JP3594948B2 - Mriシステム - Google Patents

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JP3594948B2
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勇二 井上
克美 芹沢
修 古田
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ジーイー横河メディカルシステム株式会社
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、MRIシステムに関し、さらに詳しくは、マグネットアセンブリ内の患者をマグネットアセンブリの外から直視可能なMRIシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、従来のMRI装置のマグネットアセンブリの一例の外観斜視図である。
このマグネットアセンブリ71は、下側のベースヨークカバー72aと柱ヨークカバー73a,73bと上側のベースヨークカバー72bとからなるエンクロージャに囲まれて、筒状に構成されている。なお、エンクロージャでの覆いは、マグネットアセンブリの断熱対策などのために行なわれる。
また、Aは、台Bと寝台スライド部Cとからなるテーブルである。テーブルA上に乗せられた患者は、寝台スライド部Bを移動させることにより、前記MRI装置のマグネットアセンブリ71の筒の中に入る。
【0003】
図8は、上記マグネットアセンブリ71の磁気回路構成部分の斜視図であり、また、図9はその正面図、図10はその上面図である。
下側のベースヨーク22aと上側のベースヨーク22bとを4本の柱ヨーク83a,83b,83c,83dで支えるように接続している。また、上下ベースヨークの対向面にそれぞれ永久磁石28a,28bを固設し、その永久磁石28a,28bの対向面にそれぞれ整磁板29a,29bを固設している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のMRI装置のマグネットアセンブリ71では、柱ヨークが4本あり、そのうち柱ヨーク83a,83bを柱ヨークカバー73aで、また、柱ヨーク83c,83dを柱ヨークカバー73bで覆っている。
このため、オペレータは、マグネットアセンブリ内にいる患者を、マグネットアセンブリ外から直視しずらい問題点がある。また、ポジショニング,患者固定などを行ないにくい問題点がある。さらに、閉じ込められているような不安な感じを患者が持つ問題点がある。
そこで、この発明の目的は、ポジショニングなどを容易に行なえ、不安感を患者に与えないとともに、マグネットアセンブリ内の患者をマグネットアセンブリ外から直視することができるMRIシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明のMRIシステムは、上下に対向して設けられたベースヨーク、及び、該ベースヨークを周縁で支える2本の柱からなる柱ヨークを有するヨーク手段と、前記上下のベースヨークの対向面にそれぞれ対向して設けられた永久磁石とを備えたMRI装置が撮影室の内に配置され、前記MRI装置を操作するオペレータコンソールが前記撮影室の外に配置されており、 前記オペレータコンソール付近にいるオペレータが前記撮影室の窓を介して前記MRI装置の磁場中心付近を見ることができるように、前記MRI装置及び前記オペレータコンソールが配置されていることを特徴とするものである。
上記構成において、2本の柱ヨークを四角柱とするのが好ましい。また、上側のベースヨークに補助プレートヨークを取り付けるのが好ましい。
【0006】
この発明のMRIシステムでは、ベースヨークを周縁で支える柱ヨークは、磁場中心に対称な位置に設けた2本の柱のみからなる。
このため、エンクロージャの柱ヨークカバーが囲む側面の部分が少なくすることができ、側面の死角を少なくし、視野を広げることが出来る。また、ポジショニング,患者固定などを行ない易くなる。さらに、患者に不安感を与えなくなる。
また、2本の柱ヨークを四角柱とすると、円柱や楕円柱とするよりもマグネットアセンブリの外形を小さくすることが出来る。さらに、ベースヨークに補助プレートヨークを取り付けると、ヨーク全体を厚くして必要な中心磁界を得るよりもマグネットアセンブリの重量を軽くすることが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す実施例によりこの発明をさらに詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定されるものではない。
図1は、この発明の一実施例のMRI装置のマグネットアセンブリを示す外観斜視図である。
このマグネットアセンブリ1は、下側のベースヨークカバー2aと柱ヨークカバー3a,3bと上側のベースヨークカバー2bとからなるエンクロージャに囲まれて、筒状に構成されている。なお、エンクロージャでの覆いは、マグネットアセンブリの断熱対策などのために行なわれる。
また、Aは、台Bと寝台スライド部Cとからなるテーブルである。テーブルA上に乗せられた患者は、寝台スライド部Bを移動させることにより、前記MRI装置のマグネットアセンブリ1の筒の中に入る。
【0008】
図2は、上記マグネットアセンブリ1の磁気回路構成部分の斜視図であり、また、図3はその上面図、図4はその正面図である。
下側のベースヨーク22aと上側のベースヨーク22bとを2本の四角柱の柱ヨーク23a,23bで支えるように接続している。また、上下ベースヨークの対向面にそれぞれ永久磁石28a,28bを固設し、その永久磁石28a,28bの対向面にそれぞれ整磁板29a,29bを固設している。
【0009】
27a,27bは、ベースヨーク22bの上面の柱ヨーク23a,柱ヨーク23b付近に取付けた補助プレートヨークである。27c,27dは、ベースヨーク22aの下面の柱ヨーク23a,柱ヨーク23b付近に取付けた補助プレートヨークである。これら各補助プレートヨーク27a,27b,27c,27dを、磁束の集中する各柱ヨーク付近に取付けることにより、ヨーク全体を厚くしなくても、中心磁界の磁界強度を上げることが出来る。
以上のマグネットアセンブリ1によれば、マグネットアセンブリ1外からマグネットアセンブリ1内の患者を直接観察することが出来る。また、ポジショニング,患者固定などを行ない易くなる。さらに、患者に不安感を与えなくなる。患者も医師を見ることが出来るので、安心する。
【0010】
図5に、上記マグネットアセンブリ1の撮影室への配置例を示す。
Dは、MRユニットである。Eは、ペネトレーション・パネルである。Fは、オペレータコンソールである。Gは、窓である。Hは、マルチフォーマットカメラである。Iは、ドアである。Jは、撮影室である。
この配置例では、マグネットアセンブリ1とテーブルAとで構成されるユニットを、オペレータコンソールF,窓Gなどに対して平行に配置している。
また、マグネットアセンブリ1の柱ヨークカバー3bを、オペレータコンソールF側から見て右側に配置しているので、その左側に空間ができる。
以上の構成の配置例では、マグネットアセンブリ1の中の患者をマグネットアセンブリ1の側面から直視できる。
【0011】
図6に、上記マグネットアセンブリ1の撮影室への別の配置例を示す。なお、図5と同様のものには、同じ符号をつける。
この配置例では、マグネットアセンブリ1とテーブルAとで構成されるユニットを、オペレータコンソールF,窓Gなどに対して斜めに配置している。
また、マグネットアセンブリ1の柱ヨークカバー3aを、オペレータコンソールF側から見て右側に配置しているので、その左側に空間ができる。
以上の構成の配置例では、マグネットアセンブリ1の中の患者をマグネットアセンブリ1の斜め側面から直視できる。
【0012】
【発明の効果】
この発明のMRIシステムによれば、マグネットアセンブリ内の患者を外から容易に直視できる。また、患者をマグネットアセンブリにセッティングし易くなる。さらに、マグネットアセンブリ内にいる患者に、開放感,安心感を与えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のMRI装置のマグネットアセンブリを示す外観斜視図である。
【図2】図1のマグネットアセンブリの磁気回路構成部分の斜視図である。
【図3】図1のマグネットアセンブリの磁気回路構成部分の上面図である。
【図4】図1のマグネットアセンブリの磁気回路構成部分の正面図である。
【図5】図1のマグネットアセンブリの配置の例示図である。
【図6】図1のマグネットアセンブリの配置の別の例示図である。
【図7】従来のMRI装置のマグネットアセンブリを示す外観斜視図である。
【図8】図7のマグネットアセンブリの磁気回路構成部分の斜視図である。
【図9】図7のマグネットアセンブリの磁気回路構成部分の正面図である。
【図10】図7のマグネットアセンブリの磁気回路構成部分の上面図である。
【符号の説明】
1 マグネットアセンブリ
2a 下側のベースヨークカバー
2b 上側のベースヨークカバー
3a 柱ヨークカバー
3b 柱ヨークカバー
22a 下側のベースヨーク
22b 上側のベースヨーク
23a,23b 柱ヨーク
27a,27b,27c,27d 補助プレートヨーク
28a,28b 永久磁石
29a,29b 整磁板

Claims (1)

  1. 上下に対向して設けられたベースヨーク、該ベースヨークを周縁で支える2本の柱からなる柱ヨーク、及び、上側の該ベースヨークの上側又は下側の該ベースヨークの下側であって該柱ヨークからの投影面を含む領域に設けられた補助プレートヨークを有するヨーク手段と、前記上下のベースヨークの対向面にそれぞれ対向して設けられた永久磁石とを備えたMRI装置が撮影室の内に配置され、
    前記MRI装置を操作するオペレータコンソールが前記撮影室の外に配置されており、
    前記オペレータコンソール付近にいるオペレータが前記撮影室の窓を介して前記MRI装置の磁場中心付近を見ることができるように、前記MRI装置及び前記オペレータコンソールが配置されていることを特徴とするMRIシステム。
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