JPH0543508Y2 - - Google Patents

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JPH0543508Y2
JPH0543508Y2 JP1988131352U JP13135288U JPH0543508Y2 JP H0543508 Y2 JPH0543508 Y2 JP H0543508Y2 JP 1988131352 U JP1988131352 U JP 1988131352U JP 13135288 U JP13135288 U JP 13135288U JP H0543508 Y2 JPH0543508 Y2 JP H0543508Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、電気回路、回路構成機器等のシー
ルドケースの改良に関する。
〈従来の技術〉 従来のシールドケースには、第7図及び第8図
に示すように、枠体1の上下面を上部カバー2、
下部カバー3で覆つた略直方体形状のものがあ
る。枠体1は4側面を有する枠状のもので、その
外周面の上端部と下端部とに凸部4,5を設けて
ある。その凸部4,5に上部カバー2、下部カバ
ー3の縁部に設けた舌片状部2a,3aが係合す
るようにこれを屈曲形成してある。このシールド
ケース6は図示のように凸部4,5に舌片状部2
a,3aの屈曲形成された部分が弾性的に圧接係
合しており、枠体1に対して上部カバー2、下部
カバー3を脱着可能である。
〈考案が解決しようとする課題〉 前記従来のシールドケース6は、上部カバー2
の舌片状部2a及び下部カバー3の舌片状部3a
と枠体1の凸部4,5との係合により枠体1にカ
バー2,3を取付けたものであるから、枠体1に
は凸部4,5又はこれに代る凹部を設ける必要が
あつた。
この考案はシールドケースのコスト低減を目的
とするものであり、このために枠体に従来必要で
あつた凸部又はこれに代る凹部を設けないでよい
ものとすることを課題とする。
〈課題を解決するための手段〉 この考案の手段は、金属製の枠体の上下部を金
属製の上部カバーと下部カバーで覆つてあり、そ
の枠体の外側面のなす平面形状が上下を反転させ
ても同一形状であるようなシールドケースにおい
て、枠体に装着された状態の上部カバー及び下部
カバーが、前記平面形状に対応する形状を有し枠
体の上部及び下部を覆う夫々のカバー本体部と、
その夫々のカバー本体部の縁部から枠体の外側面
に略沿つて伸延し上部カバー及び下部カバー相互
間で互いに内外に重なり合つて圧接係合するよう
に設けた多数の圧接片とからなり、これら夫々の
圧接片がその重なり部に前記圧接係合の係合部を
形成され、平面形状で前記係合部の各々が一つの
中心線に対し対称な位置にあつて、その対称な両
側係合部が前記圧接片の内外の重なり具合を互い
に逆にされており、上部カバーと下部カバーとが
同一形状であることを特徴とする。
〈作用〉 この考案の手段によれば、上部カバーと下部カ
バーとが同一形状であることから、共用部品とな
り、上部カバーと下部カバーとを枠体に装着した
とき夫々の圧接片が上部カバーと下部カバーとの
間を結合するように係合するものであるから、枠
体にカバーを装着状態に保持するための凸部又は
凹部を枠体に設けなくてもよい。また、多数の圧
接片は互いに係合するものの間で夫々に少なくと
も1点が接触するから多点接触となり、シールド
性に問題はない。
〈実施例〉 第1実施例を第1図乃至第3図に示す。図にお
いて、11は枠体、12は上部カバー、13は下
部カバーであり、いずれも金属板からプレス成形
されている。
枠体11は、平面形状が長方形であり、同じ高
さの4側面14,15,16,17(17は図に
現われない)を有する。この枠体11内には例え
ばプリント基板18が設置される。
上部カバー12、下部カバー13は同一形状で
あり、夫々枠体11の平面形状に対応する長方形
の上部カバー本体部19、下部カバー本体部20
と、その夫々の縁部から枠体11の4側面14,
15,16,17に沿う方向に伸延形成された多
数の上圧接片21、下圧接片22とからなり、上
下の圧接片21と22とが内外に重なる状態で互
いに係合するようになつている。その係合状態は
第1図及び第2図に見られるように、内側の圧接
片の外方へ凸な凸部23と外側の圧接片の内方へ
凸な凸部24とが互いに係合している。この上圧
接片21と下圧接片22との係合は上部カバー1
2と下部バー13とが同一形状となるために、上
圧接片21と下圧接片22との内外の重なりが次
の関係にある。すなわち、第1図におけるシール
ドケースの長手方向の中間でケースを2分する
面、つまりA−A線を含み上部カバー12の上面
に直角な面に対し、両側で対称位置にある上下圧
接片21,22の内外位置関係が全て逆である。
第1図において左側短辺の上圧接片21が外側に
あり下圧接片22が内側にあり、これに対し右側
短辺の上圧接片21が内側にあり下圧接片22が
外側にあり、手前側長辺の左半分の上圧接片21
が内側に下圧設片22が外側に、右半分の上圧接
片21が外側に下圧接片22が内側にあり、後側
長辺の左半分の上圧接片21が外側に下圧接片2
2が内側に、右半分の上圧接片21が内側に下圧
接片22が外側にある。これによつて、例えば上
部カバー12をA−A線を中心に上下が逆になる
ように反転させてみると、下部カバー13と同じ
形状なることがわかる。
なお、第2図に示すように、上部カバー12、
下部カバー13の内側寸法mは枠体11の外幅l
に板厚tを加えた寸法となる。
また、組立操作は第3図に示す状態から、内側
に位置すべき圧接片を枠体11の外側面に沿わせ
て夫々矢印の方向に滑らせると、第2図に示す状
態となる。分解操作はこれと逆である。
第2実施例を第4図に示す。第1実施例と異な
る点は、上下の圧接片21,22の内外の重なり
具合である。図から明らかなように、その重なり
具合は隣り合うものが交互に逆になつている。こ
のような構成であつても、シールドケースの長手
方向の中間でケースを2分する面に対し、両側で
対称位置にある上下圧接片21,22の内外位置
関係が全て逆となる。従つて、例えば上部カバー
12aの上下を反転させると下部カバー13aと
同じ形状となるものである。このほかの第1図と
同等部分は同一図面符号で示して説明を省略す
る。
第3実施例を第5図及び第6図に示す。この実
施例は、第1実施例における上下圧接片21,2
2の係合が外方へ凸な凸部23と内方へ凸な凸部
24とによるものであつた点を、上下圧接21
a,22aの内側のものに設けた外方へ凸な円形
凸部23aとこれに係合するように外側のものに
設けた円孔24aとによるものとした点で異な
り、このほかは同じである。なお、組立及び分解
操作も第1実施例と略同様に行うことができる。
図中12bは上部カバー、13bは下部カバーで
あり、第1実施例と同じ部分は同一図面符号で示
す。
第1、第2、第3実施例は、いずれも枠体の外
側面のなす平面形状が長方形のものを示したが、
正方形や円形であつても実施できる。このほかに
も中心軸線に対して反転させて同一形状となるも
のであればよい。なお、正方形の場合は対角線を
中心軸線としてもよい。
〈考案の効果〉 この考案によれば、シールドケースを枠体と上
下のカバーで構成する場合に、上部カバーと下部
カバーの夫々の圧接片が互いに係合するようにす
ると共に上部カバーと下部カバーとを同一形状と
したから、従来のこの種のシールドケースと較べ
て、枠体に係合部を設けない分だけコストを低減
できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例の斜視図、第2
図は第1図のA−A線を含む上部カバー上面に直
角な面に沿う断面の矢視図、第3図は第2図と同
じ断面の異なる状態の断面図、第4図は第2実施
例の斜視図、第5図は第3実施例の正面図、第6
図は第5図のB−B断面図、第7図は従来のシー
ルドケースの1例を示す正面図、第8図は第7図
の断面正面図である。 11……枠体、12,12a,12b,12c
……上部カバー、13,13a,13b,13c
……下部カバー、14,15,16……枠体の外
側面、19……上部カバー本体部、20……下部
カバー本体部、21,21a……上圧接片、2
2,22a……下圧接片、23,24……凸部、
23a……円形凸部、24a……円孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外側面のなす平面形状が上下を反転させても同
    一形状であり一定の高さを有する金属製の枠体
    と、この枠体の上下部を覆う金属製の上部カバー
    及び下部カバーとからなるシールドケースにおい
    て、前記枠体に装着された状態の上部カバー及び
    下部カバーが、前記平面形状に対応する形状を有
    し枠体の上部及び下部を覆う夫々のカバー本体部
    と、その夫々のカバー本体部の縁部から枠体の外
    側面に略沿つて伸延し上部カバー及び下部カバー
    相互間で互いに内外に重なり合つて圧接係合する
    ように設けた多数の圧接片とからなり、これら
    夫々の圧接片がその重なり部に前記圧接係合の係
    合部を形成され、平面形状で前記係合部の各々が
    一つの中心線に対し対称な位置にあつて、その対
    称な両側係合部が前記圧接片の内外の重なり具合
    を互いに逆にされており、上部カバーと下部カバ
    ーとが同一形状であることを特徴とするシールド
    ケース。
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