JPH0544208Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0544208Y2 JPH0544208Y2 JP1452686U JP1452686U JPH0544208Y2 JP H0544208 Y2 JPH0544208 Y2 JP H0544208Y2 JP 1452686 U JP1452686 U JP 1452686U JP 1452686 U JP1452686 U JP 1452686U JP H0544208 Y2 JPH0544208 Y2 JP H0544208Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- rotor
- outer cylinder
- key
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はオートバイ用のハンドル又は車両のス
テアリングシヤフトに係合するロツクボルトをシ
リンダ錠のロータに連動させた車両用ロツク装置
に関する。
テアリングシヤフトに係合するロツクボルトをシ
リンダ錠のロータに連動させた車両用ロツク装置
に関する。
従来の技術
この種装置においては該装置はキースイツチを
一体に組込み、該装置のロツク位置へキーを回動
するとロータ後端の偏心ピン又はカム等で機械的
にロツクボルトを突出させるようになつており、
従つてロツク装置はハンドル又はステアリングシ
ヤフトの周囲に装着されている。
一体に組込み、該装置のロツク位置へキーを回動
するとロータ後端の偏心ピン又はカム等で機械的
にロツクボルトを突出させるようになつており、
従つてロツク装置はハンドル又はステアリングシ
ヤフトの周囲に装着されている。
考案が解決しようとする問題点
ところでキースイツチと一体のロツク装置をハ
ンドル又はステアリングシヤフトの周囲に装着す
ることは特に大型車種になるとキースイツチが手
元から離れることになりそのためロツク作動機構
を大きくするとか、キースイツチの配置に制約を
受ける等の問題点があつた。
ンドル又はステアリングシヤフトの周囲に装着す
ることは特に大型車種になるとキースイツチが手
元から離れることになりそのためロツク作動機構
を大きくするとか、キースイツチの配置に制約を
受ける等の問題点があつた。
問題点を解決するための手段
本考案はかゝる問題点を解決するためキースイ
ツチはロツク装置と別体としてロツク装置はそれ
と別個のスイツチ操作によるも操作されるように
したものでケース内に設けた外筒と、該外筒内に
タンブラを介して係合するように設けたロータと
からなるシリンダ錠のロータに、該ロータのロツ
ク位置への回動でハンドル又はステアリングシヤ
フトに係合するロツクボルトを連動させた車両用
ロツク装置において、前記外筒をモータに連動さ
せ、キー抜き時に一体化した外筒、タンブラ及び
ロータを、前記モータで一体に回動すべくしたこ
とを特徴とする。
ツチはロツク装置と別体としてロツク装置はそれ
と別個のスイツチ操作によるも操作されるように
したものでケース内に設けた外筒と、該外筒内に
タンブラを介して係合するように設けたロータと
からなるシリンダ錠のロータに、該ロータのロツ
ク位置への回動でハンドル又はステアリングシヤ
フトに係合するロツクボルトを連動させた車両用
ロツク装置において、前記外筒をモータに連動さ
せ、キー抜き時に一体化した外筒、タンブラ及び
ロータを、前記モータで一体に回動すべくしたこ
とを特徴とする。
実施例
以下本考案の実施例を図面に基いて説明すると
第１図乃至第３図は図示しないキースイツチとは
別体にハンドルまたはステアリングロツク周りに
配したロツク装置の第１図の実施例を示すもの
で、１はケース、２はシリンダ錠を示し、該シリ
ンダ錠２はケース１内に設けた外筒３と該外筒３
内にタンブラー４を介して係合するロータ５とか
らなり該ロータ５にはそのロツク位置への回動で
図示しないステアリングシヤフトに係合するロツ
クボルト６が、ロータ５に設けた偏心カム７と該
カム７に係合するスライダー８とを介して連動さ
れている。そしてそのロツクボルト６のロツクを
キーによるロータ５の回動のみでなく、キー抜き
時においても操作し得るようにしたもので、その
ため外筒３はケース１に回動し得るように嵌挿す
ると共に外筒３にはリングギヤ９を設け、該リン
グギヤ９に噛合う歯車１０をウオームホイル１１
とウオーム１２とを介してモータ１３の回転軸１
４に連動させたものである。
第１図乃至第３図は図示しないキースイツチとは
別体にハンドルまたはステアリングロツク周りに
配したロツク装置の第１図の実施例を示すもの
で、１はケース、２はシリンダ錠を示し、該シリ
ンダ錠２はケース１内に設けた外筒３と該外筒３
内にタンブラー４を介して係合するロータ５とか
らなり該ロータ５にはそのロツク位置への回動で
図示しないステアリングシヤフトに係合するロツ
クボルト６が、ロータ５に設けた偏心カム７と該
カム７に係合するスライダー８とを介して連動さ
れている。そしてそのロツクボルト６のロツクを
キーによるロータ５の回動のみでなく、キー抜き
時においても操作し得るようにしたもので、その
ため外筒３はケース１に回動し得るように嵌挿す
ると共に外筒３にはリングギヤ９を設け、該リン
グギヤ９に噛合う歯車１０をウオームホイル１１
とウオーム１２とを介してモータ１３の回転軸１
４に連動させたものである。
したがつて計器周辺の手の届く範囲に配設され
たキースイツチにはロツク、オン、オフ位置が設
けられ、そのロツク位置としたときステアリング
シヤフト周りに配されたロツク装置のモータ回路
を閉成し、外筒３及びタンブラー４を介してロー
タ５を回動し、ロツクボルト６を突出させるもの
である。
たキースイツチにはロツク、オン、オフ位置が設
けられ、そのロツク位置としたときステアリング
シヤフト周りに配されたロツク装置のモータ回路
を閉成し、外筒３及びタンブラー４を介してロー
タ５を回動し、ロツクボルト６を突出させるもの
である。
第４図及び第５図は第２の実施例を示すもの
で、このものではロツクボルト６はロータ５の端
部に嵌挿されて、ロータ５の外周に設けたガイド
溝１５にガイドピン１６を介して係合し、キーに
よるロータ５の回動でロータ５の端部から突出す
るように設けて図示しないハンドルに係合させる
ようにした点で第１の実施例と異なるだけで、そ
の他は第１実施例のものと同一である。
で、このものではロツクボルト６はロータ５の端
部に嵌挿されて、ロータ５の外周に設けたガイド
溝１５にガイドピン１６を介して係合し、キーに
よるロータ５の回動でロータ５の端部から突出す
るように設けて図示しないハンドルに係合させる
ようにした点で第１の実施例と異なるだけで、そ
の他は第１実施例のものと同一である。
次にその作動を説明すると、ロツク装置と別個
に設けたキースイツチのロツク位置への回動によ
りロツク装置のモータ１３を駆動してその回転軸
１４の回動により外筒３は回動され該外筐３にタ
ンブラー４を介して係合するロータ５の回動によ
つてロツクボルト６はステアリングシヤフト又は
ハンドルのロツクの開閉操作を行うものである。
またバツテリの劣化、モータの故障などで該ロツ
ク装置のモータによる駆動が行われない等の異常
発生時に該装置はキーによりロータを回動するこ
とによりその異常に対応できるものである。
に設けたキースイツチのロツク位置への回動によ
りロツク装置のモータ１３を駆動してその回転軸
１４の回動により外筒３は回動され該外筐３にタ
ンブラー４を介して係合するロータ５の回動によ
つてロツクボルト６はステアリングシヤフト又は
ハンドルのロツクの開閉操作を行うものである。
またバツテリの劣化、モータの故障などで該ロツ
ク装置のモータによる駆動が行われない等の異常
発生時に該装置はキーによりロータを回動するこ
とによりその異常に対応できるものである。
考案の効果
以上のように本考案は、ハンドル又はステアリ
ングロツドのまわりにロツク装置を配置し、該ロ
ツク装置におけるシリンダ錠のロータをキーで回
動してロツクボルトを進退させ、これによりロツ
ク装置を施錠及び解錠できるようにし、更に、キ
ー抜き時には、前記シリンダ錠の外筒とロータが
タンブラを介して結合することを利用し、該外筒
をモータに連動させて、該モータにより外筒、タ
ンブラ、ロータを介してロツクボルトを進退させ
てロツク装置を施錠及び解錠できるようにした。
ングロツドのまわりにロツク装置を配置し、該ロ
ツク装置におけるシリンダ錠のロータをキーで回
動してロツクボルトを進退させ、これによりロツ
ク装置を施錠及び解錠できるようにし、更に、キ
ー抜き時には、前記シリンダ錠の外筒とロータが
タンブラを介して結合することを利用し、該外筒
をモータに連動させて、該モータにより外筒、タ
ンブラ、ロータを介してロツクボルトを進退させ
てロツク装置を施錠及び解錠できるようにした。
このため、ロツク装置をキーで直接操作するこ
とができると共に、該ロツク装置のシリンダ錠の
構造をそのまま利用して、モータを用いた遠隔操
作用のロツク機構として用いるから、簡単な構成
で２種のロツクを行うことができる利点を有す
る。
とができると共に、該ロツク装置のシリンダ錠の
構造をそのまま利用して、モータを用いた遠隔操
作用のロツク機構として用いるから、簡単な構成
で２種のロツクを行うことができる利点を有す
る。
また、ロツク装置が遠隔操作できるから、ステ
アリング軸近傍に設けられるロツク装置が、大型
車両等で運転者の手元から遠い所にあつても、常
時は直接操作によらずモータの遠隔操作により施
錠、解錠をすることができ、モータ故障時には直
接キーで操作できて便利であり、また、該ロツク
装置を運転者に近づけるように大型化する必要が
ないから、ステアリング軸まわりが小型、簡潔で
運転者の動作の邪魔にならない利点を有する。
アリング軸近傍に設けられるロツク装置が、大型
車両等で運転者の手元から遠い所にあつても、常
時は直接操作によらずモータの遠隔操作により施
錠、解錠をすることができ、モータ故障時には直
接キーで操作できて便利であり、また、該ロツク
装置を運転者に近づけるように大型化する必要が
ないから、ステアリング軸まわりが小型、簡潔で
運転者の動作の邪魔にならない利点を有する。
第１図は正面図、第２図は第１図の−線断
面図、第３図は第２図の−線断面図、第４図
は他の実施例を示す正面図、第５図は第４図の
−線断面図である。 １……ケース、２……シリンダ錠、３……外
筒、４……タンブラー、５……ロータ、６……ロ
ツクボルト、１３……モータ。
面図、第３図は第２図の−線断面図、第４図
は他の実施例を示す正面図、第５図は第４図の
−線断面図である。 １……ケース、２……シリンダ錠、３……外
筒、４……タンブラー、５……ロータ、６……ロ
ツクボルト、１３……モータ。
Claims (1)
- ケース内に設けた外筒と、該外筒内にタンブラ
を介して係合するように設けたロータとからなる
シリンダ錠のロータに、該ロータのロツク位置へ
の回動でハンドル又はステアリングシヤフトに係
合するロツクボルトを連動させた車両用ロツク装
置において、前記外筒を、キー抜き時にタンブラ
を介して前記ロータと一体に回動すべくモータに
連結させたことを特徴とする車両用ロツク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1452686U JPH0544208Y2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1452686U JPH0544208Y2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62127055U JPS62127055U (ja) | 1987-08-12 |
| JPH0544208Y2 true JPH0544208Y2 (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=30804594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1452686U Expired - Lifetime JPH0544208Y2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544208Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5715782A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-27 | Tokai Rika Co Ltd | Cylinder locking device |
| JPS59192643A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-11-01 | Kokusan Kinzoku Kogyo Co Ltd | キ−レスステアリングロツク |
-
1986
- 1986-02-05 JP JP1452686U patent/JPH0544208Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5715782A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-27 | Tokai Rika Co Ltd | Cylinder locking device |
| JPS59192643A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-11-01 | Kokusan Kinzoku Kogyo Co Ltd | キ−レスステアリングロツク |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62127055U (ja) | 1987-08-12 |
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