JP3002949U - ドッグトゥケーブル - Google Patents

ドッグトゥケーブル

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JP3002949U
JP3002949U JP1994005044U JP504494U JP3002949U JP 3002949 U JP3002949 U JP 3002949U JP 1994005044 U JP1994005044 U JP 1994005044U JP 504494 U JP504494 U JP 504494U JP 3002949 U JP3002949 U JP 3002949U
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dog
cable
cable body
ring
longitudinal direction
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Inventor
時敬 北条
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日興製綱株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】長手方向に伸縮でき、犬等を運動させることの
できるドッグトゥケーブルを提供する。 【構成】全長に渡り外周がビニール等の合成樹脂からな
る被覆部材に覆われた一本のワイヤーから、ケーブル本
体2と、係止部3と、把持部4とを有するものとする。
そして、ケーブル本体2を、直線状に形成した二つの接
続部21、22と、伸縮部20とからなるものとし、こ
の伸縮部20を、左方側から右方側にかけて順次同一形
状に、ワイヤーを複数回、巻回成形することによって全
体がコイル状になるように形成した複数の輪状部23…
23から構成する。又、接続部21、22を、伸縮部2
0の両端各々から略直角に折り曲げ成形することによ
り、伸縮部20の長手方向に延ばし、ケーブル本体2全
体を直線状を呈するものとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、一端側に犬等の動物を繋ぎ、動物を運動させることのできるドッ グトゥケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、犬等の動物は、布等で形成された紐状部材や、鎖等で繋がれているのが 一般的である。 しかしながら、このようなものは犬等の力で切られないように相当の引っ張り 強度を有するものになされているが、伸縮できないため、例えば犬等を運動させ る場合は、人間が紐状部材や鎖等を持って犬等と共に走らなければならない。 又、伸縮できないため、所定場所に繋いでおいた場合に、犬等が急に走りだす と伸びきった直後に犬等が衝撃力を受けることになり、犬等を傷めてしまう恐れ がある。 その一方、例えば紐状部材を予め長くしておいたのでは、犬等が動いた際に紐 状部材が絡みついたり、犬等の体に絡みついてしまう。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本願考案は、以上の実情に鑑み提案されたものでその目的とするところは、長 手方向に伸縮でき、犬等を運動させるのに適したドッグトゥケーブルを提供する ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、以下の特徴を有するドッグトゥケーブルを提供することにより上 記課題を解決する。 本願の第1のドッグトゥケーブルの考案は、長尺状のケーブル本体1と、ケー ブル本体1の一端側に配設される係止部3とを備える。 この係止部3は、犬等の動物を繋ぐ繋ぎ具5と係止できる係止手段を備えるて いる。 ケーブル本体1は、ワイヤーから構成され、適宜位置にこのケーブル本体1を 長手方向に伸縮させる伸縮部20を備える。 この伸縮部20は、長手方向に並設された複数の輪状部23…23からなる。 又、これらの輪状部23…23は、ワイヤーを順次複数回、巻回成形することに よって伸縮部20がコイル状をなすように形成される。そして、これらの輪状部 23…23によって、伸縮部20が外部からの力を受けるに伴い輪状部23…2 3が変形することによってケーブル本体1の長さが伸長し、その力の除去に伴い 伸縮部20の有する弾性力により伸長したケーブル本体1が縮んで元の状態に戻 るようになされたものである。
【0005】 本願の第2のドッグトゥケーブルの考案は、本願第1のドッグトゥケーブルの 考案に係るケーブル本体1が、伸縮部20と、接続部21、22とを備える。 接続部21、22は、ワイヤーを直線状に成形することにより形成されてなる 。この接続部21、22は、伸縮部20の端部から略直角に折り曲げ成形される ことにより伸縮部20の長手方向に沿って伸縮部20から延設される。 そして、これらの伸縮部20と接続部21、22とにより、ケーブル本体1全 体が無荷重状態で一本の直線状を呈するものとされる。
【0006】
【作用】
本願の第1のドッグトゥケーブルの考案においては、ケーブル本体1をワイヤ ーから構成し、ケーブル本体1にコイル状に形成した伸縮部20を備えているた め、犬等がケーブル本体に繋がれた状態で所定の範囲を自在に動くことができ、 従来のように人間が共に走らなくとも犬等を自身で運動させることができる。し かも、伸縮部20の伸縮によってケーブル本体1が犬等に絡んだり、ケーブルが 伸びきることに伴う衝撃力を受けるようなことを防止できる。一方、ケーブル本 体1が伸ばされると縮まろうとする弾性力がかかるため、犬等はこの弾性力を受 けることにより首が起こされ、その結果、犬等に姿勢の良い癖をつけることがで きる。
【0007】 又、本願の第2のドッグトゥケーブルの考案においては、ケーブル本体1を、 伸縮部20と、直線状に形成した接続部21、22とを備え、そして、その接続 部21、22を、伸縮部20の端部から略直角に折り曲げ成形することにより伸 縮部20の長手方向に沿って伸縮部20から延設し、ケーブル本体1全体を無荷 重状態で一本の直線状を呈するものとするため、ケーブル本体1の端部が引っ張 られるとケーブル本体1が直線状に伸び、その荷重が除かれると元の直線状に戻 すことができる。従って、伸縮部20の伸縮に際し、伸縮部20を形成する輪状 部23…23同士が絡みついてしまうようなことを防止できる。又、外観的にも 優れたものにできる。
【0008】
【実施例】
以下、図面を基に本願考案の一実施例を具体的に説明する。 図1は、本願考案のドッグトゥケーブルの一実施例の正面図である。
【0009】 この実施例におけるドッグトゥケーブル1は、長尺状のケーブル本体2と、ケ ーブル本体2の先端側に配設される係止部3と、後端側に配設される把持部4と から構成されている。そして、これらのケーブル本体2、係止部3及び把持部4 は、一本のワイヤーから構成されている。又、この実施例のワイヤーは、鋼線を 撚ることにより形成された複数のストランドを、更に撚成することにより形成さ れたワイヤー部材と、このワイヤー部材の外周に全長に渡り覆うビニール等の合 成樹脂からなる被覆部材とから構成されている。
【0010】 ケーブル本体2は、左方側及び右方側に配設される二つの接続部21、22と 、こられの接続部21、22間に配設される伸縮部20とからなる。
【0011】 伸縮部20は、左右方向に並設された複数の輪状部23…23からなる。これ らの輪状部23…23は、左方側から右方側にかけて順次同一形状に、ワイヤー を複数回、巻回成形することによって全体がコイル状になるように形成されてな る。尚、この輪状部23は、全部の輪を同一の大きさのものから構成するものに 限らず、適宜変更できる。又、この実施例では、巻回成形された輪状部23…2 3同士は、密接状態になされ、伸縮部20全体として、いわゆる密巻きコイル状 に形成されているが、輪状部23…23同士の間に多少の隙間を有した、いわゆ る粗巻きコイル状に形成しても良い。
【0012】 従って、この伸縮部20は、左右方向に引っ張られるとこの伸縮部20の輪状 部23各々の形状が変形することによって図2に示すように伸縮部20の長さが 伸長し、その結果としてケーブル本体2全体の長さが伸びる。一方、引っ張りを 止めると輪状部23各々の有する弾性力により伸長した伸縮部20が縮んでケー ブル本体2全体が図1に示す元の状態に戻る。
【0013】 接続部21、22は、略直線状に形成されている。又、これらの接続部21、 22各々は、図3に示すように伸縮部20との境界をなす部分を略直角に折り曲 げ成形することによって伸縮部20の長手方向と同方向に延ばされている。従っ て、無荷重状態でケーブル本体2全体が直線状を呈し、接続部21、22に引っ 張り荷重がかかると伸縮部20が直線状態から直線的に伸び、その荷重が除かれ ると元の直線状態に戻る。こうすることにより、伸縮部20が伸縮するに際し、 伸縮部20における輪状部23…23同士が絡みついてしまうようなことが防止 される。又、外観的にも優れた商品価値の有るものとなる。
【0014】 係止部3は、犬等の動物を繋ぐ繋ぎ具を係止するためのものであり、接続部2 1の先端側を輪状に折り曲げ成形することにより形成されている。この折り曲げ 成形は、直線状に形成された接続部21の端部を成形すれば良く、容易に行うこ とができる。
【0015】 又、この実施例では、この係止部3に首輪用係止部材5が付設されている。こ の首輪用係止部材5は、犬等の動物の繋ぎ具の一部をなすもので、後端が係止部 3に回動自在に回動自在に取り付けられ、先端に首輪係止部5aを備えている。 そして、この首輪係止部5aに犬等の首輪が係脱自在に係止されることによって 本願考案のドッグトゥケーブル1が犬等に繋がれる。
【0016】 把持部4は、接続部22の後端部を折り曲げ成形することにより、人間の手が 入る程度の大きさの輪状に形成されている。この折り曲げに際しても係止部3と 同様に直線状に形成された接続部22の端部を成形すれば良く、容易に行うこと ができる。又、この把持部4は、合成樹脂からなる把持用被覆部材41によって 輪状部全体が覆われ、手で持ち易いようになされている。
【0017】 以上のように構成することにより、犬等が所定の範囲を自在に動くことができ 、人間が共に走らなくとも犬等を運動させることができる。しかも、伸縮部20 の伸縮によってケーブル本体2が犬等に絡むようなことがない。又、犬等が急に 走りだした場合でも、ケーブル本体2が伸びきることに伴う衝撃力を受けるよう なことがなく、犬等を傷めることを防止できる。一方、ケーブル本体2が伸ばさ れると縮まろうとする弾性力がかかるため、犬等はこの弾性力を受けることによ り首が起こされ、その結果、犬等に姿勢の良い癖をつけることができる。
【0018】 次に、他の実施例について図4に基づき説明する。 この実施例におけるドッグトゥケーブル1のケーブル本体2及び係止部3は、 先の実施例のそれらと同一構成を採るが、後端側に、把持部4に代え、ケーブル 係止部材6が設けられている。このケーブル係止部材6は、環状部61を有し、 この環状部61が、所定位置に張られたロープ部材(図示せず)に通されること によってロープ部材を一端側から他端側に摺動できるようになされる。こうする ことにより、係止部3側に繋がれた犬等は、所定位置に張られたロープの長さの 範囲、前後方向に広範囲に渡って運動することができる。
【0019】 尚、この実施例では、伸縮部20の左右両側に直線状からなる接続部21、2 2を設けるようにしているが、何れか一方側にのみ設け、あるいは両側とも設け ずにケーブル本体2を伸縮部20のみから構成するようにしても良い。 又、係止部3又は把持部4は、本実施例のようにケーブル本体2から延設され るものに限らず、別体のものから構成し、ケーブル本体2の端部に接続するよう にしても良い。
【0020】
【考案の効果】
以上、実施例で述べたように本願の第1の考案は、ケーブル本体の伸縮部によ って、犬等が体を傷める等の支障なく適宜運動することができる。しかも、伸縮 部の弾性力によって犬等に姿勢の良い癖をつけることもできるものとなる。
【0021】 又、本願の第2の考案は、本願第1の考案の効果に加え、ケーブル本体全体を 無荷重状態で一本の直線状を呈するものとすることにより、ケーブル本体の端部 が引っ張られるとケーブル本体が直線状に伸び、その荷重が除かれると元の直線 状に戻すことができ、伸縮部の伸縮に際し、伸縮部を形成する輪状部同士が絡み ついてしまうようなことを防止できる。又、外観的にも優れたものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の一実施例の側面図である。
【図2】伸縮部が伸びた状態の側面図である。
【図3】伸縮部と接続部との境界部の要部拡大説明図で
ある。
【図4】他の実施例の側面図である。
【符号の説明】
1 ドッグトゥケーブル 2 ケーブル本体 3 係止部 4 把持部 20 伸縮部 21、22 接続部 23 輪状部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状のケーブル本体(1) と、ケーブル
    本体(1) の一端側に配設される係止部(3) とを備え、 この係止部(3) が、犬等の動物を繋ぐ繋ぎ具(5) と係止
    できる係止手段を備え、 ケーブル本体(1) が、ワイヤーから構成され、適宜位置
    にこのケーブル本体(1) を長手方向に伸縮させる伸縮部
    (20)を備え、 この伸縮部(20)が、長手方向に並設された複数の輪状部
    (23)…(23)からなり、これらの輪状部(23)…(23)が、ワ
    イヤーを順次複数回、巻回成形することによって伸縮部
    (20)がコイル状をなすように形成され、 この輪状部(23)…(23)により、伸縮部(20)が外部からの
    力を受けるに伴い輪状部(23)…(23)が変形することによ
    ってケーブル本体(1) の長さが伸長し、その力の除去に
    伴い伸縮部(20)の有する弾性力により伸長したケーブル
    本体(1) が縮んで元の状態に戻るようになされたもので
    あることを特徴とするドッグトゥケーブル。
  2. 【請求項2】 上記ケーブル本体(1) が、伸縮部(20)
    と、接続部(21)(22)とを備え、 接続部(21)(22)が、ワイヤーを直線状に成形することに
    より形成されてなり、この接続部(21)(22)が、伸縮部(2
    0)の端部から略直角に折り曲げ成形されることにより伸
    縮部(20)の長手方向に沿って伸縮部(20)から延設され、 これらの伸縮部(20)と接続部(21)(22)とにより、ケーブ
    ル本体(1) 全体が無荷重状態で一本の直線状を呈するも
    のとされたことを特徴とする請求項1記載のドッグトゥ
    ケーブル。
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