JP3052039U - 引出し容器を多段に保持する多連式ラック - Google Patents

引出し容器を多段に保持する多連式ラック

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JP3052039U
JP3052039U JP1998001190U JP119098U JP3052039U JP 3052039 U JP3052039 U JP 3052039U JP 1998001190 U JP1998001190 U JP 1998001190U JP 119098 U JP119098 U JP 119098U JP 3052039 U JP3052039 U JP 3052039U
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slide rail
drawer
drawer container
racks
horizontal bar
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JP1998001190U
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English (en)
Inventor
信 誠 楊
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楊 信誠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多数の引出し容器を取り付けることが可能であ
り、各引出し容器の引出し方向を互いに反対向きにする
ことも可能な多連式ラックを提供する。 【解決手段】引出し容器(5)を滑動可能に保持するス
ライドレール(4)が、支枠フレーム(3)の水平桟
(31)への取付部材(42)を有し、互いに隣接する
ラック(7,7A)のそれぞれのスライドレールの取付
部材(42)が一つの共通の支枠フレーム(3)の水平
桟(31)に両側から個別に取り付けられることによ
り、当該隣接するラック(7,7A)が横方向に順次連
結されるよう構成されると共に、引出し容器(5)とス
ライドレール(4)の間に、引出し容器の前後方向移動
範囲を規制するストッパー(6A,6B)が設けられた
こと、を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一般的にはラックに関し、より具体的には引出しタイプのラックに 関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示す如く、従来のラック1は大別して、梯子状の支枠フレーム11と、 底板12と、天板13と、懸架バー21を有する複数の引出し容器2とから構成 されている。支枠フレーム11は、複数の水平桟111と、上記引出し容器2を 出し入れできるよう滑動可能に保持するスライドレール112とを有する。 このような従来のラックは、極めて限られた数の引出し容器しか取り付けられ ず、また、それらの引出し容器はラックの同じ側からのみしか出し入れできず、 ラックの仕様も統一されていなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主要な目的は、上記の如き従来のラックの欠点を解消することにある 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、本考案に係る引出し容器を多段に保持する多連式ラック、即ち 、 前後方向に延びる複数の水平桟の両端を一対の支脚に固着して成る梯子状の支 枠フレームに、引出し容器の上辺の略矩形状の枠の左右の対辺から外方に張り出 して設けた懸架バーを滑動自在に保持するスライドレールを相対向させて多段に 設けて成る、引出し容器を多段に保持する多連式ラックにおいて、 上記スライドレールが水平桟への取付部材を有し、互いに隣接するラックのそ れぞれのスライドレールの取付部材が一つの共通の支枠フレームの水平桟に両側 から個別に取り付けられることにより、当該隣接するラックが横方向に順次連結 されるよう構成されると共に、 引出し容器とスライドレールの間に、引出し容器の前後方向移動範囲を規制す るストッパーが設けられたこと、 を特徴とする多連式ラックによって達成できる。
【0005】 上記スライドレールの取付部材には、水平桟と係合するフックを形成すること が推奨される。 また、上記スライドレールの取付部材は、隣接するラックの取付部材と共に1 本の共通の水平桟に両側から取り付けられたとき、相手側の取付部材と交互に千 鳥状に噛み合うよう、スライドレールの長手方向に沿って所定の間隔を隔てて複 数設けられることが望ましい。 更にまた、上記スライドレールは、その一端に上記梯子状枠体の支脚に嵌め合 わせられるU字形スロットを有し、他端にもう一方の支脚に係合する凹部を有す るよう構成されるのが望ましい。 本考案のその他の目的、並びに特徴や機能については、図面を参照しつつ行う 具体的な実施例に関する以下の説明によって明らかとなろう。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1は、従来のラックの斜視図、図2は、本考案に係る多連式ラックの分解斜 視図、図3は、本考案の多連式ラックの1組が組み立てられた例を、その一部拡 大断面図と共に示す斜視図、図4は、本考案の多連式ラックが2組連結された状 態を示す上面図、図5は、本考案の多連式ラックを従来のラックと連結した状態 を示す上面図、図6は、本考案の多連式ラックにおけるスライドレールを上面側 から見た斜視図、図7は、当該スライドレールを下面側から見た斜視図である。
【0007】 なお、本明細書中において、「前後」方向とは、引出し容器が出し入れされる 方向を指し、「横」方向とは前後方向と直交する方向を指すものとする。
【0008】 図2ないし図7に示すように、本考案に係る多連式ラックは、大別して、梯子 状の支枠フレーム3と、スライドレール4と、引出し容器5と、底板71と、天 板72とから構成されている(特に図2及び図3参照)。支枠フレーム3は、複 数の水平桟31と、支脚33とから成り、各支脚33の下端には滑止め座具32 が取り付けられている。
【0009】 スライドレール4は、断面U字形の凹溝45を備えている(特に図6及び図7 参照)。スライドレール4には、複数のストッパー差込み孔451が明けられる と共に、所定の間隔を隔てて2つの取付部材42が形成され、これらの取付部材 42には、図3の右下の一点鎖線の円で囲った拡大断面図並びに図7に示す如く 、スライドレール4を水平桟31に係止するための係合フック41が設けられて いる。スライドレール4の一端には、U字形スロット43が形成され、他端には 円弧形の凹部44が形成されている。 スライドレール4は、その取付部材42の係合フック41によって、梯子状支 枠フレーム3の水平桟31に取り付けられる(図3の右下の一点鎖線の円で囲っ た拡大断面図)。このとき、スライドレール4の両端のU字形スロット43と円 弧形の凹部44には、支脚33が当接し、スライドレール4が安定に保持される ようになっている。
【0010】 引出し容器5には懸架バー51と把手バー52とが設けられている(図2、図 3及び図4参照)。懸架バー51はスライドレール4の断面U字形凹溝45内に 受け入れられる。引出し容器5の前後方向の移動範囲は、スライドレール4のス トッパー差込み孔451に差し込まれたストッパー6A及び6Bによって規制さ れる(図2及び図4参照)。
【0011】 図3に示す本考案の多連式ラック7は、左右の支枠フレーム3と、スライドレ ール4と、引出し容器5と、天板72と、底板71とから構成されている。 図4は、本考案のラック7ともう一つの本考案のラック7Aを、共通の支枠フ レーム3を介して、両ラックのスライドレール4の取付部材42によって連結し た状態を示している。即ち、一つの共有される支枠フレーム3の同一の水平桟3 1に、ラック7の側の取付部材42の係合フック41を係止すると同時に、もう 一方のラック7Aの側の取付部材42の係合フック41を係止することにより、 ラック7と7Aを連結するものである。 なお、図示した実施例においては、スライドレール4が4段設けられているの で、隣接するラックそれぞれのすべての段のスライドレールの取付部材42を、 共通の支枠フレームの水平桟31に取り付けることにより、両ラックが堅固に連 結される。 このように二つのラックが連結されたとき、一方の取付部材42が相手側の取 付部材42と交互に千鳥状に噛み合うよう、それぞれの取付部材42はスライド レールの長手方向に沿って所定の間隔を隔てて複数設けられている。
【0012】 図4に示す連結状態において、ラック7の引出し容器5は、図4中において上 方向へ引き出し可能であり、ラック7Aの引出し容器5は、図4中において下方 向へ引き出し可能なようになっており、それぞれの引出し距離はH及びH1であ る。 また、ストッパー6A及び6Bの差込み位置を変えることにより、一つのラッ クにおいても、各段の引出し容器の引出し方向をそれぞれ反対方向にすることも 可能である。
【0013】 図5は、従来のラック1に本考案のラック7をその取付部材42を利用して連 結した状態を示している。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されるから、本考案によるときは、複数のラックを適 宜増設して連結することにより、多数の引出し容器を取り付けることが可能であ り、また、連結した各ラックの引出し容器の引出し方向を互いに反対向きにする ことにより、前側からも後側からも引出し容器内の品物を取り出すことが可能と なる。
【0015】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものでなく、例えば、引出し容器は籠 型のものに限らずプラスチック箱形式のものも可能であり、スライドレールの形 状も各種設計変更が可能であり、ラックの連結数も2組以上とすることは自由で あり、従って、本考案はその目的の範囲内において上記の説明から当業者が容易 に想到し得るすべての変更実施例を包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のラックの斜視図である。
【図2】本考案に係る多連式ラックの分解斜視図であ
る。
【図3】本考案の多連式ラックの1組が組み立てられた
例を、その一部拡大断面図と共に示す斜視図である。
【図4】本考案の多連式ラックが2組連結された状態を
示す上面図である。
【図5】本考案の多連式ラックを従来のラックと連結し
た状態を示す上面図である。
【図6】本考案の多連式ラックにおけるスライドレール
を上面側から見た斜視図である。
【図7】当該スライドレールを下面側から見た斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 従来のラック 11 梯子状の支枠フレーム 111 水平桟 112 スライドレール 12 底板 13 天板 2 引出し容器 21 懸架バー 3 梯子状の支枠フレーム 31 水平桟 32 滑止め座具 33 支脚 4 スライドレール 41 係合フック 42 取付部材 43 U字形スロット 44 凹部 45 断面U字形凹溝 451 ストッパー差込み孔 5 引出し容器 51 懸架バー 52 把手バー 6A,6B ストッパー 7 本考案の多連式ラック 71 底板 72 天板

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後方向に延びる複数の水平桟(31)の
    両端を一対の支脚(33)に固着して成る梯子状の支枠
    フレーム(3)に、引出し容器(5)の上辺の略矩形状
    の枠の左右の対辺から外方に張り出して設けた懸架バー
    (51)を滑動自在に保持するスライドレール(4)を
    相対向させて多段に設けて成る、引出し容器を多段に保
    持する多連式ラック(7)において、 上記スライドレール(4)が水平桟(31)への取付部
    材(42)を有し、互いに隣接するラック(7,7A)
    のそれぞれのスライドレールの取付部材(42)が一つ
    の共通の支枠フレーム(3)の水平桟(31)に両側か
    ら個別に取り付けられることにより、当該隣接するラッ
    ク(7,7A)が横方向に順次連結されるよう構成され
    ると共に、 引出し容器(5)とスライドレール(4)の間に、引出
    し容器の前後方向移動範囲を規制するストッパー(6
    A,6B)が設けられたこと、 を特徴とする上記の引出し容器を多段に保持する多連式
    ラック。
  2. 【請求項2】上記スライドレール(4)の取付部材(4
    2)が、水平桟(31)と係合するフック(41)を有
    する請求項1に記載の引出し容器を多段に保持する多連
    式ラック。
  3. 【請求項3】上記スライドレール(4)の取付部材(4
    2)が、隣接するラックの取付部材と共に1本の共通の
    水平桟(31)に両側から取り付けられたとき、相手側
    の取付部材と交互に千鳥状に噛み合うよう、スライドレ
    ールの長手方向に沿って所定の間隔を隔てて複数設けら
    れた請求項1に記載の引出し容器を多段に保持する多連
    式ラック。
  4. 【請求項4】上記スライドレール(4)が、その一端に
    上記梯子状枠体(3)の支脚(33)に嵌め合わせられ
    るU字形スロット(43)を有し、他端にもう一方の支
    脚(33)に係合する凹部(44)を有する請求項1に
    記載の引出し容器を多段に保持する多連式ラック。
JP1998001190U 1997-10-30 1998-03-05 引出し容器を多段に保持する多連式ラック Expired - Lifetime JP3052039U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW86218321 1997-10-30
TW086218321U TW334739U (en) 1997-10-30 1997-10-30 Improved drawer-type rod shelf structure

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3052039U true JP3052039U (ja) 1998-09-11

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JP1998001190U Expired - Lifetime JP3052039U (ja) 1997-10-30 1998-03-05 引出し容器を多段に保持する多連式ラック

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018042869A (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 コクヨ株式会社 天板付家具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018042869A (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 コクヨ株式会社 天板付家具

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Publication number Publication date
TW334739U (en) 1998-06-21

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