JPH0543438U - スイツチ - Google Patents

スイツチ

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Publication number
JPH0543438U
JPH0543438U JP9904691U JP9904691U JPH0543438U JP H0543438 U JPH0543438 U JP H0543438U JP 9904691 U JP9904691 U JP 9904691U JP 9904691 U JP9904691 U JP 9904691U JP H0543438 U JPH0543438 U JP H0543438U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
small
switch
switches
pressed
contacts
Prior art date
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Pending
Application number
JP9904691U
Other languages
English (en)
Inventor
秀夫 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Anritsu Corp filed Critical Anritsu Corp
Priority to JP9904691U priority Critical patent/JPH0543438U/ja
Publication of JPH0543438U publication Critical patent/JPH0543438U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接点間の移動距離が小さく小型に構成でき、
十分なクリック感が得られ、耐久性にも優れたスイッチ
を提供する。 【構成】 被操縦体を操縦する際に押下される操作シー
ト14上の操作項目範囲内には、各々独立して一挙動で
動作する二個の小型スイッチ1,2が近接配置されてい
る。操作シート14の押下に伴って操作される各小型ス
イッチ1,2の押し釦部11の両側面には、固定接点6
の配設されたステム3の各小突起8に遊嵌される切欠き
穴13が形成されている。この切欠き穴13のスイッチ
の高さ方向に対する小突起8との幅差H3は、固定接点
6に対する可動接点をなす板バネ9の移動距離を規制し
ている。実際の操作にあたっては、各小型スイッチ1,
2が押下されていない状態を含め、小型スイッチ1,2
の何れかあるいは両方を押下することにより、4つの状
態に切り換え制御される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば被操縦体をなすクレーン等の産業用機械を遠隔操縦する際の 無線式リモートコントロール装置に適用され、被操縦体を一つのスイッチで段階 的に切り換えて操縦するスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば被操縦体としてクレーン等の産業用機械を遠隔操縦する場合、操縦者が 操作器に配設されたスイッチを手動操作して無線により被操縦体の移動制御を行 っている。
【0003】 ところで、この種の産業用機械の速度を段階的に、例えば低速と高速に可変し て制御する場合、操作パネル面を有効利用して効率的に操作が行えるように、一 つのスイッチで低速と高速の段階的な切り換えが行えるようになっている。 このような段階的な切り換えが行えるスイッチとしては、図3に示すものが知 られている。
【0004】 このスイッチはゴム等により椀状に形成された弾性部材21の内壁面の中央に 第1の可動接点22が配設され、第1の可動接点22よりも低い位置における弾 性部材21の内壁面に第2の可動接点23が配設され、弾性部材21は各可動接 点22,23と対応する位置に第1の固定接点24および第2の固定接点25が 配設された基板26に取り付けられた状態で上板27との間に固定され、上板2 7のガイド壁27aに沿って弾性部材21の中心を上方から押圧する押し釦28 が配設されており、押し釦28を押動操作することにより、各可動接点22,2 3と各固定接点24,25との間が接触して導通が図られるように構成されてい る。
【0005】 すなわち、このスイッチでは、押し釦28をガイド壁27aに沿って軽く押圧 すると、まず、第1の可動接点22が第1の固定接点24と接触し、被操縦体は 例えば低速で制御される。そして、押し釦28をガイド壁27aに沿ってさらに 深く押し込むと、第2の可動接点23が第2の固定接点25と接触し、被操縦体 は例えば高速に切り換えられて制御されるようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、被操縦体の操縦に際して、操縦者はスイッチに対する指の接触位置 とクリック感により実際の操作を行っている。しかしながら、上述した従来のス イッチは、段階的な切り換えを行うために、可動接点22,23の配設高さが異 なり高さ方向に移動距離を取るので、スイッチ自身の高さが高くなって大型化す るだけでなく、指で押動操作する場合に、十分なクリック感をもってスムーズな 切り換えを行うことができなかった。また、第1の可動接点22が第1の固定接 点24と接触する場合には、押し釦28を押し込み過ぎないように軽く押し込ん だ状態で保持する必要があり、動作が不安定になるおそれがあった。
【0007】 また、この種のスイッチに代わって薄いシート状のスイッチが提案されており 、このスイッチによれば、スイッチ自身の高さを低くできるが、押動操作にあた って上述した図3のスイッチと同様に十分なクリック感を得ることができなかっ た。 さらに、クリック感を得るために、可動接点22,23を有する弾性部材21 の代わりに板バネを用いたスイッチも提案されているが、長時間使用するに連れ て径年変化によりバネ圧が弱まって接触不良を招くおそれがあり、特に信頼性に 欠けていた。
【0008】 そこで、本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、接 点間の移動距離が小さく小型に構成でき、十分なクリック感が得られ、耐久性に も優れたスイッチを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、本考案によるスイッチは、被操縦体の操縦時に押下 される操作項目範囲内に、接点間の移動量が規制されて各々独立して一挙動で動 作する二個のスイッチが並設されていることを特徴としている。
【0010】
【作用】
被操縦体の操縦にあたっては、操作項目が押下される位置により、各々独立し て動作する二個の小型スイッチの何れかあるいは両方の接点間が導通する。また 、各小型スイッチは操作項目の押下により操作された際、接点間の移動量が規制 されて動作する。
【0011】
【実施例】
図1は本考案によるスイッチの一実施例を示す分解斜視図、図2(a),(b ),(c)は同スイッチによる切り換え動作を示す図である。 この実施例によるスイッチは、操縦者が被操縦体の操縦を行うにあたって、指 で押下される操作項目を示す範囲内に、例えば縦、横7mmの外形を有する二個 の小型スイッチ1,2が並設されたものである。
【0012】 各小型スイッチ1,2は本体をなすステム3が外部端子4を介してプリント基 板5上に接続されており、ステム3には中央に固定接点6が配設された円形の凹 部7が形成されている。また、ステム3の両側面には二個の小突起8,8が平行 に一体形成されている。
【0013】 凹部7内には固定接点6を覆うようにして可動接点をなす板バネ9が設けられ ており、板バネ9上にはゴム板10が取り付けられている。さらに、ステム3の 外周上部を覆うようにして押し釦部11が設けられている。この押し釦部11の 裏面中央には、押し釦部11の押下に伴ってゴム板10を押圧する棒状の操作突 起12が一体形成されている。また、押し釦部11には小突起8,8と対応した 位置に角形の切欠き穴13,13が形成されており、切欠き穴13は対応する各 小突起8に遊嵌して係止されている。
【0014】 さらに説明すると、この切欠き穴13における小型スイッチ1,2の高さ方向 の幅H1は小突起8の同方向の幅H2よりも大きく形成されており、切欠き穴1 3と小突起8の幅H1,H2の差H3が押し釦部11の移動距離を決定している 。
【0015】 そして、押し釦部11が押下されていない状態では、小突起8の下側面8aが 切欠き穴13の下側縁面13aに当接しており、押し釦部11が押下されると、 操作突起12がゴム板10を押圧して板バネ9を固定接点6と接触させて導通を 図っている。
【0016】 並設された各小型スイッチ1,2上には、可とう性を有する樹脂系の操作シー ト14が配設されている。この操作シート14の表面14aには、被操縦体の制 御状態を示す操作項目が他の操作項目と区分けされて設けられており、操作項目 として例えば速度が制御される場合には、低速、中速、高速の文字が印刷されて いる。
【0017】 次に、上記のように構成されたスイッチの動作として、被操縦体の速度を切り 換え制御する場合を例にとって説明する。 まず、両小型スイッチ1,2が押下されていない状態では、被操縦体は停止制 御されている。
【0018】 次に、図2(a)に示すように操作シート14上の操作項目の左側に印字され た低速を示す操作項目部分が指の指先部分で押下されると、この低速を示す操作 項目の直下に位置する小型スイッチ1のみが操作される。この操作により、小型 スイッチ1の押し釦部11が押下されて操作突起12がゴム板10を押圧し、板 バネ9が固定接点6と接触して導通が図られ、被操縦体は低速に制御される。
【0019】 次に、図2(b)に示すように操作シート14上の操作項目の右側に印字され た高速を示す操作項目部分が腹部分で押下されると、この高速を示す操作項目の 直下に位置する小型スイッチ2のみが操作される。この操作により、小型スイッ チ2の押し釦部11が押下されて操作突起12がゴム板10を押圧し、板バネ9 が固定接点6と接触して導通が図られ、被操縦体は高速に制御される。
【0020】 さらに、図2(c)に示すように操作シート14上の操作項目の中央に印字さ れた中速を示す操作項目部分が指先および指の腹部分で押下されると、操作項目 の下部に位置する両方の小型スイッチ1,2が同時に操作される。この操作によ り、両小型スイッチ1,2の押し釦部11が押下されて操作突起12がゴム板1 0を押圧し、板バネ9が固定接点6と接触して導通が図られ、被操縦体は中速に 制御される。
【0021】 従って、上述した実施例では、指で操作される操作項目範囲内に独立して一挙 動で動作する二個の小型スイッチ1,2を近接して並設し、各小型スイッチ1, 2のオン・オフ動作の組み合わせにより、4つの状態の段階的な切り換えを行っ ているので、図3に示す従来のように可動接点を異なる高さ位置に配設する必要 がなく、接点間の移動距離を小さくしてスイッチ全体を小型に構成することがで きる。
【0022】 また、各小型スイッチ1,2は各々独立して動作し、小突起8が遊嵌される切 欠き穴13によって接点6,9間の移動距離が規制されているので、各小型スイ ッチ1,2を操作するにあたって、十分なクリック感が得られるととこに、可動 接点をなす板バネ9にかかる負担を軽減して消耗を少なくでき、耐久性の向上が 図れる。
【0023】 ところで、上述した実施例では、操作項目として被操縦体の速度を切り換え制 御する場合を例にとって説明したが、全体として一つのスイッチで段階的な切り 換えが要求される項目であればよい。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によるスイッチは、押下される操作項目範囲内に 並設された一挙動で動作する二個のスイッチの組み合わせにより、段階的な切り 換えを行っているので、従来のように可動接点を異なる高さ位置に配設する必要 がなく、スイッチの接点間の移動距離を小さくしてスイッチ全体を小型に構成す ることができる。 また、十分な二つのスイッチは各々独立して動作し、接点間の移動量が規制さ れているので、十分なクリック感が得られるとともに、板バネの消耗が少なく耐 久性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるスイッチの一実施例を示す分解図
【図2】(a),(b),(c) 同スイッチによる切
り換え動作を示す図
【図3】従来のスイッチの一例を示す断面図
【符号の説明】
1,2…小型スイッチ、6…固定接点、8…小突起、9
…板バネ(可動接点)、11…押し釦、12…操作突
起、13…切欠き穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被操縦体の操縦時に押下される操作項目
    範囲内に、接点間の移動量が規制されて各々独立して一
    挙動で動作する二個の小型スイッチが並設されているこ
    とを特徴とするスイッチ。
JP9904691U 1991-11-06 1991-11-06 スイツチ Pending JPH0543438U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9904691U JPH0543438U (ja) 1991-11-06 1991-11-06 スイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9904691U JPH0543438U (ja) 1991-11-06 1991-11-06 スイツチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0543438U true JPH0543438U (ja) 1993-06-11

Family

ID=14236588

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JP9904691U Pending JPH0543438U (ja) 1991-11-06 1991-11-06 スイツチ

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JP (1) JPH0543438U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02291617A (ja) * 1989-04-28 1990-12-03 Fujitsu Ltd シートキーボード用多ユニットキーの構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02291617A (ja) * 1989-04-28 1990-12-03 Fujitsu Ltd シートキーボード用多ユニットキーの構造

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