JPH057148U - キツチンキヤビネツト - Google Patents

キツチンキヤビネツト

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Publication number
JPH057148U
JPH057148U JP6376991U JP6376991U JPH057148U JP H057148 U JPH057148 U JP H057148U JP 6376991 U JP6376991 U JP 6376991U JP 6376991 U JP6376991 U JP 6376991U JP H057148 U JPH057148 U JP H057148U
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JP
Japan
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fitting
kitchen cabinet
recesses
shelf
fitting recess
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Application number
JP6376991U
Other languages
English (en)
Inventor
一美 高野
Original Assignee
株式会社イナツクス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 棚板を支持する棚受けピンが嵌合する複数の
嵌合凹部を利用して各種の機能を有するキッチンキャビ
ネットを提供する。 【構成】 棚板を支持する棚受けピンが嵌合する複数の
嵌合凹部をキャビネット本体の左右側板に形成し、これ
らの嵌合凹部に嵌合する嵌合凸部が形成さた支持物を取
り付ける。 【効果】 棚板を取り付けることができるだけでなく、
支持物を介して網籠等各種の物を取り付けることがで
き、また該支持物の取付位置は、嵌合凸部の嵌合位置を
代えることにより自由に調節することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば調理器具や食器類或いは調味料,野菜等,キッチンで使用さ れる各種の物が収納されるキッチンキャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】
キッチンで使用されるキャビネットの一例として、図7に示すものが広く使用 されている。このキッチンキャビネット50は、棚板56,57上に食器や調味 料等を載置収納して使用されるものであり、左右の側板51,52、天板53、 底板54とからなるキャビネット本体55と、このキャビネット本体55内に形 成された収納空間を複数に仕切る棚板56,57と、開閉扉58,59とから構 成されている。そして、上記棚板56,57は、図8に示す上記左右の側板51 (52)の内側面に形成された複数の嵌合凹部群51A(51B),52A(5 2B)を構成する一の嵌合凹部51a(51b),52a(52b)に嵌合する 棚受けピン60(61),62(63)を介して支持されている。すなわち、上 記左右の側板51,52の内側面には、図9に示すように、棚板56,57を支 持する棚受けピン嵌合用の嵌合凹部51a(52a),51b(52b)であっ て、キャビネット本体55の高さ方向に直線状に多数形成された一方の嵌合凹部 群51A(52A)と、この一方の嵌合凹部群51A(52A)に所定間隔を有 して並設されてなる他方の嵌合凹部群51B(52B)とが形成され、これらの 嵌合凹部群51A(52A),51B(52B)の内の任意の嵌合凹部51a( 52a),51b(52b)に嵌合された上記棚受けピン60(61),62( 63)により上記棚板56,57が支持されるようになされている。したがって 、上記キッチンキャビネット50では、上記棚受けピン60(61),62(6 3)の嵌合箇所を適宜変更することにより上記棚板56,57の取付高さを自由 に変更することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、上記キッチンキャビネット50は、上述のようにキャビネット本体 55に棚板56,57を取り付けたものであるが、従来のキッチンキャビネット は、上述したものに限られず、例えば左右の側壁にネジ等によりそれぞれレール を固定し、このレールに網籠又は引出しが取り付けられているもののように、そ の用途や機能に応じて様々な物が提案され使用されている。例えば、上記網籠が 取り付けられたキッチンキャビネットは、図示しないキャビネット本体の左右の 側板の内側面にネジ等の固定手段によりレール等を固定し、このレールにより網 籠の両端が支持されてなるものである。すなわち、従来のキッチンキャビネット の内、前述した棚板が取り付けられるものでは、左右の側板の内側面に棚受けピ ンが嵌合する嵌合凹部を設け、一方、網籠等が取り付けられるキッチンキャビネ ットでは、上記レール等をネジ等により固定すると言ったように、その用途や機 能毎に別々に製造されているのが実情である。
【0004】 しかしながら、このように用途や機能により別々にキッチンキャビネットを製 造するのは、極めて面倒であるばかりでなく、上述のように、網籠等をネジによ り固定されたレールにより支持させた構造では、該レールの位置を前記棚板のよ うに自由に変更することができない。
【0005】 そこで、本考案は、上述した従来のキッチンキャビネットが有する課題を解決 するために提案されたものであって、棚板を取り付けることもできるとともに、 網籠や引出しその他をも取り付けることができるキッチンキャビネットを提供す ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述した目的を達成するために提案されたものであり、キッチンキ ャビネット本体と、このキッチンキャビネット本体を構成する左右の側板の内側 面に形成されてなるとともに棚板を支持する棚受けピン嵌合用の嵌合凹部であっ て上記キッチンキャビネット本体の高さ方向に直線状に多数形成された一方の嵌 合凹部群及びこの一方の嵌合凹部群に所定間隔を有して並設されてなる他方の嵌 合凹部群と、上記一方の嵌合凹部群を構成する嵌合凹部の内のいずれか一又は二 以上の嵌合凹部とこの嵌合凹部に対応して並設されてなる上記他方の嵌合凹部群 を構成する一または二以上の嵌合凹部とのそれぞれに嵌合する複数の嵌合凸部を 有する支持物と、を少なくとも備えてなることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
本考案に係るキッチンキャビネットによれば、キッチンキャビネット本体を構 成する左右の側板の内側面に形成されてなる前記一方及び他方の嵌合凹部群は、 それぞれ棚板を支持する棚受けピンが嵌合するものであるとともに、支持物に形 成された複数の嵌合凸部が嵌合するものであることから、これらの嵌合凹部を利 用して上記棚板を取り付けることができるばかりではなく、上記支持物を介して 例えば上記網籠を支持させ、又は引出しその他を支持させることができる。すな わち、本考案によれば、上記複数の嵌合凹部を汎用することができるので、上記 嵌合凹部が形成された一種類のキャビネット本体さえ製造すれば、使用者の要求 に応じて様々なバリエーションのキッチンキャビネットとすることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案に係るキッチンキャビネットの実施例について図面を参照しなが ら詳細に説明する。なお、以下に説明する各実施例のキッチンキャビネットは、 前述した図7に示す従来のキッチンキャビネット50を構成するキャビネット本 体55と全く同一の構成からなるものであることから、同一の部材については同 一の符号を用いて説明する。
【0009】 先ず、本考案の第1の実施例に係るキッチンキャビネットについて説明する。 このキッチンキャビネット1は、図1に示すように、左右の側板51,52の 内側面に形成された嵌合凹部51a(51b),52a(52b)に、本考案を 構成する支持物としてのスライドレール2,3を介して網籠4が取り付けられて なるものである。これらのスライドレール2,3は、上記左右側板51,52の 幅と略同じ長さを有するものであって、合成樹脂材料により図2に示すようにコ 字状に成形されてなり、後述する網籠4を構成する左右の縁部4aがスライドす るスライド部2a(3a)が形成されてなるとともに、背面には二つの嵌合凸部 2b(3b),2c(3c)が突設されてなる。これらの嵌合凸部2b(3b) ,2c(3c)は、棚板固定用の棚受けピンが嵌合される嵌合凹部であって、図 9に示す、側板51(52)に形成された一方の嵌合凹部群51A(52A)を 構成する一の嵌合凹部51a(52a)と他方の嵌合凹部群51B(52B)を 構成する一の嵌合凹部51b(52b)とに対応して形成されてなるものであり 、したがって、各嵌合凸部2b(3b),2c(3c)の長さは、上記嵌合凹部 51a(52a),51b(52b)の長さと同一の長さとされている。
【0010】 また、上記網籠4は、図1に示すように、合成樹脂材料により網状に形成され てなるものであり、左右側面の上端側には上記スライドレール2,3のスライド 部2a,3aに係止される縁部4aが形成されている。そして、この網籠4は、 上記左右側板51,52の内側面にそれぞれ固定されたスライドレール2,3の 一端側から上記縁部4aを挿通するとともに該スライドレール2,3の他端側へ スライドさせることによって、図1に示すようにキッチンキャビネット1内に取 り付けられる。
【0011】 このように構成された本実施例に係るキッチンキャビネット1によれば、上記 スライドレール2,3の背面に形成された嵌合凸部2b(3b),2c(3c) の嵌合位置を変更することによって、網籠4の取付高さ位置を自由に変更するこ とができる。
【0012】 次に、本考案の第2の実施例に係るキッチンキャビネットについて説明する。 このキッチンキャビネット20は、図3に示すように、キャビネット本体55を 構成する左側の側板51及び及び図示しない右側の側板の内側面に、本考案を構 成する支持物としてのスライドレール21がそれぞれ固定され、これらのスライ ドレール21により引出し23がスライド可能に支持されてなるものである。上 記スライドレール21は、細長状の金属板がコ字状に折曲されてなるスライド部 材21aと、このスライド部材21aの背面に接着されてなる平板21bとから 構成され、上記平板21bの背面には、上記側板51の内側面に形成された前記 嵌合凹部51a(51b)に嵌合される嵌合凸部21cが形成されている。一方 、上記引出し23の底面両端には、上記スライドレール21のスライド部材21 aに支持されるとともに該スライド部材21aに沿ってスライドするスライド金 具24が取り付けられている。このスライド金具24は、図4に示すように、引 出し23の下面両端側に固定される細長状の固定部24aと、この固定部24a と一体成形されてなるコ字状の係合部24bとから構成され、上記固定部24a には、該固定部24aを引出し23の下面に固定するためのネジ25が挿通され る挿通孔24cが複数穿設されている。そして、上記引出し23の下面両端にネ ジ25を介して固定されたスライド金具24は、該スライド金具24を構成する 係合部24bが前記スライドレール21のスライド部材21aにスライド可能に 支持されている。
【0013】 このように構成された本実施例に係るキッチンキャビネット20による場合で あっても、上記スライドレール21を構成する嵌合凸部21cの嵌合位置を変更 することによって、上記引出し23の取付高さ位置を自由に変更することができ る。
【0014】 次に、本考案の第3の実施例に係るキッチンキャビネットについて説明する。 このキッチンキャビネット30は、図5に示すように、キャビネット本体55を 構成する側板51の内側面に、本考案を構成する支持物としての包丁差し31が 取り付けられてなるものである。この包丁差し31は、合成樹脂材料により図6 に示すように、細幅の箱状に成形されてなるものであり、上面31aには図5に 示す包丁33の刃33aが挿通される細長状の挿通孔31bが複数穿設されてい る。また、この包丁差し31の背面31cには、図9に示す左右側板51(52 )に形成された一方の嵌合凹部群51A(52A)を構成する嵌合凹部51a( 52a)の内の2つの嵌合凹部51a,51a(52a,52a)に嵌合する嵌 合凸部31d,31eと、他方の嵌合凹部群51B(52B)を構成する嵌合凹 部51b(52b)の内の2つの嵌合凹部51b,51b(52b,52b)に 嵌合する嵌合凸部31f,31gが突設され、これらの嵌合凸部31d,31e ,31f,31gの上記各嵌合凹部51a,51a(52a,52a),51b ,51b(52b,52b)への嵌合により、該包丁差し31が上記側板51の 内側面に取り付けられている。
【0015】 このように構成された本実施例に係るキッチンキャビネット30による場合で あっても、上記包丁差し31に成形された嵌合凸部31d,31e,31f,3 1gの嵌合位置を代えることにより、該包丁差し31の取付高さ位置を自由に変 更することができる。
【0016】
【考案の効果】
上述した各実施例の説明からも明らかなように、本考案によれば、キッチンキ ャビネット本体を構成する左右の側板の内側面に形成されてなる前記一方及び他 方の嵌合凹部群は、それぞれ棚板を支持する棚受けピンが嵌合するものであると ともに、支持物に形成された複数の嵌合凸部が嵌合するものであることから、こ れらの嵌合凹部を利用して上記棚板を取り付けることができるばかりではなく、 上記支持物を介して例えば上記網籠を支持させ、又は引出しその他を支持させる ことができる。すなわち、本考案によれば、上記複数の嵌合凹部を汎用すること ができるので、上記嵌合凹部が形成された一種類のキャビネット本体さえ製造す れば、使用者の要求に応じて様々なバリエーションのキッチンキャビネットとす ることができるとともに、上記支持物の取付位置は、一方及び他方の嵌合凹部群 の内の任意の嵌合凹部を適宜選択し得るので、キッチンキャビネットの用途や機 能に応じて最適な取付高さとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の第1の実施例に係るキッチンキ
ャビネットの要部を示す縦断面図である。
【図2】図2は図1に示すキッチンキャビネットを構成
するスライドレールの外観斜視図である。
【図3】図3は本考案の第2の実施例に係るキッチンキ
ャビネットの要部を示す縦断面図である。
【図4】図4は図3に示すキッチンキャビネットを構成
するスライド金具の外観斜視図である。
【図5】図5は本考案の第3の実施例に係るキッチンキ
ャビネットの要部を示す縦断面図である。
【図6】図6は図5に示すキッチンキャビネットを構成
する包丁差しの外観斜視図である。
【図7】図7は従来のキッチンキャビネットの外観斜視
図である。
【図8】図8は図7に示すキッチンキャビネットの要部
を示す縦断面図である。
【図9】図9はキッチンキャビネットを構成する左右の
側板の嵌合凹部の形成状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 キッチンキャビネット 2 スライドレール 3 スライドレール 4 網籠 20 キッチンキャビネット 21 スライドレール 23 引出し 51 側板 52 側板 51A 一方の嵌合凹部群 51B 他方の嵌合凹部群 51a 嵌合凹部 51b 嵌合凹部 52A 一方の嵌合凹部群 52B 他方の嵌合凹部群 52a 嵌合凹部 52b 嵌合凹部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 キッチンキャビネット本体と、この
    キッチンキャビネット本体を構成する左右の側板の内側
    面に形成されてなるとともに棚板を支持する棚受けピン
    嵌合用の嵌合凹部であって上記キッチンキャビネット本
    体の高さ方向に直線状に多数形成された一方の嵌合凹部
    群及びこの一方の嵌合凹部群に所定間隔を有して並設さ
    れてなる他方の嵌合凹部群と、上記一方の嵌合凹部群を
    構成する嵌合凹部の内のいずれか一又は二以上の嵌合凹
    部とこの嵌合凹部に対応して並設されてなる上記他方の
    嵌合凹部群を構成する一または二以上の嵌合凹部とのそ
    れぞれに嵌合する複数の嵌合凸部を有する支持物と、を
    少なくとも備えてなることを特徴とするキッチンキャビ
    ネット。
JP6376991U 1991-07-17 1991-07-17 キツチンキヤビネツト Pending JPH057148U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006217945A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Inax Corp 着香性収納庫
JP2013095476A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Okamura Corp トレー及びその収納棚

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JP2006217945A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Inax Corp 着香性収納庫
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