JPH0543454Y2 - - Google Patents

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JPH0543454Y2
JPH0543454Y2 JP1986052769U JP5276986U JPH0543454Y2 JP H0543454 Y2 JPH0543454 Y2 JP H0543454Y2 JP 1986052769 U JP1986052769 U JP 1986052769U JP 5276986 U JP5276986 U JP 5276986U JP H0543454 Y2 JPH0543454 Y2 JP H0543454Y2
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JP
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magnetic core
split
core
groove
fixing band
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は信号ラインフイルタに関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術 デイジタル機器間を接続する信号線ケーブルか
ら発生する不要輻射雑音を防止する手段の一つに
はフエライトコアにすべての信号線のインダクタ
ンスが互いに結合するように巻線を施す方法が有
効であることが知られている。
しかし、実際上、電子装置の設計段階ではあら
かじめノイズ対策を施しておくことが困難である
ため、従来はノイズ障害の応急対策用として第4
図に示すように円環形状の閉塞状フエライトコア
や第5図に示すEI形状のフエライトコアに直接、
信号線を巻回してフイルタを構成していた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 第4図のように円環状閉塞磁芯1を用いる場合
は、信号ケーブルを巻回する際、信号ケーブルを
接続しているコネクタを取り外して巻かなければ
ならず、信号線の数がふえるに従い、取付け作業
の工数が増大するという欠点がある。また第5図
のEI型の磁芯2を用いる場合には円環状磁芯に
比べ形状が大きくなるという欠点がある。さらに
第6図のように分割型円環形状磁芯7を用いる場
合は、信号線6を磁芯に巻線した後、コアを接合
するために巻線した信号線を挟んで接着テープ1
3等で磁芯を接合する必要がある。この作業が困
難であり、作業に熟練を要していた。なお上記図
面中11はコアの中心軸、3はコアホルダ、4は
ボビン、5は信号ケーブル、6はコネクタを示
す。そこで、本考案は、信号ケーブルに磁芯を容
易に取り付けることができる信号ラインフイルタ
用磁芯を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は上述の問題点を解決するため、信号ケ
ーブルが同相に巻回される分割型環状磁芯の外周
に溝を設け、該溝に緩衝材を挿んで前記分割され
た磁芯を、両端に互いに係合する係合部を有する
接合用固定バンドで取り巻き緊締固定してなるこ
とを特徴とする信号ラインフイルタである。
(ホ) 作用 磁芯を分割した状態で巻線し、その後分割した
2個の磁芯を接合し固定バンドでしめ付け固定す
る。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案の1実施例を示す外観斜視図で
ある。分割型環状磁芯は8−1,8−2よりな
り、その外表面に巻線の通る磁芯の中央孔11の
軸と直交する溝12を設ける。この溝の中に緩衝
材を接着等ではりつけ、その上に分割された磁芯
を接合するための固定バンドを乗せて引き回し分
割されている磁芯を強く引き締めて固定する。第
2図は緩衝材10の上に配置された固定バンド9
を示し、両端に互いに係合する係合部9a,9b
を有する。固定バンド9は、実際の第3図の如く
磁芯の外周をとり巻いて固定される。第3図は本
考案によるフイルタ回路の構成図を示し、複数の
信号ケーブルを一括して同相に巻回した後、分割
型磁芯8−1,8−2に巻線したケーブル5を挟
んで閉磁路を形成するように磁芯を突き合わせ、
固定バンド9で前記磁芯8−1,8−2を締めつ
け係合部9aに係合部9bの先端を挿入し係合さ
せて接合する。
固定バンド9をあらかじめコアの外筒表面の溝
にはめ込んでおけば、信号ケーブルを巻線した後
でも、両端の係合部を係合させることで、容易に
コアを接合固定できる。
(ト) 考案の効果 以上のように本考案によれば、電子装置に接続
したまま信号ケーブルのコネクタ6を取り外すこ
となく、磁芯を信号ケーブル5に巻き付けること
が可能で、巻線後コアの突き合わせ作業が容易
で、巻き付けた信号ケーブルを傷つけたり、分割
型磁芯自体が割れることを防ぐとともに、この分
割型磁芯のずれや突き合わせ面にギヤツプが開く
ことを防止することができる優れた安価小型のノ
イズ対策用信号ラインフイルタを実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による信号ラインフイルタの外
観図、第2図は固定バンドの外観図、第3図は本
考案による実施例を示す外観図、第4図は従来の
信号ラインフイルタ用閉塞状円環状磁芯の外観
図、第5図は従来の信号ラインフイルタ用EI形
磁芯の外観図、第6図は従来の分割円環状磁芯の
一実施例を示す外観図である。 1……閉塞状円環状磁芯、2……EI形磁芯、
3……コアホルダー、4……ボビン、5……信号
ケーブル、6……コネクタ、7……従来の分割円
環状磁芯、8……本考案による分割円環状磁芯、
8−1,8−2……分割円環状磁芯の片側、9…
…固定バンド、9a,9b……係合部、10……
緩衝材、11……磁芯の中央孔軸、12……固定
バンド用の溝、13……接着テープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 信号ケーブルが同相に巻回される分割型環状磁
    芯の外周に溝を設け、該溝に緩衝材を挿んで前記
    分割された磁芯を、両端に互いに係合する係合部
    を有する接合用固定バンドで取り巻き緊締固定し
    てなることを特徴とする信号ラインフイルタ。
JP1986052769U 1986-04-10 1986-04-10 Expired - Lifetime JPH0543454Y2 (ja)

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JP1986052769U JPH0543454Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10

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JPS62166606U JPS62166606U (ja) 1987-10-22
JPH0543454Y2 true JPH0543454Y2 (ja) 1993-11-02

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JPH0542573Y2 (ja) * 1988-03-22 1993-10-27
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WO2017026235A1 (ja) * 2015-08-10 2017-02-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 磁性体コアの固定構造
JP6607400B2 (ja) 2015-08-10 2019-11-20 株式会社オートネットワーク技術研究所 磁性体コアの固定構造

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JPS5346537B2 (ja) * 1973-10-30 1978-12-14

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