JPH0543730A - ふつ素樹脂多孔質体の製造方法 - Google Patents
ふつ素樹脂多孔質体の製造方法Info
- Publication number
- JPH0543730A JPH0543730A JP20177891A JP20177891A JPH0543730A JP H0543730 A JPH0543730 A JP H0543730A JP 20177891 A JP20177891 A JP 20177891A JP 20177891 A JP20177891 A JP 20177891A JP H0543730 A JPH0543730 A JP H0543730A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ptfe
- porous body
- fluororesin
- producing
- dioxole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐圧縮クリープ性を顕著に改善すること
を可能とする。 【構成】 ポリテトラフルオロエチレン(PTF
E)の多孔質体の製造方法において、上記PTFEの1
0〜1重量%を、テトラフルオロエチレンとパーフルオ
ロ(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソール)との共
重合体(ジオキソールの共重合比は60〜85モル%)
からなるふっ素樹脂で置換したポリマブレンド、また
は、上記PTFEの50〜5重量%を、ビニリデンフル
オライドとヘキサルフルオロイソブチレンとの一対一交
互共重合体からなるふっ素樹脂で置換したポリマブレン
ドを用いることを特徴としている。
を可能とする。 【構成】 ポリテトラフルオロエチレン(PTF
E)の多孔質体の製造方法において、上記PTFEの1
0〜1重量%を、テトラフルオロエチレンとパーフルオ
ロ(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソール)との共
重合体(ジオキソールの共重合比は60〜85モル%)
からなるふっ素樹脂で置換したポリマブレンド、また
は、上記PTFEの50〜5重量%を、ビニリデンフル
オライドとヘキサルフルオロイソブチレンとの一対一交
互共重合体からなるふっ素樹脂で置換したポリマブレン
ドを用いることを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ふっ素樹脂多孔質体、
特に耐圧縮クリープ性の優れたふっ素樹脂多孔質体の製
造方法に関するものである。
特に耐圧縮クリープ性の優れたふっ素樹脂多孔質体の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PTFE(ポリテトラフルオロエチレ
ン)の多孔性構造物の製造方法は、通常のプラスチック
ス、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等の多孔質体
の製造方法とはかなり異なっているが、この特異性はP
TFE自体の特異性に基因している。まずPTFEは通
常のプラスチックに適用される通常の溶融成形法、たと
えば、押出成形、射出成形、カレンダー加工、溶融紡糸
等が適用できない。その理由は、PTFEが超高分子量
ポリマーであることと分子鎖の剛直性のために溶融粘度
が融点より50℃高温でも1011ポアズときわめて高い
ためにある。
ン)の多孔性構造物の製造方法は、通常のプラスチック
ス、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等の多孔質体
の製造方法とはかなり異なっているが、この特異性はP
TFE自体の特異性に基因している。まずPTFEは通
常のプラスチックに適用される通常の溶融成形法、たと
えば、押出成形、射出成形、カレンダー加工、溶融紡糸
等が適用できない。その理由は、PTFEが超高分子量
ポリマーであることと分子鎖の剛直性のために溶融粘度
が融点より50℃高温でも1011ポアズときわめて高い
ためにある。
【0003】PTFEの多孔質化を達成するには、まず
最終製品の目的によって、PTFEをフィルム,ロッ
ド,ファイバなどの形状に一次成形し、しかるのちにこ
れらを延伸することが必要であるが、気孔度の向上や多
孔質構造の安定化のためにはPTFEの融点以上での焼
結等の諸工程を繰り返すことが必要となる。PTFEの
一次成形の連続成形は先に述べたように、効率の良い溶
融成形を行うことはできず、微粉末形状のPTFEをそ
の塑性変形性を利用して圧縮等により予備成形すること
が必要である。
最終製品の目的によって、PTFEをフィルム,ロッ
ド,ファイバなどの形状に一次成形し、しかるのちにこ
れらを延伸することが必要であるが、気孔度の向上や多
孔質構造の安定化のためにはPTFEの融点以上での焼
結等の諸工程を繰り返すことが必要となる。PTFEの
一次成形の連続成形は先に述べたように、効率の良い溶
融成形を行うことはできず、微粉末形状のPTFEをそ
の塑性変形性を利用して圧縮等により予備成形すること
が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のPTFEの多孔
性構造物の製造方法には2つの問題がある。一つはPT
FEに基因するPTFE多孔質体の特性上の弱点であ
り、もう一つはこのPTFE多孔質体の製造方法が非効
率的であることである。
性構造物の製造方法には2つの問題がある。一つはPT
FEに基因するPTFE多孔質体の特性上の弱点であ
り、もう一つはこのPTFE多孔質体の製造方法が非効
率的であることである。
【0005】PTFE多孔質体の特性上の最大の弱点
は、耐圧縮クリープ特性であり、これはバルクのPTF
Eの耐クリープ性が他のポリマー、たとえばPEEKや
PVDF等と比較して弱いことに基因している。
は、耐圧縮クリープ特性であり、これはバルクのPTF
Eの耐クリープ性が他のポリマー、たとえばPEEKや
PVDF等と比較して弱いことに基因している。
【0006】またPTFE多孔質体の製造方法が非効率
的である主な原因は、溶融粘度がきわめて高いために溶
融成形ができないことに基因している。
的である主な原因は、溶融粘度がきわめて高いために溶
融成形ができないことに基因している。
【0007】つまり、PTFEの成形は微粉末状のPT
FEの塑性変形性を利用して行うが、塑性加工後のPT
FE成形品は強度的に弱いために気孔度を上げるために
は焼結及び延伸を繰り返して行うことが必要となり非効
率的となる。
FEの塑性変形性を利用して行うが、塑性加工後のPT
FE成形品は強度的に弱いために気孔度を上げるために
は焼結及び延伸を繰り返して行うことが必要となり非効
率的となる。
【0008】そこで、本発明の目的は、前記した従来技
術の欠点を解消し、耐圧縮クリープ性が顕著に改善され
た新規なふっ素樹脂多孔質体の製造方法を提供すること
にある。
術の欠点を解消し、耐圧縮クリープ性が顕著に改善され
た新規なふっ素樹脂多孔質体の製造方法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
の多孔質体の製造方法において、上記PTFEの10〜
1重量%を、テトラフルオロエチレンとパーフルオロ
(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソール)との共重
合体(ジオキソールの共重合比は60〜85モル%)か
らなるふっ素樹脂で置換したポリマブレンドを用いるも
のであり、また上記PTFEの50〜5重量%を、ビニ
リデンフルオライドとヘキサルフルオロイソブチレンと
の一対一交互共重合体(略号,ACVFH)からなるふ
っ素樹脂で置換したポリマブレンドを用いるものであ
る。
に本発明は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
の多孔質体の製造方法において、上記PTFEの10〜
1重量%を、テトラフルオロエチレンとパーフルオロ
(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソール)との共重
合体(ジオキソールの共重合比は60〜85モル%)か
らなるふっ素樹脂で置換したポリマブレンドを用いるも
のであり、また上記PTFEの50〜5重量%を、ビニ
リデンフルオライドとヘキサルフルオロイソブチレンと
の一対一交互共重合体(略号,ACVFH)からなるふ
っ素樹脂で置換したポリマブレンドを用いるものであ
る。
【0010】
【作用】本発明に用いるPTFEとしては、テトラフル
オロエチレンのホモポリマーだけに限定されるものでな
く、例えば3弗化塩化エチレンの2%以下の共重合体
(変牲PTFE)も包含されるが、特に本発明では塑性
変形性がすぐれているためにホモポリマが好適である。
オロエチレンのホモポリマーだけに限定されるものでな
く、例えば3弗化塩化エチレンの2%以下の共重合体
(変牲PTFE)も包含されるが、特に本発明では塑性
変形性がすぐれているためにホモポリマが好適である。
【0011】PTFEは数十μmから、数百μmの粒子
径を有する粉体として提供されるが、この粒子径が極め
て重要である。本発明に好適な粒子径は50μm以下で
あり、その理由はブレンドの分散性に優れるためであ
る。
径を有する粉体として提供されるが、この粒子径が極め
て重要である。本発明に好適な粒子径は50μm以下で
あり、その理由はブレンドの分散性に優れるためであ
る。
【0012】先ず請求項1に用いられる新規なふっ素樹
脂は、非晶性ふっ素樹脂と呼ばれるもので、今のところ
上市されているのはデュポン社のテフロンAFだけであ
る。PTFEに対するこの非晶性ふっ素樹脂のブレンド
比を制限した理由はブレンド比が10%を越えると、均
一な多孔質化が妨げられるからであり、一方1%未満で
は本発明の効果である耐圧縮クリープ性が向上しないか
らである。
脂は、非晶性ふっ素樹脂と呼ばれるもので、今のところ
上市されているのはデュポン社のテフロンAFだけであ
る。PTFEに対するこの非晶性ふっ素樹脂のブレンド
比を制限した理由はブレンド比が10%を越えると、均
一な多孔質化が妨げられるからであり、一方1%未満で
は本発明の効果である耐圧縮クリープ性が向上しないか
らである。
【0013】また請求項2のビニリデンフルオライドと
ヘキサルフルオロイソブチレンとの一対一交互共重合体
(ACVFH)の粒子径は上述した50μmより十分小
さいため問題はない。PTFEに対するACVFHのブ
レンド比を50%以下に制限して理由は、ACVFHの
ブレンド比が高くなるほど、これらのブレンドの押し出
し温度が上昇し、ブレンド比で50%で押出し温度は2
60℃程度となり、変色し始めるためであり、一方5%
未満のブレンドを排除した理由は本発明の効果である耐
圧縮クリープ性の向上が認められないためである。なお
このACVFHの上市品は、CM−X(Ausimont社)と
して知られている。
ヘキサルフルオロイソブチレンとの一対一交互共重合体
(ACVFH)の粒子径は上述した50μmより十分小
さいため問題はない。PTFEに対するACVFHのブ
レンド比を50%以下に制限して理由は、ACVFHの
ブレンド比が高くなるほど、これらのブレンドの押し出
し温度が上昇し、ブレンド比で50%で押出し温度は2
60℃程度となり、変色し始めるためであり、一方5%
未満のブレンドを排除した理由は本発明の効果である耐
圧縮クリープ性の向上が認められないためである。なお
このACVFHの上市品は、CM−X(Ausimont社)と
して知られている。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳述する。
【0015】実施例1 ポリフロンM−12(ダイキン工業製品,ホモポリマ,
粒子径25μm)を95重量%に対して、テフロンAF
1600(デュポン社製品,ガラス転移温度160℃)
を5重量%混合し、常温で十分振とうして良好な分散状
態とした。これらを常温で3トン/cm2 の圧力で真空
下予備成形し、ビレットを調整した。このビレットを試
料としてフローテスタ(島津フローテスタ,CFT−5
00形)で、直径2mmφのダイスから温度170℃,荷
重500kgで押出してロッドを調整した。
粒子径25μm)を95重量%に対して、テフロンAF
1600(デュポン社製品,ガラス転移温度160℃)
を5重量%混合し、常温で十分振とうして良好な分散状
態とした。これらを常温で3トン/cm2 の圧力で真空
下予備成形し、ビレットを調整した。このビレットを試
料としてフローテスタ(島津フローテスタ,CFT−5
00形)で、直径2mmφのダイスから温度170℃,荷
重500kgで押出してロッドを調整した。
【0016】このロッドを350℃,1時間焼結後、同
温度で200%延伸して、気孔率80%のロッドを得
た。
温度で200%延伸して、気孔率80%のロッドを得
た。
【0017】このロッド多孔質体は、PTFE単独から
なるロッド多孔質体より500gf,10分荷重変形後
の回復歪みが3倍も優れていることを示した。
なるロッド多孔質体より500gf,10分荷重変形後
の回復歪みが3倍も優れていることを示した。
【0018】実施例2 ポリフロンM−12(ダイキン工業製品,ホモポリマ,
粒子径25μm)を50重量%に対して、CM−X(Au
simont社製品)を50重量%混合し、常温でこれら粉末
ブレンドを十分振とうして良好な分散状態とした。これ
らを常温で3トン/cm2 の圧力で真空下予備成形し、
ビレットを調整した。このビレットを試料としてフロー
テスタ(島津フローテスタ,CFT−500形)で、直
径2mmφのダイスから温度260℃,荷重500kgで
押出してロッドを調整した。
粒子径25μm)を50重量%に対して、CM−X(Au
simont社製品)を50重量%混合し、常温でこれら粉末
ブレンドを十分振とうして良好な分散状態とした。これ
らを常温で3トン/cm2 の圧力で真空下予備成形し、
ビレットを調整した。このビレットを試料としてフロー
テスタ(島津フローテスタ,CFT−500形)で、直
径2mmφのダイスから温度260℃,荷重500kgで
押出してロッドを調整した。
【0019】このロッドを400℃,1時間焼結後、同
温度で150%延伸して、気孔率80%のロッドを得
た。
温度で150%延伸して、気孔率80%のロッドを得
た。
【0020】このロッド多孔質体は、PTFE単独から
なるロッド多孔質体より500gf,10分荷重変形後
の変形率が約1/2と低く、かつ回復歪も2倍と優れて
いることを示した。
なるロッド多孔質体より500gf,10分荷重変形後
の変形率が約1/2と低く、かつ回復歪も2倍と優れて
いることを示した。
【0021】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、PTFE
多孔質体に用いられるポリマーとして、PTFEと新規
なふっ素樹脂としてテトラフルオロエチレンとパーフル
オロ(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソール)との
共重合体またはビニリデンフルオライドとヘキサルフル
オロイソブチレンとの一対一交互共重合体のブレンドを
用いることで、耐圧縮クリープ性を大幅に向上させるこ
とができる。
多孔質体に用いられるポリマーとして、PTFEと新規
なふっ素樹脂としてテトラフルオロエチレンとパーフル
オロ(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソール)との
共重合体またはビニリデンフルオライドとヘキサルフル
オロイソブチレンとの一対一交互共重合体のブレンドを
用いることで、耐圧縮クリープ性を大幅に向上させるこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 27:12) 27:18 9166−4J
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリテトラフルオロエチレン(PTF
E)の多孔質体の製造方法において、上記PTFEの1
0〜1重量%を、テトラフルオロエチレンとパーフルオ
ロ(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソール)との共
重合体(ジオキソールの共重合比は60〜85モル%)
からなるふっ素樹脂で置換したポリマブレンドを用いる
ことを特徴とするふっ素樹脂多孔質体の製造方法。 - 【請求項2】 ポリテトラフルオロエチレン(PTF
E)の多孔質体の製造方法において、上記PTFEの5
0〜5重量%を、ビニリデンフルオライドとヘキサルフ
ルオロイソブチレンとの一対一交互共重合体からなるふ
っ素樹脂で置換したポリマブレンドを用いることを特徴
とするふっ素樹脂多孔質体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20177891A JPH0543730A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | ふつ素樹脂多孔質体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20177891A JPH0543730A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | ふつ素樹脂多孔質体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543730A true JPH0543730A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16446790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20177891A Pending JPH0543730A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | ふつ素樹脂多孔質体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0543730A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005097877A1 (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-20 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | 膜厚方向に弾性回復性を有する延伸ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜、その製造方法、及び該多孔質膜の使用 |
CN111565922A (zh) * | 2018-01-11 | 2020-08-21 | 住友电气工业株式会社 | 拒油性片材的制造方法和气体传感器 |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP20177891A patent/JPH0543730A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005097877A1 (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-20 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | 膜厚方向に弾性回復性を有する延伸ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜、その製造方法、及び該多孔質膜の使用 |
JP2005298554A (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-27 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 膜厚方向に弾性回復性を有する延伸ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜、その製造方法、及び該多孔質膜の使用 |
US7976751B2 (en) | 2004-04-07 | 2011-07-12 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Expanded porous polytetrafluoroethylene film having elastic recovery property in thickness-wise direction of the film, production process thereof, and use of the porous film |
CN111565922A (zh) * | 2018-01-11 | 2020-08-21 | 住友电气工业株式会社 | 拒油性片材的制造方法和气体传感器 |
CN111565922B (zh) * | 2018-01-11 | 2022-08-12 | 住友电气工业株式会社 | 拒油性片材的制造方法和气体传感器 |
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