JPH0544171U - 回転表示体 - Google Patents

回転表示体

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JPH0544171U
JPH0544171U JP10416391U JP10416391U JPH0544171U JP H0544171 U JPH0544171 U JP H0544171U JP 10416391 U JP10416391 U JP 10416391U JP 10416391 U JP10416391 U JP 10416391U JP H0544171 U JPH0544171 U JP H0544171U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パターンが認識しやすく、表示状態に変化の
ある回転表示体を提供する。 【構成】 基体シート上に剥離層、CaWO4を蛍光体とし
て含有するインキからなる蛍光表示層、接着層が順次設
けられた転写箔を用い、転写箔をポリカーボネートから
なる円筒状回転体1の外周部分に重ね合わせ、基体シー
トの上から熱圧を加えて回転体1の外周部分に接着さ
せ、基体シートを剥離して外周部分に蛍光表示層を有す
る回転表示体を作製する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パターンが認識しやすく、表示状態に変化のある回転表示体に関す る。
【0002】
【従来の技術】
回転体1の外周部分に、着色インキからなる着色表示パターン部4が設けられ てた回転表示体があり、パチンコ、スロットマシーン、車の距離積算表示計など に組み込まれて回転軸2を中心に回転して表示を行っていた(図4参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、着色表示パターン部4は光源からの可視光線のうち着色表示パターン 部4中の着色材が反射する光のみによって認識されるためあまり鮮明な色となり 得ず、しかも回転しながら表示が行われるためパターンを認識しづらいという問 題点があった。また、各着色表示パターンはそれぞれ一定の色を呈したまま変化 がなく、表示状態が単調である。
【0004】 したがって、本考案はパターンが認識しやすく、表示状態に変化のある回転表 示体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の回転表示体は、回転体の外周部分に、 可視光線のもとでは白色で紫外線照射により蛍光色を発するインキからなる蛍光 表示パターン部が設けられているように構成した。
【0006】 また、本考案の回転表示体は、上記蛍光表示パターン部が、転写方式によって 形成されるように構成した。
【0007】 以下、図面を参照しながら本考案の回転表示体を詳しく説明する。 図1は本考案の回転表示体の一実施例を示す斜視図、図2および図3は本考案 の回転表示体の他の実施例を示す斜視図である。1は回転体、2は回転軸、3は 蛍光表示パターン部をそれぞれ示す。
【0008】 回転体1は、回転駆動装置と連結することにより回転軸2を中心に回転可能な ものである。回転体1の形状は、回転しながら表示を行えるものであればとくに 限定されず、たとえば円筒形(図1参照)、角柱形(図2参照)、球形(図3参 照)などでもよい。回転体1の材質としては、プラスチック、セラミックスなど があるが、成形し易さよりプラスチックが好ましい。とくに、図1のような回転 体1の内部に紫外線を発するランプを配置する場合には、ポリカーボネート、ア クリル樹脂、スチロール樹脂などの透明樹脂を用いるとよい。
【0009】 回転体1の外周部分に蛍光表示パターン部3が設けられている。 蛍光表示パターン部3は、可視光線のもとでは白色で紫外線照射により蛍光色 を発するインキを用いて設けられる。このインキに含有される蛍光体は、前記の ような発光をするものであればとくに限定されない。蛍光体としては、たとえば 、Zn2SiO4:Mn、ZnS:Ag、ZnS:Cu、(Zn,Cd)S:Cu、CaWO4、Y3(Al,Ga)5O12:C e、Gd2O2S:Tb、La2O2S:Tb、ZnO:Zn、Y2O2S:Tb、ZnS:Ag,Cu、Y2SiO5:Ce、 (Zn,Cd)S:Ag、ZnS:Au,Al、Y3Al5O12:Ce、Y2O2S:Eu、ZnS:Pb,Mn、ZnS:A g,Ga,Al、Y3Al5O12:Tb、Y3(Al,Ga)5O12:Ceなどがある。また、蛍光表示パ ターン部3は、スクリーン印刷、グラビア印刷、オフセット印刷などの印刷方式 や転写方式などによって形成されたものである。転写方式によって蛍光表示パタ ーン部3を形成する場合には、基体シート上に剥離層、前記インキからなる蛍光 表示層、接着層が順次設けられた転写箔を用い、転写箔を回転体1の外周部分に 重ね合わせ、基体シートの上から熱圧を加えて回転体1の外周部分に接着させ、 基体シートを剥離する。また、転写箔を金型内に転写箔を配置し、型閉め後に溶 融樹脂を射出し、冷却固化後成形物を取り出すことによって樹脂からなる回転体 1の成形と同時に蛍光表示パターン部3が形成されていてもよい。
【0010】 また、回転体1の外周部分には蛍光表示パターン部3以外に、通常の着色イン キからなる着色表示パターン部が設けられてもよい。
【0011】
【実施例】
蛍光体1 CaWO4(青色発光) 蛍光体2 Zn2SiO4:Mn(緑色発光) 蛍光体3 ZnS:Au,Al + Y2O2S:Eu(橙色発光) 蛍光体4 Y2SiO5:Ce(青紫色発光) 蛍光体5 Gd2O2S:Tb(黄緑色発光)
【0012】 基体シート上に剥離層、上記記載の蛍光体を含有する5種類のインキからなる 蛍光表示層、接着層が順次設けられた転写箔を用い、転写箔をポリカーボネート からなる円筒状回転体1の外周部分に重ね合わせ、基体シートの上から熱圧を加 えて回転体1の外周部分に接着させ、基体シートを剥離して外周部分に蛍光表示 層を有する回転表示体を作製した。
【0013】 この回転表示体を3列に並べて回転駆動装置と連結し、さらに紫外線を発する ランプを回転表示体内に組み込みスロットマシーンの回転表示部としたところ、 回転表示部の表示窓から見えるパターンは、鮮明な色をして認識しやすく、ラン プの電源をON・OFFすることで白色から各蛍光色、また各蛍光色から白色へと表 示状態の変化するものであった。
【0014】
【考案の効果】
本考案の回転表示体は、回転体の外周部分に、可視光線のもとでは白色で紫外 線照射により蛍光色を発するインキからなる蛍光表示パターン部が設けられてい るように構成した。
【0015】 また、本考案の回転表示体は、上記蛍光表示パターン部が、転写方式によって 形成されるように構成した。
【0016】 したがって、蛍光表示パターンは、紫外線ランプを回転表示体の近傍に配置し て照射すると蛍光表示パターン部中の蛍光材自体が各色に発光するため、鮮明な 色となり、回転しながらの表示でもパターンを認識しやすい。また、紫外線を照 射するときと照射しないときでは違う色をしているので、表示状態に変化を付け ることができる。
【提出日】平成4年12月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 回転体1の外周部分に蛍光表示パターン部3が設けられている。 蛍光表示パターン部3は、可視光線のもとでは白色で紫外線照射により蛍光色 を発するインキを用いて設けられる。このインキに含有される蛍光体は、前記の ような発光をするものであればとくに限定されない。蛍光体としては、たとえば 、ZnSiO:Mn、ZnS:Ag、ZnS:Cu(Zn,Cd)S:Cu 、CaWO、Y(Al,Ga)12:Ce、GdS:Tb、LaS:Tb、ZnO:Zn、YS:Tb、ZnS:Ag,Cu、Y SiO:Ce、Zn,Cd)S:Ag、ZnS:Au,Al、YAl :Ce、YS:Eu、ZnS:Pb,Mn、ZnS:Ag,Ga,Al 、YAl12:Tb、Y(Al,Ga)12:Ceなどがある。ま た、蛍光表示パターン部3は、スクリーン印刷、グラピア印刷、オフセット印刷 などの印刷方式や転写方式などによって形成されたものである。転写方式によっ て蛍光表示パターン部3を形成する場合には、基体シート上に剥離層、前記イン キからなる蛍光表示層、接着層が順次設けられた転写箔を用い、この転写箔を回 転体1の外周部分に重ね合わせ、基体シートの上から熱圧を加えて回転体1の外 周部分に接着させ、基体シートを剥離する。また、前記転写箔を金型内に配置し 、型閉め後に溶融樹脂を射出し、冷却固化後成形物を取り出すことによって樹脂 からなる回転体1の成形と同時に蛍光表示パターン部3が形成されていてもよい 。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 この回転表示体を3列に並べて回転駆動装置と連結し、さらに紫外線を発する ランプを回転表示体内に配置し、金型内で転写箔を用いて成形と同時に転写絵付 したドラムレンズ5を回転表示体の前面に配置し(図4参照)て スロットマシー ンの回転表示部としたところ、回転表示部の表示窓から見えるパターンは、鮮 明な色をして認識しやすく、ランプの電源をON・OFFすることで白色から各 蛍光色、また各蛍光色から白色へと表示状態の変化するものであった。
【提出日】平成5年1月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パターンが確認しやすく、表示状態に変化のある回転表示体、また は回転体の外周部分に美麗なパターンが設けられた回転表示体に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転体の外周部分に、着色表示パターン部が設けられた回転表示体があり、パ チンコ、スロットマシーン、車の距離積算表示計などに組み込まれて回転軸を中 心に回転して表示を行っていた。この着色表示パターン部は、スクリーン印刷、 グラビア印刷、オフセット印刷などの印刷方式によって回転体の外周部分に直接 印刷されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、着色表示パターン部は、光源からの可視光線のうち着色表示パターン 部中の着色材が反射する光のみによって認識されるためあまり鮮明な色となり得 ず、しかも回転しながら表示が行われるためパターンを認識しづらいという問題 点があった。また、各着色表示パターンはそれぞれ一定の色を呈したまま変化が なく、表示状態が単調である。
【0004】 また、着色表示パターン部は、上記印刷方式によって設けられるために、金色 や銀色などのパターンを設ける場合でも蒸着層を利用したパターンを形成するこ とができず、着色材による光沢の鈍い金色や銀色のパターンしか得られないとい う問題点があった。
【0005】 したがって、本考案はパターンが認識しやすく、表示状態に変化のある回転表 示体、または回転体の外周部分に美麗なパターンが設けられた回転表示体を提供 することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の回転表示体は、回転体の外周部分に、 可視光線のもとでは白色で紫外線照射により蛍光色を発する転写方式による蛍光 表示パターン部が設けられているように構成した。
【0007】 また、本考案の回転表示体は、回転体の外周部分に、可視光線のもとでは白色 で紫外線照射により蛍光色を発する蛍光表示パターン部が設けられているように 構成した。
【0008】 また、本考案の回転表示体は、回転体の外周部分に、転写方式による着色表示 パターン部が設けられているように構成した。
【0009】 以下、図面を参照しながら本考案の回転表示体を詳しく説明する。 図1は本考案の回転表示体の一実施例を示す斜視図、図2は本考案の回転表示 体の他の実施例を示す斜視図、図3は本考案の回転表示体の他の実施例を示す平 面図である。1は回転体、2は回転軸、3は蛍光表示パターン部、4は着色表示 パターン部をそれぞれ示す。
【0010】 回転体1は、回転駆動装置と連結することにより回転軸2を中心に回転可能な ものである。回転体1の形状は、回転しながら表示を行えるものであればとくに 限定されず、たとえば円筒形(図1参照)、角柱形(図2参照)、球形(図3参 照)などでもよい。回転体1の材質としては、プラスチック、セラミックスなど があるが、成形し易さからプラスチックが好ましい。とくに、図1のような回転 体1の内部に紫外線を発するランプを配置する場合には、ポリカーボネート樹脂 、アクリル樹脂、スチロール樹脂などの透明樹脂を用いるとよい。
【0011】 回転体1の外周部分に蛍光表示パターン部3が設けられている。蛍光表示パタ ーン部3は、可視光線のもとでは白色で紫外線照射により蛍光色を発するインキ を用いて設けられる。このインキに含有される蛍光体は、前記のような発光をす るものであればとくに限定されない。蛍光体としては、たとえば、ZnSiO :Mn、ZnS:Ag、ZnS:Cu、(Zn,Cd)S:Cu、CaWO 、Y(Al,Ga)12:Ce、GdS:Tb、LaS:T b、ZnO:Zn、YS:Tb、ZnS:Ag,Cu、YSiO:C e、(Zn,Cd)S:Ag、ZnS:Au,Al、YAl12:Ce、 YS:Eu、ZnS:Pb,Mn、ZnS:Ag,Ga,Al、YAl12:Tb、Y(Al,Ga)12:Ceなどがある。
【0012】 転写方式による蛍光表示パターン部3を形成するには、基体シート上に剥離層 、前記インキからなる蛍光表示層、接着層が順次設けられた転写箔を用い、この 転写箔を回転体1の外周部分に重ね合わせ、基体シートの上から熱圧を加えて回 転体1外周部分に接着させ、基体シートを剥離する。また、前記転写箔を金型内 に配置し、型閉め後に溶融樹脂を射出し、冷却固化後、成形物を取り出すことに よって、樹脂からなる回転体1の成形と同時に転写方式による蛍光表示パターン 部3が形成されていてもよい。
【0013】 また、回転体1の外周部分に蛍光表示パターン部3を設けるには、転写方式に よる蛍光表示パターン部3を設ける以外に、前記蛍光色を発するインキを用いて スクリーン印刷、グラビア印刷、オフセット印刷などの印刷方式によって回転体 1の外周部分に直接印刷してもよい。
【0014】 また、回転体1の外周部分に転写方式による着色表示パターン部4が設けられ てもよい。転写方式による着色表示パターン部4は、通常の着色インキを用いて 設けられ、また金色や銀色のパターンを設ける場合には蒸着層を利用して設ける 。転写方式による着色表示パターン部4を形成するには、基体シート上に剥離層 が設けられ、その上に着色インキ層や蒸着層などからなる着色表示層、接着層が 順次設けられた転写箔を用い、この転写箔を回転体1の外周部分に重ね合わせ、 基体シートの上から熱圧を加えて回転体1の外周部分に接着させ、基体シートを 剥離する。また、前記転写箔を金型内に配置し、型閉め後に溶融樹脂を射出し、 冷却固化後、成形物を取り出すことによって、樹脂からなる回転体1の成形と同 時に転写方式による着色表示パターン部4が形成されてもよい。
【0015】 なお、回転体1の外周部分には蛍光表示部分と着色表示部分とが両方存在して もよい。
【0016】
【実施例】実施例1 蛍光体1 CaWO(青色発光) 蛍光体2 ZnSiO:Mn(緑色発光) 蛍光体3 ZnS:Au,Al+YS:Eu(橙色発光) 蛍光体4 YSiO:Ce(青紫色発光) 蛍光体5 GdS:Tb(黄緑色発光)
【0017】 基体シート上に剥離層、上記記載の蛍光体を含有する5種類のインキからなる 蛍光表示層、接着層が順次設けられた転写箔を用い、転写箔をポリカーボネート 樹脂からなる円筒形の回転体1の外周部分に重ね合わせ、基体シートの上から熱 圧を加えて回転体1の外周部分に接着させ、基体シートを剥離して外周部分に転 写方式による蛍光表示パターン部3を有する回転表示体を作製した(図1参照) 。
【0018】 この回転表示体を3列に並べて回転駆動装置と連結し、さらに紫外線を発する ランプを回転表示体内に配置し、金型内で転写箔を用いて成形と同時に転写絵付 したドラムレンズ5を回転表示体の前面に配置し(図4参照)てスロットマシー ンの回転表示部としたところ、回転表示部の表示窓6から見えるパターンは、鮮 明な色をして認識しやすく、ランプの電源をON・OFFすることで白色から各 蛍光色、また各蛍光色から白色へと表示状態の変化するものであった。
【0019】実施例2 片面に実施例1と同じ5種類のインキからなる蛍光表示層をそれぞれスクリー ン印刷にてアクリル樹脂からなる角柱形の回転体1の外周部分に印刷形成し、外 周部分に蛍光表示パターン部3を有する回転表示体を作製した(図2参照)。
【0020】 この回転表示体を3列に並べて回転駆動装置と連結し、さらに紫外線を発する ランプを回転表示体内に配置し、金型内で転写箔を用いて成形と同時に転写絵付 したドラムレンズ5を回転表示体の前面に配置しパチンコの回転表示部としたと ころ、回転表示部の表示窓6から見えるパターンは、鮮明な色をして認識しやす く、ランプの電源をON・OFFすることで白色から各蛍光色、また各蛍光色か ら白色へと表示状態の変化するものであった。
【0021】実施例3 基体シート上に剥離層、透明な黄色インキ層とアルミニウム蒸着層の2層から なる着色表示層、接着層が順次設けられた転写箔を用い、転写箔をスチロール樹 脂からなる球形の回転体1の外周部分に重ね合わせ、基体シートの上から熱圧を 加えて回転体1の外周部分に接着させ、基体シートを剥離して、巻き付けや直接 印刷の難しい球形の回転体1の外周部分に転写方式による着色表示パターン部4 を有する回転表示体を作製した(図3参照)。
【0022】 この回転表示体を3列に並べて回転駆動装置と連結し、さらに紫外線を発する ランプを回転表示体内に配置し、金型内で転写箔を用いて成形と同時に転写絵付 したドラムレンズ5を回転表示体の前面に配置しパチンコの回転表示部としたと ころ、回転表示部の表示窓6から見えるパターンは、蒸着層の反射により金属光 沢の優れた金色をして美麗な表示を行なうものであった。
【0023】
【考案の効果】
本考案の回転表示体は、回転体の外周部分に、可視光線のもとでは白色で紫外 線照射により蛍光色を発する転写方式による蛍光表示パターン部が設けられてい るように構成した。
【0024】 また、本考案の回転表示体は、回転体の外周部分に、可視光線のもとでは白色 で紫外線照射により蛍光色を発する蛍光表示パターン部が設けられているように 構成した。
【0025】 したがって、蛍光表示パターンは、紫外線ランプを回転表示体の近傍に配置し て照射すると蛍光表示パターン部中の蛍光材自体が各色に発光するため、鮮明な 色となり、回転しながらの表示でもパターンを認識しやすい。また、紫外線を照 射するときと照射しないときでは違う色をしているので、表示状態に変化を付け ることができる。
【0026】 また、本考案の回転表示体は、回転体の外周部分に、転写方式による着色表示 パターン部が設けられているように構成した。
【0027】 したがって、着色表示パターンは、転写方式によるものであるために、金色や 銀色などのパターンを設ける場合でも蒸着層を利用したパターンを形成すること ができ、蒸着層の反射により金属光沢の優れた美麗な金色や銀色のパターンを得 ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の回転表示体の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】本考案の回転表示体の他の実施例を示す斜視図
である。
【図3】本考案の回転表示体の他の実施例を示す斜視図
である。
【図4】従来の回転表示体を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 回転体 2 回転軸 3 蛍光表示パターン部 4 着色表示パターン部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月24日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】本考案の回転表示体の前面に配置するドラムレ
ンズを示す斜視図である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】追加
【補正内容】
【図5】従来の回転表示体を示す斜視図である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 回転体 2 回転軸 3 蛍光表示パターン部 4 着色表示パターン部5 ドラムレンズ 6 表示窓
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 回転表示体
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の回転表示体の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】本考案の回転表示体の他の実施例を示す斜視図
である。
【図3】本考案の回転表示体の他の実施例を示す平面図
である。
【図4】本考案の回転表示体の前面に配置するドラムレ
ンズを示す斜視図である。
【符号の説明】 1 回転体 2 回転軸 3 蛍光表示パターン部 4 着色表示パターン部 5 ドラムレンズ 6 表示窓
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体の外周部分に、可視光線のもとで
    は白色で紫外線照射により蛍光色を発するインキからな
    る蛍光表示パターン部が設けられていることを特徴とす
    る回転表示体。
  2. 【請求項2】 請求項1の蛍光表示パターン部が、転写
    方式によって形成された請求項1記載の回転表示体。
JP1991104163U 1991-11-22 1991-11-22 遊技機の回転表示体 Expired - Lifetime JP2589966Y2 (ja)

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