JPH0543944U - 家具用ベース体における配線装置 - Google Patents

家具用ベース体における配線装置

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JPH0543944U
JPH0543944U JP9604591U JP9604591U JPH0543944U JP H0543944 U JPH0543944 U JP H0543944U JP 9604591 U JP9604591 U JP 9604591U JP 9604591 U JP9604591 U JP 9604591U JP H0543944 U JPH0543944 U JP H0543944U
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徳幸 大藤
和史 冨松
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株式会社イトーキクレビオ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 家具用ベース体の側面に設けるようにした配
線装置において、多数本のコードの収納作業を容易に行
えるようにする。 【構成】 ベース体1の外側面に、当該外側面に沿って
延びるコードBに対するカバー体7を着脱自在に装着
し、ベース体1の外側面か又はカバー体2の内面に、多
数本のコードBを上下に重ねた状態で脱落不能に保持す
るようにしたコード保持体6を装着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、キャビネット等の家具を載置するようにしたベース体において、そ の外側面に沿って電源等のコードを配線できるようにするための配線装置の改良 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の家具用ベース体における配線装置として、先行技術としての実開昭6 0−175136号公報には、ベース体の外側面に、横向き突出したコード支持 棚を複数段設けると共に、これらコード支持棚を覆うようにしたカバー体を着脱 自在に装着して成る構成が記載されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この先行技術のように、ベース体の外側面からコード支持棚を突設し たに過ぎない構成では、コード支持棚に載置できるコードの本数に限りがあり、 各コード支持棚に多数本のコードを上下に重ねた状態に載置することができない ため、コードがコード支持棚から外れ落ちないよう作業者がコードを手で保持し つつカバー体を装着しなければならず、多数本のコードを配線する場合の作業が 頗る厄介であると言う問題があった。
【0004】 この問題に対しては、コード支持棚の突出寸法を大きくして、各コード支持棚 に載置できるコードの本数を増大できるようにせねばならないが、かくすると、 配線装置が大型化すると言う新たな問題が生じることになる。 本考案は、家具用ベース体の配線装置において、これを大型化することなく、 多数本のコードを容易に配線できるようにすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本考案は、家具を載置するベース体の外側面に、当該 外側面に沿って水平状に延びるコードに対するカバー体を着脱自在に装着し、前 記ベース体の外側面又はカバー体の内面に、多数本のコードを脱落不能に保持す るようにしたコード保持体を設ける構成にした。
【0006】
【考案の作用・効果】
このように構成すると、カバー体を装着する以前において、コード保持体によ り、ベース体の外側面の個所か又はカバー体の内面の個所に、多数本のコードを 上下に重ねた状態で脱落不能に保持することができ、作業者は一々コードを手で 保持する必要はないから、多数本のコードをカバー体にて覆った状態に配線する 作業を、至極容易に行うことができる。
【0007】 そして、多数本のコードを上下に重ねた状態に保持できることにより、ベース 体の外側面とカバー体との間の空所を有効に利用することができるから、配線装 置が大型化することも回避できる。 従って本考案によると、配線装置を大型化することなく、多数本のコードの配 線作業を至極容易に行うことができる効果を有する。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜図5に示すのは第1の実施例であり、これらの図において符号1は、家 具の一例しとてのキャビネットAを載置するようにしたベース体を、符号2は、 前記ベース体1の一外側面に沿って設けた配線装置を各々示す。
【0009】 前記ベース体1は、薄金属板にて下向き開口の薄箱状に形成して、その下面に 複数本の補強杆3を固着して成り、該補強杆3の端部の個所に高さ調節用のアジ ャスターボルト4を螺合しており、また、ベース体1の外周板のうち前記配線装 置2を設けた部位等には、ベース体1の内外に連通するコード挿通孔5を適宜個 数穿設している。
【0010】 前記配線装置2は、ベース体1の一外側面に左右適宜間隔を隔て取り付けた複 数個のコード保持体6と、これらコード保持体6を介してベース体1に着脱自在 に装着するようにしたカバー体7とで構成されている。 前記コード保持体6は、合成樹脂にて略中空状に形成して、その上端に、コー ドBを出し入れ自在な開口部8を形成して成り、ベース体1に密着する基板6a に係合突起9を裏向きに突設し、この係合突起9をベース体1に穿設した係合孔 10に嵌めた状態で、基板6aをベース体1にビス11にて固着している。
【0011】 他方、カバー体7は薄金属板にて断面略C字状に形成されており、の上端縁と 下端縁との先端を内向きに折り返すことによって係止縁部7aを形成し、これら 上下両係止縁部7a,7aを、前記コード保持体6における基板6aの上下両端 に形成した係合凹所12に係脱させることにより、カバー体7をベース体1に対 して着脱自在に取り付けるようにしている。
【0012】 前記カバー体7の左右両端面板7bには、ベース体1に向けて開口する連通孔 13が切り開き形成されていると共に、この連通孔13を塞ぐ端面キャップ14 を装着している。前記端面キャップ14は、前記カバー体7における端面板7b の内周縁に被嵌する縁部材15と、該縁部材15に抜き差し自在に装着するよう にしたキャップ板16とで構成されており、キャップ板16を取り外すことによ り、コードBを引き出したり、キャビネットAを左右に並設した場合に、相隣接 した配線装置2の内部を連通したりできるようにしている。
【0013】 なお、図3に一点鎖線で示すように、前記コード保持体6の前面板6bをコー ド保持体6における庇部6cまで延長して、二点鎖線で示すように、前面板6b を手前に向けて倒し変形させることにより、コードBをコード保持体6内に出し 入れするようにしても良いし、また、コード保持体6は単なるU字状に形成して も良い。
【0014】 以上の構成において、コード保持体6が上下方向に深い形態であることにより 、多数本のコードBを束ねた状態にてベース体1の一側面の個所に保持すること ができ、カバー体7の装着に際して作業者が一々コードBの手で保持しておく必 要はないから、多数本のコードBの配線を至極容易に行うことができるのであり 、また、多数本のコードBを上下方向に重ねた状態に保持できることにより、カ バー体7の内部の空所を有効に利用することができるから、配線装置2が大型化 することも確実に回避できるのである。
【0015】 図6に示すのは、カバー体7における端面キャップの別例図であり、この実施 例では、端面キャップ14を、カバー体7における端面板7bの外面全体を覆う ように形成して、その内面に、カバー体7における端面板7bの内周縁に被嵌す る係合溝17を形成したものである。 図7に示すのはコード保持体6の第2の実施例であり、この実施例は、コード 保持体6を中空状に形成した場合において、実線で示すように、コード保持体6 における前面板6b及び、又は庇部6cを可撓性を有するように形成し、前面板 6bにおける外面の上端に庇部6cの下端を重ね合わせ、前面板6bを矢印C1 で示すように基板6aに向けて倒し変形するか、庇部6cを矢印D1で示すよう に外向きに起こし変形させるかして、コードBを出し入れするか、又は、二点鎖 線で示すように、前面板6bにおける内面の上端に庇部6cの下端を重ね合わせ て、前面板6bを矢印C2で示すように基板6aの外側に向けて倒し変形するか 、庇部6cを基板6aに向けて押し込み変形させるかして、コードBをコード保 持体6の内部にコードBを出し入れするようにしたものである。
【0016】 この図7の実施例の構成にすると、コードBがコード保持体6から抜け出るこ とをより確実に防止できるので、配線作業をより一層容易にすることができる。 図8に示す第3の実施例は、コード保持体6をベース体1の外側面に向けて開 口したコ字状に形成して、このコード保持体6の上下両先端縁に、内向きに開口 した係止部6dを形成する一方、ベース体1の外側面に、前記コード保持体6の 係止部6dが係脱する係合部18aを突設した係止体18をビス11等にて固着 し、更に、係止部材18の上下両端に、前記カバー体7の係止縁部7aが係脱す る係合溝18bを形成したものである。
【0017】 この図8の実施例では、コード保持体6を上向きに開口した姿勢にしてこれに コードBを嵌め入れてから、コード保持体6内にコードBを収納した状態を保持 しつつ、コード保持体6を係止体18に係止することにより、多数本のコードB をベース体1の側面の個所に上下に重ねた状態に保持できる。 図9に示す第4の実施例は、上記図8の変形例であり、支持体18を断面コ字 状に形成して、該係止体18における上下両突出片の先端に内向きの係止部18 cを形成する一方、コード保持体6を(a)に示すように断面略C字状に形成し て、上下両突出片の付け根の個所に、前記係止体18の係止部18aに係合する 段状の係止部6dを形成するか、又は、(b)に示すようにコード保持体6を上 向き開口のU字状に形成して、これを支持体18に内に差し込み係止するように したものである。
【0018】 図10に示す第5の実施例は、コード保持体6を外向きに開口した断面略コ字 状に形成して、このコード保持体6における上下両突出片の付け根の個所に、カ バー体7における係止縁部7aに係合する係止段部6dを形成することにより、 コード保持体6をカバー体7の内部に差し込み係止できるようにする一方、カバ ー体7の内面に、スポンジ等の軟質材19を張設し、更に、前記コード保持体6 の裏面とベース体1の外側面とに、係脱自在な面ファスナー等の係止手段20, 20を設けたものである。
【0019】 この図10の実施例における配線作業は、カバー体7を上向き開口の姿勢にし てこれにコードBを挿入し、その状態でコード保持体6をカバー体7内に挿入係 止することにより、多数本のコードBをカバー体7の内部に抜け落ち不能に保持 し、それからコード保持体6を、係止手段20を介してベース体1の一側面に固 着することによって行う。
【0020】 また、図11に示す第6の実施例は、コード保持体6を断面U字状に形成して 、これをカバー体7の内部に挿入係止するようにした場合において、ベース体1 の外側面に、カバー体7の係止縁部7aに係合する係止爪18bを備えた係止体 18を固着し、カバー体7を、係止体18を介してベース体1に装着するように したものである。
【0021】 この図11の場合、コード保持体6と係止体18とをベース体1の側面に沿っ て互いにずらして、コード保持体6と係止体18とが干渉しないようにしている 。 コード保持体は、ベース体における一側面の全長にわたって延びるように形成 しても良いし、また、配線装置は、ベース体における四周側面のうち任意の部位 に設けるようにしても良いことは言うまでもない。
【0022】 なお、図12〜図14に示すのは、キャビネットAにおける棚板22上の物品 に対する仕切り板23の取り付け構造を示すものである。 すなわち、棚板22の後端縁に、当該棚板22を折り曲げることにより、キー 溝状のガイド溝24を形成する一方、仕切り板23をキャビネットAの正面視で L字状に形成し、その水平部23aの後端を下向きの段落ち状に折り曲げること により、前記ガイド溝24に嵌まる係合部23bを形成し、この係合部23bに 、当該係合部23bを被包するようにした合成樹脂製のスライダー25を嵌着し たものである。
【0023】 前記スライダー25は、その内面に形成した係止爪25aを、仕切り板23に おける係合部23aに穿設した孔26に係合することにより、係合部23aから 離脱不能となるようにしている。 この仕切り板23は、図14に示す矢印E方向に大きく傾けた姿勢にすれば、 スライダー25をガイド溝24に抜き差しすることができ、また、スライダー2 5をガイド溝24に嵌めた状態で矢印E方向に軽く傾けて左右方向にスライドさ せると、スライダー25がガイド溝24の内面に接当するのみとなるので、擦り 音を発生することなくスムースに左右移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベース体の斜視図である。
【図2】カバー体を取り外した状態での配設装置の部分
斜視図である。
【図3】図2のIII − III視断面図である。
【図4】図3のIV−IV視断面図である。
【図5】カバー体における端面キャップの取り付け状態
を示す図である。
【図6】カバー体における端面キャップの別例図であ
る。
【図7】第2の実施例を示す断面図である。
【図8】第3の実施例を示す断面図である。
【図9】第4の実施例を示す断面図である。
【図10】第5の実施例を示す断面図である。
【図11】第6の実施例を示す断面図である。
【図12】キャビネットにおける棚板の仕切り板の取り
付け状態を示す斜視図である。
【図13】仕切り板へのスライダーの取り付け状態を示
す斜視図である。
【図14】スライダーをガイド溝に嵌めた状態での図1
2のXIV −XIV 視断面図である。
【符号の説明】
A 家具の一例としてのキャビネット B コード 1 ベース体 2 配線装置 6 コード保持体 7 カバー体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】家具を載置するベース体の外側面に、当該
    外側面に沿って水平状に延びるコードに対するカバー体
    を着脱自在に装着し、前記ベース体の外側面又はカバー
    体の内面に、多数本のコードを脱落不能に保持するよう
    にしたコード保持体を設けたことを特徴とする家具用ベ
    ース体における配線装置。
JP1991096045U 1991-11-22 1991-11-22 家具用ベース体における配線装置 Expired - Fee Related JP2562697Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6082929U (ja) * 1983-11-11 1985-06-08 株式会社ブレスト工業研究所 配線樋用電線・ケ−ブル保持具
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