JPH069606Y2 - Mr患者クーリング装置 - Google Patents

Mr患者クーリング装置

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JPH069606Y2
JPH069606Y2 JP1988156358U JP15635888U JPH069606Y2 JP H069606 Y2 JPH069606 Y2 JP H069606Y2 JP 1988156358 U JP1988156358 U JP 1988156358U JP 15635888 U JP15635888 U JP 15635888U JP H069606 Y2 JPH069606 Y2 JP H069606Y2
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JP
Japan
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magnet
opening
duct
patient
space inside
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988156358U
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English (en)
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JPH0277001U (ja
Inventor
良 高橋
重臣 内田
Original Assignee
横河メディカルシステム株式会社
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Publication date
Application filed by 横河メディカルシステム株式会社 filed Critical 横河メディカルシステム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、筒状のマグネットのクレードル進入側に位置
する第1の開口から該マグネット内の空間に患者が送り
込まれるMR装置(核磁気共鳴画像診断装置)におけ
る、マグネット内の空間の環境を改善するMR患者クー
リング装置に関する。
(従来の技術) MR装置の筒状のマグネットの開口はX線CTのガント
リの開口よりも狭く、その奥行きが深くなっている。更
に、マグネットの内部にはコイルが設けられているの
で、このコイルから発生する熱がマグネット内の空間に
こもりやすい。
そこで従来は、マグネット内の空間の環境を改善するた
めに、マグネット内の空間の上部にダクトを引き込み、
このダクトに複数の穴を穿設し、この穴から冷風を吹き
出して、マグネット内の空間に送り込まれた患者の回り
の環境の改善を図るようにしている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、このような構成のMR装置においては、ただで
さえ狭い開口がダクトによってより狭くなり、患者に圧
迫感を与える問題点がある。又、径の大きなダクトは使
えないので、圧損が大きく風量が取れないために、冷却
容量の制限があるという問題点もある。更に、前記問題
点を解決しようとして、大容量のブロアを使用すれば、
ダクト内、冷風の出口、ブロア自体からの騒音が大きく
なるという問題点もある。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
は、患者に圧迫感を与えず、冷却効果が大きく、低騒音
のMR患者クーリング装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決する本考案は、筒状のマグネットのクレ
ードル進入側に位置する第1の開口から該マグネット内
の空間に患者が送り込まれるMR装置における、前記マ
グネット内の空間の環境を改善するMR患者クーリング
装置において、前記マグネットのクレードル進入側とは
反対側に位置する第2の開口の近くにクーリングユニッ
トを設け、該クーリングユニットの冷風放出用のダクト
を、前記第2の開口の近傍であって前記マグネット内の
空間外の位置に配置し、且つ該ダクトを前記第2の開口
に向けて開口させ、該ダクトから、前記第2の開口を介
して前記マグネット内の空間に入り前記第1の開口を経
て外に抜け出る冷風を吹き出させるように構成したこと
を特徴とするものである。
(作用) 本考案のMR患者クーリング装置において、マグネット
のクレードル進入側とは反対側に位置する第2の開口の
近傍であってマグネット内の空間外の位置にあり、且つ
第2の開口に向けて開口されたクーリングユニットの冷
風放出用のダクトから、冷風が吹き出され、この冷風
は、第2の開口を介してマグネット内の空間に入り第1
の開口を経て外に抜け出る。
(実施例) 次に図面を用いて本考案の実施例を説明する。図は本考
案の一実施例を示す構成図である。
図において、1はMR装置の両端に開口を有した筒状の
マグネットで、クレードル6進入側に第1の開口を有
し、クレードル6進入側とは反対側には第2の開口2を
有している。3はクレードル6を上下方向に移動可能に
支えるテーブルで、このテーブル3には、水平方向に移
動可能なクレードル6が設けられている。これにより、
クレードル6上の患者4を所定の高さに保持しつつマグ
ネット1内の空間に送り込むことができる。7はマグネ
ット1内の空間の下部に設けられたブリッジで、患者4
をマグネット1内の空間に送り込む際にクレードル6を
案内する。
8はマグネット1の第2の開口2の近くに設けられたク
ーリングユニット、9はクーリングユニット8のオン/
オフを行なうスイッチ、10はクーリングユニット8か
ら生成される冷風をマグネット1の第2の開口2方向に
向けて放出するダクトである。このダクト10は、マグ
ネット1のクレードル6進入側とは反対側に位置する第
2の開口2の近傍であってマグネット1内の空間外の位
置にあり、且つ第2の開口2に向けて開口されている。
このダクト10から吹き出される冷風の一部はマグネッ
ト1の開口の上部に当たり、他の冷風はダイレクトに開
口2の内部へダイレクトに放出されるように、設定され
ている。
上記構成によれば、従来例のように狭い開口がダクトに
よってより狭くなることがないので、患者に圧迫感を与
えることがない。又、径の大きなダクトを使えるので、
冷却容量の制限がなく、大きなクーリング装置が使え
る。更に、騒音発生源が患者位置より離れているので、
患者に対する騒音も少なくなる。大口径のダクトが使え
るので、圧損が少なくなり、送風源であるブロアが小型
のものでよくなる。これは騒音の低減にも寄与する。マ
グネット内の勾配コイル冷却用ブロア装置と同居できる
ので、コスト面、設置スペース、設置工数のすべての面
について有利となる。マグネット1とは独立しているの
で、いろいろなタイプのマグネットに対し用いることが
き、製造管理、コストの面で有利となる。吹き出される
冷風の一部はマグネット1の開口の上部に当たり、他の
冷風はダイレクトに開口2の内部へダイレクトに放出さ
れるように設定されているので、患者4に対して冷風が
複雑に反射、撹拌されて当たるため、自然の風に近く優
しい風になる。
尚、本考案は上記実施例に限るものではない。例えばク
ーリングユニット8内のブロアはシロッコ形、扇風機形
でも良いし、ダクトの形状も限定するものではない。更
に、ダクト10の出口に風量、風向調整のための装置を
付加することもできる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、マグネットのクレ
ードル進入側とは反対側に位置する第2の開口の近くに
クーリングユニットを設け、該クーリングユニットの冷
風放出用のダクトを、第2の開口の近傍であってマグネ
ット内の空間外の位置に配置し、且つ該ダクトを第2の
開口に向けて開口させ、冷風を該ダクトから吹き出させ
るように構成したことにより、マグネットの開口がダク
トによってより狭くなることがなく、又、大口径のダク
トを使え、送風源であるブロアも小型のもので足り、従
って、患者に圧迫感を与えず、冷却効果が大きく、低騒
音のMR患者クーリング装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す構成図である。 図において、 1……マグネット、2……開口 3……テーブル、4……患者 6……クレードル、7……ブリッジ 8……クーリングユニット 9……スイッチ、10……ダクト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のマグネットのクレードル進入側に位
    置する第1の開口から該マグネット内の空間に患者が送
    り込まれるMR装置における、前記マグネット内の空間
    の環境を改善するMR患者クーリング装置において、 前記マグネットのクレードル進入側とは反対側に位置す
    る第2の開口の近くにクーリングユニットを設け、該ク
    ーリングユニットの冷風放出用のダクトを、前記第2の
    開口の近傍であって前記マグネット内の空間外の位置に
    配置し、且つ該ダクトを前記第2の開口に向けて開口さ
    せ、該ダクトから、前記第2の開口を介して前記マグネ
    ット内の空間に入り前記第1の開口を経て外に抜け出る
    冷風を吹き出させるように構成したことを特徴とするM
    R患者クーリング装置。
JP1988156358U 1988-11-30 1988-11-30 Mr患者クーリング装置 Expired - Lifetime JPH069606Y2 (ja)

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JP1988156358U JPH069606Y2 (ja) 1988-11-30 1988-11-30 Mr患者クーリング装置

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JPH0277001U JPH0277001U (ja) 1990-06-13
JPH069606Y2 true JPH069606Y2 (ja) 1994-03-16

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ID=31434828

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5431180B2 (ja) * 2010-01-18 2014-03-05 株式会社東芝 磁気共鳴画像診断装置
CN106535758B (zh) * 2014-04-04 2020-06-19 皮耶尔弗朗切斯科·帕沃尼 用于治疗或成像的包括天线组件的出入门或台架

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6311142A (ja) * 1986-07-02 1988-01-18 株式会社日立製作所 核磁気共鳴診断装置

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JPH0277001U (ja) 1990-06-13

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