路 ｃ 信号通路 ｄ,ｅ バイパス通路 １ ブ−ム１速スプ−ル ２ ブ−ム２速スプ−ル ３ ア−ムスプ−ル ４ ロジック弁 ５ スプ−ル ６ パイロットチェック弁 ７ 切換弁 ８ 油圧源 ９ (２速合流用)ロジック弁
Claims (2)
- 【請求項１】 ２速合流回路を有する油圧回路におい
て、ブ−ム２速スプ−ル(２)と並列にタンク(Ｔ)と接続
可能なバイパス通路(ｄ)を設け、該バイパス通路(ｄ)に
ア−ム閉操作信号により開閉自在のパイロットチェック
弁(６)を配したことを特徴とするア−ム操作時における
ブ−ム上２速合流カット回路。 - 【請求項２】 ２速合流をロジック弁で行う回路におい
て、ロジック弁(９)と並列にタンク(Ｔ)と接続可能なバ
イパス通路(ｅ)を配した請求項１のア−ム閉操作時にお
けるブ−ム上２速合流カット回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3223601A JPH0544234A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | ア−ム閉操作時におけるブ−ム上２速合流カツト回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3223601A JPH0544234A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | ア−ム閉操作時におけるブ−ム上２速合流カツト回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0544234A true JPH0544234A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16800742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3223601A Pending JPH0544234A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | ア−ム閉操作時におけるブ−ム上２速合流カツト回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544234A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5996341A (en) * | 1996-09-30 | 1999-12-07 | Kabushiki Kaisha Kobe Keiko Sho | Hydraulic control circuit in a hydraulic excavator |
| JP2017172638A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 住友建機株式会社 | ショベル |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP3223601A patent/JPH0544234A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5996341A (en) * | 1996-09-30 | 1999-12-07 | Kabushiki Kaisha Kobe Keiko Sho | Hydraulic control circuit in a hydraulic excavator |
| JP2017172638A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 住友建機株式会社 | ショベル |
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