JPH0543693U - 音声信号切換回路 - Google Patents
音声信号切換回路Info
- Publication number
- JPH0543693U JPH0543693U JP9077591U JP9077591U JPH0543693U JP H0543693 U JPH0543693 U JP H0543693U JP 9077591 U JP9077591 U JP 9077591U JP 9077591 U JP9077591 U JP 9077591U JP H0543693 U JPH0543693 U JP H0543693U
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- Japan
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- circuit
- buffer
- power
- audio signal
- signal
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- Television Receiver Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の音声信号系A,B,Cに各々介挿され
たバッファ1,2,3から導かれる音声信号を選局回路
6のコントロ−ル信号に基づいて選択する音声信号切換
回路において、簡単な回路構成によって電源スイッチオ
ン時にバッファ出力に雑音が発生しないようにする。 【構成】 緩衡用のRCフィルタ(抵抗7、コンデンサ
8)を例えばバッファ1の電源側にのみ設ける。電源ス
イッチオン時は電源オン検出回路21から切換スイッチ
4に制御信号を供給し、選局回路6のコントロ−ル信号
に拘らず前記バッファ1の出力を選択する。電源スイッ
チオン時には必ず緩衡用フィルタの設けられたバッファ
出力が選択されるので、他のバッファ2,3に緩衡用フ
ィルタを設けることなく雑音を防止することができ、回
路構成が簡単化される。
たバッファ1,2,3から導かれる音声信号を選局回路
6のコントロ−ル信号に基づいて選択する音声信号切換
回路において、簡単な回路構成によって電源スイッチオ
ン時にバッファ出力に雑音が発生しないようにする。 【構成】 緩衡用のRCフィルタ(抵抗7、コンデンサ
8)を例えばバッファ1の電源側にのみ設ける。電源ス
イッチオン時は電源オン検出回路21から切換スイッチ
4に制御信号を供給し、選局回路6のコントロ−ル信号
に拘らず前記バッファ1の出力を選択する。電源スイッ
チオン時には必ず緩衡用フィルタの設けられたバッファ
出力が選択されるので、他のバッファ2,3に緩衡用フ
ィルタを設けることなく雑音を防止することができ、回
路構成が簡単化される。
Description
【0001】
本考案は、テレビセットなどのA/V機器の音声信号切換回路に関する。
【0002】
テレビセットなどのA/V機器は、一般的に複数の映像、音声信号の中から1 つの信号を選択する信号切換回路を有している。その中の音声信号切換回路の一 例を図4に示す。信号A〜信号CはTV信号、BS信号、外部入力などから信号 ラインで、各々バッファ1,2,3を介して、切換スイッチ4に入力される。切 換スイッチ4は選択回路6からの制御信号によって電子的に信号切換を行い、選 択された信号が音声出力端子5に出力される。20は電源オン時にミュ−トパル スを出力する電源オン検出回路である。
【0003】
今、電源スイッチオン時に、バッファ1,2,3のバイアス電源Vccの立ち 上がりが急峻なため、バッファのそれぞれの出力に雑音が生じたとする。ここで 電源オン時にミュ−トパルスを出力する電源オン検出回路20は信号元にミュ− トをかけているのでバッファの雑音に対しては無効である。この場合、図5に示 すようにバッファ1,2,3の電源に抵抗7,9,11およびコンデンサ8, 10,12から成る緩衡用フィルタを各々挿入して雑音を防ぐ方法が考えられる 。
【0004】 しかし電源の立ち上がりを緩衡しようとした場合、抵抗、コンデンサの値をか なり大きくしなければならない。抵抗値を大きくした場合、バイアス電源が下が るため限界がある。従ってコンデンサ値を大きくしなければならないが、コンデ ンサ値の大きさはそのままコンデンサの形状の大きさに比例する。図5の回路例 では3入力の場合を示しているが、より多くの信号ラインを切換える場合もあり 、信号ラインの数だけCRフィルタ(緩衡用フィルタ)を挿入するのはコンデン サの形状を考えるとかなり大規模な回路追加になってしまう。
【0005】 本考案は、上記の点に鑑みてなされたものでその目的は、大規模は回路追加を する事なく電源スイッチのオン時にバッファ回路から発生する雑音の出力を防ぐ ことができる音声信号切換回路を提供することにある。
【0006】
本考案は、複数の音声信号系に各別に挿入されたバッファ回路を介して入力さ れる音声信号のうち、特定の音声信号系を選局回路の制御信号に基づいて選択す る音声信号切換回路において、前記複数のバッファ回路の出力のうちいずれかを 選択して出力する信号切換スイッチと、前記複数のバッファ回路のうちいずれか 1つのバッファ回路の電源に挿入された緩衡用フィルタを、電源スイッチの立ち 上がりを検出するとともに該立ち上がりから電源が確立するまでの期間中、前記 緩衡用フィルタの挿入されているバッファ回路出力を選択する制御信号を、前記 信号切換スイッチに発する電源オン検出回路とを備えたことを特徴としている。
【0007】
電源オン検出回路は、電源スイッチがオンされてから電源が確立して音声信号 が出力されるまでの間、選局回路の制御信号に拘らず信号切換スイッチを緩衡用 フィルタが挿入されているバッファ回路側に切換える。このため電源オンの初期 においては、常に緩衡用フィルタが挿入されているバッファ回路が選択されるこ とになり、雑音は出力されない。
【0008】 また、全ての音声信号系のバッファ回路に緩衡用フィルタを挿入しなくても雑 音の発生を防ぐことができ、回路が簡単化され、回路の小形化を図ることができ る。
【0009】
以下図面を参照しながら本考案の一実施例を詳細に説明する。図1において、 図5と同一部分は同一符号をもって示しその説明は省略する。図1において図5 と異なる点は、電源立ち上がり緩衡フィルタ(抵抗7,コンデンサ8)を信号A のバッファ1にのみ挿入するとともに、切換スイッチ4の切換制御入力に本来は 信号元にミュ−トをかける電源オン検出回路21の出力を接続していることにあ り、その他の点は図5と同一に構成されている。電源オン検出回路21は電源ス イッチがオンされてから信号が出力されるまでの間のミュ−トパルスを出力し、 選局回路6の制御出力の初期状態の出力に拘りなく切換スイッチ4の出力を信号 Aに固定する。この回路により電源オン初期では常に切換スイッチ4の出力はバ ッファの電源ラインにRC緩衡フィルタ(抵抗7,コンデンサ8)が挿入されて いるため雑音は出力されない。
【0010】 このように、電源オン検出回路21を接続することにより全ての信号ラインの バッファにRCフィルタを挿入しなくても雑音の発生を防止することが可能とな る。
【0011】 次に本考案の具体的な回路例を図2に示す。図2においてバイアス電源Vcc と切換スイッチ4の制御入力端の間には抵抗31,32が各々接続されている。 選局回路6は図示極性ダイオ−ド33,34を介して、エミッタ接地のトランジ スタ35,36のベ−スに接続され、該トランジスタ35,36のコレクタは前 記切換スイッチ4の制御入力端に各々接続されている。バイアス電源Vccは抵 抗37,38の各一端に接続されている。抵抗38の他端はツェナ−ダイオ−ド 39のカソ−ド、アノ−ドを介して、エミッタ接地のトランジスタ40のベ−ス に接続されている。トランジスタ40のベ−ス、接地間には抵抗41およびコン デンサ42が並行に接続されている。トランジスタ40のコレクタは前記抵抗 37の他端に接続されるとともに、図示極性ダイオ−ド43,44を介して前記 トランジスタ35,36のベ−スに各々接続されている。
【0012】 上記のように構成された回路において、切換スイッチ4は制御入力を2系統持 ち、ともにロ−レベル(L)の時、信号Aを選択する。電源オンの直後からトラ ンジスタ40のベ−ス電位がオンレベルになるまでの間、トランジスタ40はオ フであり、従って、コレクタ出力はハイレベル(H)となる。この出力はダイオ −ド43,44を介して、トランジスタ35,36のベ−スに供給される。この ラインはダイオ−ド33,34を介して、選局回路6とつながっているため選局 回路6の初期出力の値に拘らず、電源オン直後にこのラインは常にハイレベル (H)となる。このためトランジスタ35,36がオンとなり、切換スイッチ4 の制御入力端はロ−レベル(L)となり、従って、切換スイッチ4は常に信号A を選択する。その後、トランジスタ40はベ−ス電位が上昇してオンとなり、コ レクタレベルが零になるので、選局回路6より出力される信号によって切換スイ ッチ4が制御される。
【0013】 尚トランジスタ40がオンレベルになるまでの時間は、コンデンサ42の値に よって適切な時間幅に設定することができる。
【0014】 また選局回路6が、電源のオン/オフを制御することができる場合には図3の ように構成しても良い。即ち図1の電源オン検出回路21と選局回路6の機能を 両方兼備した選局回路26を用いるものであり、切換スイッチ4が電源オン初期 のある期間、信号Aを選択する動作を選局回路26によって行わせる。
【0015】 尚、前記各実施例では、緩衡用フィルタをバッファ1に設けていたが、これに 限らずバッファ2又はバッファ3に設けて構成してもよい。
【0016】
以上のように本考案によれば電源オン時に、唯一緩衡用フィルタの挿入されて いるバッファ回路を選択するように切換スイッチを制御しているので、全てのバ ッファに緩衡フィルタを挿入しなくても1つの緩衡フィルタがあれば電源立上が り時にバッファより発生する雑音を防止することができる。また、回路が簡単化 され小形化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回路図。
【図2】図1の要部詳細を表す回路図。
【図3】本考案の他の実施例を示す回路図。
【図4】一般的な信号切換回路の一例を示す回路図。
【図5】図4の回路に従来の雑音防止対策を施した回路
図。
図。
1,2,3…バッファ 4…切換スイッチ 6,26…選局回路 21…電源オン検
出回路 35,36,40…トランジスタ 39…ツェナ−ダ
イオ−ド 41…抵抗 42…コンデンサ 50…電源回路
出回路 35,36,40…トランジスタ 39…ツェナ−ダ
イオ−ド 41…抵抗 42…コンデンサ 50…電源回路
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の音声信号系に各別に挿入されたバ
ッファ回路を介して入力される音声信号のうち、特定の
音声信号系を選局回路の制御信号に基づいて選択する音
声信号切換回路において、前記複数のバッファ回路の出
力のうちいずれかを選択して出力する信号切換スイッチ
と、前記複数のバッファ回路のうちいずれか1つのバッ
ファ回路の電源に挿入された緩衡用フィルタと、電源ス
イッチの立ち上がりを検出するとともに該立ち上がりか
ら電源が確立するまでの期間中、前記緩衡用フィルタの
挿入されているバッファ回路出力を選択する制御信号
を、前記信号切換スイッチに発する電源オン検出回路と
を備えたことを特徴とする音声信号切換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9077591U JPH0543693U (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 音声信号切換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9077591U JPH0543693U (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 音声信号切換回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543693U true JPH0543693U (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=14007982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9077591U Withdrawn JPH0543693U (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 音声信号切換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0543693U (ja) |
-
1991
- 1991-11-06 JP JP9077591U patent/JPH0543693U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960208 |