JPH0543420U - カールコード - Google Patents
カールコードInfo
- Publication number
- JPH0543420U JPH0543420U JP9249791U JP9249791U JPH0543420U JP H0543420 U JPH0543420 U JP H0543420U JP 9249791 U JP9249791 U JP 9249791U JP 9249791 U JP9249791 U JP 9249791U JP H0543420 U JPH0543420 U JP H0543420U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cord
- curl
- curl cord
- cover
- bellows
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のコイル状のカールコードが交錯した場
合、1本のカールコードの間に別のカールコードが挟ま
ることがなく、絡まっても解き易いカールコードを提供
する。 【構成】 伸縮性のある素材で筒状に造られたコードカ
バー、あるいは蛇腹状に造られたコードカバーでコイル
状のカールコードを覆い、コードカバーの両端をカール
コードの入出力端とそれぞれ固定し、カールコードの伸
縮に伴い共に伸縮するコードカバーを設ける。 【効果】 複数のカールコードが交錯し、それぞれ別々
に伸縮した場合でもカールコードが互いに挟まることが
なく、絡まっても容易に解ける。
合、1本のカールコードの間に別のカールコードが挟ま
ることがなく、絡まっても解き易いカールコードを提供
する。 【構成】 伸縮性のある素材で筒状に造られたコードカ
バー、あるいは蛇腹状に造られたコードカバーでコイル
状のカールコードを覆い、コードカバーの両端をカール
コードの入出力端とそれぞれ固定し、カールコードの伸
縮に伴い共に伸縮するコードカバーを設ける。 【効果】 複数のカールコードが交錯し、それぞれ別々
に伸縮した場合でもカールコードが互いに挟まることが
なく、絡まっても容易に解ける。
Description
【0001】
本考案はコイル状に形成されたカールコードに関する。
【0002】
図4は従来のカールコードの一例を示す。図4(a)は通常状態(縮み状態) 、(b)は伸びた状態のカールコードの一部の外観斜視図である。通常、カール コードは、コードが伸縮しても緩みが少ないという利点から電話器の本体と受話 器を繋ぐコードなどに用いられ、図示のようにコードがコイル状に形成されてい る。
【0003】
従来、複数の電話器が併置された状態で同時に使用されるような場合に、複数 のカールコードが互いに交錯し、カールコードが伸縮する際に、図5に示す様に 1本のカールコードの間に別のカールコードが挟まり、絡まると解きにくい状態 が屡々生ずる欠点があった。
【0004】 本考案の目的はカールコードの間に別のカールコードが挟まることなく、たと え絡まっても解き易いカールコードを提供することにある。
【0005】
本考案の第1のカールコードは、伸縮する材料で造られ屈曲性を有する筒状を なし、カールコードを覆い、縮み状態にある時には縮み状態にある前記カールコ ードのコイルの外径よりも大きい内径と、前記カールコードの長さと同等の長さ を有し、筒状の両端がカールコードの両端とそれぞれ互いに固定されたコードカ バーを有している。
【0006】 前記のカールコードの筒状のコードカバーの素材は天然ゴムあるいは合成ゴム であることが望ましい。またコードカバーは合成繊維あるいは天然繊維の糸で伸 縮可能に筒状に編まれたものであることが望ましい。
【0007】 本考案の第2のカールコードは、伸縮し屈曲性のある蛇腹状をなし、カールコ ードを覆い、縮み状態にある時には縮み状態にある前記カールコードのコイルの 外径よりも蛇腹状の小径側の内径が大きく、前記カールコードの長さと同等の長 さを有し、蛇腹状の両端がカールコードの両端とそれぞれ互いに固定されたコー ドカバーを有している。
【0008】 前記カールコードの蛇腹状のコードカバーの素材はプラスチックあるいはゴム であることが望ましい。
【0009】
本考案の第1のカールコードでは、カールコードの伸縮に伴って、コードカバ ーも共に所定の寸法に伸縮する。また、コードカバーによって、カールコードの 伸縮するコイルが外部に現われない。
【0010】 天然ゴムあるいは合成ゴムを素材とするコードカバー、あるいは合成繊維ある いは天然繊維で伸縮可能に編まれたコードカバーはいずれも所定の寸法に伸縮す る。
【0011】 本考案の第2のカールコードも、第1のカールコードと同様に、カールコード の伸縮に伴ってコードカバーも共に所定の寸法に伸縮し、カールコードの伸縮す るコイルが外部に現われない。
【0012】 プラスチックあるいはゴムを素材とする蛇腹状コードカバーはいずれも所定の 寸法に伸縮する。
【0013】
【実施例】 以下本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0014】 図1は本考案の第1の実施例であり、(a)は通常状態(縮み状態)のカール コード、(b)は伸びた状態のカールコードを示す一部コードカバーを展開した 外観斜視図である。
【0015】 カールコード1および天然ゴムで造られたコードカバー2が、図1(a)にお いて通常状態(縮み状態)にある。図示していないが、コードカバー2の両端は カールコード1の入力側と出力側の両端とそれぞれ固定されている。カールコー ド1が伸びるとコードカバー2は天然ゴムの伸縮性によってカールコード1と共 に伸び、図1(b)に示す状態になる。コードカバー2によって1本のカールコ ードの間に別のカールコードが図5の様に挟まることがない。
【0016】 以上の実施例において、コードカバーの素材に天然ゴムを用いたが、これに限 られることなく合成ゴムの様に伸縮する素材でつくったコードカバーも実施例と 同様に本考案の目的を達成することができるのは明かである。
【0017】 図2は本考案の第2の実施例であり、(a)は通常状態(縮み状態)のカール コード、(b)は伸びた状態でのカールコードを示す一部コードカバーを展開し た外観斜視図である。
【0018】 カールコード1およびナイロン糸を同軸ケーブルのシールド外被状に編んだコ ードカバー3が、図2(a)において通常状態(縮み状態)にある。図示してい ないが、コードカバー3の両端はカールコード1の入力側と出力側の両端とそれ ぞれ固定されている。カールコード1が伸びるとコードカバー3は編んだナイロ ン糸がずれて編み目が変形することによって伸縮するため、カールコード1と共 に伸び、図2(b)に示す状態になる。コードカバー3によって1本のカールコ ードの間に別のカールコードが図5の様に挟まることがない。
【0019】 以上の第2の実施例において、コードカバーに同軸ケーブルのシールド外被状 に編んだナイロン糸を用いたが、これに限られることなくレーヨン糸あるいは木 綿糸などの天然繊維の糸などを同様に伸縮可能に編んだコードカバーも実施例と 同様に本考案の目的を達成することができるのは明かである。
【0020】 図3は本考案の第3の実施例であり、(a)は通常状態(縮み状態)のカール コード、(b)は伸びた状態でのカールコードを示す一部コードカバーを展開し た外観斜視図である。
【0021】 カールコード1およびプラスチックで造られた蛇腹状のコードカバー4が、図 3(a)において通常状態(縮み状態)にある。図示していないが、コードカバ ー4の両端はカールコード1の入力側と出力側の両端とそれぞれ固定されている 。カールコード1が伸びるとコードカバー4は蛇腹状になっているのでカールコ ード1と共に伸び、図3(b)に示す状態になる。コードカバー4によって1本 のカールコードの間に別のカールコードが図5の様に挟まることがない。
【0022】 以上の第3の実施例において、コードカバーにプラスチックで造った蛇腹状コ ードカバーを用いたが、これに限られることなくゴムでつくった蛇腹状コードカ バーなども実施例と同様に本考案の目的を達成することができるのは明かである 。
【0023】
以上の説明で明かな如く本考案の伸縮するコードカバーを有する第1および第 2のカールコードによれば、複数のカールコードが互いに交錯し、それぞれが別 々に伸縮した場合でも図5の様に1本のカールコードの間に別のカールコードが 挟まることがなく、たとえ絡まっても解き易いという効果を得ることができる。
【図1】本考案の第1の実施例であって、(a)は通常
状態(縮み状態)、(b)は伸びた状態の一部コードカ
バーを展開した外観斜視図。
状態(縮み状態)、(b)は伸びた状態の一部コードカ
バーを展開した外観斜視図。
【図2】本考案の第2の実施例であって、(a)は通常
状態(縮み状態)、(b)は伸びた状態の一部コードカ
バーを展開した外観斜視図。
状態(縮み状態)、(b)は伸びた状態の一部コードカ
バーを展開した外観斜視図。
【図3】本考案の第3の実施例であって、(a)は通常
状態(縮み状態)、(b)は伸びた状態の一部コードカ
バーを展開した外観斜視図。
状態(縮み状態)、(b)は伸びた状態の一部コードカ
バーを展開した外観斜視図。
【図4】従来のカールコードであって、(a)は通常状
態(縮み状態)、(b)は伸びた状態の一部の外観斜視
図。
態(縮み状態)、(b)は伸びた状態の一部の外観斜視
図。
【図5】絡んだカールコードの一例の一部の側面図。
1 カールコード 2 コードカバー 3 編んだコードカバー 4 蛇腹状コードカバー 11 カールコード
Claims (5)
- 【請求項1】 コイル状に形成されたカールコードにお
いて、 伸縮する素材で造られ屈曲性を有する筒状をなし、該カ
ールコードを覆い、 縮み状態にある時には縮み状態にある前記カールコード
のコイルの外径よりも大きい内径と、前記カールコード
の長さと同等の長さを有し、 筒状の両端が前記カールコードの両端とそれぞれ互いに
固定されたコードカバーを有することを特徴とするカー
ルコード。 - 【請求項2】 前記コードカバーの伸縮する素材が天然
ゴムあるいは合成ゴムである請求項1に記載のカールコ
ード。 - 【請求項3】 合成繊維あるいは天然繊維の糸を用い
て、伸縮可能に筒状に編まれた前記コードカバーを有す
る請求項1に記載のカールコード。 - 【請求項4】 コイル状に形成されたカールコードにお
いて、 伸縮し屈曲性を有する蛇腹状をなし、該カールコードを
覆い、 縮み状態にある時には縮み状態にある前記カールコード
のコイルの外径よりも大きい蛇腹状の小径側の内径と、
前記カールコードの長さと同等の長さを有し、 蛇腹状の両端が前記カールコードの両端とそれぞれ互い
に固定されたコードカバーを有することを特徴とするカ
ールコード。 - 【請求項5】 前記蛇腹状のコードカバーの素材がプラ
スチックあるいはゴムである請求項4に記載のカールコ
ード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9249791U JPH0543420U (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | カールコード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9249791U JPH0543420U (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | カールコード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543420U true JPH0543420U (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=14055943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9249791U Pending JPH0543420U (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | カールコード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0543420U (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11146438A (ja) * | 1997-11-10 | 1999-05-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 装着型無線通信装置 |
JP2000331541A (ja) * | 1999-05-24 | 2000-11-30 | Daito Special Wire Co Ltd | 伸縮自在コード |
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-
1991
- 1991-11-12 JP JP9249791U patent/JPH0543420U/ja active Pending
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