JPH0543848Y2 - - Google Patents

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JPH0543848Y2
JPH0543848Y2 JP2920688U JP2920688U JPH0543848Y2 JP H0543848 Y2 JPH0543848 Y2 JP H0543848Y2 JP 2920688 U JP2920688 U JP 2920688U JP 2920688 U JP2920688 U JP 2920688U JP H0543848 Y2 JPH0543848 Y2 JP H0543848Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば、車両等のエアブレーキ用の
圧縮空気圧力源等に組込まれるフイルタ装置に関
する。
〔従来の技術〕
この種の圧縮空気圧力源としては、従来、実開
昭57−9320号公報に示されたものがある。ここに
示されている圧縮空気圧力源は、空気圧縮装置か
ら吐出される圧縮空気中の水分を再生可能な吸着
剤を通過させて除去する乾燥器と、乾燥した圧縮
空気を貯溜する貯槽を具えている。この乾燥器
は、ドレン弁を備えており、貯槽内の圧力を監視
するガバナ装置から空気圧縮装置に供給されるア
ンロード指令(空気圧信号)を導入し、該指令に
より上記ドレン弁を開弁して、ドレンを排出する
とともに再生用貯槽内の圧縮空気を逆流させて吸
着剤の再生を行う構成となつている。
空気圧縮装置から吐出される上記圧縮空気は水
分の他、油分を含んでいるので、この油分を除去
するために上記乾燥器にはオイルフイルタを内蔵
させているが、内蔵オイルフイルタでは、油分除
去効率を充分に高めることは難しいので、より強
力に油分の除去を行う必要がある場合には、別
に、フイルタ装置(オイルセパレータ)を設ける
ことになる。
第5図は従来のこの種のフイルタ装置(オイル
セパレータ)の1例を示したもので、基部材1上
に載置・固定された大径の筒状のカバー2と、同
じく基部材1上に載置・固定され上記カバー2内
にあつて該カバー2との間に再生用空気貯槽3を
区画するフイルタ組立体4を有している。5はフ
イルタ組立体4の一構成要素であるケース部であ
つて、空気の出口となる開口6aを有する閉鎖部
6で上端開口が蓋されるとともに、複数の孔から
なる開口7aを有し底板となる取付部7で下開口
が蓋されて、その内部に、メツシユ部材8上に、
多孔板10aを介在して積層したフエルト部材9
および該フエルト部材9上に載せた多孔板10b
からなるフイルタ11を多孔板10c上に載置し
て収納し、基部材1の上面に直立向きに載置して
取付具(ボルト)12で固定されている。上記多
孔板10cはケース部5の下端部の内面に形成さ
れた段部5aに嵌合している。基部材1は、周面
に開口し管路を通し空気圧縮装置に接続される入
口13と貯槽3に出口通路14を通して連通し基
部材1周面に開口して図示しない管路を介し圧縮
空気乾燥装置(図示しない)に接続される出口1
5を有するとともに、上面に開口する縦方向の入
口通路16を有し、この入口通路16は取付部7
の開口7aを通しケース部5内に連通している。
また、入口通路16に上記入口13が側方から連
通している。基部材1は下面に開口する凹所17
を有し、この凹所17内にドレン弁18を有して
いる。このドレン弁18は凹所17の上底との間
に制御室19を区画するピストン20を有し、該
ピストン20に入口通路16と排気口23との連
通を開閉する弁体21が取着されており、定常時
は閉弁しているが、制御室19に図示しないコン
トロールポートを通し前記ガバナ装置からアンロ
ード指令(空気圧信号)が導入されると、ピスト
ン20が復帰ばね22に抗し下降することにより
開弁して、入口通路16を排気口23に連通させ
る。上記コントロールポートは基部材1の側面は
開口する。
〔考案が解決しようとする課題〕
この従来のフイルタ装置では、フイルタ組立体
4のフイルタ11を収納する収納ケース本体A
を、ケース部5の上端に閉鎖部6をケース部5に
溶接したスペーサYを介在してボルト・ナツトX
で組付け、更に、下端を取付部7の凹部Zに嵌合
して溶接止めした構成にするようにしているの
で、部品点数が多い上、ケース部5、閉鎖部6及
び取付部7の構造が単純ではないので、製造コス
トが高く、組立に時間がかかるという問題があつ
た。
本考案は上記問題を解消するためになされたも
ので、従来に比し、フイルタ組立体の構造を簡単
にし、組立作業を簡単にすることができるフイル
タ装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、フイルタ組
立体のフイルタを収納する収納ケース本体の、ケ
ース部と閉鎖部とを、プレス成型により板材から
コツプ状に一体形成し、取付部を固定するための
取付具を共用して前記取付部とともに基部材に固
定する構成としたものである。
〔作用〕
本考案では、フイルタを収納する収納ケース本
体が、一体成型したコツプ状部材と、該コツプ状
部材の開口を閉鎖するとともに基部材に取付けら
れる取付部の2部材からなり、部品点数が減る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図は本考案のフイルタ装置の実施例を断面
図で示したものであり、このフイルタ装置(符号
101で示す)を使用した圧縮空気源の1例を第
3図に示してある。図において、フイルタ装置1
01は、そのフイルタ組立体4の収納ケース本体
Aが、コツプ状に一体形成されたケース部材25
と取付部7Aからなる点において、第5図のフイ
ルタ装置と相違し、このケース部材25の底25
Aには多数の孔25Bが形成されている。他の構
成は該第5図の構成と同じであるので、同一構成
要素には同一符号を付してある。
ケース部材25は、その開口端にフランジ状部
26を有し、該フランジ状部26に連続する所定
高さ部分が他部より若干大径に拡径された拡径部
27となるように、板材(例えば、プレス鋼板)
からプレス成型により成形されたコツプ状部材
(第2図に示す)からなる。フランジ状部26は
取付部7Aの外径とほぼ同じ大きさの径を有し、
その外周縁から多数(4〜6個)の係止部26A
が伸びている。ケース部材25は、その底25A
を上にした状態で取付部7Aにかぶせて該取付部
7Aの上面上に載置し、係止部26Aを取付部7
Aの下面側へ該下面に当接するまで折曲して取付
部7Aに組み付けた上、ボルト12で、取付部7
Aとともに基部材1に固定してある。収納ケース
本体Aの内部には、従来と同様に、メツシユ部材
8上に、多孔板10aを介在して積層したフエル
ト部材9および該フエルト部材9上に載せた多孔
板10bからなるフイルタ11が多孔筒部材10
d上に載置して収納してある。この多孔筒部材1
0dはキヤツプ状の浅い筒体であつて、その底に
多数の孔を有し、基部材1の上面に形成された円
形状の浅い嵌合溝28に開口端縁を嵌合して、全
入口通路16を覆つて該基部材1上に載置されて
おり、この多孔筒部材10dにケース部25の拡
径部27がシール部材29を介在して外嵌してい
る。
本実施例では、フイルタ組立体4の収納ケース
本体Aが、ケース部25と取付部7Aの2部材か
らなるので、構造は簡単で、両者を組み付ける手
間が軽減される上、ケース部25はプレス成形に
より形成するので、製造コストが低減される。
第3図に、この実施例のフイルタ装置101を
使用した圧縮空気源のシステム構成の1例を示
す。
第3図において、100は空気圧縮装置であつ
て、その吐出口はフイルタ装置101の入口13
に連絡される。102は再生可能な吸着剤を収納
するとともに内蔵オイルフイルタを備え、再生用
貯槽を一体に有する圧縮空気乾燥器であつて、そ
の入口はフイルタ装置101の出口15に連絡さ
れ、出口は逆止弁103を通して空気貯槽104
に連絡され、第4図に示すように、本体102A
の、ドレンが溜まる底102aと排出口102b
との間にドレン弁105が介在し、この排出口1
02bはフイルタ装置101の入口側と連絡され
ている。102cは吸着剤、102dは内蔵フイ
ルタ、102e外部ケース、102fは内部ケー
スである。上記ドレン弁105は、単なる逆止弁
である。106は前記したガバナ装置であつて、
空気貯槽104内の圧力を監視し、圧力が上限値
に達するとアンロード指令を空気圧縮装置100
とフイルタ装置101のドレン弁18に供給す
る。107は2系統ブレーキバルブ108用の空
気貯槽である。110A,110Bは3軸作業車
両の前輪、111Aと111Bは前後輪、112
Aと112Bは後後輪であつて、前輪110Aと
前後輪111A及び111Bのブレーキ装置に
は、倍力装置109A、ブレーキバルブ108を
通して空気貯槽107から圧縮空気が供給され、
前輪110Bと後後輪112A及び112Bのブ
レーキ装置には、倍力装置109B、ブレーキバ
ルブ108を通して空気貯槽107から圧縮空気
が供給される。倍力装置109Aと109Bは空
気圧を油圧に変換するエア・オーバ・ハイドロリ
ツクブースタである。
この構成においては、圧縮空気乾燥器102の
ドレン弁105の弁体を閉弁する向きに付勢する
弁ばねには、圧縮空気乾燥器102の本体の底に
溜まるドレンの重さで開弁しない程度のばね力を
与えてあり、空気圧縮装置100のロード時に
は、内部側から開弁する向きの高圧を受けると同
時に、排気口側から管路を通して閉弁する向きの
圧力を受け、閉弁している。フイルタ装置101
のドレン弁18が開弁すると、上記排気口側に作
用していた圧力が大気圧に低下するので、逆止弁
103は内部側から受ける高圧の作用によつて開
弁し、上記本体の底部に溜まつていたドレンはフ
イルタ装置101の排気口37から大気中に放出
されることになる。
この圧縮空気源では、圧縮空気乾燥器102に
ドレン弁を設ける必要がないので、ドレン弁を有
するオイルセパレータを単に追加する場合に比し
て、装置全体を小型にし、価格を安価にすること
ができる利点がある。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明した通り、フイルタ部材を収
納する収納ケース本体を2部材を相互に組み付け
て形成するので、従来に比して簡単な構造になつ
て組み付け作業が楽になる上、そのうちの1つの
部材はプレス成型して得るので、製作コストを低
減することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2
図は上記実施例におけるケース部の断面図、第3
図は上記実施例を使用した圧縮空気源のシステム
構成図、第4図は上記圧縮空気源における圧縮空
気乾燥器の要部を示す図、第5図は従来のフイル
タ装置を示す縦断面図である。 1……基部材、2……カバー、4……フイルタ
組立体、7A……取付部、11……フイルタ、1
2……ボルト、13……入口、14……出口通
路、出口……15、16……入口通路、25……
ケース部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気圧縮装置に連絡される入口及び圧縮空気乾
    燥装置に連絡される出口を形成した基部材と、該
    基部材に固定され内部空所を形成するカバーと、
    前記基部材に形成され入口及び出口を各々前記内
    部空所に連絡する入口通路及び出口通路と、該入
    口通路をふさぐように前記内部空所内で前記基部
    材に固定されるフイルタ組立体とを備え、前記フ
    イルタ組立体が、前記入口通路と連絡する開口を
    もち前記基部材に取付具により固定される取付部
    と、取付部と組み合わされフイルタを収容する空
    所を形成するケース部と、該ケース部と組み合わ
    され前記出口通路と連絡する開口をもつ閉鎖部を
    有するフイルタ装置において、前記ケース部と閉
    鎖部とを、プレス成型により板材からコツプ状に
    形成され前記取付具を共用して前記取付部ととも
    に前記基部材に固定されるコツプ状部材から形成
    するようにしたフイルタ装置。
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