JPH0723927A - Mri装置のマグネットアセンブリ - Google Patents

Mri装置のマグネットアセンブリ

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JPH0723927A
JPH0723927A JP5171681A JP17168193A JPH0723927A JP H0723927 A JPH0723927 A JP H0723927A JP 5171681 A JP5171681 A JP 5171681A JP 17168193 A JP17168193 A JP 17168193A JP H0723927 A JPH0723927 A JP H0723927A
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JP
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magnet assembly
yoke
yokes
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column
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JP5171681A
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Yuji Inoue
勇二 井上
Katsumi Serizawa
克美 芹沢
Osamu Furuta
修 古田
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GE Yokogawa Medical System Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マグネットアセンブリ内の患者をマグネット
アセンブリの外から直視できるようにする。 【構成】 上下に対向して設けるベースヨーク22a,
22bを2本の柱ヨーク23a,23bで支えることを
特徴とするMRI装置のマグネットアセンブリ1。 【効果】 マグネットアセンブリ内の患者をマグネット
アセンブリの外から容易に直視できる。マグネットアセ
ンブリ内に患者をセッティングし易くなる。マグネット
アセンブリ内にいる患者に開放感,安心感を与えること
が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MRI装置のマグネ
ットアセンブリに関し、さらに詳しくは、マグネットア
センブリ内の患者をマグネットアセンブリの外から直視
可能なMRI装置のマグネットアセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のMRI装置のマグネット
アセンブリの一例の外観斜視図である。このマグネット
アセンブリ71は、下側のベースヨークカバー72aと
柱ヨークカバー73a,73bと上側のベースヨークカ
バー72bとからなるエンクロージャに囲まれて、筒状
に構成されている。なお、エンクロージャでの覆いは、
マグネットアセンブリの断熱対策などのために行なわれ
る。また、Aは、台Bと寝台スライド部Cとからなるテ
ーブルである。テーブルA上に乗せられた患者は、寝台
スライド部Bを移動させることにより、前記MRI装置
のマグネットアセンブリ71の筒の中に入る。
【0003】図8は、上記マグネットアセンブリ71の
磁気回路構成部分の斜視図であり、また、図9はその正
面図、図10はその上面図である。下側のベースヨーク
22aと上側のベースヨーク22bとを4本の柱ヨーク
83a,83b,83c,83dで支えるように接続し
ている。また、上下ベースヨークの対向面にそれぞれ永
久磁石28a,28bを固設し、その永久磁石28a,
28bの対向面にそれぞれ整磁板29a,29bを固設
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のMRI装置
のマグネットアセンブリ71では、柱ヨークが4本あ
り、そのうち柱ヨーク83a,83bを柱ヨークカバー
73aで、また、柱ヨーク83c,83dを柱ヨークカ
バー73bで覆っている。このため、オペレータは、マ
グネットアセンブリ内にいる患者を、マグネットアセン
ブリ外から直視しずらい問題点がある。また、ポジショ
ニング,患者固定などを行ないにくい問題点がある。さ
らに、閉じ込められているような不安な感じを患者が持
つ問題点がある。そこで、この発明の目的は、マグネッ
トアセンブリ内の患者をマグネットアセンブリ外から直
視することができ、ポジショニングなどを容易に行な
え、不安感を患者に与えないMRI装置のマグネットア
センブリを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のMRI装置の
マグネットアセンブリは、上下に対向して設けるベース
ヨークと、前記ベースヨークを周縁で支える柱ヨーク
と、前記上下のベースヨークの対向面にそれぞれ対向し
て設ける永久磁石と、前記ベースヨークと前記柱ヨーク
と前記永久磁石とを覆うエンクロージャとを有するMR
I装置のマグネットアセンブリにおいて、前記柱ヨーク
が、磁場中心に対称な位置に設けた2本の柱からなるこ
とを構成上の特徴とするものである。上記構成におい
て、2本の柱ヨークを四角柱とするのが好ましい。ま
た、上側のベースヨークに補助プレートヨークを取り付
けるのが好ましい。
【0006】
【作用】この発明のMRI装置のマグネットアセンブリ
では、ベースヨークを周縁で支える柱ヨークは、磁場中
心に対称な位置に設けた2本の柱のみからなる。このた
め、エンクロージャの柱ヨークカバーが囲む側面の部分
が少なくすることができ、側面の死角を少なくし、視野
を広げることが出来る。また、ポジショニング,患者固
定などを行ない易くなる。さらに、患者に不安感を与え
なくなる。また、2本の柱ヨークを四角柱とすると、円
柱や楕円柱とするよりもマグネットアセンブリの外形を
小さくすることが出来る。さらに、ベースヨークに補助
プレートヨークを取り付けると、ヨーク全体を厚くして
必要な中心磁界を得るよりもマグネットアセンブリの重
量を軽くすることが出来る。
【0007】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。図1は、この発明の一実施例のMR
I装置のマグネットアセンブリを示す外観斜視図であ
る。このマグネットアセンブリ1は、下側のベースヨー
クカバー2aと柱ヨークカバー3a,3bと上側のベー
スヨークカバー2bとからなるエンクロージャに囲まれ
て、筒状に構成されている。なお、エンクロージャでの
覆いは、マグネットアセンブリの断熱対策などのために
行なわれる。また、Aは、台Bと寝台スライド部Cとか
らなるテーブルである。テーブルA上に乗せられた患者
は、寝台スライド部Bを移動させることにより、前記M
RI装置のマグネットアセンブリ1の筒の中に入る。
【0008】図2は、上記マグネットアセンブリ1の磁
気回路構成部分の斜視図であり、また、図3はその上面
図、図4はその正面図である。下側のベースヨーク22
aと上側のベースヨーク22bとを2本の四角柱の柱ヨ
ーク23a,23bで支えるように接続している。ま
た、上下ベースヨークの対向面にそれぞれ永久磁石28
a,28bを固設し、その永久磁石28a,28bの対
向面にそれぞれ整磁板29a,29bを固設している。
【0009】27a,27bは、ベースヨーク22bの
上面の柱ヨーク23a,柱ヨーク23b付近に取付けた
補助プレートヨークである。27c,27dは、ベース
ヨーク22aの下面の柱ヨーク23a,柱ヨーク23b
付近に取付けた補助プレートヨークである。これら各補
助プレートヨーク27a,27b,27c,27dを、
磁束の集中する各柱ヨーク付近に取付けることにより、
ヨーク全体を厚くしなくても、中心磁界の磁界強度を上
げることが出来る。以上のマグネットアセンブリ1によ
れば、マグネットアセンブリ1外からマグネットアセン
ブリ1内の患者を直接観察することが出来る。また、ポ
ジショニング,患者固定などを行ない易くなる。さら
に、患者に不安感を与えなくなる。患者も医師を見るこ
とが出来るので、安心する。
【0010】図5に、上記マグネットアセンブリ1の撮
影室への配置例を示す。Dは、MRユニットである。E
は、ペネトレーション・パネルである。Fは、オペレー
タコンソールである。Gは、窓である。Hは、マルチフ
ォーマットカメラである。Iは、ドアである。Jは、撮
影室である。この配置例では、マグネットアセンブリ1
とテーブルAとで構成されるユニットを、オペレータコ
ンソールF,窓Gなどに対して平行に配置している。ま
た、マグネットアセンブリ1の柱ヨークカバー3bを、
オペレータコンソールF側から見て右側に配置している
ので、その左側に空間ができる。以上の構成の配置例で
は、マグネットアセンブリ1の中の患者をマグネットア
センブリ1の側面から直視できる。
【0011】図6に、上記マグネットアセンブリ1の撮
影室への別の配置例を示す。なお、図5と同様のものに
は、同じ符号をつける。この配置例では、マグネットア
センブリ1とテーブルAとで構成されるユニットを、オ
ペレータコンソールF,窓Gなどに対して斜めに配置し
ている。また、マグネットアセンブリ1の柱ヨークカバ
ー3aを、オペレータコンソールF側から見て右側に配
置しているので、その左側に空間ができる。以上の構成
の配置例では、マグネットアセンブリ1の中の患者をマ
グネットアセンブリ1の斜め側面から直視できる。
【0012】
【発明の効果】この発明のMRI装置のマグネットアセ
ンブリによれば、マグネットアセンブリ内の患者を外か
ら容易に直視できる。また、患者をマグネットアセンブ
リにセッティングし易くなる。さらに、マグネットアセ
ンブリ内にいる患者に、開放感,安心感を与えることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のMRI装置のマグネット
アセンブリを示す外観斜視図である。
【図2】図1のマグネットアセンブリの磁気回路構成部
分の斜視図である。
【図3】図1のマグネットアセンブリの磁気回路構成部
分の上面図である。
【図4】図1のマグネットアセンブリの磁気回路構成部
分の正面図である。
【図5】図1のマグネットアセンブリの配置の例示図で
ある。
【図6】図1のマグネットアセンブリの配置の別の例示
図である。
【図7】従来のMRI装置のマグネットアセンブリを示
す外観斜視図である。
【図8】図7のマグネットアセンブリの磁気回路構成部
分の斜視図である。
【図9】図7のマグネットアセンブリの磁気回路構成部
分の正面図である。
【図10】図7のマグネットアセンブリの磁気回路構成
部分の上面図である。
【符号の説明】
1 マグネットアセ
ンブリ 2a 下側のベースヨ
ークカバー 2b 上側のベースヨ
ークカバー 3a 柱ヨークカバー 3b 柱ヨークカバー 22a 下側のベースヨ
ーク 22b 上側のベースヨ
ーク 23a,23b 柱ヨーク 27a,27b,27c,27d 補助プレートヨ
ーク 28a,28b 永久磁石 29a,29b 整磁板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に対向して設けるベースヨークと、
    前記ベースヨークを周縁で支える柱ヨークと、前記上下
    のベースヨークの対向面にそれぞれ対向して設ける永久
    磁石と、前記ベースヨークと前記柱ヨークと前記永久磁
    石とを覆うエンクロージャとを有するMRI装置のマグ
    ネットアセンブリにおいて、前記柱ヨークが、磁場中心
    に対称な位置に設けた2本の柱からなることを特徴とす
    るMRI装置のマグネットアセンブリ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のMRI装置のマグネッ
    トアセンブリにおいて、2本の柱ヨークを四角柱とした
    ことを特徴とするMRI装置のマグネットアセンブリ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれかに記
    載のMRI装置のマグネットアセンブリにおいて、上側
    のベースヨークに補助プレートヨークを取り付けたこと
    を特徴とするMRI装置のマグネットアセンブリ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001074243A1 (fr) * 2000-04-03 2001-10-11 Hitachi Medical Corporation Aimant supraconducteur et appareil d'imagerie par resonance magnetique qui comprend ledit aimant
WO2007007630A1 (ja) * 2005-07-08 2007-01-18 Hitachi Medical Corporation 磁気共鳴イメージング装置

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