JPH0543527Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0543527Y2
JPH0543527Y2 JP11906890U JP11906890U JPH0543527Y2 JP H0543527 Y2 JPH0543527 Y2 JP H0543527Y2 JP 11906890 U JP11906890 U JP 11906890U JP 11906890 U JP11906890 U JP 11906890U JP H0543527 Y2 JPH0543527 Y2 JP H0543527Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
resistor
state driver
state
sine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11906890U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0475420U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11906890U priority Critical patent/JPH0543527Y2/ja
Publication of JPH0475420U publication Critical patent/JPH0475420U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0543527Y2 publication Critical patent/JPH0543527Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、正弦波に近似した階段波を発生さ
せ、これを低域濾波して正弦波を出力するサイン
コンバータに関する。
[従来の技術] 従来から、デジタル制御方式によるサインバー
タが知られている。サインバータは、例えばテレ
メータ装置のデータ伝送用変調回路に用いられて
いる。
第3図には、一従例に係るサインバータの回路
構成が示されている。この図に示されるサインバ
ータは、制御回路10、オープンコレクタドライ
バB11〜B18、抵抗R11〜R19及びロー
パスフイルタ12から構成されている。オープン
コレクタドライバB11〜B18は、制御回路1
0から供給される信号によりそれぞれ異なるタイ
ミングでオンされる。この信号の周波数は、出力
すべき正弦波の16倍の周波数である。
オープンコレクタドライバB11〜B18の出
力端にはそれぞれ抵抗R11〜R18が接続され
ており、抵抗R11〜R18の一端は集合結線さ
れている。この集合結線点は抵抗R19の一端に
接続されている。また、抵抗R19は、電源V1
に接続されている。従つて、いずれかのオープン
コレクタドライバBi(i=11〜18)がオンされる
と、これに対応する抵抗Riが抵抗R19と接続
され、電源V1の電圧が、抵抗Ri及びR19に
より分圧される。
更に、オープンコレクタドライバB11〜B1
8は、その後段に接続される抵抗R11〜R18
の抵抗値に応じて所定順序で巡回的にオンされ
る。
この制御は、抵抗R19及び抵抗Riによる電
源VIの電圧の分圧値が正弦波に近似した段階波
形となるよう実行される。
この様にして得られる階段波形は、ローパスフ
イルタ12に供給される。ローパスフイルタ12
は、分圧によつて得られる階段波形を低域濾波
し、その低域成分である正弦波を出力する。
この様に、従来においては、直流電源V1の電
圧を分圧して8階調の階段波形を発生させ、更に
これを低域濾波して正弦波を得ることが可能であ
つた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来においては、例えば8階調
の階段波形を得ようとする場合、8個のオープン
コレクタドライバ及びこれに対応する抵抗が必要
とされていた。この結果、デイジタル回路のLSI
化において、LSIの信号端子数が多くなり高価格
化し、更にLSI化の際に信号端子数が多いため設
計の自由度も制限されるという問題点が生じてい
た。
本考案は、このような問題を解決することを課
題としてなされたものであり、LSIの信号端子数
を減少させて製造コストを低減させ、更に設計の
自由度を増大させる事が可能なサインコンバータ
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この様な目的を達成するために、本考案は、制
御回路の制御対象となるドライバをスリーステー
トドライバとし、このスリーステートドライバに
よつて抵抗を駆動して階段波を発生させることを
特徴とする。
[作用] 本考案においては、制御回路によつてスリース
テートドライバが制御され、これにより所定階調
の階段波が発生する。この時に、スリーステート
ドライバは高レベル出力、低レベル出力、開放出
力の3様に用いることが出来る。従つて、オープ
ンコレクタドライバを用いた場合に比べ駆動され
る抵抗の個数が減少する。
[実施例] 以下、本考案の好適な実施例について図面に基
づいて説明する。なお、第3図に示される従来例
と同様の構成には同一の符号を付し説明を省略す
る。
第1図には、本考案の一実施例に係るサイコン
バータの構成が示されている。
この実施例は、制御回路10、スリーステート
ドライバB1〜B4、抵抗R1〜R6及びローパ
スフイルタ12から構成されている。スリーステ
ートドライバB1〜B4の入力端及び制御端は制
御回路10に接続され、スリーステートドライバ
B1〜B4の出力端には抵抗R1〜R4が接続さ
れている。抵抗R1〜R4の一端は集合結線され
ており、この集合結線点は抵抗R5及びR6の接
続点に接続されている。抵抗R5の一端は接地さ
れており、抵抗R6の一端は電源V1に接続され
ている。更に、抵抗R5及びR6の接続点はロー
パスフイルタ12に接続されている。また、抵抗
R5及びR6は同じ抵抗値である。抵抗R1〜R
4の値は、抵抗R5及びR6と組み合わせ電圧V
1を分圧した時に正弦波の各部電圧にそれぞれ近
似した値となるよう、設定されている。
第2図には、この実施例における階段波発生の
動作が示されている。
この実施例においては、正弦波発生の動作の開
始前において、制御回路10からスリーステート
ドイラバB1〜B4に供給される信号が全てオフ
される。従つて、この状態では、ローパスフイル
タ12に供給される電圧は抵抗R5及びR6によ
り電圧V1を分圧した電圧である。前述のように
抵抗R5とR6は等しい抵抗値であり、従つて、
ローパスフイルタ12に供給される電圧はV1/
2である。
正弦波発生の動作を開始した後は、制御回路1
0は、B1〜B4の入力端に8パルス毎に反転す
る信号を出力する。すなわち、制御回路10は、
ローパスフイル12から出力すべき正弦波の16倍
の周波数を有するパルスを発生させ、このパルス
の8個毎(正弦波の半周期毎)にB1〜B4への
入力(第1図におけるX)を反転する。
スリーステートドライバB1〜B4の入力端に
正極性の信号が供給されている場合、スリーステ
ートドライバB1〜B4の出力は正の電位とな
る。この時、例えば、スリーステートドライバB
1がオンしているならば、抵抗R1,R5及びR
6によりスリーステートドライバB1の出力電圧
及び電圧V1が分圧され、ローパスフイルタ12
にはV1/2から見て正の方向にバイアスされた
電圧が入力される。
逆に、スリーステートドライバB1〜B4への
入力電圧が負の場合には、ローパスフイルタ12
の入力電圧は負の方向にバイアスされた電圧とな
る。
この実施例においては、制御回路10において
発生する制御パルスが、スリーステートドライバ
B1〜B4に往復循環的に供給される。すなわ
ち、出力される正弦波の位相が0〜2π/16に対
応する期間においてはスリーステートドライバB
1がオンされ、続く2π/16〜4π/16の期間には
スリーステートドライバB2がオンされ、という
ように、スリーステートドライバB1〜B4が順
にオンされる。スリーステートドライバB4がオ
ンされると、今度は逆に、スリーステートドライ
バB4からB1に向かう順に、スリーステートド
ライバB1〜B4が順次オンされる。従つて、ス
リーステートドライバB1〜B4は、制御回路1
0において発生する制御パルスで8パルス毎に一
往復してオンされる。
この結果、第2図の最下段に示されるように、
8階調の階段波が発生する。この電圧は、抵抗R
5とR6の接続点での電圧であり、ローパスフイ
ルタ12に入力される。ローパスフイルタ12
は、この階段波の基本波成分(制御パルスの1/16
倍の周波数の正弦波)を出力する。
この様に、本実施例においては、従来に比べ少
ない駆動信号で抵抗を駆動して同等の正弦波を発
生させることができる。例えば、第3図に示され
る従来例においてはオープンコレクタドライバ8
個で抵抗を駆動していたが、この実施例において
は、スリーステートドライバ4個で抵抗を駆動し
ている。従つて、デイジタル回路のLSI化で信号
端子数を減少させることができ、製造コストが低
価格化する。更にまた、設計時において、端子数
について制限が緩和され、設計における自由度が
向上する。
なお、本実施例においては、8階調の階段数を
発生させていたが、本考案は階調数には何ら制限
がない。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、階段波
を発生させるために必要な素子の個数が低減し、
装置構成の簡易化及び低価格化を実現できる。更
に、設計の際における自由度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係るサインコン
バータの構成を示す回路図、第2図は、この実施
例の動作を示すタイミングチヤート図、第3図
は、一従来例に係るサインコンバータの構成を示
す回路図である。 10……制御回路、12……ローパスフイル
タ、B1,B2,B3,B4……スリーステート
ドライバ、R1,R2,R6……抵抗、V1……
直流電源の電圧。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 制御パルスに応じてオンする所定個数のスリー
    ステートドライバと、 それぞれ異なる抵抗値を有し、一端がそれぞれ
    各スリーステートドライバの出力側に接続され、
    他端が集合結線される所定個数の分圧抵抗と、 一端が分圧抵抗の集合結線点に、他端が直流電
    源に接続され、自己の抵抗値及びオンしているス
    リーステートドライバに係る分圧抵抗の抵抗値に
    より直流電源の電圧を分圧するプルアツプ抵抗
    と、 各スリーステートドライバに対応した制御パル
    スを含む所定個数の信号を所定のタイミングで発
    生させ、これらの信号をそれぞれスリーステート
    ドライバに供給することにより、分圧抵抗及びプ
    ルアツプ抵抗により分圧して得られる電圧が正弦
    波に近似した段階波となるよう所定順序でスリー
    ステートドライバをオンさせる制御回路と、 前記階段波を低減濾波して正弦波の電圧を出力
    するローパスフイルタと、 を有することを特徴とするサインコンバータ。
JP11906890U 1990-11-13 1990-11-13 Expired - Lifetime JPH0543527Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11906890U JPH0543527Y2 (ja) 1990-11-13 1990-11-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11906890U JPH0543527Y2 (ja) 1990-11-13 1990-11-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0475420U JPH0475420U (ja) 1992-07-01
JPH0543527Y2 true JPH0543527Y2 (ja) 1993-11-02

Family

ID=31867049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11906890U Expired - Lifetime JPH0543527Y2 (ja) 1990-11-13 1990-11-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0543527Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0475420U (ja) 1992-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4330751A (en) Programmable frequency and duty cycle tone signal generator
KR970704264A (ko) 집적된 테스트 및 컨트롤을 갖는 디지탈 펄스폭 변조기
JPH0543527Y2 (ja)
KR100373466B1 (ko) D/a변환기
JPH07114556B2 (ja) 電動機、電動機等に供される電流制御装置あるいはこれらに使用される演算装置、あるいはこれらの装置を具備する装置
JPH0219021A (ja) ディジタルパルス幅変調回路
JPH06217554A (ja) パルス幅変調によりインバータを制御する装置及び方法
US4713622A (en) Multiple state tone generator
JP2590458B2 (ja) デイジタルサ−ボ制御方法
JP2674648B2 (ja) パルス幅変調信号発生装置
JPH02155458A (ja) 昇圧回路
SU1674002A1 (ru) Преобразователь экстремумов периодического сигнала в посто нное напр жение
JPH0728947Y2 (ja) 圧電素子の駆動装置
SU1513441A1 (ru) Многофункциональный логический модуль
GB2332310A (en) Stepper motor controller
JPH0219018A (ja) パルス発生回路
JPS6246212Y2 (ja)
JP2592472Y2 (ja) ワイパモータ制御回路
JPH0447553B2 (ja)
SU785891A1 (ru) Имитатор радиосигналов
KR0152915B1 (ko) 아이리스 회로
JP2001069008A (ja) デジタルアナログ変換装置
JPH02142376A (ja) 幅変調データーリミット回路
JPS6334658B2 (ja)
SU1669066A1 (ru) Устройство дл управлени непосредственным преобразователем частоты