JPH0543440Y2 - - Google Patents

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JPH0543440Y2
JPH0543440Y2 JP1989003473U JP347389U JPH0543440Y2 JP H0543440 Y2 JPH0543440 Y2 JP H0543440Y2 JP 1989003473 U JP1989003473 U JP 1989003473U JP 347389 U JP347389 U JP 347389U JP H0543440 Y2 JPH0543440 Y2 JP H0543440Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば核磁気共鳴撮像装置における
操作コンソールに関するものである。
X線断層撮像装置(以下、単にCT装置)や核
磁気共鳴撮像装置(以下、単にNMR装置)は、
被検患者が載せられる可動の検査テーブルと、ガ
ントリ又は走査マグネツトと、操作コンソール等
からなる。
この種の装置は、一般に検査ケーブルとガント
リ又は走査マグネツトとは、一体に組み合わされ
て放射線や磁気的にシールドされた検査室に設置
される。他方、操作コンソールはガラス窓で仕切
られた隣りの操作室の壁際に離設され、オペレー
タがガラス窓を通して被検患者を監視しながら操
作するように構成される。
[従来の技術] 第4図は、上述のCT装置やNMR装置等に使
用される従来の操作コンソールの構成説明図であ
る。
第4図において、1は床面、2はガラス窓21
を設けた壁、3と4は壁2で仕切られた検査室と
操作室である。5は操作コンソール、50はその
筐体である。筐体50はほぼ箱状に作られ、背面
51を壁2に近づけて操作室4内に配置されてい
る。52は筐体50の前面に突出した卓板、53
はキヤスタ、54は吸気口、55は排気口56の
内側に取り付けられフアンである。吸気口54と
排気口56は、それぞれ筐体50の背面51の下
と上に設けられている。また、7は筐体50内に
配置された電子部品で、ネスト(nest)57と呼
ばれる多段の引出型のケースに装着されている。
このような構成の操作コンソールにおいて、本
体装置が駆動されると、筐体50内の電子部品7
が熱を発生する。発生した熱はフアン55によつ
て、背面51の下に設けられた吸気口54から吸
い込まれた空気の流れに吸収され、温風となつて
上の排気口56から吐き出される。この空気流の
熱の吸収によつて、電子部品7が冷却されて加熱
から保護されるようになつている。
[考案が解決しようとする課題] 従来の操作コンソールの筐体50は、上記のよ
うに吸気口54と排気口56が背面51の上下に
設けられている。このため、排気口56から背面
51の外側に沿つて直接吸気口54に通じる流れ
を含む、空気流の循環回路が形成される。この循
環回路によつて、排気口56から吐き出される温
風の大部分が、図示のようにそのまま壁2に沿つ
て吸気口54から吸い込まれることになる。ま
た、電子部品は引出型のネスト57を介して筐体
50内に設けられているので、それだけ内部の空
気の流れを妨げることになる。
この結果、フアン55の冷却効率が低下して、
電子部品7の温度変化に伴うトラブルがしばしば
発生することがあつた。当然、操作室4の付近の
室温も上昇して、保管された血液などの医療材に
悪影響を与えたり、冷房効果を悪くして不経済に
なる等の問題点があつた。
本考案は上記のような種々の問題点を解決する
ためになされたもので、吸、排気口54,56を
筐体50の最適位置に設けたものである。また、
筐体50内に熱の影響を受けやすい部品順に下か
ら棚板に直接配置すると共に、空気流をスムース
にして冷却効率の高い操作コンソールを提供する
ようにしたものである。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、操作コンソールの前面に配置
された操作部と、操作コンソールの底面または前
面下部付近に配置された吸気口と、操作コンソー
ルの内部において上下方向に複数の段を構成する
通気性および放熱性を有する棚と、熱の影響を受
けやすいものを下側とし熱の影響を受けにくいも
のを上側として前記棚に順次収容された操作コン
ソールの構成要素と、操作コンソールの背面上部
付近に配置された排気口と、前記吸気口から前記
構成要素を冷却するための空気を取り入れ前記排
気口から熱を持つた空気を排出する吸気排気手段
とを備える操作コンソールが構成されている。
[作用] フアンが回転すると、操作室の床面上の冷たい
空気が吸気口から筐体内に吸い込まれて、先ず最
初に熱に最も弱い電子部品を冷却する。この空気
流は中段付近の電子部品を冷やして、最上段に進
んで熱に殆ど影響されない部品の所を通過し、筐
体の背面上部から斜め上に向かつて器外に排出さ
れる。器外に排出された排気は対流作用によつ
て、操作室の天井付近で冷却されてから、対向室
壁に沿つて床面に降下して再び吸気口に還流す
る。
[考案の実施例] 第1図は本考案実施例の原理的説明図で、第4
図と同じ符号のものは同一の部材であるので、再
説明を省略する。
ただし、本考案では図示のように、吸気口54
が筐体50の底面61に設けられている。また、
排気口56は、筐体50の背面51の上部に上向
きに傾斜して形成されている。図に示された62
は、排気口56から排出される排気を斜め上方に
案内するための案内板で、排気口56から出た排
気が吸気口54に直接回り込むのを防止する。
そして、第1図に示す操作コンソールの筐体5
0では、フアン55によつて床面1の空気が底面
61の吸気口54から内部に吸い込まれ、内部を
通つて電子部品7を冷却して背面51上部の傾斜
した排気口56から上方に向かつて排出される。
ここで本考案では、特に筐体50の内部で冷却
される電子部品7の配置について、次に述べるよ
うに特別な配慮がなされている。
第2図は本考案の電子部品の配置状態を示す説
明図で、Aは正面図、Bは側面図、第3図は本考
案の操作コンソールのレイアウトを示す説明図
で、実施例ではNMR装置の操作コンソールが例
示されている。
第2図のA,Bにおいて、63は筐体50の内
部を上、中、下の3段に区画する棚板、71,7
2,73は各棚板63に取り付けられた電子部品
である。棚板63には、好ましくは通気性と放熱
性のある網状の金属からなる板材等が適する。ま
た、電子部品71〜73は、出力特性等の温度勾
配の強弱、即ち温度の影響度別に3段階に分類さ
れている。そして、最も影響度の強いトランジス
タなどの回路部品71を装着したボード類を最下
段に配置し、次の温度の影響を受けやすいハード
デイスクやDC電源等の電子部品72が2段目の
棚板63に取り付けられる。更に、最上段の棚板
63には、殆ど温度に影響を受けない電子部品類
73が設けられている。
64はエアーフイルタ、65はエアーフイルタ
64の近くに設けられた複数の吸気フアン、66
は卓板52の上面に配置されキーボード等を備え
た操作パネルである。エアーフイルタ64は、底
面61の全面で構成された吸気口54の内側に配
置されている。60は筐体50の上部に取り付け
られたCRTである。
このような構成の操作コンソール5の室内のレ
イアウトが、第3図に示されている。
第3図の8と9は検査室3内に設置された走査
マグネツトと検査テーブル、10は操作室4に隣
り合わせでスキヤンコントローラなどの制御機器
を収容した制御室である。而して、操作コンソー
ル5は、操作室4と検査室3との間の仕切つたガ
ラス窓21の下に、筐体50の背面51を壁2に
近接させて操作室4内に設置されている。
第2図および第3図に示した構成の本考案の操
作コンソール5において、操作テーブル9の上に
被検患者が乗せられてからNMR装置が運転を開
始する。装置の運転が開始されると、被検患者を
乗せた操作テーブル9が前進を始めて患部の断層
像がCRT60上に順次映し出される。この間、
オペレータはCRT60上の断層像とガラス窓2
1の窓越しに被検患者を直接監視しながら、操作
パネル66を操作する。
一方、運転の開始に伴つて、操作コンソール5
内の吸気フアン65と排気フアン55が回転し、
内部の電子部品71〜73も発熱する。そして、
操作室4の床面1上の冷たい空気は、複数の吸気
フアン65によつて底面61のほぼ全面に設けら
れた吸気口54及びエアーフイルタ64を介して
筐体50内に吸い込まれる。
吸い込まれた冷たい空気流が第2図Bの矢印で
示すように、先ず最初に熱に最も弱いボード類等
の電子部品71を冷却する。この空気流は続いて
中段の棚板63の上の電子部品72を冷却して、
最上段の棚板63に送られる。最後に、熱に殆ど
影響されない電子部品73の所を通過してから、
温風となつた空気が筐体50の背面51の上部で
斜め上方に向かつて器外に排出される。
筐体50の外に排出された排気は対流作用によ
つて、操作室4の天井付近で冷却されてから、対
向する操作室4の壁2に沿つて床面1に降下して
吸気口54に到達する。到達した冷たい空気は再
び吸気口54から吸い込まれ、同様な内部経路を
辿つて電子部品71〜73を冷却する。このよう
にして、室4内の対流を含む長い経路の外部回路
と電子部品71〜73を合理的に配置した内部回
路とからなる空気流の循環回路によつて、筐体5
0の内部の電子部品71〜73が効果的に冷却さ
れる。
なお、上述の実施例では吸気口54を筐体50
の底面61の全面に設け、排気口56を背面51
の上部に配置した場合を図示して説明したが、吸
気口54を底面61の前面寄りの一部、又は前面
の下部に設けてもよく、要するに吸気口54と排
気口56とを筐体50の中心部に対してほぼ上下
の対称的な位置に配置したものであれば良い。ま
た、電子部品7を温度の影響度別に3段階に分類
して3段の棚板63に装着した場合で説明した
が、2段階或いは4段階以上に仕分けるようにし
てもよい。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように本考案によれば、冷
却用空気の吸気口と排気口とを、筐体の中心部に
対してほぼ上下の対称的な位置に配置した操作コ
ンソールを構成した。このような構成によつて、
冷却用空気が室内の天井や対向する壁面に沿つて
流れて、長い外部経路を辿る空気流の循環回路が
形成される。この結果、電子部品が長い外部経路
を通つた冷たい空気流に接触するので、冷却の効
率が良い。また、内部の電子部品を温度の影響度
別に複数段階に分類して、温度に弱い部品から順
に筐体内の下から配置するように構成した。した
がつて、電子部品の冷却が効果的に行われる。し
かも、ネストのような部品を廃止して、電子部品
を直接通気性の良い棚板に取り付けるように構成
したので、放熱効果が高くなると共に、部品点数
も少なくなつて装置の製作費が安価になるという
利点もある。
よつて、特に本考案をCT装置やNMR装置等
の操作コンソールに適用すれば、故障が少なく製
作費が安価な製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の原理的説明図、第2図
は本考案の電子部品の配置状態を示す説明図で、
Aは正面図、Bは側面図、第3図は本考案の操作
コンソールのレイアウトを示す説明図、第4図は
従来の操作コンソールの構成説明図である。 第1図において、1は床面、2は壁、21はガ
ラス窓、3は検査室、4は操作室、5は操作コン
ソール、50は筐体、51は背面、52は卓板、
53はキヤスタ、54は吸気口、55はフアン、
56は排気口、61は底面、7は電子部品であ
る。なお、図中同一符号は同一または相当部分を
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作コンソールの前面に配置された操作部と、
    操作コンソールの底面または前面下部付近に配置
    された吸気口と、操作コンソールの内部において
    上下方向に複数の段を構成する通気性および放熱
    性を有する棚と、熱の影響を受けやすいものを下
    側とし熱の影響を受けにくいものを上側として前
    記棚に順次収容された操作コンソールの構成要素
    と、操作コンソールの背面上部付近に配置された
    排気口と、前記吸気口から前記構成要素を冷却す
    るための空気を取り入れ前記排気口から熱を持つ
    た空気を排出する吸気排気手段とを備えることを
    特徴とする操作コンソール。
JP1989003473U 1989-01-18 1989-01-18 Expired - Lifetime JPH0543440Y2 (ja)

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JP1989003473U JPH0543440Y2 (ja) 1989-01-18 1989-01-18

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JP1989003473U JPH0543440Y2 (ja) 1989-01-18 1989-01-18

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JPH0295891U JPH0295891U (ja) 1990-07-31
JPH0543440Y2 true JPH0543440Y2 (ja) 1993-11-01

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JPS5986834U (ja) * 1982-11-30 1984-06-12 横河電機株式会社 電源装置の通停電検出回路

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