JPH0543792U - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH0543792U
JPH0543792U JP9429991U JP9429991U JPH0543792U JP H0543792 U JPH0543792 U JP H0543792U JP 9429991 U JP9429991 U JP 9429991U JP 9429991 U JP9429991 U JP 9429991U JP H0543792 U JPH0543792 U JP H0543792U
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JP
Japan
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capacitor
power supply
cooling air
partition plate
condenser
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Pending
Application number
JP9429991U
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English (en)
Inventor
清治 黒河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0543792U publication Critical patent/JPH0543792U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】効果的な冷却風の経路を形成し、温度上昇によ
るコンンデンサの寿命低下を防止する。 【構成】閉鎖箱体15の内部に仕切板16を設け、発熱体機
器2と熱的に遮蔽された部屋17を形成する。また、コン
デンサユニット18は、取付板19にコンデンサ6の端子側
の寸法が最小になるように複数個のコンデンサ6を取付
ける。このように構成したコンデンサユニット18を仕切
板16に取付け、換気口5bから吸気した冷却風を部屋17
内に流入することによってコンデンサ6を冷却する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、閉鎖箱体に発熱体機器と共にコンデンサユニットを収納した電源装 置に係り、特にコンデンサユニットの熱遮蔽構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば低リップル電源装置のような電源装置等においては、リアクトル、抵抗 等の発熱体機器やコンデンサが用いられているが、近年、このような電源装置は 、大容量化の傾向にあり、これに伴なって外形も大形化している。そこで、高密 度化によるコンパクト化が行われているが、必然的に従来より以上の冷却が要求 される。
【0003】 図4は、この種の電源装置の内部の機器配置例を示す構成図であり、1は閉鎖 箱体で、発熱体機器2およびコンデンサユニット3が前後面に配置して取付けら れている。4は閉鎖箱体1の天井部に取付けられた冷却ファンで、この冷却ファ ン4の上部の天井部には排気口(図示しない)が設けられている。5a,5bは 閉鎖箱体1の前後面に設けた換気口で、図示しない金網やフィルタ等を設けて外 部からの塵埃の侵入を防止するようにしている。
【0004】 また、図5は、図4におけるコンデンサユニット3の詳細を示す斜視図であり 、6はコンデンサで、取付足7により取付板8に複数個(同図には8個を示す) 取付けられている。このように取付けられた複数個のコンデンサ6は、それぞれ の正極端子9a,負極端子9bを導体10a,10bで接続されている。なお、取付 板8には閉鎖箱体1に取付けるボルトの貫通孔8aが設けられている。
【0005】 以上のような構成の電源装置において、冷却風は、図4に矢印11aで示すよう に主として発熱体機器2を冷却するために比較的大きい換気口5aから吸気され 、発熱体機器2を通り、冷却ファン4によって天井から外部へ排気される。また 発熱体機器2とコンデンサユニット3が熱的に遮蔽されていないので、発熱体機 器2の熱がコンデンサユニット3の部分では放熱されない状態(熱のよどみ)が 生じている。周知のようにコンデンサ6の温度上昇は、寿命の低下を招く。そこ で、これを防止するため、比較的小さい換気口5bをコンデンサユニット3の近 傍に設け、冷却風を矢印11bで示すように換気口5bから吸気させ、コンデンサ ユニット3を通り、発熱体機器2を通った冷却風と共に冷却ファン4によって天 井部から外部へ排気するようにして、コンデンサユニット3の部分に放熱されな い状態(熱のとどみ)ができないようにしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような構成において、吸気口5bの大きさやその位置 の決定が実際上難しいだけでなく、発熱体機器2とコンデンサユニット3の間の 冷却風の経路が形成されていないため、冷却風量がコントロールできず、効果的 な冷却が行われない。したがって、温度上昇によるコンデンサ6の寿命を低下さ せる欠点があった。
【0007】 本考案は、上記欠点を解消すべくなされたもので、効果的な冷却風の経路を形 成し、温度上昇によるコンデンサの寿命低下を防止できる電源装置を提供するこ とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、閉鎖箱体に発熱体機器と複数のコンデンサより成るコンデンサユニ ットを収納し、外部から吸気した冷却風を流通させて冷却するようにした電源装 置において、閉鎖箱体には、内部に発熱体機器とは熱的に遮蔽した空間を形成す る仕切板を設け、コンデンサユニットは、前記コンデンサの主体部が空間内に配 置されるように取付板を介して仕切板に装着するようにしたものである。
【0009】
【作用】
コンデンサユニットを構成するコンデンサの主体部が発熱体機器から熱的に遮 蔽され、また、このコンデンサの主体部が配置される空間には発熱体機器側と分 離された冷却風の経路が形成されるので、コンデンサは効果的に冷却され、温度 上昇による寿命低下を防止することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を説明する。図1は、本考案の一実施例を示す構成図 である。なお、上述した従来の構成と同一部分には同符号を付し、重複した説明 を省略する。図1において、15は閉鎖箱体で、内部に仕切板16を設け、この仕切 板16によって発熱体機器2と熱的に遮蔽された部屋17を設けている以外は、略々 上述した従来の閉鎖箱体1と同様の構成としている。仕切板16には、上部に換気 口5cが設けられ、中間部にコンデンサユニット18の前面部分が貫通できる開口 部とコンデンサユニット18を取付けるためのボルトの貫通孔(何れも図示しない )が設けられている。ただし、換気口5cには、上述した換気口5a,5bのよ うに防塵用の金網やフィルタ等は不要で、むしろ冷却風の流通抵抗をできるだけ 小さくすることが望ましい。なお、必要に応じ、換気口5cへ冷却風が流れ易く するため適宜形状の整風板を設けてもよい。
【0011】 上記したコンデンサユニット18は、図2に示すように取付板19に、コンデンサ 6の正極端子9a,負極端子9b側の寸法が最小になるように複数個(同図には 8個を示す)のコンデンサ6を取付ける。取付板19は、図3に示すようにコンデ ンサ6のケースサイズに合った貫通孔19aと、この貫通孔19aの周囲に取付足7 を貫通するボルトの貫通孔19bとを、コンデンサ6の取付け個数(同図には8個 を示す)分設け、角部にコンデンサユニット18として仕切板16に取付けるボルト の貫通孔19cを設けている。このような構成によるコンデンサユニットを、端子 側が、発熱体機器2側となるように仕切板16に取付ける。
【0012】 次ぎに、以上のように構成された実施例の作用を説明する。換気口5aから吸 気された冷却風は、上述した従来の電源装置と同様矢印11aで示すように発熱体 機器2を通り、冷却ファン4を介して排気される。一方、換気口5bから吸気さ れた冷却風は、矢印11bで示すように部屋18内を下部側から上昇し、コンデンサ ユニット18を通りながら各コンデンサ6を冷却し、換気口5cを通り、冷却ファ ン4を介して発熱体機器2側の冷却風と共に天井部から排気される。このように コンデンサ6は、主体部が発熱体機器2や導体10a,10b等の発熱部と熱的に遮 蔽され、かつ冷却風11bが冷却風11aと分離された経路を流れるので、発熱体機 器2や導体10a,10b等からの熱の影響を受けず、効果的に冷却される。また、 換気口5bまたは5cの開口を調整することにより、適量の風量が容易に決定で きる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、閉鎖箱内に発熱体機器と熱的遮蔽した部 屋を設け、この部屋内にコンデンサの主体部を配置し、発熱体機器側と分離した 冷却風を流通するようにしているので、コンデンサが効果的に冷却されてその温 度上昇を低く抑えることができ、温度上昇によるコンデンサの寿命低下を防止す る電源装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す構成図。
【図2】本考案の一実施例に用いるコンデンサユニット
の斜視図。
【図3】図2に示すコンデンサユニットに用いる取付板
の斜視図。
【図4】従来の電源装置の構成図。
【図5】従来の電源装置に用いるコンデンサユニットの
斜視図。
【符号の説明】
2…発熱体機器、4…冷却ファン、5a,5b,5c…
換気口、6…コンデンサ、10a,10b…導体、15…閉鎖
箱体、16…仕切板、17…部屋、18…コンデンサユニッ
ト、19…取付板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉鎖箱体に発熱体機器と複数のコンデン
    サより成るコンデンサユニットを収納し、外部から吸気
    した冷却風を流通させて冷却するようにした電源装置に
    おいて、前記閉鎖箱体には、内部に前記発熱体機器と熱
    的に遮蔽した空間を形成する仕切板を設け、前記コンデ
    ンサユニットは、前記コンデンサの主体部が前記空間内
    に配置されるように取付板を介して前記仕切板に装着す
    るようにしたことを特徴とする電源装置。
JP9429991U 1991-11-18 1991-11-18 電源装置 Pending JPH0543792U (ja)

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JP9429991U JPH0543792U (ja) 1991-11-18 1991-11-18 電源装置

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JP9429991U JPH0543792U (ja) 1991-11-18 1991-11-18 電源装置

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JPH0543792U true JPH0543792U (ja) 1993-06-11

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ID=14106394

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JP9429991U Pending JPH0543792U (ja) 1991-11-18 1991-11-18 電源装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002369547A (ja) * 2001-06-01 2002-12-20 Toshiba Corp 電力変換装置
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JP2016217986A (ja) * 2015-05-25 2016-12-22 三菱電機株式会社 延命装置、診断方法、及びプログラム

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